JPH0219572A - 皺を有する撥水性起毛織物の製造方法 - Google Patents
皺を有する撥水性起毛織物の製造方法Info
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- JPH0219572A JPH0219572A JP63165590A JP16559088A JPH0219572A JP H0219572 A JPH0219572 A JP H0219572A JP 63165590 A JP63165590 A JP 63165590A JP 16559088 A JP16559088 A JP 16559088A JP H0219572 A JPH0219572 A JP H0219572A
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- water
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、皺ならびに水のころがりやすい表面を有する
t分水性起毛織物の製造方法に関するものである。
t分水性起毛織物の製造方法に関するものである。
最近、IΩ水加工織物に皺加工を施したいわゆる感性を
プラスした1θ水加工織物が多(見られるようになった
が、さらに、起毛加工を施した高級感のある商品が消費
者から望まれている。
プラスした1θ水加工織物が多(見られるようになった
が、さらに、起毛加工を施した高級感のある商品が消費
者から望まれている。
しかし、このような商品は、いずれも普通の織物に単に
撥水加工や、皺加工を施しただけのものであって、織物
の糸使い及び織物の表面状態、風合まで考慮されている
ものは少なかった。さらに起毛された表面で高性能の(
θ水性を持っているものはなかった。
撥水加工や、皺加工を施しただけのものであって、織物
の糸使い及び織物の表面状態、風合まで考慮されている
ものは少なかった。さらに起毛された表面で高性能の(
θ水性を持っているものはなかった。
このような感性をプラスした商品のi8水性加工織物で
あっても、洗濯を繰り返すと皺が消失してしまい、また
JIS L−1092のスプレー法による18水性の評
価が100であっても、これらのta水加工織物上にス
プレーで水滴を落としながら手の平でかるくこすると、
水滴が織物の表面に付着してしまうという欠点を有する
ものであった。
あっても、洗濯を繰り返すと皺が消失してしまい、また
JIS L−1092のスプレー法による18水性の評
価が100であっても、これらのta水加工織物上にス
プレーで水滴を落としながら手の平でかるくこすると、
水滴が織物の表面に付着してしまうという欠点を有する
ものであった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、このような現状に鑑みて行われたもので、皺
加工効果の耐久性が良好で、しかも織物表面に水滴が付
着しやすい欠点を解消した、水滴のころがりやすい撥水
表面をもつ、新規な皺を有する撥水性起毛織物を製造す
ることを目的とするものである。
加工効果の耐久性が良好で、しかも織物表面に水滴が付
着しやすい欠点を解消した、水滴のころがりやすい撥水
表面をもつ、新規な皺を有する撥水性起毛織物を製造す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記目的を達成するために、次の構成を有する
ものである。
ものである。
すなわち、本発明は、合成繊維長繊維の太繊度原糸と細
繊度原糸を用いて各々のオーバーフィードを前者1に対
して、後者1.01以上で仮撚加工後、エアージェット
混繊して細繊度糸が表面外層部を形成してなる総繊度5
0〜300デニールの合成繊維長繊維異繊度混繊嵩高加
工糸を、経又は緯あるいは経緯の両方に用いて織物を製
織し、次にエメリー起毛する第1工程、該織物に皺付は
加工を行う第2工程、続いて該織物に染色加工を行う第
3工程、さらに該織物に弗素系in水剤を付与する第4
工程の処理を施すことを特徴とする皺を有する↑θ水性
起毛織物の製造方法を要旨とするものである。
繊度原糸を用いて各々のオーバーフィードを前者1に対
して、後者1.01以上で仮撚加工後、エアージェット
