JPH02207589A - 酸化物超電導体配線基板 - Google Patents
酸化物超電導体配線基板Info
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- JPH02207589A JPH02207589A JP1027929A JP2792989A JPH02207589A JP H02207589 A JPH02207589 A JP H02207589A JP 1027929 A JP1027929 A JP 1027929A JP 2792989 A JP2792989 A JP 2792989A JP H02207589 A JPH02207589 A JP H02207589A
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- powder
- superconductor
- oxide superconductor
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
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- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、半導体LSI等に用いられる酸化物超電導体
による配線基板に関する。
による配線基板に関する。
(従来の技術)
近時の高Tc(臨界温度・・・超電導状態となる温度)
超電導体の出現により、半導体LSI用の配線基板等へ
の超電導体の応用について十分検討出来る状況になって
来た。一方、微細化技術の進歩に伴い半導体素子自体の
高速性能が向上した結果、集積線幅が減少し、それだけ
配線抵抗が増大し、常電導金属による配線の場合伝搬遅
延時間の増大を来すことが問題とされるようになった。
超電導体の出現により、半導体LSI用の配線基板等へ
の超電導体の応用について十分検討出来る状況になって
来た。一方、微細化技術の進歩に伴い半導体素子自体の
高速性能が向上した結果、集積線幅が減少し、それだけ
配線抵抗が増大し、常電導金属による配線の場合伝搬遅
延時間の増大を来すことが問題とされるようになった。
その為。
電気抵抗ゼロの超電導体は、このような問題点を一掃す
るものとして大きく期待されるところとなった・ (発明が解決しようとする課題) 本発明者等は、超電導体の上記配線基板への応用研究を
進めるにあたって、次のような解決すべき問題点がある
ことに着目した。即ち、雰囲気温度がオフセット温度(
Tce)以上になったとき、臨界電流密度(Jc)より
大きい電流が流れたとき、雰囲気の磁界が臨界磁界(H
e)より大きくなったとき、いずれも超電導体に抵抗が
発生して電流の変化を生じ半導体等の作動に一時的狂い
を生じて集積回路の誤動作の原因となること、亦、高集
積化に伴い配線の線幅が小さくなる為、電流密度が増大
し超電導体自体が発熱して超電導特性が破壊されること
、である。
るものとして大きく期待されるところとなった・ (発明が解決しようとする課題) 本発明者等は、超電導体の上記配線基板への応用研究を
進めるにあたって、次のような解決すべき問題点がある
ことに着目した。即ち、雰囲気温度がオフセット温度(
Tce)以上になったとき、臨界電流密度(Jc)より
大きい電流が流れたとき、雰囲気の磁界が臨界磁界(H
e)より大きくなったとき、いずれも超電導体に抵抗が
発生して電流の変化を生じ半導体等の作動に一時的狂い
を生じて集積回路の誤動作の原因となること、亦、高集
積化に伴い配線の線幅が小さくなる為、電流密度が増大
し超電導体自体が発熱して超電導特性が破壊されること
、である。
(発明の目的)
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、超電導
体の一時的な特性減退・破壊(所謂クエンチ)があって
もその特性を補償し、半導体等の作動に狂いを生じさせ
ない新規な酸化物超電導体配線基板を提供せんとするも
のである。
体の一時的な特性減退・破壊(所謂クエンチ)があって
もその特性を補償し、半導体等の作動に狂いを生じさせ
ない新規な酸化物超電導体配線基板を提供せんとするも
のである。
(課題を解決する為の手段)
上記目的を達成する為の本発明の酸化物超電導体配線基
板は、酸化物超電導体層と、Ag、Au及びPtより選
ばれた安定化層とが一体的に積層されて成ることを要旨
とするものである。
板は、酸化物超電導体層と、Ag、Au及びPtより選
