JPH0219468B2 - - Google Patents
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- JPH0219468B2 JPH0219468B2 JP62037292A JP3729287A JPH0219468B2 JP H0219468 B2 JPH0219468 B2 JP H0219468B2 JP 62037292 A JP62037292 A JP 62037292A JP 3729287 A JP3729287 A JP 3729287A JP H0219468 B2 JPH0219468 B2 JP H0219468B2
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- Japan
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- arm
- pressed
- circuit
- weight
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- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は電子楽器の鍵盤装置に関し、特に、
アコーステイツクピアノに近い鍵タツチ感が得ら
れるようにした鍵盤装置に関する。
アコーステイツクピアノに近い鍵タツチ感が得ら
れるようにした鍵盤装置に関する。
近年、鍵盤によつて演奏される電子楽器におい
ては、アコーステイツクピアノ(弦をハンマで叩
いて音を出す普通のピアノ:以下単に「ピアノ」
という)に近い鍵タツチ感を得るための種々の改
良がなされている。
ては、アコーステイツクピアノ(弦をハンマで叩
いて音を出す普通のピアノ:以下単に「ピアノ」
という)に近い鍵タツチ感を得るための種々の改
良がなされている。
第7図は、本出願人が先に出願した実開昭57−
88186号に記載された電子楽器の鍵盤装置を示す
ものである。
88186号に記載された電子楽器の鍵盤装置を示す
ものである。
同図中、1は鍵盤フレーム2に上下揺動自在に
配設される鍵で、この鍵1の後端部が鍵フレーム
3上に止めねじ4によつて固定されている。
配設される鍵で、この鍵1の後端部が鍵フレーム
3上に止めねじ4によつて固定されている。
その鍵フレーム3の後端部下面には切欠5が設
けられており、この切欠5を鍵盤フレーム2の支
点板6の上端と係合させることにより、鍵フレー
ム3が切欠5を中心に上下に揺動自在に支持さ
れ、さらに、引張りスプリング7によつて反時計
方向に付勢される。
けられており、この切欠5を鍵盤フレーム2の支
点板6の上端と係合させることにより、鍵フレー
ム3が切欠5を中心に上下に揺動自在に支持さ
れ、さらに、引張りスプリング7によつて反時計
方向に付勢される。
この鍵1の先端側の内部空間には重り8が止め
ねじ9によつて固定され、下面に垂設された突起
10には、上限ストツパ11と、後述するハンマ
アーム12を押鍵操作時に駆動するアクチユエー
タ13とが止めねじにより固定されている。
ねじ9によつて固定され、下面に垂設された突起
10には、上限ストツパ11と、後述するハンマ
アーム12を押鍵操作時に駆動するアクチユエー
タ13とが止めねじにより固定されている。
その上限ストツパ11は、鍵盤フレーム2に穿
設された透孔14を通つて下方に延在し、かつ下
端が略水平に折り曲げられて、鍵盤フレーム2の
下面に貼着されたフエルト製の緩衝材15aに当
接することにより、鍵1を実線で示すほぼ水平な
位置に係止する。なお、押鍵時には錘り8が緩衝
材15bに当接して、鍵1の下限位置が規制され
る。
設された透孔14を通つて下方に延在し、かつ下
端が略水平に折り曲げられて、鍵盤フレーム2の
下面に貼着されたフエルト製の緩衝材15aに当
接することにより、鍵1を実線で示すほぼ水平な
位置に係止する。なお、押鍵時には錘り8が緩衝
材15bに当接して、鍵1の下限位置が規制され
る。
アクチユエータ13も下方に延在して透孔14
に臨み、その斜めに折り曲げられた下端部下面に
は押圧子16が固着されている。
に臨み、その斜めに折り曲げられた下端部下面に
は押圧子16が固着されている。
ハンマアーム12は、その中間部が鍵盤フレー
ム2の中央部下面のブラケツト17に軸18を介
して回動自在に支持されており、その先端部はア
クチユエータ13の押圧子16と対向するように
上方に折り曲げられて、その上面に緩衝材19が
接着されている。また、このハンマアーム12の
後端面には重り20が固設されて反時計方向に付
勢され、全体として質量体アームを構成してい
る。
ム2の中央部下面のブラケツト17に軸18を介
して回動自在に支持されており、その先端部はア
クチユエータ13の押圧子16と対向するように
上方に折り曲げられて、その上面に緩衝材19が
接着されている。また、このハンマアーム12の
後端面には重り20が固設されて反時計方向に付
勢され、全体として質量体アームを構成してい
る。
この第1従来例の鍵盤装置によれば、鍵1の押
鍵操作時に、ハンマアーム12及び錘り20が有
する慣性モーメントと、軸18とハンマアーム1
2との間に作用する摩擦力及びスプリング7の弾
性力とによつて、ピアノに近似したタツチ感を実
現することができる。
鍵操作時に、ハンマアーム12及び錘り20が有
する慣性モーメントと、軸18とハンマアーム1
2との間に作用する摩擦力及びスプリング7の弾
性力とによつて、ピアノに近似したタツチ感を実
現することができる。
しかしながら、この鍵盤装置は鍵1の下方にハ
ンマアーム12の全揺動スペースが必要である。
ンマアーム12の全揺動スペースが必要である。
そのハンマアーム12は、所定の慣性モーメン
トを持たせるために大きな錘りを一体とし、その
回転半径も大きくせざるを得ないから、比較的大
きなスペースを必要とするので、鍵盤装置の厚さ
寸法(高さ寸法)が大きくなつてしまうという問
題がある。
トを持たせるために大きな錘りを一体とし、その
回転半径も大きくせざるを得ないから、比較的大
きなスペースを必要とするので、鍵盤装置の厚さ
寸法(高さ寸法)が大きくなつてしまうという問
題がある。
また第2の従来例として、例えば実公昭58−
48720号公報に記載されたような電子楽器の鍵盤
装置もある。
48720号公報に記載されたような電子楽器の鍵盤
装置もある。
この鍵盤装置を第8図により説明すると、鍵フ
レーム31の先端にフレーム32が載置固定され
ており、このフレーム32には、フエルト等の緩
