JPH02202893A - 化合物tan―1139およびその製造法 - Google Patents
化合物tan―1139およびその製造法Info
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- JPH02202893A JPH02202893A JP1024711A JP2471189A JPH02202893A JP H02202893 A JPH02202893 A JP H02202893A JP 1024711 A JP1024711 A JP 1024711A JP 2471189 A JP2471189 A JP 2471189A JP H02202893 A JPH02202893 A JP H02202893A
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は医薬、農薬、動物薬などの製造分野において有
用な、新規化合物TAN−1139(以下rTAN−1
,139Jと略称することもある)、およびその製造法
に関する。
用な、新規化合物TAN−1139(以下rTAN−1
,139Jと略称することもある)、およびその製造法
に関する。
従来の技術
神経伝達物質アセチルコリンは副交感神経、体性神経、
また成る種の中枢神経の興奮により神経終末から放出さ
れ、多様な生理的機能を発揮するか、アセチルコリンエ
ステラーセ(ACbE)によって速かに加水分解され、
不活性化される。この酵素の阻害剤はアセチルコリンの
不活性化を妨げ、アセチルコリン濃度を高めることが出
来、その作用機作を通して、緑内障、重症筋無力症の治
療剤あるいは殺虫剤なととして開発されている[アン・
ンルバー(Ann 5ilver)著、コリンエステ
ラーセの生物学、North −Hol 1and
Pub、 CompAmsterdam、 1974
] oまた、最近、老人性アルツハイマー型痴呆症に
おいて脳内アセチルコリン量の減少か原因であるとする
考えから、該酵素阻害剤がこの疾病の治療薬として研究
されている[ R,E、 BeckerおよびE、 G
iacobini、 DrugDevelopment
Re5earch、 ] 2巻、p、16319
5.1988]。
また成る種の中枢神経の興奮により神経終末から放出さ
れ、多様な生理的機能を発揮するか、アセチルコリンエ
ステラーセ(ACbE)によって速かに加水分解され、
不活性化される。この酵素の阻害剤はアセチルコリンの
不活性化を妨げ、アセチルコリン濃度を高めることが出
来、その作用機作を通して、緑内障、重症筋無力症の治
療剤あるいは殺虫剤なととして開発されている[アン・
ンルバー(Ann 5ilver)著、コリンエステ
ラーセの生物学、North −Hol 1and
Pub、 CompAmsterdam、 1974
] oまた、最近、老人性アルツハイマー型痴呆症に
おいて脳内アセチルコリン量の減少か原因であるとする
考えから、該酵素阻害剤がこの疾病の治療薬として研究
されている[ R,E、 BeckerおよびE、 G
iacobini、 DrugDevelopment
Re5earch、 ] 2巻、p、16319
5.1988]。
しかし、これまで見出されたACbE阻害剤は毒性の強
さなどの欠点を有しており、その利用か制限されている
。
さなどの欠点を有しており、その利用か制限されている
。
本発明者らはかかる現状に鑑み、これまで知られている
化合物とは異なる多様なAChE阻害剤を見出すことは
非常に重要であると考え、微生物代謝産物中に該活性を
示す化合物を広範に検索した。その結果、土壌から分肉
1[された多数の微生物中、成る種の微生物かA Ch
E阻害物質を培地中に蓄積しうろことを知り、この化
合物を単離し、その物理化学的および生物学的性質から
当該化合物か新規化合物であることを確かめ、これをT
AN−1,139と称することにした。また、該微生物
かスI・レプトミセス(Streptomyces)属
に属することか判明した。本発明者らは、これらの9、
o見に基づいてさらに研究を市ね、本発明を完成するに
いたった。
化合物とは異なる多様なAChE阻害剤を見出すことは
非常に重要であると考え、微生物代謝産物中に該活性を
示す化合物を広範に検索した。その結果、土壌から分肉
1[された多数の微生物中、成る種の微生物かA Ch
E阻害物質を培地中に蓄積しうろことを知り、この化
合物を単離し、その物理化学的および生物学的性質から
当該化合物か新規化合物であることを確かめ、これをT
AN−1,139と称することにした。また、該微生物
かスI・レプトミセス(Streptomyces)属
に属することか判明した。本発明者らは、これらの9、
o見に基づいてさらに研究を市ね、本発明を完成するに
いたった。
すなわぢ本発明は(])TΔN−1139、および(2
)ストレプトミセス属に属し′「ΔN−1139を生産
し得る能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に
TAII−1139を生成蓄積せしめ、これを採取する
ことを特徴とするTΔN1139の製造法を提供するも
のである。
)ストレプトミセス属に属し′「ΔN−1139を生産
し得る能力を有する微生物を培地に培養し、培養物中に
TAII−1139を生成蓄積せしめ、これを採取する
ことを特徴とするTΔN1139の製造法を提供するも
のである。
本発明の製造法で使用されるTAN−1139を生産す
る微生物としてはストレプトミセス属に属し、TAN−
1139を産生ずる能力を有する微生物であればいずれ
のものでもよい。その例としてはインド国の土壌中より
分離されたAl2005株が挙げられ、本菌株の菌学的
性質は下記のとおりである。なお、各種培地上の性質は
とくに指示しない限り、28℃て14日間培養し、常法
