JPH02198832A - 防錆処理厚鋼板およびその製造方法 - Google Patents

防錆処理厚鋼板およびその製造方法

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JPH02198832A
JPH02198832A JP1744189A JP1744189A JPH02198832A JP H02198832 A JPH02198832 A JP H02198832A JP 1744189 A JP1744189 A JP 1744189A JP 1744189 A JP1744189 A JP 1744189A JP H02198832 A JPH02198832 A JP H02198832A
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Motohiro Osada
元宏 長田
Yukiharu Kutogi
久冨木 行治
Kazuo Watanabe
一夫 渡邉
Motoo Kabeya
壁屋 元生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は厚鋼板、特に板厚4.5−以上200am以下
の厚鋼板に適した防錆処理に関し、詳しくは、防錆処理
の一部としてメカニカルプレーティング法による亜鉛被
覆およびプライマー塗装との併用によって防錆処理を施
した厚鋼板に関する。
〔従来の技術〕
従来、鋼材の代表的な防錆処理の1つとして、鋼材表面
に亜鉛被覆を施すことが知られている。
このような亜鉛被覆法としては、溶融亜鉛メツキ、電気
亜鉛メツキ法等が一般的であるが、この種の亜鉛被覆法
では薄鋼板や線材等に適するが、溶融亜鉛浴槽、および
電気メツキ浴槽等の設備面より厚鋼板の処理には経済的
でない。
そこで、近年、溶融亜鉛メツキ法、電気亜鉛メツキ法等
の亜鉛被覆法に代るものとして、例えば、特公昭59−
9312号、特開昭81−38870号に開示されてい
るようなメカニカルプレーティング法による亜鉛被覆が
注目されている。メカニカルプレーティング法による亜
鉛被覆では、鉄粉あるいは鉄合金粉体を核としてその外
側に亜鉛あるいは亜鉛合金を被覆したブラスト材料が通
常のショツトブラスト装置を用いて鋼材表面に吹付投射
され、これにより該鋼材表面に該粉体表面の亜鉛被覆が
転写され、密着性に優れた亜鉛被覆層がえられることに
なる。
このようなメカニカルプレーティング法による亜鉛被覆
によれば熱歪を伴うこと無く、板厚4.5鎗紬以上の厚
鋼板にも経済的に亜鉛被覆を施すことが可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
さて、防錆処理を施した厚鋼板を、船舶、橋梁、建築等
の鋼i遺物資材として用いる場合、その防錆処理は極め
て過酷な条件下で厚鋼板の工場出荷から少なくとも6箇
月以上は保証されなければならないとされている0例え
ば、厚鋼板が海峡等の橋梁に用いられる場合を想定する
と、その防錆処理は海塩粒子の存在下での屋外暴露で6
箇月以上は保証されなければならない、すなわち、厚鋼
板が構造物の一構成要素としてボルト締めあるいは溶接
等で組立られるまでに要する時間を6箇月として、少な
くともその間には防錆処理が維持されることとしている
。なお、厚鋼板が構造物の一楕成要素として組立られな
後はその構造物全体について改めて別の防錆処理が施さ
れる。
従って、本発明の目的は厚鋼板、特に板厚4.5鍋「自
以上200I以下の厚鋼板に塩水等の存在する過酷な条
件下でも6箇月以上の長期にわたって赤錆を発生させる
ことのない防錆処理法であって、かかる厚鋼板に容易に
しかも経済的に施しえる防錆処理方法およびその防錆処
