JPH021801B2 - - Google Patents

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JPH021801B2
JPH021801B2 JP4247186A JP4247186A JPH021801B2 JP H021801 B2 JPH021801 B2 JP H021801B2 JP 4247186 A JP4247186 A JP 4247186A JP 4247186 A JP4247186 A JP 4247186A JP H021801 B2 JPH021801 B2 JP H021801B2
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Mitsutoshi Narasaki
Yoshio Mikawa
Hisao Morita
Takayoshi Fujisaki
Masakazu Yamamoto
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Eezai Kk
MIKASA KAGAKU KOGYO KK
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Eezai Kk
MIKASA KAGAKU KOGYO KK
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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、家畜動物(牛、馬、めん羊、山羊、
豚、鶏及び犬猫等)の飼育に際し、その生育を害
する昆虫、ダニ類を防虫殺虫する、動物の治療を
主目的としない動物用殺虫剤に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 動物害虫としては、吸血害虫たるマダニ、ワク
モ、サシダニ等のダニ類、アブ、サシバエ、ヌカ
カ、シラミ、ノミ等の昆虫類、畜産環境衛生害虫
たるハエ、蚊、ゴキブリ等があげられる。これら
害虫の防除薬剤としてはピレトリン、アレスリ
ン、テトラメスリン、レスメトリン、フエノトリ
ン等のピレスロイド系殺虫剤、クマホス、トリク
ロルホン、ジクロルボス、フエニトロチオン、ナ
レド、マラサイオン、カルクホス、フエニクロホ
ス、プロチオホス等の有機燐剤、カルバリル、プ
ロポクスール、オルト―sec―ブチルフエニル―
N―メチルカーバメート(以下BPMCと略記す
る)等のカーバメートが用いられている。又ピレ
スロイド系化合物に、オクタクロルジプロピルエ
ーテル〔1,1―オキシビス―(2,3,3,3
―テトラクロルプロパン)以下S―421と略記す
る〕、ピペロニルブトキシド、N―(2―エチル
ヘキシル)―1―イソプロピル―4―メチルビシ
クロ(2,2,2)―オクト―5エン―2,3―
ジカルボキシイミド、N―(2―エチルヘキシ
ル)―ビシクロ―(2,2,1)―ヘプタ―5エ
ン―2,3―ジカルボキシイミド等の共力剤を配
し殺虫力を強くしたもの、忌避剤又は誘引剤を加
えて防除効果を上げるものが動物用殺虫剤として
使用されている。このように動物用殺虫剤として
は、一つの殺虫剤又は共力剤、忌避剤又は誘引剤
単独のものは殆どなく、各々複数成分の混合剤が
大勢を占めている。しかし本発明のBPMCとS
―421との混合剤は未だ動物用殺虫剤として使用
されておらず、かかる各種の特徴を有する混合剤
は農林業に関する農業薬剤の分野でも知られてい
ない。ただ、ピレトリン、アレスリン及びフタル
スリン(テトラメスリン)の1種又は2種と1―
ナフチル―N―メチルカーバメート又はフエニル
―N―メチルカーバメートの一方とオクタクロル
ジプロピルエーテルとを有効成分とする一般害虫
に対する効力相乗性と人畜低毒性の殺虫剤は従来
の技術として開示されている(特開昭48−61633
号公報)。 また2,3,3,2′,3′,3′―ヘキサクロル―
ジアリルエーテル〔1,1―オキシビス―(2,
3,3―トリクロルプロペン―2)〕又は2,3,
3,3,2′,3′,3′,3′―オクタクロルジプロル