に従って観察したものであり、色調はカラー・ハーモニ
ー・マニュアル(Co1or IlarmonyMa
nua l)第4 版[コンテイナー・コーポレーショ
ン・オブ0アメリカ(Container Corp
oration ofAmerica)、1958年
発行]によった。
る微生物としてはストレプトミセス属に属し、TAN−
1139を産生ずる能力を有する微生物であればいずれ
のものでもよい。その例としてはインド国の土壌中より
分離されたAl2005株が挙げられ、本菌株の菌学的
性質は下記のとおりである。なお、各種培地上の性質は
とくに指示しない限り、28℃て14日間培養し、常法
に従って観察したものであり、色調はカラー・ハーモニ
ー・マニュアル(Co1or IlarmonyMa
nua l)第4 版[コンテイナー・コーポレーショ
ン・オブ0アメリカ(Container Corp
oration ofAmerica)、1958年
発行]によった。
1 形態
気菌糸および胞子の形成は、酵母エキス寒天、クルツー
ス・アスパラギン寒天、グリセロール・アスパラキン寒
天、スターチ寒天、チロシン寒天等の培地で中程度に認
められる。気菌糸の分枝は単純分岐て、単軸分岐は認め
られず、その先端にはループ状またはゆるいスパイラル
状に胞子の連鎖か認めれらる。菌束糸、菌核、胞子のう
等の特殊な構造は認められない。電子顕微鏡による観察
では、胞子の表面は平滑であり、胞子の形は卵形ないし
円筒形であり、それらの大きさは04〜0、6 X 0
.7〜11ミクロンで、通常10個以上連鎖する。また
、これらの胞子は運動性は示さない。
ス・アスパラギン寒天、グリセロール・アスパラキン寒
天、スターチ寒天、チロシン寒天等の培地で中程度に認
められる。気菌糸の分枝は単純分岐て、単軸分岐は認め
られず、その先端にはループ状またはゆるいスパイラル
状に胞子の連鎖か認めれらる。菌束糸、菌核、胞子のう
等の特殊な構造は認められない。電子顕微鏡による観察
では、胞子の表面は平滑であり、胞子の形は卵形ないし
円筒形であり、それらの大きさは04〜0、6 X 0
.7〜11ミクロンで、通常10個以上連鎖する。また
、これらの胞子は運動性は示さない。
2 各種分類培地上の性質(28℃,]/I日間培養)
1)蔗糖硝酸塩寒天培地
生 育 中程度
気 菌 糸、貧弱、ベール・イエロー
(1ca)
裏面の色、ベール・イエロー(] Ca)〜ブライト・
イエロー(2na) 可溶性色素 なし 2)酵母エキス・麦芽エキス寒天培地 中 育、良好 気 菌 糸 中程度、パール(3ba)裏面の色 ブラ
イト・マリコールド (3pa)〜アンバー(3nc) 可溶性色素 なし オート・ミール寒天培地 生 育・貧弱 気菌 糸 貧弱、ライトメロン・イエロ(3ea)〜
ライト・アプリコツ ト(4,ea) 裏面の色 ライト・アイホリ−(2ca)可溶性色素:
なし 澱粉無機塩寒天培地 生 育:中程度 気 菌 糸 中程度、パール・ピンク (3ca〜4 ca) 裏面の色、アプリコント(3ea) 可溶性色素 なし クリセロール・アスパラ牛ン寒天培地 生 育5中程度 気 閑 糸、中程度、パール・ピンク (3ca) 裏面の色 ブライト・メイズ(3Qa)〜マリコールl
’(3na) 可溶性色素 なし 6)クルコース・アスパラキン寒天培地生 育:中
程度 気 菌 糸 中程度、パール・ピンク (3ca) 裏面の色、ブライト・ノイズ(3(!a)〜アンバー(
3QC) 可溶性色素、なし 7)ペプトン・酵母エキス・鉄寒天培地生 育 中
程度 気 菌 糸4着生ぜす 裏面の色、ライト・ブラウン(3f!g)可溶性色素、
生成する。ゴールテン・ブラウン(3pi) 8)チロンン寒天培地 生 育 中程度 気 菌 糸 中程度、パール・ピンク (3ca) 裏面の色 1−バーズ(3ne)〜テープ・フラウン(
3pの 可溶性色素 生成するか弱い。アンバー(3nc) 栄養寒天培地 生 育、中程度 気 閑 糸 貧弱、白色 裏面の色ニライト・ノイズ(3ea)〜バンブー(2g
c) 可溶性色素:なし 生理的性質 生育温度・16℃〜45℃ 至適温度 34℃〜39℃ セラチンの液化:陰性 澱粉の加水分解、陽性 ミルクのペプトン化:陽性 ミルクの凝固 陰性 硝酸塩の還元:陰性 メラニン様色素の生成:陽性 炭素源の利用性 D−グルコース 士 D−キシロース ± L−アラビノース + L−ラムノース 」− D−フラクト−ス 」− D−ガラクトース + ラフィノース + D−マンニトール 」− 1−イノント−ル 」− サ リ ン ン +シュー
クロース + 無添加 基礎培地ニブリードハムとコツトリーブ寒天培地 4、全菌体の加水分解中のジアミノピメリン酸および糖
の分析 本菌は、全菌体の加水分解物中に、L Lジアミノピメ
リン酸を含有し、アラビノースおよびマンニトールを含
まず、タイプIに属する。
イエロー(2na) 可溶性色素 なし 2)酵母エキス・麦芽エキス寒天培地 中 育、良好 気 菌 糸 中程度、パール(3ba)裏面の色 ブラ
イト・マリコールド (3pa)〜アンバー(3nc) 可溶性色素 なし オート・ミール寒天培地 生 育・貧弱 気菌 糸 貧弱、ライトメロン・イエロ(3ea)〜
ライト・アプリコツ ト(4,ea) 裏面の色 ライト・アイホリ−(2ca)可溶性色素:
なし 澱粉無機塩寒天培地 生 育:中程度 気 菌 糸 中程度、パール・ピンク (3ca〜4 ca) 裏面の色、アプリコント(3ea) 可溶性色素 なし クリセロール・アスパラ牛ン寒天培地 生 育5中程度 気 閑 糸、中程度、パール・ピンク (3ca) 裏面の色 ブライト・メイズ(3Qa)〜マリコールl
’(3na) 可溶性色素 なし 6)クルコース・アスパラキン寒天培地生 育:中
程度 気 菌 糸 中程度、パール・ピンク (3ca) 裏面の色、ブライト・ノイズ(3(!a)〜アンバー(
