JPH02182197A - 光学活性1,1′‐ビナフトールの製造方法 - Google Patents
光学活性1,1′‐ビナフトールの製造方法Info
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- JPH02182197A JPH02182197A JP20089A JP20089A JPH02182197A JP H02182197 A JPH02182197 A JP H02182197A JP 20089 A JP20089 A JP 20089A JP 20089 A JP20089 A JP 20089A JP H02182197 A JPH02182197 A JP H02182197A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は不斉合成や光学分割の為の不斉源として重要な
化合物である光学活性1,1′−ビナフトールの製造方
法に関する。
化合物である光学活性1,1′−ビナフトールの製造方
法に関する。
不斉合成や光学分割の為の不斉源として重要な化合物で
ある2、2′−位に置換基として水酸基をもつ1,1′
−ビナフトールは軸不斉を有するためにビナフチル結合
軸に対して2組のナフタレン環同士の回転が極度に阻害
され、軸不斉に由来する光学異性体Is、 IRが安定
に存在し、互に鏡像体の関係にある安定な光学活性体を
形成する。
ある2、2′−位に置換基として水酸基をもつ1,1′
−ビナフトールは軸不斉を有するためにビナフチル結合
軸に対して2組のナフタレン環同士の回転が極度に阻害
され、軸不斉に由来する光学異性体Is、 IRが安定
に存在し、互に鏡像体の関係にある安定な光学活性体を
形成する。
従来、このような光学活性1,1′−ビナフトールを得
る方法としては(1)クロマトグラフ分離法を利用する
方法(J、Amer、Chem、 、 103,396
4.1981) (2)ビナフトール銅(II)−アミ
ン錯体を用いた不斉合成法(Tetrahedron
、 41 、3313 、1985) (3)光学活性
スルホキシドを用いた包接化法(Chem、Lett、
、2085.1984) (4)特定の微生物を用いる
ビナフトールのジ酢酸エステルの不斉加水分解法(J、
Chem、Soc、 、Chem、commun、、1
333.1985)(5)ビナフトールのジ酢酸エステ
ルの酵素的不斉加水分解法(特開昭63−148996
号公報)(6)環状リン酸エステルを天然アルカロイド
(キニン、キニジン)でジアステレオマーとし、再結晶
化により光学分割を行なう方法(76jrahedro
n、Lett、、4617.1971)等が知られてい
る。
る方法としては(1)クロマトグラフ分離法を利用する
方法(J、Amer、Chem、 、 103,396
4.1981) (2)ビナフトール銅(II)−アミ
ン錯体を用いた不斉合成法(Tetrahedron
、 41 、3313 、1985) (3)光学活性
スルホキシドを用いた包接化法(Chem、Lett、
、2085.1984) (4)特定の微生物を用いる
ビナフトールのジ酢酸エステルの不斉加水分解法(J、
Chem、Soc、 、Chem、commun、、1
333.1985)(5)ビナフトールのジ酢酸エステ
ルの酵素的不斉加水分解法(特開昭63−148996
号公報)(6)環状リン酸エステルを天然アルカロイド
(キニン、キニジン)でジアステレオマーとし、再結晶
化により光学分割を行なう方法(76jrahedro
n、Lett、、4617.1971)等が知られてい
る。
しかしながら、(1)のクロマトグラフによる分離法は
操作が煩雑であるはかりでなく、得られる光学活性体の
純度が低く、また(2)及び(3)の方法は工程が複雑
であり、また光学活性体の収率や純度があまり高くなく
、実用的な方法と呼べるものではない。
操作が煩雑であるはかりでなく、得られる光学活性体の
純度が低く、また(2)及び(3)の方法は工程が複雑
であり、また光学活性体の収率や純度があまり高くなく
、実用的な方法と呼べるものではない。
また、(4)及び(5)のビナフトールの酢酸ジエステ
ルを微生物や酵素を用いて加水分解する方法は高純度の
光学活性体を得ることができるが、(4)の方法は反応
濃度が非常に低く、また反応時間も10日以上かかるの
で効率的な方法とはいえず、また(5)の方法は酵素を
固定化などの手法で不溶化しなければ回収再利用できな
いといった難点がある。
ルを微生物や酵素を用いて加水分解する方法は高純度の
光学活性体を得ることができるが、(4)の方法は反応
濃度が非常に低く、また反応時間も10日以上かかるの
で効率的な方法とはいえず、また(5)の方法は酵素を
固定化などの手法で不溶化しなければ回収再利用できな
いといった難点がある。
また(6)のリン酸エステルを天然アルカロイドで光学