エーテル〔1,1―オキシビス―(2,2,3,
3―テトラクロルプロパン)〕、(S―421)が稲作
病害、土壌処理剤として開示されている(特開昭
53−148524号公報)。 この技術の詳細な説明の中には農薬製剤一般基
本技術として、他の殺虫剤としてカーバメート系
殺虫剤の混用が可能とされているが、BPMCの
併用は全く記載されてなく、且つこの2種のハロ
ゲン化アルキルエーテルは動物用吸血、非吸血害
虫いずれにも全く殺虫力を示さない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 家畜動物害虫は、他の衛生害虫や農林作物害虫
等と本質的に異なり、その栄養源を家畜の吸血に
よりとるマダニ、ワクモ、サシダニ、ノミ、シラ
ミ、アブ、サシバエ、ヌカカ等ダニ類や昆虫類か
らなる。更に環境害虫たるハエ、蚊、ゴキブリ等
が畜産動物の排泄物及び飼料等に発生寄生する。 このように、畜体に吸血寄生する害虫の生態学
的研究又はその防除法の確立は、その研究に必要
な害虫生体固体の均一大量飼育が難しく、その面
での研究が他の農薬、防疫用薬剤の分野に比べて
非常に立ち遅れているのが現状である。更に家畜
動物に直接及ぼす毒性及びこれより得られる畜産
物への残留等非常に多くの試験が必要とされる。
この点BPMCはその殺虫力は勿論、更に肉類や
乳成分への残留移行等多くの試験がなされ、動物
用薬品としてその安全性が確かめられ実用化され
ているのである。現在かかる観点より動物用とし
て使用が認められている成分は、カーバメート系
殺虫剤としてはBPMCを始め、プロポクスール
及びカルバリルの3成分のみであるが、その殺虫
力と安全性からBPMCが最も適した成分である。
しかし、動物用殺虫剤の駆除対象となる抵抗性因
子を持つた害虫、例えばイエバエなどに対して
は、殺虫効果が充分でなく、また殺虫対象害虫ス
ペクトラムも未だ狭いものであつた。 特に抵抗性因子を持つた害虫、即ち単一種殺虫
剤処理による2種以上の殺虫剤に同時に抵抗性を
示すいわゆる交差抵抗性(cross―resistance)、
更に2種以上の殺虫剤処理により違伝的に出現す
る複合抵抗性(multiple―resistance)を持つた
害虫、例えば家畜環境衛生害虫であるイエバエに
関しては1953年頃よりDDTに、1965年よりは有
機燐剤に、1976年よりピレスロイド系殺虫剤に対
し落下仰転効果(kd効果)の劣る抵抗イエバエ
の出現が報告された。これは昆虫遺伝学的には、
第3染色体にあるDDTに対するkd効果遅効性遺
伝子(kdr遺伝子)を持つものは、そのDDTと化
学構造の全く異なるピレスロイド系殺虫剤にもノ
ツクダウン遅効性になる、いわゆる交差抵抗性を
示すものであると解明された。このように一つの
遺伝子が、複数の、しかも化学構造の全く異なつ
た種類のものの抵抗性となつて関与してくること
は、新しい殺虫剤が過去に使われた殺虫剤により
獲得した抵抗性遺伝子の他面的な作用発現のも
の、即ち交差抵抗性によるものである。このよう
なことはDDT,BHCの例のように、過去に使用
された殺虫剤に対する抵抗性発達の発生頻度が、
その使用中止により一時低下しているとき、新規
殺虫剤が始めはよく効くが直ちに抵抗性遺伝子の
発生頻度が上昇し、暫時にしてその殺虫剤として
実用的価値を失う現象となつてあらわれ、害虫防
除の現場では非常に混乱を起こすことになる。
又、更に1976年にはイエバエにつき一つの抵抗性
遺伝子kdr因子の複対立遺伝子としてsuper―kdr
因子と呼ばれるものを持つた個体群があらわれ、
ピレスロイド系殺虫剤に更に強い抵抗性を持つも
のさえ出現したと言われている。又、アカイエ幼
虫に対しても、1967年には一部有機燐系殺虫剤に
対しそのLD50(半数致死濃度)が感受性HI系のそ
れとの比率、即ち抵抗性比が10以上にもなつた
NA種が出現し、これがピレスロイド剤に対して
も交差抵抗性を示すと言われ問題になつた。 かかる各種の複雑な抵抗性因子はイエバエのみ
に限らず、同じイエバエ科(Musicidae)のクロ
イエバエ、(Musca benzzii)、ノイエバエ(M.
