JPH0220383B2 - - Google Patents

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JPH0220383B2
JPH0220383B2 JP21604582A JP21604582A JPH0220383B2 JP H0220383 B2 JPH0220383 B2 JP H0220383B2 JP 21604582 A JP21604582 A JP 21604582A JP 21604582 A JP21604582 A JP 21604582A JP H0220383 B2 JPH0220383 B2 JP H0220383B2
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adhesive layer
pattern
abrasion resistance
adhesive
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JP21604582A
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JPS59104990A (ja
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Michio Kozu
Yasuhiro Kojima
Yoshitaka Sakuma
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Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
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Publication of JPH0220383B2 publication Critical patent/JPH0220383B2/ja
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M3/00—Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
    • B41M3/12—Transfer pictures or the like, e.g. decalcomanias

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は陶磁器、ガラスなどの被加工物面に
貼り付け、サンドをブラストして貼り付け模様に
相当する所定模様を被加工物面に形成する際に用
いられるサンドブラスト用の転写紙の改良に関す
るものである。
一般に、サンドブラストによりガラス等の被加
工物面に研削模様を加工するには、図柄を切抜い
てサンドブラスト加工面を露出させた防護膜であ
る転写紙が使用される。そして従来の転写紙は一
回のサンドブラストでは被加工物の表面より一段
階の深さの研削模様しかブラスト加工できないも
のであり、形成される研削模様が単調になる欠点
があつた。そこで本発明者らは従来の転写紙にお
ける上述した欠点を解消すべく研究した結果、良
好な成果を得て本発明を達成したものである。
すなわち、本発明の目的は、一回のサンドブラ
ストにより、被加工物面に、浅部と深部との深さ
の異なる二段階あるいはそれ以上の研削ができ、
被加工物面に複雑な研削模様が形成し得る、サン
ドブラスト用の強度の異なる模様を有する転写紙
を提供することにある。また、本発明の目的は模
様がつながつている連続模様は勿論のこと、線状
模様あるいは模様が分離している中抜き模様にお
いても被加工物面に二段階あるいはそれ以上の複
雑な研削模様が精密に再現し得る、サンドブラス
ト用の種々の強度からなる模様層を有する転写紙
を提供することにある。さらに本発明の他の目的
模様層側の表面が保護膜にて被着され、取扱いの
際に模様層にキズが生ずることがなく、精密転写
に都合のよい強度の異なる模様層を有する転写紙
を提供することにある。
本発明は、台紙上に糊料層が設けられ、該糊料
層上には接着層が設けられ、該接着層上にはブラ
ストされるサンドに対し耐摩耗性が接着層よりも
大きくかつ摩耗強度が異なる複数の模様層を所定
