JPH1045738A - 抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤 - Google Patents

抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤

Info

Publication number
JPH1045738A
JPH1045738A JP19924996A JP19924996A JPH1045738A JP H1045738 A JPH1045738 A JP H1045738A JP 19924996 A JP19924996 A JP 19924996A JP 19924996 A JP19924996 A JP 19924996A JP H1045738 A JPH1045738 A JP H1045738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxyquinomycin
epoxyquinomicin
antibiotics
medium
culture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19924996A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomio Takeuchi
富雄 竹内
Toshio Tsuchida
外志夫 土田
Hikari Nakamura
光 中村
Hironobu Iinuma
寛信 飯沼
Tsutomu Sawa
力 澤
Hiroshi Osanawa
博 長縄
Masa Hamada
雅 濱田
Shinichi Hirano
伸一 平野
Naoki Matsumoto
直樹 松本
Masaaki Ishizuka
雅章 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Microbial Chemistry Research Foundation
Original Assignee
Microbial Chemistry Research Foundation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Microbial Chemistry Research Foundation filed Critical Microbial Chemistry Research Foundation
Priority to JP19924996A priority Critical patent/JPH1045738A/ja
Publication of JPH1045738A publication Critical patent/JPH1045738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Epoxy Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗リウマチ活性を有し且つ新しい分子骨格を
有する新規な化合物を提供することを目的とする。 【解決手段】 一般式(I) (式中、RはエポキシキノマイシンCでは水素を示し、
エポキシキノマイシンDでは塩素を示す)で表わされる
エポキシキノマイシンCおよびエポキシキノマイシンD
が新規な抗生物質としてアミコラトプシス sp. MK299-9
5F4 株の培養により得られた。エポキシキノマイシンC
およびD、あるいはそれらの塩は抗リウマチ活性を有す
る抗生物質である。また、先に得られた新規な抗生物質
であるエポキシキノマイシンAおよびエポキシキノマイ
シンBも抗リウマチ活性を有することが見いだされた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗リウマチ活性を
示す新規化合物であるエポキシキノマイシン(Epoxyquin
omicin) CおよびエポキシキノマイシンD、あるいはこ
れらの塩に関し、またエポキシキノマイシンCおよび
(または)エポキシキノマイシンDの製造法に関する。
さらに本発明は、エポキシキノマイシンCおよび(また
は)エポキシキノマイシンD、エポキシキノマイシンA
およびエポキシキノマイシンBまたはそれらの塩のうち
の少なくとも一つの化合物を有効成分とする抗リウマチ
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】種々な多数の抗菌性物質が知られてお
り、また種々な多数の抗腫瘍性物質が知られている。他
方、従来のリウマチ治療には、ステロイド剤、酸性抗炎
症剤または免疫調節剤等が使われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】細菌感染症の化学療法
において、従来知られまたは使用されている既知の抗菌
性化合物とは、異なる化学構造を有し且つ優れた抗菌活
性を示す新しい化合物の発見または創製をすることは常
に望まれている。また抗腫瘍性物質は、一般に強い毒性
を有するものが多く、毒性が低く且つ新規な化学構造を
有する抗腫瘍性物質を発見または創製することが常に望
まれており、そのための研究が行われている。
【0004】また、従来のリウマチ治療で用いられたス
テロイド剤および免疫調節剤には、種々の副作用がある
ことが問題であり、また酸性抗炎症剤は対症療法である
等の問題から、真に有効なリウマチ治療薬の出現が望ま
れている。そこで、リウマチの治療または予防に有効で
あり且つ副作用がないまたは弱い新規な抗リウマチ剤を
提供することが要望されている。本発明の主な目的の一
つは、新規な抗リウマチ剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】先に、本発明者らは、抗
菌活性および抗腫瘍活性を持つ新規な抗生物質を提供す
