JPH02209927A - ポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法 - Google Patents
ポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法Info
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- JPH02209927A JPH02209927A JP3194889A JP3194889A JPH02209927A JP H02209927 A JPH02209927 A JP H02209927A JP 3194889 A JP3194889 A JP 3194889A JP 3194889 A JP3194889 A JP 3194889A JP H02209927 A JPH02209927 A JP H02209927A
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- polymethylsilsesquioxane
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はポリメチルシルセスキオキサンの製造方法に関
する。更に詳しくは、本発明は粉末状のポリメチルシル
セスキオキサンの製造方法に関する。
する。更に詳しくは、本発明は粉末状のポリメチルシル
セスキオキサンの製造方法に関する。
(従来の技術)
自由流動性に優れたポリメチルシルセスキオキサン粉末
は、ゴム、プラスチック、塗料、インク、化粧品などの
分野において潤滑性、撥水性、防汚性、離型性向上等の
目的で使用されている(例えば、特開昭61−1594
27号、同61−159461号、同61−15946
3号、同61−159467号、同61−159474
号、同61−160981号、同63−8461号、同
63−15848号、同63−15849号、同63−
1.7958号公報参照)。
は、ゴム、プラスチック、塗料、インク、化粧品などの
分野において潤滑性、撥水性、防汚性、離型性向上等の
目的で使用されている(例えば、特開昭61−1594
27号、同61−159461号、同61−15946
3号、同61−159467号、同61−159474
号、同61−160981号、同63−8461号、同
63−15848号、同63−15849号、同63−
1.7958号公報参照)。
これらのポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造法は
公知であり、例えば特公昭56−39808号公報には
、塩素量が0.1〜5.0重量%であるメチルトリアル
コキシシラン及び/又はその部分加水分解物を、アルカ
リ土類金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩又はN a
OHを含む水溶液中で加水分解・縮合させる方法が開示
されている。
公知であり、例えば特公昭56−39808号公報には
、塩素量が0.1〜5.0重量%であるメチルトリアル
コキシシラン及び/又はその部分加水分解物を、アルカ
リ土類金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩又はN a
OHを含む水溶液中で加水分解・縮合させる方法が開示
されている。
しかしながら、この方法では生成するポリメチルシルセ
スキオキサン粉末中にアルカリ土類金属やアルカリ金属
が比較的多足に混入するのでUj?’/Wし易く、前記
用途に利用する場合、撥水性、防汚性等が損われるとい
う問題があった。又この方法では、原料のメチルトリア
ルコキシシラン及び/又はその部分加水分解物の塩素量
を0.1〜5゜0重量%に調整しなければならず煩雑で
あるという問題もあった。特にNaOHを含む水溶液中
で加水分解・縮合させる方法によった場合、NaOH水
溶液の濃度とメチルトリアルコキシシランの滴下速度が
適当でなかったために、ゲル状生成物しか得られないと
いう問題があった。
スキオキサン粉末中にアルカリ土類金属やアルカリ金属
が比較的多足に混入するのでUj?’/Wし易く、前記
用途に利用する場合、撥水性、防汚性等が損われるとい
う問題があった。又この方法では、原料のメチルトリア
ルコキシシラン及び/又はその部分加水分解物の塩素量
を0.1〜5゜0重量%に調整しなければならず煩雑で
あるという問題もあった。特にNaOHを含む水溶液中
で加水分解・縮合させる方法によった場合、NaOH水
