JPH02196167A - 水力機械の漏排水処理装置およびその使用方法 - Google Patents
水力機械の漏排水処理装置およびその使用方法Info
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- JPH02196167A JPH02196167A JP1014992A JP1499289A JPH02196167A JP H02196167 A JPH02196167 A JP H02196167A JP 1014992 A JP1014992 A JP 1014992A JP 1499289 A JP1499289 A JP 1499289A JP H02196167 A JPH02196167 A JP H02196167A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
この発明は、ランナの空転運転時、閉じられたガイドベ
ーンからの漏水を放置しておくと、ランナ回転がもたら
す摩擦熱が漏水に与えられて、回転エネルギを無駄にし
、また流力上の特性を悪くし、さらには構成機器の損耗
を招く等に鑑み、漏水を好ましく引き抜くようにする水
力機械の1排水処理装置および使用方法に関する。
ーンからの漏水を放置しておくと、ランナ回転がもたら
す摩擦熱が漏水に与えられて、回転エネルギを無駄にし
、また流力上の特性を悪くし、さらには構成機器の損耗
を招く等に鑑み、漏水を好ましく引き抜くようにする水
力機械の1排水処理装置および使用方法に関する。
(従来の技術)
水力機械、とりわけポンプあるいはポンプ水車において
は、電力系統の安定性を求めて起動運転時あるいは調相
運転時等、ランナ充水を強制的に吸出管に押し下げる、
いわゆるランナの空転運転が行なわれている。
は、電力系統の安定性を求めて起動運転時あるいは調相
運転時等、ランナ充水を強制的に吸出管に押し下げる、
いわゆるランナの空転運転が行なわれている。
このランナの運転運転は、ランナの入口側に位置するガ
イドベーン(流量調整用の可動案内羽根)を閉じた状態
で、ランナ室内の充水に高圧空気を送って押し下げ、充
水が吸出管まで下ったところで、ランナを回転させる気
相中の運転であって、こうした運転によって回転軸の駆
動トルクを無駄のないようにして定格運転に入るいわゆ
る定格前の準備運転である。
イドベーン(流量調整用の可動案内羽根)を閉じた状態
で、ランナ室内の充水に高圧空気を送って押し下げ、充
水が吸出管まで下ったところで、ランナを回転させる気
相中の運転であって、こうした運転によって回転軸の駆
動トルクを無駄のないようにして定格運転に入るいわゆ
る定格前の準備運転である。
かような準備運転の場合、ガイドベーンのすき間をつた
わって、作動流水の一部が漏水としてランナ室内にあら
れれることがある。ランナ室内に漏水があられれると、
ランナの回転によって引き起される遠心力をまともに受
けて、漏水はガイドベーンに寄せ集められ、あたかもガ
イドベーンを背に粗密な水膜となって一種のバリアがで
きる。
わって、作動流水の一部が漏水としてランナ室内にあら
れれることがある。ランナ室内に漏水があられれると、
ランナの回転によって引き起される遠心力をまともに受
けて、漏水はガイドベーンに寄せ集められ、あたかもガ
イドベーンを背に粗密な水膜となって一種のバリアがで
きる。
バリアはランナの回転中に出る摩擦熱をじかに受けて加
熱の状態に入り、このため構成機器に膨張・変形を誘発
する好ましくない現象があられれる。
熱の状態に入り、このため構成機器に膨張・変形を誘発
する好ましくない現象があられれる。
かような現象を取り除く対策として、例えば特公昭45
(2002号公報、特公昭47−38339号公報、特
開昭52−74736号公報に見られるように、ガイド
ベーンの漏水を1排水管を用いて引き抜く技術が多く開
示されている。漏水を積極的に引き抜く技術を今少し詳
しく第3図を用いて説明する。
(2002号公報、特公昭47−38339号公報、特
開昭52−74736号公報に見られるように、ガイド