ばれた安定化層とが一体的に積層されて成ることを要旨
とするものである。
本発明を構成する酸化物超電導体としては、Y−Ba−
Cu−0或いはB i−8r−Ca−Cu−○等で表さ
れる複合酸化物が望ましく採用される。またこれと積層
される安定化層は、常電導金属の層でありAg、Au及
びPtのいずれかより選ばれるが、同じ常電導金属の代
表であるCuは超電導体層に固溶し組成変動を起す為使
用不可である。
Cu−0或いはB i−8r−Ca−Cu−○等で表さ
れる複合酸化物が望ましく採用される。またこれと積層
される安定化層は、常電導金属の層でありAg、Au及
びPtのいずれかより選ばれるが、同じ常電導金属の代
表であるCuは超電導体層に固溶し組成変動を起す為使
用不可である。
該安定化層と超電導体層との層構造としては、−層ずつ
を積層した場合、二層ずつを交互に積層した場合、更に
は複数層ずつを交互に積層した場合が採用され、これは
対象とする集積回路等の仕様に応じて適宜選択される。
を積層した場合、二層ずつを交互に積層した場合、更に
は複数層ずつを交互に積層した場合が採用され、これは
対象とする集積回路等の仕様に応じて適宜選択される。
次に、上記一体層に積層する方法についての望ましい二
つの例を略述する。
つの例を略述する。
く第1の方法〉
酸化物超電導体の原料金属化合物(主に酸化物)を所定
量秤量混合し、この混合物を仮焼・粉砕処理して仮焼粉
末を得、該仮焼粉末を有機溶媒で混練してペースト状と
する。一方Ag、O,Ag、Au或いはPtの粉末を有
機溶媒で混練してペースト状となし、両ペースト状物を
ジルコニア等の基板上に印刷し、乾燥後焼成処理する。
量秤量混合し、この混合物を仮焼・粉砕処理して仮焼粉
末を得、該仮焼粉末を有機溶媒で混練してペースト状と
する。一方Ag、O,Ag、Au或いはPtの粉末を有
機溶媒で混練してペースト状となし、両ペースト状物を
ジルコニア等の基板上に印刷し、乾燥後焼成処理する。
この場合仮焼粉末ペースト層単層の厚みは、その特性が
発現される限り、対象とする配線基板の大きさ、必要性
能等に応じて適宜選択可能であるが、A g z○粉末
等のペースト層単層の厚みは仮焼粉末ペースト層単層厚
みの1710〜2倍とすることが望ましい。1/10倍
未満の場合、室温での比抵抗が大きくなると共に冷却作
用が十分発揮し得なくなり、また2倍を超えると臨界電
流密度(Jc)が小さくなる傾向となるからである。
発現される限り、対象とする配線基板の大きさ、必要性
能等に応じて適宜選択可能であるが、A g z○粉末
等のペースト層単層の厚みは仮焼粉末ペースト層単層厚
みの1710〜2倍とすることが望ましい。1/10倍
未満の場合、室温での比抵抗が大きくなると共に冷却作
用が十分発揮し得なくなり、また2倍を超えると臨界電
流密度(Jc)が小さくなる傾向となるからである。
〈第2の方法〉
酸化物超電導体の原料金属化合物(主に酸化物)を所定
量秤量混合し、この混合物を仮焼・粉砕処理して仮焼粉
末を得、該仮焼粉末を上記より少ない量の有機溶媒で混
練し、圧縮成形してシート状となす。一方Ag、O1A
g、Au或いはPtの粉末を同有機溶媒で混練し、圧縮
成形してシート状となす。両シート状物を交互に層積し
乾燥後圧縮一体とし、更にこれを焼成処理する。この場
合、超電導体粉末成形シート層の厚みは上記同様制約は
ないが、Ag、0粉末等の成形シート層単層の厚みは超
電導体粉末成形シート層の厚みの0.1〜2倍であるこ
とが望ましい、この範囲外では上記と同様の傾向となる
からである。
量秤量混合し、この混合物を仮焼・粉砕処理して仮焼粉
末を得、該仮焼粉末を上記より少ない量の有機溶媒で混
練し、圧縮成形してシート状となす。一方Ag、O1A
g、Au或いはPtの粉末を同有機溶媒で混練し、圧縮
成形してシート状となす。両シート状物を交互に層積し
乾燥後圧縮一体とし、更にこれを焼成処理する。この場
合、超電導体粉末成形シート層の厚みは上記同様制約は
ないが、Ag、0粉末等の成形シート層単層の厚みは超
電導体粉末成形シート層の厚みの0.1〜2倍であるこ
とが望ましい、この範囲外では上記と同様の傾向となる
からである。
(作用)
上記構成の配線基板は、例えばプリント法や薄膜のエツ
チング等により適宜配線回路を形成し、所定位置に半導
体素子等を搭載し更にワイヤボンディングを施し半導体
モジュール等として構成される。そして該半導体モジュ
ール等は、超電導体のTc温度以下に維持された状態で
使用に供される。この使用状態に於いては、超電導体層