溶液の濃度とメチルトリアルコキシシランの滴下速度が
適当でなかったために、ゲル状生成物しか得られないと
いう問題があった。
上記問題を解決した自由流動性に優れたポリメチルシル
セスキオキサンを得る方法として、特開昭60−138
13号公報には、メチルトリアルコキシシラン及び/又
はその部分加水分解縮合物を、アンモニア又はアミン類
の水溶液中で加水分解・縮合させる方法が開示されてい
る。
セスキオキサンを得る方法として、特開昭60−138
13号公報には、メチルトリアルコキシシラン及び/又
はその部分加水分解縮合物を、アンモニア又はアミン類
の水溶液中で加水分解・縮合させる方法が開示されてい
る。
しかしながらこの方法では、アンモニア及びアミンの触
媒活性が弱いため、これらを触媒として多曖に使用しな
ければならないばかりか、反応時及び乾燥時における、
有毒なアンモニアガスの発生やアミン水溶液の排出等の
問題がある。
媒活性が弱いため、これらを触媒として多曖に使用しな
ければならないばかりか、反応時及び乾燥時における、
有毒なアンモニアガスの発生やアミン水溶液の排出等の
問題がある。
更に、特開昭63−77940号公報には、粒径分布が
略一定で且つ真球状であるポリメチルシルセスキオキサ
ン粉末の製法が開示されている。
略一定で且つ真球状であるポリメチルシルセスキオキサ
ン粉末の製法が開示されている。
この方法によれば、メチルトリアルコキシシラン及び/
又はその部分加水分解・縮合物及び/又はこのものと有
機溶剤との混合液を上層にして、アンモニア又はアミン
の水溶液及び/又はこのものと有機溶剤との混合液を下
層にして、これらの界面でメチルトリアルコキシシラン
及び/又はその部分加水分解縮合物を加水分解・縮合さ
せることにより、上記真球状ポリメチルシルセスキオキ
サンが得られる。
又はその部分加水分解・縮合物及び/又はこのものと有
機溶剤との混合液を上層にして、アンモニア又はアミン
の水溶液及び/又はこのものと有機溶剤との混合液を下
層にして、これらの界面でメチルトリアルコキシシラン
及び/又はその部分加水分解縮合物を加水分解・縮合さ
せることにより、上記真球状ポリメチルシルセスキオキ
サンが得られる。
しかしながら、この方法では二液界面で加水分解・縮合
が行われることにより加水分解縮合反応が不均一に行わ
れ、従って、加水分解速度が遅いことに起因する粒子同
志の融合ゲル体が一部発生したり、逆に加水分解速度が
速くなりすぎて不定形ゲル体が生成する場合があるとい
う欠点がある。
が行われることにより加水分解縮合反応が不均一に行わ
れ、従って、加水分解速度が遅いことに起因する粒子同
志の融合ゲル体が一部発生したり、逆に加水分解速度が
速くなりすぎて不定形ゲル体が生成する場合があるとい
う欠点がある。
そのため、得られたディスバージョンを遠心脱水し、加
熱乾燥した後ジェットミル粉砕機などを用いて解砕する
場合に、解砕困難なゲル状物があったり、融合に起因す
ると思われる欠損部が一部にある粉末微粒子ができる場
合がある。
熱乾燥した後ジェットミル粉砕機などを用いて解砕する
場合に、解砕困難なゲル状物があったり、融合に起因す
ると思われる欠損部が一部にある粉末微粒子ができる場
合がある。
更には、攪拌羽根や加水分解槽壁などに凝集したメチル
シルセスキオキサンゲル化物が付着して、反応後の洗浄
に手間がかかるという不利もある。
シルセスキオキサンゲル化物が付着して、反応後の洗浄
に手間がかかるという不利もある。
(発明が解決しようとする課題)
従って本発明の目的は、均一で狭い粒径分布を有するポ
リメチルシルセスキオキサンの粉末を製造するための簡
便な方法を提供することにある。
リメチルシルセスキオキサンの粉末を製造するための簡
便な方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の上記の諸口的は、一般式CH3Si(OR)3
(ここでRは炭素数1〜4のアルキル基)で表されるメ
チルトリアルコキシシラン及び/又はその部分加水分解
物を、0.01〜0.2モル/kgのアルカリ金属水酸
化物を含む水溶液中に、アルカリ金属水酸化物を含む水
溶液とメチルトリアルコキシシラン及び/又はその部分
加水分解物を合計した総IV(kg)と該メチルトリア
ルコキシシラン及び/又はその部分加水分解物の滴下速
度vCg1分〕との比v / Vが0.6〜6゜0とな
るように滴下して加水分解・縮合させた後、中和し乾燥
することを特徴とするポリメチルシルセスキオキサン粉
末の製造方法によって達成された。
(ここでRは炭素数1〜4のアルキル基)で表されるメ
チルトリアルコキシシラン及び/又はその部分加水分解
