JPH0219234B2 - - Google Patents
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- JPH0219234B2 JPH0219234B2 JP6966382A JP6966382A JPH0219234B2 JP H0219234 B2 JPH0219234 B2 JP H0219234B2 JP 6966382 A JP6966382 A JP 6966382A JP 6966382 A JP6966382 A JP 6966382A JP H0219234 B2 JPH0219234 B2 JP H0219234B2
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- Japan
- Prior art keywords
- weight
- vinyl acetate
- parts
- flame
- emulsion
- Prior art date
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Carpets (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Description
本発明はカーペツトの難燃バツキング材に関
し、、硬過ぎない程度の硬い風合と高難燃性が付
与され、かつ耐候性に優れ、さらにフロス加工
(バツキング材を機械的に2〜3倍に泡立後塗布
する方法)に適したバツキング材に関する。 カーペツトの裏面にバツキング材を施し、適度
の風合、毛抜け防止、寸法安定性、耐久性、難燃
性等の性能を付与することはすでに知られてお
り、スチレン―ブタジエン共重合体エマルジヨン
を原料とし、種々の添加剤を加えて調製したバツ
キング材が例えば「エマルジヨンラテツクスハン
ドブツク」第738〜757頁(大成社 昭和50年発
行)に知られている。 しかし、カーペツトが自動車の内装などに使わ
れる場合、年毎に厳しくなる難燃規制に対処する
には、スチレン―ブダジエン共重合体エマルジヨ
ンでは限界があり、素材そのものを変える必要に
せまられている。 この問題を解決するため、エチレン―酢酸ビニ
ル―塩化ビニル共重合体エマルジヨンが特開昭54
−39000号公報として提案されており、確かに優
れた難燃性と硬い風合を有している。しかし、こ
れをフイルムに成形して長期間放置すると、黄変
劣化するという耐候性の問題がある。また、市販
されているこのエマルジヨンは泡立ちが良くな
く、フロス加工に適していないのでスプレー塗布
されている。しかしスプレー法ではフロス加工に
比べて基材以外への飛散量が多く無駄を生じるば
かりでなく、塗布量が中央部に多く、端は少ない
という欠点も生じる。また、硬い風合をもたせる
ために、エチレン―酢酸ビニル―塩化ビニル共重
合エマルジヨンの塩化ビニル分を増すと耐候性が
低下する現象が生じ、十分な耐候性の範囲内で、
市場で求められている硬い風合を得るには限界が
ある。 従つて、従来より用いられているカーペツトの
難燃バツキング材は、難燃性、適度の硬さの風
合、耐候性、作業性(泡立ちの良否)等の物性で
夫々一長一短であり、その全てを満足する事は難
しい実情にある。 この様な状況下で本発明者等は種々検討を行な
つた結果、意外にも特定組成範囲のエチレン―酢
酸ビニル共重合体エマルジヨンと特定組成範囲の
塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマルジヨンを
特定割合で混合してなる樹脂組成物をカーペツト
のバツキング材に用いたところ、前記欠点を改良
できることを見出して本発明を完成するに至つ
た。 即ち、本発明は、酢酸ビニルユニツトが75〜97
重量%のエチレン―酢酸ビニル共重合体エマルジ
ヨン50〜90重量部(ポリマー分)と、酢酸ビニル
ユニツトが25〜75重量%の塩化ビニル―酢酸ビニ
ル共重合体エマルジヨン50〜10重量部(ポリマー
分)とよりなる樹脂組成物を含有してなることを
