JPH02194138A - プラスチック成形金型 - Google Patents
プラスチック成形金型Info
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- JPH02194138A JPH02194138A JP1153789A JP1153789A JPH02194138A JP H02194138 A JPH02194138 A JP H02194138A JP 1153789 A JP1153789 A JP 1153789A JP 1153789 A JP1153789 A JP 1153789A JP H02194138 A JPH02194138 A JP H02194138A
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- Japan
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- weight
- plastic mold
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プラスチックまたは合成樹脂成形金型用C
u合金に関するものである。
u合金に関するものである。
一般に、プラスチック成形金型は、常温だけでなくプラ
スチック成形温度(150℃〜200℃)において型締
め力に対して変形を生じない強度および硬さを有し、熱
伝導性に優れた材料で作製され、さらにこのような材料
で作製された金型の内部は鏡面仕上げされるため、鏡面
仕上げ性の優れた材料で作製されることも必要であった
。
スチック成形温度(150℃〜200℃)において型締
め力に対して変形を生じない強度および硬さを有し、熱
伝導性に優れた材料で作製され、さらにこのような材料
で作製された金型の内部は鏡面仕上げされるため、鏡面
仕上げ性の優れた材料で作製されることも必要であった
。
かかるプラスチック成形金型を作製するための材料とし
て従来Cu合金が使用され、代表的なものとして下記の
Cu合金が使用されていた。
て従来Cu合金が使用され、代表的なものとして下記の
Cu合金が使用されていた。
(1) Mn : 11.45%、
Afi : 8.05%、
Fe : 3.55%、
Nl : 2.01%、
を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金、 (2) Nl : 4.78%、Sl :
1.33%、 Al : 0.59%、 Co:0.57%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金。
するCu合金、 (2) Nl : 4.78%、Sl :
1.33%、 Al : 0.59%、 Co:0.57%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
するCu合金。
(3) N l : 1.0996、Zr:0.7
0%、 Bc:O,15%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%、以下%はすべて重量%を示す)を有するCu
合金。
0%、 Bc:O,15%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%、以下%はすべて重量%を示す)を有するCu
合金。
ところが、最近、プラスチック成形体の形状が複雑化す
るとともに成形スピードが向上し、成形サイクルが短縮
化し、そのためプラスチック射出圧力は従来よりも一層
高くなり、金型の腐食も激しく、従来よりもプラスチッ
ク成形金型の寿命が短くなってきた。
るとともに成形スピードが向上し、成形サイクルが短縮
化し、そのためプラスチック射出圧力は従来よりも一層
高くなり、金型の腐食も激しく、従来よりもプラスチッ
ク成形金型の寿命が短くなってきた。
そのため、従来よりも鏡面仕上げ性はもちろんのこと、
上記プラスチック射出の高圧力に耐えつるだけの強度と
硬さをもち、成形サイクル時間の短縮化に耐えつる優れ
た熱伝導性をもち、かつプラスチックに含まれるCfI
イオン、Sイオン等に対する一層すぐれた耐腐食性を有
するプラスチック成形金型用Cu合金の出現が望まれて
いた。
上記プラスチック射出の高圧力に耐えつるだけの強度と
硬さをもち、成形サイクル時間の短縮化に耐えつる優れ
た熱伝導性をもち、かつプラスチックに含まれるCfI
イオン、Sイオン等に対する一層すぐれた耐腐食性を有
するプラスチック成形金型用Cu合金の出現が望まれて
いた。
これらの要求に対して、上記従来の技術(1)のCu合
金は、強度、硬さおよび鏡面仕上げ性についての要求は
みたすものの熱伝導性が極めて悪く、上記従来の技術(
2)および(3)のCu合金は、強度および硬さについ
ての要求をみたすものの鏡面仕上げ性が十分でない。上
記従来の技術(1)のCu合金は添加元素の含有率が高
く、従って熱伝導性が劣る。また従来の技術(2)およ
び(3)のCu合金は、硬質相の析出により強化された
もので、強度、硬さおよび熱伝導性には優れるもののこ
れらCu合金で作製された金型を研磨加工する際に、硬
質粒子の脱落が生じ、そのため磨き面の鏡面仕上げ性が
劣化するのである。特にこの従来の技術(3)のCu合
金は、毒性の強いBeが含まれるため、このCu合金で
作製された金型を用いて成形されたプラスチック成形体
の表面にはBeが付着する危険性があるためにプラスチ