混繊して細繊度糸が表面外層部を形成してなる総繊度5
0〜300デニールの合成繊維長繊維異繊度混繊嵩高加
工糸を、経又は緯あるいは経緯の両方に用いて織物を製
織し、次にエメリー起毛する第1工程、該織物に皺付は
加工を行う第2工程、続いて該織物に染色加工を行う第
3工程、さらに該織物に弗素系in水剤を付与する第4
工程の処理を施すことを特徴とする皺を有する↑θ水性
起毛織物の製造方法を要旨とするものである。
以下、本発明について詳細に説明を行う。
本発明で用いる合成繊維としてはポリエステル系、ポリ
アミド系等の合成繊維が挙げられる。
アミド系等の合成繊維が挙げられる。
本発明においては、まず、合成繊維長繊維の太繊度原糸
と細繊度原糸を用いて、各々のオーバーフィードを前者
1に対して後者1.01以上で仮撚加工後、エアージェ
ット混繊して細繊度繊維が表面外層部を形成してなる総
繊度50〜300デニールの合成繊維長繊維異繊度混繊
嵩高加工糸(以下、混繊糸という。)を経糸、緯糸又は
経糸緯糸の両方に用いて織物を製織する。本発明で混繊
糸に太繊度原糸と細繊度原糸を用いるのは、両糸に各々
のオーバーフィードを掛は仮撚加工後、エアージェット
混繊することにより、太繊度糸の表面外層部に細繊度糸
の微小ループを形成し、糸条表面のフィラメントの乱れ
を大きくして小さい空気層を多数形成するためである。
と細繊度原糸を用いて、各々のオーバーフィードを前者
1に対して後者1.01以上で仮撚加工後、エアージェ
ット混繊して細繊度繊維が表面外層部を形成してなる総
繊度50〜300デニールの合成繊維長繊維異繊度混繊
嵩高加工糸(以下、混繊糸という。)を経糸、緯糸又は
経糸緯糸の両方に用いて織物を製織する。本発明で混繊
糸に太繊度原糸と細繊度原糸を用いるのは、両糸に各々
のオーバーフィードを掛は仮撚加工後、エアージェット
混繊することにより、太繊度糸の表面外層部に細繊度糸
の微小ループを形成し、糸条表面のフィラメントの乱れ
を大きくして小さい空気層を多数形成するためである。
空気層を多数形成することにより、付着した水滴の下に
十分な空気保有層が作成され、付着した水滴がころがり
やすくなる。
十分な空気保有層が作成され、付着した水滴がころがり
やすくなる。
また、本発明で太繊度糸を用いるのは、太繊度糸が皺加
工を行う場合の型付けの保持性を良くするため、並びに
起毛加工での極端な強度低下を防止するためである。
工を行う場合の型付けの保持性を良くするため、並びに
起毛加工での極端な強度低下を防止するためである。
太繊度原糸としての単フイラメント繊度としては、1デ
ニ一ル以上、好ましくは2〜4デニールであり、太繊度
原糸のみの総繊度は30〜250デニールが良い。
ニ一ル以上、好ましくは2〜4デニールであり、太繊度
原糸のみの総繊度は30〜250デニールが良い。
細繊度原糸の単フイラメント繊度としては、1デニール
以下で特に0.1〜0.7デニールが好ましい。
以下で特に0.1〜0.7デニールが好ましい。
細繊度原糸のみの総繊度は20〜150デニル程度が良
い。
い。
この細繊度糸を用いるのは製品表面の柔軟な感触を得る
ため、並びに製品表面に微細な凹凸による空気層を形成
するためである。
ため、並びに製品表面に微細な凹凸による空気層を形成
するためである。
本発明では次に合成繊維長繊維の太繊度原糸と細繊度原
糸を用いて、各々のオーバーフィードを前者lに対して
後者1.01以上で仮撚後、エアージェット混繊するが
、このようにすることにより、太繊度繊維が芯に、細繊
度繊維が太繊度繊維に交絡しながら、そのオーバーフィ
ード分がループとなって外側に多く出て浮いた状態の異
繊度混繊嵩高加工糸となる。この糸条の総鮮度は50〜
300デニ一ル程度が適当である。
糸を用いて、各々のオーバーフィードを前者lに対して
後者1.01以上で仮撚後、エアージェット混繊するが
、このようにすることにより、太繊度繊維が芯に、細繊
度繊維が太繊度繊維に交絡しながら、そのオーバーフィ
ード分がループとなって外側に多く出て浮いた状態の異
繊度混繊嵩高加工糸となる。この糸条の総鮮度は50〜
300デニ一ル程度が適当である。
太繊度原糸と細繊度原糸の各々のオーバーフィードを前
者1に対して後者1.01以上で仮撚後、エアージェッ
ト混繊するのは、後者が1.0以下では、細繊度原糸が
