JPH0220106Y2 - - Google Patents

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JPH0220106Y2
JPH0220106Y2 JP1985163096U JP16309685U JPH0220106Y2 JP H0220106 Y2 JPH0220106 Y2 JP H0220106Y2 JP 1985163096 U JP1985163096 U JP 1985163096U JP 16309685 U JP16309685 U JP 16309685U JP H0220106 Y2 JPH0220106 Y2 JP H0220106Y2
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lower rail
arm
lever
vehicle body
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は運搬車の荷箱を車体静止部材に対して
傾斜及び昇降させる荷箱駆動装置に関する。
(従来技術) 従来のこの種の荷箱駆動装置は、例えば実開昭
59−5431号公報に示されているごとく、荷箱の下
部にアツパレールを、また車体静止部材にロアレ
ールをそれぞれ設けると共に、一対の第1、第2
アームを交差状に軸着して、前記第1アームの下
端を前記車体静止部材側の一端に回動自由に支持
し、該第1アームの上端を前記アツパレールに移
動自由に連結し、且つ前記第2アームの上端を前
記アツパレールの一端に回動自由に支持して、該
第2アームの下端を前記ロアレールに移動自由に
連結する一方、前記ロアレールの他端側上壁を一
部切欠いて、該切欠部に開閉カバーを開閉自由に
設けているのであつて、該開閉カバーのスライド
操作により前記切欠部を開放した上で、前記車体
静止部材と前記第1アームとの間に設けた昇降装
置を作動させることで、前記ロアレールの他端側
に移動自由に連結している前記第2アームの下端
部を、前記切欠部を介して前記ロアレールから離
脱させて、前記荷箱を傾斜させる一方、前記開閉
カバーのスライド操作により、前記切欠部を閉鎖
して前記昇降装置を作動させることで、前記両ア
ームを前記ロアレールと前記アツパレールとの間
でX状に展開して、前記荷箱を水平状態で上昇さ
せるようにしている。
しかしながら以上の荷箱の駆動装置によれば、
前記開閉カバーのスライド操作により、前記切欠
部を閉鎖して前記昇降装置を作動させることで、
前記両アームを前記ロアレールと前記アツパレー
ルとの間でX状に展開し、前記荷箱を水平状態に
て上昇させるように成す一方、前記開閉カバーの
スライド操作により前記ロアレールの切欠部を開
放した上で、昇降装置を作動させて、該昇降装置
から前記第2アームに作用するモーメントを利用
して、前記第2アームを前記ロアレールから離脱
させることで、前記荷箱を前記車体静止部材に対
して傾斜させるようにしているので、前記荷箱の
上昇と傾斜との切換の信頼性に乏しく、場合によ
つては、前記荷箱の傾斜操作時、前記第2アーム
が前記ロアレールから離脱せず、前記荷箱の傾斜
が行えなくなる虞があるし、又前記開閉カバーに
より前記ロアレールの切欠部を閉鎖して前記荷箱
を上昇させる時、前記昇降装置の駆動に伴い、前
記ロアレールには荷箱の積載量に比例して上向き
の反力が作用して前記開閉カバーに作用すること
から、前記開閉カバー及び該開閉カバーのスライ
ド機構の剛性を充分確保しなければならないと云
う不具合がある。
そこで本願出願人は、以上の問題点を解消すべ
く、荷箱の下部にアツパレールを設けると共に、
車体静止部材にロアレールの一端を回動自由に支
持し、該ロアレールと前記車体静止部材との間
に、該ロアレールを前記車体静止部材にロツクす
るロツク部材を備えたロツク機構を設ける一方、
一対の第1及び第2アームを交差させて軸着し、
