JPH02186992A - 複合ウイルスプロモーター - Google Patents

複合ウイルスプロモーター

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JPH02186992A
JPH02186992A JP1002878A JP287889A JPH02186992A JP H02186992 A JPH02186992 A JP H02186992A JP 1002878 A JP1002878 A JP 1002878A JP 287889 A JP287889 A JP 287889A JP H02186992 A JPH02186992 A JP H02186992A
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Hisatoshi Shida
壽利 志田
Shinichi Funahashi
真一 舟橋
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Tonen General Sekiyu KK
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Tonen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は前期発現プロモーター及び後期発現プロモータ
ーを含んで成るウィルス複合プロモーター及び該複合プ
ロモーターを含んで成るワクシニアウィルスに関する。
さらに詳しくは、本発明の複合プロモーターは前期発現
プロモーターとしての7.5Kd蛋白質遺伝子のプロモ
ーター(7,5にプロモーター)の下流側部分と、後期
発現プロモーターとから成る。
〔従来の技術〕
ワクシニアウィルスに病原ウィルス由来の抗原遺伝子を
挿入した組換えワクシニアウィルスをワクチンとして使
用することが種々提案されている。
この場合、挿入された抗原遺伝子を動物細胞中で発現せ
しめるなめには、そのワクシニアウィルス自身がコード
しているRNAポリメラーゼのみにより認識されるウィ
ルスプロモーターが!z・須である。
ウィルスプロモーターはそれが機能する時期により2つ
の範ちゅうに分けられる。一方は、ウィルスが細胞に感
染した後肢ウィルスのDNAの合成が開始される前に機
能するプロモーターであって前期プロモーターと称され
、他方は該ウィルスのDNAの合成の開始後に機能する
プロモーターであって後期プロモーターと称される。前
期プロモーターとしてチミジンキナーゼ遺伝子のプロモ
ーター(TKプロモーター)、ワクシニアウィルスDN
Aの旧ndI[[F断片由来のプロモーター(Fプロモ
ーター)等が知られており、他方後期プロモーターとし
てワクシニアウィルス11Kd蛋白質遺伝子のプロモー
ター(L11プロモーター)、ATIプロモーター等が
知られている。また、7.5にプロモーターは前期発現
領域及び後期発現領域を含有し、このプロモーターの内
−31位からmRNA転写開始点くこれを1位とする)
までの部分(下流側部分と称する)により前期発現が得
られることが知られている (M、^、Cochran
等、Journal of Virology、 54
. p、30−37.1985)。同様に、TKプロモ
ーターについても、−32位からmRNA転写開始部位
(これを1位とする)までの領域により前期発現プロモ
ーターとしての活性が発揮されることが知られている 
(J、PJleir等、Virology、 158.
208−2i0.1987)。B、Coupar等、E
ur、J、lnmunol、、16.1479−148
7.1986には、7.5にプロモーター、Fプロモー
ター又はLllプロモーターの下流にインフルエンザウ
ィルス・ヘマグルチニン(HA)遺伝子を連結し、ワク
シニアウィルスにおいてHA3m伝子m発子せしめ、発
現生成物による細胞障害性T細胞(CTL)誘導を観察
した場合、7.5にプロモーター、及びFプロモーター
はCTLを誘導したがLllプロモーターはCTLを誘
導しなかった旨記載されている。このことは、後期発現
プロモーターによる抗原遺伝子の発現によってはCTL
誘導により代表される細胞性免疫の誘導が十分に行われ