ることを目的に、従来より有用な抗生物質の開発と実用
化の研究を促進してきた。その結果、土壌試料から新規
な微生物としてアミコラトプシス属に属する菌株を分離
することに成功し、またこの菌株について命名されたア
ミコラトプシスsp. MK 299−95F4株が新しい構造骨格を
有する複数の抗生物質を生産していることを見い出し
た。これら新規抗生物質2種を単離することに成功し、
それぞれにエポキシキノマイシンAおよびエポキシキノ
マイシンBと命名した。更に、これらの新規抗生物質が
薬剤耐性菌(メチシリン耐性菌等)をふくむグラム陽性
の細菌に抗菌活性を示し、また癌細胞の増殖を抑制する
抗腫瘍活性を有することを見い出した(平成7年12月 4
日出願の特願平 7−315542号明細書参照)。
【0006】更に、本発明者らは研究を進めたが、その
結果、アミコラトプシス属に属する前記のエポキシキノ
マイシンAおよびB生産菌は、エポキシキノマイシンA
およびBと化学構造骨格が共通するが別異の新規な化合
物2種を生産していることを見いだした。今回、これら
新規な化合物2種を単離することに成功し、それぞれに
エポキシキノマイシンCおよびエポキシキノマイシンD
と命名した。
【0007】また、本発明者らは、微生物の代謝産物の
中から抗リウマチ活性を示す物質を検索する研究を鋭意
行なっていたので、今回発見したエポキシキノマイシン
CおよびエポキシキノマイシンDが抗リウマチ活性を有
するか研究した。その結果、本発明にかかわるエポキシ
キノマイシンCおよびエポキシキノマイシンDが慢性関
節リウマチの動物実験モデルであるコラーゲン誘発関節
炎を抑制することを見いだした。また、先に本発明者ら
が発見したエポキシキノマイシンAおよびエポキシキノ
マイシンBも抗リウマチ活性を有することを見いだし
た。これらの知見に基づいて、本発明が完成された。
【0008】なお、本発明者らが今回新たに得たエポキ
シキノマイシンCおよびエポキシキノマイシンDは、特
定の細菌に対して弱い抗菌活性を示したが、各種の癌細
胞の増殖を抑制する活性がかなり低いことが認められ
た。
【0009】従って、第1の本発明においては、次の一
般式 (I) (式中、RはエポキシキノマイシンCでは水素原子を示
し、またエポキシキノマイシンDでは塩素原子を示す)
で表わされる化合物であるエポキシキノマイシンCおよ
びエポキシキノマイシンD、あるいはこれらの塩が提供
される。
【0010】エポキシキノマイシンCおよびDは、弱酸
性物質であり、それらの塩としては第4級アンモニウム
塩などの有機塩基との塩、あるいは各種金属との塩、例
えばナトリウムのようなアルカリ金属との塩があり、こ
れらの塩も上記の抗リウマチ活性を有する。
【0011】次に、抗生物質エポキシキノマイシンCお
よびDの理化学的性状を記載する。 (1) エポキシキノマイシンCの理化学的性状 A)外観及び性質:白色粉体,弱酸性物質 B)融点: 168− 172℃(分解) C)比旋光度:〔α〕D 25+ 128°(c 1.0,メタノー
ル) D)TLCのRf値:0.31 シリカゲル(Art.105715,メルク社製)の薄層クロマト
グラフィーで展開溶媒としてクロロホルム−メタノール
(10:1)で展開して測定した場合 E)マススペクトル(m/z): 292(M+H)+ 290(M−H)- F)高分解能マススペクトル:実験値 292.0821(M+H)+ 計算値 292.0804 G)分子式:C1413NO6 H)紫外線吸収スペクトル: (i)メタノール溶液中で測定したUV吸収スペクトル
は添付図面の図1に実線で示す。主なピークは次のとお
りである。 λmax nm(ε)297(17430) (ii)0.01N NaOH−メタノール溶液中で測定したUV
吸収スペクトルは添付図面の図1に点線で示す。主なピ
ークは次のとおりである。 λmax nm(ε) 304(18270), 364(9750) (iii) 0.01N HCl−メタノール溶液中で測定したUV吸
収スペクトルは添付図面の図1に破線で示す。主なピー
クは次のとおりである。 λmax nm(ε) 296(18140) I)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法):添付図面
の図2に示す。 νmax(cm-1) 3431, 1604, 1537, 1460, 1309, 1232, 1
065, 750 J)13C−NMRスペクトル(CD3 OD/TMS):添
付図面の図3に示す。 K) 1H−NMRスペクトル(CD3 OD/TMS):添
付図面の図4に示す。 (2) エポキシキノマイシンDの理化学的性状 A)外観及び性質:黄かっ色粉体,弱酸性物質 B)融点: 163− 168℃(分解) C)比旋光度:〔α〕D 25+ 142°(c 1.0,メタノー
ル) D)TLCのRf値:0.10 シリカゲル(Art.105715,メルク社製)の薄層クロマト
グラフィーで展開溶媒としてクロロホルム−メタノール
(10:1)で展開して測定した場合 E)マススペクトル(m/z): 326(M+H)+ 324(M−H)- F)高分解能マススペクトル:実験値 326.0431(M+H)+ 計算値 326.0417 G)分子式:C1412NO6 Cl H)紫外線吸収スペクトル: (i)メタノール溶液中で測定したUV吸収スペクトル
を添付図面の図5に実線で示す。主なピークは次のとお
りである。 λmax nm(ε)299(17590) (ii)0.01N NaOH−メタノール溶液中で測定した吸収
スペクトルは添付図面の図5に点線で示す。主なピーク
は次のとおりである。 λmax nm(ε)304(18950), 367(9230) (iii) 0.01N HCl−メタノール溶液中で測定したUVス
ペクトルは添付図面の図5に破線で示す。主なピークは