前記第1アームの下端部を前記ロアレールの一端
に回動自由に支持して、該第1アームの上端部を
前記アツパレールに移動自由に連結すると共に、
前記第2アームの上端を前記荷箱側の一端に回動
自由に支持して、該第2アームの下端部を前記ロ
アレールに移動自由に連結し、且つ前記車体静止
部材側と前記荷箱側との間に昇降装置を設けた荷
箱の駆動装置を開発したのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで以上の荷箱駆動装置によれば、前記ロ
ツク機構による前記ロアレールと前記車体静止部
材とのロツクを解除した上で前記昇降装置の駆動
で、前記荷箱が前記ロアレール及び第1、第2ア
ームと共に傾斜するようになつているのである
が、積載物が前記荷箱の前部で、前記第1アーム
の上端よりも前方に極端に集中して積まれると、
前記昇降装置の駆動に伴い、前記第1アームの上
端を支点にして、前記荷箱が揺動して該荷箱の後
部側が持ち上げられ、前記両アームがX状に展開
するため、該荷箱が傾斜せずに水平状態で上昇す
る虞が考えられるのである。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したもので、
目的とするところは、前記荷箱の昇降と傾斜との
切換が確実且つスムーズに行え、しかも前記荷箱
を傾斜動作に切換えた場合において、傾斜途中で
も前記荷箱の前記ロアレールへの係止が確認操作
することが出来て、前記荷箱が不用意に水平状態
で上昇するのを確実に防止することの出来る荷箱
の駆動装置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記した目的を達成するために、荷箱
にアツパレールを設け、車体静止部材にロアレー
ルの後部を回動自由に支持すると共に、一対の第
1及び第2アームを交差させて軸着し、前記第1
アームの下端部を前記ロアレールに回動自由に支
持して、該第1アームの上端部を前記アツパレー
ルに移動自由に連結すると共に、前記第2アーム
の上端部を前記荷箱側に回動自由に支持して、該
第2アームの下端部を前記ロアレールに移動自由
に連結し、前記ロアレールの前記車体静止部材に
対するロツクもしくはロツク解除により、前記荷
箱を車体静止部材に対し選択的に傾斜または昇降
させるようにした運搬車の荷箱駆動装置におい
て、前記車体静止部材に、前記ロアレールに係合
して該ロアレールを車体静止部材にロツクするロ
ツクレバーを揺動自由に支持する一方、前記ロア
レールに、該ロアレールの前記車体静止部材に対
する揺動支点とほぼ同一軸線上を支点にして揺動
して前記荷箱に係合する係止レバーを支持し、且
つ該係止レバーを前記ロツクレバーに連動させ
て、前記ロツクレバーのロツク動作への切換に伴
い、前記係止レバーを介して前記荷箱を前記ロア
レールに係止するようにしたのである。
(作用) 本考案によれば、前記係止レバーを動作させる
前記ロツクレバーが車体静止部材側に設けられて
いることから、荷箱を傾斜させるも、該ロツクレ
バーの位置は変わることがなく、そのため例えば
荷箱の傾斜途中において、前記ロツクレバーの切
換操作が不完全で、前記係止レバーが前記荷箱に
確実に係合していない場合などにおいて、荷箱を
車体静止部材側に降ろさずとも直ちに前記ロツク
レバーを再度操作して、前記係止レバーを前記荷
箱に確実に係合させたり、あるいは前記係止レバ
ーの前記荷箱に対する係合を確認することが可能
である。
また前記係止レバーが前記ロアレールに対し、
該ロアレールの前記車体静止部材に対する揺動支
点とほぼ同一軸線上を支点とする位置に揺動自由
に支持しているので、前記車体静止部材に対して
揺動するロアレールに前記係止レバーを設ける
も、前記車体静止部材に設けた前記ロツクレバー
の操作により、前記係止レバーを円滑且つ確実に
連動させることが出来るのである。
(実施例) 以下本考案にかかる荷箱駆動装置の一実施例を