ないことを示唆している。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って本発明は、抗原遺伝子を組み込んだワクシニアウ
ィルスをワクチンとして使用する場合に、該抗原遺伝子
を前期及び後期にわたって発現せしめることができ、従
って体液性免疫及び細胞性免疫の両者を誘導することが
できる新規なウィルスプロモーターを提供するものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は、上記の課題を解決すべく種々のプロモー
ターの組み合わせを検討した結果、後期発現プロモータ
ーと、7.5にプロモーターの前期発現領域(下流側領
域)とを含んで成る複合プロモーターを用いることによ
り上記の目的が達成されることを見出だしな。
従って本発明は、後期発現プロモーター、及び7.5K
d蛋白質遺伝子のプロモーターの下流側領域を含んで成
るウィルスプロモーターであって、該プロモーターの下
流に外来構造遺伝子が連結された場合に該構造遺伝子を
ウィルス感染の前期及び後期にわたって発現することが
できる複合プロモーターを提供する。
本発明はさらに、前記の複合プロモーター、及び該プロ
モーターの下流に続く任意の外来構造遺伝子を含んで成
るワクシニアウィルスを提供する。
〔具体的な説明〕
本発明の複合ウィルスプロモーターは、後期発現を支配
する例えばATIプロモーターと、前期発現を支配する
7、5にプロモーターの下流側領域とを含んで成る。
t′   プロモーター 後期発現プロモーターとしてATIプロモーター又はそ
の他の後期発現プロモーターを使用することができる。
ATIプロモーターは例えば牛痘ウィルスのゲノムから
クローニングすることができ、このプロモーターを含む
ATI遺伝子のクローニング方法、及びATIプロモー
ターの塩基配列は、特開昭61−222194号明細書
(ヨーロッパ出願公開IIkL87308372.9)
に詳細に記載されており、そしてこのプロモーターを含
有するプラスミドp823により形質転換された大腸菌
ニジエリシャ・コリ(Escl+erichia co
li)JM109−823は工業技術院微生物工業技術
研究所に微工研菌寄第1459号(FERM BP−1
459)としてブタベスト条約に基づき国際寄託されて
いる。従って、ATIプロモーターは前記プラスミドρ
B23から容易に切り出すことができ、また、前記公開
公報に開示されている方法に従って、当業者が容易に入
手することができる牛疫ウィルス株のいずれかから容易
にクローニングすることができる。
回  チプロモーター 本発明においては前期発現プロモーターとして、7.5
にプロモーターの前期発現領域を用いる。ワクシニアウ
ィルス7.5にプロモーターの後期発現、及び前期発現
のそれぞれに必須の領域の同定はすでに行われている 
(Journal of Virology Vol、
54p、3O−37(1985))。この論文中ではプ
ロモーター領域の下流にクロラムフェニルコール・アセ
チルトランスフェラーゼ(CAT)遺伝子を連結したも
のをワクシニアウィルスのゲノム中チミジンキナーゼ(
TK)遺伝子に挿入した組換えワクシニアウィルスを作
製し、DNA合成阻害剤である^ra−C存在下、及び
非存在下でウィルスを感染させて、CAT測定を行った
。前期発現プロモーターに必須な領域の同定には5′側
からの欠失を有するプロモーターでのCAT遺伝子の発
現量をCAT測定により決定した。その結果−31位(
mRNA転写開始点を1位とする)までの欠失では^r
a−C存在下でのCAT発現、つまり後期遺伝子発現を
抑制した状態でのCAT発現は影響をうけないが、−2
4位までの欠失では発現量がほとんど消失しな。したが
って−31の位置からmRNAの転写開始点までの配列
が存在しさえすれば、7.5にプロモーターの前期発現
が得られることが判明しな。
この結果に基づいて、本発明においては一31位の位置
からmRNAの転写開始点までの配列から成る36me
rのDNA断片及び−31位の位置からRsa l切断
部位までの配列から成る69rnerのDNA断片を1
ヒ学合成し、これをATIプロモーターに連結し、CA
Tの前期発現を試験し、これらの合成プロモーターによ
りCATの前期発現が得られることを確認しな。従って
本発明においては、7.5にプロモーターの内、少なく
とも一31位から下流の領域を含有する任意の領域を前