模様形状に配置し接着せしめて形成されている。
前記台紙は和紙、合成紙などの吸水性に富み、耐
水強度の大きい材質のものが適し、通常、陶磁器
類の絵柄スライド転写に用いられるスライド転写
紙の台紙は好ましいものである。糊料層は水系溶
媒、好ましくは水に対して溶解する再湿性のもの
であり、デキストリン溶液、デンプン溶液あるい
は合成樹脂エマルシヨン溶液などの水性糊料溶液
を台紙の所定片面に塗布し乾燥させることにより
形成される。なお、水性糊料溶液の塗布量は糊料
層が約2〜3μm程度になるように塗布される。糊
料層は乾燥時において台紙と接着層とを接合する
が、台紙が濡らされた場合は糊料層が水に溶けて
接着力を失ない台紙を接着層面より剥離可能にす
る。前記接着層はこの上に重ねられる模様層の接
着固定をはかるものであり、とくに模様層の細
部、線状部及び分離部分の固定が良くされるの
で、サンドブラストにおいて被加工面に所定模様
を精密に再現することができる。また接着層は被
加工面に対して本来の永久的な接着力は必要とし
ないが、ブラストに対して耐え得る程度の接着力
を必要とし、かつブラストされるサンドに対して
は耐摩耗性が小さく、サンドブラストにより摩耗
損失するものであることを要する。この接着層は
有機溶剤に樹脂分を約20〜80重量%(以下、単に
%と略記する。)含有させた組成液約10〜100%
と、充填剤約90〜0%とを含有させた組成液を前
記糊料層上に塗布し乾燥させることにより形成さ
れる。なお接着層は2〜50μm程度にされる。前
記樹脂分とする樹脂としてはポリメチルアクリレ
ート、ポリエチルアクリレートなどのアクリル
系、エチルセルロース、アセチルセルロースなど
のセルロース系、塩化ビニル、酢酸ビニルなどの
ビニル系、酸化ロジン、ガムロジンなどのロジン
系、スチレンブタジエン、ブタジエンなどのゴム
系、アルキツド樹脂、ポリアミド樹脂、ブチラー
ル樹脂、フエノール樹脂、などの樹脂が適する。
有機溶剤は直鎖系、芳香族系、エステル系、アル
コール系などが使用される。充填剤はカーボン、
タルク、ベントナイト、炭酸カルシウム、硅石、
硅酸ジルコニウム、弁柄、セリサイト(絹雲母)、
雲母などの無機質の微粉末、あるいはウレタン、
エチルセルロース、メチルセルロース、ポリビニ
ルアルコール、アクリルなどの有機質の微粉末が
適する。
上記組成液にて形成される接着層は軟質であ
り、耐摩耗性が小さく、サンドブラストにより容
易に模様摩耗される。接着層上に配置される複数
の模様層は、サンドブラストに対して耐摩耗性が
大きく摩耗損失しないものと、耐摩耗性が接着層
より大きくかつ摩耗強度が大小異なり摩耗損失す
る複数のものとよりなり、これらにさらに模様層
を設けない接着層の露出部位が組合され所定の模
様形状に配置される。
耐摩耗性の大きい模様層にて被われた被加工物
面部位はサンドにより削り取られることなく、被
加工物面本来の表面として残存させることができ
る。耐摩耗性が接着層より大きくかつ摩耗強度の
比較的大きい模様層にて被われた被加工物面部位
は所定の深さに浅く削り取られる。耐摩耗性が接
着層より大きくかつ摩耗強度の小さい模様層を被
着した被加工物面部位では耐摩耗性が小さく摩耗
強度の比較的大きい模様層部位より深く削り取ら
れる。そして接着層の露出部位に被着された被加
工物面では最も深く研削される。模様層の摩耗強
度の大小は模様層自体の材質の選定によるか、あ
るいは同一材質であつても層厚をかえることによ
りなされる。模様層の材質はゴム系樹脂を主体と
したものであり、前記有機溶剤にゴム成分を約30
%以上含有させたゴム組成液、約50〜100%と前
記した充填剤約50〜0%とを含有させたゴム組成
液を前記接着層上にスクリーン印刷などにて塗布
させることにより形成される。模様層は約10〜
100μm程度に印刷される。前記ゴム成分はスチレ
ンブタジエンゴム、ニトリルゴム、アクリルゴ
ム、塩化ゴムなどの成分が用いられる。
模様層の耐摩耗性はゴム組成液を選択すること
によりかえられる。また同一ゴム組成液でも印刷
層の厚みを変えることにより変えられる。本発明
の転写紙はガラス、陶磁器、金属あるいはプラス
チツクなどの被加工面に対して実施される。
しかしてこの転写紙は台紙を水で濡らすことに
より、糊料層が溶けるので、台紙を剥がし、接着
層に結合された模様層の接着層側を被加工物面に