特徴とするカーペツトの難燃バツキング材であ
る。 本発明では、特定のエチレン−酢酸ビニル共重
合体と特定の塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体を
エマルジヨンの形で特定量混合した樹脂組成物だ
けでも目的を達成することが出来る。本発明の樹
脂組成物が何故従来のエチレン―酢酸ビニル―塩
化ビニル共重合体より難燃性に優れているかの理
由は定かではないが次の様に考えられる。難燃性
が塩素含有量に比例する事は明らかである。しか
し、同一塩素含有量でも本発明品の方が難燃性で
ある。それは、本発明に係る樹脂組成物をミクロ
的に見れば、塩素を含まないポリマーと塩素を含
むポリマーが共存しており、塩素を含まない燃え
やすいポリマーを塩素を含む燃え難いポリマーで
包み込んだ構造となつているからであ。 従つて、塩素が分子オーダーで均一に分布し、
全体の難燃性が向上するよりも、不均一に分布し
て極めて難燃性の高いポリマーが燃えやすいポリ
マーを包み込んで燃焼を防止する方が結果的に効
果が上るものと考えられる。 カーペツトのバツキング材に使用して硬い風合
を出すにはエチレン―酢酸ビニル共重合体中の酢
酸ビニルユニツトが75〜97重量%でなければなら
ない。75重量%未満では軟風合となり、97重量%
を越えると繊維との接着性が低下したり、耐水性
が劣ることがある。塩化ビニル―酢酸ビニル共重
合体中酢酸ビニル含量は25〜75重量%で、酢酸ビ
ニルユニツトが75重量%を越えると難燃性が低下
し、25重量%未満では、エチレン―酢酸ビニル共
重合体との“なじみ”が低下する。これらの共重
合体には10重量%以下の範囲で例えばアクリル酸
エステル、バーサチツク酸ビニルエステル、架橋
性ビニルモノマーを1種以上含有させることもで
きる。 本発明に係るエマルジヨンの混合割合はそれぞ
れポリマー分で、エチレン―酢酸ビニル共重合体
50〜90重量部に対し、塩化ビニル―酢酸ビニル共
重合体50〜10重量部である。前者が多過ぎると難
燃性が低下し、風合も柔らかくなる。逆に少な過
ぎると風合が硬くなり過ぎ柔軟性に欠けて好まし
くない。 本発明では、樹脂組成物のエマルジヨンをその
ままカーペツトのバツキング材として使用でき
る。また、難燃剤、水酸化アルミニウム、分散
剤、増粘剤、整泡剤等の添加物を配合の後、使用
する事もできる。難燃剤の配合量は必要とされる
難燃性に応じて0〜40重量部(樹脂組成物中のポ
リマー分100重量部当り)が好ましく、40重量部
を越えると耐候性の低下を促進し望ましくない。 難燃剤は市販品をそのまま使用でき、塩素系、
臭素系、リン系及び三酸化アンチモンなどを1種
以上使用できる。 水酸化アルミニウムの配合量は0〜300重量部
(樹脂組成物中のポリマー分100重量部当り)が好
ましく、300重量部を越えるとバツキング材の耐
久性を低下させ好ましくない。水酸化アルミニウ
ムの使用理由は、難燃性を低下させずにコストを
低下させることにある。その他、添加物として整
泡剤、水酸化アルミニウムの分散剤、湿潤剤、増
粘剤、充填剤、架橋剤、老化防止剤等を物性が損
われない範囲で使用することができる。 バツキングを施すカーペツトの種類は特に限定
されず、例えばタフテツドカーペツトやニードル
パンチカーペツトであり、それらの繊維としては
レーヨン、アクリル、ポリエステル、ポリプロピ
レン等の可燃性のものが特に効果的に使用され
る。また、ナイロンやポリアクリロニトリルなど
の難燃性繊維を使用している場合でも更に難燃性
を高め、硬い風合を与える。 本発明によるバツキング材を施したカーペツト
は、難燃性で適度に硬い風合を持ち、耐候性を要
求される場所に好ましく使用される。例えば自動
車のカーペツト、リアパーセル、リアシエルフ、
ドアトリム、トランクマツト等に特に好ましい。
他に、一般車両の内装、飛行機の内装特にカーペ
ツト、一般住宅・事務所・ビル等で難燃性の特に
要求される場所に好適に使用される。塗布方法に
は特に制限はなく、フロス加工法の他、スプレー