期発現プロモーターとして使用することができる。
7.5にプロモーターの前期発現領域の化学合成につい
ては実施例1において具体的に記載する。
11乙ジi二り二 本発明の複合プロモーターは前記の少なくとも1個のA
TIプロモーターあるいは他の後期発現プロモーターと
、少なくとも1個の7,5にプロモーターの前期発現領
域を含有すればよい、これら2種類のプロモーターの順
序は特に限定されず、後期発現プロモーターの下流に7
.5にプロモーターの前期発現領域が存在してもよく、
又この逆でもよい。これらのプロモーターは必ずしも1
個ずつである必要はなく、これらの両者又は一方を複数
存在せしめることができる。例えばATIプロモーター
1個に対して7,5にプロモーターの前期発現領域を1
〜4個存在せしめ、この複合プロモーターの下流にCA
T遺伝子を存在せしめた場合、7.5にプロモーターの
前期発現領域の個数依存的にCATの発現量が顕著に増
加することが確認された。
ワクシニアウィルス 本発明の複合プロモーターを、ワクシニアウィルス中で
外来遺伝子、例えば外来抗原遺伝子の上流に存在せしめ
ることにより、該遺伝子を前期及び後期にわたって発現
せしめることができる。この様なワクシニアウィルスと
しては組換えワクシニアウィルスワクチンの製造におい
て常用される任意のワクシニアウィルス株を用いること
ができる9本発明の複合プロモーターにより発現せしめ
るウィルス遺伝子としては、例えば牛皮ウィルスのフュ
ージョン蛋白質遺伝子、牛皮ウィルスのへマグルチニン
遺伝子、ウシ白血病ウィルス表面抗原遺伝子、成人T細
胞白血病ウィルス表面抗原遺伝子、エイズウィルス表面
抗原遺伝子、エイズウィルスのコア蛋白質遺伝子、サル
エイズウイルス表面抗原遺伝子、インフルエンザウィル
スのへマグルチニン遺伝子等が挙げられるがこれらに限
らない。
組換えワクシニアウィルスの作製は常用の相同性組換え
法により行うことができる。例えば、ワクシニアウィル
スゲノム中の該ウィルスの増殖のなめに必須でない遺伝
子、例えばヘマグルチニン(HA)遺伝子又はチミジン
キナーゼ(TK)遺伝子を含有するプラスミドの該遺伝
子中に本発明の複合プロモーター及び任意の外来遺伝子
が挿入されている組換えプラスミドを作製し、このプラ
スミドとワクシニアウィルスとの相同性組換えにより、
ワクシニアウィルスのゲノム中のHA遺遺伝ススTK遺
伝子中に前記複合プロモーター及び外来遺伝子が挿入さ
れた組換えワクシニアウィルスを作製することができる
組換えは常用のトランスフェクション法により行うこと
ができる。例えば相同性組換え領域としてワクシニアウ
ィルスのHAA伝子を使用する場合、ワクシニアウィル
スを培養された動物細胞、例えばサル腎臓細胞cv−i
又はウサギ腎臓細胞RK13に感染せしめ、次にリン酸
カルシウム法によりプラスミドをトランスフェクトし、
候補組換えウィルスを得る。次にこれらの候補ウィルス
を動物細胞、例えばRK13細胞のモルレーヤーに感染
せしめてプラークを形成せしめ、ニワトリ赤血球が吸着
しない(HA−)ウィルスを選択する。また、相同性組
換え領域としてワクシニアウィルスのTK遺伝子を使用
する場合には、ワクシニアウィルスをTK−突然変異動
物細胞に感染せしめ、次にリン酸カルシウム法によりプ
ラスミドをトランスフェクトし、BUdR(ブロモデオ
キシウリジン)の存在下で培養し、TK−株を選択する
ことにより候補組換ウィルスを得ることができる。
〔発明の効果〕
本発明の複合プロモーターを用いて組換えワクシニアウ
ィルスを作製し、これを哺乳類に接種することにより、
該組換えワクシニアウィルスに組み込まれた抗原遺伝子
を前期及び後期にわたって発現せしめることができ、体
液性免疫のみならず細胞性免疫をも惹起することができ
る。
次に、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
7.5に前期発現プロモーターとして、−31位から始
まって下流に伸びる69merの二本鎖DNA断片(7
,5EΔと称する)(第1図A)、及び−31位から始
まって下流に伸びる36merの二本鎖DN’A断片(
7,5EBと称する)(第1図B)を次の様にして合成
した。
次の5種類のオリゴヌクレオチド: 階I GATCCGT^^^^GTΔC^^^^TΔT
ATTCT^^TTTATTG11&lL2  CAC