の電気抵抗がゼロとなるから、半導体素子自体が高速性
能を有している場合でもこれに十分対応し得る速度で信
号電流の伝搬を行なう、また、例えば冷媒が少なくなっ
た為に雰囲気温度が一時的にオフセット温度(Tea)
以上になった場合、臨界電流密度(Jc)より大きい電
流が流れた場合、雰囲気の磁界が臨界磁界(He)より
大きくなった場合には。
チング等により適宜配線回路を形成し、所定位置に半導
体素子等を搭載し更にワイヤボンディングを施し半導体
モジュール等として構成される。そして該半導体モジュ
ール等は、超電導体のTc温度以下に維持された状態で
使用に供される。この使用状態に於いては、超電導体層
の電気抵抗がゼロとなるから、半導体素子自体が高速性
能を有している場合でもこれに十分対応し得る速度で信
号電流の伝搬を行なう、また、例えば冷媒が少なくなっ
た為に雰囲気温度が一時的にオフセット温度(Tea)
以上になった場合、臨界電流密度(Jc)より大きい電
流が流れた場合、雰囲気の磁界が臨界磁界(He)より
大きくなった場合には。
超電導体層がクエンチを起すが、層内に介在された安定
化層がこれにとって代り電流伝搬の機能を奏する。安定
化層の伝搬速度は超電導体層のそれよりは劣るが、−時
的なりエンチの間はこれで十分補うことが出来る。亦、
安定化層の放熱作用により電流密度の増大に伴う超電導
体層自体の発熱が抑えられ、超電導特性の破壊が未然に
防止される。従って、外的要因が原因して超電導体層が
一時的にクエンチしても、また電流密度が増大しても、
半導体素子等に対する悪影響が回避され、誤動作等の懸
念がなくなる。
化層がこれにとって代り電流伝搬の機能を奏する。安定
化層の伝搬速度は超電導体層のそれよりは劣るが、−時
的なりエンチの間はこれで十分補うことが出来る。亦、
安定化層の放熱作用により電流密度の増大に伴う超電導
体層自体の発熱が抑えられ、超電導特性の破壊が未然に
防止される。従って、外的要因が原因して超電導体層が
一時的にクエンチしても、また電流密度が増大しても、
半導体素子等に対する悪影響が回避され、誤動作等の懸
念がなくなる。
(実施例)
次に実施例について述べる。
(実施例−1)
(1)Y203粉末30.26g、BaCO3粉末10
5.78g、CuO粉末17.34gを秤量・混合した
後880℃で5時間仮焼し、メノー乳鉢で粉砕し、更に
920℃で20時間仮焼して粉砕し平均粒径1.6μm
の仮焼粉末を得た。
5.78g、CuO粉末17.34gを秤量・混合した
後880℃で5時間仮焼し、メノー乳鉢で粉砕し、更に
920℃で20時間仮焼して粉砕し平均粒径1.6μm
の仮焼粉末を得た。
得られた仮焼粉末は、X線回折により
Y I B a 2Cu 307−5の組成式を有する
結晶であることが確認された。
結晶であることが確認された。
(it)上記仮焼粉末に有機溶媒としてのエチルセルロ
ースを20〜35重量%添加し、よく混合してペースト
状とした。
ースを20〜35重量%添加し、よく混合してペースト
状とした。
(ni)AgzO粉末に有機溶媒としてのエチルセルロ
ースを15〜25重量%添加・混合しペースト状とした
。
ースを15〜25重量%添加・混合しペースト状とした
。
(iv)ジルコニア基板上に上記Ag2O粉末及び仮焼
粉末ペーストを2層ずつ交互に印刷積層した。
粉末ペーストを2層ずつ交互に印刷積層した。
各層の層厚は、仮焼粉末ペースト層を80μmに固定し
、Ag、O粉末ペースト層を40μm、160μm、1
65μm、8μm及び7.2μmとした。これらを夫々
実施例1−1.1−2.1−3.1−4及び1−5とし
た。
、Ag、O粉末ペースト層を40μm、160μm、1
65μm、8μm及び7.2μmとした。これらを夫々
実施例1−1.1−2.1−3.1−4及び1−5とし
た。
(v)上記積層体をよく乾燥した後、抵抗加熱管状炉に
て焼成した。焼成条件は、室温より950℃まで酸素ガ
スを流しながら50℃/hrの速度で昇温し、最高温度
(950℃)で5時間保持した後。
て焼成した。焼成条件は、室温より950℃まで酸素ガ
スを流しながら50℃/hrの速度で昇温し、最高温度
(950℃)で5時間保持した後。
600℃まで50℃/ h rの速度で冷却し、5時間
保持し、室温まで50℃/ h rの速度で冷却するよ
うにした。
保持し、室温まで50℃/ h rの速度で冷却するよ
うにした。
〈比較例〉
比較例として、超電導体仮焼粉末をそのまま上記と同じ
条件で焼成したバルク体と、上記超電導体仮焼粉末ペー
スト(厚み、80μm)のみを同条件で焼成したものを