太繊度原糸の外側に(ることが少なくなって、感触も悪
くなり、また、糸条内に水滴をはじくための十分な空気
保有層が設けられないようになるからである。仮撚時の
オーバーフィードはさらに前者1に対して後者1.03
〜1.10の範囲で行うようにすればより一層好ましく
、水滴がころがりやすい織物表面を作るに必要な細繊度
糸が、太繊度糸の表面外層部に出て、微小ループを形成
し、十分な空気保有層が設けられるようになる。
者1に対して後者1.01以上で仮撚後、エアージェッ
ト混繊するのは、後者が1.0以下では、細繊度原糸が
太繊度原糸の外側に(ることが少なくなって、感触も悪
くなり、また、糸条内に水滴をはじくための十分な空気
保有層が設けられないようになるからである。仮撚時の
オーバーフィードはさらに前者1に対して後者1.03
〜1.10の範囲で行うようにすればより一層好ましく
、水滴がころがりやすい織物表面を作るに必要な細繊度
糸が、太繊度糸の表面外層部に出て、微小ループを形成
し、十分な空気保有層が設けられるようになる。
本発明においては、上記混繊糸を経糸、緯糸又は経糸、
緯糸の両方に用いて製織するが、このときの織組織は、
平組織あるいは、斜文組織にて製織する。この組織織は
、水滴のころがりやすさに必要な空気層の存在や後述の
エメリー起毛の加工性等を考慮すると凹凸感が少なく表
面の偏平な平織組織より組織間にも空気を保有させるこ
とができる斜文組織の方が望まし。、さらに斜文組織の
うちでも、斜文の明瞭な1/3.1/2.2/2等の綾
組織のフィルが望ましい。
緯糸の両方に用いて製織するが、このときの織組織は、
平組織あるいは、斜文組織にて製織する。この組織織は
、水滴のころがりやすさに必要な空気層の存在や後述の
エメリー起毛の加工性等を考慮すると凹凸感が少なく表
面の偏平な平織組織より組織間にも空気を保有させるこ
とができる斜文組織の方が望まし。、さらに斜文組織の
うちでも、斜文の明瞭な1/3.1/2.2/2等の綾
組織のフィルが望ましい。
上記のごとくして得られた織物に、本発明ではエメリー
起毛を施す第1工程の処理を行う。
起毛を施す第1工程の処理を行う。
エメリー起毛に際しては、サンドロールやサンドベルト
を使用したエメリー起毛機を使用することができる。起
毛の程度については、求めようとする毛羽の状態、毛羽
の長さ、毛羽の密度により異なり、それぞれ織物の張力
、サンドペーパー粒度ならびに起毛回数を適宜調節して
、目的とする毛羽状態になるようにすればよい。
を使用したエメリー起毛機を使用することができる。起
毛の程度については、求めようとする毛羽の状態、毛羽
の長さ、毛羽の密度により異なり、それぞれ織物の張力
、サンドペーパー粒度ならびに起毛回数を適宜調節して
、目的とする毛羽状態になるようにすればよい。
使用するサンドペーパーは、市販ペーパーの粒度#15
0〜450程度のものが望ましい。
0〜450程度のものが望ましい。
このような方法でエメリー起毛を施すことにより、混繊
糸条が有する微小ループ毛羽の一部をエメリー起毛にて
カットし、織物表面に短毛羽すなわちピーチスキン状毛
羽を形成させる。これにより織物表面と付着水滴の間に
より多くの空気保有層が設けられ水滴がころげやすくな
る。又、同時に織物表面の感触も細繊度糸の短毛羽が表
面に出てさらに柔軟性を増すようになる。このエメリー
起毛は、製織生機が無糊か糊付着量が少ない場合は、そ
のまま精練なしで行ってもさしつかえないが、生機状態
でエメリー起毛を行う場合、糊カス等がサンドペーパー
につまって起毛斑が生じるときは、拡布状で精練、乾燥
後に、プレセットなしでエメリー起毛を行う方が望まし
い。
糸条が有する微小ループ毛羽の一部をエメリー起毛にて
カットし、織物表面に短毛羽すなわちピーチスキン状毛
羽を形成させる。これにより織物表面と付着水滴の間に
より多くの空気保有層が設けられ水滴がころげやすくな
る。又、同時に織物表面の感触も細繊度糸の短毛羽が表
面に出てさらに柔軟性を増すようになる。このエメリー
起毛は、製織生機が無糊か糊付着量が少ない場合は、そ
のまま精練なしで行ってもさしつかえないが、生機状態
でエメリー起毛を行う場合、糊カス等がサンドペーパー
につまって起毛斑が生じるときは、拡布状で精練、乾燥
