JPH0218509Y2 - - Google Patents

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JPH0218509Y2
JPH0218509Y2 JP1983008051U JP805183U JPH0218509Y2 JP H0218509 Y2 JPH0218509 Y2 JP H0218509Y2 JP 1983008051 U JP1983008051 U JP 1983008051U JP 805183 U JP805183 U JP 805183U JP H0218509 Y2 JPH0218509 Y2 JP H0218509Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁継電器、特にメーク接点とブレー
ク接点とを組み合せてアーリーメークブレーク接
点組を構成した電磁継電器に関する。
従来、電磁継電器はその主機能となる接点組合
により多種の形式のものがあるが、基本的接点組
合は、電磁継電器の動作時に接点を閉じる、いわ
ゆるメーク接点、逆に継電器動作時に接点を開
く、いわゆるブレーク接点、これらのメーク接点
とブレーク接点の組み合せによるアーリーメーク
ブレーク組合接点およびアーリーブレークメーク
組合接点がある。この2つの組合接点のうち前者
のアーリーメークブレーク組合接点は、接点回路
の切替において3点接触した後に切替を終了する
ので、回路の電気信号を連続的に切り替えること
ができる。これに対し後者のアーリーブレークメ
ーク組合接点は逆に3点開離の状態を経て切替を
終了するので、切替前の電気信号とは完全に分離
した後、ブレーク接点の閉成を行うものである。
これらの接点組合の種類により電磁継電器の構造
が規制される。いまアーリーメークブレーク組合
接点(アーリーメークブレーク接点、以下EMB
接点と称する)を有する電磁継電器の場合、その
接点駆動機構により電磁継電器は一般的に次のよ
うな構造、構成となつている。例えば1組の
EMB接点の場合、先端にメーク接点端子および
ブレーク接点端子をもつ2つの可動接点ばねを設
け、さらに両ばねに当接するリフトオフ駆動のた
めのカードを設けた構造となつている。しかしこ
の構造では2つの可動接点ばねおよびカードを固
定、支持するための構造が複雑であり、部品点数
も多く小形化が困難である。他の構造例について
も大略同じであつて、従来のEMB接点を有する
電磁継電器はいずれも部品点数、構造面から、組
立工数、小形化および経済性などの点で難点があ
つた。
本考案は、2つの固定接点間を開閉駆動する可
動ばねの形状を適切に選定することによりEMB
接点を構成し、構造全体の簡素化、小形化を図
り、部品数および組立工数の削減、特性のバラツ
キの減少、経済性の向上を図つた電磁継電器を提
供することを目的とする。
本考案は、一組のメーク固定接点およびブレー
ク固定接点に対向するように配置した可動接点ば
ねに、電磁石組立部の一部をなすアーマチユアを
該ばねの固定端と接点部との中間部で当接させて
該ばねを偏倚させるようにした電磁継電器におい
て、前記可動接点ばねを2列に分離並行させ、そ
の第1のばねをその固定端から接点部に至るまで
同一断面形状とし、第2のばねはその固定端近傍
にて前記第1のばねよりも断面慣性モーメント
(断面2次モーメント)を小さくし、その他の部
分を前記第1のばねよりも断面慣性モーメントを
大きくし、第1、第2の各ばねの先端に接点を設
け、これによつてばね中間部に当接されるアーマ
チユアの駆動により2つの異る形状のばねは各々
異つたたわみを生じ、先端の接点は前後して変位
し、両固定接点間を移行する際3点接触を伴つて
切替る。いわゆるEMB接点組を構成するように
したものである。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
第1図a,bは従来の電磁継電器における接点
駆動構造の各種の例を示した側面図である。同図
aはカードリフトオフによりEMB接点を構成し
た構造例であり、固定接点1と可動メーク接点ば
ね2aおよび可動ブレーク接点ばね2bとこれら
両ばねに当接するように動くカード3とによつて
ばね組立部が構成され、矢印方向の駆動により
EMB接点が構成される。この例では接点の開閉
方向に2枚の可動接点ばねを配置する必要があ
り、構造が複雑で全体として大形となり、またカ
ードの保持手段もやつかいである。第1図bの例
は、可動接点ばね2をアーマチユア5を設けたス
タツド5aによつて直接駆動する方式であり、固
定メーク接点1aと固定ブレーク接点1bとの間
に配置した可動接点ばね2はアーマチユア5のコ
ア4への吸引によりスタツド5aが駆動されて押
し上げられ、接点開閉を行う。しかし接点ギヤツ
プgを要するためEMB接点には構成できない。
第2図は本考案の実施例を示した可動接点ばね
組2およびアーマチユア5の斜視図である。可動
接点ばね組2は図示の如く1枚の板ばねを長手方
向に2列にかつともに真直状態に分離、並行させ
た構造を有する。第1の可動接点ばね2cおよび
第2の可動接点ばね2dはその一端がともに絶縁
ブロツク2fによつて固定され、また各先端には
可動接点2gが取り付けられている。第1の可動
接点ばね2cはその固定端から接点2gの部分ま
で同一断面形状を成し、第2の可動接点ばね2d
は固定端付近の位置ではスリツト2eが形成され
この部分では第1の可動接点ばね2cよりも断面
慣性モーメント(断面2次モーメント)が小さく