物を、0.01〜0.2モル/kgのアルカリ金属水酸
化物を含む水溶液中に、アルカリ金属水酸化物を含む水
溶液とメチルトリアルコキシシラン及び/又はその部分
加水分解物を合計した総IV(kg)と該メチルトリア
ルコキシシラン及び/又はその部分加水分解物の滴下速
度vCg1分〕との比v / Vが0.6〜6゜0とな
るように滴下して加水分解・縮合させた後、中和し乾燥
することを特徴とするポリメチルシルセスキオキサン粉
末の製造方法によって達成された。
本発明における、上記一般式で表されるメチルトリアル
コキシシラン及び/又はその部分加水分解物は(以下単
にメチルトリアルコキシシランと略す)、公知の方法に
よりメチルトリクロロシランを適当なアルコールでアル
コキシ化することにより得られる。その具体例としては
、例えばメチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブ
トキシシラン等の他、これらのメチルトリアルコキシシ
ランを完全に加水分解するに要する理論量より少ない量
の水を存在させることにより得られる部分加水分解縮合
物等を挙げることができる。
コキシシラン及び/又はその部分加水分解物は(以下単
にメチルトリアルコキシシランと略す)、公知の方法に
よりメチルトリクロロシランを適当なアルコールでアル
コキシ化することにより得られる。その具体例としては
、例えばメチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリブ
トキシシラン等の他、これらのメチルトリアルコキシシ
ランを完全に加水分解するに要する理論量より少ない量
の水を存在させることにより得られる部分加水分解縮合
物等を挙げることができる。
本発明においては、これらの化合物を単独又は、2種以
上の混合物として使用することができる。
上の混合物として使用することができる。
これらのメチルトリアルコキシシランのうち、加水分解
速度及び生産性の面からメチルトリメトキシシランが好
ましい。
速度及び生産性の面からメチルトリメトキシシランが好
ましい。
本発明で使用するアルカリ金属水酸化物は、加水分解・
縮合反応のためのアルカリ触媒であり、Li0F(、N
aOH,KOH,C5OHなどを例示することができる
が、水への溶解性、触媒活性等の面から特にKOH,N
aOH及びLiOHが好ましい。
縮合反応のためのアルカリ触媒であり、Li0F(、N
aOH,KOH,C5OHなどを例示することができる
が、水への溶解性、触媒活性等の面から特にKOH,N
aOH及びLiOHが好ましい。
アルカリ金属水酸化物を含む水溶液の濃度は、0.01
〜0920モル/kgの範囲とするのが良い 0.01モル/kg以下では、粒子同志の融合が起こり
ゲル化する。又、0.20モル/kg以上では、メチル
トリアルコキシシランの加水分解速度が速(なりすぎ不
定形ゲル体が生成するため好ましくない。
〜0920モル/kgの範囲とするのが良い 0.01モル/kg以下では、粒子同志の融合が起こり
ゲル化する。又、0.20モル/kg以上では、メチル
トリアルコキシシランの加水分解速度が速(なりすぎ不
定形ゲル体が生成するため好ましくない。
本発明の加水分解・縮合反応は、アルカリ金属水酸化物
を含む水溶液中にメチルトリアルコキシシランを攪拌し
ながら滴下することによって行う。
を含む水溶液中にメチルトリアルコキシシランを攪拌し
ながら滴下することによって行う。
反応温度は特に限定されないが、おおむね0〜80°C
程度が好ましく、特に5〜50℃が好ましい。
程度が好ましく、特に5〜50℃が好ましい。
0°C以下とした場合には氷結する場合があり、80°
C以上ではメチルトリアルコキシシランの加水分解速度
が速すぎて不定形ゲルの析出が起こり易くなるので好ま
しくない。
C以上ではメチルトリアルコキシシランの加水分解速度
が速すぎて不定形ゲルの析出が起こり易くなるので好ま
しくない。
反応の際の撹拌は特に制限がないが、ホモジナイザーの
ような剪断力の大きな攪拌では粒子同志の衝突により不
定型のゲルが生成するため、攪拌羽根による攪拌が好ま
しく、攪拌速度はlO〜1゜00Orpm程度が好まし
い。10rpm以下のゆるやかな攪拌では粒子同志の融
合が起こりゲル化し易く、1,000rpm以上では、
粒子同志の衝突による不定型ゲルが生成し易くなるので
好ましくない。特に、20〜300rpmとすることが
好ましい。
ような剪断力の大きな攪拌では粒子同志の衝突により不
定型のゲルが生成するため、攪拌羽根による攪拌が好ま
しく、攪拌速度はlO〜1゜00Orpm程度が好まし