次のとおりである。 λmax nm(ε)297(18530) I)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法):添付図面
の図6に示す。 νmax(cm-1) 3438, 1643, 1533, 1281, 1200 J)13C−NMRスペクトル(CD3 OD/TMS):添
付図面の図7に示す。 K) 1H−NMRスペクトル(CD3 OD/TMS):添
付図面の図8に示す。さらに、抗生物質エポキシキノマ
イシンCおよびDの生物学的性状を次に記載する。
【0012】A)コラーゲン誘発関節炎抑制作用 コラーゲン誘発関節炎に対する効果を1群5〜8のDBA/
1J雄性マウスを用いて調べた。すなわち、タイプIIコラ
ーゲンを等容量のフロイントのコンプリートアジュバン
トと共に乳化して1mg/mlの投与液を作製した。これを
マウスの尾根部の皮内に 0.1ml接種して感作した。3週
間後に同様の操作方法で乳化したタイプIIコラーゲンの
0.1mlをマウスの腹腔内に投与して追加免疫を行ない関
節炎を誘発させた。
【0013】エポキシキノマイシンのAおよびCの2mg
/kgまたは4mg/kg、ならびにエポキシキノマイシンB
の1mg/kgまたは2mg/kgを最初のコラーゲン接種の日
より1週間に3回、合計6週間腹腔内投与した。コラー
ゲン誘発関節炎の抑制効果は前肢および後肢の発赤、腫
脹および強直の程度による0〜4のスコア(4肢の合計
の最高点は16)により評価した。スコア0は全く症状が
みられない場合、スコア1は四肢の指など小関節が1本
のみ発赤、腫脹を示す場合、スコア2は小関節が2本以
上、あるいは手首、足首などの比較的大きな関節が発
赤、腫脹を示す場合、スコア3は1本の手や足全体が発
赤、腫脹を示す場合、さらにスコア4は1本の手や足の
全体的な腫脹が最大限に達し、しかも関節の強直を伴っ
ていると判断した場合をそれぞれ示す。結果を表1に示
す。
【0014】
【0015】エポキシキノマイシンAの2mg/kg、4mg
/kg、エポキシキノマイシンBの1mg/kg、2mg/kg、
およびエポキシキノマイシンCの4mg/kgは有意に関節
炎のスコアを抑制した。
【0016】B)抗菌活性 本発明による抗生物質エポキシキノマイシンCおよびD
の各種細菌に対する最低発育阻止濃度は、次の表2にし
めす通りである。この抗菌スペクトルは日本化学療法学
会標準法に基ずき、ミュラーヒントン寒天培地で倍数希
釈法により測定した。
【0017】
【0018】C)癌細胞増殖抑制活性 各種の癌細胞を用いて癌細胞の増殖を50%抑制するエポ
キシキノマイシンCおよびエポキシキノマイシンDの濃
度(IC50値)を、MTT法(「Journal ofImmunologica
l Methods 」65巻,55−60頁(1983)参照)で測定した。
その結果を表3に示す。
【0019】
【0020】D)毒性 ICR系雄性マウスにエポキシキノマイシンCおよびエポ
キシキノマイシンDの100mg/kgを腹腔内単回投与した
が死亡個体はなく、また毒性症状も見られなかった。ま
た、エポキシキノマイシンCの4mg/kg/日を1週間に
3回、合計6週間腹腔内に投与したが死亡個体および毒
性症状を示す個体は見られなかった。エポキシキノマイ
シンCの温血動物に対する毒性は非常に低い。
【0021】表2の結果から明らかなように、本発明に
よるエポキシキノマイシンCおよびDは、特定の細菌に
対して弱い抗菌活性を有するから抗菌剤として有用であ
る。しかし、表3の結果から明らかなように、エポキシ
キノマイシンCおよびDは各種の癌細胞の増殖を 100μ
g/mlで抑制しなかった。
【0022】さらに第2の本発明によれば、アミコラト
プシス属に属する、前記の一般式(I)のエポキシキノ
マイシンCおよびDの生産菌を栄養培地に培養し、その
培養物からエポキシキノマイシンCおよび(または)エ
ポキシキノマイシンDを採取することを特徴とする、抗
生物質エポキシキノマイシンCおよび(または)エポキ
シキノマイシンDの製造法が提供される。
【0023】第2の本発明の方法で使用できるエポキシ
キノマイシンCおよびDの生産菌の一例としては、アミ
コラトプシス sp. MK299-95F4 株がある。この菌株は平
成6年10月、微生物化学研究所において、宮城県仙台市
の土壌より分離された放線菌で、MK299-95F4の菌株番号
が付された微生物である。
【0024】このMK299-95F4株の菌学的性状を次に記載
する。 1.形態 基生菌糸はよく分枝し、ジクザグ状を呈する。また分断
が認められる。気菌糸は直状あるいは不規則な曲状で、
円筒形〜長円形の断片または胞子様の構造に分断する。
その表面は平滑であり、大きさは約 0.4〜 0.6× 1.1〜
1.6ミクロンである。輪生枝、菌束糸、胞子のう及び運
動性胞子は認められない。
【0025】2.各種培地における生育状態 色の記載について〔 〕内に示す標準は、コンティナー
・コーポレーション・オブ・アメリカのカラー・ハーモ
ニー・マニュアル(Container Corporation ofAmerica
のcolor harmony manual)を用いた。 (1) シュクロース・硝酸塩寒天培地(27℃培養) 無色の発育上に、白の気菌糸をうっすらと着生して、溶
解性色素は認められない。 (2) グルコース・アスパラギン寒天培地(27℃培養) うす黄〔2ea,Lt Wheat〜2gc,Bamboo〕の発育上に、
白の気菌糸を着生し、溶解性色素は黄を帯びる。 (3) グリセリン・アスパラギン寒天培地(ISP−培地
5、27℃培養) うす黄茶〔3ie,Camel 〜3le,Cinnamon〕の発育上
に、白の気菌糸を着生して、溶解性色素は黄茶を帯び
る。 (4) スターチ・無機塩寒天培地(ISP−培地4、27℃
培養) 無色の発育上に、白の気菌糸をうっすらと着生して、溶
解性色素は認められない。
【0026】(5) チロシン寒天培地(ISP−培地7、