後に、プレセットなしでエメリー起毛を行う方が望まし
い。
又、液流染色機によるロープ状精練、乾燥後にエメリー
起毛を行ってもさしつかえないが、精練様等が残存して
いる時は起毛斑が生じるため必要に応じてエメリー起毛
前に皺除去セットを行う。
起毛を行ってもさしつかえないが、精練様等が残存して
いる時は起毛斑が生じるため必要に応じてエメリー起毛
前に皺除去セットを行う。
この時の温度は後述工程の皺付は加工の関係上できるだ
け低温で行う。通常150〜180℃で行うのが望まし
い。エメリー起毛は、皺付は加工や染色加工より先に行
う先起毛が望ましく、皺付は加工や染色加工より後で行
う後起毛では皺付は部に均一な起毛が行いにくく、また
起毛スジが出やすく毛羽光が白くなる現象が発生して品
位を低下させる原因ともなる。
け低温で行う。通常150〜180℃で行うのが望まし
い。エメリー起毛は、皺付は加工や染色加工より先に行
う先起毛が望ましく、皺付は加工や染色加工より後で行
う後起毛では皺付は部に均一な起毛が行いにくく、また
起毛スジが出やすく毛羽光が白くなる現象が発生して品
位を低下させる原因ともなる。
エメリー起毛のあと、本発明では第2工程として該織物
に皺を加え゛て熱固定する皺付は加工を行う。織物表面
は自然な外観が好まれてきており、このため織物に自然
な皺を入れ商品価値を上げる。
に皺を加え゛て熱固定する皺付は加工を行う。織物表面
は自然な外観が好まれてきており、このため織物に自然
な皺を入れ商品価値を上げる。
皺付は加工の方法としては、織物をロープ状にして袋詰
めにし、常圧又は高圧ワッシャーにて、60〜120℃
の温水にて30〜60分間処理する方法、ロープ状でオ
ーバーマイヤーに詰め、同上の条件で処理する方法、収
縮可能な筒にロープ状で巻きつけ、スチームセッターで
蒸熱処理する方法等がある。
めにし、常圧又は高圧ワッシャーにて、60〜120℃
の温水にて30〜60分間処理する方法、ロープ状でオ
ーバーマイヤーに詰め、同上の条件で処理する方法、収
縮可能な筒にロープ状で巻きつけ、スチームセッターで
蒸熱処理する方法等がある。
織物をロープ状にする場合には、必要に応じてさらにね
じりを与えて皺をより多くするようにしてもよい。
じりを与えて皺をより多くするようにしてもよい。
この皺付けは、織物を構成する繊維が異繊度混繊糸であ
るため、織物に皺が入りやすく、又、混繊糸の太繊度糸
が皺加工の型保持性をよくするため、皺の耐久性もよく
なる。
るため、織物に皺が入りやすく、又、混繊糸の太繊度糸
が皺加工の型保持性をよくするため、皺の耐久性もよく
なる。
本発明では、続いて第3工程として該織物に染色加工を
行う。
行う。
ポリエステル系合成繊維よりなる織物を染色する場合に
は、分散染料を用い、液流型の高圧染色機にて130〜
140℃で10〜60分間染色し、続いて還元洗浄を行
う。ポリアミド系合成繊維よりなる織物の場合には、酸
性染料又は分散染料を用い、常圧にて液流染色を行う。
は、分散染料を用い、液流型の高圧染色機にて130〜
140℃で10〜60分間染色し、続いて還元洗浄を行
う。ポリアミド系合成繊維よりなる織物の場合には、酸
性染料又は分散染料を用い、常圧にて液流染色を行う。
拡布状で染色するよりロープ状で染色する方が、皺保持
、風合面で望ましい結果が得られる。
、風合面で望ましい結果が得られる。
染色、洗浄、乾燥等の後必要に応じて幅固定のためにヒ
ートセット等を行うが、このとき織物の長さ方向や幅方
向に無理な張力が掛からないようにする。無理な張力を
掛けると、太繊度糸の表面外層部に形成した、水がよく
こるげろに必要な細繊度糸の微小ループが消されて、゛
糸条表面の多数の空気保有層がなくなってしまい、また
、細繊度糸による感触がなくなるとともに、皺付は効果
も消失するので注意を要する。ヒートセット温度は16
0〜180℃程度の低温が望ましい。
ートセット等を行うが、このとき織物の長さ方向や幅方
向に無理な張力が掛からないようにする。無理な張力を
掛けると、太繊度糸の表面外層部に形成した、水がよく
こるげろに必要な細繊度糸の微小ループが消されて、゛
糸条表面の多数の空気保有層がなくなってしまい、また
、細繊度糸による感触がなくなるとともに、皺付は効果
も消失するので注意を要する。ヒートセット温度は16