hervel)、コイエバエ(M.tempesliva)、セジロ
ハナバエ(M.Saishueosis)等放牧牛に集来して
環境を悪化させるもの、吸血性のサシバエ
(Stomoxys caleitrans)にも遺伝子因子として
出現し、ますますその防除を困難にする問題があ
つた。 本発明は、以上の問題、抵抗因子を持つ害虫並
びに動物の生育を害する多種の害虫に対し強力な
殺虫効果を有し、かつまた害虫スペクトラムが広
く、人畜に対し全く無害、魚毒性の少ない、殺虫
剤を提供することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者等はBPMCの優れた殺虫力を増強す
ると同時に、殺虫対称害虫スペクトラムを拡げる
ため種々の効力共力剤を試験、研究したところβ
位以上の高位に置換されたクロル原子を有するア
ルキルエーテルの一つとして既に動物用殺虫共力
剤として毒性面で安全とされているS―421を配
合する種々特徴のある動物用殺虫剤を得ることを
見い出し、更に抵抗性因子を持つた害虫に対して
も強力な殺虫力を有する、他の薬剤に見られない
特点を持つ人畜特性、魚毒性の少ない薬剤である
ことを見い出し本発明を完成した。 本発明はBPMCとS―421とを含有してなるこ
とを特徴とする動物用殺虫剤である。 本発明に使用するBPMCは、低級モノアルキ
ルフエニル―N―メチルカーバメート系殺虫剤
で、そのモノアルキル基の結合位置が殺虫力が強
いとされるオルト位にあり、セカンダリーブチル
基を有する。このオルト置換低級アルキル誘導体
のうち、BPMCは融点が最も低く、純品で32℃、
工業品グレード原体では30゜以下で常温では殆ど
液状を呈する。そのアルキル基及び融点を示せ
ば、(メチル、―CH3,101〜2℃)、(エチル―
C2H5、76〜7℃)、〔イソプロピル、―CH
(CH32、96〜7℃〕、〔tert―ブチル、―C
(CH33、96〜6℃〕である。又、特開昭48−
61633号公報に示された1―ナフチル―N―メチ
ルカーバメートは142℃及びフエニル―N―メチ
ルカーバメートは85〜6℃の融点を示す。このよ
うにBPMCはこれ等カーバメート系殺虫剤のう
ち最も融点が低く、その本来の殺虫力の大きさと
共に殺虫剤の製剤面での数々の大きな利点がある
のが特徴であるが、他の物理化学的特性は次の通
りである。 即ち沸点115〜6℃/0.02mmHg、蒸気圧3.0mm
Hg/130℃、引火点142℃、比重d30 4:1.041、粘
度250CPS(35℃)、比熱0.42cal/g・℃)融解熱
25〜30Kcal/Kg、熱伝導度0.15Kcal/M・HR
℃、弱酸性で安定、強酸性アルカリで不安定。
又、20℃における溶解度(%)は水に対しては
10ppm以下、ヘキサン16.6、メチノール、エタノ
ール、ベンゼン各々100以上、酢酸エチル、エー
テル、アセトン、クロロホルム各々200以上で、
更に本発明の他成分S―421、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、N―メチルピロリ
ドン等には自由に混和する。ヘキサン易溶である
ことは、脂肪族飽和炭化水素例えば灯油等にも易
溶で、液状製剤製造に有利で且つS―421に自由
に混和できることは害虫致死の作用点への移行を
容易にし、結果的に強力な殺虫力をあらわすもの
である。 又、S―421は化学名1,1―オキシビス(2,
3,3,3―テトラクロルプロパン)で1958年
Adolphi.H.によつてピレトリンの共力剤として
発表さた。〔Pyrethrum post43(1958)〕このS―
421(沸点144〜150℃/1mmHg)又は、1,1―
オキシビス(2,3,3―トリクロルプロペン―
2)(沸点90.5〜91.8℃)と共にイエバエに対す
る殺虫共力剤としてピレトリンやアレスリンある
いはロテノンの共力剤として効果があり、本発明
のS―421の代わりに後者も利用できる。しかし、
前者の方が抵抗性害虫に対する殺虫力が大であ
る。 S―421はパラホルムアルデヒドとトリクロル
エチレンより塩酸、三塩化アルミニウムを触媒と
して30℃で反応させたり、トリクロルエチレンと
ジクロルメチルエーテルとをジクロルメタン中で
三塩化アルミニウムの存在で合成される無色の液
体である。比重1.64〜1.66(20℃)、屈折率n20 D1.52
〜1.53、引火点177℃、急性毒性:経口LD50(8日
間)ラツト約4.1g/Kg、、マウス約5.8g/Kgの
毒性の少ない安定な化合物で、水には殆ど溶けな