図面に基づいて説明する。
図において1,1は運搬車の荷台側両側に前後
方向に延びて車体静止部材を構成する左右一対の
シヤーシフレームであつて、これら両シヤーシフ
レーム1,1の後端部間に連結シヤフト2を架設
すると共に、該連結シヤフト2に、左右一対のロ
アレール3,3を備えたロアフレームLを揺動自
由に連結している。
具体的には、断面コ字状とした一対のロアレー
ル3,3を前記シヤーシフレーム1,1上に配設
して、これら両ロアレール3,3の後端部間に後
部連結杆4を、又両ロアレール3,3の前端部間
に前部連結杆5をそれぞれ架設すると共に、前記
後部連結杆4の両端部に固定した連結ブラケツト
6,6を、前記連結シヤフト2に固定した連結ブ
ラケツト7,7に軸8を介して枢着することで、
前記ロアフレームLの後端部を前記シヤーシフレ
ーム1,1に回動自由に支持している。
9は前記シヤーシフレーム1,1上に配備され
る荷箱であつて、該荷箱9の下面両側部には、前
記ロアレールと同じ断面コ字状のアツパレール1
0,10を、前記両ロアレール3,3間よりも狭
い間隔でもつて固定している。
11,11及び12,12は、前記荷箱9を前
記シヤーシフレーム1,1上に保持する一組の第
1及び第2アームであつて、これら両アーム1
1,12は、その長さ方向中間部を交差状に枢軸
13を介して軸着している。
そして前記第1アーム11の下端部を前記後部
連結杆5に回動自由に支持すると共に、該第1ア
ーム11の上端部にローラシヤフト14を介して
ガイドローラ15を回動自由に取付け、該ガイド
ローラ15を介して前記第1アーム11の上端部
を前記アツパレール10に前後方向移動自由に連
結している。
又前記第2アーム12は、その上端部をブラケ
ツト16を介して前記荷箱9の下面後部に回動自
由に支持すると共に、下端部にローラシヤフト1
7を介してガイドローラ18を回動自由に取付
け、該ガイドローラ18を介して前記第2アーム
12の下端部を前記ロアレール3に前後方向移動
自由に連結している。
20は前記荷箱9を前記シヤーシフレーム1,
1に対して傾斜もしくは水平方向に昇降させる昇
降装置としての油圧シリンダであつて、該シリン
ダ20の下端部を、前記シヤーシフレーム1,1
間に架設した持杆21に揺動自由に連結すると共
に、該油圧シリンダ20のピストンロツド22の
先端を、前記第1アーム11,11間に架け渡し
たクロスアーム23に揺動自由に連結している。
しかして以上のごとく構成した運搬車におい
て、図に示す実施例では、前記ロアフレームLの
前端側を、前記シヤーシフレーム1に手動操作に
よりロツクする第1ロツク機構Aと、前記ロアフ
レームLの前端側を前記シヤーシフレーム1に弾
性的に係止して前記ロアフレームLの前端側に作
用する荷重が所定以上となつた時に前記シヤーシ
フレーム1に対する前記ロアフレームLの係止を
解除する第2ロツク機構Bと、前記荷箱9の後端
部を前記ロアフレームL側に係止する第1係止機
構Cと、前記荷箱9の傾斜時に、前記ロアフレー
ムLの前端部を前記荷箱9の前端部に弾性的に係
止する第2係止機構Dと、前記荷箱9の水平方向
への上昇時、前記ロアフレームLの前端側を前記
シヤーシフレーム1に自動的にロツクする自動ロ
ツク機構Eと、前記荷箱9の前記シヤーシフレー
ム1,1に対する水平方向への上昇を検出する検
出機構Fと、該検出機構Fからの出力信号にもと
づいて、変速機(TM)の変速動作をロツクする
変速ロツク機構Gとを設けているのであつて、こ
れら各種機構A〜Gを次に詳説する。
前記第1ロツク機構Aは、第3図に示すごと
く、前記シヤーシフレーム1,1の前部に架設し
たクロスメンバ26上にブラケツト27を介して
シヤフト8を回転自由に支持して、該シヤフト2
8の両端にロツクレバー29,29を固定し、該
レバー29,29に、前記ロアフレームLの前部
に突設したロツクピン30に係合する係合溝31
と、該レバー29を揺動操作する操作ピン32と