分割する方法は操作が繁雑であり、更に大量生産の場合
、天然アルカロイドの人体の影響が問題となってくる。
分割する方法は操作が繁雑であり、更に大量生産の場合
、天然アルカロイドの人体の影響が問題となってくる。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは光学活性1,1′
−ビナフト−ルを高選択的にかつ短時間で得ることがで
き、しかも操作も簡便で工業的に極めて有利な光学活性
l、1′−ビナフトールの製造法を提供することにある
。
のであって、その目的とするところは光学活性1,1′
−ビナフト−ルを高選択的にかつ短時間で得ることがで
き、しかも操作も簡便で工業的に極めて有利な光学活性
l、1′−ビナフトールの製造法を提供することにある
。
本発明者らは、上記目的に適合する工業的に有利な光学
活性l、1′−ビナフトールの製造法を鋭意検討した結
果、1,1′−ビナフトールを有機溶媒中、リパーゼの
存在下でカルボン酸エノールエステルにより不斉エステ
ル化すれば高選択的に光学活性1.1′−ビナフトール
が得られることを知見した。
活性l、1′−ビナフトールの製造法を鋭意検討した結
果、1,1′−ビナフトールを有機溶媒中、リパーゼの
存在下でカルボン酸エノールエステルにより不斉エステ
ル化すれば高選択的に光学活性1.1′−ビナフトール
が得られることを知見した。
本発明はかかる知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明によれば1,1′−ビナフトールをリ
パーゼの存在下、有機溶媒中でカルボン酸エノールエス
テルにより不斉エステル化することを特徴とする光学活
性1,1′−ビナフトールの製造法が提供される。
パーゼの存在下、有機溶媒中でカルボン酸エノールエス
テルにより不斉エステル化することを特徴とする光学活
性1,1′−ビナフトールの製造法が提供される。
本発明でいう光学活性1,1′−ビナフトールとは、下
記に示されるような構造式を有しており、ISで示され
る(S)−1,1’−ビナフトールとIRで示される(
R) 1 、1’−ビナフトール単独の物質か、または
両者を不均等な割合で含有する混合物を意味する。
記に示されるような構造式を有しており、ISで示され
る(S)−1,1’−ビナフトールとIRで示される(
R) 1 、1’−ビナフトール単独の物質か、または
両者を不均等な割合で含有する混合物を意味する。
(Is) (IR)本発明で用いる
原料は1,1′−ビナフトールのラセミ体であるが、こ
のものは、たとえば2−ナフトールと塩化第2鉄を用い
て酸化的に2量化することにより合成される。
原料は1,1′−ビナフトールのラセミ体であるが、こ
のものは、たとえば2−ナフトールと塩化第2鉄を用い
て酸化的に2量化することにより合成される。
本発明で用いるリパーゼは不斉エステル化反応における
触媒的効果を発揮するものである。
触媒的効果を発揮するものである。
本発明で好ましく使用されるリパーゼの具体例を例示す
ると、緑膿菌由来のリボプロティンリパーゼ、豚すい臓
リパーゼ、キャンデイダ属由来の酵母リパーゼ、アスペ
ルギルス属、ムコール属、シュードモナス属由来の菌体
リパーゼ等のリパーゼ類が挙げられる。これらの中で緑
膿菌由来のリポプロティンリパーゼが反応性などの点で
好ましい。これらのリパーゼは精製品でも粗製品でも良
く、その形態としては、粉末状又は顆粒状のいずれも使
用することが出来る。
ると、緑膿菌由来のリボプロティンリパーゼ、豚すい臓
リパーゼ、キャンデイダ属由来の酵母リパーゼ、アスペ
ルギルス属、ムコール属、シュードモナス属由来の菌体
リパーゼ等のリパーゼ類が挙げられる。これらの中で緑
膿菌由来のリポプロティンリパーゼが反応性などの点で
好ましい。これらのリパーゼは精製品でも粗製品でも良
く、その形態としては、粉末状又は顆粒状のいずれも使
用することが出来る。
更に、固定化担体、例えばポリスチレン、ポリプロピレ
ン、デンプン、グルテン等の高分子や、活性炭、多孔性
ガラス、セライト、ゼオライト、カオリナイト、ベント
ナイト、アルミナ、シリカゲル、ヒドロキシアパタイト
、リン酸カルシウム、金属酸化物等の無機材料等に、上
記リパーゼを物理的吸着法により担持固定化した固定化
リパーゼ等を乾燥して利用することも出来る。また、反
応終了後、反応液より濾取回収されたリパーゼは十分な
活性及び反応の立体選択性を保持しているため、繰返し
再使用することが可能である。更に連続反応用としての
使用も可能である。
ン、デンプン、グルテン等の高分子や、活性炭、多孔性
ガラス、セライト、ゼオライト、カオリナイト、ベント
ナイト、アルミナ、シリカゲル、ヒドロキシアパタイト
、リン酸カルシウム、金属酸化物等の無機材料等に、上
記リパーゼを物理的吸着法により担持固定化した固定化
リパーゼ等を乾燥して利用することも出来る。また、反
