JPH0220624B2 - - Google Patents

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JPH0220624B2
JPH0220624B2 JP15403382A JP15403382A JPH0220624B2 JP H0220624 B2 JPH0220624 B2 JP H0220624B2 JP 15403382 A JP15403382 A JP 15403382A JP 15403382 A JP15403382 A JP 15403382A JP H0220624 B2 JPH0220624 B2 JP H0220624B2
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methoxy
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amino
phenylethyl
acid
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Kazuyuki Kamata
Masanao Terajima
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Toyo Jozo KK
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Toyo Jozo KK
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Publication of JPH0220624B2 publication Critical patent/JPH0220624B2/ja
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学活性β−アミノ酸の製造法に関
する。 光学活性なα−アミノ酸の不斉合成法に関する
研究は数多く報告されているが、β−アミノ酸の
不斉合成に関する報告は少ない。従来、β−アミ
ノ酸の一般的合成法としては、例えばα,β−
不飽和のカルボン酸またはそのエステルあるいは
ニトリルなどにアミノ基を求核的に付加させる方
法〔例えばJ.Am.Chem.Soc.,67,1414(1945)〕
では光学活性体を得ることは期待できないアミ
ノ基が保護されたα−アミノ酸からArndt−
Eistert反応によつて誘導する方法〔例えばJCrg.
Chem.,16,1308(1951)〕では入手し得る光学活
性なα−アミノ酸の種類が限られている。β−
ラクタム化合物の加水分解による方法〔例えばJ.
Org,Chem.,37,3286(1972)〕では光学純度が
低いものしか得られない。最近、光学活性なシ
ツフ塩基からReformatsky反応を利用する合成
法が報告された〔Chem.Pharm.Bull.,26,260
(1978)〕が、光学純度が低く、満足すべき方法と
は言い難い。 近年、抗菌活性の強い単環β−ラクタム化合
物、例えばスルフアゼシン〔Nature,289(12),
590(1981)〕、モノバクタム類〔Nature,291
(11),489(1981)〕が天然から発見され、また合
成品としてSQ26776〔R.B.Sykes etal,第12回国
際化学療法学会、ローレンス,イタリア(1981)〕
が発表され、化学療法剤としての有用性が注目さ
れている。 β−アミノ酸は分子内脱水縮合により容易に単
環β−ラクムに誘導することができ、〔例えば、
Heterocycles,12,1301(1979)、Tetrah−edron
Letters,1980,730,J.Am Chem.Soc.,102
6161(1980)、J.Am.Chem.Soc.,103,2406
(1981)など〕、SQ26776などの重要な合成中間体
を提供し得るものである(特開昭56−125362号〕。 しかしながら、β−ラクタム環の置換基の立体
配置、光学異性は抗菌力などの生物活性に大きな
影響を与えることは周知の事実であり、望みの立
体異性、光学異性を有するβ−ラクタムを得るた
めには、光学純度の高いβ−アミノ酸を合成する
必要がある。 そこで、本発明者は光学活性なシツフ塩基を用
いる方法に着目し、種々研究を続けた結果、光学
活性なシツフ塩基にカルバニオンとしてリチオオ
キサゾリン化合物の付加反応を行うと、極めて高
い立体選択性のあるβ−アミノオキサゾリン化合
物が得られ、これを酸加水分解し、次いで水素化
分解することによりβ−アミノ酸が極めて高い光
学純度で得られることを知つた。本発明は上記の
知見に基いて完成されたものである。 本発明は、式 (式中、Rは脂肪族基、芳香族基、芳香脂肪族
基、脂環式基または複素環式基を示し、*Cは光
学活性の不斉炭素原子を意味する)で表わされる
光学活性β−アミノ酸の製造に際し、式 (式中、Phは置換基を有していてもよいフエニ
ル基を示し、*Cは前記と同じ意味を有する)で
表わされるアミノ化合物を式 R−CHO 〔3〕 (式中、Rは前記と同じ基を意味する)で表わさ
れるアルデヒドと反応させることにより得られる
(式中、RおよびPhは前記と同じ基を意味し、
*Cは前記と同じ意味を有する)で表わされるシ
ツフ塩基を式 で表わされるリチオオキサゾリン化合物と反応さ
せて、式 (式中、RおよびPhは前記と同じ基を意味し*
Cは前記と同じ意味を有する)で表わされる化合
物を得、該化合物〔6〕を酸加水分解し、得られ
た式 (式中、RおよびPhは前記と同じ基を意味し、
*Cは前記と同じ意味を有する)で表わされる化
合物を還元により脱α−メトキシメチル−ベンジ
ル化することを特徴とする光学活性β−アミノ酸
の製造法であり、化合物〔6〕を酸加水分解し、
得られた化合物〔7〕を還元により脱α−メトキ
シメチル−ベンジル化することを特徴とする光学
活性β−アミノ酸の製造法、化合物〔7〕を還元
により脱α−メトキシメチル−ベンジル化するこ
とを特徴とする光学活性β−アミノ酸の製造法も
包含される。 上記のアミノ化合物〔2〕は、光学活性のフエ
ニルグリシンを有機溶媒中LiAlH4で還元して、
(式中、Phは前記と同じ基を意味し*Cは前記
と同じ意味する)で表わされるアミノアルコール
を得、このアミノ基を適当なアミノ保護し、その
水酸基をO−メチル化し、次いでアミノ保護基を
脱離することにより得られる。例えば、前記アミ
ノアルコールに炭酸カリ水溶液の存在下無水酢酸
を反応させてアミノ基をアセチル基で保護し、得
られた光学活性アセチルアミノアルコールに有機
溶媒中NaHを反応させた後、ヨー化メチルでO
−メチル化し、次いでアセチル基を塩酸で加水分