を設け、前記ロツクレバー29の揺動操作による
前記係合溝31の前記ロツクピン30への係合に
より、前記ロアフレームLを前記シヤーシフレー
ム1に前記ロツクレバー29を介してロツクする
ごとく成すと共に、前記ロツクレバー29の揺動
操作による前記係合溝31と前記ロツクピン30
との係合解除により、前記ロアフレームLの前端
側を前記シヤーシフレーム1に対して揺動自由と
成している。
又前記第2ロツク機構Bは、第3図及び第4図
に示すごとく、前記ロアレール3の下面に固定さ
れ、前記第1ロツク機構Aのシヤフト28に弾性
的に係合して、前記ロアフレームLの前記シヤー
シフレーム1に対する揺動を阻止するクランプ3
5から成るのであつて、該クランプ35は板ばね
を断面コ字状に屈曲形成して、相対向する対向壁
36,36に前記シヤフト28を挟持する湾曲状
の挟持部37,37を一体形成し、該挟持部3
7,37間への前記シヤフト28の係合により、
該クランプ35を介して前記ロアフレームLの前
端側を前記シヤーシフレーム1に弾性的に係止す
ると共に、前記ロアフレームLの前端側に前記シ
ヤーシフレーム1から離れる方向に働く所定以上
の荷重が作用した時には、前記対向壁36,36
が互いに遠去かる方向に弾性変形して前記クラン
プ35による前記ロアフレームLの前記シヤーシ
フレーム1に対する係止を解除するごとく成して
いる。
又前記第1係止機構Cは前記荷箱9の傾斜時
に、該荷箱9の後端部を前記ロアフレームLに係
止するためのものであつて、図に示す実施例で
は、第3図に示すごとく、係止レバー40を前記
ロアフレームLの後部連結杆4にブラケツト41
を介して揺動自由に支持して、該レバー40の上
端部に、前記荷箱9の下面に固定したロツクピン
42と係合する係合溝43を形成する一方、該係
止レバー40の下端部と、前記第1ロツク機構A
のシヤフト28に固定した揺動アーム44とを連
結ロツド45により連結し、前記第1ロツク機構
Aの操作に伴い、前記係止レバー40を連動させ
るごとく成している。
具体的には、前記ロツクレバー29の揺動操作
により、前記ロアフレームLを前記シヤーシフレ
ーム1にロツクした時、前記連結ロツド45を介
して前記係止レバー40を第3図時計方向に揺動
させて、該係止レバー40による前記荷箱9と前
記ロアフレームLとの係止を解除するごとく成す
一方、前記ロツクレバー29の揺動操作により、
前記ロアフレームLの前記シヤーシフレーム1に
対するロツクを解除した時、前記連結ロツド45
を介して前記係止レバー40を第3図時計方向に
揺動させて、該係止レバー40により前記荷箱9
の後部を前記ロアフレームL側に係止するごとく
成している。
又前記第2係止機構Dは、第5図及び第6図に
示すごとく、前記両アツパレール10,10の前
端に架設した枠フレーム50に回転自由に取付け
たローラ51と、前記両ロアフレームLの前部連
結杆5に固定して前記ローラ51を弾性的に受止
めるゴム製の弾性体52とからなり、前記弾性体
52には、前記ローラ51が嵌合する嵌合溝53
を形成している。
しかして前記弾性体52における嵌合溝53へ
の前記ローラ51の嵌合により、前記ロアフレー
ムLの前端部は前記荷箱9の前端部に弾性的に係
止される一方、前記ロアフレームLに、前記アツ
パレール10から離れる方向に働く所定以上の荷
重が作用した時には、前記弾性体52が弾性変形
して、前記ローラ51が前記弾性体52の嵌合溝
53より離脱し、これに伴い前記ロアフレームL
の前端部は前記荷箱9の前端部より離脱するよう
になつている。
又前記自動ロツク機構Eは、前記第2アーム1
2の動きに連動させているのであつて、具体的に
は、第7図に示すごとく前記シヤーシフレーム1
の前部に固定した支持体55にロツクピン56を
固定すると共に、前記ロアレール3の前端部に組
付けたブラケツト57に、前記ロツクピン56に
係合する係合溝58を備えたロツクレバー59を
