JPH0218641B2 - - Google Patents
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- JPH0218641B2 JPH0218641B2 JP13529484A JP13529484A JPH0218641B2 JP H0218641 B2 JPH0218641 B2 JP H0218641B2 JP 13529484 A JP13529484 A JP 13529484A JP 13529484 A JP13529484 A JP 13529484A JP H0218641 B2 JPH0218641 B2 JP H0218641B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- roll
- oil
- caliber
- injection nozzle
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/06—Lubricating, cooling or heating rolls
- B21B27/10—Lubricating, cooling or heating rolls externally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B1/00—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
- B21B1/02—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling heavy work, e.g. ingots, slabs, blooms, or billets, in which the cross-sectional form is unimportant ; Rolling combined with forging or pressing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/06—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged vertically, e.g. edgers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は圧延装置における油圧延方法及び装置
に関するものである。 (従来の技術) 金属材料の熱間・冷間圧延においては、圧延中
に圧延油をロール表面に供給し、通材性を良くし
圧延負荷の軽減又は圧下量を有利に増大させると
ともに、ロール表面の肌荒れによる被圧延材の肌
荒れを防止する、所謂油圧延方法が数多く採用さ
れている。 この油圧延に際して、該潤滑油をロール表面に
供給する圧延油供給装置としては、従来特開昭54
−122661号公報で紹介されている様に、カリバー
ロールの噛込側にカリバーロール冷却水を水切り
する水噴射ノズルを配置し、これで水切後のカリ
バーロールの圧延面に潤滑油(圧延油)を噴射供
給する圧延油噴射ノズルを配設した装置(以下水
噴射式ワイパー付給油装置という)が公知であ
る。 該水噴射式ワイパー付給油装置は、従来のフエ
ルト式給油装置のもつフエルトの変形、損傷、ス
ケール等の混入による塗布不能等の問題、ゴムホ
ースによる滴下式給油装置のもつロールに付着し
た圧延油のロール冷却水による流失問題、及び圧
延油を空気と混合しミスト状にして付着させるミ
スト式給油装置のもつ圧延油飛散損失増と作業環
境の悪化の問題を、夫々解決しようとしてなされ
たものである。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、該水噴射式ワイパー付給油装置
は次のような新たな問題を有し実用化が困難であ
る。 即ち、カリバーロールの圧延面に供給したロー
ル冷却水の水切りを、該ロールの噛込側で水を噴
射して行うため、高圧で多量の水を必要としても
完全な水切りが不能で給油側に残存し、圧延油の
付着効果を損わしめ被圧延材の温度、圧下量、等
に応じた所期の付着量調節を極めて困難なものと
する。また、飛散した該冷却水と水切用噴射水が