ベーンの漏水を1排水管を用いて引き抜く技術が多く開
示されている。漏水を積極的に引き抜く技術を今少し詳
しく第3図を用いて説明する。
この技術は、支軸うず巻形水車を一例に採ったもので、
図中、回転軸3と直結するランナ2はうず巻形ケーシン
グ1の中央に配され、このランナ2の入口側には開閉自
在なガイドベーン4が環状列に、またその出口側にはエ
ルボ形の吸出管(ドラフトチューブ)5が図示しない下
池に延びるように配されている。
図中、回転軸3と直結するランナ2はうず巻形ケーシン
グ1の中央に配され、このランナ2の入口側には開閉自
在なガイドベーン4が環状列に、またその出口側にはエ
ルボ形の吸出管(ドラフトチューブ)5が図示しない下
池に延びるように配されている。
ランナ2は上下をカバーで外被され、ランナ側圧室7を
形成する。このランナ側圧室7はガイドベーン4からの
漏水を引き抜く漏排処理装置6aを備える。1排水処理
装置6aは一対の1排水管8a。
形成する。このランナ側圧室7はガイドベーン4からの
漏水を引き抜く漏排処理装置6aを備える。1排水処理
装置6aは一対の1排水管8a。
8bからなり、その一の入口端はランナ側圧室7に、ま
た他の一の入口端はガイドベーン4の直下に開設されて
いる。1排水管8a、8bは吸出管5に沿って延び、途
中に第1弁9as第2弁9bを介装してそれぞれの出口
端を吸出管5の垂直線部に結ぶ。
た他の一の入口端はガイドベーン4の直下に開設されて
いる。1排水管8a、8bは吸出管5に沿って延び、途
中に第1弁9as第2弁9bを介装してそれぞれの出口
端を吸出管5の垂直線部に結ぶ。
こうした構成において、水車の定格運転時の場合、うず
巻きケーシング1からの作動流水がガイドベーン4で流
量調整され、調整された作動流水はランナ2に回転エネ
ルギを与え、そのエネルギを得て図示しない発電機が電
気出力を出し、仕事を終えた作動流水はランナ2から吸
出管5を経て下池に送り出される。また、水車の起動時
や調相運転時、うず巻ケーシング1からの作動流水がガ
イドベーン4で通断され、充水の水面11は図示の位置
まで押し下げて、ランナ室IOを空室のままランナ空転
運転が行なわれ、この間、ガイドベーン4からの漏水は
1排水管8a、8bを使って引き抜き、吸出管5に送り
出する。このようにして漏水を積極的に引き抜き、ラン
ナ空転中に発生が予想される構成機器の損耗を予防的に
保全している。
巻きケーシング1からの作動流水がガイドベーン4で流
量調整され、調整された作動流水はランナ2に回転エネ
ルギを与え、そのエネルギを得て図示しない発電機が電
気出力を出し、仕事を終えた作動流水はランナ2から吸
出管5を経て下池に送り出される。また、水車の起動時
や調相運転時、うず巻ケーシング1からの作動流水がガ
イドベーン4で通断され、充水の水面11は図示の位置
まで押し下げて、ランナ室IOを空室のままランナ空転
運転が行なわれ、この間、ガイドベーン4からの漏水は
1排水管8a、8bを使って引き抜き、吸出管5に送り
出する。このようにして漏水を積極的に引き抜き、ラン
ナ空転中に発生が予想される構成機器の損耗を予防的に
保全している。
(発明が解決しようとする課頴)
ところで、上記構成の温排水装置では、1排水管8a、
8bの出口端が吸出管5の比較的上位位置の垂直線部に
結ばれているため、ランナ空転中、漏水がその摩擦熱を
受けて加熱され、加熱水のまま引き抜かれて吸出管5に
送り出されることも手伝って、ランナ回転中、その加熱
水を巻き込み、ランナ2自身の過度な温度上昇を招く不
具合がある。
8bの出口端が吸出管5の比較的上位位置の垂直線部に
結ばれているため、ランナ空転中、漏水がその摩擦熱を
受けて加熱され、加熱水のまま引き抜かれて吸出管5に
送り出されることも手伝って、ランナ回転中、その加熱
水を巻き込み、ランナ2自身の過度な温度上昇を招く不
具合がある。
この現象は、調相運転など比較的長時間のランナ空転運
転を行う場合に著しく、その解決策が求められている。
転を行う場合に著しく、その解決策が求められている。
かかる解決策の一つに、1排水管8a、8bを第3図示
