JPH0220685B2 - - Google Patents

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JPH0220685B2
JPH0220685B2 JP60065540A JP6554085A JPH0220685B2 JP H0220685 B2 JPH0220685 B2 JP H0220685B2 JP 60065540 A JP60065540 A JP 60065540A JP 6554085 A JP6554085 A JP 6554085A JP H0220685 B2 JPH0220685 B2 JP H0220685B2
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sintering
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Hideki Nakamura
Takekazu Fukaya
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Hitachi Metals Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長手方向に貫通する単数又は複数の中
空孔を有する焼結鋼部材の製造法に関する。
〔従来の技術〕
金属材料全般、プラスチツク、ゴム、セラミツ
ク等の素材分野で中空製品は普遍的に存在する。
本発明の対象とする金属材料分野では旋削加工、
熱間押出、溶接等の手法で中空材は製造されてい
る。一方プラスチツク、ゴム、セラミツクスにつ
いては押出成形法を用い、上記物質を半溶融状態
あるいはバインダーと混合、混練後の可塑状態で
ダイスから押出して中空材を得ることが試みられ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
金属材料分野で棒鋼又は線材の中空材が長尺化
すると、機械旋削加工が下可能になり、薄肉化す
ると熱間押出が困難となること厚肉化すると溶接
法が困難になる程任意の形状の中空材を得ること
がむづかしい現状でコスト的にも中空材は高価で
ある欠点がある。単一孔から複数孔になるとコス
ト増加の傾向が顕著となる。とくに油孔付ドリル
と称されるドリル用素材は例えば10mmφの外径で
孔径1.38mmφの二つの孔が孔の中心間距離で5.6
mmの間隔で3m長にわたつて貫通することが要求
される。同素材はJIS SKH該当の高速度鋼が用
いられる。その製造法は70φ×300程度の状態
で、機械旋削で穿孔後、等方鍜造法で30φ径に熱
間で塑性加工を行ないついで引抜法で10φ迄加工
する方法が採用されるが工数が長くその精度が厳
しい為歩留も低く中空素材の単価は非常に高い。
粉末を原料として押出成形法で中空材を製造する
概念は前項で述べたようにセラミツクやプラスチ
ツクでは汎用的に実施されているが金属材料では
ほとんどその例を見ず、特公昭59−7726号、特開
昭56−65905号に開示されるように多孔質焼結体
の製造に一部応用されているのみであり、特に押
出成形体の密度が低いため高密度焼結体の製造に
採用された事例はない。
押出成形法に使用される有機バインダーは少量
で粘性が高く成形体の強度が高く分散度が均一な
ものが要求される。且つ成形後容易に除去が可能
で有害な分解生成物を残留させないことが必要で
ある。熱可塑性や熱硬化性のプラスチツクで射出
成形用として有用なバインダーはいくつか開示さ
れている。例えば特開昭55−113511ではポリエチ
レン、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジ
エン・スチレン共重合体とシラン系カツプリング
又はチタン系カツプリング剤を併用する方法、特
開昭55−113500にはシラン架橋型のポリアルケン
樹脂を用いることを特徴とするセラミツクス粉
末、又は金属粉末材料の射出或は押出成形法、特
開昭56−159248にはポリテトラメチレンフタレー
トのバインダー等がある。これらはいづれもプラ
スチツクスを主体とするものであるが、バインダ
ーの除去が非常に困難で通常10mm肉厚品では5〜
10℃/Hrの昇温速度以下でないと、発泡、形状
くずれが頻発する。また、前記特公昭59−7762