噛込前の被圧延材表面に落流することが多く、特
に熱間圧延の際はより多量のロール冷却水を使用
するため、該落流水は多量の水切り用噴射水が加
わり高温被圧延材の温度制御精度に大きな悪影響
をもたらす。 本発明は、ロール冷却水と水切り用噴射水の飛
散と、これに伴なうロール冷却水の水切不完全に
よる問題を一挙に解決した優れた油圧延法とその
装置を提供するものである。 (問題点を解決するための手段と作用) 本発明の特徴とするところは、 (1) 接触型ワイパーを接触させて水切り後の圧延
ロールの圧延面に気体噴射ノズルから気体を噴
射して該圧延面の残留水分を除去した後、この
圧延面に圧延油を付着せしめて被圧延材を圧延
する油圧方法。 (2) 圧延装置の圧延ロールの噛込側において、該
ロール圧延面の冷却水を水切りする接触型ワイ
パーと気体噴射ノズル及び水切りした該圧延ロ
ールの圧延面に圧延油を噴射する圧延油噴射ノ
ズルを順次設けたことにある。 即ち、本発明は上記接触型ワイパーにより圧延
ロールの圧延面を流れるロール冷却水の殆んど
を、飛散なく水切りしてロールサイドに流下排除
して、水切後の圧延面を単なる湿潤状態にすると
ともに、残つても肌荒れ部の凹部のみにし、前記
した飛散の問題を解消するものである。そして、
次に配設した気体噴射ノズルにより、先に接触型
のワイパーで水切りして湿潤状態となつた、或い
は肌荒れ部がある場合は、その凹部に水分が残存
する圧延面に気体を噴射して残存水分の全てをロ
ールサイドに吹飛ばし及び/又は乾燥して完全に
圧延面から水分を除去するものである。 次に、このようにして水分を除去した圧延ロー
ルの圧延面に、圧延油噴射ノズル塗布ロール等に
より圧延油を付着することによつて、該圧延面へ
の圧延油を良好に付着せしめることができ、しか
も被圧延材の温度・圧下量に応じて所期の付着量
に調節することができ、圧延負荷を大幅に低減さ
せ、且つ圧下量を大幅に増大させ、特に熱間圧延
の如く多量の油付着量を必要とする油圧延を有利
に展開せしめるものである。 本発明において接触型ワイパーは、先端を圧延
ロールの少くとも主圧延面に押圧させての連続使
用に耐える様に軟質樹脂等の材質のものを使用す
ることが好ましく、これの支持機構としては先端
が摩耗しても常に圧接させておくことができる様
に進退・摺動調節機構又はスプリング機構等を付
設しておくことが好ましい。又、気体噴射ノズル
からの噴射気体としては、蒸気、或いは高圧にし
た常温又は高温エアー、等を用いることが出来
る。 (実施例) 以下、本発明の1実施例を図面に基づき説明す
る。本実施例は堅型カリバーロールを用いた熱間
幅圧延装置に適用した例である。 第1図は堅型カリバーロールで被圧延材を圧延
している状況を片側のみ示しており、第2図はA
−A断面の平面図であり、第1図に示されないロ
ールの反対側の設備をも同時に示してある。 第1,2図に於て、1はカリバー付堅ロール
(以下カリバーロールと称する)であり、正逆回
転して被圧延材である金属スラブ2を所定の幅寸
法に幅圧延する。3は支持アーム4に前・後移動
調節可能に取付けた軟質樹脂よりなる接触型ワイ
パーでカリバーロール1の主圧延面5とカリバー
鍔部6,7の表面に先端を当接してロール冷却水
をここで堰止めして水切りし、カリバーロール1
の反圧延側の下方に除去し金属スラブ2に当るこ
とを防止する。8,9は、主に上部カリバー鍔部
6及び下部カリバー鍔部7の流線状肌荒れ部に付
着しているロール冷却水を完全に水切りすると共
に、噴射範囲を相互に干渉してカリバーロールの
主圧延面5にも至らしめて主圧延面5に残存の湿
潤水も完全に吹飛ばし及び乾燥せしめて除去する
空気噴射ノズルであり、その噴射方向は金属スラ
ブ側とは反対の方向に向けて配置する。10は上
部カリバー鍔部6と該主圧延面5の上半部に熱間
圧延油を塗布するための熱間圧延油噴射ノズルで
あり、11は下部カリバー鍔部7と該主圧延面5
の下半部に圧延油を塗布するための熱間圧延油噴
射ノズルである。この一対の熱間圧延油噴射ノズ
ルの噴射方向は異なり、一方のノズル10は金属
スラブ2がカリバーロールに噛込む位置より手前
に、他方のノズル11は噛込み位置になる様に調
整されている。これはカリバーロールが堅型であ