衝材を備えたストツパ部32aとガイド部32b
と支点部32cとが設けられている。
レーム31の先端にフレーム32が載置固定され
ており、このフレーム32には、フエルト等の緩
衝材を備えたストツパ部32aとガイド部32b
と支点部32cとが設けられている。
そして、このフレーム32上には、支点部32
cを中心として回動自在に鍵33が装着されてお
り、その鍵33はスプリング42によつて時計方
向に付勢され、ストツパ部32aによつてその付
勢方向への回動が規制されている。
cを中心として回動自在に鍵33が装着されてお
り、その鍵33はスプリング42によつて時計方
向に付勢され、ストツパ部32aによつてその付
勢方向への回動が規制されている。
この鍵33の後端には係合片34が設けられて
おり、その側部には支持板35が設けられてい
る。支持板35には、係合片34と係合する質量
体アームである錘板36がピン37によつて回動
自在に取り付けられている。
おり、その側部には支持板35が設けられてい
る。支持板35には、係合片34と係合する質量
体アームである錘板36がピン37によつて回動
自在に取り付けられている。
そして、この錘板36の後端にはアクチユエー
タ38が設けられ、ブラケツト39に支持された
鍵スイツチ40を鍵33の押下時に操作するよう
になつている。
タ38が設けられ、ブラケツト39に支持された
鍵スイツチ40を鍵33の押下時に操作するよう
になつている。
この第2従来例の鍵盤装置によつても、鍵33
の押鍵操作時に、錘板36が有する慣性モーメン
トと、係合片34と錘板36との間に作用する摩
擦力及びスプリング42の弾性力とによつて、ピ
アノに近似したタツチ感を実現することができ
る。
の押鍵操作時に、錘板36が有する慣性モーメン
トと、係合片34と錘板36との間に作用する摩
擦力及びスプリング42の弾性力とによつて、ピ
アノに近似したタツチ感を実現することができ
る。
しかしながら、この例でも鍵33の後端部に係
合片34及び錘板36が存在し、特にその錘板3
6は、所定の慣性モーメントを持たせるために大
きな質量を持ち、且つその回転半径を大きくせざ
るを得ないから大きなスペースを必要とするの
で、鍵盤装置の奥行き(長さ)が大きくなつてし
まうという問題があつた。
合片34及び錘板36が存在し、特にその錘板3
6は、所定の慣性モーメントを持たせるために大
きな質量を持ち、且つその回転半径を大きくせざ
るを得ないから大きなスペースを必要とするの
で、鍵盤装置の奥行き(長さ)が大きくなつてし
まうという問題があつた。
すなわち、上記第1,第2従来例の鍵盤装置
は、いずれもピアノに近い鍵タツチ感が得られる
ものの、楽器内で鍵盤が占めるスペースが大きく
なつてしまうという問題があつた。
は、いずれもピアノに近い鍵タツチ感が得られる
ものの、楽器内で鍵盤が占めるスペースが大きく
なつてしまうという問題があつた。
この発明は、このような問題を解決するために
なされたもので、ピアノに近い鍵タツチ感が得ら
れる鍵盤装置のコンパクト化を図ることを目的と
するものである。
なされたもので、ピアノに近い鍵タツチ感が得ら
れる鍵盤装置のコンパクト化を図ることを目的と
するものである。
この発明は上記の目的を達成するため、鍵と、
この鍵の一端を回動自在に支持する鍵盤フレーム
と、押鍵時に上記鍵から力が伝達されることによ
つて該鍵に連動して回動する質量体アームとから
構成される電子楽器の鍵盤装置において、鍵に質
量体アームの回動範囲の一部をなす空間部を設け
たものである。
この鍵の一端を回動自在に支持する鍵盤フレーム
と、押鍵時に上記鍵から力が伝達されることによ
つて該鍵に連動して回動する質量体アームとから
構成される電子楽器の鍵盤装置において、鍵に質
量体アームの回動範囲の一部をなす空間部を設け
たものである。
さらに、上記に加えて押鍵時に上記質量体アー
ムが略最大限回動した時にのみ、その質量体アー
ムに設けられた操作子によつて開閉操作される位
置に鍵スイツチを配設した電子楽器の鍵盤装置も
提供する。
ムが略最大限回動した時にのみ、その質量体アー
ムに設けられた操作子によつて開閉操作される位
置に鍵スイツチを配設した電子楽器の鍵盤装置も
提供する。
上記の構成によれば、上記質量体アームが有す
る慣性モーメントによつて、押鍵操作時にピアノ
に極めて近い押鍵速度に応じた鍵タツチ感を得る
ことができると共に、この質量体アームがその回
動範囲の一部で鍵の空間部内に収められるので、
その占有スペースを少なくすることができ、鍵盤
装置のコンパクト化を実現することができる。
る慣性モーメントによつて、押鍵操作時にピアノ
に極めて近い押鍵速度に応じた鍵タツチ感を得る
ことができると共に、この質量体アームがその回
動範囲の一部で鍵の空間部内に収められるので、
その占有スペースを少なくすることができ、鍵盤
装置のコンパクト化を実現することができる。
また、上記鍵スイツチが質量体アームによつて
開閉操作された時に、その鍵に対応する音高の楽
音を発生させるようにすれば、鍵が有る程度以上
の強さで押鍵された時にのみ、質量体アームがそ
の慣性回動力によつて略最大限回動して鍵スイツ
チを開閉操作するため発音され、非常に弱く押鍵
したときには、質量体アームの慣性回動力が小さ
いため最大限まで回動せず、鍵スイツチを開閉操
作しないので発音されない。
開閉操作された時に、その鍵に対応する音高の楽
音を発生させるようにすれば、鍵が有る程度以上
の強さで押鍵された時にのみ、質量体アームがそ
の慣性回動力によつて略最大限回動して鍵スイツ
チを開閉操作するため発音され、非常に弱く押鍵
したときには、質量体アームの慣性回動力が小さ
いため最大限まで回動せず、鍵スイツチを開閉操
作しないので発音されない。
すなわち、ピアノと同様にある程度以上の強さ
で押鍵した時にのみ発音する。
で押鍵した時にのみ発音する。
以下、この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
まず、第1実施例について、第1図及び第2図
a,bを参照して説明する。
a,bを参照して説明する。
これらの図中、51は鍵で、この鍵51が両サ
イドの拍子木A,A間に多数個数配設され、その
鍵51の後端部は、鍵支持部材である鍵盤フレー
ム52の支点部53に回動自在に支持されてい
る。
イドの拍子木A,A間に多数個数配設され、その
鍵51の後端部は、鍵支持部材である鍵盤フレー
ム52の支点部53に回動自在に支持されてい
る。
この鍵51は横断面U字状に形成され、その内