ック成形金型用材料としての使用は嫌われ、もし、使用
されたとしてもその用途は限られたものになるという問
題点もあった。
金は、強度、硬さおよび鏡面仕上げ性についての要求は
みたすものの熱伝導性が極めて悪く、上記従来の技術(
2)および(3)のCu合金は、強度および硬さについ
ての要求をみたすものの鏡面仕上げ性が十分でない。上
記従来の技術(1)のCu合金は添加元素の含有率が高
く、従って熱伝導性が劣る。また従来の技術(2)およ
び(3)のCu合金は、硬質相の析出により強化された
もので、強度、硬さおよび熱伝導性には優れるもののこ
れらCu合金で作製された金型を研磨加工する際に、硬
質粒子の脱落が生じ、そのため磨き面の鏡面仕上げ性が
劣化するのである。特にこの従来の技術(3)のCu合
金は、毒性の強いBeが含まれるため、このCu合金で
作製された金型を用いて成形されたプラスチック成形体
の表面にはBeが付着する危険性があるためにプラスチ
ック成形金型用材料としての使用は嫌われ、もし、使用
されたとしてもその用途は限られたものになるという問
題点もあった。
そこで、本発明者等は、上記のBeの如き毒性の強い金
属を合金元素として添加することなく、強度、硬さ、熱
伝導性および鏡面仕上げ性にともに優れたプラスチック
成形用Cu合金を開発すべく研究を行なった結果、 Ni1.3〜5%、 Tt:o、z〜2%、Cr :
0.1〜1.5%、 を含有し、さらに必要に応じて、 (a) Zr : 0.01〜0.5%、(b)Fcお
よびCoのうちの1種または2種:0、O1〜0.5%
、 (c) Sn : 0.05〜1.2%、Mn : 0
.05〜1.2%、Zn : 0.05〜1.2%、M
g : 0.001〜0.2%、P 70.001〜
0.2%、 のうちの1種または2FIi以上、 (d)希土類元素: 0.001〜0.2%、以上(a
)〜(d)の4つの区分のうちの1つ、または2つ以上
を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
し、かつNlとTiの重量比二Ni /Tiが、 Ni /Ti :2.0〜3.0、 であるCu合金は、強度、破さ、熱伝導性にすぐれ、さ
らに均一微細な析出物によって強化されるために、研石
加工においてすぐれた鏡面仕上げ性を発揮するとともに
、初期粒界融解を生じないことから熱処理時の焼き割れ
、あるいは熱間加工割れの問題も起こらないという知見
を得たのである。
属を合金元素として添加することなく、強度、硬さ、熱
伝導性および鏡面仕上げ性にともに優れたプラスチック
成形用Cu合金を開発すべく研究を行なった結果、 Ni1.3〜5%、 Tt:o、z〜2%、Cr :
0.1〜1.5%、 を含有し、さらに必要に応じて、 (a) Zr : 0.01〜0.5%、(b)Fcお
よびCoのうちの1種または2種:0、O1〜0.5%
、 (c) Sn : 0.05〜1.2%、Mn : 0
.05〜1.2%、Zn : 0.05〜1.2%、M
g : 0.001〜0.2%、P 70.001〜
0.2%、 のうちの1種または2FIi以上、 (d)希土類元素: 0.001〜0.2%、以上(a
)〜(d)の4つの区分のうちの1つ、または2つ以上
を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成を有
し、かつNlとTiの重量比二Ni /Tiが、 Ni /Ti :2.0〜3.0、 であるCu合金は、強度、破さ、熱伝導性にすぐれ、さ
らに均一微細な析出物によって強化されるために、研石
加工においてすぐれた鏡面仕上げ性を発揮するとともに
、初期粒界融解を生じないことから熱処理時の焼き割れ
、あるいは熱間加工割れの問題も起こらないという知見
を得たのである。
この発明は、かかる知見にもとづいてなされたものであ
って、以下にCu合金の成分組成を上記の通りに限定し
た理由について説明する。
って、以下にCu合金の成分組成を上記の通りに限定し
た理由について説明する。
(a)NlおよびTi
これらの成分には、Cu母相中にCu−NiTiまたは
Ni−Tiの金属間化合物として析出し、合金の強度を
向上させる効果があるが、その含有量がいずれもNi:
1.3%未満およびTi:0.2%未満では所望の効果
が得られず、一方、その含有量が、それぞれNI:5%
およびTi:2%を越えても強度の向上がみられないう
えに熱伝導度が低下する。さらに、NlとTiの重量比
:Ni/Tiが2.0より小さいか、または3.0より
大きい場合、余剰元素の固溶により熱伝導度の著しい低
下がみられる。
Ni−Tiの金属間化合物として析出し、合金の強度を
向上させる効果があるが、その含有量がいずれもNi:
1.3%未満およびTi:0.2%未満では所望の効果
が得られず、一方、その含有量が、それぞれNI:5%
およびTi:2%を越えても強度の向上がみられないう
えに熱伝導度が低下する。さらに、NlとTiの重量比
:Ni/Tiが2.0より小さいか、または3.0より
大きい場合、余剰元素の固溶により熱伝導度の著しい低
下がみられる。
したがって、この発明のCu合金におけるNlおよびT
iの添加ユは、それぞれNI:1.3〜5%およびTi
:0.2〜2%とするとともに、NiとTi(7)重量
比: Nl /Tiを2.0〜3.0 ニ定めた。
iの添加ユは、それぞれNI:1.3〜5%およびTi
:0.2〜2%とするとともに、NiとTi(7)重量
比: Nl /Tiを2.0〜3.0 ニ定めた。