るためと回転による熱間圧延油の流動特性を考慮
し、効率よくカリバーロールと金属スラブの噛込
み位置に熱間圧延油を供給するためである。12
は熱間圧延油噴射ノズル10,11より噴射した
熱間圧延油を下鍔部7から流下損失する量を少く
して下鍔部への熱間圧延油の付着保持性をより良
好にするために設けた空気噴射ノズルである。
尚、熱間圧延油噴射ノズル10,11及び空気噴
射ノズル8,9,12は、固定支持板13に配置
された夫々の供給配管14,16のヘツダー管1
5,17に夫々噴射角度を調整可能に連通接続す
る。 本発明の実施例の構成は上記の通りであり、カ
リバーロール1が矢印a方向に回転し金属スラブ
2が矢印c方向に圧延されている場合は、1対の
熱間圧延油噴射ノズル10,11及びカリバーロ
ールへの熱間圧延油の付着性を高めるため空気噴
射ノズル8,9,12を用いて熱間圧延油の塗布
が行なわれ、一方、カリバーロール1が矢印b方
向に回転し金属スラブ2が矢印d方向に圧延され
る場合は、上記と対称なる設備である熱間圧延油
噴射ノズル10′,11′及びカリバーロールへの
熱間圧延油の付着性を高めるための空気噴射ノズ
ル8′,9′,12′で熱間圧延油の塗布がおこな
われるものである。 また、上記熱間圧延油噴射ノズ及び空気噴射ノ
ズルは、ロールサポートに取り付けられた固定支
持板13,13′に保持部材13a,13a′によ
り取付けられており、ロール組替え時圧延機スタ
ンドにロールを組込む前に、噴射角度を調整でき
るため狭隘な場所での作業がなくなり、作業性が
著しく向上するとともに噴射吹付範囲が狭いカリ
バーロールの鍔部への油圧延が可能となるもので
ある。 (発明の効果) 熱間圧延油のカリバーロールへの付着性は、ロ
ール表面の湿潤状態により大きく左右される。本
発明者等が調査した結果、従来の水噴射式ワイパ
ー付給油装置ではロール表面に水膜が残存する
為、熱間圧延油のロール表面への付着量は供給量
の2〜5%となつた。これに比し表1に示す条件
で本発明を実施した結果、接触型ワイパーにより
冷却水を除去した後、気体噴射ノズルによりロー
ル表面の水分が完全に除去できる為、圧延油の付
着量は供給量の45〜50%となり、高い付着効果を
得た。このため、従来の水噴射式ワイパー付給油
装置による方法に比較して熱間圧延油使用量は1/
10となつた。又本発明の油圧延装置を用いれば、
圧延油付着効率が高まつた効果として、圧延荷重
及び圧延トルクが10〜15%軽減した。また、ロー
ル表面の摩耗は従来と同一圧延処理量に対して30
%の減少を見た。 更に第3図には圧延処理量10万屯の時の肌荒れ
状況を示す。同図に示すごとく、従来法による肌
荒れ量の大きいカリバー内外周速差1.05〜1.18の
範囲を中心に該表1の条件で本発明を実施した結
果、該範囲の肌荒れ量は半減した。又圧延処理量
の変化に対しても、第4図に示すごとく、カリバ
ー付堅型圧延ロール(表1のV1,V2)の該範囲
の圧延面のロール肌荒れ減少率は、約50%の好成
績を得た。尚、肌荒れ減少率は〔(従来の水噴射
式ワイパー付給油装置を用い方法による肌荒量−
本発明による肌荒量)/従来の水噴射式ワイパー
付給油装置を用いた方法による肌荒量〕で示す。
本発明によるロール表面の改善に伴ない被圧延材
の線状疵発生は皆無となり、かつロール寿命が前
記従来法に比し2倍程に延び、当該カリバーロー
ルの圧延処理量は倍増した。 【表】
に関するものである。 (従来の技術) 金属材料の熱間・冷間圧延においては、圧延中
に圧延油をロール表面に供給し、通材性を良くし
圧延負荷の軽減又は圧下量を有利に増大させると
ともに、ロール表面の肌荒れによる被圧延材の肌
荒れを防止する、所謂油圧延方法が数多く採用さ
れている。 この油圧延に際して、該潤滑油をロール表面に
供給する圧延油供給装置としては、従来特開昭54
−122661号公報で紹介されている様に、カリバー
ロールの噛込側にカリバーロール冷却水を水切り
する水噴射ノズルを配置し、これで水切後のカリ
バーロールの圧延面に潤滑油(圧延油)を噴射供
給する圧延油噴射ノズルを配設した装置(以下水
噴射式ワイパー付給油装置という)が公知であ
る。 該水噴射式ワイパー付給油装置は、従来のフエ
ルト式給油装置のもつフエルトの変形、損傷、ス
ケール等の混入による塗布不能等の問題、ゴムホ