解する方法が好ましい一例である。 上記シツフ塩基〔4〕は、アミノ化合物〔2〕
をアルデヒド〔3〕と反応させることにより得ら
れる。 上記の反応は、アミノとアルデヒドからシツフ
塩基を形成する公知の方法により行われる。通常
ベンゼンなどの不活性有機溶媒中、脱水剤の存在
下で行われる。 上記のアルデヒド〔3〕としては分岐を有して
いてもよい低級脂肪族アルデヒド、ベンツアルデ
ヒドまたはシクロアルカンアルデヒドが挙げられ
る。 次に、上記の反応により得られるシツフ塩基
〔4〕にリチオオキサゾリン化合物〔5〕を反応
させるのである、通常乾燥有機溶媒中−45〜−80
℃の冷却下で行われる。リチオオキサゾリン化合
物〔5〕は予めブチルリチウムなどの低級アルキ
ルリチウムのヘキサンの如き乾燥有機溶媒の溶液
を2,4,4−トリメチル−2−オキサゾリンの
乾燥有機溶媒、例えばテトラヒドロフランの溶液
中反応させて得られた反応液に前記シツフ塩基
〔4〕の乾燥有機溶媒の溶液を加て反応させるこ
とにより得られる。 このようにして得られた化合物〔6〕を反応液
から採取するには、反応液に水性溶液を加え非親
水性有機溶媒で抽出することにより行われる。 次に、化合物〔6〕を加水分解して化合物
〔7〕を得るのであるが、通常塩酸の如き鉱酸と
加熱することにより行われる。反応液から化合物
〔7〕を採取するのは、反応液をアルカリでアル
カリ性として非親水性有機溶媒で洗浄し、水層を
酸で酸性とした後、減圧乾固し、ジクロロメタン
の如き有機溶媒で処理し、母液はさらに減圧濃縮
し、水に溶解する成分をさらに減圧濃縮すること
により得られる。これをジクロロメタンの如き有
与媒で処理し、乾燥して化合物〔7〕が得られ
る。上記化合物塩酸塩の如き酸で無定形の固体と
して得られるが、遊離酸とする場合には、カチオ
ン交換樹脂によるイオン交換を行なえばよい。 次に、化合物〔7〕を還元により脱α−メトキ
シメチル−ベンジル化して、所望の光学活性β−
アミノ酸を得るのであるが、この還元は、含水ア
ルコール中、Pd/Cの如き水素添加触媒の存在
下水素添加することにより得られる。反応条件は
常圧でも、加圧下でもよい。 反応液から光学活性β−アミノ酸を採取するに
は、先ず触媒を除去し、母液を減圧濃縮し、残渣
をイオン交換樹脂、例えばカチオン交換樹脂IR
−120によるイオン交換を行うことにより分離精
製することができる。 次に、参考例および実施例を挙げて本発明を具
体的に説明するが、これにより本発明を限定する
ものではない。 参考例 1 (−)−(R)−2−アセトアミド−2−フエニ
ルエタノール (−)−(R)−2−アミノ−2−フエニルエタ
ノール9.62g(0.07モル),〔α〕22 D−26.5゜(C=
9.0,メタノール)のジクロロメタン(100ml)溶
液と20%炭酸カリウム水溶液50mlの混合物に氷冷
下撹拌しながら無水酢酸10.72g(0.105モル)を
1時間かけて滴下した。滴下後、氷冷下で15分間
撹拌した後、室温で2時間撹拌した。反応後、ジ
クロロメタン層と水層とを分離し、水層をジクロ
ロメタン40mlで5回抽出た。ジクロロメタン層を
合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃
縮した。残渣をジエチルエーテルで処理した後、
取して無色結晶状の(−)−(R)−2−アセト
アミド−2−フエニルエタノル12.31g(収率98
%)を得た。 融点;101〜102.5℃ 〔α〕D 22−86.9゜(C=1.05,クロロホルム)IR
(Nujol);1640cm-1 NMR(CDCl3)δppm;1.86(s.,3H)、3.55〜
3.93(m.,bd.,重復)、4.76〜5.02(m.,1H)、
7.18(s.,5H) 参考例 2 (−)−N−(R)−2−メトキシ−1−フエニ
ルエチル〕アセトアミド (−)−(R)−2−アセトアミド−2−フエニ
ルエタノール3.58g(20mモル)を乾燥テトラヒ
ドロフラン35mlに懸濁し、撹拌下室温中窒素ガス
気流下NaH1.10g(23mモル)と乾燥テトラヒド
ロフラン5mlの混合物を少量づつ加え、10時間撹
拌した。活発にガスが発生し、反応混合物を1時
間撹拌した。これにヨウ化メチル3.4g(24mモ
ル)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を室温で
25分間で滴下しさらに2時間撹拌した。反応混合
物を氷冷したた飽和塩化アンモニウム水溶液に注
ぎ有機層を分離し、水層をジエチルエーテル15ml
で3回抽出した後、先の有機層と合せ、飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減
圧濃縮して抽状物3.71gを得た。これを放置して
結晶化し、ベンゼンから再結晶化して無色結晶状
の(−)−N−〔(R)−メトキシ−1−フエニルエ
チル〕アセトアミド2.05g(収率53%)を得た。 融点;85.5〜86.5℃ 〔α〕22 D−80.5゜(C=1.22,クロロホルム〕IR
(Nujol);1640cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.95(s.,3H)、3.28(s.,
3H)、3.57(d.,J=5Hz)、5.10(m.,J=8Hz,
5Hz,1H)、7.22(s.,5H) Mass(m/z);194(M++1)、193(M+)、148
(M+−CH2OCH3)、106(M+CH2OCH3−CH2
C=O) 参考例 3 (−)−(R)−2−メトキシ−1−フエニルエ
チルアミン (−)−N−〔(R)−2−メトキシ−1−フエニ
ルエチル〕アセトアミド10.28g(53.2mモル)に
3N塩酸60mlを加え、3.5時間加熱還流した。反応
液を冷却し、ジエチルエーテル25mlで2回洗浄し
た。水層を炭酸カリウム飽和10%水酸化カリウム
水溶液でアルカリ性となし、ジエチルエーテル50
mlで3回抽出した。エーテル層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、減圧下エーテルを留去した。残
渣の抽状物を減圧蒸留して無色液状の(−)−
(R)−2−メトキシ−1−フエニルエチルアミン
5.85g(収率73%)を得た。 沸点;77〜78℃/2mmHg 〔α〕17 D−49.4゜(C=3.91,ベンゼン)IR
(film);3380,3310,1590(bd)cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.66(s,bd.,2H)、3.32
(s.,重復)、3.20〜3.56(m.,重復)、4.12(d,d.