0〜180℃程度の低温が望ましい。
本発明では第4工程として該織物に弗素系1B水剤を付
与する。
与する。
弗素系撥水剤とはフルオロカーボン鎖を側鎖にもち、ポ
リアクリル酸エステル系高分子等を主鎖にもつ有機高分
子を水中分散させてエマルジョンとしたもので、フルオ
ロカーボン鎖の臨界表面張力の低さによる撥水性を利用
するものである。上記の18水剤中には必要に応じてメ
ラミン系の風合調整剤や柔軟剤等の風合調整剤、帯電防
止剤、浸透剤等を添加してもさしつかえない、ただし、
弗素系1a水剤処理によるI8水性の耐久性を特に保持
したい場合にはこれらの柔軟剤や帯電防止剤の添加は性
能低下の要因となることが多いので、あらかじめ予備試
験を行った上、許容範囲内で最少量を添加するようにす
るのが望ましい。
リアクリル酸エステル系高分子等を主鎖にもつ有機高分
子を水中分散させてエマルジョンとしたもので、フルオ
ロカーボン鎖の臨界表面張力の低さによる撥水性を利用
するものである。上記の18水剤中には必要に応じてメ
ラミン系の風合調整剤や柔軟剤等の風合調整剤、帯電防
止剤、浸透剤等を添加してもさしつかえない、ただし、
弗素系1a水剤処理によるI8水性の耐久性を特に保持
したい場合にはこれらの柔軟剤や帯電防止剤の添加は性
能低下の要因となることが多いので、あらかじめ予備試
験を行った上、許容範囲内で最少量を添加するようにす
るのが望ましい。
撥水剤の付与は、通常のパッド法あるいはコーティング
法等で行い、100〜120℃で1分間〜3分間乾燥後
、160〜180℃で1分間〜3分間の熱処理を行う。
法等で行い、100〜120℃で1分間〜3分間乾燥後
、160〜180℃で1分間〜3分間の熱処理を行う。
この時も織物の長さ方向や幅方向に無理な張力を掛けな
いようにすることが重要である。
いようにすることが重要である。
本発明は、以上の構成を有するものであり、本発明方法
の加工を行うことにより皺を有し、かつ水滴のころがり
やすい表面を有する(Ω水性起毛織物を製造することが
できる。
の加工を行うことにより皺を有し、かつ水滴のころがり
やすい表面を有する(Ω水性起毛織物を製造することが
できる。
(作 用)
本発明方法では合成繊維長繊維の太繊度糸と細繊度糸か
らなる、表面微細ループを無数に有してなる特定の糸条
を用いて製織し、エメリー起毛にて織物表面に短毛毛羽
を形成し、さらに皺付けにより商品価値を高めた染色織
物に弗素系撥水剤を付与することにより、織物表面の短
毛毛羽間のみならず糸条内、糸条間にも十分な空気保有
層が設けられて、織物表面に水滴を滴下しても、その表
面と水滴との間に十分な空気層が形成され、この空気層
が弗素系(8水剤の存在と相俟って、水滴が該表面をこ
ろがりやすくなり、こすれ等の力が加わっても水滴が付
着することがないようになる。
らなる、表面微細ループを無数に有してなる特定の糸条
を用いて製織し、エメリー起毛にて織物表面に短毛毛羽
を形成し、さらに皺付けにより商品価値を高めた染色織
物に弗素系撥水剤を付与することにより、織物表面の短
毛毛羽間のみならず糸条内、糸条間にも十分な空気保有
層が設けられて、織物表面に水滴を滴下しても、その表
面と水滴との間に十分な空気層が形成され、この空気層
が弗素系(8水剤の存在と相俟って、水滴が該表面をこ
ろがりやすくなり、こすれ等の力が加わっても水滴が付
着することがないようになる。
又、織物に形成された皺は糸条の内層部を構成する太繊
度繊維の屈曲保持力によって保持される。
度繊維の屈曲保持力によって保持される。
(実施例)
次に、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
が、実施例における織物の各性能の測定は下記の方法で
行った。なお、洗濯耐久性については、JIS L−0
217における103法により洗濯後タンブラー乾燥を
行って洗濯1回(1洗)とし、これを繰返し10回(1
0洗)行って耐久性試験とした。
が、実施例における織物の各性能の測定は下記の方法で
行った。なお、洗濯耐久性については、JIS L−0
217における103法により洗濯後タンブラー乾燥を
行って洗濯1回(1洗)とし、これを繰返し10回(1
0洗)行って耐久性試験とした。
(1)水滴のころがり性