応終了後、反応液より濾取回収されたリパーゼは十分な
活性及び反応の立体選択性を保持しているため、繰返し
再使用することが可能である。更に連続反応用としての
使用も可能である。
リパーゼの使用量は1,1′−ビナフトールのハーフエ
ステルに対して、1〜10倍量(重電比として、以下同
じ)が好ましく、特に4倍量が最適である。
ステルに対して、1〜10倍量(重電比として、以下同
じ)が好ましく、特に4倍量が最適である。
本発明の不斉エステル化反応に用いられるカルボン酸エ
ノールエステルは、脂肪族カルボン酸とエノールの縮合
エステルである。この場合、脂肪族カルボン酸としては
炭素数2〜8の脂肪族力ルボン酸、たとえは酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸などが挙げられ、エノール型アルコール
としてはビニルアルコール、イソプロペニルアルコール
等か挙げられる。
ノールエステルは、脂肪族カルボン酸とエノールの縮合
エステルである。この場合、脂肪族カルボン酸としては
炭素数2〜8の脂肪族力ルボン酸、たとえは酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸などが挙げられ、エノール型アルコール
としてはビニルアルコール、イソプロペニルアルコール
等か挙げられる。
本発明においては、カルボン酸エノールエステルとして
は何れのものも′使用できるが、合成の容易性、入手し
易さからみて酢酸イソプロペニル、酢酸ビニルあるいは
酪酸ビニルなどを用いることが望ましい。
は何れのものも′使用できるが、合成の容易性、入手し
易さからみて酢酸イソプロペニル、酢酸ビニルあるいは
酪酸ビニルなどを用いることが望ましい。
カルボン酸エノールエステルの使用量は、1,1′−ビ
ナフトールのラセミ体に対して0.5〜30当量が適当
である。
ナフトールのラセミ体に対して0.5〜30当量が適当
である。
本発明方法で用いるカルボン酸エノールエステルは1,
1′−ビナフトールをアシル化した後、対応するケトン
又はアルデヒドとなるものであるが、この場合生成した
ケトン又はアルデヒドは再度、反応系内でアシル化反応
を受けることがないので従来のエステル交換反応のよう
に平衡反応(可逆反応)とならず、反応が右側に不可逆
的に進行するため短時間に反応が完結し、光学活性体を
効率的に得ることが可能となる。
1′−ビナフトールをアシル化した後、対応するケトン
又はアルデヒドとなるものであるが、この場合生成した
ケトン又はアルデヒドは再度、反応系内でアシル化反応
を受けることがないので従来のエステル交換反応のよう
に平衡反応(可逆反応)とならず、反応が右側に不可逆
的に進行するため短時間に反応が完結し、光学活性体を
効率的に得ることが可能となる。
不斉エステル化反応に用いる有機溶媒に特に制限はない
が、非プロトン性有機溶媒が好適に使用される。非プロ
トン性有機溶媒を具体的に例示すると、n−へブタン、
n−ヘキサン、n−へブタン等の直鎖型炭化水素、イソ
ブタン、イソペンタン、2−メチルペンタン等の分枝鎖
型炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環
式炭化水素、二塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、トリクロロエタン等の含ハロゲン
炭化水素、ベンゼン、1〜ルエン、キシレン、クメン、
シメン、メシチレン、ジイソプロピルベンゼン等の芳香
族炭化水素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、n−ジブチルエーテル等の脂肪族エーテル、テトラ
ヒドロフラン、テトラヒドロピラン等の脂環式エーテル
等が挙げられるが、その中でもイソプロピルエーテルや
四塩化炭素がより適当である。また、本発明においては
これらの非プロトン性有機溶媒を用いずに不斉エステル
化反応に使用するカルボン酸エノールエステルを有機溶
媒として単独で用いても何ら差し支えない。
が、非プロトン性有機溶媒が好適に使用される。非プロ
トン性有機溶媒を具体的に例示すると、n−へブタン、
n−ヘキサン、n−へブタン等の直鎖型炭化水素、イソ
ブタン、イソペンタン、2−メチルペンタン等の分枝鎖
型炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサン等の脂環
式炭化水素、二塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭
素、ジクロロエタン、トリクロロエタン等の含ハロゲン
炭化水素、ベンゼン、1〜ルエン、キシレン、クメン、
シメン、メシチレン、ジイソプロピルベンゼン等の芳香
族炭化水素、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、n−ジブチルエーテル等の脂肪族エーテル、テトラ