揺動自由に支持して、スプリング60により該ロ
ツクレバー59を前記係合溝58が前記ロツクピ
ン56に常時係合する方向に付勢させる一方、前
記ロツクレバー59の上端部には、前記第2アー
ム12のローラシヤフト17と当接する当接部6
1を設けている。
しかして以上の自動ロツク機構Eは、前記第
1、第2アーム11,12が前記枢軸13を支点
にして前記ロアレール3,3の内側方に該ロアレ
ール3とほぼ水平状に折畳まれて、前記第2アー
ム12のガイドローラ18が、前記ロアレール3
の前端部に位置した時には、前記ガイドローラ1
8を支持する前記ローラシヤフト17が前記ロツ
クレバー59の当接部61を押圧して、該ロツク
レバー59を前記スプリング60に抗して第9図
時計方向に揺動させ、該ロツクレバー59による
前記ロアフレームLと前記シヤーシフレーム1と
のロツクを解除する一方、前記第1、第2アーム
11,12が前記枢軸13を支点にしてX状に展
開して、前記第2アーム12のガイドローラ18
が、前記ロアレール3の後端部方向に移動した時
には、前記ローラシヤフト17が前記ロツクレバ
ー59の当接部61から離れ、該ロツクレバー5
9が前記スプリング60のばね力により第8図反
時計方向に揺動して、前記係合溝61が前記ロツ
クピン56に係合し、これにより前記ロアフレー
ムLの前端側を前記シヤーシフレーム1にロツク
するようになつている。
又前記検出機構Fは、前記ロアフレームLの前
部連結杆5に組付けたリミツトスイツチ65と、
前記アツパレール10,10の先端部に架設した
前記枠フレーム50に取付けられて、前記リミツ
トスイツチ65のローラレバー65aへの当接に
より、前記リミツトスイツチ65をオフ動作させ
る当たり65bとから成る。
一方前記変速ロツク機構Gは、前記変速機
(TM)のミツシヨンケースに組付け、前記リミ
ツトスイツチ65のオン動作で励磁するソレノイ
ド67と、前記ミツシヨンケースに揺動自由に支
持して、前記ソレノイド67の可動鉄芯68と連
動連結したロツクレバー69と、前記ロツクレバ
ー69と前記ミツシヨンケースとの間に掛け渡し
たリターンスプリング70とからなり、該ロツク
レバー69の下端部に、変速機(TM)のシフト
インナレバー71を挾む挟持片72,72を設け
ている。
しかして以上の変速ロツク機構Gは、前記リミ
ツトスイツチ65のオン動作に伴う前記ソレノイ
ド67の励磁により、前記可動鉄芯68を介して
前記ロツクレバー69の下端部が前記シフトイン
ナレバー71の揺動領域内に揺動して、該ロツク
レバー69の挟持片72,72間に前記シフトイ
ンナレバー71が嵌合し、該レバー71の揺動、
換言すれば、変速機(TM)のシフト操作をロツ
クされるのである。
次に以上の構成からなる運搬車の作動を説明す
る。
まず前記荷箱9を傾斜及び水平方向に上昇させ
ていない時には、前記第1、第2アーム11,1
2は、前記枢軸13を支点にして、前記シヤーシ
フレーム1,1上に置かれた前記ロアレール3,
3の内側方にほぼ水平状に折畳まれ、これら両ア
ーム11,12によつて支持されている前記荷箱
9は、前記ロアフレームL上に載置されているの
であつて、この時、前記第2ロツク機構Bのクラ
ンプ35における両挟持部37,37間に、前記
第1ロツク機構Aを構成するシヤフト28が嵌合
して、前記ロアフレームLの前端側は前記シヤー
シフレーム1,1に係止されており、又前記第2
係止機構Dのローラ51は、前記弾性体52の嵌
合溝53に嵌合して、前記ロアフレームLの前端
部が前記荷箱9の前端部に弾性的に係止されてい
るし、又前記自動ロツク機構Eのロツクレバー5
9は、前記ローラシヤフト17により押されて、
第9図時計方向に揺動し、該ロツクレバー59に
よる前記ロアフレームLと前記シヤーシフレーム
1とのロツクが解除されている。
またこの時、前記検出装置Fのリミツトスイツ
チ65は、前記当たり65bの前記ローラレバー
65aへの当接によりオフ動作しており、そのた