準備した。これらを夫々比較例1−1.1−2とした。
条件で焼成したバルク体と、上記超電導体仮焼粉末ペー
スト(厚み、80μm)のみを同条件で焼成したものを
準備した。これらを夫々比較例1−1.1−2とした。
(実施例−2)
(i)Bi、O,粉末45.29g、5rCO,粉末2
9.07g、CaC0,粉末9.80g、CuO粉末1
5.84gを秤量混合した後800℃で5時間仮焼し、
メノー乳鉢で粉砕し、更に820℃で20時間仮焼粉砕
して平均粒径5μmの仮焼粉末を得た。得られた粉末は
、X線回折によりBi25r2Ca1Cu208の組成
式を有する結晶であることが確認された。
9.07g、CaC0,粉末9.80g、CuO粉末1
5.84gを秤量混合した後800℃で5時間仮焼し、
メノー乳鉢で粉砕し、更に820℃で20時間仮焼粉砕
して平均粒径5μmの仮焼粉末を得た。得られた粉末は
、X線回折によりBi25r2Ca1Cu208の組成
式を有する結晶であることが確認された。
(ii)実施例−1と同様に上記仮焼粉末をペースト状
(厚み、80μm)にし、またAg2o粉末も同様にペ
ースト状(厚み、40μm)にし、これらを2層ずつジ
ルコニア基板上に交互に印刷して乾燥後焼成した。焼成
は室温から840℃まで大気中で50℃/hrの速度で
昇温し、最高温度(840℃)で5時間保持した後、室
温まで50℃/hrの速度で冷却するようにした。これ
で得た試料を実施例2−1とした。
(厚み、80μm)にし、またAg2o粉末も同様にペ
ースト状(厚み、40μm)にし、これらを2層ずつジ
ルコニア基板上に交互に印刷して乾燥後焼成した。焼成
は室温から840℃まで大気中で50℃/hrの速度で
昇温し、最高温度(840℃)で5時間保持した後、室
温まで50℃/hrの速度で冷却するようにした。これ
で得た試料を実施例2−1とした。
(it)超電導体層の組成が、Bi:Pb:Sr:Ca
:Cu=2:0.5:2:3:4となるようにし且つ上
記と同様に調製して仮焼粉末を得、これを用いて上記と
同様な方法で層積後焼成した。焼成は840℃まで大気
中で50℃/hrの速度で昇温し、最高温度(840℃
)で200hr保持した後、室温まで50”C/hrの
速度で冷却した。
:Cu=2:0.5:2:3:4となるようにし且つ上
記と同様に調製して仮焼粉末を得、これを用いて上記と
同様な方法で層積後焼成した。焼成は840℃まで大気
中で50℃/hrの速度で昇温し、最高温度(840℃
)で200hr保持した後、室温まで50”C/hrの
速度で冷却した。
このようにして得た試料を実施例2−2とした。
なお、この時に用いた仮焼粉末はX線解析により110
に層のほぼ単層であった。
に層のほぼ単層であった。
〈比較例〉
比較例として、上記実施例2−1.2−2に対応する仮
焼粉末ペースト(厚み、80μm)のみを同条件で焼成
したものを準備した。これらを夫々比較例2−1.2−
2とした。
焼粉末ペースト(厚み、80μm)のみを同条件で焼成
したものを準備した。これらを夫々比較例2−1.2−
2とした。
上記で得た各焼成試料について、SEM(走査型電子顕
微鏡)にて組成観察を行なった。また、本試料を粉砕し
てXRD測定を行なった。四端子法により温度に対する
抵抗変化を調べ、オンセット温度(Tea)、オフセッ
ト温度(Tce)を測定した。更に、次の要領で電流密
度を測定した。即ち、四端子法に従い、試料を液体窒素
中に浸し、温度が安定した段階で電流を流し始め、徐々
にその値を大きくし、電圧が急激に発生し1μVの時の
電流値をIcとし、それを断面積で割った値を臨界電流
密度Jcとした。更に、各試料について室温での比抵抗
を測定した。これらの結果を第1表に示す。
微鏡)にて組成観察を行なった。また、本試料を粉砕し
てXRD測定を行なった。四端子法により温度に対する
抵抗変化を調べ、オンセット温度(Tea)、オフセッ
ト温度(Tce)を測定した。更に、次の要領で電流密
度を測定した。即ち、四端子法に従い、試料を液体窒素
中に浸し、温度が安定した段階で電流を流し始め、徐々
にその値を大きくし、電圧が急激に発生し1μVの時の
電流値をIcとし、それを断面積で割った値を臨界電流
密度Jcとした。更に、各試料について室温での比抵抗
を測定した。これらの結果を第1表に示す。
(以下余白)
実施例1−1.2.3.4.5及び実施例2−1.2に
ついてのSEM、XMAの結果から、銀の一部が拡散し
超電導体の粒間に存在していることがわかった。それら
は超電導体粒子とのぬれ性も良好であり、超電導体粒子