の破線位置までの延長管8e、8dにすれば、加熱水の
巻き込みを防止できると考えられる。
の破線位置までの延長管8e、8dにすれば、加熱水の
巻き込みを防止できると考えられる。
しかし、1排水管8aJbを破線位置まで延長するiこ
とは、加熱水がランナ室IOの気相(高圧空気)を引き
ずり込んで下池へつれさるため、ランナ室10の気圧が
時間の経過とともに減少し、その結果、今度は逆に水面
11の圧力が勝って上昇し、ついにはランナ2の水面接
触によるランナ空転運転の続行が不可能になるか、さも
なくばランナ空転運転継続のために常時高圧空気をラン
ナ室10に加えなければならず、コンプレッサ等の支援
設備の大形化を招く。
とは、加熱水がランナ室IOの気相(高圧空気)を引き
ずり込んで下池へつれさるため、ランナ室10の気圧が
時間の経過とともに減少し、その結果、今度は逆に水面
11の圧力が勝って上昇し、ついにはランナ2の水面接
触によるランナ空転運転の続行が不可能になるか、さも
なくばランナ空転運転継続のために常時高圧空気をラン
ナ室10に加えなければならず、コンプレッサ等の支援
設備の大形化を招く。
以上の問題点を、第4A、B図、第5A、B図を参照し
て定量的に説明する。第4A、B図はグラフの横軸座標
と実寸法長さとを六、同一記号を使って対応させたもの
で、ここで1排水管8aの出口端が吸出管5に結ばれる
位置を、ランナ2の出口から距ML1とし、ランナ出口
径をり。とする。
て定量的に説明する。第4A、B図はグラフの横軸座標
と実寸法長さとを六、同一記号を使って対応させたもの
で、ここで1排水管8aの出口端が吸出管5に結ばれる
位置を、ランナ2の出口から距ML1とし、ランナ出口
径をり。とする。
距離L1を変化させた場合、ランナ空転中のランナ室l
Oの温度上昇値Δtは第4A図の如くに変化する。この
グラフにあられされている実線は発電方向のランナ空転
運転時の温度上昇値であり、破線は揚水方向のランナ空
転運転時のそれを示している。なお温度上昇値のΔtは
ランナ空転運転開始からの温度上昇の飽和した値を示し
ている。
Oの温度上昇値Δtは第4A図の如くに変化する。この
グラフにあられされている実線は発電方向のランナ空転
運転時の温度上昇値であり、破線は揚水方向のランナ空
転運転時のそれを示している。なお温度上昇値のΔtは
ランナ空転運転開始からの温度上昇の飽和した値を示し
ている。
このグラフから、温度上昇値△tは発電方向のランナ空
転運転と、揚水方向のランナ空転運転とでは大きく異な
り、前者の場合、特に温度上昇が苛酷であることが示さ
れており、また発電方向のランナ空転運転の場合、L1
/Doが0.9を境に急激変化することが示されている
。
転運転と、揚水方向のランナ空転運転とでは大きく異な
り、前者の場合、特に温度上昇が苛酷であることが示さ
れており、また発電方向のランナ空転運転の場合、L1
/Doが0.9を境に急激変化することが示されている
。
第5A、B図もグラフの横座標と実寸法長さとを同一記
号を使って対応させたもので、1排水管8aの出口端が
吸出管5に結ばれる位置を、吸出管5の横断外形線Hか
ら距離L とする。距#L2を変化させて、ランナ室1
0からの漏気ff1Q (ここての漏気量とはランナ
室10の空気が吸出管5の下部に位置する水面に引き込
まれる二と定義する)をグラフにしたのが第5A図であ
る。このグラフで、実線が発電方向のランナ空転運転時
であり、破線が揚水方向のランナ空転運転時を意味する
。
号を使って対応させたもので、1排水管8aの出口端が
吸出管5に結ばれる位置を、吸出管5の横断外形線Hか
ら距離L とする。距#L2を変化させて、ランナ室1
0からの漏気ff1Q (ここての漏気量とはランナ
室10の空気が吸出管5の下部に位置する水面に引き込
まれる二と定義する)をグラフにしたのが第5A図であ
る。このグラフで、実線が発電方向のランナ空転運転時
であり、破線が揚水方向のランナ空転運転時を意味する
。
このグラフからも理解されるように、漏気量Q は発電
方向であろうと揚水方向であろうとうンナ空転運転の場