J=8Hz,4Hz,1H) 実施例 1 (−)−(R)−N−(3−メチルブチリデン) −2−メトキシ−1−フエニルエチルアミン
(−)−(R)−2−メトキシ−1−フエニルエチル
アミン1.58g(10.5mモル)を乾燥ベンゼン10ml
に溶かし、これに氷冷下窒素ガス気流下撹拌しつ
つイソバレルアルデヒド10.5mモル(0.901g)を
少量づつ加え、次いで無水硫酸マグネシウム4g
を加え、10時間撹拌した。その間除々に室温に戻
した。反応後、脱水剤を去し、減圧下40℃以下
でベンゼン留去して無色に近い液状の(−)−
(R)−N−(3−メチルブチリデン)−2−メトキ
シ−1−フエニルエチルアミン2.304gを得た。 〔α〕20 D−30.6(C=4.03,ヘキサン) IR(film);1670cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;0.91(d.,J=7Hz)、0.94
(d.,J=7Hz)(6H)、2.18(d.d.,JA=5Hz,
JB=7Hz,2H)、3.31(s.,〜3H),6.61(d.,J=
6.5Hz,2H)、4.27(t.,J=6.5Hz,1H)、7.27
(m.,25H)、7.68(t.,J=5Hz,1H) 実施例 2 (−)−2−(2S)−2−〔(1R)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−4−メチルベ
ンチル}−4,4−ジメチル−2−オキサゾリ
ン 2,4,4−トリメチル−2−オキサゾリン
0.89g(7.87mモル)の乾燥テトラヒドロフラン
25ml)溶液に−80℃に冷却下撹拌しつつ乾燥窒素
ガス気流下15%ブチルリチウムのヘキサン溶液
4.8ml(7.9mモル)をシリンジを通して15分間で
滴下し、−80℃で30分間撹拌した。これに−60℃
に冷却下撹拌しつつ(−)−(R)−N−(3−メチ
ルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニルエ
チルアミン7.15mモル(1.568g)7.15mモルの乾
燥テトラヒドロフラン(15ml)溶液を30分間で加
え、−65〜−60℃で6.5時間撹拌した。反応液を飽
和塩化アンモニウム水溶液に注ぎ、有機層と水層
を分離した。水層をジエチルエーテル30mlで3回
抽出し、その抽出液と前の有機層を合わせ、飽和
食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧濃縮して微黄色油状の(−)−2−
{(2S)−2−〔1R)−2−メトキシ−1−フエニル
エチル〕アミノ−4−メチルペンチル}−4,4
−ジメチル−2−オキサゾリン2.089gを得た。 〔α〕D−85.4゜(C=3.29,ヘキサン) IR(film);1665cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;0.63,0.81(各d.,J=
6Hz,〜6H)、12.4(s.,重復)、2.35(d.,J=
5.5Hz,2H)、2.7(m.,1H)、3.31(s.,重復)、
3.35(m.,重復)、3.83(s.,2H)、4.04(t.,J=
6.5Hz,1H)、7.24(m.,5H) 実施例 3 (−)−(3S)−3−〔(1R)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−5−メチルヘキサ
ン酸 (−)−2−{(2S)−2−〔(1R)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−4−メチルペン
チル}−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン
2.96gに3N塩酸30mlを加え、4時間加熱還流し
た。反応混合物を冷却し、ジエチルエーテル25ml
で3回洗浄した。水層を40%水酸化カリウム水溶
液でアルカリ性となし、これに炭酸カリウムを加
えて飽和にした後、ジエチルエーテル30mlで3回
洗浄した。水層を3N塩酸で酸性となし、減圧乾
固した。残渣にジクロメタン80mlを加えてつき枠
き、過した。液を減圧乾固し、水50mlに溶か
し、過後、減圧濃縮した。残渣にジクロロメタ
ン80mlを加え、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
減圧濃縮した。五酸化リン上減圧乾燥して、無色
吸湿性無定形粉末状の(−)−(3S)−3−〔(1R)
−2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−
5−メチルヘキサン酸・塩酸塩2.437gを得た。 〔α〕20 D−26.0゜(C=3.15,水) NMR(D2O)δTMS ppn;0.73(d.,J=5Hz,6H)、
1.33〜1.60(m.,重復,3H)、2.55〜3.06(m.,
2H)、3.46(s.,重復)、3.69〜4.23(m.,2H)、
7.50(s.,5H) 上記化合物をイオン交換樹脂IR−120を用いる
イオン交換(溶出溶媒;1.5Nアンモニア水)に
より遊離酸が得られた。 融点;106.5〜108.5℃ 〔α〕21 D−41.9゜(C=3.15,水) 実施例 4 (+)−(S)−3−アミノ−5−メチルヘキサ
ン酸 (−)−(3S)−3−〔(1R)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−5−メチルヘキサン
酸・塩酸塩1.3gを50%含水エタノール40mlに溶
かし、10%pd/C1.30gの存在下、20Kg/cm2の圧
力下、18℃で20.5時間水素添加した。反応後、触
媒を去し、母液を減圧濃縮した。残渣をイオン
交換樹脂1R−120にチヤージし、1.5Nアンモニア