号、特開昭56−65905号には多孔質焼結体の製造
方法にメチルセルロースを使用した事例が記載さ
れている。
本発明は、以上の背景に鑑み押出成形体を焼結
法により圧密化して高密度の焼結体を得ることを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
最終製品の組成と実質的に一致する合金粉末か
所望する最終製品の構成元素の複数の予備混合粉
末と有機バインダー、可塑剤および溶剤を混合混
練して可塑性混練体とし、その後最終製品と相似
形であつて長手方向に貫通する単数又は複数の中
空孔を有する中空素材を押出成形し、次いで押出
成形体を非酸化性雰囲気で加熱して前記有機バイ
ンダーを除去し、引き続いて焼結する中空孔を有
する焼結鋼部材の製造方法において、 (a) 鋼の原料粉末の粒径が5〜20μであり、 (b) 可塑性混練体中の重量比で、有機バインダー
としてメチルセルロースを重量比で1.0〜10.0
%、可塑剤としてグリセリンを0.5〜10.0%、
溶剤として水を5.0〜10.0%、 (c) 最終製品の組成が重量比でC0.4〜4.5%、
Cr30%以下、W+Mo1.0〜20.0%、V20.0%以
下、脱酸剤としてのSi、Mnがそれぞれ2%以
下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、 (d) 共晶炭化物の部分溶融を生じさせて焼結後の
密度が理論密度の97%以上となるように焼結す
る、 ことを特徴とする中空孔を有する焼結鋼部材の
製造方法である。
本発明において、原料粉末の粒径を5〜20μと
するのは、20μを越えると本願発明が目的とする
焼結密度97%以上を達成することが難しく、また
粒径が微細なほうが有機バインダーとの混練時の
粉末の均一分散度の確保、押出成形体の強度向上
に好ましいからである。一方あまり粒径が微細で
あると脱バインダーが困難になるので5μ以上と
する。またできるだけ充填密度が高い粉末形状が
望ましい。少なくとも30%以上の見掛密度である
ことが必要である。
次に本願発明では有機バインダーとして、従来
多孔質焼結体の製造等に使用されていたメチルセ
ルロースが高密度焼結体の押出成形にも適用可能
であることを見出した。ただし、添加量は重量比
で1.0%未満では添加の効果がなく、一方10%を
越えて添加しても効果が飽和し、逆にグリーン密
度を低下せ密度向上に悪影響を与えるので10%以
下とする。
なお有機バインダーであるメチルセルロース
は、以下説明するように高密度化に対して積極的
に寄与しているものと推測される。すなわち、焼
結性を向上するためには粉末表面に酸化層が存在
しないことが要求され、従来はグラフアイト等を
還元剤として添加し焼結時に粉末表面の酸化層を
還元する等の手段が講じられていたが、本発明に
おいては脱バインダー後にメチルセルロースの構
成元素たる炭素が粉末表面を均質に覆い、これが
焼結時に粉末表面の酸化層を除去し焼結密度向上
に極めて有効に作用しているものと推測する。
本願発明では、有機バインダー以外に可塑剤と
してグリセリンを0.5〜10.0%添加して押出成形
性を確保する。
さらに溶剤として水を5.0〜10.0%添加する。
10.0%以下とするのは、10.0%を越えるとグリ
ーン密度か低下し97%以上の高密度を得ることが
困難であるからであり、一方5.0%未満では押出
成形が困難となるから5.0%以上とした。特に従
来の押出成形と比べて、水の添加量を少量にした
点が本発明の特徴の1つである。
次に、本願発明は前記化学組成を有する工具鋼
をその対象とする点にも特徴がある。それは、前
記工具鋼は共晶炭化物の部分溶融で焼結を促進で
きるため97%以上の焼結密度を得るための不可欠
の要素だからである。
以上のように本願発明は、有機バインダーとし
てメチルセルロースを採用することにより、良好
な押出成形性と脱バインダー性を確保する一方、
原料粉末の粒径を最適化すること、水の添加量を
従来の多孔質焼結体の製造に比べて少量とするこ
と、共晶炭化物の部分溶融を生じさせて焼結でき
る工具鋼を対象とすること、及び有機バインダー
から残留した炭素が焼結時に粉末表面を還元する
ことにより、押出成形と焼結のみで理論密度の97
%以上の高密度化を達成することを可能にしたも
のである。
なお、本発明では最終製品の組成で重量比で