め前記変速ロツク装置Gのソレノイド67が消磁
して、前記ロツクレバー69はリターンスプリン
グ70のばね力により第12図時計方向に揺動し
て、その下端部が前記シフトインナレバー71の
揺動領域内から退出し、前記シフトインナレバー
71の揺動、換言すれば、変速機(TM)のシフ
ト操作が自由になつており、従つてドライバーは
前記変速機(TM)を操作して走行することが可
能である。
しかして以上の状態から、運搬車の通常走行を
行う場合には、前記第1ロツク機構Aのロツクレ
バー29を揺動操作して、該ロツクレバー29の
係合溝3を前記ロツクピン30に係合させ、前記
ロアフレームLの前端側を前記シヤーシフレーム
1に固定しておくのであるが、たとえ前記ロツク
レバー29によるロツク操作を忘れたままで走行
した場合でも、前記ロアフレームLが前記シヤー
シフレーム1,1上に載つた時点で前記第2ロツ
ク機構Bのクランプ35を介して、前記ロアフレ
ームLが前記シヤーシフレーム1,1に弾性的に
係止されることから、車両のバウンドなどによつ
て、不用意に前記荷箱9やロアフレームLの前端
側が前記シヤーシフレーム1,1から浮き上がつ
たり、あるいは前記油圧シリンダ20のピストン
ロツド21が伸長するようなことはない。
一方、前述のごとく、前記ロアフレームL上に
載置されている前記荷箱9を前記シヤーシフレー
ム1,1に対し水平状に上昇させる場合には、走
行時と同じく前記第1ロツク機構Aのロツクレバ
ー29の揺動操作により、該ロツクレバー29の
係合溝31を前記ロツクピン30に係合させて、
前記ロアフレームLの前端側を前記シヤーシフレ
ーム1にロツクすると同時に、前記第1係止機構
Cによる前記荷箱9と前記ロアフレームLとの係
止を解除した上で、前記油圧シリンダ20のピス
トン室(図示せず)に作動油を供給して前記ピス
トンロツド22を伸長させればよいのであつて、
該ピストンロツド22の伸長に伴い、前記第2係
止機構Dのローラ51が前記弾性体52の嵌合溝
53から離脱して、前記荷箱9に対する前記ロア
フレームL前端側の係止が解除されると同時に、
第1図に示すごとく、前記第1、第2アーム1
1,12が前記枢軸13を支点にして前記ロアレ
ール3と前記アツパレール10との間でX状に展
開し、これら両アーム11,12を介して前記ア
ツパレール10及び前記荷箱9が、前記ロアフレ
ームL及び前記シヤーシフレーム1に対し水平状
態で順次上方に持ち上げられるのである。
又以上のごとく前記荷箱10の上昇に伴い、前
記検出機構Fの当たり65bが前記ローラレバー
65aから離れて、前記リミツトスイツチ65が
オン動作するため、前記変速ロツク機構Gのロツ
クレバー69が第12図反時計方向に揺動して、
該ロツクレバー69の挟持片72,72が第12
図に示すごとく前記シフトインナレバー71を挾
み、これに伴い、前記ロツクレバー69により前
記変速機(TM)のシフトインナレバー71の揺
動が阻止されて、前記変速機(TM)のニユート
ラル位置から走行段への切換を阻止されることと
なり、従つて前記荷箱9の上昇により不安定とな
つた車両の走行が確実に防止されるのである。
又更に前記荷箱9の上昇に伴い、前記自動ロツ
ク機構Eのロツクレバー59が前記スプリング6
0のばね力により第8図反時計方向に揺動して、
前記係合溝61が前記ロツクピン56に係合し
て、前記ロアレールHを前記シヤーシフレーム1
に自動的にロツクするのであつて、従つて前記荷
箱9の上昇時に前記第1ロツク機構Aを誤つて操
作して、該第1ロツク機構Aのロツクレバー29
による前記ロアフレームLと前記シヤーシフレー
ム1とのロツクを解除してしまつても、前記自動
ロツク機構Eのロツクレバー59により前記ロア
フレームLが前記シヤーシフレーム1に固定され
ているため、前記荷箱9が上昇の途中から傾斜す
るようなことがないのである。
一方、前記ロアフレームL上に載置されている
前記荷箱9をシヤーシフレーム1に対し傾斜させ