い。10rpm以下のゆるやかな攪拌では粒子同志の融
合が起こりゲル化し易く、1,000rpm以上では、
粒子同志の衝突による不定型ゲルが生成し易くなるので
好ましくない。特に、20〜300rpmとすることが
好ましい。
この場合の攪拌羽根の形状は特に制限されj′、プロペ
ラ型、平羽根型、湾曲羽根型、イカリ型、(頃斜バドル
型、ファウドラー型、プルマージン型等の何れをも使用
することができる。又邪魔板は攪拌回転数によって、付
けても付けなくても良い。
ラ型、平羽根型、湾曲羽根型、イカリ型、(頃斜バドル
型、ファウドラー型、プルマージン型等の何れをも使用
することができる。又邪魔板は攪拌回転数によって、付
けても付けなくても良い。
本発明におけるメチルトリアルコキシシランの滴下は、
速すぎても遅すぎても目的とする粉末状のポリメチルシ
ルセスキオキサンが得られない。
速すぎても遅すぎても目的とする粉末状のポリメチルシ
ルセスキオキサンが得られない。
即ち、アルカリ金属水酸化物を含む水溶液とメチルトリ
アルコキシシランを合計した総量V(kg〕と、メチル
トリアルコキシシランの滴下速度v〔g/m1n)の比
v / Vが0.6〜6.0〔g/kg−min)とな
るように滴下を行う。
アルコキシシランを合計した総量V(kg〕と、メチル
トリアルコキシシランの滴下速度v〔g/m1n)の比
v / Vが0.6〜6.0〔g/kg−min)とな
るように滴下を行う。
v / Vを6.0 〔g/kg−min)以上にして
滴下した場合には、滴下速度が速すぎるため加水分解・
縮合反応が急速に進行して反応熱による壇、激な温度上
昇が生じるので、温度上昇を制御しても不定形ゲル体の
生成を防止することができない。
滴下した場合には、滴下速度が速すぎるため加水分解・
縮合反応が急速に進行して反応熱による壇、激な温度上
昇が生じるので、温度上昇を制御しても不定形ゲル体の
生成を防止することができない。
v / Vを0.6 〔g/kg−min)以下にして
滴下した場合には滴下速度が遅すぎるため加水分解縮合
反応によるポリメチルシルセスキオキサン微粒子の成長
速度にばらつきが生じ、粒径分布の広い粒子が得られる
ことになり好ましくない。
滴下した場合には滴下速度が遅すぎるため加水分解縮合
反応によるポリメチルシルセスキオキサン微粒子の成長
速度にばらつきが生じ、粒径分布の広い粒子が得られる
ことになり好ましくない。
従ってv / Vが0.6〜6.0の範囲、好ましくは
0.8〜4.0となるように滴下を行う。
0.8〜4.0となるように滴下を行う。
又、滴下後約1時間以上の後攪拌を行い反応を完結させ
ることによって良好な結果が得られる。
ることによって良好な結果が得られる。
滴Fするメチルトリアルコキシシランのアルカリ金属水
酸化物を含む水溶液に対する量比については特に制限さ
れないが、本発明の目的とするポリメチルシルセスキオ
キサン粉末を得るためには、アルカリ金属水酸化物を含
む水溶液100!1を部に対して、メチルトリアルコキ
シシラン5〜50at部を前述したような条件にて滴下
することが好ましい。
酸化物を含む水溶液に対する量比については特に制限さ
れないが、本発明の目的とするポリメチルシルセスキオ
キサン粉末を得るためには、アルカリ金属水酸化物を含
む水溶液100!1を部に対して、メチルトリアルコキ
シシラン5〜50at部を前述したような条件にて滴下
することが好ましい。
メチルトリアルコキシシランの滴下量が5重量部以下の
場合は、生成粒子が細かすぎて不安定なため、粒子同志
の融合が起こりゲル化する。一方、50重量部以上の場
合には、生成粒子の成長速度にばらつきが生じて粒径分
布が広くなったり、粒子同志の衝突頻度が高くなるので
不定形ゲルの生成などの問題を生じる。従って、メチル
トリアルコキシシランの滴下は5〜50重量部、特に1
0〜40重景部で重量ことが好ましい。
場合は、生成粒子が細かすぎて不安定なため、粒子同志
の融合が起こりゲル化する。一方、50重量部以上の場
合には、生成粒子の成長速度にばらつきが生じて粒径分
布が広くなったり、粒子同志の衝突頻度が高くなるので
不定形ゲルの生成などの問題を生じる。従って、メチル
トリアルコキシシランの滴下は5〜50重量部、特に1
0〜40重景部で重量ことが好ましい。
後攪拌の後、公知の方法によりアルカリ触媒の中和、洗
浄脱水乾燥を行う。
浄脱水乾燥を行う。
中和剤は酸性物質であれば良く、公知のものの中から適
宜選択して使用することができるが、中和後の洗浄を容
易にするために、塩酸、硫酸、炭酸、酢酸、ギ酸等を使
用することが好ましい。