合、距ML2が短いと一段と高くなっており、L 2
/ D oが0,85を境に低い値になっている。
方向であろうと揚水方向であろうとうンナ空転運転の場
合、距ML2が短いと一段と高くなっており、L 2
/ D oが0,85を境に低い値になっている。
かようにランナ空転運転時、漏水を引き抜く1排水管の
出口端を吸出管のどの位置に定めるかは水力機械の運転
上、重要な影響を与えており、−段とすぐれた技術の出
現が望まれている。
出口端を吸出管のどの位置に定めるかは水力機械の運転
上、重要な影響を与えており、−段とすぐれた技術の出
現が望まれている。
この発明は、1排水管の出口端の吸出管への接続位置い
かんによって構成機器の損耗と相まって流力上の特性が
悪くなり、あるいは支援設備の大形化につながるという
従来の問題点に鑑み、何ら支障なく安定した運転が続行
できるようにする水力機械の1排水処理装置およびその
使用方法を公表することを目的とする。
かんによって構成機器の損耗と相まって流力上の特性が
悪くなり、あるいは支援設備の大形化につながるという
従来の問題点に鑑み、何ら支障なく安定した運転が続行
できるようにする水力機械の1排水処理装置およびその
使用方法を公表することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記目的達成のための第1構成として、起
動運転時あるいは調相運転時、ガイドベーンを閉じゝ、
充水を吸出管の下方に押し下げ、ランナ室を空室の状態
でランナに回転運転を与える水力機械において、ランナ
空転運転中、前記ガイドベーンからの漏水を引き抜く1
排水管の入口端をランナ側圧室に開設し、その1排水管
の出口端を二方口に高さを異ならしめて吸出管に結ぶと
ともに、一の出口端は、ランナ出口径をD 1ランす出
口から前記一の出口端までの距離をLlとするとき、 L1/Do< 0.9 とし、さらに他の一の出口端は、ランナ出口径をD 、
吸出管様横断外形線から前記他の一の出口端までの垂直
距離をL2とするとき、 L2/De< 0.95 の諸関係を満す構成をしたものである。
動運転時あるいは調相運転時、ガイドベーンを閉じゝ、
充水を吸出管の下方に押し下げ、ランナ室を空室の状態
でランナに回転運転を与える水力機械において、ランナ
空転運転中、前記ガイドベーンからの漏水を引き抜く1
排水管の入口端をランナ側圧室に開設し、その1排水管
の出口端を二方口に高さを異ならしめて吸出管に結ぶと
ともに、一の出口端は、ランナ出口径をD 1ランす出
口から前記一の出口端までの距離をLlとするとき、 L1/Do< 0.9 とし、さらに他の一の出口端は、ランナ出口径をD 、
吸出管様横断外形線から前記他の一の出口端までの垂直
距離をL2とするとき、 L2/De< 0.95 の諸関係を満す構成をしたものである。
第2構成は、起動運転時あるいは調相運転時、ガイドベ
ーンを閉じ、充水の吸出管の下方に押し下げ、ランナ室
を空室の状態でランナに回転運転を与える水力機械にお
いて、ランナ側圧室に開設する入口端を共通にし、出口
端を二方口に位置の高さを異ならしめて吸出管に結ぶ1
排水管を、前記空室が所定圧力に至ったとき、1排水管
の2種類の出口端のうち両方またはいずれか一方を使い
分けて漏水を引き抜く構成にしたものである。
ーンを閉じ、充水の吸出管の下方に押し下げ、ランナ室
を空室の状態でランナに回転運転を与える水力機械にお
いて、ランナ側圧室に開設する入口端を共通にし、出口
端を二方口に位置の高さを異ならしめて吸出管に結ぶ1
排水管を、前記空室が所定圧力に至ったとき、1排水管
の2種類の出口端のうち両方またはいずれか一方を使い
分けて漏水を引き抜く構成にしたものである。
さらに第3の構成は、水力機械の発電方向におけるラン
ナ空転運転時では、1排水管の2種類の出口端のうちラ
ンナ出口から遠い出口端を使用して漏水を引き抜き、水
力機械の揚水方向におけるランナ空転運転時では、1排
水管の2Fli類の出口端のうちランナ出口に近い出口
端を使用して漏水を引き抜く構成にしたものである。
ナ空転運転時では、1排水管の2種類の出口端のうちラ