水で溶出するイオン交換を行つて、(+)−(S)−
3−アミノ−5−メチルヘキサン酸546gを得た。 融点;211.5〜212℃(分解) 〔α24 D+27.6゜(C=2.10,水) エタノールからの再結晶品は融点;222.5〜223
℃(分解)および〔α〕22 D+29.6゜(C=2.20,水)
を有する。文献〔A.Chimiak.Rocz.Chem.,43
299(1969)〕値は融点;223〜224℃、〔α〕20 D
300゜(C=2,水)であることから、上記の製品
は極めて光学純度の高いものであることが分る。 実施例 5 (−)−(R)−N−エチリデン−2−メトキシ
−1−フエニルエチルアミン (−)−(R)−2−メトキシ−1−フエニルエ
チルアミン2.06g(13.7mモル)をペンタン15ml
に溶かし、これに氷冷下蒸留したアセトアルデヒ
ド0.66g(15mモル)のペンタン(15ml)溶液を
滴下した後、次いで無水硫酸マグネシウム4gを
加え、氷冷下15時間撹拌した。反応液を過し、
液を10℃以下に保ちながら減圧濃縮して無色油
状の(−)−(R)−N−エチリデン−2−メトキ
シ−1−フエニルエチルアミンをほゞ定量的に得
た。 〔α〕18 D−39.5゜(C=3.95,ヘキサン) IR(film);1665cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.98(d.,3H,CH3
C)、3.31(s.,3H,OCH3)、3.40〜3.83(m.,
2H,−CH2−O−)、4.27(d.d.1H,−CH−CH2O
−)、7.12〜7.43(m,5H,Ph)、7.74(q.,1H,−
CH=N−) 実施例 6 (−)−2−{(2S)−2−〔(1R)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノプロピル}−4,
4−ジメチル−2−オキサゾリン 実施例2において、(−)−(R)−N−(3−メ
チルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミン7.15mモルの代りに(−)−(R)−
N−エチリデン−2−メトキシ−1−フエニルエ
チルアミン7.15mモルを用い、−65〜−60℃で6.5
時間の代りに−80℃で4.5時間の反応条件で行つ
て、油状の上記標記化合物を得た。 収率;96% 〔α〕19 D−77.4゜(C=2.97,ヘキサン) IR(film);1660,3320cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.02(d.,3H,CH3 −CH
−N−)、1.24(s.,6H)、2.36(oct.,2H)、2.74〜
3.06(m.,1H,【式】)、3.32(s.,OCH3)、 3.36(d.,−CH2O−,重復,5H)、3.85(s.,2H)、
4.10(d.d.,1H,【式】)、7.14〜7.43 (m.,5H,Ph) 実施例 7 (−)−(3S)−3−〔(1R)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ酪酸 実施例3において、(−)−2−{(2S)−2−
〔(1R)−2−メトキシ−1−フエニルエチル〕ア
ミノ−4−メチルペンチル}−4,4−ジメチル
−2−オキサゾリンの代りに(−)−2−{(2S)
−2−〔(1R)−2−メトキシ−1−フエニルエチ
ル〕アミノプロピル}−4,4−ジメチル−2−
オキサゾリンを用いて吸湿性無定形粉末状の上記
標記化合物の塩酸塩を得た。収量93% 〔α〕19 D−26.7゜(C=3.30,水) NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.43(d.,3H,CH3 −CH
−N−)、2.50〜3.07(m.,2H,−CH2 COOH)、
3.44(s.,OCH3および3.29〜3.58(m.,CH3−C
−N)(重復,4H)、3.61〜3.86(m.,1H,−
CH2OCH3)、4.07〜4.58(m.,2H,重復,
【式】7.32〜7.58(m.,3H, Phの3,4,5−プロトトン)、7.58〜7.85(d.,
2H,Phの2,6−プロトン) 上記化合物をイオン交換樹脂IR−120を用いる
イオン交換(溶出溶媒;1.5Nアンモニア水)に
より油状の遊離酸が得られた。収率96% 〔α〕19 D−25.1゜(C=3.03、水) NMR(D2O)δDSS ppn;1.23(d.,3H,−N−CH・
CH3)、2.46(oct.,2H,−CH3 −COOH)、3.43
(s.,OCH3)および3.26〜3.56(m.,
【式】)(重復,3H)、3.79(oct., 2H,−OCH3 CH)、4.58(d.d.,1H,−OCH2
【式】)、7.45(s.,5H,Ph)7.45(s., 5H,Ph) Mass(EI)m/z;238(MH+)、237(M+) 実施例 8 (+)−(S)−3−アミノ酪酸 実施例4において、(−)−(3S)−3−〔(IR)−
2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−5
−メチルヘキサン酸・塩酸塩の代りに(−)−
(3S)−3−〔(IR)−2−メトキシ−1−フエニル
エチル〕アミノ酪酸・塩酸塩を用いて(+)−
(S)−3−アミノ酪酸を得た。収率88% 融点;209〜209.5℃(分解) 〔α〕21 D−36.5゜(C=1.04,水) NMR(D2O)δDSS ppn;1.31(d.,3H,−CH−
CH3)、2.46(d.,2H,−CH2COOH)、3.37〜3.79
(m.,1H,【式】) Mass(EI)m/z;104(MH+),103(M+) メタノールからの再結晶品は融点;211.5〜212