法、コーテイング法等が用いられる。 以下実施例を示して本発明をさらに説明する。 各例の結果は表に示す。尚、粘度はB型粘度計
を用い、30℃で測定した。 実施例 1 (エチレン―酢酸ビニル共重合体の製造) 内容積10のステンレス製電磁撹拌機付オート
クレーブに次の原料を仕込んだ。
し、、硬過ぎない程度の硬い風合と高難燃性が付
与され、かつ耐候性に優れ、さらにフロス加工
(バツキング材を機械的に2〜3倍に泡立後塗布
する方法)に適したバツキング材に関する。 カーペツトの裏面にバツキング材を施し、適度
の風合、毛抜け防止、寸法安定性、耐久性、難燃
性等の性能を付与することはすでに知られてお
り、スチレン―ブタジエン共重合体エマルジヨン
を原料とし、種々の添加剤を加えて調製したバツ
キング材が例えば「エマルジヨンラテツクスハン
ドブツク」第738〜757頁(大成社 昭和50年発
行)に知られている。 しかし、カーペツトが自動車の内装などに使わ
れる場合、年毎に厳しくなる難燃規制に対処する
には、スチレン―ブダジエン共重合体エマルジヨ
ンでは限界があり、素材そのものを変える必要に
せまられている。 この問題を解決するため、エチレン―酢酸ビニ
ル―塩化ビニル共重合体エマルジヨンが特開昭54
−39000号公報として提案されており、確かに優
れた難燃性と硬い風合を有している。しかし、こ
れをフイルムに成形して長期間放置すると、黄変
劣化するという耐候性の問題がある。また、市販
されているこのエマルジヨンは泡立ちが良くな
く、フロス加工に適していないのでスプレー塗布
されている。しかしスプレー法ではフロス加工に
比べて基材以外への飛散量が多く無駄を生じるば
かりでなく、塗布量が中央部に多く、端は少ない
という欠点も生じる。また、硬い風合をもたせる
ために、エチレン―酢酸ビニル―塩化ビニル共重
合エマルジヨンの塩化ビニル分を増すと耐候性が
低下する現象が生じ、十分な耐候性の範囲内で、
市場で求められている硬い風合を得るには限界が
ある。 従つて、従来より用いられているカーペツトの
難燃バツキング材は、難燃性、適度の硬さの風
合、耐候性、作業性(泡立ちの良否)等の物性で
夫々一長一短であり、その全てを満足する事は難
しい実情にある。 この様な状況下で本発明者等は種々検討を行な
つた結果、意外にも特定組成範囲のエチレン―酢
酸ビニル共重合体エマルジヨンと特定組成範囲の
塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマルジヨンを
特定割合で混合してなる樹脂組成物をカーペツト
のバツキング材に用いたところ、前記欠点を改良
できることを見出して本発明を完成するに至つ
た。 即ち、本発明は、酢酸ビニルユニツトが75〜97
重量%のエチレン―酢酸ビニル共重合体エマルジ
ヨン50〜90重量部(ポリマー分)と、酢酸ビニル
ユニツトが25〜75重量%の塩化ビニル―酢酸ビニ
ル共重合体エマルジヨン50〜10重量部(ポリマー
分)とよりなる樹脂組成物を含有してなることを
特徴とするカーペツトの難燃バツキング材であ
る。 本発明では、特定のエチレン−酢酸ビニル共重
合体と特定の塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体を
エマルジヨンの形で特定量混合した樹脂組成物だ
けでも目的を達成することが出来る。本発明の樹
脂組成物が何故従来のエチレン―酢酸ビニル―塩
化ビニル共重合体より難燃性に優れているかの理
由は定かではないが次の様に考えられる。難燃性
が塩素含有量に比例する事は明らかである。しか
し、同一塩素含有量でも本発明品の方が難燃性で
ある。それは、本発明に係る樹脂組成物をミクロ
的に見れば、塩素を含まないポリマーと塩素を含
むポリマーが共存しており、塩素を含まない燃え
やすいポリマーを塩素を含む燃え難いポリマーで
包み込んだ構造となつているからであ。 従つて、塩素が分子オーダーで均一に分布し、
全体の難燃性が向上するよりも、不均一に分布し
て極めて難燃性の高いポリマーが燃えやすいポリ
マーを包み込んで燃焼を防止する方が結果的に効
果が上るものと考えられる。 カーペツトのバツキング材に使用して硬い風合