3QC) 可溶性色素、なし 7)ペプトン・酵母エキス・鉄寒天培地生 育 中
程度 気 菌 糸4着生ぜす 裏面の色、ライト・ブラウン(3f!g)可溶性色素、
生成する。ゴールテン・ブラウン(3pi) 8)チロンン寒天培地 生 育 中程度 気 菌 糸 中程度、パール・ピンク (3ca) 裏面の色 1−バーズ(3ne)〜テープ・フラウン(
3pの 可溶性色素 生成するか弱い。アンバー(3nc) 栄養寒天培地 生 育、中程度 気 閑 糸 貧弱、白色 裏面の色ニライト・ノイズ(3ea)〜バンブー(2g
c) 可溶性色素:なし 生理的性質 生育温度・16℃〜45℃ 至適温度 34℃〜39℃ セラチンの液化:陰性 澱粉の加水分解、陽性 ミルクのペプトン化:陽性 ミルクの凝固 陰性 硝酸塩の還元:陰性 メラニン様色素の生成:陽性 炭素源の利用性 D−グルコース 士 D−キシロース ± L−アラビノース + L−ラムノース 」− D−フラクト−ス 」− D−ガラクトース + ラフィノース + D−マンニトール 」− 1−イノント−ル 」− サ リ ン ン +シュー
クロース + 無添加 基礎培地ニブリードハムとコツトリーブ寒天培地 4、全菌体の加水分解中のジアミノピメリン酸および糖
の分析 本菌は、全菌体の加水分解物中に、L Lジアミノピメ
リン酸を含有し、アラビノースおよびマンニトールを含
まず、タイプIに属する。
以上の分類的性質を要約すると、AI−2005株は■
気菌糸先端かループ状又はゆるいスパイラル状を呈し、
連鎖する胞子を形成する。胞子表面は平滑である。■閑
束糸を形成せず、運動性胞子を生成しない。■発育色調
は淡黄色ないし、褐色を示し、気菌糸はパール・ピンク
(3ca)である。
気菌糸先端かループ状又はゆるいスパイラル状を呈し、
連鎖する胞子を形成する。胞子表面は平滑である。■閑
束糸を形成せず、運動性胞子を生成しない。■発育色調
は淡黄色ないし、褐色を示し、気菌糸はパール・ピンク
(3ca)である。
■メラニン様色素生成が認められる。■菌体よりLL−
ジアミノピメリン酸か検出され、構成糖としてアラビノ
ースやマジュロースは検出されないことにより、本閑は
細胞壁タイプIで、糖型はC型に属する。
ジアミノピメリン酸か検出され、構成糖としてアラビノ
ースやマジュロースは検出されないことにより、本閑は
細胞壁タイプIで、糖型はC型に属する。
以上の性質をもとにアール・イー・ブノファナン・アン
ト・エヌ・イー・ギボシス編、ハーンーズ・マニュアル
・オブ・テタミネーティブ・バクテリオロジ−(Ber
gey’s Manual of Determ
inative BacLeriology)第8版
、1974年に従って検索を行った結果、上記Al−2
005株はストレプトミセス属に属することか判明した
ので、本菌をストレプトミセスエスピー (5trep
t。
ト・エヌ・イー・ギボシス編、ハーンーズ・マニュアル
・オブ・テタミネーティブ・バクテリオロジ−(Ber
gey’s Manual of Determ
inative BacLeriology)第8版
、1974年に従って検索を行った結果、上記Al−2
005株はストレプトミセス属に属することか判明した
ので、本菌をストレプトミセスエスピー (5trep
t。
myces sp、)A I 2005と命名した。
Al−2005株は、昭和63年12月26日財団法人
・発酵研究所(IF○)に受託番号IFO14809と
して、また本菌は平成1年1月30日、通商産業省、工
業技術院微生物工業技術研究所(FRI)にブタペスト
条約に基ついて受託番号 FERM BP−2262
として、それぞれ寄託されている。
・発酵研究所(IF○)に受託番号IFO14809と
して、また本菌は平成1年1月30日、通商産業省、工
業技術院微生物工業技術研究所(FRI)にブタペスト
条約に基ついて受託番号 FERM BP−2262
として、それぞれ寄託されている。
ストレプトマイセス属に属するTAN−1139の生産
菌は、他の放線菌の場合と同様に、たとえば紫外線、エ
ックス線、放射線なとの照射、単胞子分離、種々の変異
処理、その他の手段て変異さぜることが出来、このよう
な変異株あるいは自然に得られる突然変異株であっても
、上記した分類学的性状との比較において実質的に別種
とするに足らず、しかも当該化合物を生産する性質を有
するものは、すべて本発明方法に利用し得る。
菌は、他の放線菌の場合と同様に、たとえば紫外線、エ
ックス線、放射線なとの照射、単胞子分離、種々の変異
処理、その他の手段て変異さぜることが出来、このよう
な変異株あるいは自然に得られる突然変異株であっても
、上記した分類学的性状との比較において実質的に別種
とするに足らず、しかも当該化合物を生産する性質を有
するものは、すべて本発明方法に利用し得る。
当該化合物生産菌の培養に用いられる培地は該閑か利用
し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状でもよいが
、大量に処理するときには液体培地を用いるのかより適
当である。培地には、当該化合物生産菌か同化し得る炭
素源、窒素源、無機物質、微量栄養源が適宜配合される
。炭素源としては、たとえばブドウ糖、乳糖、ショ糖、
麦芽糖、デキストリン、澱粉、グリセリン、マンニトー
ル、ソルビトール、油脂類(例、大豆油、ラード油、チ
キン油なと)、n−パラフィンその他が、窒素源として
は、たとえば肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、大豆粉
、コーン・ステイープ・リカー ペプトン、綿実粉、廃
糖蜜、尿素、アンモニウム塩類(L硫酸アンモニウム、
塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、酢酸アンモニウ