部には空間部(中間部)51aが形成されてい
る。
部には空間部(中間部)51aが形成されてい
る。
また、スプリング54の力によつて時計方向に
付勢されて、常時はそのストツパ片55が鍵盤フ
レーム52側のフエルト製の緩衝材56に当接す
るような非操作位置に保持されており、打鍵され
た際には鍵盤フレーム52に設けられたフエルト
製の緩衝材57に案内されて反時計方向に回動
し、この緩衝材57に当接することにより同方向
の回動限位置が規制されるようになつている。
付勢されて、常時はそのストツパ片55が鍵盤フ
レーム52側のフエルト製の緩衝材56に当接す
るような非操作位置に保持されており、打鍵され
た際には鍵盤フレーム52に設けられたフエルト
製の緩衝材57に案内されて反時計方向に回動
し、この緩衝材57に当接することにより同方向
の回動限位置が規制されるようになつている。
さらに、この鍵51の空間部51aを形成する
両側壁の内部の所定箇所には、第2図に示すよう
にそれぞれ溝58が形成されており、その各溝5
8の最奥部にはそれぞれ凹部58′が形成されて
いる。
両側壁の内部の所定箇所には、第2図に示すよう
にそれぞれ溝58が形成されており、その各溝5
8の最奥部にはそれぞれ凹部58′が形成されて
いる。
そして、これらの溝58,58にはアーム59
の一端部に設けられた軸60が圧入され、その後
凹部58′に嵌合されて軸60が回転自在に支持
されるようになつている。
の一端部に設けられた軸60が圧入され、その後
凹部58′に嵌合されて軸60が回転自在に支持
されるようになつている。
アーム59の他端部には鉛等からなる重り61
が取り付けられており、全体として質量体アーム
を構成している。そして、この重り61によつて
アーム59が第1図で時計方向に付勢されて、鍵
盤フレーム52に設けられた支持部材62に当接
される。また、重り61の下側にはバー63が配
置されている。
が取り付けられており、全体として質量体アーム
を構成している。そして、この重り61によつて
アーム59が第1図で時計方向に付勢されて、鍵
盤フレーム52に設けられた支持部材62に当接
される。また、重り61の下側にはバー63が配
置されている。
このバー63は鍵51の配列方向に延びてい
て、その両端部が鍵盤フレーム52に上下動自在
に取付けられている。このバー63の下側には、
鍵盤フレーム52に回動自在に支持された軸64
が設けられている。そして、この軸64には複数
のカム65が偏心状態に取付けられている。
て、その両端部が鍵盤フレーム52に上下動自在
に取付けられている。このバー63の下側には、
鍵盤フレーム52に回動自在に支持された軸64
が設けられている。そして、この軸64には複数
のカム65が偏心状態に取付けられている。
なお、バー63は複数のカム65のカム面上に
載置されている。
載置されている。
そして、軸64と共にカム65が回動すること
により、バー63は第1図に実線で示すように、
その上面が通常位置にあるアーム59の重り61
に単に接触するような下降限位置と、同図に二点
鎖線で示すように、その上面によつて重り61と
共にアーム59を押し上げる上昇限位置とのいず
れかに択一的に位置設定されるようになつてい
る。
により、バー63は第1図に実線で示すように、
その上面が通常位置にあるアーム59の重り61
に単に接触するような下降限位置と、同図に二点
鎖線で示すように、その上面によつて重り61と
共にアーム59を押し上げる上昇限位置とのいず
れかに択一的に位置設定されるようになつてい
る。
なお、軸64は、図示しない手操作レバーが回
動されるか、あるいは図示しないモータの駆動力
がウオーム及びウオームホイールを介して伝達さ
れるかのいずれかによつて、回動操作されるよう
になつている。
動されるか、あるいは図示しないモータの駆動力
がウオーム及びウオームホイールを介して伝達さ
れるかのいずれかによつて、回動操作されるよう
になつている。
次に、このように構成した上記実施例の作用に
ついて説明する。
ついて説明する。
まず、第1図に実線で示す状態において、鍵5
1をスプリング54に抗して打鍵(押鍵)する
と、これに伴つてアーム59の軸60が下降し、
質量体アームを構成するアーム59が重り61と
共に、支持部材62を支点として時計方向に回動
する。
1をスプリング54に抗して打鍵(押鍵)する
と、これに伴つてアーム59の軸60が下降し、
質量体アームを構成するアーム59が重り61と
共に、支持部材62を支点として時計方向に回動
する。
したがつて、鍵51を打鍵する指先にはスプリ
ング54に抗する力及びアーム59と重り61の
重量などが反力として作用し、しかも打鍵開始時
には質量体アームの慣性力によつて指先に一時的
に大きな反力が作用し、その後鍵51の変位その
変位速度に応じてアーム59及び重り61からな
る質量体アームの慣性モーメントが増大すること
により、上記反力が減少する。
ング54に抗する力及びアーム59と重り61の
重量などが反力として作用し、しかも打鍵開始時
には質量体アームの慣性力によつて指先に一時的
に大きな反力が作用し、その後鍵51の変位その
変位速度に応じてアーム59及び重り61からな
る質量体アームの慣性モーメントが増大すること
により、上記反力が減少する。
そして、鍵51の最押下位置にてアーム59の
先端部(重り61部)が緩衝材66に当接する。
先端部(重り61部)が緩衝材66に当接する。
この結果、ピアノに極めて近い押鍵速度に応じ
た鍵タツチ感を得ることができる。
た鍵タツチ感を得ることができる。
なお、この時鍵51の下部に設けられた図示し
ないアクチユエータ部もしくはアーム59の先端
部で図示しない鍵スイツチを駆動することによ
り、楽音が発生されるように構成されている。
ないアクチユエータ部もしくはアーム59の先端
部で図示しない鍵スイツチを駆動することによ
り、楽音が発生されるように構成されている。
他方、第1図に2点鎖線で示す状態、すなわち
バー63によつて重り61と共にアーム59が押
し上げられて、アーム59が重り61と共に軸6
0を中心にして反時計方向に回動した位置にある
状態において、鍵51をスプリング54の力に抗
して打鍵すると、この時もアーム59の軸60が
下降するが、アーム59は重り61の部分を支点
として反時計方向に回動し、鍵51もしくはアー
ム59によつて図示しない鍵スイツチを駆動す
る。
バー63によつて重り61と共にアーム59が押
し上げられて、アーム59が重り61と共に軸6
0を中心にして反時計方向に回動した位置にある
状態において、鍵51をスプリング54の力に抗