を出すにはエチレン―酢酸ビニル共重合体中の酢
酸ビニルユニツトが75〜97重量%でなければなら
ない。75重量%未満では軟風合となり、97重量%
を越えると繊維との接着性が低下したり、耐水性
が劣ることがある。塩化ビニル―酢酸ビニル共重
合体中酢酸ビニル含量は25〜75重量%で、酢酸ビ
ニルユニツトが75重量%を越えると難燃性が低下
し、25重量%未満では、エチレン―酢酸ビニル共
重合体との“なじみ”が低下する。これらの共重
合体には10重量%以下の範囲で例えばアクリル酸
エステル、バーサチツク酸ビニルエステル、架橋
性ビニルモノマーを1種以上含有させることもで
きる。 本発明に係るエマルジヨンの混合割合はそれぞ
れポリマー分で、エチレン―酢酸ビニル共重合体
50〜90重量部に対し、塩化ビニル―酢酸ビニル共
重合体50〜10重量部である。前者が多過ぎると難
燃性が低下し、風合も柔らかくなる。逆に少な過
ぎると風合が硬くなり過ぎ柔軟性に欠けて好まし
くない。 本発明では、樹脂組成物のエマルジヨンをその
ままカーペツトのバツキング材として使用でき
る。また、難燃剤、水酸化アルミニウム、分散
剤、増粘剤、整泡剤等の添加物を配合の後、使用
する事もできる。難燃剤の配合量は必要とされる
難燃性に応じて0〜40重量部(樹脂組成物中のポ
リマー分100重量部当り)が好ましく、40重量部
を越えると耐候性の低下を促進し望ましくない。 難燃剤は市販品をそのまま使用でき、塩素系、
臭素系、リン系及び三酸化アンチモンなどを1種
以上使用できる。 水酸化アルミニウムの配合量は0〜300重量部
(樹脂組成物中のポリマー分100重量部当り)が好
ましく、300重量部を越えるとバツキング材の耐
久性を低下させ好ましくない。水酸化アルミニウ
ムの使用理由は、難燃性を低下させずにコストを
低下させることにある。その他、添加物として整
泡剤、水酸化アルミニウムの分散剤、湿潤剤、増
粘剤、充填剤、架橋剤、老化防止剤等を物性が損
われない範囲で使用することができる。 バツキングを施すカーペツトの種類は特に限定
されず、例えばタフテツドカーペツトやニードル
パンチカーペツトであり、それらの繊維としては
レーヨン、アクリル、ポリエステル、ポリプロピ
レン等の可燃性のものが特に効果的に使用され
る。また、ナイロンやポリアクリロニトリルなど
の難燃性繊維を使用している場合でも更に難燃性
を高め、硬い風合を与える。 本発明によるバツキング材を施したカーペツト
は、難燃性で適度に硬い風合を持ち、耐候性を要
求される場所に好ましく使用される。例えば自動
車のカーペツト、リアパーセル、リアシエルフ、
ドアトリム、トランクマツト等に特に好ましい。
他に、一般車両の内装、飛行機の内装特にカーペ
ツト、一般住宅・事務所・ビル等で難燃性の特に
要求される場所に好適に使用される。塗布方法に
は特に制限はなく、フロス加工法の他、スプレー
法、コーテイング法等が用いられる。 以下実施例を示して本発明をさらに説明する。 各例の結果は表に示す。尚、粘度はB型粘度計
を用い、30℃で測定した。 実施例 1 (エチレン―酢酸ビニル共重合体の製造) 内容積10のステンレス製電磁撹拌機付オート
クレーブに次の原料を仕込んだ。
【表】
内温を70℃まで上げてエチレンを15Kg/cm2にな
るまで導入した。過硫酸アンモニウム0.6gを添
加し重合を開始した。内温はジヤケツトの温度を
調整して一定に保つた。10時間の後、冷却し内容
物を取り出した。内容物は粗粒の少い安定なエマ
ルジヨンで固型分51.6重量%、粘度2120cpsで、
そのポリマー組成は酢酸ビニルユニツト92重量%
であつた。 (塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体の製造) 内容積10のステンレス製電磁撹拌機付オート
クレーブに次の原料を仕込んだ。 純 水 3250g 酢酸ビニルモノマー 1400g 塩化ビニルモノマー 1375g ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(HLB16) 150g ハイドロキシエチルセルロース 40g ハイテノール N―17(第工業製薬(株)) 55g リン酸水素アンモニウム 40g 内温を60℃まで上げた後、過硫酸アンモニウム