宜選択して使用することができるが、中和後の洗浄を容
易にするために、塩酸、硫酸、炭酸、酢酸、ギ酸等を使
用することが好ましい。
このようにして得られたディスバージョンからポリメチ
ルシルセスキオキサン粉末を得る方法の一つは、例えば
ディスバージョンを金網を通して抜き取り、遠心分離法
、加圧濾過法等により脱水し、得られたペースト状物を
100〜250°Cで加熱乾燥するか、或いはディスバ
ージョンをスプレードライヤーにより直接100〜25
0 ”Cで加熱乾燥した後、ジェットミル粉砕機を用い
て解砕を行う方法を挙げることができる。
ルシルセスキオキサン粉末を得る方法の一つは、例えば
ディスバージョンを金網を通して抜き取り、遠心分離法
、加圧濾過法等により脱水し、得られたペースト状物を
100〜250°Cで加熱乾燥するか、或いはディスバ
ージョンをスプレードライヤーにより直接100〜25
0 ”Cで加熱乾燥した後、ジェットミル粉砕機を用い
て解砕を行う方法を挙げることができる。
本発明の方法は原料のメチルトリアルコキシシランの塩
素量を調整する必要がないので極めて簡便であるのみな
らず、加水分解反応器の槽壁や攪拌羽根にポリメチルシ
ルセスキオキサンのゲル化物の付着が殆どないので反応
が定量的である。
素量を調整する必要がないので極めて簡便であるのみな
らず、加水分解反応器の槽壁や攪拌羽根にポリメチルシ
ルセスキオキサンのゲル化物の付着が殆どないので反応
が定量的である。
(発明の効果)
以上詳述した如く、本発明の方法は原料の塩素量を調整
する等の煩雑さがない上に、加水分解・縮合反応の制御
が容易であるので極めて簡便な方法であり、容易にスケ
ールアップすることができるという利点がある。又、反
応が均一に行われるために粒子同志が融合することに起
因する融合ゲル体や不定型ゲル体の生成が殆どないので
、本発明の方法によって容易に、均一粒径のポリメチル
シルセスキオキサン粉末を得ることができる。
する等の煩雑さがない上に、加水分解・縮合反応の制御
が容易であるので極めて簡便な方法であり、容易にスケ
ールアップすることができるという利点がある。又、反
応が均一に行われるために粒子同志が融合することに起
因する融合ゲル体や不定型ゲル体の生成が殆どないので
、本発明の方法によって容易に、均一粒径のポリメチル
シルセスキオキサン粉末を得ることができる。
(実施例)
以下、本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明
はこれによって限定されるものではない。
はこれによって限定されるものではない。
実施例1゜
プロペラ型攪拌翼、冷却用ジャケット、滴下ロート及び
温度計付の60j2ステンレス製容器に水39.9kg
並びにKOH100gを入れて15℃に冷却した。攪拌
は20Orpmで行い、メチルトリメトキシシラン10
kgを滴下ロートにより2時間かけて滴下した。その間
、反応温度は20℃とし、撹拌は200rpmと一定に
保った。滴下終了後、温度及び撹拌を同一に保ったまま
1時間撹拌を行い、次いで酢酸100gを添加して中和
した。析出した生成物を濾過した後遠心分離により脱水
してケーキ状にし、次いで150℃の乾燥品中で含水率
が2%以下になるまで乾燥させて粉末状とした。得られ
た粉末をジェットミルで解砕して白色粉末を得た。
温度計付の60j2ステンレス製容器に水39.9kg
並びにKOH100gを入れて15℃に冷却した。攪拌
は20Orpmで行い、メチルトリメトキシシラン10
kgを滴下ロートにより2時間かけて滴下した。その間
、反応温度は20℃とし、撹拌は200rpmと一定に
保った。滴下終了後、温度及び撹拌を同一に保ったまま
1時間撹拌を行い、次いで酢酸100gを添加して中和
した。析出した生成物を濾過した後遠心分離により脱水
してケーキ状にし、次いで150℃の乾燥品中で含水率
が2%以下になるまで乾燥させて粉末状とした。得られ
た粉末をジェットミルで解砕して白色粉末を得た。
粒径分布をコールタ−カウンター(MODELTA−n
型〕にて測定した所、平均粒径が1゜7μmで平均粒径
の±30%の範囲内(1,2〜2.2μm)に全粒子の
91%以上が含まれていた(第1図)。
型〕にて測定した所、平均粒径が1゜7μmで平均粒径
の±30%の範囲内(1,2〜2.2μm)に全粒子の
91%以上が含まれていた(第1図)。
実施例2〜5
第1表に示す配合及び加水分解縮合時の条件以外は実施
例1と同様の操作を行い、第1表に示すポリメチルシル
セスキオキサン粉末を得た。
例1と同様の操作を行い、第1表に示すポリメチルシル
セスキオキサン粉末を得た。
比較例1゜