接着させ、しかる後、砂粒子などのサンドを吹き
付けることにより模様層の形状を被加工物面に再
現することができる。すなわち、被加工物面に接
着した転写紙に対してブラストされたサンドは、
ブラスト時間の経過とともに耐摩耗強度の小さい
順に摩耗され、被加工物面が順次研削される。そ
して被加工物面においては耐摩耗強度の小さい部
位が最も深く研削され、耐摩耗強度の大きいもの
程浅く研削される。
なお、模様層は接着層により被加工物面に充分
に接着保持されるので、サンドブラストにより剥
がれることはないし、模様層細部及び線部などは
接着層を介して被加工物面に接着保持が充分であ
る。しかして接着層とともに模様層を剥がすこと
により、被加工物面には深さの異なる複雑な凹状
模様層の形状が再現された鮮明な模様を得ること
ができる。
また、本発明の前記した転写紙においては接着
層と模様層間に、サンドブラストに対する衝撃を
緩和する衝撃緩和層を介在させることができ、こ
の衝撃緩和層の厚さは約5〜100μm程度とされ
る。すなわち、前記した如く、台紙上に糊料層、
接着層及び模様層を設けた構造の転写紙において
は、サンド粒子が大きい場合、あるいはプラスト
強度が大きい場合には模様層に当つたサンドによ
り模様層がへこみ、模様層にて被つた部位の面に
キズを生ずるため、サンド粒子の規制及びブラス
ト強度を規制する必要があるが、衝撃緩和層を設
けた場合には、模様層に当つたサンドは模様層下
の衝撃緩和層によつて衝撃が緩和され、模様層下
の部位のキズの発生を防止する。この衝撃緩和層
はサンドブラストに対して耐摩耗性が小さくかつ
柔軟性を有し、かつ下部の接着層と上部の模様層
に対して接着性が高いことを要する。そしてこの
条件を満たす衝撃緩和層としては前記した接着層
形成用の組成液に更に充填材を増量したものかあ
るいは模様層形成用の組成液に充填材を加え、サ
ンドブラストに対する耐摩耗性を小さくしたもの
が用いられる。すなわち、ポリメタクリル酸ブチ
ル20部、ブチルラクテート50部、硅酸ジルコニウ
ム30部、よりなる配合のもの、あるいはエチルセ
ルロース15部、ブチルラクテート60部、タルク25
部よりなる配合のもの、あるいはスチレンブタジ
エンゴム10部、芳香族系石油溶剤30部、硅酸ジル
コニウム60部よりなる配合のものなどが適用され
る。
また、本発明の前記した転写紙、の各模様層及
び露出した接着層上、あるいは露出した衝撃緩和
層上には、被膜層を設け、転写前の取扱い及び転
写に際し、模様層にこすれあるいは衝撃などの表
面きずが生じないようにすることができる。この
被膜層はブラストされるサンドに対して耐摩耗性
が小さく、かつ転写紙の曲げに対して支障のない
ように柔軟性の大きいものが使用される。被膜層
に適した材質としては、ポリメチルアクリレー
ト、ポリブチルメタルクリレート、その他のアク
リル系樹脂、エチルセルロース、ニトロセルロー
スその他のセルロース誘導体系樹脂ブチラール樹
脂、塩化ビニル等のビニル系樹脂を用いることが
できる。この被膜層の厚みは3〜30μmが適当で
ある。そして被膜層はたとえばエチルセルロース
15部、ブチルラクテート80部及びDOP5部の配
合、あるいはポリブチルメタクリレート30部、芳
香族石油溶剤70部よりなる配合などにて形成され
る。
なお、本発明における前記各層の厚さは前記し
た層厚のみに限定されず、用途及びブラスト条件
に応じて変更は可能であり、また糊料層、接着
層、衝撃緩和層、模様層及び被膜層は各々前記し
た所定のものが得られる範囲内において調整は自
在にされる。
しかして、本発明は、被加工物面に対して接着
力を有し、ブラストされるサンドに対して耐摩耗
性が小さい接着層が設けられ、該接着層上には接
着層に部分的に接着されて所定模様形状をなしか
つ前記サンドに対して耐摩耗性の異なる模様層が
設けられてなる転写紙となしたため、連続模様、
線状模様、あるいは中抜き模様においても精密転
写が可能であり、かつ接着層は耐摩耗性が小さい
ため、その露出部はサンドブラストの際に損耗
し、該部位の研削には何ら支障なくて都合がよ
い。そして、本発明において模様層と接着層と接
着層との間に耐摩耗性の小さい衝撃緩和層を設け
た場合には、模様層にて被覆する被加工面部分は
サンドブラストにおけるキズが防止され、模様層
外周の研削は充分にし得るので被加工面に鮮明模