ムなど)その他が用いられる。さらにナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウムなどを含む塩類、鉄、
マンガン、亜鉛、コバルト、ニッケルなどの金属塩類、
リン酸、ホウ酸なとの塩類や酢酸、プロピオン酸などの
有機酸の塩類が適宜用いられる。その他、アミノ酸(例
、グルタミン酸、アスパラギン酸、アラニン、リジン、
メチオニン、プロリンなど)、ペプチド(例、ジペプチ
ド、トリペプチドなど)、ビタミン類(例、B、、B2
、ニコチン酸、I3+t、Cなど)、核酸類(例、プリ
ン、ピリミジン、その銹導体など)等を含有させてもよ
い。もちろん、培地のpHを調節する目的で無機または
有機の酸またはアルカリ類、緩衝剤等を加え、あるいは
消泡の目的で油脂類、界面活性剤等の適量を添加して差
し支えない。液体培養に際しては、培地のpHは中性付
近、特にpH5,5〜7が好ましい。
し得る栄養源を含むものなら、液状でも固状でもよいが
、大量に処理するときには液体培地を用いるのかより適
当である。培地には、当該化合物生産菌か同化し得る炭
素源、窒素源、無機物質、微量栄養源が適宜配合される
。炭素源としては、たとえばブドウ糖、乳糖、ショ糖、
麦芽糖、デキストリン、澱粉、グリセリン、マンニトー
ル、ソルビトール、油脂類(例、大豆油、ラード油、チ
キン油なと)、n−パラフィンその他が、窒素源として
は、たとえば肉エキス、酵母エキス、乾燥酵母、大豆粉
、コーン・ステイープ・リカー ペプトン、綿実粉、廃
糖蜜、尿素、アンモニウム塩類(L硫酸アンモニウム、
塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、酢酸アンモニウ
ムなど)その他が用いられる。さらにナトリウム、カリ
ウム、カルシウム、マグネシウムなどを含む塩類、鉄、
マンガン、亜鉛、コバルト、ニッケルなどの金属塩類、
リン酸、ホウ酸なとの塩類や酢酸、プロピオン酸などの
有機酸の塩類が適宜用いられる。その他、アミノ酸(例
、グルタミン酸、アスパラギン酸、アラニン、リジン、
メチオニン、プロリンなど)、ペプチド(例、ジペプチ
ド、トリペプチドなど)、ビタミン類(例、B、、B2
、ニコチン酸、I3+t、Cなど)、核酸類(例、プリ
ン、ピリミジン、その銹導体など)等を含有させてもよ
い。もちろん、培地のpHを調節する目的で無機または
有機の酸またはアルカリ類、緩衝剤等を加え、あるいは
消泡の目的で油脂類、界面活性剤等の適量を添加して差
し支えない。液体培養に際しては、培地のpHは中性付
近、特にpH5,5〜7が好ましい。
培養温度は約24℃〜30℃1培養時間は約48時間〜
120時間か好ましい。
120時間か好ましい。
培養経過に伴って生産されるTAN−1139は、測定
条件下でアセチルコリンエステラーゼを50%阻害する
に必要なサンプル量として定量し、その逆数をユニット
(unit)として表わした。通常、約2〜3日間の培
養でTAN−1139の生産量は最高に達する。
条件下でアセチルコリンエステラーゼを50%阻害する
に必要なサンプル量として定量し、その逆数をユニット
(unit)として表わした。通常、約2〜3日間の培
養でTAN−1139の生産量は最高に達する。
培養物から目的とする化合物TAN−1139を採取す
るには、TAN−1139か中性て脂溶性を示す化合物
であるから、この性質を利用する一般的手段で採取する
ことができる。
るには、TAN−1139か中性て脂溶性を示す化合物
であるから、この性質を利用する一般的手段で採取する
ことができる。
培養物中TAN−1139は主として濾液中に含まれる
ので、培養液をpH3ないし10、好ましくはpH4な
いし8に調整後、水と混和しない有機溶媒、たとえばジ
クロロメタン、酢酸エチル、メチルイソブチルケトンあ
るいはイソブタノールなどを加え、活性物質を抽出する
方法が用いられる。
ので、培養液をpH3ないし10、好ましくはpH4な
いし8に調整後、水と混和しない有機溶媒、たとえばジ
クロロメタン、酢酸エチル、メチルイソブチルケトンあ
るいはイソブタノールなどを加え、活性物質を抽出する
方法が用いられる。
また1戸液を吸着性樹脂たとえばアンバーライトXΔD
−II(ローム・アント・ハース社製、米国)、タイア
イオンHP−20(三菱化成社製、日本)アンバーライ
l−S P −207(三菱化成社製、日本)または活
性炭(武田薬品製、日本)などを用いたクロマトグラフ
ィー法に付す方法か有利に用いられる。なお、吸着性樹
脂を用いたカラムから目的の活性物質を溶出するには、
水または含水溶媒、たとえば含水メタノール、含水アセ
トン、イソブタノール水などが有利に用いられる。かく
して得られた抽出液あるいは溶出液を減圧上濃縮すると
、TAN−1139を含有する組物質か得られる。
−II(ローム・アント・ハース社製、米国)、タイア
イオンHP−20(三菱化成社製、日本)アンバーライ
l−S P −207(三菱化成社製、日本)または活
性炭(武田薬品製、日本)などを用いたクロマトグラフ
ィー法に付す方法か有利に用いられる。なお、吸着性樹
脂を用いたカラムから目的の活性物質を溶出するには、
水または含水溶媒、たとえば含水メタノール、含水アセ
トン、イソブタノール水などが有利に用いられる。かく
して得られた抽出液あるいは溶出液を減圧上濃縮すると
、TAN−1139を含有する組物質か得られる。
組物質をさらに精製し、純粋なTAN−1139を得る
には種々のクロマトグラフィー法か有利に用いられる。
には種々のクロマトグラフィー法か有利に用いられる。
担体としてはシリカゲル、セルロース、セファデックス
L H−20(ファルマンア社製、スウェーデン)など
が用いられ、これらは通常カラムクロマトグラフィー法
で行われる。カラムから活性物質を溶出するには適当な