GGT^^GG^^GTAGΔ^TCAT^^^G八Δ
CAGTG隘3 GATCCACTGTTCTTTへT
GATTCTACTTCCTTAC磁4  CGTGC
八ΔT^へ^TTAG^八TATへTTTTCTACT
TTTACGN[L5  GATCC^^T^^^TT
AGAATAT八TTTTCTACTTTTACGをホ
スへアミダイト法により合成した。0.100(3,7
μg)ずつの各オリゴヌクレオチドを別々に、50 m
M  Tris−11ci’(pH7,6)、10mM
  MgCL、10mM  2−メルカプトエタノール
、50mM  ATP及び2μ!のT4ポリヌクレオチ
ドキナーゼ(宝酒造製、10ユニット/μm)を含む全
容20μ!の反応混合物中で37℃にて1時間インキュ
ベートすることによりキナーゼ処理した。上記の反応混
合物中1と迎4、隘2と階3、及び隘1と階5を、それ
ぞれ5μpずつ混合して70℃にて20分間加熱するこ
とにより酵素を失活せしめると共にアニールせしめた。
こうして3種類のアニール生成物N11+4、凰2+3
、及び階1+5を得た。
3μgのベクタープラスミドpUc13のDNAを、1
0mM Tris−11Cj!(pH8,0)、7 m
M  MgCl22.100mMNaC1,2ζnM 
 2−メルカプトエタノール及び10ユニツトのBam
HIを含む50μlの反応混合物中で37℃にて2時間
消化し、次にI M  Tris−HCl(pH8,0
>中でアルカリ性ホスファターゼ(大腸菌A19〉によ
り65℃にて1時間脱リン酸化した。
反応混合物を2回フェノール抽出し、1回フェノール/
クロロホルム抽出した後、エタノール沈澱によりDNA
を回収しな。このDNAを30μlのTEM衝液(10
mM  Tris−11c1(pH8,0)、1mME
DT八〕に溶解へた。
この溶液1μβずつを前記の2μりのアニール生成物阻
1+4、隘2+3、又は隘1+5と混合し、蒸留水を加
えて7.5μlとした後、TAKAR^・ライゲーショ
ンキットを用いて連結反応を行った。
このライゲーション反応液を用いて大腸菌JM109を
形質転換し、形質転換体からプラスミドを回収し、これ
らを制限酵素Ba+nHIで消化することにより69b
p断片、又は36bp断片が挿入されていることを確認
した。さらにジデオキシ法により塩基配列の決定を行い
、前記プラスミドが第1図に示す7.5EA又は7.5
EBのDNA断片を含有していることを確認し、これら
のプラスミドを含有する大腸菌をそれぞれJM109−
7.5E^、及びJM109−7.5EBと命名しな。
これらの大腸菌を、50μg/mlのアンピシリンを加
えたLB培地(11中に5gの酵母エキス、Logのバ
クトドリブトン及び108のNaC1を含有する)60
ml中で一夜培養し、この培養菌体からアルカリ−9D
S法によりプラスミドを回収し、それぞれp13−7.
5E^及びp13−7.5EBと命名した。
参考例1で得たプラスミドpSFCATを前記のように
してBamtl Iで消化して線状化しそして脱リン酸
化しな。実施例1で得たプラスミドp13−7.5E^
及びp13−7.5EBのそれぞれを13amll I
で消化し、そして20%ポリアクリルアミドゲルにより
分離し、それぞれ69bp  DNA断片(7,5EA
)及び36bpDNA断片(7,5EB)を含有するゲ
ル片を切り出し、そしてゲルと等量の0.5M  NH
,0^C及び1+nM  EDTΔを含有する溶液によ
り4℃にて一夜抽出した。この69bp  DNA[r
片又は36bp  DNA[r片と前記線状化されたp
SFCATの各0,1μgずつをT 八K A R、’
1ライゲーションキットにより一夜連結し、この反応混
合物を用いて大腸菌JM109を形質転換し/ご。
形質転換体からプラスミドDNAを抽出し、そしてCA
T31!伝子の5′側の17塩基GGTGGTATAT
CCAGTGAから成るオリゴヌクレオチドをプライマ
ーとして用いて塩基配列の決定を行った。ATIプロモ
ーターの転写方向ど同一の方向に合成プロモーターP7
.5EA又はP)、5EBを1個又は複数個含有するプ
ラスミドを得、次の様に命名した。
プロモーター 個数 プラスミド名 P7.5EΔ    1    pSF・^1・CAT
P7.5E^    3    pSF・^3・CAT
P7.5EI3    1    pSF−81・CA