アルカリ触媒として水酸化カルシウムを用い、メチルト
リクロロシランとして塩素量で0.5重量%含有するメ
チルトリメトキシシランをもちいて加水分解縮合反応を
行い、中和を行わなかった他は実施例1と全く同様に反
応させた所、反応液はゲル化した。
リクロロシランとして塩素量で0.5重量%含有するメ
チルトリメトキシシランをもちいて加水分解縮合反応を
行い、中和を行わなかった他は実施例1と全く同様に反
応させた所、反応液はゲル化した。
比較例2゜
アルカリ触媒として濃度28%アンモニア水溶液を4.
0kg用い、中和は行わずに反応終了後に80°Cに昇
温しで1時間加熱した他は実施例2と全く同様にしてポ
リメチルシルセスキオキサン粉末を得た。この粉末の平
均粒子径は1.4μm、粒径分布は78%であり、本発
明の方法によって得られる場合より粒径分布が広いこと
が確認された。
0kg用い、中和は行わずに反応終了後に80°Cに昇
温しで1時間加熱した他は実施例2と全く同様にしてポ
リメチルシルセスキオキサン粉末を得た。この粉末の平
均粒子径は1.4μm、粒径分布は78%であり、本発
明の方法によって得られる場合より粒径分布が広いこと
が確認された。
比較例3゜
アルカリ触媒の代わりに塩酸触媒を用い、中和剤として
NaOHを用いた他は実施例2と全く同様にしたところ
、得られたポリメチルシルセスキオキサン粉末は不定型
であり、平均粒子径及び粒径分布は夫々2.2μm及び
56%であった。
NaOHを用いた他は実施例2と全く同様にしたところ
、得られたポリメチルシルセスキオキサン粉末は不定型
であり、平均粒子径及び粒径分布は夫々2.2μm及び
56%であった。
以上の比較例1〜3の結果は、第2表にまとめた通りで
あり、何れの場合にも、本発明のような均一粒径のポリ
メチルシルセスキオキサン粒子を得ることができないこ
とが確認された。
あり、何れの場合にも、本発明のような均一粒径のポリ
メチルシルセスキオキサン粒子を得ることができないこ
とが確認された。
実施例6〜8
第3表に示す配合及び加水分解・縮合反応の条件で実施
例1と同様の操作を行い、メチルトリメトキシシラン(
含有塩素原子濃度1ppm)の加水分解・縮合を行い同
表に示すポリメチルシルセスキオキサン粉末を得た。
例1と同様の操作を行い、メチルトリメトキシシラン(
含有塩素原子濃度1ppm)の加水分解・縮合を行い同
表に示すポリメチルシルセスキオキサン粉末を得た。
比較例4゜
メチルトリメトキシシランの使用量を2. 0kgと減
らし、滴下時間を30分とした他は実施例1と全く同様
にしたところ、球状の粒子は得られたものの、平均粒子
径は0.9μmと小さく、粒径分布も38%と広いもの
であった。
らし、滴下時間を30分とした他は実施例1と全く同様
にしたところ、球状の粒子は得られたものの、平均粒子
径は0.9μmと小さく、粒径分布も38%と広いもの
であった。
比較例5゜
メチルトリメトキシシランの使用量を30.0kgと増
やし、滴下時間を5時間とした他は実施例1と全く同様
にしたところ粒子の融合が起こり、平均粒子径4.8μ
mで粒径分布が22%のポリメチルシルセスキオキサン
しか得られなかった。
やし、滴下時間を5時間とした他は実施例1と全く同様
にしたところ粒子の融合が起こり、平均粒子径4.8μ
mで粒径分布が22%のポリメチルシルセスキオキサン
しか得られなかった。
比較例6゜
アルカリ触媒としてのKOHの量を20g(0゜009
モル/kg)とした(これに対応して中和剤の量も変わ
る)他は、実施例1と全く同様にしたところ、反応液は
ゲル化し球状粒子は得られなかった。
モル/kg)とした(これに対応して中和剤の量も変わ
る)他は、実施例1と全く同様にしたところ、反応液は
ゲル化し球状粒子は得られなかった。
比較例7゜
アルカリ触媒としてのKOHの量を560g(0,25
モル/kg)とした(これに対応して中和剤の量も変わ
る)他は、実施例1と全く同様にしたところ、反応液は
ゲル化し球状粒子は得られなかった。
モル/kg)とした(これに対応して中和剤の量も変わ
る)他は、実施例1と全く同様にしたところ、反応液は
ゲル化し球状粒子は得られなかった。
以上の比較例4〜7の結果は第4表に示した通りであり
、いずれの場合も本発明で得られるような均一粒径のポ
リメチルシルセスキオキサンをすることができないこと
が確認された。
、いずれの場合も本発明で得られるような均一粒径のポ
リメチルシルセスキオキサンをすることができないこと
が確認された。
実施例9〜10及び比較例8.9
第5表に示す配合及び加水分解・縮合時の条件以外は、