℃(分解)および〔α〕21 D+37.9゜(C=1.04,水)
を有する。文献〔J.Chem.Soc.,1952,3316〕値
は融点;212℃,〔α〕18 D+38.8゜(C=0.48,水)で
あことから、上記の製品は極めて光学純度の高い
ものであることが分る。 実施例 9 (−)−(R)−N−ブチリデン−2−メトキシ
1−フエニルエチルアミン 実施例1において、イソバレリルアルデヒドの
代りにブチルアルデヒドを用いて、定量的に
(−)−(R)−N−ブチリデン−2−メトキシ−1
−フエニルエチルアミンを得た。 〔α〕24 D−40.9゜(C=4.42,ヘキサン) IR(film);1665,cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;0.93(t.,3H,−CH2
CH3)、1.33〜1.81(m.,2H,−CH2,CH2 CH3)、
2.13〜2.43(m.,2H,−N=CHCH2 −)、3.32(s.,
3H,−OCH3)、3.61(d.,2H,−CH2 CH2 −O−)、
4.26(t.,1H,【式】)、7.15〜7.42(m., 5H,Ph)、7.68(t.,1H,−CH=N−) 実施例 10 (−)−2−{(2S)−2−〔(1R)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノブチル}−4,
4−ジメチル−2−オキサゾリン 実施例2において、(−)−(R)−N−(3−メ
チルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンの代りに(−)−(R)−N−ブチリ
デン−2−メトキシ−1−フエニルエチルアミン
を用い、−65〜−60℃で6.5時間の代わりに−78℃
で8時間の反応条件で行つて、油状の上記標記化
合物を得た。収率88%。 IR(film);1665cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;0.77(t.,3H,−CH2
CH3)、1.24(s.,オキサゾリンの4,4−ジメチ
ル)および1.10〜1.55(m.,−CH2
【式】(重復,10H)、2.38(d.,2H, −CH2 −オキソゾリン)、2.57〜2.86(m.,
【式】オキサゾリン)、3.32(s., −OCH3)および3.36(d.,【式】) (重復,5H) 実施例 11 (−)−(3S)−3−〔(1R)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノヘキサン酸 実施例3において、(−)−2−{(2S)−2−
〔(IR)−2−メトキシ−1−フエニルエチル〕ア
ミノ−4−メチルペンチル}−4,4−ジメチル
−2−オキサゾリンの代りに(−)−2−{(2S)
−2−〔(IR)−2−メトキシ−1−フエニルエチ
ル〕アミノブチル}−4,4−ジメチル−2−オ
キサゾリンを用いて無定形粉末状の上記標記化合
物の塩酸塩を得た。収率80% NMR(D2O)δDSS ppn;1.76(t.,3H,CH3 −CH2
−)、1.03〜1.46(m.,2H,CH3 CH2 −)、1.50〜
1.83(m.,2H,【式】)、2.76(oct., 2H,−CH2COOH)、3.43(s.,OCH3)および3.30
〜3.58(m.,【式】)(重復, 3H)、3.88(oct.,2H,−CH2 OCH3)、7.46(s.,
5H,Ph) 上記化合物をイオン交換樹脂IR−120を用いる
イオン交換(溶出溶媒;1.5Nアンモニア水)に
より油状の遊離酸が得られた。収率93% NMR(D2O)δDSS ppn;0.73(t.,3H,−CH2CH3
1.02〜1.73(m.,4H,−CH2 CH2 CH3)、2.46(oct.,
2H,−CH2COOH)、3.11〜3.37(m.,1H,
【式】)、3.43(s.,3H,OCH3)、 3.87(oct.,2H,−CH2OCH3)、7.46(s.,5H,
Ph) Mass(EI)m/z;266(MH+) 実施例 12 (+)−(S)−3−アミノヘキサン酸 実施例4において、(−)−(3S)−3−〔(IR)−
2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−5
−メチルヘキサン酸・塩酸塩の代りに(−)−
(3S)−3−〔(IR)−2−メトキシ−1−フエニル
エチル〕アミノヘキサン酸、塩酸塩を用いて
(+)−(S)−3−アミノヘキサン酸を得た。収率
89% 融点;199.5〜200℃(分解) 〔α〕23 D+34.9゜(C=8.46,水) NMR(D2O)δDSS ppn;0.90(t.,3H,CH3 CH2CH2
−、1.14〜1.76(m.,4H,CH3 CH2 CH2−)、2.39
(oct.,2H,−CH2 COOH)、3.30〜3.62(m.,1H,
【式】) メタノール−ジエチルエーテルからの再結晶品
は融点;204〜205℃(分解)および〔α〕21 D
3.65(C=2.19,水)を有する。文献〔Ber.,66
591(1933)〕値は融点;205〜207℃、〔α〕17 D
35.6(C=8.40,水)であることから、上記の製
品は極めて光学純度の高いものであることが分か
つた。 実施例 13 (−)−(R)−N−シクロヘキシルメチレン−
2−メトキシ−1−フエニルエチルアミン(−)
−(R)−2−メトキシ−1−フエニルエチルアミ
ン3.02g(20mモル)を乾燥ベンゼン50mlに溶か
し、これに氷冷下窒素ガス気流下撹拌しつつシク
ロヘキサンアルデヒド20mMおよび無水硫酸マグ
ネシウム12.05g(100mモル)を加え、6〜10時
間撹拌した。その間除々に室温に戻した。反応
後、硫酸マグネシウムを去し、減圧濃縮して油
状の(−)−(R)−シクロロヘキシルメチレン−