ースによる滴下式給油装置のもつロールに付着し
た圧延油のロール冷却水による流失問題、及び圧
延油を空気と混合しミスト状にして付着させるミ
スト式給油装置のもつ圧延油飛散損失増と作業環
境の悪化の問題を、夫々解決しようとしてなされ
たものである。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、該水噴射式ワイパー付給油装置
は次のような新たな問題を有し実用化が困難であ
る。 即ち、カリバーロールの圧延面に供給したロー
ル冷却水の水切りを、該ロールの噛込側で水を噴
射して行うため、高圧で多量の水を必要としても
完全な水切りが不能で給油側に残存し、圧延油の
付着効果を損わしめ被圧延材の温度、圧下量、等
に応じた所期の付着量調節を極めて困難なものと
する。また、飛散した該冷却水と水切用噴射水が
噛込前の被圧延材表面に落流することが多く、特
に熱間圧延の際はより多量のロール冷却水を使用
するため、該落流水は多量の水切り用噴射水が加
わり高温被圧延材の温度制御精度に大きな悪影響
をもたらす。 本発明は、ロール冷却水と水切り用噴射水の飛
散と、これに伴なうロール冷却水の水切不完全に
よる問題を一挙に解決した優れた油圧延法とその
装置を提供するものである。 (問題点を解決するための手段と作用) 本発明の特徴とするところは、 (1) 接触型ワイパーを接触させて水切り後の圧延
ロールの圧延面に気体噴射ノズルから気体を噴
射して該圧延面の残留水分を除去した後、この
圧延面に圧延油を付着せしめて被圧延材を圧延
する油圧方法。 (2) 圧延装置の圧延ロールの噛込側において、該
ロール圧延面の冷却水を水切りする接触型ワイ
パーと気体噴射ノズル及び水切りした該圧延ロ
ールの圧延面に圧延油を噴射する圧延油噴射ノ
ズルを順次設けたことにある。 即ち、本発明は上記接触型ワイパーにより圧延
ロールの圧延面を流れるロール冷却水の殆んど
を、飛散なく水切りしてロールサイドに流下排除
して、水切後の圧延面を単なる湿潤状態にすると
ともに、残つても肌荒れ部の凹部のみにし、前記
した飛散の問題を解消するものである。そして、
次に配設した気体噴射ノズルにより、先に接触型
のワイパーで水切りして湿潤状態となつた、或い
は肌荒れ部がある場合は、その凹部に水分が残存
する圧延面に気体を噴射して残存水分の全てをロ
ールサイドに吹飛ばし及び/又は乾燥して完全に
圧延面から水分を除去するものである。 次に、このようにして水分を除去した圧延ロー
ルの圧延面に、圧延油噴射ノズル塗布ロール等に
より圧延油を付着することによつて、該圧延面へ
の圧延油を良好に付着せしめることができ、しか
も被圧延材の温度・圧下量に応じて所期の付着量
に調節することができ、圧延負荷を大幅に低減さ
せ、且つ圧下量を大幅に増大させ、特に熱間圧延
の如く多量の油付着量を必要とする油圧延を有利
に展開せしめるものである。 本発明において接触型ワイパーは、先端を圧延
ロールの少くとも主圧延面に押圧させての連続使
用に耐える様に軟質樹脂等の材質のものを使用す
ることが好ましく、これの支持機構としては先端
が摩耗しても常に圧接させておくことができる様
に進退・摺動調節機構又はスプリング機構等を付
設しておくことが好ましい。又、気体噴射ノズル
からの噴射気体としては、蒸気、或いは高圧にし
た常温又は高温エアー、等を用いることが出来
る。 (実施例) 以下、本発明の1実施例を図面に基づき説明す
る。本実施例は堅型カリバーロールを用いた熱間
幅圧延装置に適用した例である。 第1図は堅型カリバーロールで被圧延材を圧延
している状況を片側のみ示しており、第2図はA
−A断面の平面図であり、第1図に示されないロ
ールの反対側の設備をも同時に示してある。 第1,2図に於て、1はカリバー付堅ロール
(以下カリバーロールと称する)であり、正逆回
転して被圧延材である金属スラブ2を所定の幅寸
法に幅圧延する。3は支持アーム4に前・後移動
調節可能に取付けた軟質樹脂よりなる接触型ワイ
パーでカリバーロール1の主圧延面5とカリバー
鍔部6,7の表面に先端を当接してロール冷却水
をここで堰止めして水切りし、カリバーロール1
の反圧延側の下方に除去し金属スラブ2に当るこ
とを防止する。8,9は、主に上部カリバー鍔部