20.0%以下のCoを含有する事を許容する。
また、本発明では押出成形性向上のため分散剤
又は滑剤としてワツクスエマルジヨンを5%以
下、ステアリン酸エマルジヨンを5%以下、マイ
クロクリスタラインを5%以下の一種または二種
以上で1.0〜10.0%添加する事を許容する。
また本発明は、高速度工具鋼からなる中空パン
チ用又は油孔付ドリル用素材の製造法として最も
好適であり、従来、この素材の製造に費やしてい
た多大の工数、経費を大幅に低減することを可能
とする。
さらに本願発明では、一層の高密度化と所望す
る最終形状を得ることを目的として焼結後実質的
に中空孔の状態を存続させながら鍜造、圧延、引
抜加工の塑性加工を行つてもよい。
なお、本発明で「最終製品と相似形」とは焼結
後の製品と相似形であることを意味する。
本発明において押出成形後の乾燥時に水分はほ
とんど除去され後続の真空、還元性、不活性ガス
中等の非酸化性雰囲気のいずれか中で300〜700℃
の範囲で脱バインダーが実施される。この際、真
空Ar,N2He等の雰囲気ではバインダーの分解生
成物としてCが0.3〜0.8%残留する。H2中で脱バ
インダーを実施するとバインダーからのCの残留
はほぼ解消できる。従つて製品中にCの存在を忌
避する材料にはH2中の脱バインダーが必要であ
る。残留するC値を予測してあらかじめ原料粉末
中のCを低減させることも可能であるが精度良く
C値を制御する為には、H2中の脱バインダーが
好ましい。
〔実施例〕
本発明を実施例により以下説明する。
実施例 1 AISI T15相当のC1.51%,Si0.41%,Mn0.2%,
Cr4.03%,W11.05%,Mo0.8%,V5.1%,Co5.2
%,残部鉄及び不可避的不純物からなる水アトマ
イズ合金粉末を作成した。平均粒径は45μでO2
有量は1800ppmであつた。該粉末の一部に黒鉛粉
末を0.3%添加後アトライター中で乾式混合粉砕
し平均粒径15μとした。この粉末にCMC(市販品
名でSM400)を3%,水8%,マイクロクリス
タラインワツクス2.0%、ステアリン酸エマルジ
ヨン1%、グリセリン0.7%を添加後ニーダ混練
機で15分間混練した。この混練体をオーガシリン
ダ径50mmφの押出成形機を用いて外径10mmφ、内
径4mmφの中空材を成形した。成形時のグリーン
密度は51%で弱真空下で50℃2Hr乾燥した。この
乾燥体をH2,0.1Torr真空中、Ar雰囲気で100
℃/Hrで500℃迄昇温後2Hr保持し脱バインダー
を行つた。
これらの2種類の脱バインダー体を10-3Torr
の真空下で1180〜1240℃の範囲で真空焼結を行つ
た。真空およびAr脱バインダー材は焼結温度が
1180℃真密度に達し、この時のCは2.2%、O2
40ppmであつた。一方H2脱バインダー材は1240
℃焼結で真密度に達しこの時のCは1.51%、O2
60ppmであつた。脱バインダー材のC含有量は真
空脱バインダー材が2.60%、Ar脱バインダー材
が2.54%、H2脱バインダー材が1.81%であつた。
H2脱バインダー材の焼結体はバインダーからの
C残留は実質的になく真空Ar脱バインダー材の
ものは約0.8%程度のC残留があることが判明し
た。
なお焼結後の収縮率は外径は21.6%内径は22.1
%でほぼ同心円状の中空素材が得られた。収縮率
については、すべて真密度に投達している為、脱
バインダー雰囲気との有意差は認められなかつ
た。
なお前述の実施例1と同組成で通常焼結に使用
されている−100meshの水アトマイズ粉末を同じ
バインダーと混練した。混練体はほとんど粘性を
示さず水の添加量を15%迄増加したが改善の傾向
は認められたなかつた。次にCMCを6%、マイ
クロクリスタラインワツクスを4.0%迄増量して
混練体を作成した。押出が可能な粘性は示したが
脱バインダー後成形体が一部崩壊し、ハンドリン
グが事実上不可能であつた。
実施例 2 実施例1と同じアトライター粉砕後の粉末に同
じくCを0.3%添加し、CMC(市販品名60SH−
4000)5%グリセリン6.5%水8%と加工型ニー
ダーで15分間混練した。
以後の工程は実施例1と同一で、H2で脱バイ
ンダー後、1240℃で1Hr焼結した。焼結体の密度
は8.21でほぼ真密度でありC含有量は1.52%、O2
は72ppmであつた。
実施例 3 C0.89%、Si0.32%、Mn0.28%、Cr3.97%、