ンナ出口から遠い出口端を使用して漏水を引き抜き、水
力機械の揚水方向におけるランナ空転運転時では、1排
水管の2Fli類の出口端のうちランナ出口に近い出口
端を使用して漏水を引き抜く構成にしたものである。
(作 用)
るので、ランナ室の温度上昇、ランナ室の漏気量ともに
運転上支障のない許容範囲におさめることができる。す
なわち、温度上昇の増減と漏気量の増減とは1排水管の
出口端の取付位置いかによっては相反する関係にあるの
で、2種類の出口端を運転の種類に応じて巧み使い分け
れば、第4A図、第5A図のデッドラインE t 、
E 2から右側の値になり、水力機械の運転上支障なく
続行できる。
運転上支障のない許容範囲におさめることができる。す
なわち、温度上昇の増減と漏気量の増減とは1排水管の
出口端の取付位置いかによっては相反する関係にあるの
で、2種類の出口端を運転の種類に応じて巧み使い分け
れば、第4A図、第5A図のデッドラインE t 、
E 2から右側の値になり、水力機械の運転上支障なく
続行できる。
(実施例)
以下、この発明にかかる水力機械の1排水処理装置およ
びその使用方法を図面を参照して説明する。
びその使用方法を図面を参照して説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示す概略図で、水力機
械としては発電用の室軸うず巻水車を一例として適用す
る。なお、第3図の従来例に使用する構成部品と同一構
成部品には同一符号を付しである。
械としては発電用の室軸うず巻水車を一例として適用す
る。なお、第3図の従来例に使用する構成部品と同一構
成部品には同一符号を付しである。
この実施例に適用される室軸うず巻形水車は、回転軸3
に直結するランナ2を備え、ランナ2とともに環状列に
配されているガイドベーン4がうず巻ケーシング1に収
められており、うず巻ケーシング1からの作動流水はガ
イドベーン4、ランナ2を経る間に動水エネルギが回転
エネルギに変り、エネルギ変換後の作動流水はエルボ形
の吸出管5を経て図示しない下池に送り出される構成に
なっている。また、ランナ2の両側にはランナ側圧室7
が形成されて、閉じたガイドベーン4からの漏水を導く
受口になっている。
に直結するランナ2を備え、ランナ2とともに環状列に
配されているガイドベーン4がうず巻ケーシング1に収
められており、うず巻ケーシング1からの作動流水はガ
イドベーン4、ランナ2を経る間に動水エネルギが回転
エネルギに変り、エネルギ変換後の作動流水はエルボ形
の吸出管5を経て図示しない下池に送り出される構成に
なっている。また、ランナ2の両側にはランナ側圧室7
が形成されて、閉じたガイドベーン4からの漏水を導く
受口になっている。
上記ランナ側圧室7と吸出管5の垂直部とは1置を異な
らしめる2方口!4a、14bを備えた1排水管12か
らなる。この1排水管12は2方口14a、14bに第
1弁13a 、第2弁13bを備える。
らしめる2方口!4a、14bを備えた1排水管12か
らなる。この1排水管12は2方口14a、14bに第
1弁13a 、第2弁13bを備える。
上記2方口14a、 14bのうち、一つは、ランナ2
の出口径をD とし、ランナ2の出口から距離Llとす
ると、 Ll< 0.9xD8 の範囲に吸出管5の垂直部と接続する。また、他の一つ
は吸出管5の横断面外形線Hからの距離L2とするとき
、 L2< 0.95 XD8 の範囲の位置に吐出管5の垂直部と接続する。
の出口径をD とし、ランナ2の出口から距離Llとす
ると、 Ll< 0.9xD8 の範囲に吸出管5の垂直部と接続する。また、他の一つ
は吸出管5の横断面外形線Hからの距離L2とするとき
、 L2< 0.95 XD8 の範囲の位置に吐出管5の垂直部と接続する。
こうして、ガイドベーン4からの漏水があると、第1弁
13a1第2弁13bが巧みに開閉されて2方口14a
、14bの両方またはいずれか一方が漏水を引き抜くた
めに使用される。
13a1第2弁13bが巧みに開閉されて2方口14a
、14bの両方またはいずれか一方が漏水を引き抜くた