を覆う状態であった。
ついてのSEM、XMAの結果から、銀の一部が拡散し
超電導体の粒間に存在していることがわかった。それら
は超電導体粒子とのぬれ性も良好であり、超電導体粒子
を覆う状態であった。
またXRDの解析結果から、超電導体とAgのピークが
混在していることが観測され、これにより、Agが超電
導体層に固溶または置換していないことが推察された。
混在していることが観測され、これにより、Agが超電
導体層に固溶または置換していないことが推察された。
温度に対する抵抗変化の測定結果においては、普通のバ
ルク体である比較例1−1及びその他の比較例はいずれ
も室温で10′′〜101オ一ダーmΩ/dであるのに
対し、実施例1−1.2,3.4及び実施例2−1.2
はいずれも室温で10−3オ一ダーmΩ/dであり、こ
れにより超電導層がクエンチしても一時的補償が十分可
能となることが示唆される。実施例1−5の比抵抗が高
くなったのは、Ag層の層厚が薄遇ぎその拡散により層
として存在しきれなくなった為と考えられる。オフセッ
ト温度及びオンセット温度はいずれも大差なかった。
ルク体である比較例1−1及びその他の比較例はいずれ
も室温で10′′〜101オ一ダーmΩ/dであるのに
対し、実施例1−1.2,3.4及び実施例2−1.2
はいずれも室温で10−3オ一ダーmΩ/dであり、こ
れにより超電導層がクエンチしても一時的補償が十分可
能となることが示唆される。実施例1−5の比抵抗が高
くなったのは、Ag層の層厚が薄遇ぎその拡散により層
として存在しきれなくなった為と考えられる。オフセッ
ト温度及びオンセット温度はいずれも大差なかった。
実施例1−1.2.4.5の臨界電流密度は、比較例1
−1.2に比べいずれも高レベルにあり、また、実施例
1−1と比較例1−2との比較からAg層を積層するこ
とにより増大することが理解される。実施例2−1.2
と比較例2−1.2との比較に於いてもその傾向がうか
がえる。実施例1−3の臨界電流密度が低いのは、Ag
層が厚過ぎ試料の端がAg層によって覆われてしまった
からと考えられる。
−1.2に比べいずれも高レベルにあり、また、実施例
1−1と比較例1−2との比較からAg層を積層するこ
とにより増大することが理解される。実施例2−1.2
と比較例2−1.2との比較に於いてもその傾向がうか
がえる。実施例1−3の臨界電流密度が低いのは、Ag
層が厚過ぎ試料の端がAg層によって覆われてしまった
からと考えられる。
(実施例−3)
(i)実施例−1と同様にして、組成式がY1Ba2C
u3O7,9である仮焼粉末を得た。
u3O7,9である仮焼粉末を得た。
(ii)この仮焼粉末に有機溶媒としてアクリル系共重
合体を7重量%添加し、よく混合した。
合体を7重量%添加し、よく混合した。
(in)AgzO粉末に有機溶媒としてアクリル系共重
合体を7重量%添加しよく混合した。
合体を7重量%添加しよく混合した。
(〜)上記仮焼粉末混和物及びAg2O粉末混和物を圧
縮成形して厚み80μm及び40μmのシート状とした
。この各上記シート状物を2層ずつ交互に層積し、よく
乾燥後ロール状の連続圧縮成形機に通して相互を圧着し
た。圧着成形物を10×25mの短冊状に切り取り、抵
抗加熱管状炉内で酸素ガスを流しながら、室温から50
C)Cまで25℃/ h rで昇温し、500℃から9
80℃まで200℃/ h rの速度で昇温し、最高温
度で10分間保持した後10℃/ h rの速度で室温
まで冷却した。これで得た焼成試料を実施例3−1とし
た。
縮成形して厚み80μm及び40μmのシート状とした
。この各上記シート状物を2層ずつ交互に層積し、よく
乾燥後ロール状の連続圧縮成形機に通して相互を圧着し
た。圧着成形物を10×25mの短冊状に切り取り、抵
抗加熱管状炉内で酸素ガスを流しながら、室温から50
C)Cまで25℃/ h rで昇温し、500℃から9
80℃まで200℃/ h rの速度で昇温し、最高温
度で10分間保持した後10℃/ h rの速度で室温
まで冷却した。これで得た焼成試料を実施例3−1とし
た。
(v)上記仮焼粉末混和物シートの厚みを5μm、4.
5μm、Ag、O粉末混和物シートの厚みを5μm、4
.5μmとしたものについて上記と同様に層積し、連続
圧縮成形した後焼成処理して4種の試料を作成し、これ
らを夫々実施例−2,3,4,5とした。
5μm、Ag、O粉末混和物シートの厚みを5μm、4
.5μmとしたものについて上記と同様に層積し、連続
圧縮成形した後焼成処理して4種の試料を作成し、これ