ヒドロフラン、テトラヒドロピラン等の脂環式エーテル
等が挙げられるが、その中でもイソプロピルエーテルや
四塩化炭素がより適当である。また、本発明においては
これらの非プロトン性有機溶媒を用いずに不斉エステル
化反応に使用するカルボン酸エノールエステルを有機溶
媒として単独で用いても何ら差し支えない。
反応温度はリパーゼの安定性からみて20〜50℃にし
ておくことが好ましいが、更に反応速度、副反応の抑制
の観点からみて25〜40℃の付近に設定しておくこと
が望ましい。反応時間は使用する原料や溶媒更にはりパ
ーザの種類によって異なるが一般には2〜14日間であ
る。
ておくことが好ましいが、更に反応速度、副反応の抑制
の観点からみて25〜40℃の付近に設定しておくこと
が望ましい。反応時間は使用する原料や溶媒更にはりパ
ーザの種類によって異なるが一般には2〜14日間であ
る。
本発明の方法を具体的に説明すると、前記した1、1′
−ビナフトールのラセミ体を三角フラスコにとりイソプ
ロピルエーテル、四塩化炭素、ベンゼン、トルエンなど
の非プロトン性有機溶媒に溶解せしめる。得られた溶液
に所定量のリパーゼとカルボン酸エノールエステルを加
え反応を行なう。
−ビナフトールのラセミ体を三角フラスコにとりイソプ
ロピルエーテル、四塩化炭素、ベンゼン、トルエンなど
の非プロトン性有機溶媒に溶解せしめる。得られた溶液
に所定量のリパーゼとカルボン酸エノールエステルを加
え反応を行なう。
反応後、リパーゼはろ過により容易に除去でき繰返し利
用することができる。ろ液を濃縮すると、反応生成物が
次の反応式のごとく得られる。
用することができる。ろ液を濃縮すると、反応生成物が
次の反応式のごとく得られる。
(1) (n) (III)
(IV)(R,R2;アルキル基) 本発明においては、ついで反応生成物から光学活性物質
、すなわち、光学活性ハーフエステルもしくは光学活性
1,1′−ビナフトールを分離する。
(IV)(R,R2;アルキル基) 本発明においては、ついで反応生成物から光学活性物質
、すなわち、光学活性ハーフエステルもしくは光学活性
1,1′−ビナフトールを分離する。
この場合、具体的な分離方法としては、例えば水難溶性
もしくは水不溶性有機溶媒と水との二相系による抽出操
作、カラムによる分離操作、蒸留による分離などが採用
される。
もしくは水不溶性有機溶媒と水との二相系による抽出操
作、カラムによる分離操作、蒸留による分離などが採用
される。
本発明は、前記構成からなるので、次に述べるような極
めて顕著な技術的効果を奏する。
めて顕著な技術的効果を奏する。
■本発明は、前記反応式に示されるように不可逆的にラ
セミの1,1′−ビナフトールから、光学活性の1,1
′−ビナフトールを高選択的に光学分割することができ
るので、高純度の光学活性体を短時間で効率的に製造す
ることが可能となる。■本発明は有機溶媒中で実施され
るので、反応系の酵素は溶解しないため、酵素と生成物
は濾過操作等の簡単な操作で分離、回収することができ
、しかも回収された酵素はそのまま再利用することが可
能である。
セミの1,1′−ビナフトールから、光学活性の1,1
′−ビナフトールを高選択的に光学分割することができ
るので、高純度の光学活性体を短時間で効率的に製造す
ることが可能となる。■本発明は有機溶媒中で実施され
るので、反応系の酵素は溶解しないため、酵素と生成物
は濾過操作等の簡単な操作で分離、回収することができ
、しかも回収された酵素はそのまま再利用することが可
能である。
従って、本発明方法は、たとえはプロスタクランデイン
、トメントールなどの光学活性体の製造工程における触
媒として有用な光学活性1,1′−ビナフトール誘導体
の製造方法として極めて有用なものである。
、トメントールなどの光学活性体の製造工程における触
媒として有用な光学活性1,1′−ビナフトール誘導体
の製造方法として極めて有用なものである。
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1
20m1の三角フラスコにラセミの2,2′−ジヒドロ
キシ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol)を
とり、イソプロピルエーテル50耐を加え溶解する。こ
れに酢酸ビニル6g(70mmol)と、リパーゼ(東
洋紡製)4gを加え40°Cに保ちながら毎分150r
pmで撹拌する。100時間後、反応液より酵素を濾過
除去した後、濾液を炭酸水素ナトリウム、IN−塩酸、
食塩水の順で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で溶媒を留去して油状物質を得た。これをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーを用いてクロロホルムを展