W5.98%、Mo5.12%、V1.92%で残部鉄および不
可避的不純物からなる水アトマイズ合金粉末を得
た。この粉末中のO2量は1700ppmであつた。こ
の粉末にCを0.3%添加後、アトライターで粉砕
し平均粒径12μの微細粉末を得た。この粉末に
CMC(市販品名60SH−4000)を2%、グリセリ
ン1%、水8%を添加後ヘンシエルミキサーで30
分混練した。この混練体から外径12・8mmφで2
孔の穴径が1.8mmφでそのセンター間距離が7.28
mmの押出成形を行つた。成形後弱真空中で50℃×
2Hr乾燥後、H2ガス中で150℃/Hrの昇温速度で
700℃迄昇温し、1Hr間保持後炉冷した。これを
1235℃×15Hrの真空焼結を実施した結果、焼結
体密度がほぼ100%の真密度であり、外径10.2mm
φ、2孔の穴径1.33mmφで2孔のセンター間距離
が5.5mmの中空素材が得られた。焼結体のC含有
量は0.91%であり、O2は87ppmであつた。本材を
20%の減面比で中間焼鈍を挿入しながら外径5mm
φ迄線引加工を行なつた、加工中に欠損は生ぜ
ず、最終製品として外径5.0mmφ、2孔の穴径
0.65mmφ、2孔のセンター間距離27.0mmのオイル
ホールドリル用中空素材を得ることができた。
この焼結体を用いて1200℃焼入560℃(1+1)
Hrの標準的熱処理を実施した。硬さはHRC65.4
で曲げ強さは370Kg/mm2が得られた。この値は溶
製法で作られた材料とほぼ等しい結果であつた。
実施例 4 重量比でC3.5%、Si0.28%、Mn0.31%、Cr5.3
%、W12.1%、Mo10.4%、V8.0%、Co12.2%、
残部鉄および不可避的不純物からなる水アトマイ
ズ合金粉末を作成した。アトマイズ時の平均粒子
径35μmでO2量は2700ppmであつた。
この粉末を振動ミルを用いて、粒子径が10μm
以下で平均粒子径8.9μmの粉末に粉砕後、この粉
末に対して平均粒子径6.4μmで組成比がFe:V=
72:28からなるFe−V(フエロバナジウム)粉末
を重量比で25%と、黒鉛粉末を重量比で0.4%添
加混合した。
この粉末に、可塑性混練体中の重量比でCMC
を3.5%、グリセリン1.5%、水9.5%を添加混練し
て可塑性混練体を得た。この混練体を用いて実施
例1と同じ寸法の中空材を成形後、弱真空下で50
℃で2Hr乾燥した。この乾燥体をH2雰囲気中で
脱バインダーした後1240℃×1Hrの真空焼結を実
施した。焼結後の化学組成、すなわち最終製品の
組成はC3.59%、Si0.21%、Mn0.23%、Cr4.0%、
W9.1%、Mo7.8%、V13.1%、Co9.2%の組成比
であつた。密度比は焼結ままで99.7%であり、実
質的に真密度に近い値を示した。
本焼結体の焼なまし硬さはHRC44であり、こ
の焼結体を1240℃で焼入し、550℃で焼もどしし
た硬さはHRC72.5を示し、この硬さでの抗折力
は175Kg/mm2であつた。
焼結後の寸法は外径7.9mmφ、内径3.2mmφであ
つた。本材料より外径7mmφ、内径3.5mmφ、長
さ70mmの中空ダイスを作成した。比較材として
10WC−15%Coの超硬合金製のダイスを製造し、
Fe−3%Siの厚さ1mmの鋼板の打抜数の比較を
した。
打抜数で超硬製ダイスは26000でチツピングを
発生して寿命に至つたが、本焼結材は120000個迄
打抜が可能であつた。
なお、本系合金組成の水アトマイズ粉末はV含
有量が9%を越えると、溶湯粒径が増加しノズル
を溶湯が通過できず、水アトマイズは不可能であ
つた。
〔発明の効果〕
上述のように、本発明によれば長手方向に貫通
する単数又は複数の中空孔を有する長尺の高密度
化した焼結鋼部材を低コストで製造することがで
きる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 最終製品の組成と実質的に一致する合金粉末
    か所望する最終製品の構成元素の一部からなる複
    数の予備混合粉末と有機バインダー、可塑剤およ
    び溶剤を混合混練して可塑性混練体とし、その後
    最終製品と相似形であつて長手方向に貫通する単
    数又は複数の中空孔を有する中空素材を押出成形
    し、次いで押出成形体を非酸化性雰囲気で加熱し
    て前記有機バインダーを除去し、引き続いて焼結