様が得られる。
また、本発明において模様層上に、サンドに対
し耐摩耗性が小さい被膜層を設けた場合には、転
写紙の取扱いに際し、模様層の保護ができ、模様
層を傷めることがなく鮮明模様の転写に都合がよ
い。
次に本発明の実施例を、図面を参照して説明す
る。
実施例 1 第1図〜第6図において、1は厚さ0.16mmのチ
ヤイナペーパよりなる台紙で、2は台紙1の上面
全体に塗布乾燥された厚さ3μmの糊料層である。
本例の糊料層2は約50%のデキストリン溶液を塗
布し乾燥させて形成した。3は糊料層2上に設け
られた厚さ40μmの接着層であり、アクリル溶液
30重量部(以下、単に部と略記する。)と、硅酸
ジルコニウム微粉末(充填剤)70部を混合したイ
ンキを120メツシユのステンレススクリーン印刷
版を用いて糊料層2上の全面に印刷して形成され
ている。4は接着層3上にスクリーン印刷された
厚さ12μmの第1模様層である。該第1模様層4
はスチレンブタジエン系合成ゴムであるソルブレ
ン(旭化成工業K.K.製造、商品名)5部と、ア
クリル溶液25部と、硅酸ジルコニウム微粉末50部
とをソルベツソ#150(エツソ化学K.K.製造、芳
香族系高沸点溶剤、商品名)20部に溶解混合した
インキを、#150メツシユのテスロンスクリーン
印刷版にて接着層3上に、所定模様となるように
印刷し、第1模様層4が形成される。次に接着層
3の露出面3A上に対し、厚さ30μmの第2模様
層5が所定模様になるようにスクリーン印刷され
る。該第2模様層5はスチレンブタジエン系合成
ゴムであるソルプレン(旭化成工業K.K.製造、
商品名)20部と硅酸ジルコニウム微粉末45部とを
ソルベツソ#150の35部に溶解混合したインキを、
120メツシユのステンレススクリーン印刷版にて
接着層3上、に所定模様となるように印刷した。
前記第1模様層4はブラストサンドに対し耐摩耗
性が接着層よりは大きく次の第2模様層よりは小
さい層部であり、第2模様層5は耐摩耗性の大き
い層部である。また、接着層3の露出面3Aは耐
摩耗性が極めて小さい部位である。
かくして得られた転写紙8は台紙1を吸水さ
せ、デキストリンの糊料層2を溶かし、台紙1を
接着層3から剥がす(第2図参照)。次いで台紙
1を除去した転写紙8Aは第1模様層4及び第2
模様層5側を上向きにしてガラス面9に水貼りす
る(第3図参照)。しかる後、第1模様層4、第
2模様層5及び接着層3の露出面3A〜3Aには
サンドをブラストする(サンドは昭和電工K.K.
製造のモランダム#220使用、吹付け距離10cm、
ブラスト時間10秒、ブラスト圧4Kg/cm2)。第2
模様層5はブラストされるサンドに対して耐摩耗
性が大きいので第2模様層5下部のガラス面9は
保護される。そして第1模様層4はブラストされ
るサンドに対して約6秒間で摩耗損失するが、こ
の6秒間はガラス面6は保護される。そして第1
模様層4の損失後は第1模様層4下のガラス面9
が摩耗される(第4図参照)。なお、第1模様層
4及び第2模様層5下の接着層3は第1模様層4
及び第2模様層5の固定を良くするので都合がよ
い。他方、接着層3の露出面3A〜3Aは耐摩耗
性が小さいので、ブラストされるサンドにより約
1〜2秒で摩耗損失し、下部のガラス面9を摩耗
させ、ガラス面9に浅い凹部10A〜10Aを形
成する(第4図参照)。ブラストの続行により、
第1模様層4の露出部及び接着層3が損失され、
当該部位下のガラス面9〜9が摩耗される。この
間において先に形成された浅い凹部10A〜10
Aでは、さらに摩耗が進み、深い凹部10B〜1
0Bとなる。(第5図参照)そこでサンドブラス
トを止め、水貼りした転写紙8Aの残部を除去す
ることにより、ガラス面9には第2模様層5に被
われ摩耗されない部分と、第1模様層4に被わ
れ、短時間しか摩耗されなかつた浅い凹部10C
と、接着層3の露出面3Aに相当する形状の深い
凹部10Bとによる二段階の深さをもつ転写模様
10が得られる(第6図参照)。なお、本例にお
ける浅い凹部10Cの深さは200μm、深い凹部1
0Bの深さは500μmであつた。
実施例 2 第7図〜第12図において、11は台紙、12
は台紙11上に形成された糊料層で、いずれも前
記実施例1と同様に形成されている。13は糊料
層12上の全面に形成された接着層である。該接