27℃培養) うす黄茶〔2lg,Mustard Tan 〕〜灰味黄茶〔3lg,Ad
obe Brown 〕の発育上に、白の気菌糸を着生し、溶解性
色素はうす黄茶を呈する。 (6) 栄養寒天培地(27℃培養) うす黄〔2ea,Lt Wheat〕の発育上に、白の気菌糸をう
っすらと着生し、溶解性色素は認められない。 (7) イースト・麦芽寒天培地(ISP−培地2、27℃培
養) うす黄茶〔3ic,Lt Amber〕の発育上に、白の気菌糸を
うっすらと着生し、溶解性色素は認められない。 (8) オートミール寒天培地(ISP−培地3、27℃培
養) 無色〜うす黄〔1 1/2ca,Cream 〕の発育上に、白の気
菌糸をうっすらと着生し、溶解性色素は認められない。 (9) スターチ寒天培地(27℃培養) 無色の発育上に、白の気菌糸をうっすらと着生して、溶
解性色素は認められない。 (10) リンゴ酸石灰寒天培地(27℃培養) 無色の発育上に、白の気菌糸をうっすらと着生して、溶
解性色素は認められない。
【0027】3.生理的性質 (1) 生育温度範囲 グルコース・アスパラギン寒天培地(グルコース 1.0
%、L−アスパラギン0.05%、リン酸水素二カリウム
0.05%、ひも寒天 3.0%、 pH7.0)を用い、10℃、20
℃、24℃、27℃、30℃、37℃および50℃の各温度で試験
した結果、10℃、50℃での生育は認められず、20℃〜37
℃の範囲で生育した。生育至適温度は27℃付近と思われ
る。 (2) スターチの加水分解(スターチ・無機塩寒天培地、
ISP−培地4及びスターチ寒天培地、いずれも27℃培
養) 21日間の培養で、いずれの培地においても陰性である。 (3) メラニン様色素の生成(トリプトン・イースト・ブ
ロス、ISP−培地1:ペプトン・イースト・鉄寒天培
地、ISP−培地6;チロシン寒天培地、ISP−培地
7;いずれも27℃培養) いずれの培地においても陰性である。
【0028】(4) 炭素源の利用性(プリドハム・ゴドリ
ーブ寒天培地、ISP−培地9;27℃培養) D−グルコース、D−フルクトース、イノシトール、D
−マンニトールを利用して発育し、L−アラビノース、
シュクロース、ラムノース、ラフィノースは利用しな
い。D−キシロースの利用の有無は判然としない。 (5) リンゴ酸石灰の溶解(リンゴ酸石灰寒天培地、27℃
培養) 培養後10日目頃よりリンゴ酸石灰の溶解が認められ、
その作用は中等度である。 (6) 硝酸塩の還元反応(0.1%硝酸カリウム含有ペプトン
水、ISP−培地8、27℃培養) 陰性である。
【0029】以上の性状を要約すると、MK299-95F4株
は、その形態上、基生菌糸はよく分枝し、ジグザク状を
呈し、分断を認める。気菌糸は直状あるいは不規則な曲
状で、円筒形〜長円形の断片または胞子様の構造に分断
する。輪生枝、菌束糸、胞子のう及び運動性胞子は認め
られない。種々の培地で、無色〜うす黄〜うす黄茶の発
育上に白の気菌糸を着生する。一部の培地で溶解性色素
は黄あるいは黄茶を帯びる。メラニン様色素の生成、ス
ターチの水解性及び硝酸塩の還元反応はいずれも陰性で
ある。
【0030】ところで、MK299-95F4株の菌体成分は、細
胞壁にメソ型の2,6−ジアミノピメリン酸、アラビノ
ース及びガラクトースを含み、細胞壁タイプIV型を示し
た。全菌体中の還元糖はアラビノース、ガラクトースを
含むA型であった。グリコレートテストの結果はアセチ
ル型であった。また、ミコール酸は含有せず、リン脂質
はPII型(ホスファチジルエタノールアミンを含みホス
ファチジルコリン及び未知のグルコサミン含有リン脂質
を含まない)、主要なメナキノンはMK−9(H4 )で
あった。脂肪酸は16:0,i−15:0,16:1,i−1
6:0及び17:0を主成分とした。
【0031】以上の結果よりみて、MK299-95F4株はアミ
コラトプシス(Amycolatopsis) 属(文献:「Internatio
nal Journal of Systematic Bacteriology」36巻,29−
37頁, 1986年) に属するものと考えられる。アミコラ
トプシス属の既知菌種を検索すると、アミコラトプシス
・スルフレア(Amycolatopsis sulphurea)(文献1:同
上;および文献2:「International Journal of Systema
tic Bacteriology」37 巻, 292− 295頁,1987年)が、
近縁の種としてあげられた。そこで、MK299-95F4株とア
ミコラトプシス・スルフレアの当研究所保存菌株とを実
地に比較検討中である。現時点ではMK299-95F4株をアミ
コラトプシス・エスピー(Amycolatopsis sp.) MK299-95
F4とする。なお、MK299-95F4株を工業技術院生命工学工
業技術研究所に寄託申請し、平成7年10月17日、寄託番
号がFERM P-15243として受託された。
【0032】第2の本発明の方法を実施するに当って
は、アミコラトプシス属に属するエポキシキノマイシン
CおよびDの生産菌を栄養培地に接種し、この培地中で
培養する。ここで用いる栄養培地は、前記の生産菌が資
化できる炭素源と窒素源を栄養成分として含有するもの
である。
【0033】その栄養源としては、通常微生物の栄養源
として通常使用されるもの、例えば炭素源、窒素源、無
機塩などの同化できる栄養源を使用できる。例えば、ぶ
どう糖、麦芽糖、糖蜜、デキストリン、グリセリン、澱
粉などの炭水化物や、大豆油、落花生油などの油脂のご
とき炭素源、ならびにペプトン、肉エキス、綿実粉、大
豆粉、酵母エキス、カゼイン、コーン・スチープリカ
ー、NZ−アミン、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウムなどの窒素源、さらに燐酸二カリ
ウム、燐酸ナトリウム、食塩、炭酸カルシウム、硫酸マ
グネシウム、塩化マンガンなどの無機塩が使用でき、必