理を施した厚鋼板を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による防錆処理厚鋼板は厚鋼板素材と、この厚鋼
板素材の表面にメカニカルプレーティング法によって形
成した10g7m2〜50g/m”の亜鉛被覆層と、こ
の亜鉛被覆層上に塗布された5〜15μ−の樹脂系ジン
クプライマー塗膜とからなる。
また、本発明による防錆処理方法によれば、厚鋼板素材
の表面にメカニカルプレーティング法によって10g7
m2〜50g/+*2の亜鉛被覆層を形成し、この亜鉛
被覆層上に樹脂系ジンクプライマーが塗布されて5〜1
5μ毅の樹脂系塗料層が形成される。
〔作 用〕
以上に述べたような本発明によれば、厚鋼板に熱歪を伴
うことなく亜鉛被覆が可能となり、厚鋼板に対する亜鉛
被覆層の形成がショツトブラスト装置等の使用により容
易に行われ、またその亜鉛被覆層上l\のプライマー塗
料の塗布もスプレー装置等で容易に行われる。また、本
発明による防錆処理方法においては、亜鉛被覆層による
防錆処理と樹脂系ジンク塗料の塗布による防錆処理との
併用によって、厚鋼板に塩水等の存在する過酷な条件下
でも6箇月以上の長期にわたって耐赤錆性を発揮できる
ものである。
〔実施例〕
本発明者はメカニカルプレーティング法による亜鉛被覆
を厚鋼板に施した場合、樹脂系ジンクプライマーだけを
塗布した場合、メカニカルプレーティング法による亜鉛
被覆を厚鋼板に施した後、樹脂系ジンクプライマーを塗
布した場合、その防錆処理が屋外暴露でまた塩水存在下
での屋外暴露でどの位の期間維持されえるかについて試
験を行なった。その試験結果は表1に示すとおりである
なお、試験条件は以下のとおりである。
(1)屋外暴露期間:昭和62年12月28日から昭和
63年9月30日の9箇月間 (2)試 験 片 : 5X100X150麟鍮の厚鋼
板片(SS41)をショツトブラストによってスケール
除去を行なった後に、メカニカルプレーティング法によ
る亜鉛被覆を10g/m”、24g/m2施したものを
それぞれ複数枚、′樹脂系ジンクプライマー(Z/P)
を5.3μ輪、9.7μ鏑、16.1μ論だけを塗布し
たものをそれぞれ複数枚、メカニカルプレーティング法
による亜鉛被覆を10g/m”施した後、樹脂系ジンク
プライマー(Z/P)を5.3μ階、9.7μmだけを
塗布したものをそれぞれ複数枚用意した。
(3)試験内容  :それぞれの表面処理を施した試験
片を2つづつ用意し、その一方を屋外◆こ放置し、他方
には週に一度塩水を散布した。
(4)評価方法  :赤錆発生面積率 表1から明らかのように、メカニカルプレーティング法
による亜鉛被覆だけ行なった場合屋外に放置(大気暴1
ff)では、亜鉛被覆が厚いものでは防錆効果があるが
、しかし、6箇月経過時には亜鉛被覆を24g/m”行
なった試験片にも赤錆が発生した。塩水を散布した場合
にはほぼ試験片の全面にわたって赤錆が認められた。
また、ジンク系プライマー(Z/P’)だけによる防錆
処理については、屋外に放置(大気暴露)では、塗膜厚
さ5.3μ−を除いてほとんど赤錆の発生は認められな
いが、塩水を散布した場合には9箇月経過時には塗膜厚
さ16.1μ−の試験片にも錆発生面積率で10%の赤
錆が発生しな。
以上の記載から明らかなように、メカニカルプレーティ
ング法による亜鉛被覆だけの防錆処理では厚鋼板を6箇
月超の長期にわたって完全に防錆しえないことが判明し
た。また、樹脂系ジンクプライマーによる防錆処理の場
合には、塗膜厚さを少なくとも16.1μ論以上確保し
なければ塩水等の存在する過酷な条件下では厚鋼板を6
f!:J月越の長期にわたって完全に防錆しえないこと
が判明しな。
一方、メカニカルプレーティング法による亜鉛被覆を行
なった後、樹脂系ジンクプライマーを塗布した防錆処理
の場合には、樹脂系ジンクプライマーの塗膜厚さが5.