して打鍵すると、この時もアーム59の軸60が
下降するが、アーム59は重り61の部分を支点
として反時計方向に回動し、鍵51もしくはアー
ム59によつて図示しない鍵スイツチを駆動す
る。
したがつて、この場合には、鍵51を打鍵する
指先にはスプリング54に抗する力のみが反力と
して作用する。その結果、単にスプリング54の
力に抗する鍵タツチ感(前述の場合よりも軽いタ
ツチ感)を得ることができる。
指先にはスプリング54に抗する力のみが反力と
して作用する。その結果、単にスプリング54の
力に抗する鍵タツチ感(前述の場合よりも軽いタ
ツチ感)を得ることができる。
このような動作において、アーム59は常にそ
の一部が鍵51の空間部51a内に収容されてお
り、押鍵時の反時計方向への回動に伴つてさらに
空間部51a内に収容されるようになるので、鍵
51の下方に必要とされるアーム59の回動のた
めのスペースを小さくすることができる。
の一部が鍵51の空間部51a内に収容されてお
り、押鍵時の反時計方向への回動に伴つてさらに
空間部51a内に収容されるようになるので、鍵
51の下方に必要とされるアーム59の回動のた
めのスペースを小さくすることができる。
次に、この発明の第2実施例について第3図な
いし第6図を参照して説明する。なお、上記第1
実施例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
いし第6図を参照して説明する。なお、上記第1
実施例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
この実施例においては、質量体アームを構成す
るアーム59の先端部に設けた重り61の下側に
は、ロツド71が鍵51の配列方向に延びて配置
されている。
るアーム59の先端部に設けた重り61の下側に
は、ロツド71が鍵51の配列方向に延びて配置
されている。
このロツド71は、その一端が軸73の一端部
に固設された略L字状の手操作レバー72の折曲
部72′の先端部に、他端が軸73の他端部に固
設されたもう1つの折曲部72′(手操作レバー
72は1本しか存在しない)の一端部に取り付け
られ、鍵支持部材である鍵盤フレーム52に対し
てほぼ上下方向に移動できるようになつている。
に固設された略L字状の手操作レバー72の折曲
部72′の先端部に、他端が軸73の他端部に固
設されたもう1つの折曲部72′(手操作レバー
72は1本しか存在しない)の一端部に取り付け
られ、鍵支持部材である鍵盤フレーム52に対し
てほぼ上下方向に移動できるようになつている。
また、手操作レバー72の他端部は外部に突出
し、その先端には操作子72″が挿入固着されて
いる。なお、この手操作レバー72は、第3図中
にP1〜P5で示す5つの位置に、クリツク機構に
よつて係止されるようになつている。
し、その先端には操作子72″が挿入固着されて
いる。なお、この手操作レバー72は、第3図中
にP1〜P5で示す5つの位置に、クリツク機構に
よつて係止されるようになつている。
このクリツク機構は、例えば第4図に示すよう
に、鍵盤フレーム52の側壁もしくは楽器本体の
側板に設けられた突部88と、後述するウオーム
ホイール75との当接面Bに波形処理を施すと共
に、軸73に強力コイルばね87を貫挿させて、
それを突部88の凹部88′に嵌入させて構成し
ているが、他の機構を用いてもよいことは勿論で
ある。
に、鍵盤フレーム52の側壁もしくは楽器本体の
側板に設けられた突部88と、後述するウオーム
ホイール75との当接面Bに波形処理を施すと共
に、軸73に強力コイルばね87を貫挿させて、
それを突部88の凹部88′に嵌入させて構成し
ているが、他の機構を用いてもよいことは勿論で
ある。
また、手操作レバー72のP1〜P5で示す位置
は、鍵盤フレーム52の所定位置に設けられた位
置センサ74によつて検出されるようになつてい
る。その位置センサ74は、手操作レバー72の
回動に追従して移動する作動子74′を有する。
は、鍵盤フレーム52の所定位置に設けられた位
置センサ74によつて検出されるようになつてい
る。その位置センサ74は、手操作レバー72の
回動に追従して移動する作動子74′を有する。
この作動子74′は、手操作レバー72がP1の
位置にあるときにはコイルばねによつて圧縮状態
に付勢され、手操作レバー72がP5の位置にあ
るときに最も伸長するようになつている。
位置にあるときにはコイルばねによつて圧縮状態
に付勢され、手操作レバー72がP5の位置にあ
るときに最も伸長するようになつている。
そして、この作動子74′は、その位置によつ
て例えば抵抗値が変化するようになつている。
て例えば抵抗値が変化するようになつている。
一方、軸73にはウオームホイール75が固設
されており、このウオームホイール75にはウオ
ーム76が噛み合つている。ウオーム76は第5
図に示すように、断面十字状の軸77に取り付け
られ、軸77と一体に回動しかつ第3図に矢印
A,Bで示す方向に摺動し得るようになつてい
る。
されており、このウオームホイール75にはウオ
ーム76が噛み合つている。ウオーム76は第5
図に示すように、断面十字状の軸77に取り付け
られ、軸77と一体に回動しかつ第3図に矢印
A,Bで示す方向に摺動し得るようになつてい
る。
また、軸77の一端部にはフランジ78が設け
られており、このフランジ78はモータ79の出
力軸80に連結されている。一方、軸77の他端
部にはフランジ81が設けられており、このフラ
ンジ81は軸受82に回動自在に支持されてい
る。
られており、このフランジ78はモータ79の出
力軸80に連結されている。一方、軸77の他端
部にはフランジ81が設けられており、このフラ
ンジ81は軸受82に回動自在に支持されてい
る。
さらに、アーム59の先端部には操作子83が
設けられている。また、鍵盤フレーム52の後端
部の一部を斜めに切起して、その切起し部52′
の下面に鍵スイツチ84が取り付けられており、
その可動接片85が、操作子83が描く軌跡の上
限付近に突出するように位置している。
設けられている。また、鍵盤フレーム52の後端
部の一部を斜めに切起して、その切起し部52′
の下面に鍵スイツチ84が取り付けられており、
その可動接片85が、操作子83が描く軌跡の上
限付近に突出するように位置している。
なお、鍵51の空間部51aを形成する内部上
面のアーム59の先端部と対応する箇所には、フ
エルト製の緩衝材86が貼着されている。
面のアーム59の先端部と対応する箇所には、フ
エルト製の緩衝材86が貼着されている。