平板上に取り付けた被測定試料に水0 、2 ccを静
かに滴下して3滴の水滴を作り、次に平板を等速度で傾
斜させながら3滴の水滴のうち2滴が移動開始するとき
の水平面に対する傾斜角を測定した。傾斜角が小さいほ
ど水滴がころがりやすいことを示す。
かに滴下して3滴の水滴を作り、次に平板を等速度で傾
斜させながら3滴の水滴のうち2滴が移動開始するとき
の水平面に対する傾斜角を測定した。傾斜角が小さいほ
ど水滴がころがりやすいことを示す。
<21 f8水度 JISL−1092(スプレー法)
(3)風 合 ハンドリングによる官能試験を行い、次の3段階評価を
行った。
(3)風 合 ハンドリングによる官能試験を行い、次の3段階評価を
行った。
O:非常に良好 △:昔通 ×:不良
(4)剛軟度
KES法(数値が大きくなるに従い硬くなる傾向を示す
。) (5)皺保持性 加工上りの試料と10洗後の試料を、肉眼判定により比
較し、次の3段階評価を行った。
。) (5)皺保持性 加工上りの試料と10洗後の試料を、肉眼判定により比
較し、次の3段階評価を行った。
○:はとんど変化なし、 △:変化あり、×:はとんど
皺消失 実施例1 ポリエステルマルチフィラメント糸50 d /24
f(単糸繊度約2,1dの太繊度原糸)と、ポリエステ
ルマルチフィラメント糸55d/168f CJLfd
a度約0.3dの細繊度原糸)を用いて仮撚嵩高加工(
仮撚数2,400回/ m )を行うに際し、オーバー
フィ−ドを前者1に対して後者1.03の条件にて仮撚
嵩高加工を行い、続いてエアージェット混繊を行った。
皺消失 実施例1 ポリエステルマルチフィラメント糸50 d /24
f(単糸繊度約2,1dの太繊度原糸)と、ポリエステ
ルマルチフィラメント糸55d/168f CJLfd
a度約0.3dの細繊度原糸)を用いて仮撚嵩高加工(
仮撚数2,400回/ m )を行うに際し、オーバー
フィ−ドを前者1に対して後者1.03の条件にて仮撚
嵩高加工を行い、続いてエアージェット混繊を行った。
エアージェット混繊後の加工糸は、t8繊度が約105
デニールで、その形態は太繊度糸の外層部に細繊度糸が
まとわりつくような状態で混繊されており、しかも、細
繊度糸は波打ったループ状態で微小の凹凸形態を示して
いた。
デニールで、その形態は太繊度糸の外層部に細繊度糸が
まとわりつくような状態で混繊されており、しかも、細
繊度糸は波打ったループ状態で微小の凹凸形態を示して
いた。
この混繊糸を経糸及び緯糸に用いて、織密度が経糸16
4木/吋、緯糸89木/吋、織上幅160Cffiの2
/2ツイルを製織した。
4木/吋、緯糸89木/吋、織上幅160Cffiの2
/2ツイルを製織した。
次に得られた生機を拡布状で移行しつつ、非イオン界面
活性剤を含むアルカリ浴で通常のリラックス精練を行い
、続いて脱水後、ネットコンベア型乾燥機にて乾燥した
。
活性剤を含むアルカリ浴で通常のリラックス精練を行い
、続いて脱水後、ネットコンベア型乾燥機にて乾燥した
。
ここで第1工程として、直径200龍の5本のロール表
面に、各々粒度 400番のサンドペーパー(理研ツー
トン社製)を巻きつけたエメリー起毛機を用い、ロール
回転数1300RI’Mにてこれに軽く織物を接触させ
てエメリー起毛を行い、ピーチスキン状の短毛毛羽を得
た。この毛羽はほとんどが細繊度糸で、この細繊度糸に
よって感触はさらに柔軟性に富み良好であった。
面に、各々粒度 400番のサンドペーパー(理研ツー
トン社製)を巻きつけたエメリー起毛機を用い、ロール
回転数1300RI’Mにてこれに軽く織物を接触させ
てエメリー起毛を行い、ピーチスキン状の短毛毛羽を得
た。この毛羽はほとんどが細繊度糸で、この細繊度糸に
よって感触はさらに柔軟性に富み良好であった。
次に、得られた起毛織物に下記条件で皺付は加工を行っ
た。
た。
まず、織物を内径10cn+の円形のスリットに通して
ロープ状とし、さらに、1m当り3回程度のねじりを付
与しながら、収縮可能なステンレス製の網筒に巻きつけ
、これをスチームセッターに投入して、120℃で30
分間の高圧飽和蒸気処理を行った。
ロープ状とし、さらに、1m当り3回程度のねじりを付
与しながら、収縮可能なステンレス製の網筒に巻きつけ
、これをスチームセッターに投入して、120℃で30