TP7.5EB     4    pSF−84・C
AT組換ワクシニアウィルスを、R,Condit等、
Virology、 155. p97−105.19
86に記載されている方法に従って、イソ−β−チオセ
ミカルバゾン(I BT)依存性ワクシニアウィルスW
R株を感染させた細胞にワクシニアウィルス野性型WR
株のゲノムDNA及び組換え用プラスミドを同時トラン
スフェクションすることにより作製した。
ゲノムDNAの調製は次の様にして行った。
14本のルー(Rouに)ボトルにウサギ腎細胞系(R
K13)を増殖せしめ、これにワクシニアウィルス野性
型WR株を感染せしめた。ワクシニアウィルス感染細胞
を50m1コーニングチユーブに移し、4℃、2000
rpmにて10分間遠心分離し上清を得な。残った沈澱
を10rnlのi 0mM  Tris−HC((pH
8,0)に懸濁し、氷上で15秒ずつ3回超音波処理し
た。これを2000rpmにて1o分間遠心分離し、上
清を得、これを前記の上清と一緒にした。この上清を9
00Orpm (8000X G )にて30分間遠心
し、沈澱を100m1のTris−11c1(pH8,
o)に懸濁した。この懸濁液を氷上で15秒ずつ4回超
音波処理し、これを36%ショ糖溶液に上置して140
0Orpm(28000x a )にて80分間遠心し
、沈澱を得た。
この沈澱を2mMの10mM  Tris−11cj!
 (pH8,o)懸濁し、この懸濁液を氷上で15秒ず
つ4回超音波処理した。
この超音波処理物を4℃、12000rpm(2000
X G )にて45分間、ショ糖密度勾配遠心(20%
〜40%)にかけ、沈澱を分離した後、バンドを別の遠
心チユーズに移し、20m1の10mM Tris−F
ICl(pt18.0)に溶解して4℃、20000r
pm (55000X G )にて30分間遠心し沈澱
を得た。この沈澱を前記の沈澱と共に2mnの10mM
  Tris−11c1(pH8,0)に懸濁し、この
懸濁液を氷上で15秒ずつ4回超音波処理した。この超
音波処理物を4℃、!2000rpm (2000XG
)にて45分間のショ糖密度勾配遠心(20%〜40%
)にかけ、バンドを別の遠心チューブに移し、そして2
0nt’の10 mMTris−HCj’(pH8,0
)に溶解した。この溶液を4°CC120000rp 
(55000X G )にて30分間遠心し、沈澱を得
た。この沈澱を500μlの50mM  Tris−H
CN (pH7,5)に溶解し、氷上で15秒間超音波
処理し、260nmの吸光度により測定した場合合計2
09μgのDNAを含有するウィルス粒子を得た。
このウィルス粒子を、10mM  Tris−HCl(
pH7,8)、5 mM  EDTA及び0.5%SD
Sを含有する溶液中で50μg/mlのプロティンキナ
ーゼにと共に37°Cにて一夜インキユベートすること
によりウィルスDNAを抽出した。この反応混合物をフ
ェノール/クロロホルムで3回抽出し、そして水飽和ジ
エチルエーテルで2回抽出した後、エタノール沈澱によ
りDNAを沈澱せしめた。このDNAをTEに溶解して
一夜放置しな後l・ランスフェクションの材料として使
用した6 直径3.5cmのプラスチックシャーレにCV−1細胞
をコンフルエントに増殖させ、この細胞にIBT依存性
ワクシニアウィルスWR株を0.1m、o、i、で感染
せしめ、1時間後に、リン酸カルシウム法により沈澱せ
しめた、前記のワクシニアウィルス野生型WR株のゲ/
ムDNAl0.+grと、10μgのm換え用7” ラ
スミドpsF41 ・CAT 、 pSF 43・CA
T 。
pSF−B1 ・CATX ?i pSF−84−cA
Tノイずしかトラ混合シて前記細胞にトランスフェクト
した。細胞を室温にて30分間放1し、培地を加えて3
7℃にて48時間インキュベートし、プラークを形成せ
しめた。これに0.5%ニワトリ赤血球を加え、赤く染
色しないプラークを選択した。相同性組換えにより生じ
た組換えワクシニアウィルスは、HA遺伝子が欠損して
いるので赤血球を凝集しない。単一プラークを単離し2
回クローニングして組換えワクシニアウィルスを純化し
、各プラスミドに対応する次の組換えウィルスを得た。
プラスミド   組換えウィルス pSF・^1・CAT    IIIR−3F・^1・
CATl)SF・^3・CAT       阿R−S