着層13はエチルセルロース20部とブチルラクテ
ート80部の溶液50部とアクリル樹脂溶液50部との
混合物を塗布し乾燥させた厚さ3μmである。21
は接着層13上の全面にスクリーン印刷された衝
撃緩和層であり、エチルセルロース20部とブチル
ラクテート80部とよりなる溶液35部とアクリル樹
脂溶液(樹脂分40%)35部と、厚味を持たせるた
めの、タルク微粉30部を混合した混合物を塗布乾
燥させた厚さ50μmのものである。14は衝撃緩
和層21上に印刷された厚さ10μmの第1模様層
である。この第1模様層14は塩化ゴムの20%溶
液(溶剤はソルベツソ#150使用)30部とアクリ
ル溶液(樹脂分40%)40部に硅酸ジルコニウム微
粉30部を加えたインキを200メツシユのテトロン
スクリーン印刷版にて印刷される。17はブラス
トされるサンドに対して大きな耐摩耗性を有する
第2の模様層であつて、衝撃緩和層21上、所定
の模様となる様に部分的に印刷される。この第2
模様層17は塩化ゴムの20%溶液(溶剤はソルベ
ツソ#150使用)に硅酸ジルコニウム微粉30部を
加えたインキをスクリーン印刷し、乾燥させた厚
さ50μmのものである。
得られた転写紙18は吸水させて台紙1を剥離
した後、これを模様層側が上向きになるようにし
てガラス面19に水貼りし(第8図参照)、サン
ドをブラストする。なお、ブラスト条件は実施例
1と同様であるが、ブラスト圧は6Kg/cm2とし
た。
衝撃緩和層21の露出面21A〜21Aは耐摩
耗性が小さいため、圧接するサンドにより約1〜
2秒で耗耗損失し下部のガラス面19を摩耗する
(第9図参照)。第1模様層14の露出面は約4秒
のブラストに耐えた後に損失する(第10図参
照)。
第2模様層17は耐摩耗が大きくかつ第2模様
層17の下部には衝撃緩和層21が設けてあり、
ブラスト圧が大きくても第2模様層17下部のガ
ラス面19にきずがつかず本来のガラス面19が
そのまま残される(第10図参照)。
このように本第2実施例の転写紙18Aによれ
ば、まず衝撃緩和層21の露出面21A〜21A
が約1〜2秒で損失し、次に約4秒後に露出した
第1模様層14が、摩耗損失し下部のガラス面1
9を摩耗する。そして10秒後にサンドブラストを
止め転写紙18Aを除去することによりガラス面
19には深さの異なる2段階の凹部20D,20
E,20Fをもつ所定の転写模様20が得られる
(第11図参照)。
本第2実施例においては第1〜第2の各模様層
14,17の下部に衝撃緩和層21を設けたた
め、大きなブラスト圧に対しても各模様層下部は
きずが付かず、深くブラストできるため2段階深
さの美しい転写模様20が形成される。
実施例 3 第12図において、31は台紙、32は糊料
層、33は接着層、34は接着層33に所定模様
となるように部分的に形成された模様層であり、
前記各層は実施例1と同様に形成されている。3
6は接着層33の露出面33Aと模様層34,3
5とを被う耐摩耗性の小さい被膜層である。該被
膜層36はエチルセルロース30%溶液(溶剤はソ
ルベツソ#150とブチルセロソルグの等量混合溶
剤使用)を60メツシユのナイロン製のスクリーン
を介して印刷して乾燥し、厚さ20μmに形成され
ている。
しかして、本例の転写紙38は表面に被膜層3
6が設けてあるので、転写紙38の取扱いに際
し、模様層34,35が保護され、模様層34,
35にキズ等が生じない。なお、被膜層36は耐
摩耗性が小さいので、サンドブラストに際して
は、簡単に除去され、本例の転写紙38は前記し
た実施例1の転写紙5と同様の作用効果を奏する
ものである。
実施例 4 第13図において、41は台紙、42は糊料
層、43は接着層、51は衝撃緩和層、44は衝
撃緩和層51上に所定模様となるように部分的に
形成された模様層であり、前記各層は実施例2と
同様に形成されている。56は衝撃緩和層51の
露出面51Aと模様層44,47上に形成された
被膜層であつて、サンドブラストに対し耐摩耗性
が小さいものである。被膜層56は前記した実施
例3の被膜層36と同組成よりなる。
本例の転写紙48は被膜層56が設けてあるた
め、転写紙48表面を保護することができ取扱い
に際しキズなどが生じない。なお、被膜層56は
耐摩耗性が小さいので、サンドブラストに際して
は簡単に除去され、本例の転写紙48は前記実施