要により微量金属例えばコバルト、鉄などを添加するこ
とができる。栄養源としては、その他、抗生物質エポキ
シキノマイシンCおよびDを生産するのに使用菌が利用
しうるものであればいずれの公知の栄養源でも使用でき
る。
【0034】培地における上記のごとき栄養源の配合割
合は特に制約されるものでなく、広範囲に亘って変える
ことができ、使用するエポキシキノマイシンCおよびD
生産菌によって、最適の栄養源の組成及び配合割合は、
当事者であれば簡単な小規模実験により容易に決定する
ことができる。また、上記の栄養源からなる栄養培地
は、培養に先立ち殺菌することができ、この殺菌の前ま
たは後で、培地のpHを6−8の範囲、特にpH 6.5−
7.5の範囲に調節するのが有利である。
【0035】かかる栄養培地でのエポキシキノマイシン
CおよびD生産菌の培養は、一般の放線菌による抗生物
質の製造において通常使用されている方法に準じて行な
うことができる。通常は好気条件下に培養するのが好適
であり、攪拌しながら及び/または通気しながら行なう
ことができる。また、培養方法としては静置培養、振と
う培養、通気攪拌をともなう液内培養のいずれも使用可
能であるが、液体培養がエポキシキノマイシンCおよび
Dの大量生産に適している。
【0036】使用しうる培養温度はエポキシキノマイシ
ンCおよびD生産菌の発育が実質的に阻害されず、該抗
生物質を生産しうる範囲であれば、特に制限されるもの
ではなく、使用する生産菌に応じて適宜選択できるが、
特に好ましいのは25−30℃の範囲内の温度を挙げること
ができる。培養は通常はエポキシキノマイシンCおよび
Dが十分に蓄積するまで継続することができる。その培
養時間は培地の組成や培養温度、使用温度、使用生産菌
株などにより異なるが、通常は72− 120時間の培養で目
的の抗生物質を得ることができる。培養中の培地内のエ
ポキシキノマイシンCおよびDの蓄積量はスタヒロコッ
カス・アウレウス・スミスを使用して、通常の抗生物質
の定量に用いられる円筒平板法により定量することがで
きる。
【0037】かくして培養物中に蓄積されたエポキシキ
ノマイシンCおよびDは、これを培養物から採取する。
培養後、必要により、濾過、遠心分離などのそれ自体公
知の分離方法によって培養物から菌体を除去した後に、
その培養濾液を酸性(pH 2-4)に調整し有機溶媒、特
に酢酸エチルなどを用いた溶媒抽出や、吸着やイオン交
換能を利用したクロマトグラフィー、ゲルろ過、向流分
配を利用したクロマトグラフィーを単独でまたは、組み
合わせて使用することにより単離精製して目的の抗生物
質を採取することができる。吸着やイオン交換能を有す
るクロマトグラフィー用担体としては、活性炭、シリカ
ゲル、多孔性ポリスチレン−ジビニルベンゼン樹脂もし
くは各種のイオン交換樹脂を用いることができる。ま
た、分離した菌体からは、適当な有機溶媒を用いた溶媒
抽出法や菌体破砕による溶出法により菌体から目的の抗
生物質を抽出し、上記と同様に単離精製することができ
る。かくして、前記した特性を有する新規化合物エポキ
シキノマイシンCおよびDが得られる。
【0038】さらに、第3の本発明では、前記の一般式
(I) (式中、RはエポキシキノマイシンCでは水素原子を示
し、またエポキシキノマイシンDでは塩素原子を示す)
で表わされる化合物である抗生物質エポキシキノマイシ
ンCおよびエポキシキノマイシンD、ならびに次の一般
式(II) (式中、RはエポキシキノマイシンAでは塩素原子を示
し、またエポキシキノマイシンBでは水素原子を示す)
で表わされる化合物である抗生物質エポキシキノマイシ
ンAおよびエポキシキノマイシンB、あるいはこれらの
塩から選ばれる少なくとも一つの化合物を有効成分とし
て含有することを特徴とする抗リウマチ剤が提供され
る。
【0039】第3の本発明による抗リウマチ剤において
は、有効成分としてのエポキシキノマイシン類あるいは
その製薬学的に許容できる塩は製薬学的に許容できる常
用の固体または液体担体、例えばエタノール、水、でん
粉等と混和されている形の組成物であることができる。
【0040】第3の本発明による抗リウマチ剤で有効成
分として用いられるエポキシキノマイシンAおよびエポ
キシキノマイシンBは新規な物質であってこれらの物理
化学的性質の詳細は特願平 7−315542号明細書に記載さ
れており、またこの明細書には、前記のアミコラトプシ
ス sp. MK 299−95F4株の培養によるそれらの製造法も
記載されてある。
【0041】エポキシキノマイシンAおよびBの物理化
学的性質の主なところを次に記載する。 (1)エポキシキノマイシンAの理化学的性状 A)外観および性質:淡黄色粉体,弱酸性物質 B)融点: 168− 173℃(分解) C)比旋光度:〔α〕D 25+44.6°(c 0.51,メタノ
ール) D)TLCのRf値:0.28 シリカゲル(Art.105715, メルク社製)の薄層クロマト
グラフィーで展開溶媒としてクロロホルム−メタノール
(10:1)で展開して測定した場合。
【0042】E)分子式:C1410NO6 Cl F)紫外線吸収スペクトル:メタノール溶液中で測定し
たUV吸収スペクトルの主なピークは次のとおりであ
る。 λmax nm(ε)236(sh. 8900), 255(sh. 5900), 325(80
00),370(sh, 2700) G)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法) νmax(cm-1) 3450, 1710, 1670, 1600, 1520, 1460, 1
340, 1230
【0043】(2) エポキシキノマイシンBの理化学的性
状 A)外観及び性質:淡黄色粉体,弱酸性物質 B)融点: 178− 184℃(分解) C)比旋光度:〔α〕D 25+32.2°(c 0.51,メタノ
ール) D)TLCのRf値:0.52 シリカゲル(Art.105715,メルク社製)の薄層クロマト