(b) Cr
Cr成分は、Cu母相中のNi−Ti金属間化合物との
相互作用により均一、微細に析出し、合金の硬さを向上
せしめる作用を有するが、その含有量がCr:0.1%
未満では十分な析出量に達しないために所望の効果が得
られず、一方、C「:1.5%を越えて含Hしても溶解
が困難となるばかりでなく、析出物の粗大化を生じ、鏡
面仕上げ性が著しく劣化することから、その含有量を0
.1〜1.5%と定めた。
相互作用により均一、微細に析出し、合金の硬さを向上
せしめる作用を有するが、その含有量がCr:0.1%
未満では十分な析出量に達しないために所望の効果が得
られず、一方、C「:1.5%を越えて含Hしても溶解
が困難となるばかりでなく、析出物の粗大化を生じ、鏡
面仕上げ性が著しく劣化することから、その含有量を0
.1〜1.5%と定めた。
(c) Zr
Zr成分には、被成形物中に含有されるS成分に対する
耐腐食性を向上させ、また粒界反応型析出を防ぐことに
より析出のより均一微細化をはかり、鏡面仕上げ性を向
上させる作用があるが、その含有量が0.01%未満で
は所望の効果が得られず、一方、0.5%を越えて含有
しても熱処理工程において粒界初期融解を生じ焼き割れ
が発生するため、その含有量を0.O1〜0.5%と定
めた。
耐腐食性を向上させ、また粒界反応型析出を防ぐことに
より析出のより均一微細化をはかり、鏡面仕上げ性を向
上させる作用があるが、その含有量が0.01%未満で
は所望の効果が得られず、一方、0.5%を越えて含有
しても熱処理工程において粒界初期融解を生じ焼き割れ
が発生するため、その含有量を0.O1〜0.5%と定
めた。
(d) FcおよびCO
これらの成分は、Cu母相中にTiとともに金属間化合
物として析出し、合金の強度をさらに向上させる作用が
あるが、これらの含HmがそれぞれF e:0.01%
未満、Co:0.01%未満では所望の効果が得られず
、一方、F e:0.5%およびCo:0.5%を越え
て含有するとFe−TiまたはCo −Ti金属間化合
物の生成により、余剰のNiの母相への固溶が生じ、熱
伝導性が劣化するので、その含有量をそれぞれF e:
0.01〜0.5%、CO:0.01〜0.5%と定め
た。
物として析出し、合金の強度をさらに向上させる作用が
あるが、これらの含HmがそれぞれF e:0.01%
未満、Co:0.01%未満では所望の効果が得られず
、一方、F e:0.5%およびCo:0.5%を越え
て含有するとFe−TiまたはCo −Ti金属間化合
物の生成により、余剰のNiの母相への固溶が生じ、熱
伝導性が劣化するので、その含有量をそれぞれF e:
0.01〜0.5%、CO:0.01〜0.5%と定め
た。
(e) Sn、Mn、Zn、Mg、およびPこれらの
成分は、合金の耐熱性を向上させるために必要に応じて
添加するものであるが、その自白゛量がSn 、Mn
、Znについては0.05%未満、MgおよびPについ
てはo、oot%未満では所望の効果が得られず、一方
その含有量がSn、Mnおよび20については1.2%
、さらにMgおよびPについては0.2%をそれぞれ越
えると熱伝導性が著しく低下するので、その含有量をS
n:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%、
Z n:0.05〜1.2%、Mg: 0.0旧〜0,
2%、P :0.001〜0,2%と定めた。
成分は、合金の耐熱性を向上させるために必要に応じて
添加するものであるが、その自白゛量がSn 、Mn
、Znについては0.05%未満、MgおよびPについ
てはo、oot%未満では所望の効果が得られず、一方
その含有量がSn、Mnおよび20については1.2%
、さらにMgおよびPについては0.2%をそれぞれ越
えると熱伝導性が著しく低下するので、その含有量をS
n:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%、
Z n:0.05〜1.2%、Mg: 0.0旧〜0,
2%、P :0.001〜0,2%と定めた。
(r) 希土類元素
これらの成分は、被成形物中に含まれるS成分に対する
耐腐食性能を向上させ、また、金型の鏡面仕上げ性に関
わる波切削性を向上させる作用を有するが、これら元素
の含有量が0.001%未満では所望の効果が得られず
、一方、0.2%を越えて含有しても熱間加工性が著し
く劣化するために、その含有量を0.001〜0.2%
と定めた。なお、希土類元素としては、Ce、La、N
d、PrおよびSnなどがあり、例えば、人手しやすい
ミツシュメタルを用いて含有させるとよい。
耐腐食性能を向上させ、また、金型の鏡面仕上げ性に関
わる波切削性を向上させる作用を有するが、これら元素
の含有量が0.001%未満では所望の効果が得られず
、一方、0.2%を越えて含有しても熱間加工性が著し
く劣化するために、その含有量を0.001〜0.2%
と定めた。なお、希土類元素としては、Ce、La、N
d、PrおよびSnなどがあり、例えば、人手しやすい
ミツシュメタルを用いて含有させるとよい。
つぎに、この発明のCu合金を実施例により具体的に説
明する。
明する。
通常の真空溶解炉を用い、黒鉛るつぼ中で、それぞれ第
1表に示される成分組成をもった各種のCu合金溶湯を
5kgづつ溶製し、金型に鋳造し、面削した後、熱間鍛
造および熱間圧延を施して、幅:100wX厚さ:5m
+*の板材とし、これを適当な長さに切断することによ