る場合には、まず前記第1ロツク機構Aのロツク
レバー29を第3図2点鎖線で示す位置に揺動さ
せることで、前記係合溝31と前記ロツクピン3
0との係合を解除し、前記ロアフレームLの前端
側を前記シヤーシフレーム1に対して揺動自由と
すると共に、前記第1係止機構Cの係止レバー4
0により前記荷箱9の後端を前記ロアフレームL
に係止した上で、前記油圧シリンダ20のピスト
ン室(図示せず)に作動油を供給し、前記ピスト
ンロツド22を伸長させればよいのであつて、該
ピストンロツド22の伸長により、前記第2ロツ
ク機構Bを構成するクランプ35の両対向壁3
6,36が弾性変形して、該クランプ35が前記
シヤフト28から外れ、該第2ロツク機構Bによ
る前記ロアフレームLと前記シヤーシフレーム1
との係止が解除されると同時に、前記荷箱9は、
第2図に示すごとく前記ロアフレームL及び前記
第1、第2アーム11,12を伴つて順次傾斜し
ていくのである。
しかして以上の荷箱9の傾斜時において積載物
が前記荷箱9の前部で、前記第1アーム11の上
端よりも前方に極端に集中して積まれていると、
前記昇降装置20の駆動に伴い、前記第1アーム
11の上端を支点にして、前記荷箱9が揺動して
該荷箱9の後部側が持ち上げられ、前記両アーム
11,12がX状に展開するため、該荷箱9が傾
斜せずに水平状態で上昇す虞があるが、本考案の
装置によれば、前記荷箱9の傾斜時には、前記第
1係止機構Cにより前記荷箱9の後端部が前記ロ
アフレームLに係止されているので、前記荷箱9
の後端側が前記ロアフレームLに対して浮き上が
ることがなく、従つて前記荷箱9は確実に傾斜す
ることとなる。
ところで、前記荷箱9の傾斜途中において、前
記係止レバー40が前記荷箱9に確実に係合して
いるか否かを確認したい場合や、あるいは前記ロ
ツクレバー29による荷箱9の傾斜動作への切換
操作が不完全で、前記係止レバー40が前記ロツ
クピン42に確実に係合していない場合などにあ
つては、前記ロツクレバー29が車体静止部材側
に設けられており、荷箱9を傾斜させるも、該ロ
ツクレバー29の位置は変わることがないので、
荷箱9が傾斜途中にあつても直ちに前記ロツクレ
バー29を再操作して、前記係止レバー40を前
記ロツクピン42に確実に係合させたり、あるい
は前記係止レバー40の前記ロツクピン42に対
する係合を確認することが出来るのである。
又以上のごとく前記荷箱9の傾斜時、前記荷箱
9に伴つて傾斜する前記ロアフレームLの前端部
は、前記第3係止機構Dのローラ51が前記弾性
体52の嵌合溝53に嵌合して、前記ロアフレー
ムLの前端部が前記荷箱9に弾性的に係止されて
いるので、該ロアフレームLがガタついたり、前
記荷箱9に対しロアフレームLの前端側が垂れ下
がつたりすることがないのである。
(考案の効果) 以のごとく本考案は、荷箱にアツパレールを設
け、車体静止部材にロアレールの後部を回動自由
に支持すると共に、一対の第1及び第2アームを
交差させて軸着し、前記第1アームの下端部を前
記ロアレールに回動自由に支持して、該第1アー
ムの上端部を前記アツパレールに移動自由に連結
すると共に、前記第2アームの上端部を前記荷箱
側に回動自由に支持して、該第2アームの下端部
を前記ロアレールに移動自由に連結し、前記ロア
レールの前記車体静止部材に対するロツクもしく
はロツク解除により、前記荷箱を車体静止部材に
対し選択的に傾斜または昇降させるようにした運
搬車の荷箱駆動装置において、前記車体静止部材
に、前記ロアレールに係合して該ロアレールを車
体静止部材にロツクするロツクレバーを揺動自由
に支持する一方、前記ロアレールに、該ロアレー
ルの前記車体静止部材に対する揺動支点とほぼ同
一軸線上を支点にして揺動して前記荷箱に係合す
る係止レバーを支持し、且つ該係止レバーを前記
ロツクレバーに連動させて、前記ロツクレバーの
ロツク動作への切換に伴い、前記係止レバーを介