有機溶媒たとえばヘキサン、トルエン、酢酸エチル、ジ
クロロエタン、アセトン、メタノールなどの単独あるい
は混合溶媒か用いられる。溶出液を濃縮し、冷所て放置
するか、濃縮残渣を適当な結晶化溶媒たとえばジエチル
エーテル、酢酸エチル、メタノールあるいはこれらの混
合液で溶解し、冷所て放置すると、TAN−1139の
結晶か得られる。
L H−20(ファルマンア社製、スウェーデン)など
が用いられ、これらは通常カラムクロマトグラフィー法
で行われる。カラムから活性物質を溶出するには適当な
有機溶媒たとえばヘキサン、トルエン、酢酸エチル、ジ
クロロエタン、アセトン、メタノールなどの単独あるい
は混合溶媒か用いられる。溶出液を濃縮し、冷所て放置
するか、濃縮残渣を適当な結晶化溶媒たとえばジエチル
エーテル、酢酸エチル、メタノールあるいはこれらの混
合液で溶解し、冷所て放置すると、TAN−1139の
結晶か得られる。
かくして、後記の実施例2で得られたTAN1139の
物理化学的性質はつぎのとおりである。
物理化学的性質はつぎのとおりである。
1)外観:無色結晶
2)融点:110°±5℃
3)比旋光度:[α]23−7.3°±30゜(C10
、メタノール中) 4) マス・スペクトル測定法 m/z 234CM”
EIMS法) 5)元素分析値:(%) 実測値: C,111,10; H,4,74; P
、12.99計算値、 C,41,04; H,4,
74; P、13.2304]、00 6)分子式:C3H1,Po6 7)紫外部吸収(UV)スペクトル:メタノール中 λ、、、226±3nm(E1%−536±50)1c
m 8)光外部吸収スペクトル・KBr中、(第1図)主な
吸収波数を示す(cm−1) 2980 2930、1760 1680.1480.
14301380、1290.1270.1250.1
230.1210”c−核磁気共鳴スベクトルニア5M
Hz重りロロフォルム中、(第2図)。
、メタノール中) 4) マス・スペクトル測定法 m/z 234CM”
EIMS法) 5)元素分析値:(%) 実測値: C,111,10; H,4,74; P
、12.99計算値、 C,41,04; H,4,
74; P、13.2304]、00 6)分子式:C3H1,Po6 7)紫外部吸収(UV)スペクトル:メタノール中 λ、、、226±3nm(E1%−536±50)1c
m 8)光外部吸収スペクトル・KBr中、(第1図)主な
吸収波数を示す(cm−1) 2980 2930、1760 1680.1480.
14301380、1290.1270.1250.1
230.1210”c−核磁気共鳴スベクトルニア5M
Hz重りロロフォルム中、(第2図)。
下記のシグナルを示す(δppm)
168.77および168.75(Q)、 161.3
2および161.21(Q)、 111.98および1
11.94(Q)、 67.48および67.40(C
H2)、 64.10(CH2)、 55.80および
5572(CH3)、 39.55(CH)、 18
.03および17.97(CH3)(たたし、Qは四級
炭素、CH,はメチレン、CH3はメチル、CHはメチ
ンを示す)10) ’H−核磁気共鳴スベクトル:3
00MHz重クロりフォルム中、 (δppm)。
2および161.21(Q)、 111.98および1
11.94(Q)、 67.48および67.40(C
H2)、 64.10(CH2)、 55.80および
5572(CH3)、 39.55(CH)、 18
.03および17.97(CH3)(たたし、Qは四級
炭素、CH,はメチレン、CH3はメチル、CHはメチ
ンを示す)10) ’H−核磁気共鳴スベクトル:3
00MHz重クロりフォルム中、 (δppm)。
下記のシグナルを示す。
2.46(s)、 2.47(s)、 3.81(t)
、 3.93(s)、 3.97(s)、 3.79(
tl 4.44(m)、 4.15(dd)、 4.2
3(dd)、 433(dd)、 4.36(dd)
(たたし、S、シングレット。
、 3.93(s)、 3.97(s)、 3.79(
tl 4.44(m)、 4.15(dd)、 4.2
3(dd)、 433(dd)、 4.36(dd)
(たたし、S、シングレット。
tニトリプレット、m マルチイブレット、 ddタプ
ルタブレットを示す) 11)薄層クロマトグラフィー(T L C)担体ニジ
リカゲル60 F 、5.(メルク社製、西独) 展開溶媒:酢酸エチル・n−へキサン (3:1) Rf=0.25 12)高速液体クロマトグラフィー(HPLC)担体6
ODSカラム(YMC−Pack A 312、山村化
学研究所製1口本) 移動相:27%アセトニトリル1002Mリン酸バッフ
ァー(pH6,3) 流速 2d/min 検出:254nm Rt=3.2(分) 13)呈色反応・ 陽性:濃硫酸、過マンカン酸カリウム リンモリブテン酸反応 14) 溶解性 易溶、クロロフォルム、酢酸エチル、アセトン 可溶、水 15)物質の区別 中性物質 次にTAN−1139の生物活性について述べる。
ルタブレットを示す) 11)薄層クロマトグラフィー(T L C)担体ニジ
リカゲル60 F 、5.(メルク社製、西独) 展開溶媒:酢酸エチル・n−へキサン (3:1) Rf=0.25 12)高速液体クロマトグラフィー(HPLC)担体6
ODSカラム(YMC−Pack A 312、山村化
学研究所製1口本) 移動相:27%アセトニトリル1002Mリン酸バッフ
ァー(pH6,3) 流速 2d/min 検出:254nm Rt=3.2(分) 13)呈色反応・ 陽性:濃硫酸、過マンカン酸カリウム リンモリブテン酸反応 14) 溶解性 易溶、クロロフォルム、酢酸エチル、アセトン 可溶、水 15)物質の区別 中性物質 次にTAN−1139の生物活性について述べる。
TAN−1139の酵素阻害活性は、牛脳から抽出した