いが、あらゆる型の有機溶剤特に脂肪族炭化水素
によく溶けることは本発明の液状製剤を容易に製
造出来る特徴を有することが、製剤化特に製剤安
定性、他殺虫殺菌成分との混用性及び経済性に大
いに利するのである。 本発明は係る特性を有するBPMCとS―421の
混合剤で、その使用製剤形態は、粉剤、微粒剤、
粒剤、錠剤、水和剤、乳化水和剤、乳化粒剤、油
剤、ゾル剤、乳剤、エアゾール剤、ペースト剤、
燻煙剤等あらゆる便宜的形態を成分安定剤、物性
改良剤又はピペロニルブトキサイド等他の効力増
強共力剤と併用して製造しうるものである。 又、他の活性殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植物生
長調整剤、肥料、土壌改良剤等も含有させること
ができる。 BPMCとS―421の配合割合は好適には1:0.5
〜10で配合すると、充分その相乗効果を奏するこ
とができる。 次に本発明の実施例及びその効果を示す試験例
をあげる。 実施例 1 BPMC2g、S―421 3g、無水硝酸(45μm
以下)2.5g、リン酸0.2g、カオリン(45μm以
下)を粉砕した92.3gを混合粉砕して粉剤を得
る。 実施例 2 BPMC3g、S―421 3g、イソプロピルアシ
ツドフオスフエート0.3gを軽石粒(0.297〜0.105
mm)92.7gに含浸させパーライト微粉末(45μm
以下)1gを粉衣して微粒剤を得る。 実施例 3 BPMC0.2g、S―421 1.0gを灯油に溶かし
100mlとして油剤を得る。 実施例 4 BPMC20g、S―421 30g、乳化剤(ポリオ
キシエチレンノニルフエニルエーテル40%、ポリ
オキシエチレンスチリルフエニルエーテル25%、
ドデシルベンゼンスルフオン酸カルシウム35%の
混合物)8g、灯油12g、キシレン30gを混合均
一にして乳剤を得る。 実施例 5 BPMC2g、S―421 20g、乳化剤(実施例4
と同じ)5gの混合液をパーライト微粉末
(63μm以下)55gに含浸粗砕して乳化水和剤を得
る。 実施例 6 BPMC20g、S―421 20g、乳化剤(実施例
4と同じ)1.5gの混合液をポリビニルアルコー
ル(低粘度部分ケン化物)3%及びアルギン酸ナ
トリウム1%、水96%の均一溶解分散水溶液58.5
gに混合乳化させてゾル剤とする。 実施例 7 BPMC4g、S―421 6gの混合液を無水硅酸
(63μm以下)5%、リグニンスルフオン酸ソーダ
1%、ベントナイト30%、ポリオキシエチレンフ
エニルフエノール硫酸ナトリウム0.5%、カオリ
ン63.5%の混合粉末に、加水造粒(0.7mm以下)
風乾した基粒90gに浸漬して粒剤を得る。 試験方法並びに結果 本発明の効果を各々供試害虫を変えて試験し説
明する。なお、比較例1〜7は実施例1〜7の
夫々の配合組成においてS―421のかわりに夫々
増量賦形剤を代替して得たもので、本発明の動物
用殺虫剤の実施例1〜7との殺虫効果の比較に供
した。 試験例 1 (アブに対する殺虫試験) 1 供試虫 ニツポンシロアブ(Tabancs nipponicus)
雌成虫 2 試験法 試験当日牧野にてトラツプで採取したアブを
ドライアイスで麻酔し、翅を切り取り各区10匹
ずつ供試処理した。即ちベルジヤダスター鍾内
で、直径8cm、約200mlのポリカツプに供試虫
10匹を入れ、1m2当たり5g、3g及び1gを
散粉或いは散粒した後、ポリカツプを取出し、
5%蔗糖水を脱脂綿に浸したものを与え、20
℃、70%RHに放置して6,12及び24時間後の
死虫率を求め、無処理区の結果を用いアボツト
の補正式で死虫率(%)を算出した。 3 試験結果
【表】
【表】 試験例 2 (ダニに対する殺虫試験) 1 供試虫 和牛のフタトゲチマダニ (Haemaphysalis longicornics) 2 試験法 各濃度の希釈液をスポンジを用いて放牧中の
黒色和牛雌成体に全体塗布した。塗布前と2日
及び6日後牛体を左片面頚部2か所(静脈上部
及び静脈部)と口腔周囲に5×5cmの区画を定
めてその中の体毛を刈取り、表皮に生息する虫
数を10匹を単位として概数を調査し、その合計
生息虫数を算出し、各濃度の殺ダニ効果を見
た。無処理区及び各濃度液区には夫々成牛1頭
をあてて試験した。 3 試験結果
【表】
【表】 試験例 3 (イエバエに対する殺虫試験) 1 供試虫 群馬系ピレスロイドノツクダウン抵抗性種
(kdr種と略記) 伝研系ピレスロイド感受性種(S種と略記) 2 試験方法 継続接触法によつた。即ち25℃恒温室内でペ
トリシヤーレ(径9cm、高さ2cm)内に円形濾