2−メトキシ−1−フエニルエチルアミンを定量
的に得た。 〔α〕20 D−26.6゜(C=2.22,ヘキサン) IR(film);1670cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.00〜2.50(m,11H,
【式】)、3.34(s.,3H,OCH3)、3.61 (d.,2H,−CH2OCH3)、4.26(t.,1H,=N−CH
H)、7.16〜7.52(m.,5,Ph)、7.59(d.,1H,
−C=N−) 実施例 14 (−)−(R)−N−ベンジリデン−2−メトキ
シ−1−フエニルエチルアミン 実施例13において、シクロヘキサンアルデヒド
の代りにベンツアルデヒドを用いて定量的に油状
の標記化合物を得た。 〔α〕20 D+66.5゜(C=3.23,ヘキサン) IR(film);1650cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;3.30(s.,3H,−OCH3)、
3.69(d.,2H,−CH2 OCH3)、4.49(t.,1H,=N
−C−)、7.1〜7.8(m.,10H,Ph×2)、8.27
(s.,1H,−CH=N−) 実施例 15 (−)−2−{(2S)−2−〔(1R)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−2−シクロヘ
キシルエチル}−4,4−ジメチル−2−オキ
サゾリン 実施例2において、(−)−(R)−N−(3−メ
チルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンの代りに(−)−(R)−N−シクロ
ヘキシルメチレン−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンを用いて、油状の上記標記化合物を
得た。収率96%。 〔α〕20 D−61.6゜(C=0.97,ヘキサン) IR(film);1662cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;0.6〜2.20(m.,11H,
【式】)1.25〜1.26(各s.,6H, 【式】)、2.43(m.,2H,−CH2 −オキサゾ リン環)、2.36〜2.64(m.,1H,
【式】)3.33(s.,3H,−OCH3)、 3.37(d.,2H,−CH2 OCH3)、3.88(s.,2H、
【式】)4.30(t.,1H,−CH−Ph)、7.12〜 7.60(m.,5H,Ph) 実施例 16 (−)−2−{(2S)−2−〔(1R)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−2−フエニル
エチル}−4,4−ジメチル−2−オキサゾリ
ン 実施例2において、(−)−(R)−N−(3−メ
チルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンの代りに(−)−(R)−N−ベンジ
リデン−2−メトキシ−1−フエニルエチルアミ
ンを用いて、定量的に油状の上記標記化合物を得
た。 〔α〕20 D−12.8゜(C=4.28,ヘキサン) IR(film);1670cm-1 NMR(CDCl3)δTMS ppn;1.10,1.18(各s.,6H,
【式】)2.64(oct.,2H−CH2 −オキサゾ リン)、3.33(s.,3H−OCH3)、3.48(d.,2H,−C
H2OCH3)、3.80(s.,2H,【式】)、3.90 (d.d.,1H,PhCH)、4.08(t.,1H,
【式】)、7.1〜7.3(m.,10H, Ph×2) 実施例 17 実施例3において、(−)−2−{(2S)−2−
〔(IR)−2−メトキシ−1−フエニルエチル〕ア
ミノ−4−メチルペンチル}−4,4−ジメチル
−2−オキサゾリンの代りに各々実施例15および
16で得たオキサゾリン化合物を用いて、下記の化
合物を得た。 (−)−(3S)−3−〔(IR)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−3−シクロヘキシル
プロピオン酸・塩酸塩、無定形粉末 収率;36% 〔α〕20 D−12.1゜(C=0.66,水) NMR(D2O)δDSS ppn;0.6〜2.0(m.,11H,
【式】)2.79(oct.,2H,−CH2 COOH)、 3.24〜3.52(m.,1H,【式】)、3.46 (s.,3H,−OCH3)、3.68〜4.20(m.,2H,−
CH2OCH3)、4.70(d.d.,1H,−CH−Ph)、7.45
(s.,5H,Ph)(−)−(3S)−3−〔(IR)−2−メ
トキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−3−フエ
ニルプロピオン酸・塩酸塩、無定形粉末 収率;82% 〔α〕20 D−16.6゜(C=2.56,水) NMR(D2O)δDSS ppn;3.20(oct.,2H,−
CH2COOH)、3.45(s.,3H,−OCH3)、3.8〜4.1
(m.,2H,−CH2 OCH3)、4.53(d.d.,1H,−CH
CH2COOH)、4.74(d.d.,1H,Ph−C−)、7.2
〜7.5(m.,10H,Ph×2) 実施例 18 (+)−(S)−3−アミノ−3−シクロヘキシ
ルプロピオン酸 実施例4において、(−)−(3S)−3−〔(IR)−
2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−5
−メチルヘキサン酸・塩酸塩の代りに(−)−
(3S)−3−〔(IR)−2−メトキシ−1−フエニル
エチル〕アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン
酸・塩酸塩を用いて結晶状の(+)−(S)−3−
アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン酸を得
た。 収率70% 融点;238〜239℃ 〔α〕D+35.8゜(C=1.0,水) NMR(D2O)δDSS ppn;0.6〜2.0(m.,11H,
【式】)、2.49(oct.,2H−CH2 COOH)、 3.16〜3.52(m.,1H,−CHCH2COOH) 実施例 19 (+)−(S)−3−アミノ−3−フエニルプロ
ピオン酸 (−)−(3S)−3−〔(IR)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−3−フエニルプロピ
オン酸・塩酸塩200mg(0.60mモル)を50%含水
エタノール10mlに溶かし、これに10%Pd/C200
mgを加え、激しく撹拌しながら室温で2日間水素
添加した。反応後、触媒を去し、母液を減圧濃
縮した。残渣をフラツシユ・クロマトグラフイー
〔シリカゲル60メルクArt9385,展開溶媒クロロ
ホルム−メタノール(1:1)〕により精製して
標記化合物の塩酸塩30mgを得た。これをDowex
(50W×2100〜200メツシユ)で処理して遊離酸を
得た。 融点;238〜240℃ 〔α〕D+7.1゜(C=0.8,水) NMR(D2O)δDSS ppn;2.86(d.ABq.2H,CH2)、
4.64(t.,1H,CH)、7.47(s.,5H,Ph) 文献値1〔Ber.,43,2070(1910)〕 融点;234〜235℃,〔α〕D+6.9゜(水) 文献値2〔J.Am Chem.Soc.,86,725(1964)〕 融点;232〜233℃,〔α〕D+10.6゜(C=65,水) 参考例 4 (+)−(S)−2−メトキシ−1−フエニルエ
チルアミン 参考例1〜2において、(−)−(R)−2−アミ
ノ−2−フエニルエタノールの代りに(+)−
(S)−2−アミノ−2−フエニルエタノールを用
いて(+)−(S)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンを得た。 〔α〕D+48.05゜(C=4.61,ベンゼン) 沸点;79〜81℃/4mmHg NMR(CDCl3);参考例3の標記化合物と全く
同一である。 実施例 20 (+)−(S)−N−(3−メチルブチリデン) −2−メトキシ−1−フエニルエチルアミン (+)−(S)−2−メトキシ−1−フエニルエチ
ルアミン3.02g(20mモル)を乾燥ベンゼン50ml
に溶かし、これに氷冷下窒素ガス気流下撹拌しな
がらイソバレルアルデヒド20mモルおよび無水硫
酸マグネシウム12.05g(5倍モル)を加え、室
温で6〜10時間撹拌した。反応後、脱水剤を去
し、減圧下40℃以下でベンゼンを留去して油状の
(+)−(S)−N−(3−メチルブチリデン)−2−
メトキシ−1−フエニルエチルアミンを定量的に
得た。 〔α〕20 D+30.7゜(C=2.73,ヘキサン) NMR(CDCl2);実施例1の標記化合物と全く
同一である。 実施例 21 (+)−2−{(2R)−2−〔(1S)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−4−メチルペ
ンチル}−4,4−ジメチル−2−オキサゾリ
ン 2,4,4−トリメチル−2−オキサゾリン
1.0ml(0.89g)の乾燥テトラヒドロフラン(25
ml)溶液に、−70〜−75℃に冷却下撹拌しつつ乾
燥窒素ガス気流下1.55Mブチルリチウム/ヘキサ
ン溶液5.0mlをシリンジを通して15分間で滴下し、
30分間撹拌した。これに(+)−(S)−N−(3−
メチルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニ
ルエチルアミン7.15mモルの乾燥テトラヒドロフ
ラン(15ml)溶液を30間で加え、−65〜−60℃で
6.5時間撹拌した。反応液を飽和塩化アンモニウ
ム水溶液とジエチルエーテルの混液に注ぎ、抽出
した。水層をジエチルエーテルで3回抽出し、前
のエーテル層と合せて飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮して油状の
標記化合物を得た。収率95%。 〔α〕D+89.6゜(C=3.52,ヘキサン) IR(film),1675cm-1 NMR(CDCl3);実施例5の標記化合物と全く
同一である。 実施例 22 (+)−2−{(2R)−2−〔(1S)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−2−シクロヘ
キシルエチル−4,4−ジメチル−2−オキサ
ゾリン 実施例21において、(+)−(S)−N−(3−メ
チルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンの代りに(+)−(S)−N−シクロ
ヘキシルメチレン−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンを用いて油状の標記化合物を得た。
収率90%。 〔α〕D+60.0゜(C=0.96,ヘキサン) IR(film),1665cm-1 NMR(CDCl3);実例15の標記化合物と全く同
一である。 実施例 23 (+)−2−{(2R)−2−〔(1S)−2−メトキシ
−1−フエニルエチル〕アミノ−2−フエニル
エチル}−4,4−ジメチル−2−オキサゾリ
ン 実施例21において、(+)−(S)−N−(3−メ
チルブチリデン)−2−メトキシ−1−フエニル
エチルアミンの代りに(+)−(S)−N−ベンジ
リデン−2−メトキシ−1−フエニルエチルアミ