を2.2g添加し重合を開始した。内温はジヤケツ
トの温度を調整して一定に保つた。18時間後、冷
却し内容物を取り出した。内容物は粗粒の少い安
定なエマルジヨンで固型分46.3重量%、粘度
46cpsで、そのポリマー組成は塩化ビニルユニツ
ト50重量%であつた。 以上のエチレン―酢酸ビニル共重合体エマルジ
ヨンと、塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマル
ジヨンをポリマー分の重量比で80対20になる様に
混合した結果、固型分50.4重量%、粘度560cpsの
安定な混合エマルジヨンが得られた。 (カーペツトバツキング材の製造) 上記混合エマルジヨンを用いてカーペツトの難
燃バツキング材を次の配合で製造した。
るまで導入した。過硫酸アンモニウム0.6gを添
加し重合を開始した。内温はジヤケツトの温度を
調整して一定に保つた。10時間の後、冷却し内容
物を取り出した。内容物は粗粒の少い安定なエマ
ルジヨンで固型分51.6重量%、粘度2120cpsで、
そのポリマー組成は酢酸ビニルユニツト92重量%
であつた。 (塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体の製造) 内容積10のステンレス製電磁撹拌機付オート
クレーブに次の原料を仕込んだ。 純 水 3250g 酢酸ビニルモノマー 1400g 塩化ビニルモノマー 1375g ポリオキシエチレンオレイルエーテル
(HLB16) 150g ハイドロキシエチルセルロース 40g ハイテノール N―17(第工業製薬(株)) 55g リン酸水素アンモニウム 40g 内温を60℃まで上げた後、過硫酸アンモニウム
を2.2g添加し重合を開始した。内温はジヤケツ
トの温度を調整して一定に保つた。18時間後、冷
却し内容物を取り出した。内容物は粗粒の少い安
定なエマルジヨンで固型分46.3重量%、粘度
46cpsで、そのポリマー組成は塩化ビニルユニツ
ト50重量%であつた。 以上のエチレン―酢酸ビニル共重合体エマルジ
ヨンと、塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマル
ジヨンをポリマー分の重量比で80対20になる様に
混合した結果、固型分50.4重量%、粘度560cpsの
安定な混合エマルジヨンが得られた。 (カーペツトバツキング材の製造) 上記混合エマルジヨンを用いてカーペツトの難
燃バツキング材を次の配合で製造した。
【表】
難燃バツキング材の固型分は50重量%、粘度は
5400cpsであつた。難燃バツキング材を泡立て器
で空気を混入した所、泡立ちはきわめてよく、最
初の容量の3倍に容積が増加した。また、できた
泡の大きさも小さく、かつ同じ大きさであり、安
定であつた。この難燃バツキング材をポリプロピ
レン製の100デニール200g目付けのニードルパン
チ不織布に200g/m2塗布し、130℃のオーブンで
10分乾燥し得られたもので試験を行つた。結果を
表に示す。 実施例 2 実施例1のエマルジヨン混合比80対20を60対4
に変更した以外は実施例1と同様に行なつた。 比較例 1 実施例1のエマルジヨン混合比80対20を30対70
に変更した以外は実施例1と同様に行なつた。 比較例 2 実施例1のエマルジヨン混合比80対20を100対
0に変更した以外は実施例1と同様に行なつた。 比較例 3 内容積10のステンレス製電磁撹拌機付オート
クレーブに次の原料を仕込んだ。
5400cpsであつた。難燃バツキング材を泡立て器
で空気を混入した所、泡立ちはきわめてよく、最
初の容量の3倍に容積が増加した。また、できた
泡の大きさも小さく、かつ同じ大きさであり、安
定であつた。この難燃バツキング材をポリプロピ
レン製の100デニール200g目付けのニードルパン
チ不織布に200g/m2塗布し、130℃のオーブンで