3μ−でも、屋外に放置(大気暴露)および、塩水を散
布した場合のいずれも赤錆発生が認められない。
次に、第1図を参照して、本発明による防錆処理方法の
一実施例について説明する。第1図を参照すると、本発
明による防錆処理方法を実施する防錆処理ラインの概略
が示されており、この防錆処理ラインは厚鋼板圧延ライ
ンの下流側に配置され、該厚鋼板圧延ラインから得られ
る厚鋼板素材に直ちに防錆処理を施しうるようになって
いる。
防錆処理ラインは厚鋼板圧延ラインの最終段圧延fil
oの側から順に下流側に配置された脱スケールステーシ
ョン12と、亜鉛被覆形成ステーション14と、第1の
予熱ステーション16と、第1のプライマー塗布ステー
ション18と、第2の予熱ステーション20と、第2の
プライマー塗布ステーション22とから構成される。
脱スケールステーション12では、例えばショツトブラ
スト装置が設けられ、このショツトブラスト装置でもっ
て圧延後の厚鋼板素材の表面処理すなわち黒皮(スケー
ル)除去が行なわれる。
黒皮除去後、厚鋼板素材は亜鉛被覆形成ステーション1
4に送られ、ここでは該厚鋼板素材を搬送させながら、
厚鋼板素材の両表面にメカニカルプレーティング法によ
って亜鉛被覆形成が施される。亜鉛被覆形成ステーショ
ン14では、先にも述べたように、鉄あるいは鉄合金を
核としてその外側に鉄亜鉛合金層を介して亜鉛あるいは
亜鉛合金を被着したブラスト材料が通常のショツトブラ
スト装置を用いて厚鋼板素材の両表面に投射され、これ
により該厚鋼板表面に亜鉛被覆層が得られることになる
。このようにして得られた亜鉛被覆層の表面粗さは10
ないし100μ−程度と粗面状態にあるが見かけの表面
積から亜鉛被覆層は少なくともLog/si’以上とさ
れる。また、亜鉛被覆層形成時の経済性より被覆層の上
限は50g/si”と考えられる。なお、好ましくは1
0〜20g/m2の亜鉛被rII層が良い。
亜鉛被覆層が形成された厚鋼板素材は次いで第1の予熱
ステーション16および第1のプライマー塗布ステーシ
ョン18に送られる。第1の予熱ステーション16は例
えば、適当なオーブンあるいは炉として構成され、そこ
では該厚鋼板素材は所定の温度まで予熱される。第1の
プライマー塗布ステーション18には例えばスプレー装
置が設けられ、このスプレー装置によって、該厚鋼板素
材の一方の表面の亜鉛被覆層上に樹脂系ジンクプライマ
ー(Z/P)が塗布され、その樹脂系塗料層の厚さにつ
いては、5μ輪〜15μ−の範囲内の厚さがよい。
これは、厚鋼板を塗装する際の塗装厚さの偏差を考えれ
ば、5μ論未満では十分な防錆効果が得られす、また1
5μ−超では樹脂系ジンクプライマー・だけでも防錆効
果を有すると考えられ、亜鉛被覆層の必要性は低い、厚
鋼板素材は第1の予熱ステーション16で予め加熱され
ているので、そこに塗布された樹脂系塗料は直ちに乾燥
される。
なお、第1の予熱ステーション16を設ける代わりに、
第1のプライマー塗布ステーション18の下流側に加熱
ステーションを設け、樹脂系塗料塗布後にそれを加熱し
て乾燥させてもよく、また必要に応じて第1の予熱ステ
ーション16および加熱ステーションを省いて、樹脂系
塗料層を自然乾燥させてもよい。
一方、裏面に対する塗装においても厚鋼板素材を反転し
た後、表面と同様に第2の予熱ステーション20、第2
のプライマー塗布ステーション22にて樹脂系ジンクプ
ライマーが塗布される。
このようにして防錆処理を施した厚鋼板の両表面にはメ
カニカルプレーティング法によって形成した10g/+
m2〜50g/st”の範囲の亜鉛被覆層が形成され、
またその亜鉛被覆層上には5〜15μ鹸の樹脂系ジンク
塗料層が形成されることになる。
〔発明の効果〕
表1から明らかなように、本発明による防錆処理技術に
おいては、亜鉛被覆による防錆処理と樹脂系ジンクプラ
イマーの塗布による防錆効果とが併用されるので、塩水
等の存在する過酷な条件下での6箇月以上、少なくとも
9箇月の長期にわたって厚鋼板の防錆処理が維持される
ことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による防錆処理を行なう防錆処理ライン
を示す概略説明図。 12・・・脱スケールステーション、 14・・・亜鉛被覆形成ステーション、16・・・第1
の予熱ステーション、 18・・・第1のプライマー塗布ステーション、20・
・・第2の予熱ステーション、 22・・・第2のプライマー塗布ステーション。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚鋼板素材と、この厚鋼板素材の表面にメカニカ
    ルプレーティング法によって形成した10g/m^2〜
    50g/m^2の亜鉛被覆層と、この亜鉛被覆層上に塗
    布された5〜15μmの樹脂系ジンクプライマー塗膜と
    からなることを特徴とする防錆処理厚鋼板。(2)厚鋼
    板素材の表面にメカニカルプレーティング法によって1
    0g/m^2〜50g/m^2の亜鉛被覆層を形成し、
    この亜鉛被覆層上にプライマー塗膜を5〜15μm形成
    することを特徴とする防錆厚鋼板の製造方法。
JP1744189A 1989-01-30 1989-01-30 防錆処理厚鋼板およびその製造方法 Granted JPH02198832A (ja)

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