    する中空孔を有する焼結鋼部材の製造方法におい
    て、 (a) 鋼の原料粉末の粒径が5〜20μであり、 (b) 可塑性混練体中の重量比で、有機バインダー
    としてメチルセルロースを重量比で1.0〜10.0
    %、可塑剤としてグリセリンを0.5〜10.0%、
    溶剤として水を5.0〜10.0%、 (c) 最終製品の組成が重量比でC0.4〜4.5%、
    Cr30%以下、W+Mo1.0〜20.0%、V20.0%以
    下、脱酸剤としてのSi、Mnがそれぞれ2%以
    下、残部Feおよび不可避的不純物からなり、 (d) 共晶炭化物の部分溶融を生じさせて焼結後の
    密度が理論密度の97%以上となるように焼結す
    る、ことを特徴とする中空孔を有する焼結鋼部
    材の製造方法。 2 有機バインダーとともに分散剤又は滑剤とし
    てワツクスエマルジヨンを5%以下、ステアリン
    酸エマルジヨンを5%以下、マイクロクリスタラ
    インを5%以下の一種または二種以上で1.0〜
    10.0%を添加する特許請求の範囲第1項記載の中
    空孔を有する焼結鋼部材の製造方法。 3 中空孔を有する焼結鋼部材が高速度工具鋼か
    らなる中空パンチ用又は油孔付ドリル用素材であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の中
    空孔を有する焼結鋼部材の製造方法。 4 焼結後実質的に中空孔の状態を存続させなが
    ら鍜造、圧延、引抜加工の1種または2種以上の
    塑性加工を行い、高密度化と所望する最終形状を
    得ることを目的とする特許請求の範囲第1項〜第
    3項いずれかに記載の中空孔を有する焼結鋼部材
    の製造方法。 5 最終製品の組成と実質的に一致する合金粉末
    か所望する最終製品の構成元素の一部からなる複
    数の予備混合粉末と有機バインダー、可塑剤およ
    び溶剤を混合混練して可塑性混練体とし、その後
    最終製品と相似形であつて長手方向に貫通する単
    数又は複数の中空孔を有する中空素材を押出成形
    し、次いで押出成形体を非酸化性雰囲気で加熱し
    て前記有機バインダーを除去し、引き続いて焼結
    する中空孔を有する焼結鋼部材の製造方法におい
    て、 (a) 鋼の原料粉末の粒径が5〜20μであり、 (b) 可塑性混練体中の重量比で、有機バインダー
    としてメチルセルロースを重量比で1.0〜10.0
    %、可塑剤としてグリセリンを0.5〜10.0%、
    溶剤として水を5.0〜10.0%、 (c) 最終製品の組成が重量比でC0.4〜4.5%、
    Cr30%以下、W+Mo1.0〜20.0%、Co20.0%以
    下、V20.0%以下、脱酸剤としてのSi、Mnが
    それぞれ2%以下、残部Feおよび不可避的不
    純物からなり、 (d) 共晶炭化物の部分溶融を生じさせて焼結後の
    密度が理論密度の97%以上となるように焼結す
    る、ことを特徴とする中空孔を有する焼結鋼部
    材の製造方法。 6 有機バインダーとともに分散剤又は滑剤とし
    てワツクスエマルジヨンを5%以下、ステアリン
    酸エマルジヨンを5%以下、マイクロクリスタラ
    インを5%以下の一種または二種以上で1.0〜
    10.0%を添加する特許請求の範囲第5項記載の中
    空孔を有する焼結鋼部材の製造方法。 7 中空孔を有する焼結鋼部材が高速度工具鋼か
    らなる中空パンチ用又は油孔付ドリル用素材であ
    る特許請求の範囲第5項または第6項に記載の中
    空孔を有する焼結鋼部材の製造方法。 8 焼結後実質的に中空孔の状態を存続させなが
    ら鍜造、圧延、引抜加工の1種または2種以上の
    塑性加工を行い、高密度化と所望する最終形状を
    得ることを目的とする特許請求の範囲第5項〜第
    6項いずれかに記載の中空孔を有する焼結鋼部材
    の製造方法。
JP6554085A 1985-03-29 1985-03-29 中空孔を有する焼結鋼部材の製造方法 Granted JPS61223102A (ja)

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