って、本発明Cu合金板材1〜52、比較Cu合金板材
1〜8、および従来Cu合金板材1〜3をそれぞれ製造
した。
1表に示される成分組成をもった各種のCu合金溶湯を
5kgづつ溶製し、金型に鋳造し、面削した後、熱間鍛
造および熱間圧延を施して、幅:100wX厚さ:5m
+*の板材とし、これを適当な長さに切断することによ
って、本発明Cu合金板材1〜52、比較Cu合金板材
1〜8、および従来Cu合金板材1〜3をそれぞれ製造
した。
なお、これらのCu合金板材のいずれにも湿度:980
℃に30分間保持後水冷の焼入れ処理を施し、さらに引
続いて、本発明Cu合金板材1〜52および比較Cu合
金板材1〜8に対しては温度:525℃に2時間保持の
条件で、また従来Cu合金板材1および2については温
度:500℃に2時間保持の条件で、さらに従来Cu合
金板材3については温度:450℃に1.5時間保持の
条件で、それぞれ時効処理を行った。
℃に30分間保持後水冷の焼入れ処理を施し、さらに引
続いて、本発明Cu合金板材1〜52および比較Cu合
金板材1〜8に対しては温度:525℃に2時間保持の
条件で、また従来Cu合金板材1および2については温
度:500℃に2時間保持の条件で、さらに従来Cu合
金板材3については温度:450℃に1.5時間保持の
条件で、それぞれ時効処理を行った。
また、比較Cu合金板材1〜8は、いずれも構成成分の
うちのいずれかの成分含有量がこの発明の条件から外れ
た組成をもつものであり、この条件から外れた値に※印
を付して示しである。
うちのいずれかの成分含有量がこの発明の条件から外れ
た組成をもつものであり、この条件から外れた値に※印
を付して示しである。
ついで、これら各種のCu合金板材について常温におけ
るビッカース硬さおよび引張強さを測定し、さらに熱伝
導度を評価する目的で電気伝導度を測定し、鏡面仕上げ
性試験を行なって、それらの結果を第2表に示した。
るビッカース硬さおよび引張強さを測定し、さらに熱伝
導度を評価する目的で電気伝導度を測定し、鏡面仕上げ
性試験を行なって、それらの結果を第2表に示した。
上記鏡面仕上げ性試験は次のようにして実施した。
鏡面仕上げ性試験
試験片を、粒度:0.5〜1即のペースト状ダイヤモン
ドを塗布したパフを1分間に40〜50回転の速度で回
転させ、この回転パフの中心から10〜12cmの距離
の位置で500grの荷重をかけながら5分間研磨した
後、25倍の光学顕微鏡を用いて研磨面を検鏡し、 研摩面全面にパフによるスジの存在しない鏡面を有する
ものを01 研磨面の1/2以上鏡面のものをΔ、 研摩面全面が鏡面となっていないものを×、として示し
た。
ドを塗布したパフを1分間に40〜50回転の速度で回
転させ、この回転パフの中心から10〜12cmの距離
の位置で500grの荷重をかけながら5分間研磨した
後、25倍の光学顕微鏡を用いて研磨面を検鏡し、 研摩面全面にパフによるスジの存在しない鏡面を有する
ものを01 研磨面の1/2以上鏡面のものをΔ、 研摩面全面が鏡面となっていないものを×、として示し
た。
なお、一般にプラスチック成形金型は、プラスチック成
形に際して、常温とプラスチック成形温度の加熱冷却サ
イクルをうけるが、上記プラスチック成形温度は150
〜200℃と低く、プラスチック成形温度における引張
強さおよび硬さは、常温における引張強さおよび硬さと
大差なく、この程度の温度差による加熱冷却サイクル熱
疲労による割れおよび変形は仝(発生しなかった。
形に際して、常温とプラスチック成形温度の加熱冷却サ
イクルをうけるが、上記プラスチック成形温度は150
〜200℃と低く、プラスチック成形温度における引張
強さおよび硬さは、常温における引張強さおよび硬さと
大差なく、この程度の温度差による加熱冷却サイクル熱
疲労による割れおよび変形は仝(発生しなかった。
第2表に示される結果から、従来Cu合金板材1〜3お
よびこの発明の範囲から外れた成分含有量またはmff
1比(Ni /Ti)を有する比較Cu合金板材1〜8
は、常温引張強さ、常温硬さ、熱伝導性および鏡面仕上
げ性のいずれか1種以上の特性が劣っているに対し、本
発明Cu合金板材1〜52は、上記特性のいずれにも優
れており、この発明のCu合金を用いて作製したプラス
チックあるいは合成樹脂用の、例えば、複雑形状を被成
形物に付与する射出成形用金型は、型締め力に対する変
形はなく、著しく長期に互って優れた性能を発揮するも
のである。
よびこの発明の範囲から外れた成分含有量またはmff
1比(Ni /Ti)を有する比較Cu合金板材1〜8
は、常温引張強さ、常温硬さ、熱伝導性および鏡面仕上
げ性のいずれか1種以上の特性が劣っているに対し、本
発明Cu合金板材1〜52は、上記特性のいずれにも優
れており、この発明のCu合金を用いて作製したプラス
チックあるいは合成樹脂用の、例えば、複雑形状を被成
形物に付与する射出成形用金型は、型締め力に対する変
形はなく、著しく長期に互って優れた性能を発揮するも
のである。
出
願
人
二 三菱金属株式会社
代
理
人
昌
田
和
夫
外1名