開溶媒にし、分画を行ない、RのハーフエステルとSの
1,1′−ビナフトールを得た。各々の、光学純度を測
定した所、Hのハーフエステルが95%([C1]”o
’+31.0、c 1.21、THF)、Sの1,1′
−ビナフトールが89%([a 式’−28,0、c
1.05、’r 11 F )であった。
キシ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol)を
とり、イソプロピルエーテル50耐を加え溶解する。こ
れに酢酸ビニル6g(70mmol)と、リパーゼ(東
洋紡製)4gを加え40°Cに保ちながら毎分150r
pmで撹拌する。100時間後、反応液より酵素を濾過
除去した後、濾液を炭酸水素ナトリウム、IN−塩酸、
食塩水の順で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で溶媒を留去して油状物質を得た。これをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーを用いてクロロホルムを展
開溶媒にし、分画を行ない、RのハーフエステルとSの
1,1′−ビナフトールを得た。各々の、光学純度を測
定した所、Hのハーフエステルが95%([C1]”o
’+31.0、c 1.21、THF)、Sの1,1′
−ビナフトールが89%([a 式’−28,0、c
1.05、’r 11 F )であった。
実施例2
20耐の三角フラスコにラセミの2,2′−ジヒドロキ
シ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol)をと
り、イソプロピルエーテルとアセトンの9:1の混合溶
液50m1を加え溶解する。これに酪酸ビニル8g(7
0mmol)と、リパーゼ(東洋紡製)4gを加え40
°Cに保ちながら毎分150rpmで撹拌する。300
時間後、反応液より酵素を濾過除去した後、濾液を炭酸
水素ナトリウム、IN−塩酸、食塩水の順で洗浄した後
、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去して油状
物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いてクロロホルムを展開溶媒にし、分画を行ない
、RのハーフエステルとSの1,1′−ビナフトールを
得た。各々の、光学純度を泪す定した所、Rのハーフエ
ステルが91%([α]o +41.9、C1,14、
TI(F)、Sの1,1′−ビナフトールが74%([
α]D25.2、c 1.10、THF)であった。
シ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol)をと
り、イソプロピルエーテルとアセトンの9:1の混合溶
液50m1を加え溶解する。これに酪酸ビニル8g(7
0mmol)と、リパーゼ(東洋紡製)4gを加え40
°Cに保ちながら毎分150rpmで撹拌する。300
時間後、反応液より酵素を濾過除去した後、濾液を炭酸
水素ナトリウム、IN−塩酸、食塩水の順で洗浄した後
、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去して油状
物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーを用いてクロロホルムを展開溶媒にし、分画を行ない
、RのハーフエステルとSの1,1′−ビナフトールを
得た。各々の、光学純度を泪す定した所、Rのハーフエ
ステルが91%([α]o +41.9、C1,14、
TI(F)、Sの1,1′−ビナフトールが74%([
α]D25.2、c 1.10、THF)であった。
実施例3
20耐の三角フラスコにラセミの2,2′−ジヒドロキ
シ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol)をと
り、イソプロピルエーテルとアセトンの9:1の混合溶
液50m1を加え溶解する。これにヘキサン酸ビニル1
g(70mmol)と、リパーゼ(東洋紡製)4gを加
え40℃に保ちながら毎分150rpmで撹拌する。3
00時間後、反応液より酵素を濾過除去した後、濾液を
炭酸水素ナトリウム、IN−塩酸、食塩水の順で洗浄し
た後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去して
油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーを用いてクロロホルムを展開溶媒にし、分画を行
ない、RのハーフエステルとSの1.1′−ビナフトー
ルを得た。各々の、光学純度を測定した所、Rのハーフ
エステルが91%([α]o+46.0.c 1.14
、TF)l)、Sの1,1′−ビナフトールが69%(