次に、この実施例の作用について説明するが、
鍵51を打鍵(押鍵)した際におけるアーム59
及び重り61の動きは、前述した第1実施例と略
同様である。
鍵51を打鍵(押鍵)した際におけるアーム59
及び重り61の動きは、前述した第1実施例と略
同様である。
そして、鍵51を最大に打鍵した状態において
は、アーム59に軸60を介してその鍵51から
力が伝達され、アーム59が第3図で反時計方向
に連動回動し、重り61の貫性力によつてその先
端部が緩衝材86に当接するまで最大限回動する
が、緩衝材86によつて鍵51を打鍵した指先に
はね返り力が伝わるのを防止して、いわゆるはね
返り感触が生じないようになつている。
は、アーム59に軸60を介してその鍵51から
力が伝達され、アーム59が第3図で反時計方向
に連動回動し、重り61の貫性力によつてその先
端部が緩衝材86に当接するまで最大限回動する
が、緩衝材86によつて鍵51を打鍵した指先に
はね返り力が伝わるのを防止して、いわゆるはね
返り感触が生じないようになつている。
また、この打鍵時に前述のようにアーム59が
最大限回動すると、重り61が緩衝材86に当接
する直前に、操作子83によつて鍵スイツチ84
の可動接片85をその弾性力に抗して押し上げ、
スイツチ84をオンにして、その信号を図示しな
い楽音形成回路に入力することによつて、打鍵さ
れた鍵51に対応する音を電気的に発生させる。
最大限回動すると、重り61が緩衝材86に当接
する直前に、操作子83によつて鍵スイツチ84
の可動接片85をその弾性力に抗して押し上げ、
スイツチ84をオンにして、その信号を図示しな
い楽音形成回路に入力することによつて、打鍵さ
れた鍵51に対応する音を電気的に発生させる。
しかし、その後鍵51の最押下位置を持続し続
けても、操作子83の位置がほぼ2点鎖線で示す
ように可動接片85を解放した位置に落ち着くた
め、鍵スイツチはオフになる。
けても、操作子83の位置がほぼ2点鎖線で示す
ように可動接片85を解放した位置に落ち着くた
め、鍵スイツチはオフになる。
すなわち、ある程度以上の強度で打鍵した時に
のみ、アーム59の操作子83が鍵スイツチ84
の可動接片85を駆動するように構成されてお
り、非常に弱く(ゆつくり)鍵を押下した場合に
は、アーム59が緩衝材86に当接するまで回動
しないので、その操作子83が回動接片85を駆
動せず、鍵スイツチ84がオンにならないので発
音されない。
のみ、アーム59の操作子83が鍵スイツチ84
の可動接片85を駆動するように構成されてお
り、非常に弱く(ゆつくり)鍵を押下した場合に
は、アーム59が緩衝材86に当接するまで回動
しないので、その操作子83が回動接片85を駆
動せず、鍵スイツチ84がオンにならないので発
音されない。
ピアノにおいても、非常に弱く押鍵した場合に
はハンマが弦を叩かず発音しないので、これと同
様な効果が得られることになる。
はハンマが弦を叩かず発音しないので、これと同
様な効果が得られることになる。
さらに、この実施例においては、手操作レバー
72を操作して第3図に示すP1〜P5のいずれか
の位置に至らせると、それに伴つてロツド71が
Q1〜Q5のいずれかに対応する位置になり、それ
により、アーム59及び重り61の初期位置、つ
まり鍵51を打鍵しない状態における位置が5つ
の態様のいずれかになる。
72を操作して第3図に示すP1〜P5のいずれか
の位置に至らせると、それに伴つてロツド71が
Q1〜Q5のいずれかに対応する位置になり、それ
により、アーム59及び重り61の初期位置、つ
まり鍵51を打鍵しない状態における位置が5つ
の態様のいずれかになる。
例えば、手操作レバー72がP1で示す位置に
あつて、ロツド71がQ1で示す位置にある場合
は、アーム59及び重り61は第3図に実線で示
す初期位置にあり、また手操作レバー72がP2
で示す位置にあつて、ロツド71がQ2で示す位
置にある場合は、アーム59及び重り61は同図
に仮想線で示す初期位置にある。
あつて、ロツド71がQ1で示す位置にある場合
は、アーム59及び重り61は第3図に実線で示
す初期位置にあり、また手操作レバー72がP2
で示す位置にあつて、ロツド71がQ2で示す位
置にある場合は、アーム59及び重り61は同図
に仮想線で示す初期位置にある。
そこで、例えばアーム59及び重り61が第3
図に実線で示す初期位置にある場合には、緩衝材
86に当接するまでの変位量が大きいから、鍵5
1を打鍵した際の変位速度によりアーム59及び
重り61の慣性モーメントが増大し、ピアノに極
めて近い鍵タツチ感を得ることができる。
図に実線で示す初期位置にある場合には、緩衝材
86に当接するまでの変位量が大きいから、鍵5
1を打鍵した際の変位速度によりアーム59及び
重り61の慣性モーメントが増大し、ピアノに極
めて近い鍵タツチ感を得ることができる。
これに対し、例えばアーム59及び重り61が
第3図に仮想線で示す初期位置にある場合には、
緩衝材86に当接するまでの変位量が小さいか
ら、鍵51を打鍵した際にアーム59及び重り6
1の慣性モーメントがほとんど増大せず、従つて
オルガンに近い鍵タツチ感を得ることができる。
第3図に仮想線で示す初期位置にある場合には、
緩衝材86に当接するまでの変位量が小さいか
ら、鍵51を打鍵した際にアーム59及び重り6
1の慣性モーメントがほとんど増大せず、従つて
オルガンに近い鍵タツチ感を得ることができる。
なお、手操作レバー72がP2,P3,P4でそれ
ぞれ示す位置にある場合、例えばパイプオルガ
ン、電子ピアノ、電気ピアノのような鍵タツチ感
をそれぞれ得ることができる。
ぞれ示す位置にある場合、例えばパイプオルガ
ン、電子ピアノ、電気ピアノのような鍵タツチ感
をそれぞれ得ることができる。
また、手操作レバー72を回動操作した際に、
軸73と共にウオームホイール75が回動する
が、この時ウオームホイール76は断面十字状の
軸77に対して矢示AまたはB方向に摺動するだ
けで回動せず、従つてモータ79に負荷がかかる
ことはない。
軸73と共にウオームホイール75が回動する
が、この時ウオームホイール76は断面十字状の
軸77に対して矢示AまたはB方向に摺動するだ
けで回動せず、従つてモータ79に負荷がかかる
ことはない。
次に、モータ79によつて質量体アームを構成
するアーム59及び重り61の初期位置を制御す
る場合について、第6図に示す回路図も参照して
説明する。
するアーム59及び重り61の初期位置を制御す
る場合について、第6図に示す回路図も参照して
説明する。