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (2)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (3)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (4)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (5)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (6)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (7)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (8)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (9)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、Cr
:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (10)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 FoおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (11)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (12)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (13)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (14)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (15)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。 (16)Ni:1.3〜5%、Ti:0.2〜2%、C
r:0.1〜1.5%、 を含有し、さらに、 Zr:0.01〜0.5%と、 FeおよびCoのうちの1種または2種: 0.01〜0.5%と、 Sn:0.05〜1.2%、Mn:0.05〜1.2%
、Zn:0.05〜1.2%、Mg:0.001〜0.
2%、P:0.001〜0.2%、 のうちの1種または2種以上と、 希土類元素:0.001〜0.2%、 を含有し、残りがCuと不可避不純物からなる組成(以
上重量%)を有し、かつNiとTiの重量比:Ni/T
iが、 Ni/Ti:2.0〜3.0、 であることを特徴とするプラスチック成形金型用Cu合
金。
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|---|---|---|---|
| JP1011537A Expired - Fee Related JP2682100B2 (ja) | 1989-01-20 | 1989-01-20 | プラスチック成形金型 |
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| JP (1) | JP2682100B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5508001A (en) * | 1992-11-13 | 1996-04-16 | Mitsubishi Sindoh Co., Ltd. | Copper based alloy for electrical and electronic parts excellent in hot workability and blankability |
| CN109355526A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-02-19 | 有研工程技术研究院有限公司 | 一种新型高弹性铜钛合金及其组织调控方法 |
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Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6250428A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-05 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電子機器用銅合金 |
-
1989
- 1989-01-20 JP JP1011537A patent/JP2682100B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| US5508001A (en) * | 1992-11-13 | 1996-04-16 | Mitsubishi Sindoh Co., Ltd. | Copper based alloy for electrical and electronic parts excellent in hot workability and blankability |
| CN109355526A (zh) * | 2018-11-06 | 2019-02-19 | 有研工程技术研究院有限公司 | 一种新型高弹性铜钛合金及其组织调控方法 |
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| JP2682100B2 (ja) | 1997-11-26 |
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