紙(径9cm)を敷き、供試油剤0.32mlを(1m2
当り50mlの割合)を滴下する。風乾30分後に供
試虫10匹を放虫し、残渣面に供試虫を接触させ
る。次に経過時間に伴う仰転率(%)により
KT50値(半数仰転時間)(分)をプロビツト法
により求める。更にそのまま接触を続け、24時
間後の死虫数を調査し、アボツトの補正式を用
いて死虫率(%)を算出する。 3 試験結果
【表】 試験例 4 (ブタジラミに対する殺虫試験) 1 供試虫 各区ランドレース種豚雌10頭、雄10頭 成豚
に発生したブタジラミ(Heamatopinus suis) 2 試験方法 各区夫々の希釈した供試薬液を豚体全体に噴
霧した。各区薬液は充分に均一になるよう噴霧
した。散布1日及び7日後生息数を達観調査し
た。 3 試験結果
【表】 試験例 5 (アカイエカ終令幼虫に対する殺虫試験) 1 供試虫 尼崎系有機燐剤抵抗性種(NA系種と略記) 日吉系感受性種(HI系と略記) (Culex pipiens pallens) 2 試験法 25℃恒温室内で腰高シヤーレ(径9cm、高さ
7.5cm)に水使用の各濃度希釈液を200ml入れ、
その中にアカイエカ終令幼虫を10匹宛て放飼
し、24時間後の死虫率(%)を調査した。各区
3回繰返した。 3 試験結果
【表】 試験例 6 (牧野ダニに対する殺虫試験) 1 供試虫 牧野に発生したフタトゲチマダニ (Haemaphysalis longicornis) 2 試験法 主としてオーチヤードグラス、イタリアンラ
イグラス及びトールオートグラスが繁茂する人
工草地に1区10aの試験区を設け、1ha.30Kgの
割で背負式動力散粉あるいは散粒機により薬剤
散布を行なつた。供試薬剤の牧野ダニに対する
駆除効果の判定は、白ネル(80cm×100cm)を
各試験区の対角線上を曳行し、これに付着した
ダニの数により効果の判定を行なつた。 3 試験結果
【表】
【表】 以上の試験結果より、本発明は各種畜産動物害
虫に対し強力な相乗性を有する殺虫効果が大であ
ると同時に、各種殺虫剤に対し複雑な遺伝因子を
持つた害虫にも優れた防除効果を有する動物用殺
虫剤であることが明らかである。 又、本発明は農林業用の農薬としても優れ、以
下参考試験例を示す。 参考試験例 (抵抗性ニカメイチユウに対する殺虫試験) 1 供試虫 香川系有機燐剤抵抗性種(R−p種と略記) 有機燐剤感受性種(S−p種と略記) 2 試験方法 一万分の1アールポツトに5茎の水稲を水深
1〜2cmの湛水状態で栽培したものに供試粒剤
30mgを施用する。施用後3日目に供試虫フ化幼
虫を食入させ、食入後5日後に葉鞘中のニカメ
イチユウの生死を調査し死虫率(%)を算出し
た。 3 試験結果
〔発明の効果〕
本発明の動物用殺虫剤は動物害虫の吸血害虫、
畜産環境衛生害虫に対し広い殺虫対称害虫スペク
トラムを有し、その殺虫効果もすぐれ、更に防除
に多くの困難を有している抵抗性因子を持つ害虫
に対しても強力な殺虫効果を有し、かつ人畜毒
性、魚毒性の少ない動物用殺虫剤である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オルト―sec―ブチルフエニル―N―メチル
    カーバメート及び1,1―オキシビス―(2,
    3,3,3―テトラクロルプロパン)を含有して
    なることを特徴とする動物用殺虫剤。
JP4247186A 1986-02-26 1986-02-26 動物用殺虫剤 Granted JPS62198605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4247186A JPS62198605A (ja) 1986-02-26 1986-02-26 動物用殺虫剤

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JP4247186A JPS62198605A (ja) 1986-02-26 1986-02-26 動物用殺虫剤

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Publication Number Publication Date
JPS62198605A JPS62198605A (ja) 1987-09-02
JPH021801B2 true JPH021801B2 (ja) 1990-01-12

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