らを夫々実施例−2,3,4,5とした。
上記各試料について、SEMにより組成観察を行なうと
共に粉砕試料のXRD測定を行なった。
共に粉砕試料のXRD測定を行なった。
また、前記と同要領で、温度に対する抵抗変化、オンセ
ット温度、オフセット温度を調べ、臨界電流密度を測定
した。更に、表面X線回折ピークが下記式に基づきら配
向度(f値)を算出した。
ット温度、オフセット温度を調べ、臨界電流密度を測定
した。更に、表面X線回折ピークが下記式に基づきら配
向度(f値)を算出した。
f=(P−Po)/(1−Po)
式中
P(配向試料)=ΣI(OOQ)/(Σx(hku)+
Σ■(ooQ))P昧配胡生)=ΣI’(OOffi)
/ (Σx′(hku)+Σx′(oon))これらの
結果を第2表に示す。
Σ■(ooQ))P昧配胡生)=ΣI’(OOffi)
/ (Σx′(hku)+Σx′(oon))これらの
結果を第2表に示す。
(以下余白)
実施例3の試料は、いずれも上記同様SEM、XMAの
結果から、銀の一部が拡散し超電導体の粒界に存在して
いることがわかった。それらは超電導体粒子とのぬれ性
も良好であり、超電導体粒子を覆う状態であった。また
XRDの解析結果から、超電導体とAgのピークが混在
していることが観測され、これにより、Agが超電導体
層に固溶または置換していないことが推察された。
結果から、銀の一部が拡散し超電導体の粒界に存在して
いることがわかった。それらは超電導体粒子とのぬれ性
も良好であり、超電導体粒子を覆う状態であった。また
XRDの解析結果から、超電導体とAgのピークが混在
していることが観測され、これにより、Agが超電導体
層に固溶または置換していないことが推察された。
また、室温での比抵抗がいずれも低く、これにより超電
導層がクエンチしても一時的補償が十分可能であること
が示唆される。
導層がクエンチしても一時的補償が十分可能であること
が示唆される。
f値からいずれも配向性の高い組織を有していることが
理解される。臨界電流密度は、実施例3−2.3を除い
て極めて高く、優れた超電導特性を有することがわかる
。これは、上記配向性と関係し、試料調製時の圧縮作用
によって結晶の配向性が良くなり、これが電流密度を高
める原因となったもの考えられ1本実施例の特筆すべき
効果として位置付けることが出来る。実施例3−2.3
の臨界電流密度が低いのは、超電導層の層厚が薄い為に
、その超電導特性が十分に発現されなかった為と考えら
れる。
理解される。臨界電流密度は、実施例3−2.3を除い
て極めて高く、優れた超電導特性を有することがわかる
。これは、上記配向性と関係し、試料調製時の圧縮作用
によって結晶の配向性が良くなり、これが電流密度を高
める原因となったもの考えられ1本実施例の特筆すべき
効果として位置付けることが出来る。実施例3−2.3
の臨界電流密度が低いのは、超電導層の層厚が薄い為に
、その超電導特性が十分に発現されなかった為と考えら
れる。
尚、上記実施例では、安定化層としてAgを用いた例を
示したが、Au及びPtでも同様の結果が得られること
が本発明者によって確認されている。この場合、Au及
びPtには酸化物が存在しないのでこれらを直接使用し
た。また、Agは酸化物の方が化学的に安定で且つ安価
であるので経済的に有利であるが、Agをそのまま使用
することも除外するものではない。
示したが、Au及びPtでも同様の結果が得られること
が本発明者によって確認されている。この場合、Au及
びPtには酸化物が存在しないのでこれらを直接使用し
た。また、Agは酸化物の方が化学的に安定で且つ安価
であるので経済的に有利であるが、Agをそのまま使用
することも除外するものではない。
(発明の効果)
取上の如く、本発明の超電導体配線基板は、超電導体層
と、常電導金属より成る安定化層とを焼結一体に積層し
たものであって、超電導体層が何等かの原因で一時的に
クエンチしても、積層効果によって電流の伝搬機能が維
持され、従って半導体用LSIの配線基板等に応用した
場合でも半導体に対する悪影響が回避され、誤動作発生
の懸念がなくなる。また、高集積化に伴う線幅の減少を
強いられても、安定化層の冷却効果により超電導体層の
発熱が抑えられ、超電導体層の本来の特性が維持される
。
と、常電導金属より成る安定化層とを焼結一体に積層し
たものであって、超電導体層が何等かの原因で一時的に
クエンチしても、積層効果によって電流の伝搬機能が維
持され、従って半導体用LSIの配線基板等に応用した
場合でも半導体に対する悪影響が回避され、誤動作発生