ンを用いて油状の標記化合物を得た。収率98%。 〔α〕D+13.9゜(C=23.7,ヘキサン) IR(film);1670cm-1 NMR(CDCl3);実施例16の標記化合物と全く
同一である。 実施例 24 実施例3において、(−)−2−{(2S)−2−
〔(1R)−2−メトキシ−1−フエニルエチル〕ア
ミノ−4−メチルペンチル}−4,4−ジメチル
−2−オキサゾリンの代りに各々実施例21,22お
よび23で得たオキサゾリン化合物を用いて、下記
の化合物を得た。 (+)−(3R)−3−(〔(1S)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−5−メチルヘキサン
酸・塩酸塩・無定形粉末。 収率80%。 〔α〕D+26.7゜(C=1.41,水) NMR(D2O);実施例3で得た標記化合物の塩
酸塩と全く同一である。 (+)−(3R)−3−〔(1S)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−3−シクロヘキシル
プロピオン酸・塩酸塩。無定形粉末。 収率;78%。 〔α〕D+10.2゜(C=1.03,水) NMR(D2O);実施例17で得た(−)−(3S)−
3−〔(1R)−2−メトキシ−1−フエニルエチ
ル〕アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン酸・
塩酸塩と全く同一である。 (+)−(3R)−3−〔(1S)−2−メトキシ−1
−フエニルエチル〕アミノ−3−フエニルプロピ
オン酸・塩酸塩。無定形粉末。 収率;91%。 〔α〕D+15.6゜(C=2.04水) NMR(D2O);実施例17で得た(−)−(3S)−
3−〔(1R)−2−メトキシ−1−フエニルエチ
ル〕アミノ−3−フエニルプロピオン酸・塩酸塩
と全く同一である。 実施例 25 (−)−(R)−3−アミノ−5−メチルヘキサ
ン酸 実施例4において、(−)−(3S)−3−〔(1R)−
2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−5
−メチルヘキサン酸・塩酸塩の代りに(+)−
(3R)−3−〔(1S)−2−メトキシ−1−フエニル
エチル〕アミノ−5−メチルヘキサン酸・塩酸塩
を用いて、標記化合物を得た。結晶形。 収率;77%。 融点;238〜239℃(分解) 〔α〕D−29.8゜(C=1.0,水) NMR(D2O);実施例7で得た(+)−(S)−
3−アミノ−5−メチルヘキサン酸と全く同一で
ある。 実施例 26 (−)−(R)−3−アミノ−3−シクロヘキシ
ルプロピオン酸 実施例4において、(−)−(3S)−3−〔(1R)−
2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−5
−メチルヘキサン酸・塩酸塩の代りに(+)−
(3R)−3−〔(1S)−2−メトキシ−1−フエニル
エチル〕アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン
酸・塩酸塩を用いて、結晶状の標記化合物を得
た。 収率;87%。 融点;240〜241℃(分解) 〔α〕D−35.8゜(C=1.0,水) NMR(D2O);実施例18で得た(+)−(S)−
3−アミノ−3−シクロヘキシルプロピオン酸と
全く同一である。 実施例 27 (−)−(R)−3−アミノ−3−フエニルプロ
ピオン酸 実施例19において、(−)−(3S)−3−〔(1R)−
2−メトキシ−1−フエニルエチル〕アミノ−3
−フエニルプロピオン酸・塩酸塩の代りに(+)
−(3R)−3−〔(1S)−2−メトキシ−1−フエニ
ルエチル〕アミノ−3−フエニルプロピオン酸・
塩酸塩を用いて結晶状の標記化合物を得た。 融点;238〜240℃(分解) 〔α〕D−7.4゜(C=0.9,水) NMR(D2O);実施例19で得た(+)−(S)−
3−アミノ−3−フエニルプロピオン酸と全く同
一である。 文献値〔Ber.,43,2070(1910)〕 融点;234〜235℃(分解) 〔α〕7.5°(水)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式 (式中、Rは低級アルキル、フエニルまたはシク
    ロアルキル基、Phはフエニル基を示し、*は光
    学活性の不斉炭素原子を意味する)で表される化
    合物を還元により脱α−メトキシメチル−ベンジ
    ル化することを特徴とする光学活性β−アミノ酸
    の製造法。 2 式 (式中、Rは低級アルキル、フエニルまたはシク
    ロアルキル基、Phは置換基を有していてもよい
    フエニル基を示し、*Cは光学活性の不斉炭素原
    子を意味する)で表される化合物を酸加水分解
    し、得られた式 (式中、RおよびPhは前記と同じ基を意味し、
    *Cは前記と同じ意味を有する)で表される化合
    物を還元により脱α−メトキシメチル−ベンジル
    化することを特徴とする光学活性β−アミノ酸の
    製造法。 3 (式中、Rは低級アルキル、フエニルまたはシク
    ロアルキル基、Phはフエニル基を示し、*Cは
    光学活性の不斉炭素原子を意味する)で表される
    シツフ塩基を式 で表されるリチオオキサゾリン化合物と反応させ
    て、式 (式中、およびPhは前記と同じ基を意味し、*
    Cは前記と同じ意味を有する)で表される化合物
    を得、該化合物を酸加水分解し、得られた式 (式中、RおよびPhは前記と同じ基を意味し、
    *Cは前記と同じ意味を有する)で表される化合
    物を還元により脱α−メトキシメチル−ベンジル
    化することを特徴とする光学活性β−アミノ酸の
    製造法。
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