6及び下部カリバー鍔部7の流線状肌荒れ部に付
着しているロール冷却水を完全に水切りすると共
に、噴射範囲を相互に干渉してカリバーロールの
主圧延面5にも至らしめて主圧延面5に残存の湿
潤水も完全に吹飛ばし及び乾燥せしめて除去する
空気噴射ノズルであり、その噴射方向は金属スラ
ブ側とは反対の方向に向けて配置する。10は上
部カリバー鍔部6と該主圧延面5の上半部に熱間
圧延油を塗布するための熱間圧延油噴射ノズルで
あり、11は下部カリバー鍔部7と該主圧延面5
の下半部に圧延油を塗布するための熱間圧延油噴
射ノズルである。この一対の熱間圧延油噴射ノズ
ルの噴射方向は異なり、一方のノズル10は金属
スラブ2がカリバーロールに噛込む位置より手前
に、他方のノズル11は噛込み位置になる様に調
整されている。これはカリバーロールが堅型であ
るためと回転による熱間圧延油の流動特性を考慮
し、効率よくカリバーロールと金属スラブの噛込
み位置に熱間圧延油を供給するためである。12
は熱間圧延油噴射ノズル10,11より噴射した
熱間圧延油を下鍔部7から流下損失する量を少く
して下鍔部への熱間圧延油の付着保持性をより良
好にするために設けた空気噴射ノズルである。
尚、熱間圧延油噴射ノズル10,11及び空気噴
射ノズル8,9,12は、固定支持板13に配置
された夫々の供給配管14,16のヘツダー管1
5,17に夫々噴射角度を調整可能に連通接続す
る。 本発明の実施例の構成は上記の通りであり、カ
リバーロール1が矢印a方向に回転し金属スラブ
2が矢印c方向に圧延されている場合は、1対の
熱間圧延油噴射ノズル10,11及びカリバーロ
ールへの熱間圧延油の付着性を高めるため空気噴
射ノズル8,9,12を用いて熱間圧延油の塗布
が行なわれ、一方、カリバーロール1が矢印b方
向に回転し金属スラブ2が矢印d方向に圧延され
る場合は、上記と対称なる設備である熱間圧延油
噴射ノズル10′,11′及びカリバーロールへの
熱間圧延油の付着性を高めるための空気噴射ノズ
ル8′,9′,12′で熱間圧延油の塗布がおこな
われるものである。 また、上記熱間圧延油噴射ノズ及び空気噴射ノ
ズルは、ロールサポートに取り付けられた固定支
持板13,13′に保持部材13a,13a′によ
り取付けられており、ロール組替え時圧延機スタ
ンドにロールを組込む前に、噴射角度を調整でき
るため狭隘な場所での作業がなくなり、作業性が
著しく向上するとともに噴射吹付範囲が狭いカリ
バーロールの鍔部への油圧延が可能となるもので
ある。 (発明の効果) 熱間圧延油のカリバーロールへの付着性は、ロ
ール表面の湿潤状態により大きく左右される。本
発明者等が調査した結果、従来の水噴射式ワイパ
ー付給油装置ではロール表面に水膜が残存する
為、熱間圧延油のロール表面への付着量は供給量
の2〜5%となつた。これに比し表1に示す条件
で本発明を実施した結果、接触型ワイパーにより
冷却水を除去した後、気体噴射ノズルによりロー
ル表面の水分が完全に除去できる為、圧延油の付
着量は供給量の45〜50%となり、高い付着効果を
得た。このため、従来の水噴射式ワイパー付給油
装置による方法に比較して熱間圧延油使用量は1/
10となつた。又本発明の油圧延装置を用いれば、
圧延油付着効率が高まつた効果として、圧延荷重
及び圧延トルクが10〜15%軽減した。また、ロー
ル表面の摩耗は従来と同一圧延処理量に対して30
%の減少を見た。 更に第3図には圧延処理量10万屯の時の肌荒れ
状況を示す。同図に示すごとく、従来法による肌
荒れ量の大きいカリバー内外周速差1.05〜1.18の
範囲を中心に該表1の条件で本発明を実施した結
果、該範囲の肌荒れ量は半減した。又圧延処理量
の変化に対しても、第4図に示すごとく、カリバ
ー付堅型圧延ロール(表1のV1,V2)の該範囲
の圧延面のロール肌荒れ減少率は、約50%の好成
績を得た。尚、肌荒れ減少率は〔(従来の水噴射
式ワイパー付給油装置を用い方法による肌荒量−
本発明による肌荒量)/従来の水噴射式ワイパー
付給油装置を用いた方法による肌荒量〕で示す。
本発明によるロール表面の改善に伴ない被圧延材
の線状疵発生は皆無となり、かつロール寿命が前
記従来法に比し2倍程に延び、当該カリバーロー
