JPH0218258Y2 - - Google Patents

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JPH0218258Y2
JPH0218258Y2 JP18586186U JP18586186U JPH0218258Y2 JP H0218258 Y2 JPH0218258 Y2 JP H0218258Y2 JP 18586186 U JP18586186 U JP 18586186U JP 18586186 U JP18586186 U JP 18586186U JP H0218258 Y2 JPH0218258 Y2 JP H0218258Y2
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oil
lubricating oil
suction pipe
circumferential surface
rotating
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関において、オイルパン内の
潤滑オイルを旋回吸込管を介して吸上げ、前記機
関の各被潤滑部に給油するようにした、旋回式潤
滑オイル吸込装置に関するものである。
(2) 従来の技術 従来、上記装置として、オイルパン内に収容さ
れ機関本体の被潤滑部に連なる略鉛直の軸受筒を
機関本体に固着すると共に、その軸受筒に、オイ
ルパン内の貯留潤滑オイル中に吸込口を浸漬させ
た旋回吸込管を旋回可能に支持し、車両の急加減
速、コーナリング時の遠心力、あるいは傾斜路走
行時の機関の傾斜等によつてオイルパン内の貯留
潤滑オイルが一方に偏つてその油面が傾いた時
に、その傾いた側に旋回吸込管を自動的に旋回さ
せることにより、吸込管の吸込口を貯留潤滑オイ
ル中に常に位置させて、該吸込口からの吸上げオ
イル中へのエア噛込みを回避するようにしたもの
は既に知られている(例えば実公昭58−42568号
公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 上記公知のものでは、上記軸受筒の外周面と旋
回吸込管の内周面との間の間隙がオイルパン内の
貯留潤滑オイルの油面上に常に露出しているの
で、その間隙を通して吸い上げオイル中にエアが
侵入しないよう該間隙のシールを厳格に行わせる
必要があるが、その間隙には、旋回吸込管を旋回
自在に支持するためにベアリングが介装されてい
るため、次のような問題がある。即ち、 上記ベアリングの使用に伴い、軸受筒と旋回
吸込管との間にはメカニカルシール等のシール
を特別に介在させるのを余儀なくされ、その結
果、旋回吸込管の摩擦旋回抵抗が大きくなり、
旋回吸込管にかかる旋回力が弱いときは旋回吸
込管が所望の方向に円滑、軽快に旋回しにく
い。
軸受筒と旋回吸込管間のシール接続部の部品
点数が多くなり、その構造が複雑となつてコス
ト高になる。
また上記公知のものでは、旋回吸込管の途中が
S字状に屈曲しているので、比較的上下方向に嵩
張る上、該吸込管下端のストレーナ部が該吸込管
の旋回軸線より径方向、即ち水平方向に大きく偏
位して、そのストレーナ部の有効容量が比較的小
さい割合に該ストレーナ部の移動範囲が広くなつ
てしまい、それだけオイルパンが全体的に大型化
するという問題もある。
本考案は上記実情に鑑み提案されたもので、旋
回吸込管が常に軽快、円滑に抵抗少なく潤滑オイ
ルの偏る側に旋回できるようにした、構成簡単且
つコンパクトな旋回式潤滑オイル吸込装置を提供
することを目的とするものである。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、オイルパ
ン内に収容され機関本体の被潤滑部に連なる略鉛
直の軸受筒を機関本体に固着し、前記軸受筒に
は、オイルパン内の貯留潤滑オイル中に吸込口を
浸漬させた旋回吸込管を旋回可能に支持してな