F・^3・CATpSF−Ill・CAT    圓R
−SF・B1・CATpSF・B4・CAT     
  WR−3F−84・CATl1 本発明の組換えウィルス畦−SF・^1・CAT 。
WR−SF・^3・CAT 、讐R−SF−81・CA
T及び繋R−SF・B4・CAT、並びに対照としての
ウィルス−R−5FCAT(A T Iプロモーター1
個を含み、7.5に前期発現プロモーターが挿入されて
いないウィルス)、IIIR−VRCAT(7,5にプ
ロモーターを含有する組換えウィルス)、WR(プロモ
ーター及びCAT遺伝子が挿入されていないウィルス)
、及びmock(非感染)を用い、アラビノシルシトシ
ン(八ra−C)(40μs/mN)を含有する培地及
び^ra−Cを含有しない培地でのCATの発現を調べ
た。なお、^ra−CはDNAの合成阻害剤であるため
、その存在下ではウィルスDNAの合成が阻害され、そ
の結果ウィルスDNAの複製の後にのみ機能する後期プ
ロモーターによるCAT遺伝子の発現が抑制される。
RKi3細胞を直径6cmのプラスチックシャーレ中で
コンフルエンI・に増殖せしめ、前記ウィルスを10m
、o、i、で感染させた後24時間培養し、細胞を回収
しな。各培養からの細胞を500μlの0.25MTr
is−11CN(pH7,8)、0.5%トリトンX−
100に懸濁し、この懸濁液を用いてCAT活性を測定
した。反応組成を、 5μ!   細胞懸濁液 7C1uILM  Tris−11c1(pt(7,8
)54μl  蒸留7に 20μm   4mM  アセチルGoΔ1μm   
 14cmクロラムフェニコール(NEN社製、0.1
mCi/ mN)とした。この反応混合物を37°Cに
て10分間インキュベートした後ただちに酢酸エチルに
よりりロラムフェニコール及びアセチル化されたクロラ
ムフェニコールを抽出して反応を停止した。抽出物を薄
層クロマトグラフィーにより分離し、オートラジオグラ
フィーにかけてスポットの位置を確認した。それぞれの
スポットの放射能を液体シンチレーションカウンターに
より測定し、アセチル化されたクロラムフェニコールの
比率を求め、これをCAT活性としな。この結果を次の
表に示す。
WR株感染細胞及び非感染細胞(mock)ではCAT
活性は認められず、表中のCAT活性が人為的に挿入さ
れなCAT遺伝子に基づくものであることが確認される
。Δrc−C非存在下でのCAT活性はATIプロモー
ター及び合成プロモーターの両者による発現の結果を表
し、Δra−C存在下でのCAT活性は合成プロモータ
ーによる発現の結果を表す。^ca−Cの存在下ではA
TIプロモーターによる発現は認められないが7.5に
プロモーターによる発現は認められた。このことよりA
TIプロモーターは後期プロモーターとしてのみ機能し
、前期プロモーター活性を有しないことを確認した。
本発明の複合プロモーターについて、八ca−Cの存在
下では、前期プロモーターとして1個のP7.5ε^(
69mer合成プロモーター)を含有する冒R−3F傾
1・CATハP7.57” o モー ターを1個含有
す7)!41− VRCATとほぼ同じレベルの発現を
示し、3個のP7.5EAを含有するl!IR−SF・
^3・CATは3〜4倍のCATの発現を示しな。また
、1個のP7.5EB(36mer合成プロモーター)
を含有する一R−SF−C1・CATではP7.5ブロ
モ−9−を1個含有tルWR−VRCATI:比ヘテC
AT発現レベルが低かったが、P7.5EBを4個含有
するWR−SF−134・CATは罷−5F−Bl・C
ATに比べて6〜8倍高いレベルのCATを発現した。
これらのことから、前期発現プロモーターの数を増加す
ることにより発現を増強することができることが確認さ
れた。また後期プロモーターであるATIプロモーター
に前期プロモーターとしての機能を付加することができ
た。前期プロモーター活性も7.5にプロモーターの前
期プロモーターよりも3〜4倍高いものであった。
Ara−C非存在下でのCAT発現量を^ra−C存在
下でのCAT発現量を差し引いた数値をATIプロモー
ターによる発現量であると仮定すれば、各組換えウィル
スにおけるATIプロモーターによる発現量は次の通り
となる。
組換えウィルス   ATIによる発現レベルWR−S
FCAT        76.8 (%)WR−SF