アセチルコリンエステラーゼとともに、市販(ングマ社
、U、S、A、)の馬血清偽コリンエステラーゼ、ブタ
肝臓エステラーゼ、および牛膵臓トリプシンについても
測定した。
アセチルコリンエステラーゼとともに、市販(ングマ社
、U、S、A、)の馬血清偽コリンエステラーゼ、ブタ
肝臓エステラーゼ、および牛膵臓トリプシンについても
測定した。
牛脳からのアセチルコリンエステラーゼ粗酵素の調製
牛脳は京都中央畜産副生物卸協同組合より購入した。全
編(約400g湿重量)を表面の血管・被膜を取り除き
、0.32M蔗糖を含む緩衝液A[20’mM Tr
is−HCff (pH,7,6)+3mMMgCσ、
]で洗浄し、同緩衝液中(脳1gに対し緩衝液、M)で
、ハサミで細切し、ボリトロンポモゲナイサ−(Kin
ematica Gmb Il、 5WIT、 )を
用いてホモゲナイズ(20秒、10回、氷水中で冷却)
した。ガーゼろ過液、蔗糖濃度を0.25Mになるよう
に調整し、7.OOOXgで10分間遠心、025M蔗
糖を含む緩衝液Aて洗浄した。沈渣に2%トリトンX−
100を含む緩衝液へを加え、テフロンホモケナイザー
を用いて懸濁、酵素を可溶化し、その遠心」1清(10
,OOOXg、20分)をアセチルコリンエステラーゼ
粗酵素液として用いた。この標品(0、04〜0 、0
8 unit/mg protein15〜20 mg
protein/ d)の偽コリンエステラーゼ活性
はアセチルコリンエステラーゼ活性の1/100以下で
あった。
編(約400g湿重量)を表面の血管・被膜を取り除き
、0.32M蔗糖を含む緩衝液A[20’mM Tr
is−HCff (pH,7,6)+3mMMgCσ、
]で洗浄し、同緩衝液中(脳1gに対し緩衝液、M)で
、ハサミで細切し、ボリトロンポモゲナイサ−(Kin
ematica Gmb Il、 5WIT、 )を
用いてホモゲナイズ(20秒、10回、氷水中で冷却)
した。ガーゼろ過液、蔗糖濃度を0.25Mになるよう
に調整し、7.OOOXgで10分間遠心、025M蔗
糖を含む緩衝液Aて洗浄した。沈渣に2%トリトンX−
100を含む緩衝液へを加え、テフロンホモケナイザー
を用いて懸濁、酵素を可溶化し、その遠心」1清(10
,OOOXg、20分)をアセチルコリンエステラーゼ
粗酵素液として用いた。この標品(0、04〜0 、0
8 unit/mg protein15〜20 mg
protein/ d)の偽コリンエステラーゼ活性
はアセチルコリンエステラーゼ活性の1/100以下で
あった。
酵素活性測定法、ジー・エル・エルマン(G、 LEl
1man)等のD T N B (Dithiobi
snitrobenzoate)法を改変して用いた[
Biochem、 Pharmacol、 + 7
+88 (1961)コ。
1man)等のD T N B (Dithiobi
snitrobenzoate)法を改変して用いた[
Biochem、 Pharmacol、 + 7
+88 (1961)コ。
反応液ld中に、0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH
,7,0)、3.3mM DTNB、サンプルを含み
、アセチルコリンエステラーゼには基質として0.5m
Mアセチルチオコリンを、偽コリンエステラーゼには基
質として0.5mMブチルチオコリンを加え、30’C
て30分反応後、0.2N■]C(!1顧を加え反応を
停止し、5〜10分後、0.5Mリン酸カリウム緩衝液
(pH,7,0)ldを加えて発色し、412nmの吸
光度を測定した。
,7,0)、3.3mM DTNB、サンプルを含み
、アセチルコリンエステラーゼには基質として0.5m
Mアセチルチオコリンを、偽コリンエステラーゼには基
質として0.5mMブチルチオコリンを加え、30’C
て30分反応後、0.2N■]C(!1顧を加え反応を
停止し、5〜10分後、0.5Mリン酸カリウム緩衝液
(pH,7,0)ldを加えて発色し、412nmの吸
光度を測定した。
エステラーゼは0.1Mリン酸カリウム緩衝液(pH,
7,0)]〆中て1mM酢酸4=ニトロフコ−ニルの、
トリプ/ンは50mMリン酸カリウム緩衝液(pH,8
,0)中て]mMベンゾイル−■7−アルギニンエチル
エステルの加水分解を測定することにより測定した。
7,0)]〆中て1mM酢酸4=ニトロフコ−ニルの、
トリプ/ンは50mMリン酸カリウム緩衝液(pH,8
,0)中て]mMベンゾイル−■7−アルギニンエチル
エステルの加水分解を測定することにより測定した。
アセチルコリンエステラーゼ 0.005偽コ
リンエステラーゼ 0.063エステラ
ーセ 1.2 ′酵素活性を測定条件下で50%阻害するために必要な
濃度 TAN−1139による酵素阻害活性は表1に示したよ
うに、アセチルコリンエステラーゼに対して最も強い阻
害活性を示した。偽コリンエステラーゼやエステラーゼ
に対しても阻害活性を示したか、トリプシンはほとんと
阻害されなかった。
リンエステラーゼ 0.063エステラ
ーセ 1.2 ′酵素活性を測定条件下で50%阻害するために必要な
濃度 TAN−1139による酵素阻害活性は表1に示したよ
うに、アセチルコリンエステラーゼに対して最も強い阻
害活性を示した。偽コリンエステラーゼやエステラーゼ
に対しても阻害活性を示したか、トリプシンはほとんと
阻害されなかった。
スコポラミン誘発健忘に対する作用
明暗箱を用いた受動的回避学習課題において、抗コリン
剤であるスコポラミンはマウスに回避反応の著しい障害
(健忘)を誘発する。このスコポラミン誘発健忘に対す
るTAN−1139の作用を調へた。
剤であるスコポラミンはマウスに回避反応の著しい障害
(健忘)を誘発する。このスコポラミン誘発健忘に対す
るTAN−1139の作用を調へた。
テスト
回避時間
生理食塩水 18 100受動的回