この回路の特徴は、各音色設定操作子の投入操
作に基づいて自動的にアーム59の初期位置を可
変し、鍵タツチ感を適宜変更し得るようにした点
にある。
作に基づいて自動的にアーム59の初期位置を可
変し、鍵タツチ感を適宜変更し得るようにした点
にある。
第6図において、91a〜91eはオルガン、
パイプオルガン、電子ピアノ、電気ピアノ、ピア
ノ用の音色をそれぞれプリセツトするためのスイ
ツチである。
パイプオルガン、電子ピアノ、電気ピアノ、ピア
ノ用の音色をそれぞれプリセツトするためのスイ
ツチである。
今、図示しない電源スイツチがオンされると、
ワンシヨツトのイニシヤルクリア信号ICが発生
し、この信号ICによつてRS型フリツプフロツプ
回路(以下「FF」略称する)92a〜92eが
それぞれリセツトされる。
ワンシヨツトのイニシヤルクリア信号ICが発生
し、この信号ICによつてRS型フリツプフロツプ
回路(以下「FF」略称する)92a〜92eが
それぞれリセツトされる。
この時、手操作レバー72が例えば第3図の実
線で示す位置(ピアノタツチ位置)にあるとする
と、位置センサ74から位置P1であることを示
す信号がオア回路OR5に入力し、その出力によ
つて「ピアノ」という音色兼タツチ感を示す表示
ランプ93eが点灯される。
線で示す位置(ピアノタツチ位置)にあるとする
と、位置センサ74から位置P1であることを示
す信号がオア回路OR5に入力し、その出力によ
つて「ピアノ」という音色兼タツチ感を示す表示
ランプ93eが点灯される。
この状態で、例えばオルガン用スイツチ91a
をオンすると、信号“1”がオア回路108及び
微分回路109を介してFF92a〜92eの各
リセツト端子に入力してそれぞれリセツトし、微
分回路109の出力信号の立下り時にそのリセツ
トが解除されるので、スイツチ91aのオン状態
が続いていると、その信号“1”によりFF92
aがセツトされる。
をオンすると、信号“1”がオア回路108及び
微分回路109を介してFF92a〜92eの各
リセツト端子に入力してそれぞれリセツトし、微
分回路109の出力信号の立下り時にそのリセツ
トが解除されるので、スイツチ91aのオン状態
が続いていると、その信号“1”によりFF92
aがセツトされる。
FF92aがセツトされると、そのQ出力が
“1”になつて音色制御回路94に入力し、この
音色制御回路94によつて図示しない音源回路か
らの音源信号が「オルガン」に音色設定される。
“1”になつて音色制御回路94に入力し、この
音色制御回路94によつて図示しない音源回路か
らの音源信号が「オルガン」に音色設定される。
また、このFF92aのQ出力“1”は、アン
ド回路AD1によつて表示ランプ点滅用発振器
OSCからのクロツクとのアンドをとられて点滅
信号となり、この点滅信号がオア回路OR1を介
して表示ランプ93aに印加されるので、表示ラ
ンプ93aが点滅し、今「ピアノ」から「オルガ
ン」用にタツチ感が移行中(タツチ感設定待機
中)であることを表示する。
ド回路AD1によつて表示ランプ点滅用発振器
OSCからのクロツクとのアンドをとられて点滅
信号となり、この点滅信号がオア回路OR1を介
して表示ランプ93aに印加されるので、表示ラ
ンプ93aが点滅し、今「ピアノ」から「オルガ
ン」用にタツチ感が移行中(タツチ感設定待機
中)であることを表示する。
さらに、このFF92aのQ出力“1”はゲー
ト回路95aをオンにし、この回路ゲート95a
からスイツチ91aに対応する基準電圧4Vが出
力されて、差動増幅器96の+入力端子に入力さ
れる。
ト回路95aをオンにし、この回路ゲート95a
からスイツチ91aに対応する基準電圧4Vが出
力されて、差動増幅器96の+入力端子に入力さ
れる。
一方、位置センサ74からの出力電圧が差動増
幅器96の−入力端子に入力されるが、ここでは
ピアノにプリセツトされていたので、−入力端子
は0〔V〕である。その結果、差動増幅器96は
これに供給される電源電圧とほぼ等しい電圧+V
〔V〕をA/Dコンバータ97出力する。
幅器96の−入力端子に入力されるが、ここでは
ピアノにプリセツトされていたので、−入力端子
は0〔V〕である。その結果、差動増幅器96は
これに供給される電源電圧とほぼ等しい電圧+V
〔V〕をA/Dコンバータ97出力する。
A/Dコンバータ97は3入力(+V〔V〕,0
〔V〕,−V〔V〕)に対応して(1,1),(1,0
)
または(0,1),(0,0)を出力するもので、
今+V〔V〕が入力されているから、その出力と
してL1=“1”,L2=“1”をアンド回路101、
ノア回路103に供給する。
〔V〕,−V〔V〕)に対応して(1,1),(1,0
)
または(0,1),(0,0)を出力するもので、
今+V〔V〕が入力されているから、その出力と
してL1=“1”,L2=“1”をアンド回路101、
ノア回路103に供給する。
その結果、アンド回路101からオア回路10
6を介してモータ制御回路98の正転端子に信号
“1”が供給されるので、モータ79は正転して
軸77を例えば右に回転させる。
6を介してモータ制御回路98の正転端子に信号
“1”が供給されるので、モータ79は正転して
軸77を例えば右に回転させる。
これにより、ウオーム76は例えば第4図で右
回転しながら軸77に沿つてスライドしてフラン
ジ81に当接する。その後、ウオームホイール7
5を手操作レバー72と共に第3図で左回転さ
せ、その先端部に固設したロツド71により徐々
にアーム59を押し上げる。
回転しながら軸77に沿つてスライドしてフラン
ジ81に当接する。その後、ウオームホイール7
5を手操作レバー72と共に第3図で左回転さ
せ、その先端部に固設したロツド71により徐々
にアーム59を押し上げる。
そして、手操作レバー72がP5の位置にくる
と、差動増幅器96の入力が一致するので、その
出力として0〔V〕が出力され、A/Dコンバー
タ97からはL1=“0”,L2=“1”が出力され
る。
と、差動増幅器96の入力が一致するので、その
出力として0〔V〕が出力され、A/Dコンバー
タ97からはL1=“0”,L2=“1”が出力され
る。
しがたつて、アンド回路101およびノア回路
103からは“0”が、イクスクルーシブオア回
路102からは“1”がそれぞれ出力されるの
で、モータ79は一旦停止する。
103からは“0”が、イクスクルーシブオア回
路102からは“1”がそれぞれ出力されるの
で、モータ79は一旦停止する。
ところが、アンド回路101の出力が“0”に
なつたことを検知する信号をデイレイ回路104