[α1D−23,4、c 1.07、刊F)であった。
シ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol)をと
り、イソプロピルエーテルとアセトンの9:1の混合溶
液50m1を加え溶解する。これにヘキサン酸ビニル1
g(70mmol)と、リパーゼ(東洋紡製)4gを加
え40℃に保ちながら毎分150rpmで撹拌する。3
00時間後、反応液より酵素を濾過除去した後、濾液を
炭酸水素ナトリウム、IN−塩酸、食塩水の順で洗浄し
た後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒を留去して
油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーを用いてクロロホルムを展開溶媒にし、分画を行
ない、RのハーフエステルとSの1.1′−ビナフトー
ルを得た。各々の、光学純度を測定した所、Rのハーフ
エステルが91%([α]o+46.0.c 1.14
、TF)l)、Sの1,1′−ビナフトールが69%(
[α1D−23,4、c 1.07、刊F)であった。
実施例4
201111の三角フラスコにラセミの2,2′−ジヒ
ドロキシ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol
)をとり、イソプロピルエーテルとアセトンの9:1の
混合溶液5mlを加え溶解する。これにオクタン酸ビニ
ル12g(70mmol)と、リパーゼ(東洋紡製)4
gを加え、40℃に保ちながら毎分150rpmで撹拌
する。300時間後、反応液より酵素を濾過除去した後
、濾液を炭酸水素ナトリウム、IN−塩酸、食塩水の順
で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒を
留去して油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーを用いてクロロホルムを展開溶媒にし、
分画を行ない、HのハーフエステルとSの1.1′−ビ
ナフトールを得た。各々の、光学純度を測定した所、R
のハーフエステルが90%([α];5千45.0、c
1.31、THF)、Sの1,1′−ビナフトールが
73%([α]’、’−z4.7、c 1.10、刊F
)であった。
ドロキシ−1,1′−ビナフチルIg(3,5mmol
)をとり、イソプロピルエーテルとアセトンの9:1の
混合溶液5mlを加え溶解する。これにオクタン酸ビニ
ル12g(70mmol)と、リパーゼ(東洋紡製)4
gを加え、40℃に保ちながら毎分150rpmで撹拌
する。300時間後、反応液より酵素を濾過除去した後
、濾液を炭酸水素ナトリウム、IN−塩酸、食塩水の順
で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧上溶媒を
留去して油状物質を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーを用いてクロロホルムを展開溶媒にし、
分画を行ない、HのハーフエステルとSの1.1′−ビ
ナフトールを得た。各々の、光学純度を測定した所、R
のハーフエステルが90%([α];5千45.0、c
1.31、THF)、Sの1,1′−ビナフトールが
73%([α]’、’−z4.7、c 1.10、刊F
)であった。
特許出願人 ラ イ オ ン株式会社
代 理 人 弁理士 池浦敏明(ほか1名)手続補正書
1.事件の表示
昭和64年特許願第 200 号
2、発明の名称
光学活性1,1′−ビナフトールの製造方法3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都墨田区本所−丁目3番7号名称 (6
76) ライオン株式会社代表者 小 林 敦 4、代理人〒151 5、補正命令の日付 自発 8、補正の内容 本願明細書中において以下のとおり補正を行います。
する者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都墨田区本所−丁目3番7号名称 (6
76) ライオン株式会社代表者 小 林 敦 4、代理人〒151 5、補正命令の日付 自発 8、補正の内容 本願明細書中において以下のとおり補正を行います。
(1)第8頁第5行の[n−へブタン等の」を、「n−
オクタン等の」に訂正します。
オクタン等の」に訂正します。
(2)第10頁第6行乃至第7行の「、蒸留による分離
」を削除します。
」を削除します。
(3)第1I頁第9行乃至第17行のr20ml・・・
油状物質を得た。」を以下のように訂正します。
油状物質を得た。」を以下のように訂正します。
rlQの三角フラスコにラセミの2,2′−ジヒドロキ
シ−i、t’−ビナフチルl g (3,5mmol)
をとり、イソプロピルエーテル45m1とアセトン5m
lの混合溶媒を加え溶解する。これに酢酸ビニル6 g