なつており、その他の個所は前記第1の可動接点
ばね2cよりも巾寸法が大きくしたがつて該第1
のばね2cよりも断面慣性モーメントが大きくな
つている。可動接点ばね2c,2dを駆動するア
ーマチユア5の先端にはスタツド5aが形成さ
れ、該スタツド5aは可動接点ばね2c,2dの
長手方向中間部に位置して該可動接点ばねに当接
するようになつている。第3図a〜cは第2図の
実施例による可動接点ばね2c,2dの駆動状態
を示した概略的な側面図である。これらの図で同
一断面形状の第1の可動接点ばね2cは破線で示
し、固定近傍のみ断面慣性モーメントの小さい広
巾の第2の可動接点ばね2dは実線で表わして、
区別を明瞭にしてある。1aは固定メーク接点、
1bは固定ブレーク接点である。第3図aの状態
は電磁継電器の不動作状態であつて、図示のよう
に第1の可動接点ばね2cは同一断面形状のたわ
み状態を露呈し、第2の可動接点ばね2dは基端
部(図示A部)で曲折するたわみ状態を示す。こ
の状態では両可動接点ばね2c,2dの先端部接
点は固定ブレーク接点1bに当接している。第3
図bはアーマチユア(第3図には図示省略)の回
転によりスタツド5aの移動が始めり、第1の可
動接点ばね2cが押し上げられてその先端部接点
(メーク接点端子)が固定メーク接点1aに接し、
丁度3点接触状態になつた時を示している。第3
図cはさらにスタツド5aの移動が進み、第2の
可動接点ばね2dがスタツド5aに押されてスリ
ツトの入つた基端部Aで大きく曲折し、その先端
部の接点(ブレーク接点)が固定ブレーク接点1
bから開離しかつ固定メーク接点1aに閉成した
もので、完全に動作しきつた時の状態を示してい
る。この第1、第2の可動接点ばね2c,2dの
寸法は、プレス加工時に均一にコントロールされ
るため、たわみ量、接点部の移動ずれ量も均一と
なる。
以上説明したように、本考案は、構成部品の一
部をなす可動接点ばねの分離(分割)および異断
面形状の組み合せによつて得られるばねのたわみ
量の差を利用して一定間隔を有した固定接点間の
切替えを3点接触を伴つて遂行し得るようにした
ものである。この結果、部品点数の削減、構造の
簡略化、組立の合理化が図られ、小形、経済性の
あるEMB接点を有する電磁継電器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来の電磁継電器の可動接点ば
ねの構成例を示した図、第2図は本考案の実施例
に係る可動接点ばねの斜視図、第3図a,b,c
は本考案の電磁継電器における可動接点ばねの動
作状態を示した概略図である。 1a……固定メーク接点、1b……固定ブレー
ク接点、2……可動接点ばね組、2c,2d……
可動接点ばね、2e……スリツト、2f……絶縁
ブロツク、5……アーマチユア、5a……スタツ
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動接点ばねの先端にメーク接点端子およびブ
    レーク接点を設けるとともに他端を固定し、スタ
    ツドを前記可動接点ばねの中間部に当接、支持せ
    しめ、アーマチユアの回転により該スタツドを介
    して前記可動接点ばねを駆動するようにした電磁
    継電器において、前記可動接点ばねを2列に分離
    並行せしめて共に同じ長さで同じ板厚の真直な第
    1、第2の可動接点ばねとし、前記第1のばねは
    固定端から先端まで同一の板巾の平帯板形状に形
    成され、前記第2のばねは前記第1のばねよりも
    板巾が広くかつ固定端近傍で長さ方向にのびるス
    リツトが形成され、これによつて前記第2のばね
    は固定端近傍で前記第1のばねより断面慣性モー
    メントが小さくかつその他の個所では前記第1の
    ばねより断面慣性モーメントが大きく、前記スタ
    ツドの同一支持点における同一移動量に対し前記
    第1、第2の可動接点ばねの各接点端子の移動順
    序に差が生じるようになつており、これら第1、
    第2の可動接点ばねによりアーリーメークブレー
    ク接点組が構成されることを特徴とする電磁継電
    器。
JP805183U 1983-01-24 1983-01-24 電磁継電器 Granted JPS59113938U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP805183U JPS59113938U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 電磁継電器

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JP805183U JPS59113938U (ja) 1983-01-24 1983-01-24 電磁継電器

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JPS59113938U JPS59113938U (ja) 1984-08-01
JPH0218509Y2 true JPH0218509Y2 (ja) 1990-05-23

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JPS5985551U (ja) * 1982-11-30 1984-06-09 アンリツ株式会社 ア−リ−メ−ク・ブレ−ク用小形継電器

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