る、内燃機関における旋回式潤滑オイル吸込装置
において、前記旋回吸込管を、前記軸受筒の内周
面に回転自在に嵌合された旋回軸部と、この旋回
軸部の下端に連設されて略水平に延びるストレー
ナ部とより略L字状に構成し、前記旋回軸部の外
周面と軸受筒の内周面の何れか一方には複数条の
凹溝を軸方向に間隔をあけて形成してそれらの面
間にラビリンスパツキンを形成すると共に、その
ラビリンスパツキンの少なくとも下部を、機関運
転時における前記貯留潤滑オイルの油面よりも下
方に位置させ、前記ストレーナ部の自由端部に前
記吸込口を開口したことを特徴とする。
(2) 作用 軸受筒内周面と旋回軸部外周面との嵌合面にお
ける、ラビリンスパツキンとなる複数条の凹溝の
少なくとも一部には、オイルパン内の貯留潤滑オ
イルが常に保持されるので、その嵌合面間のフリ
クシヨンを効果的に低減することができると共
に、該ラビリンスパツキンによるラビリンスシー
ル効果を高めることができる。その結果、旋回吸
込管を常にスムーズに旋回させることができ、ま
た上記嵌合面間の間隙下端が貯留潤滑オイルの傾
斜によりその油面上に一時的に露出したような場
合でも、該間隙を通して吸い上げオイル中へエア
が侵入するのが効果的に防止することができる。
さらに上記旋回吸込管は、軸受筒内周面に嵌合
する略鉛直な旋回軸部と、その下端に連設されて
略水平に延びるストレーナ部とより略L字状に形
成されることから、上下方向に比較的コンパクト
に構成することができる上、ストレーナ部を該吸
込管の旋回軸線より径方向、即ち水平方向に大き
く偏位させずにその有効半径を長く確保すること
ができる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明する。
この実施例は自動車等の車両用内燃機関に本考
案装置を実施した場合で、第2図において前記機
関の機関本体Eのシリンダブロツク1の開放下面
の周囲にはオイルパン2が複数の結合ボルト3に
より固着され、このオイルパン2内に潤滑オイル
Oiが貯留される。機関本体Eが通常の姿勢にあ
り、機関が運転されていないときの油面は略L1
であり、また機関が運転されると、潤滑オイル
Oiが吸上げられてその油面は略L2に下がる。
シリンダブロツク1の下面と、該下面に固着さ
れる複数の軸受キヤツプ4とで、クランク軸5が
回転自在に支承され、複数の軸受キヤツプ4の下
面にはクランク軸方向に延びるブリツジ部材6が
固着され、このブリツジ部材6により複数の軸受
キヤツプ4が一体に固着される。ブリツジ部材6
にはメインギヤラリ7が穿設され、このメインギ
ヤラリ7内を流れる潤滑オイルは、そこから機関
本体Eの各被潤滑部に給油される。さらにブリツ
ジ部材6の下面にはバツフルプレート8が複数の
ボルト9により固着される。
第1,2図に示すようにシリンダブロツク1の
軸方向の一端部下面には、オイルポンプPの吸込
側に連なる吸込通路10がオイルパン2に向けて
下向きに開口され、その吸込通路10に、固定吸
込管11の上端がボルト12により固着される。
固定吸込管11は側面視クランク状に屈曲されて
オイルパン2内をクランク軸方向に延びており、
その下端は下向きに開口される。固定吸込管11
の下端には略鉛直な軸受筒13のフランジ部がO
リング14を挟んで複数のボルト15により一体
に結合され、さらに前記ブリツジ部材6には、バ
ツフルプレート8の取付用ボルト9を以てステー
16が共締め固定され、このステー16に、ボル
ト17を以て前記固定吸込管11の自由端部が軸
受筒13とともに固定支持される。
オイルポンプPの吐出側は通常のように図示し
ないオイルフイルタを介して前記メインギヤラリ
7に連通される。軸受筒13の略鉛直な内周面1
8には旋回吸込管19の略鉛直な旋回軸部191
が略鉛直軸線−回りに回転自在にすべり嵌合
される。そして旋回軸部191はクリツプ20を
介して軸受筒13上に支持される。旋回吸込管1