グラフィーで展開溶媒としてクロロホルム−メタノール
(10:1)で展開して測定した場合。
【0044】E)分子式:C1411NO6 F)紫外線吸収スペクトル:メタノール溶液中で測定し
たUV吸収スペクトルの主なピークは次のとおりであ
る。 λmax nm(ε)237(6100), 253(sh, 5400), 326(6300) G)赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法) νmax(cm-1) 3430, 1710, 1660, 1610, 1530, 1340, 1
230
【0045】第3の本発明による抗リウマチ剤で有効成
分として用いられるエポキシキノマイシンCおよびDな
らびにエポキシキノマイシンAおよびBは、前記のとお
り、慢性関節炎リウマチの動物実験モデルであるコラー
ゲン誘発関節炎を抑制する活性を有する。エポキシキノ
マイシンCおよびDならびにエポキシキノマイシンAお
よびBは特に抗リウマチ剤として使用される場合に、そ
れらの投与量は症状により異なるが一般に成人一日量10
〜2000mg、好ましくは20〜 600mgであり、症状に応じて
必要により1〜3回に分けて投与するのがよい。投与方
法は投与に適した形態をとることができ、特に経口的投
与あるいは静脈的投与が望ましい。
【0046】エポキシキノマイシンA〜Dは、前記に示
すとおり、コラーゲン誘発関節炎に対する抑制作用を有
するから、慢性関節リウマチのみならず、自己免疫軽減
または抑制剤として、全身性エリテマトーデス、全身性
硬化症、結節性動脈周囲炎、潰瘍性大腸炎および若年性
糖尿病などの自己免疫疾患の予防または治療にも有効に
適用することが期待できる。
【0047】
【発明の実施の形態】次に実施例により本発明を更に詳
細に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるも
のでない。
【0048】実施例1 抗生物質エポキシキノマイシン
CおよびDならびにエポキシキノマイシンAおよびBの
製造 (A)グリセリン 0.5%、シュークロース 2%、大豆
粉 1%、乾燥酵母1%、コーン・スチープ・リカー
0.5%、塩化コバルト 0.001%を含む液体培地(pH7.0に
調整) を三角フラスコ(500ml容) に 110mlずつ分注し、
常法により 120℃で20分滅菌した。これらの培地に、寒
天斜面培地に培養したアミコラトプシスsp. MK299-95F
4 株(FERM P-15243)を接種し、その後30℃で5日間
回転振とう培養した。これにより種母培養液を得た。
【0049】グリセリン 2%、デキストリン 2%、
バクト−ソイトン 1%、粉末酵母エキス 0.3%、硫酸
アンモニウム 0.2%、炭酸カルシウム 0.2%、シリコー
ンオイル1滴を含む液体培地(pH7.4に調整) を三角フラ
スコ(500ml容) に 110mlずつ分注し、常法により 120℃
で20分滅菌した。その後、これら培地に、上記種母培養
液をそれぞれ2mlずつ接種し、27℃で4日間回転振とう
培養した。
【0050】このようにして得られた培養液を遠心分離
して菌体を除去した。培養ろ液 1.8リットル(L)は、
6N−HCl によりpH2にした後に酢酸ブチル 1.8Lで抽
出して、酢酸ブチル層を無水硫酸ナトリウムにより乾燥
した。酢酸ブチル層を減圧下で濃縮乾固し、残渣をメタ
ノール50mlに溶かしヘキサン50mlで2回洗浄した。メタ
ノール層を減圧下で濃縮乾固すると茶色の油状物( 980
mg)が得られた。この油状物をシリカゲルカラム(Merc
k,Kieselgel 60, 120ml)に付し、トルエン−アセトン
系(10:1,5:1,3:1)で順次溶出するとエポキ
シキノマイシンAが18mg、エポキシキノマイシンBが19
mg、エポキシキノマイシンCおよびDの混合物が 170mg
得られた。この混合物の51mgをシリカゲルTLC(Merc
k,Art.105715,クロロホルム−10%含水メタノール=1
0:1で3回展開)で分離精製すると白色固体のエポキ
シキノマイシンCが13mg得られ、また黄かっ色粉末のエ
ポキシキノマイシンDが23mg得られた。すなわちエポキ
シキノマイシンCが融点 168〜172℃(分解)の白色粉
末として13mgの収量で得られ、またエポキシキノマイシ
ンDが融点 163〜 168℃(分解)の黄かっ色粉末として
23mgの収量で得られた。 (B)なお、前記の(A)項と同様にして得られた培養
液を濾過して菌体を分離した。培養ろ液2.55リットル
(L)を、6N−HCl によりpH2にした後に酢酸ブチル
2.55Lで抽出し、酢酸ブチル層を無水硫酸ナトリウムに
より乾燥した。酢酸ブチル層を減圧下で濃縮乾固し、残
渣をメタノール50mlに溶かしヘキサン50mlで2回洗浄
し、メタノール層を減圧下で濃縮乾固した。得られた残
渣をクロロホルム−メタノール−水(50 :10:40,100m
l) で分配し、下層を減圧下で濃縮乾固すると、茶色の
油状物(0.515g) が得られた。この油状物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(Kieselgel 60,メルク社
製,50ml)に付し、トルエン−アセトン混合溶媒(10:
1,7:1,5:1,3:1,2:1)で順次溶出し
た。得られた活性画分を同条件のシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、トルエン−アセトン混合溶媒
(50:1,20:1,10:1,7:1)で順次溶出した。
エポキシキノマイシンAおよびBの混合物が 124mg得ら
れた。この混合物の35mgをシリカゲルTLC(展開溶
媒:クロロホルム−メタノール,20:1)にかけて分離
精製した。エポキシキノマイシンAが融点 168〜 173℃