を介してワンシヨツト回路99に導くので、この
ワンシヨツト回路99のワンシヨツト分(約1〜
2秒)のみ、逆転信号がオア107を介してモー
タ制御回路98に供給される。
なつたことを検知する信号をデイレイ回路104
を介してワンシヨツト回路99に導くので、この
ワンシヨツト回路99のワンシヨツト分(約1〜
2秒)のみ、逆転信号がオア107を介してモー
タ制御回路98に供給される。
このワンシヨツト信号(逆転信号)により、ウ
オーム76を丁度中央に位置させて、アーム59
の初期位置を変えてピアノタツチからオルガンタ
ツチに変更する工程がすべて終了する。
オーム76を丁度中央に位置させて、アーム59
の初期位置を変えてピアノタツチからオルガンタ
ツチに変更する工程がすべて終了する。
この工程が終了すると、位置センサ74の作動
子74′はP5およびP5′の位置に来ているので、信
号“1”が導電体74c、可動接点74f、5個
の導電体P1′〜P5′と4個の絶縁体d1〜d4からなる
固定設定材74dの1つであるところの導電体
P5′を介してオア回路OR1に供給されるので、表
示ランプ93aが点灯状態になる。
子74′はP5およびP5′の位置に来ているので、信
号“1”が導電体74c、可動接点74f、5個
の導電体P1′〜P5′と4個の絶縁体d1〜d4からなる
固定設定材74dの1つであるところの導電体
P5′を介してオア回路OR1に供給されるので、表
示ランプ93aが点灯状態になる。
次に、オルガンタツチ(位置P5)からパイプ
オルガンタツチ(P4位置)にタツチ感が変更さ
れる場合を説明する。
オルガンタツチ(P4位置)にタツチ感が変更さ
れる場合を説明する。
音色兼タツチ感設定スイツチであるパイプオル
ガン用スイツチ用91bをオンにすると、FF9
2bがセツトされてそのQ出力が“1”になり、
それが音色設定回路94に入力するので、パイプ
オルガンの音色がプリセツトされると共に、表示
ランプ点滅用発振器OSCからのクロツク信号に
よつてアンド回路AD2の出力が点滅信号とな
り、表示ランプ93bを点滅させる。
ガン用スイツチ用91bをオンにすると、FF9
2bがセツトされてそのQ出力が“1”になり、
それが音色設定回路94に入力するので、パイプ
オルガンの音色がプリセツトされると共に、表示
ランプ点滅用発振器OSCからのクロツク信号に
よつてアンド回路AD2の出力が点滅信号とな
り、表示ランプ93bを点滅させる。
一方、ゲート回路95bがオンになり、基準電
圧3Vを差動増幅器96の+入力端子に供給する。
また、その−入力端子にはP5(4V)の電圧が抵抗
体74a、可動接点74e、導電体74bを介し
て供給されるから、−V〔V〕が差動増幅器96か
ら出力され、A/Dコンバータ97からはL1=
“0”,L2=“0”が出力され、この両信号を入力
してノア回路103の出力が“1”になり、それ
がオア回路107を介してモータ制御回路98の
逆転端子に導かれる。
圧3Vを差動増幅器96の+入力端子に供給する。
また、その−入力端子にはP5(4V)の電圧が抵抗
体74a、可動接点74e、導電体74bを介し
て供給されるから、−V〔V〕が差動増幅器96か
ら出力され、A/Dコンバータ97からはL1=
“0”,L2=“0”が出力され、この両信号を入力
してノア回路103の出力が“1”になり、それ
がオア回路107を介してモータ制御回路98の
逆転端子に導かれる。
この制御信号によつてモータ79が逆転し、ウ
オーム76をフランジ78に当接させてから、ウ
オームホイール73を介して手操作レバー72を
P4の位置まで回動させる。
オーム76をフランジ78に当接させてから、ウ
オームホイール73を介して手操作レバー72を
P4の位置まで回動させる。
このレバー72がP4の位置に回動したことを
検知して、モータ制御回路98に停止信号を供給
すると共に、ノア回路103の立下り信号をデイ
レイ回路105によつて遅延させ、ワンシヨツト
回路99′を介してワンシヨツト分だけモータ7
9を正転させ、ウオーム76をほぼ中央の位置に
移動させる。
検知して、モータ制御回路98に停止信号を供給
すると共に、ノア回路103の立下り信号をデイ
レイ回路105によつて遅延させ、ワンシヨツト
回路99′を介してワンシヨツト分だけモータ7
9を正転させ、ウオーム76をほぼ中央の位置に
移動させる。
以上でオルガンタツチからパイプオルガンタツ
チに変更する工程が終了する。この工程が終了す
ると、前記と同様にして表示ランプ93bが点灯
状態となる。
チに変更する工程が終了する。この工程が終了す
ると、前記と同様にして表示ランプ93bが点灯
状態となる。
以下同様にして、音色とタツチ感の設定がスイ
ツチ91a〜91eの操作によつて行なわれる。
ツチ91a〜91eの操作によつて行なわれる。
ここで、タツチ感設定後ウオーム76を中央の
位置に戻すように制御する理由は、もしこの制御
をしないと、電動設定後手動設定ができない場合
が生じることを防止するためである。
位置に戻すように制御する理由は、もしこの制御
をしないと、電動設定後手動設定ができない場合
が生じることを防止するためである。
すなわち、電動設定によつて手操作レバー72
がP3の位置に設定されたとすると、そのままで
はウオーム76はいずれかのフランジに当接して
いるので、手動操作によつて当接方向にさらに動
かすことができないことになるからである。
がP3の位置に設定されたとすると、そのままで
はウオーム76はいずれかのフランジに当接して
いるので、手動操作によつて当接方向にさらに動
かすことができないことになるからである。
なお、鍵51の操作に伴う重り61の変位の方
向およびストロークは、鍵51とアーム59との
結合構造、例えばこれらを連結する軸60の位置
等によつて異なる。
向およびストロークは、鍵51とアーム59との
結合構造、例えばこれらを連結する軸60の位置
等によつて異なる。
したがつて、鍵盤の下側に生じたスペースの情
況に応じて、変位方向およびストロークを調整す
べく結合構造を変更するようにしてもよい。
況に応じて、変位方向およびストロークを調整す
べく結合構造を変更するようにしてもよい。
この実施例によつても、手操作レバー72を第
3図に実線で示すP1の位置に設定すれば、鍵操
作時にピアノに極めて近い押鍵速度に応じた鍵タ
ツチ感を得ることができる。
3図に実線で示すP1の位置に設定すれば、鍵操
作時にピアノに極めて近い押鍵速度に応じた鍵タ
ツチ感を得ることができる。
しかも、質量体アームを構成するアーム59及
び重り61が、鍵51内に形成された空間部51