10分乾燥し得られたもので試験を行つた。結果を
表に示す。 実施例 2 実施例1のエマルジヨン混合比80対20を60対4
に変更した以外は実施例1と同様に行なつた。 比較例 1 実施例1のエマルジヨン混合比80対20を30対70
に変更した以外は実施例1と同様に行なつた。 比較例 2 実施例1のエマルジヨン混合比80対20を100対
0に変更した以外は実施例1と同様に行なつた。 比較例 3 内容積10のステンレス製電磁撹拌機付オート
クレーブに次の原料を仕込んだ。
【表】
内温を50℃まで上げて、エチレンを25Kg/cm2に
なるまで導入した。過硫酸アンモニウムの2重量
%水溶液を40ml/hrの速度で添加し重合を開始し
た。内温はジヤケツトの温度を調整して一定に保
つた。10時間の後、冷却し内容物を取り出した。
内容物は安定なエマルジヨンで固型分52.0重量
%、粘度133cpsでそのポリマー組成はエチレン6
重量%、酢酸ビニル84重量%、塩化ビニル10重量
%であつた。内容物を取り出す際発泡がはげしい
ため必要最小量の消泡剤を添加した。実施例1で
用いた混合エマルジヨンの代りに、上記のエチレ
ン―酢酸ビニル―塩化ビニル共重合体エマルジヨ
ンを用いた以外は実施例1と同様にしてカーペツ
トバツキング材の製造及び試験を行なつた。 実施例 3 実施例1の水酸化アルミニウム量を50重量部、
水を134重量部に変えた以外は、実施例1と同様
に行なつた。 実施例 4 実施例1の難燃剤16重量部をフアイロール51
(鹿島工業社製、水溶性縮合系有機リン酸エステ
ル)20重量部に、水を108重量部に変えた以外は
実施例1と同様に行なつた。 実施例 5 実施例1で使用したエチレン―酢酸ビニル共重
合体エマルジヨンを市販の電気化学工業社製#81
(酢酸ビニルユニツト82重量%)に、塩化ビニル
―酢酸ビニル共重合体エマルジヨンを市販の電気
化学工業社製AC―26(酢酸ビニルユニツト50重量
%)に、水を108重量部に変えた以外は実施例1
と同様に行なつた。 実施例 6 実施例1のバツキング材の配合における水酸化
アルミニウムおよび難燃剤(二酸化アンチモン、
塩素化パラフイン)を用いずに、そしてその配合
中の水の量を63重量部に変えた以外は実施例1と
同様にしてカーペツト難燃バツキング材の製造お
よび試験を行なつた。 比較例 4 実施例1で用いた混合エマルジヨンの代りに比
較例3で用いたエチレン―酢酸ビニル―塩化ビニ
ル共重合体エマルジヨンを用い、かつ実施例1の
バツキング材の配合における水酸化アルミニウム
および難燃剤を用いずに、そしてその配合中の水
の量を63重量部に変えた以外は実施例1と同様に
してカーペツトバツキング材の製造および試験を
行なつた。
なるまで導入した。過硫酸アンモニウムの2重量
%水溶液を40ml/hrの速度で添加し重合を開始し
た。内温はジヤケツトの温度を調整して一定に保
つた。10時間の後、冷却し内容物を取り出した。
内容物は安定なエマルジヨンで固型分52.0重量
%、粘度133cpsでそのポリマー組成はエチレン6
重量%、酢酸ビニル84重量%、塩化ビニル10重量
%であつた。内容物を取り出す際発泡がはげしい
ため必要最小量の消泡剤を添加した。実施例1で
用いた混合エマルジヨンの代りに、上記のエチレ
ン―酢酸ビニル―塩化ビニル共重合体エマルジヨ
ンを用いた以外は実施例1と同様にしてカーペツ
トバツキング材の製造及び試験を行なつた。 実施例 3 実施例1の水酸化アルミニウム量を50重量部、
水を134重量部に変えた以外は、実施例1と同様
に行なつた。 実施例 4 実施例1の難燃剤16重量部をフアイロール51
(鹿島工業社製、水溶性縮合系有機リン酸エステ
ル)20重量部に、水を108重量部に変えた以外は
実施例1と同様に行なつた。 実施例 5 実施例1で使用したエチレン―酢酸ビニル共重
合体エマルジヨンを市販の電気化学工業社製#81
(酢酸ビニルユニツト82重量%)に、塩化ビニル
―酢酸ビニル共重合体エマルジヨンを市販の電気
化学工業社製AC―26(酢酸ビニルユニツト50重量
%)に、水を108重量部に変えた以外は実施例1