(分解)の淡黄色粉末として20mgの収量で得られ、また
エポキシキノマイシンBが融点 178〜 184℃(分解)の
淡黄色粉末として10mgの収量で得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】エポキシキノマイシンCのメタノール溶液中、
0.01N NaOH−メタノール溶液中および0.01N HCl−メ
タノール溶液中のそれぞれの紫外線吸収スペクトルであ
る。
【図2】エポキシキノマイシンCのKBr錠剤法で測定
した赤外線吸収スペクトルである。
【図3】エポキシキノマイシンCの重メタノール溶液
(内部標準:トリメチルシラン)にて測定したプロトン
核磁気共鳴スペクトルである。
【図4】エポキシキノマイシンCの重メタノール溶液
(内部標準:トリメチルシラン)にて測定した炭素13核
磁気共鳴スペクトルである。
【図5】エポキシキノマイシンDのメタノール溶液中、
0.01N NaOH−メタノール溶液中および0.01N HCl−メ
タノール溶液中のそれぞれの紫外線吸収スペクトルであ
る。
【図6】エポキシキノマイシンDのKBr錠剤法で測定
した赤外線吸収スペクトルである。
【図7】エポキシキノマイシンDの重メタノール溶液
(内部標準:トリメチルシラン)にて測定したプロトン
核磁気共鳴スペクトルである。
【図8】エポキシキノマイシンDの重メタノール溶液
(内部標準:トリメチルシラン)にて測定した炭素13核
磁気共鳴スペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯沼 寛信 神奈川県横浜市緑区白山4丁目61番17号 (72)発明者 澤 力 神奈川県綾瀬市綾西四丁目6番7号 (72)発明者 長縄 博 東京都大田区田園調布本町3番17号 (72)発明者 濱田 雅 東京都新宿区内藤町1番地26 秀和レジデ ンス405号 (72)発明者 平野 伸一 神奈川県茅ケ崎市本村5丁目8番1−207 (72)発明者 松本 直樹 神奈川県横浜市旭区さちが丘11番地3 第 1グリーンコーポ102 (72)発明者 石塚 雅章 静岡県三島市西若町6番5号 パストラル ハイム壱番館411

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(I) (式中、RはエポキシキノマイシンCでは水素原子を示
    し、またエポキシキノマイシンDでは塩素原子を示す)
    で表わされる化合物である抗生物質エポキシキノマイシ
    ンCおよびエポキシキノマイシンD、またはそれらの
    塩。
  2. 【請求項2】 アミコラトプシス属に属する、請求項1
    に記載のエポキシキノマイシンCおよびDの生産菌を栄
    養培地に培養し、その培養物からエポキシキノマイシン
    Cおよび(または)Dを採取することを特徴とする、抗
    生物質エポキシキノマイシンCおよび(または)エポキ
    シキノマイシンDの製造法。
  3. 【請求項3】次の一般式(I) (式中、RはエポキシキノマイシンCでは水素原子を示
    し、またエポキシキノマイシンDでは塩素原子を示す)
    で表わされる化合物である抗生物質エポキシキノマイシ
    ンCおよびエポキシキノマイシンD、ならびに次の一般
    式(II) (式中、RはエポキシキノマイシンAでは塩素原子を示
    し、またエポキシキノマイシンBでは水素原子を示す)
    で表わされる化合物である抗生物質エポキシキノマイシ
    ンAおよびエポキシキノマイシンB、あるいはこれらの
    塩から選ばれる少なくとも一つの化合物を有効成分とし
    て含有することを特徴とするリウマチ剤。
JP19924996A 1996-07-29 1996-07-29 抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤 Pending JPH1045738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19924996A JPH1045738A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19924996A JPH1045738A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1045738A true JPH1045738A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16404657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19924996A Pending JPH1045738A (ja) 1996-07-29 1996-07-29 抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1045738A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001012588A1 (en) * 1999-08-11 2001-02-22 Mercian Corporation Salicylamide derivatives
JP2003516389A (ja) * 1999-12-08 2003-05-13 アベンティス・ファーマ・ドイチユラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング アミコマイシン、その製造方法および医薬品としてのその使用
US7626042B2 (en) 2002-06-06 2009-12-01 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. O-substituted hydroxyaryl derivatives