・八1・CAT           57.0WR−
SF−Bl・CAT      73.6WR−SF・
^3・CAT      58 、911R−SF−B
4・CAT      88.7ATIプロモーターに
よる発現は、P7.5E^の挿入により23〜26%阻
害されたが、P7.5EBの挿入による阻害は4〜11
%でその影響は少なかった。
参考例1. プラスミドpSFCATの作製5μgのプ
ラスミドpC6をSac  I及びBamHIにより消
化し、Exo mヌクレアーゼにて、BaIIIH(に
より消化された方向に消化し、1本鎖になった部分をS
Iヌクレアーゼ及びDNAポリメラーゼKlenow断
片にて末端を平滑化し、そしてT4 DNAリガーゼに
より連結反応を行った。こうしてプラスミドp 13C
8−2−32を得た。なお前記プラスミドpC6の作製
方法は特願昭61−222194号明細書くヨーロッパ
出願公開Na87308372.9)に記載されている
ボックスウィルスA型封入体(ATI)遺伝子を含有す
るこのプラスミドp13c6−2−32からのEcoR
I−Taq l約600bpのDNA断片をKIeno
w(!7r片により平滑末端にして、puc tsのl
l1ncI[部位にクローニングすることによりATI
遺伝子のプロモーター領域(FATI>を含有するプラ
スミドp18^TIpro536を得た。このプラスミ
ドを旧nt[及びEcoRIにより消化し、PATIプ
ロモーターを含有する600bpの11indlI[−
EcoRI  DNA @片をアガロースゲル電気泳動
により単離した。他方ファージM13n+p18am4
(ΔB11an Biotechnology Ltd
、)の二本鎖DNAを旧ndlll及びEcoRIで消
化して線状化し、これに前記11ind m −Eco
RI rIR片をT4 DNAリガーゼにより連結して
環状化し、大腸菌JM 109に感染させてXga l
とIPTGの存在下での白いプラークの形成をみた。白
いプラークより回収した二本B D N Aにはプロモ
ーター断片が挿入されていることをtlindlHとE
coRIの二重消化により確認した。プロモーターを含
むファージM13mp18am4−ATIpro536
の一本鎖DNAを同一のプラークより調製し、鋳型DN
Aとした。以下の実験操作は市販のキット(01iHo
nuculeotide 5ite−directed
 mutagenesis in M13;^ngIi
an Biotechnology Lim1ted)
の実験マニュアルに従った。変異用プライマーとしてプ
ライマー^TI221mer 5’−^ΔTΔ△^TA
CAGGTCACGΔΔCC−3’を使用した。プライ
マー訂■2の8番目の塩基AはATIプロモーター53
6の塩基配列中では翻訳開始コドンATGの最後の塩基
Gの位置に相当する。鋳型となるM13+np18am
4−^Trpro5365sDNAとはこの位置でミス
マツチをおこすことになる。1μgの鋳型DNAに対し
て5′末端をリン酸化したプライマーI Qpmole
を加えて、10mM Tris−Ci’(pH8,o)
、及び10 mM HgCl2の存在下でアニール反応
を沸騰水上で開始し、そのまま室温に下がるまで放置し
な。鎖伸長・連結反応を続けて行った。10μ2の反応
液に1μβの100mM Tris ・C&(pH8,
0)、100+nM HgCl2.1μj2の5 mM
 rATP、1μ!の5mMdNTPs、1μ!の10
0mM DTT、及び4μβの蒸留水を添加後氷上に置
き、さらに10ユニツトのT4 DNAリガーゼと1ユ
ニツトのDNAポリメラーゼのK l enou+断片
を加え、12°Cにて16時間保温した。
ハイブリッドDNAを用いて大腸菌を形質転換し複製さ
せた。このときコンピテント細胞としてmismatc
h repair system欠損株HB2155、
指示菌としてnon−suppressor株である1
182151を用い、アンバー変異をもたない(−)鎖
のみを選択的に成長させた。(+)鎖はアンバー変異を
含むためにnonsuppressor株では成長でき
ない。特異的に選択されたプラークからDNAを抽出し
て塩基配列を決定したところ7プラークのうち2プラー
クがら抽出したDNAにA T GからATAの点突然
変異が生じていた。ATIプロモーターに突然変異をも