(70mmol)と、リパーゼ(東洋紡社製)4gを
加え40℃に保ちながら毎分150rpmで攪拌する。
シ−i、t’−ビナフチルl g (3,5mmol)
をとり、イソプロピルエーテル45m1とアセトン5m
lの混合溶媒を加え溶解する。これに酢酸ビニル6 g
(70mmol)と、リパーゼ(東洋紡社製)4gを
加え40℃に保ちながら毎分150rpmで攪拌する。
65時間後、反応液より酵素を濾過除去した後、減圧下
で溶媒を留去して油状物質を得た。」 (4)第12頁第2行の[+31.OJ を、[÷31
.0°Jに訂正します。
で溶媒を留去して油状物質を得た。」 (4)第12頁第2行の[+31.OJ を、[÷31
.0°Jに訂正します。
(5)第12頁第3行のr−28,OJ を、r−28
,0°」に訂正します。
,0°」に訂正します。
(6)第12頁第5行のr20mlJ を、rlAJに
訂正する。
訂正する。
(7)第12頁第11行乃至第13行の「濾液を・・・
乾燥し、」Y削除します。
乾燥し、」Y削除します。
(8)第12頁第15行の「クロロホルム」を、[クロ
ロホルム:ヘキサン=3=2の混合溶媒」に訂正します
。
ロホルム:ヘキサン=3=2の混合溶媒」に訂正します
。
(9)第12頁下から第3行のr+41.9ノを、「÷
41,9°」に訂正します。
41,9°」に訂正します。
(10)第12頁下から第1行のr−25,2J を、
r−25,2°」に訂正します。
r−25,2°」に訂正します。
(11)第13頁第2行のr 20m1 J を、「I
Q」に訂正します。
Q」に訂正します。
(12)第13頁第8行乃至第10行の[濾液を・・・
乾燥し、」を削除します。
乾燥し、」を削除します。
(13)第10頁第62行の「クロロホルム」を、「ク
ロロホルム:ヘキサン=3=2の混合溶媒」に訂正しま
す。
ロロホルム:ヘキサン=3=2の混合溶媒」に訂正しま
す。
(14)第13頁第16行のr46−OJ を、r46
.o’ Jに訂正します。
.o’ Jに訂正します。
(15)第13頁第17行のr−23,4J を、r−
23,4°」に訂正します。
23,4°」に訂正します。
(16)第13頁第19行のr20mlJ を、「1ρ
ノに訂正します。
ノに訂正します。
(17)第14頁第1行のr5mlJを、r50mlJ
に訂正します。
に訂正します。
(18)第14頁第5行乃至第7行の「濾液を・・・乾
燥し、」を削除します。
燥し、」を削除します。
(19)第14頁第13行のr45.OJ を、r45
.0°」に訂正じます。
.0°」に訂正じます。
(20)第14頁第14行のr−24,7J を、r−
24,7″′」に訂正します。
24,7″′」に訂正します。
Claims (1)
- (1)1,1′−ビナフトールをリパーゼの存在下、有
機溶媒中でカルボン酸エノールエステルにより不斉エス
テル化することを特徴とする光学活性1,1′−ビナフ
トールの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20089A JP2714677B2 (ja) | 1989-01-04 | 1989-01-04 | 光学活性1,1′‐ビナフトールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20089A JP2714677B2 (ja) | 1989-01-04 | 1989-01-04 | 光学活性1,1′‐ビナフトールの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02182197A true JPH02182197A (ja) | 1990-07-16 |
| JP2714677B2 JP2714677B2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=11467343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20089A Expired - Lifetime JP2714677B2 (ja) | 1989-01-04 | 1989-01-04 | 光学活性1,1′‐ビナフトールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2714677B2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-04 JP JP20089A patent/JP2714677B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2714677B2 (ja) | 1998-02-16 |
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