避学習課題を用いて、マウスの学習行動に及はす影響を
検討した。明暗2室からなる装置の明室に入れたマウス
は暗い方を好む習性に従って、速やかに暗室へ移動する
。マウスか暗室へ移動したところで床から電気ショック
(0,4mA。
避学習課題を用いて、マウスの学習行動に及はす影響を
検討した。明暗2室からなる装置の明室に入れたマウス
は暗い方を好む習性に従って、速やかに暗室へ移動する
。マウスか暗室へ移動したところで床から電気ショック
(0,4mA。
3秒間)を与えた(獲得試行)。翌日、再びマウスを暗
室へ入れると(保持テスト)、前日の電気ンロックを受
けたことを覚えていて、なかなか暗室に入ろうとしない
。ところが獲得試行の15分前にスコポラミン(l m
g/ kg)を皮下投与されたマウスは、電気ショック
を受けたことを覚えることが出来ずに、保持テストにお
いて再ひ速やかに暗室へ移動する。つまり、保持テスト
において、マウスが明室にとどまった時間(回避時間)
か学習の指標となる。TAN−]、1.39(0,3m
g/kg)は、獲得試行の30分前に、つまりスコポラ
ミン投与の15分前、および保持テストの30分前の2
同腹腔内投与することにより、スコポラミン処置マウス
の回避時間を2倍近く延長した。これはTAN1139
かマウスのスコポラミン誘発健忘に対して改善作用を有
する可能性を示唆するものであり、中枢コリン神経系の
機能低下を主機とするアルツハイマー型痴呆症への応用
も期待される。
室へ入れると(保持テスト)、前日の電気ンロックを受
けたことを覚えていて、なかなか暗室に入ろうとしない
。ところが獲得試行の15分前にスコポラミン(l m
g/ kg)を皮下投与されたマウスは、電気ショック
を受けたことを覚えることが出来ずに、保持テストにお
いて再ひ速やかに暗室へ移動する。つまり、保持テスト
において、マウスが明室にとどまった時間(回避時間)
か学習の指標となる。TAN−]、1.39(0,3m
g/kg)は、獲得試行の30分前に、つまりスコポラ
ミン投与の15分前、および保持テストの30分前の2
同腹腔内投与することにより、スコポラミン処置マウス
の回避時間を2倍近く延長した。これはTAN1139
かマウスのスコポラミン誘発健忘に対して改善作用を有
する可能性を示唆するものであり、中枢コリン神経系の
機能低下を主機とするアルツハイマー型痴呆症への応用
も期待される。
TAN−1139の苛性・ TAN1139は経口投与
では] 00 mg/ kgで全く毒性を示さなかった
。腹腔内投与ではLD5oは2.2mg/kgであった
。
では] 00 mg/ kgで全く毒性を示さなかった
。腹腔内投与ではLD5oは2.2mg/kgであった
。
TAN−1139の殺虫活性 TΔN1139は]O
Op、p、mの濃度で、ハスモンヨトウに対し殺虫性を
示した。
Op、p、mの濃度で、ハスモンヨトウに対し殺虫性を
示した。
実施例
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が、これによって本発明が限定されるものではない。な
お、培地におけるパーセント(%)は、特に断りのない
限り、重量/容量パーセントを表示する。
が、これによって本発明が限定されるものではない。な
お、培地におけるパーセント(%)は、特に断りのない
限り、重量/容量パーセントを表示する。
実施例1
0.4%グルコース、04%酵母エキス、1%麦芽エキ
ス、2%寒天を含むI S P−2(デイフコ社、U、
S、A、)斜面培地に培養したストレプトミセス エス
ピー・Al−2005株(I FO14,809,FE
RM BP−2262)を200d容三角フラスコ内
の2%グルコース、3%可溶性澱粉、1%生大豆粉、1
%コーン・ステイープ・リカー(C3L)、05%ペプ
トン、0.3%NaCρ、0.5%CaCO3を含む4
0dの種培地(pH,7,0)に接種し、28℃148
時間回転振盪機上で培養し、前培養を得た。得られた前
培養液の10gを2000d容坂ロフラスコ内の500
戚の種培地に移植し、28℃148時間往復振盪機上で
培養し、種培養液を得た。この種培養液500〆を種培
地(」二記種培地と同一組成)30Qを含む50ρ容ス
テンレス・スチール・タンクに移植し、通気・30Q/
分、撹拌・280回転/分、内圧・l kg/ Cm2
の条件で培養した。得られた培養液の10ρを2000
Q容ステンレス・スチール・タンク内の05%グルコー
ス、5%デキストリン、3.5%脱脂犬豆粉、07%C
aCO3を含む1200gの主培地(pi−L 7.
0)に移植し、26℃1通気・1200ρ/分、撹拌・
90回転/分、内圧・1kg/cm2の条件で、96時
間培養した(1万ユニッl−/d)。
ス、2%寒天を含むI S P−2(デイフコ社、U、
S、A、)斜面培地に培養したストレプトミセス エス
ピー・Al−2005株(I FO14,809,FE
RM BP−2262)を200d容三角フラスコ内
の2%グルコース、3%可溶性澱粉、1%生大豆粉、1
%コーン・ステイープ・リカー(C3L)、05%ペプ
トン、0.3%NaCρ、0.5%CaCO3を含む4
0dの種培地(pH,7,0)に接種し、28℃148
時間回転振盪機上で培養し、前培養を得た。得られた前
培養液の10gを2000d容坂ロフラスコ内の500
戚の種培地に移植し、28℃148時間往復振盪機上で
培養し、種培養液を得た。この種培養液500〆を種培
地(」二記種培地と同一組成)30Qを含む50ρ容ス
テンレス・スチール・タンクに移植し、通気・30Q/
分、撹拌・280回転/分、内圧・l kg/ Cm2
の条件で培養した。得られた培養液の10ρを2000
Q容ステンレス・スチール・タンク内の05%グルコー
ス、5%デキストリン、3.5%脱脂犬豆粉、07%C
aCO3を含む1200gの主培地(pi−L 7.