ルの圧延処理量は倍増した。 【表】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は1対の
竪型ロールの片側の斜視図であり、第2図は同上
の断面平面図である。第3図はカリバー付竪型圧
延ロールの鍔部における肌荒量分布を内外周速差
との関係で示すグラフ、第4図は肌荒減少率を圧
延処理累計との関係で示すグラフである。 1…カリバー付竪型ロール、2…金属スラブ、
3,3′…接触型ワイパー、4,4′…支持アー
ム、5…主圧延面、6…上部カリバー鍔部、7,
7′…下部カリバー鍔部、8…上部空気噴射ノズ
ル、9,9′…下部空気噴射ノズル、10…上部
油噴射ノズル、11,11′…下部油噴射ノズル、
12,12′…流下防止空気噴射ノズル、13,
13′…固定支持板、13a,13a′…保持部材、
14,14′…油供給配管、15…油供給ヘツダ
ー管、16…空気供給配管、17…空気ヘツダー
管。
竪型ロールの片側の斜視図であり、第2図は同上
の断面平面図である。第3図はカリバー付竪型圧
延ロールの鍔部における肌荒量分布を内外周速差
との関係で示すグラフ、第4図は肌荒減少率を圧
延処理累計との関係で示すグラフである。 1…カリバー付竪型ロール、2…金属スラブ、
3,3′…接触型ワイパー、4,4′…支持アー
ム、5…主圧延面、6…上部カリバー鍔部、7,
7′…下部カリバー鍔部、8…上部空気噴射ノズ
ル、9,9′…下部空気噴射ノズル、10…上部
油噴射ノズル、11,11′…下部油噴射ノズル、
12,12′…流下防止空気噴射ノズル、13,
13′…固定支持板、13a,13a′…保持部材、
14,14′…油供給配管、15…油供給ヘツダ
ー管、16…空気供給配管、17…空気ヘツダー
管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 接触型ワイパーを接触させて水切り後の圧延
ロールの圧延面に、気体噴射ノズルから気体を噴
射して該圧延面の残留水分を除去して後、この圧
延面に圧延油を付着せしめて被圧延材を圧延する
ことを特徴とする油圧延方法。 2 圧延装置の圧延ロールの噛込側において、該
ロールの圧延面の冷却水を水切りする接触型ワイ
パーと、気体噴射ノズル及び水切りした該圧延ロ
ールの圧延面に圧延油を噴射する圧延油噴射ノズ
ルを順次設けたことを特徴とする油圧延装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13529484A JPS6117302A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 油圧延方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13529484A JPS6117302A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 油圧延方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6117302A JPS6117302A (ja) | 1986-01-25 |
| JPH0218641B2 true JPH0218641B2 (ja) | 1990-04-26 |
Family
ID=15148331
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13529484A Granted JPS6117302A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 油圧延方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117302A (ja) |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP13529484A patent/JPS6117302A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6117302A (ja) | 1986-01-25 |
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