めに使用される。
次に、1排水管Gaの使用方法をランナ空転運転を例に
採り詳述する。
採り詳述する。
例えば、ランナ2の回転方向が発電方向の場合、閉じた
ガイドベーン4から漏水があると、第1弁f3aを閉じ
、第2弁13bを開口させ、ランナ側圧室7からの漏水
を引き抜いて吸出管5に送り出す。
ガイドベーン4から漏水があると、第1弁f3aを閉じ
、第2弁13bを開口させ、ランナ側圧室7からの漏水
を引き抜いて吸出管5に送り出す。
この場合、2方口14a、14bのうち、一つ14bと
ランナ2とはかなり離れているので、ランナ室IOの加
熱漏水の影響を受けない。もっとも、漏水を引き抜く2
方口14a、 14bのうちの一つ14bが充水の水面
Uと極々近いため、漏気の心配があるものの、その漏気
量は第5A図のデッドラインE2よりも後方(紙面のE
2よりも右側)位置なので、運転上問題を起すような量
ではない。
ランナ2とはかなり離れているので、ランナ室IOの加
熱漏水の影響を受けない。もっとも、漏水を引き抜く2
方口14a、 14bのうちの一つ14bが充水の水面
Uと極々近いため、漏気の心配があるものの、その漏気
量は第5A図のデッドラインE2よりも後方(紙面のE
2よりも右側)位置なので、運転上問題を起すような量
ではない。
他方、ランナ2の回転方向が揚水方向の場合、漏水があ
ると、第1弁13aを開口し、第2弁13bを閉じ、ラ
ンナ側圧室7からの漏水を引き抜いて吐出管5に送り出
す。この場合、2方口14a、 14bのうち一つ14
aと充水の水面11とはかなり離れているので、漏気は
運転上問題にならない量である′克 が、2方口14aがランナ2に使いためランナ室10の
温度上昇が心配になる。しかし、この場合の漏水は第4
A図のデッドラインE1よりも後方(紙面のElよりも
右側)位置の少量であるため、ランナ室10の温度上昇
は運転上問題にならない。
ると、第1弁13aを開口し、第2弁13bを閉じ、ラ
ンナ側圧室7からの漏水を引き抜いて吐出管5に送り出
す。この場合、2方口14a、 14bのうち一つ14
aと充水の水面11とはかなり離れているので、漏気は
運転上問題にならない量である′克 が、2方口14aがランナ2に使いためランナ室10の
温度上昇が心配になる。しかし、この場合の漏水は第4
A図のデッドラインE1よりも後方(紙面のElよりも
右側)位置の少量であるため、ランナ室10の温度上昇
は運転上問題にならない。
なお、ランナ2の回転方向が発電方向の場合で、ガイド
ベーン4からの漏水が少ないとき、ランナ室10の温度
−上昇が問題にならないので、この場合には第1弁13
aを開口し、第2弁131)を閉じておけば漏気が少な
くなり好都合である。また、ランナ2の回転方向が揚水
方向の場合で、漏気が問題とならない場合には、第1弁
13aを閉じ、第2弁13bを開口すれば、ランナ室1
0の温度上昇を抑える点で好ましい。
ベーン4からの漏水が少ないとき、ランナ室10の温度
−上昇が問題にならないので、この場合には第1弁13
aを開口し、第2弁131)を閉じておけば漏気が少な
くなり好都合である。また、ランナ2の回転方向が揚水
方向の場合で、漏気が問題とならない場合には、第1弁
13aを閉じ、第2弁13bを開口すれば、ランナ室1
0の温度上昇を抑える点で好ましい。
以上に述べた通り、この発明にかかる実施例では、取付
位置高さの異なる2方口を備えた1排水管を巧みに使い
分けることで、ランナ室の温度上昇または漏気を好まし
く抑制でき、常に安定したランナ空転運転が続行できる
。
位置高さの異なる2方口を備えた1排水管を巧みに使い
分けることで、ランナ室の温度上昇または漏気を好まし
く抑制でき、常に安定したランナ空転運転が続行できる
。
第2図は、この発明の他の実施例を示す概略図で、第1
実施例にさらに別の構成を加えたものである。すなわち
、第1実施例の1排水管12に、第2漏排水管12aを
並設させ、その第2漏排水管12aに第3弁15bを介
装させるとともに、その入口端をガイドベーン4の直下
に開設し、またその出目端を1排水管12に結んだもの