分間の高圧飽和蒸気処理を行った。
皺加工後、織物をスチームセッターより取り出して水に
より急冷し、ねじりを戻しなから拡布状にしたところ、
外観の優れた商品価値を上げるにふされしい自然な皺を
得ることができた(第2工程)。
より急冷し、ねじりを戻しなから拡布状にしたところ、
外観の優れた商品価値を上げるにふされしい自然な皺を
得ることができた(第2工程)。
続いて、液流型染色機を用い、下記処方1にて130℃
、30分間の染色を行い、ブルーに染色した(第3工程
)。
、30分間の染色を行い、ブルーに染色した(第3工程
)。
処方1
ダイアニツクス レフト U −S E
O,14Z o、w、f。
O,14Z o、w、f。
(三菱化成工業(!η製、分散染料)
ダイアニツクス ブルー U−3E
2.8 χ o、w、f。
2.8 χ o、w、f。
(同 上 )
ダイアニツクス バイオレット 5 RS E
O,75χ o、w、f。
O,75χ o、w、f。
(同 上 )
サンソルト RZ−80,5g/l
(ロ華化学工業Gl’Jl製、分散均染剤)ギ酸(98
%) 0.1cc/j!ここで、通常の還元
洗浄、脱水、乾燥後、2本ロールマングルのパッダーを
用いて、下記処方2の弗素系18水剤処理液を絞り率6
0%、布速10m7分にて均一に付与し、ネットコンベ
ヤ型乾燥機を使用して110℃にて乾燥した後、続いて
皺が消失しない程度の幅140cm、オーバーフィード
率3%の設定にて温度170℃、時間1分間のヒートセ
ットを行った(第4工程)。
%) 0.1cc/j!ここで、通常の還元
洗浄、脱水、乾燥後、2本ロールマングルのパッダーを
用いて、下記処方2の弗素系18水剤処理液を絞り率6
0%、布速10m7分にて均一に付与し、ネットコンベ
ヤ型乾燥機を使用して110℃にて乾燥した後、続いて
皺が消失しない程度の幅140cm、オーバーフィード
率3%の設定にて温度170℃、時間1分間のヒートセ
ットを行った(第4工程)。
処方2
アサヒガード AG−71080g /1(旭硝子■製
弗素系撥水剤エマルジョン)スミテックス レジンM−
31g/l (住友化学側製メラミン系風合調整耐久性向上剤)スミ
テックス アクセラレーダー ACX(M 3 用
M媒) 1 g/ iボロンMR1g/l (信越化学工業a@製シ’J :I :/系風合調整剤
)カタリストOZ(MR用触媒) 0.1g/j
!イソプロピルアルコール(浸透剤)30g/j!得ら
れた本発明の織物の性能を測定、評価し、その結果を第
1表に示した。
弗素系撥水剤エマルジョン)スミテックス レジンM−
31g/l (住友化学側製メラミン系風合調整耐久性向上剤)スミ
テックス アクセラレーダー ACX(M 3 用
M媒) 1 g/ iボロンMR1g/l (信越化学工業a@製シ’J :I :/系風合調整剤
)カタリストOZ(MR用触媒) 0.1g/j
!イソプロピルアルコール(浸透剤)30g/j!得ら
れた本発明の織物の性能を測定、評価し、その結果を第
1表に示した。
第1表
市販の各種↑θ水性織物について、本実施例と同じ水滴
のころがり性を測定すると、通常程度のi8水性のもの
で10〜15°、高度な撥水性のもので5〜7°程度の
オーダーであり、このことを考慮すれば、第1表より明
らかなごとく、本発明織物は抜群の水滴のころがり性を
有していることがわかる。これは織物表面のピーチスキ
ン状の短毛毛羽と弗素系IQ水剤による効果が相俟って
、水滴のころがりやすい表面が形成された結果である。
のころがり性を測定すると、通常程度のi8水性のもの
で10〜15°、高度な撥水性のもので5〜7°程度の
オーダーであり、このことを考慮すれば、第1表より明
らかなごとく、本発明織物は抜群の水滴のころがり性を
有していることがわかる。これは織物表面のピーチスキ
ン状の短毛毛羽と弗素系IQ水剤による効果が相俟って
、水滴のころがりやすい表面が形成された結果である。
また、本発明の織物は皺保持性も非常に良好であった。
(発明の効果)
本発明は、太繊度糸の表面外層部に細繊度糸を配置した
合成繊維混繊嵩高加工糸を用いて織物を形成し、エメリ
ー起毛、皺付は加工、染色加工、弗素系1B水剤付与を
順次行う構成を有し、かかる構成の本発明によれば、耐
久性のある水滴のころがりやすい表面を有し、しかも耐