0)に移植し、26℃1通気・1200ρ/分、撹拌・
90回転/分、内圧・1kg/cm2の条件で、96時
間培養した(1万ユニッl−/d)。
実施例2
培養液(1170のから濾過により菌体を除去し、謂液
をpH3に調節した後、酢酸エチル(500ので抽出し
た。得られた有機層を水(75ので洗浄後濃縮して粗油
状物(320g)を得た。
をpH3に調節した後、酢酸エチル(500ので抽出し
た。得られた有機層を水(75ので洗浄後濃縮して粗油
状物(320g)を得た。
これをメタノール(10(M)に溶解し、活性炭カラム
(1,0Q)に吸着させ、水(3ρ)、50%メタノー
ル水(4の及びメタノール(3ので順次溶出し、II2
つつに分画した。各両分を高速液体クロマトグラフィー
にて分析し、目的物のピークを成分として含む画分を集
めて、減圧下0.5夕にまで濃縮した。濃縮液をタイア
イオンHP−20(50〜100メソシユ、 2.C
Hりのカラムを通過させ、水(6σ)、20%メタノー
ル水(8の、50%メタノール水(6,EM2)及び7
0%メタノール水(6ρ)で順次溶出し、2ρづつに分
画した。各両分を前記と同様に分析し、目的物を主ピー
クとして含む両分を集めて濃縮し、油状物(49,8g
)を得た。
(1,0Q)に吸着させ、水(3ρ)、50%メタノー
ル水(4の及びメタノール(3ので順次溶出し、II2
つつに分画した。各両分を高速液体クロマトグラフィー
にて分析し、目的物のピークを成分として含む画分を集
めて、減圧下0.5夕にまで濃縮した。濃縮液をタイア
イオンHP−20(50〜100メソシユ、 2.C
Hりのカラムを通過させ、水(6σ)、20%メタノー
ル水(8の、50%メタノール水(6,EM2)及び7
0%メタノール水(6ρ)で順次溶出し、2ρづつに分
画した。各両分を前記と同様に分析し、目的物を主ピー
クとして含む両分を集めて濃縮し、油状物(49,8g
)を得た。
これをクロロホルムに溶解し、シリカゲル(メルク社A
rt、7734,0.50のカラムに吸着させ、n−ヘ
キサン−酢酸エチル混合溶媒、8:2(2の、6:4(
3ρ)及び46(3ので順次溶出し、0.5Qづつに分
画した。各両分を前述のように分析し、目的物の単一ピ
ークを示す両分を集めて減圧下濃縮した。酢酸エチル−
7エチルエーテルより結晶化し、TAN−1139の無
色結晶(191g)を得た。
rt、7734,0.50のカラムに吸着させ、n−ヘ
キサン−酢酸エチル混合溶媒、8:2(2の、6:4(
3ρ)及び46(3ので順次溶出し、0.5Qづつに分
画した。各両分を前述のように分析し、目的物の単一ピ
ークを示す両分を集めて減圧下濃縮した。酢酸エチル−
7エチルエーテルより結晶化し、TAN−1139の無
色結晶(191g)を得た。
発明の効果
化合物TAN−1139は、アセチルコリンエステラー
ゼの阻害作用を有し、中枢コリン神経系の機能低下を1
徴とするアルツノ1イマー型痴呆症などの治療用医薬と
して利用可能である。
ゼの阻害作用を有し、中枢コリン神経系の機能低下を1
徴とするアルツノ1イマー型痴呆症などの治療用医薬と
して利用可能である。
実施例2で得られたTAN−11,39について、第1
図はその光外部吸収スペクI〜ルを、第2図はその13
C−核磁気共鳴スペクトルをそれぞれ示す。
図はその光外部吸収スペクI〜ルを、第2図はその13
C−核磁気共鳴スペクトルをそれぞれ示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 [ I ]下記の物理化学的性質を有する化合物TAN−
1139 (1)融点:110±5℃ (2)分子式:C_8H_1_1PO_6 (3)紫外部吸収スペクトル:メタノール中λ_m_a
_x226±3nm(E^1^%_1_c_m=536
±50)(4)赤外部吸収スペクトル:KBr中 主な吸収波数を示す(cm^−^1) 3470、2980、2930、1760、1680、
1480、1430、1400、1380、1290、
1270、1250、1230、1210、1120、
1080、1050、1000、950、850、84
0、770、710、680、630、600、560
、500、(5)^1^3C−核磁気共鳴スペクトル:
75MHz重クロロホルム中 下記のシグナルを示す(δ_p_p_m) 168.77および168.75(Q)、161.32
および161.21(Q)、111.98および111
.94(Q)、67.48および67.40(CH_2
)、64.10(CH_2)、55.80および55.
72(CH_3)、39.55(CH)、18.03お
よび17.97(CH_3) [II]ストレプトミセス属に属し化合物TAN−113
9生産し得る能力を有する微生物を培地に培養し、培養
物中にTAN−1139を生成、蓄積せしめ、これを採
取することを特徴とする化合物TAN−1139の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1024711A JP2767120B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 化合物tan―1139およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1024711A JP2767120B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 化合物tan―1139およびその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02202893A true JPH02202893A (ja) | 1990-08-10 |
| JP2767120B2 JP2767120B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12145755
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1024711A Expired - Lifetime JP2767120B2 (ja) | 1989-02-01 | 1989-02-01 | 化合物tan―1139およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2767120B2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-01 JP JP1024711A patent/JP2767120B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2767120B2 (ja) | 1998-06-18 |
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