である。この実施例では、ランナ側圧室7の漏水と、ラ
ンナ2とガイドベーン4との間にたまる漏水を同時に吸
出管5に引き抜くことができ、ランナ室2の排水能力を
倍増させて温度−に昇を抑える点でまことに好都合であ
る。この場合の第3弁I5は第1弁Hlaまたは第2弁
131)と適宜に組合せて使い分けることになる。
実施例にさらに別の構成を加えたものである。すなわち
、第1実施例の1排水管12に、第2漏排水管12aを
並設させ、その第2漏排水管12aに第3弁15bを介
装させるとともに、その入口端をガイドベーン4の直下
に開設し、またその出目端を1排水管12に結んだもの
である。この実施例では、ランナ側圧室7の漏水と、ラ
ンナ2とガイドベーン4との間にたまる漏水を同時に吸
出管5に引き抜くことができ、ランナ室2の排水能力を
倍増させて温度−に昇を抑える点でまことに好都合であ
る。この場合の第3弁I5は第1弁Hlaまたは第2弁
131)と適宜に組合せて使い分けることになる。
なお、第1および第2実施例ともに室軸うず巻水車の単
段の例であるが、単段例に限らず多段例でも上述と同様
な効果を得ることができる。
段の例であるが、単段例に限らず多段例でも上述と同様
な効果を得ることができる。
以上の説明の通り、この発明にかかる水力機械の1排水
処理装置およびその使用方法では、ランナ室にたまるガ
イドベーンからの漏水を引き抜いて吸出管に送り出す1
排水処理装置の出口端を、取付位置高さを異ならしめて
二方口にしたもので、この発明では、ランナ室温度」1
昇の増減と漏気の増減とが専全く逆になって種々不具が
発生した従来の問題点を一挙に解決することができ、こ
の種分野の安定した運転が可能になる効果がある。
処理装置およびその使用方法では、ランナ室にたまるガ
イドベーンからの漏水を引き抜いて吸出管に送り出す1
排水処理装置の出口端を、取付位置高さを異ならしめて
二方口にしたもので、この発明では、ランナ室温度」1
昇の増減と漏気の増減とが専全く逆になって種々不具が
発生した従来の問題点を一挙に解決することができ、こ
の種分野の安定した運転が可能になる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す水力機械の概略図、
第2図はこの発明の他の実施例を示す水力機械の概略図
、第3図は従来の実施例を示す水力機械の概略図、第4
A図はランナ室の温度上昇特性を示すグラフ、第4B図
は第4A図の横座標の寸法記号を対応させた水力機械の
概略図、第5A図は吸出管の充水に引き込まれるランナ
室気相の漏気量特性を示すグラフ、第5B図は第5A図
の横座標の寸法記号を対応させた水力機械の概略図であ
る。 2・・・ランナ、 4・・・ガイドベーン、5
・・・吸出管、 6a・・・1排水処理装置、7
・・・ランナ側圧室、 lO・・・ランナ室、12・・
1排水管、 14a、14b・・・2方口代理人
弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第 図 ρ、θS L 2/De 第5A図 第5B図
第2図はこの発明の他の実施例を示す水力機械の概略図
、第3図は従来の実施例を示す水力機械の概略図、第4
A図はランナ室の温度上昇特性を示すグラフ、第4B図
は第4A図の横座標の寸法記号を対応させた水力機械の
概略図、第5A図は吸出管の充水に引き込まれるランナ
室気相の漏気量特性を示すグラフ、第5B図は第5A図
の横座標の寸法記号を対応させた水力機械の概略図であ
る。 2・・・ランナ、 4・・・ガイドベーン、5
・・・吸出管、 6a・・・1排水処理装置、7
・・・ランナ側圧室、 lO・・・ランナ室、12・・
1排水管、 14a、14b・・・2方口代理人
弁理士 則 近 憲 佑 同 第子丸 健 第 図 ρ、θS L 2/De 第5A図 第5B図
Claims (3)
- (1)起動運転時あるいは調相運転時、ガイドベーンを
閉じ、充水を吸出管の下方に押し下げ、ランナ室を空室
の状態でランナに回転運転を与える水力機械において、
ランナ空転運転中、前記ガイドベーンからの漏水を引き
抜く漏排水管の入口端をランナ側圧室に開設し、その漏