9は側面視L字状に形成されており、前記旋回軸
部191と、略水平に延びるストレーナ部192
よりなり、該ストレーナ部192の自由端部、す
なわち旋回中心から離れた位置に下向きに吸込口
21が開口され、この吸込口21は、前記オイル
パン2のコーナ部に位置して、オイルパン2の貯
留潤滑オイルOi内に常に浸漬されている。また
前記ストレーナ部192内にはメツシユ板よりな
るストレーナ板22が張設されており、オイルパ
ン2内の潤滑オイルOiは、オイルポンプPの駆
動によりストレーナ板22で濾過されたのち旋回
吸込管19および固定吸込管11を通つて吸込通
路10に吸い上げられる。
旋回吸込管19のストレーナ部192の自由端
部の上面には重錘25が固着される。
而して軸受孔18に旋回自在にすべり嵌合する
旋回吸込管19の旋回軸部191の外周面には、
軸方向に間隔をあけて複数条の凹溝、すなわち環
状溝23が形成され、これらの環状溝23は、旋
回軸部191の外周面および軸受孔18の内周面
と協働してラビリンスパツキン24を構成し、そ
れらの間の間隙を油密にシールする。而して上記
環状溝23の少なくとも一部は、第2図で明らか
なように機関運転時におけるオイルパン2の潤滑
オイルOiの通常の油面L2よりも下方に位置して
いる。
なお図中26はバツフルプレート8に穿設した
オイル戻し口である。
次にこの実施例の作用について説明する。
いま機関を搭載した車両が急加減速走行、コー
ナリング走行、あるいは傾斜地走行すれば、機関
本体Eに作用する急加減速度、遠心力、あるいは
機関本体Eの傾斜により、オイルパン2内の潤滑
オイルOiは、その油面が第1,2図L3,L4ある
いはL5に示すように一方に偏して移動し、その
際L字状の旋回吸込管19は重錘25の重量を含
むその自重および流動する潤滑オイルにより横荷
重をうけて潤滑オイルの移動した側へと円滑に旋
回し、その先端の吸込口21が常に潤滑オイル内
に浸漬するようになり常にオイルパン2内の潤滑
オイルOiを確実に吸上げることができる。
而してこの場合、軸受筒13内周面と旋回軸部
191外周面との嵌合面における、ラビリンスパ
ツキン24を形成する複数条の凹溝23のうちの
少なくとも下側の溝23は、機関運転時における
オイルパン2の貯留潤滑オイルOiの油面L2より
も下方に位置しているので、該下側の溝23に
は、潤滑オイルOiを常に保持しておくことがで
き、従つて上記嵌合面間のフリクシヨンを可及的
に低減することができると共に、該ラビリンスパ
ツキン24によるラビリンスシール効果を高める
ことができる。その結果、旋回吸込管19を常に
円滑、軽快に旋回させることができ、また上記嵌
合面間の間隙下端が貯留潤滑オイルOiの傾斜に
よりその油面上に一時的に露出したような場合で
も、該間隙を通して吸い上げオイル中へエアが侵
入するのを効果的に防止することができる。
なお前記実施例では、ラビリンスパツキン24
を形成するにあたり、旋回軸部191の外周面に
複数条の環状溝23を形成しているが該溝はラビ
リンスパツキン24を形成するものであればどの
ような形状でもよく、また旋回軸部191の外周
面に形成する代わりに軸受筒13の内周面18に
形成してもよい。しかしながら前記実施例のよう
に旋回軸部191の外周面に環状溝23を形成す
る方が加工がし易く、コスト上有利であり、しか
も精度が出し易い。
また前記旋回吸込管19の旋回軸部191の材
質はステンレス鋼とし、また固定吸込管11の軸
受筒部13の材質は炭素鋼とする。かかる材質の
選定により、それらの耐蝕性、耐摩耗性が高めら
れる。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、オイルパン内に
収容され機関本体の被潤滑部に連なる略鉛直の軸
受筒を機関本体に固着し、前記軸受筒には、オイ
ルパン内の貯留潤滑オイル中に吸込口を浸漬させ
た旋回吸込管を旋回可能に支持してなる、内燃機