して前記荷箱を前記ロアレールに係止するように
したことにより、荷箱を傾斜させるも、前記ロツ
クレバーの位置は変わることがないので、前記荷
箱の傾斜途中において、例えば前記係止レバーが
前記荷箱に確実に係合しているか否かを確認した
い場合や、前記ロツクレバーによる荷箱の傾斜動
作への切換操作が不完全で、前記係止レバーが荷
箱に確実に係合していない場合などにあつては、
荷箱が傾斜途中にあつても直ちに前記ロツクレバ
ーを再操作して、前記係止レバーを前記荷箱に確
実に係合させたり、あるいは前記係止レバーの前
記荷箱に対する係合を確認することが出来、前記
荷箱が不用意に水平状態で上昇するのを確実に防
止することが出来るのである。
しかも本考案によれば、前記係止レバーが前記
ロアレールに対し、該ロアレールの前記車体静止
部材に対する揺動支点とほぼ同一軸線上を支点と
する位置に揺動自由に支持しているので、前記車
体静止部材に対して揺動するロアレールに前記係
止レバーを設けるも、前記車体静止部材に設けた
前記ロツクレバーの操作により、前記係止レバー
を円滑且つ確実に連動させることが出来るのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は荷箱
を水平状態で上昇させた状態での斜視図、第2図
は荷箱を傾斜させた状態での斜視図、第3図は同
じく要部の斜視図、第4図は第2ロツク機構部分
の側面図、第5図は第2係止機構部分の断面図、
第6図は第2係止機構の弾性体の斜視図、第7図
は自動ロツク機構部分の断面図、第8図及び第9
図は前記自動ロツク機構の作動説明図、第10図
は検出機構のリミツトスイツチ取付部分の断面
図、第11図は変速ロツク機構の斜視図、第12
図は変速ロツク機構の作動説明図である。 1……シヤーシフレーム(車体静止部材)、3
……ロアレール、9……荷箱、10……アツパレ
ール、11……第1アーム、12……第2アー
ム、20……油圧シリンダ(昇降装置)、A……
第1ロツク機構(ロツク機構)、C……第1係止
機構(係止機構)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷箱にアツパレールを設け、車体静止部材にロ
    アレールの後部を回動自由に支持すると共に、一
    対の第1及び第2アームを交差させて軸着し、前
    記第1アームの下端部を前記ロアレールに回動自
    由に支持して、該第1アームの上端部を前記アツ
    パレールに移動自由に連結すると共に、前記第2
    アームの上端部を前記荷箱側に回動自由に支持し
    て、該第2アームの下端部を前記ロアレールに移
    動自由に連結し、前記ロアレールの前記車体静止
    部材に対するロツクもしくはロツク解除により、
    前記荷箱を車体静止部材に対し選択的に傾斜また
    は昇降させるようにした運搬車の荷箱駆動装置に
    おいて、前記車体静止部材に、前記ロアレールに
    係合して該ロアレールを車体静止部材にロツクす
    るロツクレバーを揺動自由に支持する一方、前記
    ロアレールに、該ロアレールの前記車体静止部材
    に対する揺動支点とほぼ同一軸線上を支点にして
    揺動して前記荷箱に係合する係止レバーを支持
    し、且つ該係止レバーを前記ロツクレバーに連動
    させて、前記ロツクレバーのロツク動作への切換
    に伴い、前記係止レバーを介して前記荷箱を前記
    ロアレールに係止するようにしたことを特徴とす
    る運搬車の荷箱駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58161735U (ja) * 1982-04-23 1983-10-27 株式会社田中製作所 農用機械におけるリフトダンプ兼用装置

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