つファージM13mp18−八TlproΔ2−9のd
sDN^を分離し、これを旧ndIII及びEc’oR
lで消化することにより変異を有するATIプロモータ
ーを含有するDNA断片を得た。
他方、プラスミドp[Jc 18を旧ndIII及びE
coRlで消化することにより線状化し、これに前記D
NA断片をT4 DNAリガーゼにより連結することに
よりプラスミドp18^Tlpro^2−9を得た。
ワクシニアウィルスの血球凝集素(HA)遺伝子を含有
するプラスミドpH^13.1(The EMBOJo
urnaVol、6.No、11.3379−3384
.1987)を制限酵素Nrulで消化して線状化した
。他方変異したATIプロモーターを含有するプラスミ
ドp18^TIpro^2−9を11indI[[及び
EcoRIにより消化し、該プロモーターを含有する6
00bpのDNA断片をKlenowItIi片により
平滑末端化し、T4 DNAリガーゼにより前記の線状
化プラスミドと連結し、HA遺伝子が変異型プロモータ
ーにより中断されているプラスミドpSFを得た。
このプラスミドpSFのHA遺伝子とプロモーターの下
流端との間を制限酵素Smalにより切断して線状化し
た。他方、CAT遺伝子を含有するプラスミドpSV2
CAT(Gorman et al、、Mo1ecul
ar andCellular Biology 2.
pp1044−1051.1982)を旧ndIII及
び5au3ΔIにより消化し、CAT遺伝子を含有する
790bpの旧ndI[l −5au3八I DN^断
片を得た。これらをKlenow断片により平滑末端化
した後T4 DNAリガーゼにより連結し、中断された
HA遺伝子の間に変異型ATIプロモーター及びCA、
 T遺伝子を含有する発現プラスミドpSFCATを得
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の複合プロモーターの合成りNA部位
の塩基配列を示す。AはP7.5E八、BはP7.5E
Bの塩基配列をそれぞれ示す。 第2図は、プラスミドpSFCATの作製過程を示す。 第3図は、本発明の複合プロモーターを含むプラスミド
の作製の過程を示す。 第4図は、組換えウィルスの作製過程を示す。 第5図は、実施例5において得た結果を示すグラフであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、後期発現プロモーター、及び7.5Kd蛋白質遺伝
    子のプロモーターの下流側領域を含んで成るボックスウ
    ィルスプロモーターであって、該プロモーターの下流に
    外来構造遺伝子が連結された場合に該構造遺伝子をウィ
    ルス感染前期及び後期にわたって発現することができる
    複合プロモーター。 2、ボックスウィルスの後期発現プロモーター、及びワ
    クシニアウイルスの7.5Kd蛋白質遺伝子の少なくと
    も−31位の塩基から+1位の塩基までのプロモーター
    領域をこの順序で含んで成る、請求項1に記載の複合プ
    ロモーター。 3、前記7.5Kd蛋白質遺伝子のプロモーターの下流
    側領域が1〜4個存在する、請求項1又は2に記載の複
    合プロモーター。 4、請求項1に記載の複合プロモーター、及び該プロモ
    ーターの下流に続く任意の外来構造遺伝子を含んで成る
    ワクシニアウイルス。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018516599A (ja) * 2015-05-29 2018-06-28 コーロン ライフ サイエンス インコーポレイテッドKolon Life Science, Inc. ポックスウイルス由来のプロモーターおよびそれを含むベクター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018516599A (ja) * 2015-05-29 2018-06-28 コーロン ライフ サイエンス インコーポレイテッドKolon Life Science, Inc. ポックスウイルス由来のプロモーターおよびそれを含むベクター

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