関における旋回式潤滑オイル吸込装置において、
前記旋回吸込管を、前記軸受筒の内周面に回転自
在に嵌合された旋回軸部と、この旋回軸部の下端
に連設されて略水平に延びるストレーナ部とより
略L字状に構成し、前記旋回軸部の外周面と軸受
筒の内周面の何れか一方には複数条の凹溝を軸方
向に間隔をあけて形成してそれらの面間にラビリ
ンスパツキンを形成すると共に、そのラビリンス
パツキンの少なくとも下部を、機関運転時におけ
る前記貯留潤滑オイルの油面よりも下方に位置さ
せ、前記ストレーナ部の自由端部に前記吸込口を
開口したので、軸受筒内周面と旋回軸部外周面と
の嵌合面における、ラビリンスパツキンを形成す
る複数条の凹溝の少なくとも一部には、オイルパ
ン内の貯留潤滑オイルを常に保持しておくことが
でき、従つてその嵌合面間のフリクシヨンを可及
的に低減することができると共に、該ラビリンス
パツキンによるラビリンスシール効果を高めるこ
とができ、その結果、旋回吸込管を常に円滑、軽
快に旋回させることができ、また上記嵌合面間の
間隙下端が貯留潤滑オイルの傾斜によりその油面
上に一時的に露出したような場合でも、該間隙を
通して吸い上げオイル中へエアが侵入するのを効
果的に防止することができる。しかも上記軸受筒
と旋回軸部間には他のシール部材や軸受を別設す
る必要がないから、部品点数が少なく、構造が簡
素化されてコストダウンを図ることができる。
さらに上記旋回吸込管は、軸受筒内周面に嵌合
する略鉛直な旋回軸部と、その下端に連設されて
略水平に延びるストレーナ部とより略L字状に形
成されることから、上下方向に比較的コンパクト
に構成することができる上、ストレーナ部を該吸
込管の旋回軸線より径方向、即ち水平方向に大き
く偏位させずにその有効半径を長く確保すること
ができ、従つてそのストレーナ部の有効容量を充
分に確保しつつ該ストレーナ部の移動範囲を極力
狭くすることができて、オイルパンの小型化に大
いに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
はその一部破断側面図、第2図は第1図−線
縦断面図、第3図は第2図−線に沿うバツフ
ルプレートの平面図である。 E……機関本体、Oi……潤滑オイル、2……
オイルパン、13……軸受筒、19……旋回吸込
管、191……旋回軸部、192……ストレーナ
部、21……吸込口、23……凹溝としての環状
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オイルパン2内に収容され機関本体Eの被潤滑
    部に連なる略鉛直の軸受筒13を機関本体Eに固
    着し、前記軸受筒13には、オイルパン2内の貯
    留潤滑オイルOi中に吸込口21を浸漬させた旋
    回吸込管19を旋回可能に支持してなる、内燃機
    関における旋回式潤滑オイル吸込装置において、
    前記旋回吸込管19を、前記軸受筒13の内周面
    に回転自在に嵌合された旋回軸部191と、この
    旋回軸部191の下端に連設されて略水平に延び
    るストレーナ部192とより略L字状に構成し、
    前記旋回軸部191の外周面と軸受筒13の内周
    面の何れか一方には複数条の凹溝23を軸方向に
    間隔をあけて形成してそれらの面間にラビリンス
    パツキン24を形成すると共に、そのラビリンス
    パツキン24の少なくとも下部を、機関運転時に
    おける前記貯留潤滑オイルOiの油面L2よりも下
    方に位置させ、前記ストレーナ部192の自由端
    部に前記吸込口21を開口したことを特徴とす
    る、内燃機関における旋回式潤滑オイル吸込装
    置。
JP18586186U 1986-12-02 1986-12-02 Expired JPH0218258Y2 (ja)

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