と同様に行なつた。 実施例 6 実施例1のバツキング材の配合における水酸化
アルミニウムおよび難燃剤(二酸化アンチモン、
塩素化パラフイン)を用いずに、そしてその配合
中の水の量を63重量部に変えた以外は実施例1と
同様にしてカーペツト難燃バツキング材の製造お
よび試験を行なつた。 比較例 4 実施例1で用いた混合エマルジヨンの代りに比
較例3で用いたエチレン―酢酸ビニル―塩化ビニ
ル共重合体エマルジヨンを用い、かつ実施例1の
バツキング材の配合における水酸化アルミニウム
および難燃剤を用いずに、そしてその配合中の水
の量を63重量部に変えた以外は実施例1と同様に
してカーペツトバツキング材の製造および試験を
行なつた。
Claims (1)
- 1 酢酸ビニルユニツトが75〜97重量%のエチレ
ン―酢酸ビニル共重合体エマルジヨン50〜90重量
部(ポリマー分)と、酢酸ビニルユニツトが25〜
75重量%の塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体エマ
ルジヨン50〜10重量部(ポリマー分)とよりなる
樹脂組成物を含有してなることを特徴とするカー
ペツトの難燃バツキング材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6966382A JPS58186675A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | カーペットの難燃バッキング材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6966382A JPS58186675A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | カーペットの難燃バッキング材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58186675A JPS58186675A (ja) | 1983-10-31 |
| JPH0219234B2 true JPH0219234B2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=13409289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6966382A Granted JPS58186675A (ja) | 1982-04-27 | 1982-04-27 | カーペットの難燃バッキング材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58186675A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60259678A (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-21 | 住友化学工業株式会社 | 難燃性バツキング組成物 |
| JP5273498B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2013-08-28 | ダイニック株式会社 | プリント用カーペット |
| JP5738672B2 (ja) * | 2011-05-24 | 2015-06-24 | アイカ工業株式会社 | 難燃性樹脂組成物 |
| JP5905751B2 (ja) * | 2012-03-07 | 2016-04-20 | アイカ工業株式会社 | 難燃性樹脂組成物 |
-
1982
- 1982-04-27 JP JP6966382A patent/JPS58186675A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58186675A (ja) | 1983-10-31 |
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