の懸念がなくなる。また、高集積化に伴う線幅の減少を
強いられても、安定化層の冷却効果により超電導体層の
発熱が抑えられ、超電導体層の本来の特性が維持される
。
このように特筆すべき効果を有する本発明は、超電導体
の応用実用化の展望を拓くに大きく寄与するものであり
、その有用性極めて大である。
の応用実用化の展望を拓くに大きく寄与するものであり
、その有用性極めて大である。
−以上−
Claims (1)
- 1.酸化物超電導体層と、Ag、Au及びPtより選ば
れた安定化層とが一体的に積層されて成る酸化物超電導
体配線基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027929A JPH02207589A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 酸化物超電導体配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1027929A JPH02207589A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 酸化物超電導体配線基板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207589A true JPH02207589A (ja) | 1990-08-17 |
Family
ID=12234581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1027929A Pending JPH02207589A (ja) | 1989-02-07 | 1989-02-07 | 酸化物超電導体配線基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02207589A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0562535A (ja) * | 1991-09-04 | 1993-03-12 | Chodendo Hatsuden Kanren Kiki Zairyo Gijutsu Kenkyu Kumiai | 超電導部材 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61289691A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-19 | 松下電器産業株式会社 | メタライズ組成物 |
| JPS63177496A (ja) * | 1986-09-10 | 1988-07-21 | エンゲルハード・コーポレーシヨン | 金属化基板及びその製造方法 |
| JPS63280488A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-17 | Toshiba Corp | 回路基板 |
| JPS63310197A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-19 | Toshiba Corp | 超電導配線パタ−ンの形成方法 |
| JPS6473792A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 | Hitachi Chemical Co Ltd | Superconductive circuit plate |
| JPS6481292A (en) * | 1987-09-24 | 1989-03-27 | Hitachi Ltd | Superconducting wiring board and its manufacture |
| JPH0195587A (ja) * | 1987-10-08 | 1989-04-13 | Asahi Glass Co Ltd | 超伝導体配線基板 |
| JPH01107593A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導セラミック配線基板 |
-
1989
- 1989-02-07 JP JP1027929A patent/JPH02207589A/ja active Pending
Patent Citations (8)
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