久性のある皺を有する↑Ω水性織物を得ることができる
。
合成繊維混繊嵩高加工糸を用いて織物を形成し、エメリ
ー起毛、皺付は加工、染色加工、弗素系1B水剤付与を
順次行う構成を有し、かかる構成の本発明によれば、耐
久性のある水滴のころがりやすい表面を有し、しかも耐
久性のある皺を有する↑Ω水性織物を得ることができる
。
Claims (1)
- (1)合成繊維長繊維の太繊度原糸と細繊度原糸を用い
て、各々のオーバーフィードを前者1に対して後者1.
01以上で仮撚加工後、エアージェット混繊して細繊度
糸が表面外層部を形成してなる総繊度50〜300デニ
ールの合成繊維長繊維異繊度混繊嵩高加工糸を、経糸、
緯糸又は経糸、緯糸の両方に用いて織物を製織し、次に
エメリー起毛する第1工程、該織物に皺付け加工を行う
第2工程、続いて該織物に染色加工を行う第3工程、さ
らに該織物に弗素系撥水剤を付与する第4工程の処理を
施すことを特徴とする皺を有する撥水性起毛織物の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165590A JPH0219572A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 皺を有する撥水性起毛織物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63165590A JPH0219572A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 皺を有する撥水性起毛織物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0219572A true JPH0219572A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15815245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63165590A Pending JPH0219572A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 皺を有する撥水性起毛織物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0219572A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102704290A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-10-03 | 广东溢达纺织有限公司 | 深浅色相间的色织布的制造方法 |
| CN110055768A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-07-26 | 东丽酒伊织染(南通)有限公司 | 一种具有自然无规律纹理织物的制备方法 |
| JP2020079451A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 三菱ケミカル株式会社 | 複合加工糸および織編物 |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP63165590A patent/JPH0219572A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102704290A (zh) * | 2012-05-25 | 2012-10-03 | 广东溢达纺织有限公司 | 深浅色相间的色织布的制造方法 |
| JP2020079451A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 三菱ケミカル株式会社 | 複合加工糸および織編物 |
| CN110055768A (zh) * | 2019-05-09 | 2019-07-26 | 东丽酒伊织染(南通)有限公司 | 一种具有自然无规律纹理织物的制备方法 |
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