US7671058B2 (en) 2006-06-21 2010-03-02 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. N-(3,4-disubstituted phenyl) salicylamide derivatives
US7700655B2 (en) 2002-06-06 2010-04-20 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. Antiallergic agents
US8263657B2 (en) 2000-12-18 2012-09-11 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. Inhibitors against the production and release of inflammatory cytokines

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001012588A1 (en) * 1999-08-11 2001-02-22 Mercian Corporation Salicylamide derivatives
JP4691295B2 (ja) * 1999-08-11 2011-06-01 株式会社シグナル・クリエーション サリチル酸アミド誘導体
JP2003516389A (ja) * 1999-12-08 2003-05-13 アベンティス・ファーマ・ドイチユラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング アミコマイシン、その製造方法および医薬品としてのその使用
JP4750993B2 (ja) * 1999-12-08 2011-08-17 サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング アミコマイシン、その製造方法および医薬品としてのその使用
US8263657B2 (en) 2000-12-18 2012-09-11 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. Inhibitors against the production and release of inflammatory cytokines
US7626042B2 (en) 2002-06-06 2009-12-01 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. O-substituted hydroxyaryl derivatives
US7700655B2 (en) 2002-06-06 2010-04-20 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. Antiallergic agents
US7671058B2 (en) 2006-06-21 2010-03-02 Institute Of Medicinal Molecular Design, Inc. N-(3,4-disubstituted phenyl) salicylamide derivatives

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4578271A (en) Biologically active WS 6049 substances, a process for the production thereof and their pharmaceutical compositions
US4358602A (en) Ebelactones and production thereof
JP2802097B2 (ja) 新規な制癌抗生物質mi43―37f11及びその製造法
JPH1045738A (ja) 抗生物質エポキシキノマイシンcおよびdとその製造法ならびに抗リウマチ剤
JPH03141290A (ja) 抗腫瘍抗生物質bmy―41339
JPH01246288A (ja) Tan−1030aおよびその誘導体,これらの製造法ならびに用途
JPH09157266A (ja) 新規抗生物質エポキシキノマイシンaおよびbとその製造法
DE68903507T2 (de) Antitumor-antibiotika.
US4725621A (en) CL-1957E antibiotic compound and its production
JP2971204B2 (ja) 新規物質wk−2955およびその製造法
JPH04633B2 (ja)
JPH10114777A (ja) 抗生物質スピロキシマイシンとその製造法
JP2989674B2 (ja) 制癌性物質サイトブラスチンおよびその製造法
JPS63290891A (ja) Fr−900848物質およびその製造法
JP2002284799A (ja) 新規生理活性物質mk600−a、b、cおよびdとその製造方法
JPH11193280A (ja) 新規抗生物質デカトロマイシンaおよびbとその製造法
JPH06256281A (ja) 新規物質デフォスタチン
JPH08165286A (ja) 抗生物質テトロマイシンaおよびbとその製造法
JPH08208644A (ja) 新規抗生物質クレミマイシンとその製造法及び用途
JPH06228185A (ja) D329物質とその誘導体,その製造法及び用途
JPH0799982A (ja) 新規抗生物質MJ885−mF8およびその製造方法
JPH07278055A (ja) 抗菌性物質be−40665類
JPH0673055A (ja) 新規抗腫瘍性物質及びその製造法
JPH0434522B2 (ja)
JPH0733736A (ja) 新規抗生物質アジセマイシンbおよびその製造方法