aをその回動範囲の一部としているので、鍵の下
方にその回動のために確保するスペースが少なく
て済む。
び重り61が、鍵51内に形成された空間部51
aをその回動範囲の一部としているので、鍵の下
方にその回動のために確保するスペースが少なく
て済む。
また、ある程度以上強く打鍵した場合にのみ、
鍵スイツチが開閉操作されて楽音を発生させるこ
とができるので、ピアノ演奏の場合の鍵タツチ力
と発音の関係と同様な関係が得られる。
鍵スイツチが開閉操作されて楽音を発生させるこ
とができるので、ピアノ演奏の場合の鍵タツチ力
と発音の関係と同様な関係が得られる。
さらに、この実施例によれば、手操作レバーを
手動あるいは電動によつて操作することによつ
て、各種の鍵盤楽器に似たそれぞれ異なる鍵タツ
チ感を選択することもできる。
手動あるいは電動によつて操作することによつ
て、各種の鍵盤楽器に似たそれぞれ異なる鍵タツ
チ感を選択することもできる。
以上説明したように、この発明による電子楽器
の鍵盤装置によれば、鍵と連動して回動する質量
体アームを設けるとともに、鍵に質量体の回動範
囲の一部をなす空間部を設けたので、アコーステ
イツクピアノに極めて近似した押鍵速度に応じた
タツチ感を実現でき、しかもそのために質量体ア
ームを回動変位させるために確保すべきペースを
少なくして、鍵盤装置を小形化することができ
る。
の鍵盤装置によれば、鍵と連動して回動する質量
体アームを設けるとともに、鍵に質量体の回動範
囲の一部をなす空間部を設けたので、アコーステ
イツクピアノに極めて近似した押鍵速度に応じた
タツチ感を実現でき、しかもそのために質量体ア
ームを回動変位させるために確保すべきペースを
少なくして、鍵盤装置を小形化することができ
る。
また、押鍵時に質量体アームが略最大限回動し
た時にのみ、鍵スイツチが開閉操作されるように
することによつて、ピアノの場合と同様に、非常
に弱く押鍵した時には鍵スイツチが操作されず、
楽音を発生しないようにすることができる。
た時にのみ、鍵スイツチが開閉操作されるように
することによつて、ピアノの場合と同様に、非常
に弱く押鍵した時には鍵スイツチが操作されず、
楽音を発生しないようにすることができる。
第1図はこの発明の第1実施例を示す縦断側面
図、第2図aはその一部の底面図、同図bはaの
で示す円内の拡大図、第3図はこの発明の第2
実施例を示す縦断側面図、第4図は同じくその要
部背面図、第5図は第4図の−線に沿う断面
図、第6図は同じくその回路図、第7図は鍵盤装
置の第1従来例を示す縦断面図、第8図は鍵盤装
置の第2従来例を示す縦断面図である。 51…鍵、51a…空間部(中空部)、52…
鍵盤フレーム(鍵支持部材)、53…支点部、5
9…アーム、61…重り、63…バー、84…鍵
スイツチ。
図、第2図aはその一部の底面図、同図bはaの
で示す円内の拡大図、第3図はこの発明の第2
実施例を示す縦断側面図、第4図は同じくその要
部背面図、第5図は第4図の−線に沿う断面
図、第6図は同じくその回路図、第7図は鍵盤装
置の第1従来例を示す縦断面図、第8図は鍵盤装
置の第2従来例を示す縦断面図である。 51…鍵、51a…空間部(中空部)、52…
鍵盤フレーム(鍵支持部材)、53…支点部、5
9…アーム、61…重り、63…バー、84…鍵
スイツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鍵と、この鍵の一端を回動自在に支持する鍵
支持部材と、押鍵時に上記鍵から力が伝達される
ことによつて該鍵に連動して回動する質量体アー
ムとから構成され、 上記鍵に、前記質量体アームの回動範囲の一部
をなす空間部を設けたことを特徴とする電子楽器
の鍵盤装置。 2 鍵と、この鍵の一端を回動自在に支持する鍵
支持部材と、押鍵時に上記鍵から力が伝達される
ことによつて該鍵に連動して回動する質量体アー
ムとから構成され、 上記鍵に、前記質量体アームの回動範囲の一部
をなす空間部を設けると共に、 押鍵時に上記質量体アームが略最大限回動した
時にのみ、該質量体アームに設けられた操作子に
よつて開閉操作される位置に鍵スイツチを配設し
たことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62037292A JPS62187891A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62037292A JPS62187891A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187891A JPS62187891A (ja) | 1987-08-17 |
| JPH0219468B2 true JPH0219468B2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=12493633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62037292A Granted JPS62187891A (ja) | 1987-02-20 | 1987-02-20 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62187891A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR900005374A (ko) * | 1988-09-19 | 1990-04-14 | 이효익 | 전자 악기용 건반 |
| JPH04155388A (ja) * | 1990-10-19 | 1992-05-28 | Casio Comput Co Ltd | 鍵盤装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4923850U (ja) * | 1972-05-31 | 1974-02-28 | ||
| JPS6014314Y2 (ja) * | 1979-07-13 | 1985-05-07 | 松下電器産業株式会社 | 電子楽器用鍵盤装置 |
-
1987
- 1987-02-20 JP JP62037292A patent/JPS62187891A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187891A (ja) | 1987-08-17 |
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