例2の転写紙18と同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の第1実施例を示すも
のであり、第1図は転写紙の構成を示す説明図、
第2図は台紙の剥離工程の説明図、第3図は台紙
を剥離した転写紙を陶磁器面に水貼りした状態の
説明図、第4図はサンドブラストの初期状態を示
す状態図、第5図はサンドブラスト終了後の状態
図、第6図は形成された複雑立体模様の説明図で
ある。第7図〜第12図は本発明の第2実施例を
示すものであつて、第7図は転写紙の別構成を示
す説明図、第8図は台紙を剥離した転写紙をガラ
ス面に水貼りした状態の説明図、第9図はサンド
ブラストの初期状態の状態図、第10図はサンド
ブラストの中期または終了後の状態の状態図、第
11図は形成された複雑立体模様の説明図であ
る。第12図は本発明の第3実施例の構成を示す
説明図、第13図は本発明の第4実施例の構成を
示す説明図である。 1,11,31,41……台紙、2,12,3
2,42……糊料層、3,13,33,43……
接着層、3A,21A,33A,51A……露出
面、4,14,34,44……第1模様層、8,
18,38,48……転写紙、5,17,35,
47……第2模様層、19……ガラス面、21,
51……衝撃緩和層、36,56……被膜層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸水性の台紙上に、水に対して溶解する再湿
    性の糊料層が設けられ、該糊料層上には被加工面
    に対して接着力を有しブラストされるサンドに対
    して耐摩耗性の小さい接着層が設けられ、該接着
    層上には接着層に接着されかつ前記サンドに対し
    接着層よりも耐摩耗性が大きくかつ摩耗強度が
    種々異なる複数の模様部を所定の模様形状に配置
    してなることを特徴としたサンドブラスト用の転
    写紙。 2 吸水性の台紙上に、水に対して溶解する再湿
    性の糊料層が設けられ、該糊料層上には被加工面
    に対して接着力を有しブラストされるサンドに対
    して耐摩耗性が小さい接着層が設けられ、該接着
    層上には接着層に接着されかつ前記サンドに対し
    接着層よりも耐摩耗性が大きくかつ摩耗強度が
    種々異なる複数の模様部と、模様層を設けない接
    着層の露出部とが、所定模様形状に配置されてな
    ることを特徴としたサンドブラスト用の転写紙。 3 吸水性の台紙上に、水に対して溶解する再湿
    性の糊料層が設けられ、該糊料層上には被加工面
    に対して接着力を有しブラストされるサンドに対
    して耐摩耗性が小さい接着層が設けられ、該接着
    層上には前記サンドに対する衝撃を緩和する耐摩
    耗性の小さい衝撃緩和層が設けられ該衝撃緩和層
    上には前記サンドに対し接着層および衝撃緩和層
    よりも耐摩耗性が大きくかつ摩耗強度が種々異な
    る複数の模様部と、模様層を設けない衝撃緩和層
    の露出部とが、所定模様形状に配置されてなるこ
    とを特徴としたサンドブラスト用の転写紙。 4 吸水性の台紙上に、水に対して溶解する再湿
    性の糊料層が設けられ、該糊料層上には被加工面
    に対して接着力を有しブラストされるサンドに対
    して耐摩耗性の小さい接着層が設けられ、該接着
    層上には接着層に接着されかつ前記サンドに対し
    衝撃を緩和する耐摩耗性の小さい衝撃緩和層が設
    けられ衝撃緩和層上には前記サンドに対して接着
    層および衝撃緩和層よりも耐摩耗性が大きくかつ
    摩耗強度が種々異なる複数の模様部と模様部を設
    けない衝撃緩和層の露出部とが所定の模様形状に
    配置され、かつ該模様部の模様層及び露出部の衝
    撃緩和層上には前記サンドに対して耐摩耗性の小
    さい被膜層が設けられてなることを特徴としたサ
    ンドブラスト用の転写紙。
JP21604582A 1982-12-08 1982-12-08 強度の異なる模様を有するサンドブラスト用の転写紙 Granted JPS59104990A (ja)

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