排水管の出口端を二方口に位置の高さを異ならしめて吸
出管に結ぶとともに、一の出口端は、ランナ出口径をD
_e、ランナ出口から前記一の出口端までの距離をL_
1とするとき、 L_1/D_e<0.9 とし、さらに他の一の出口端は、ランナ出口径をD_e
吸出管の横断外形線から前記他の一の出口端までの距離
をL_2とするとき、 L_2/D_e<0.95 の諸関係を満すことを特徴とする水力機械の漏排水処理
装置。 - (2)起動運転時あるいは調相運転時、ガイドベーンを
閉じ、充水の吸出管の下方に押し下げ、ランナ室を空室
の状態でランナに回転運転を与える水力機械において、
ランナ側圧室に開設する入口端を共通にし、出口端を二
方口に位置の高さを異ならしめて吸出管に結ぶ漏排水管
を、前記空室が所定圧力に至ったとき、漏排水管の2種
類の出口端のうち両方またはいずれか一方を使い分けて
漏水を引き抜くことを特徴とする水力機械の漏排水処理
装置の使用方法。 - (3)水力機械の発電方向におけるランナ空転運転時で
は、漏排水管の2種類の出口端のうちランナ出口から遠
い出口端を使用して漏水を引き抜き、水力機械の揚水方
向におけるランナ空転運転時では、漏排水管の2種類の
出口端のうちランナ出口に近い出口端を使用して漏水を
引き抜くことを特徴とする請求項2記載の水力機械の漏
排水処理装置の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1014992A JP2877327B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 水力機械の漏排水処理装置およびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1014992A JP2877327B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 水力機械の漏排水処理装置およびその使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02196167A true JPH02196167A (ja) | 1990-08-02 |
| JP2877327B2 JP2877327B2 (ja) | 1999-03-31 |
Family
ID=11876437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1014992A Expired - Lifetime JP2877327B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 水力機械の漏排水処理装置およびその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2877327B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58210374A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-07 | Toshiba Corp | 水力機械のガイドベ−ン漏水排出装置 |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1014992A patent/JP2877327B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58210374A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-07 | Toshiba Corp | 水力機械のガイドベ−ン漏水排出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2877327B2 (ja) | 1999-03-31 |
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