実施例1と同様の操作を行い同表にしめずポリメチルシ
ルセスキオキサン粉末を得た。
実施例1と同様の操作を行い同表にしめずポリメチルシ
ルセスキオキサン粉末を得た。
第5表の結果は、均−且つ球状のポリメチルシルセスキ
オキサンを得る上でメチルトリメトキシシランの滴下速
度が掻めて重要であり、v / Vが0.6より小さく
ても、6より大きくても均一粒径のポリメチルシルセス
キオキサンを得ることができないことが実証された。
オキサンを得る上でメチルトリメトキシシランの滴下速
度が掻めて重要であり、v / Vが0.6より小さく
ても、6より大きくても均一粒径のポリメチルシルセス
キオキサンを得ることができないことが実証された。
第1図は、実施例1で得られたポリメチルシルセスキオ
キサンの粒径分布を示すグラフである。 特許出願人 信越化学工業株式会社
キサンの粒径分布を示すグラフである。 特許出願人 信越化学工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式CH_3Si(OR)_3(ここでRは炭素
数1〜4のアルキル基)で表されるメチルトリアルコキ
シシラン及び/又はその部分加水分解物を、0.01〜
0.2モル/kgのアルカリ金属水酸化物を含む水溶液
中に、アルカリ金属水酸化物を含む水溶液とメチルトリ
アルコキシシラン及び/又はその部分加水分解物を合計
した総量V〔kg〕と該メチルトリアルコキシシラン及
び/又はその部分加水分解物の滴下速度v〔g/分〕と
の比v/Vが0.6〜6.0となるように滴下して加水
分解・縮合させた後、中和し乾燥することを特徴とする
ポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1031948A JP2580315B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | ポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1031948A JP2580315B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | ポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02209927A true JPH02209927A (ja) | 1990-08-21 |
| JP2580315B2 JP2580315B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=12345186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1031948A Expired - Lifetime JP2580315B2 (ja) | 1989-02-09 | 1989-02-09 | ポリメチルシルセスキオキサン粉末の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2580315B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000178357A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-27 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | シリコ―ン微粒子の製造方法 |
| JP2000186148A (ja) * | 1998-12-21 | 2000-07-04 | Ge Toshiba Silicones Co Ltd | 球状ポリメチルシルセスキオキサン微粒子の製造方法 |
| US6875262B1 (en) | 1998-05-26 | 2005-04-05 | Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. | Silica-based coating film on substrate and coating solution therefor |
| JP2008127564A (ja) * | 2006-11-23 | 2008-06-05 | Cheil Industries Inc | シリコン系微粒子、その製造方法、及びその微粒子が含有された熱可塑性樹脂組成物 |
| WO2018062441A1 (ja) | 2016-09-28 | 2018-04-05 | テルモ株式会社 | シリンジ用組立体、プレフィルドシリンジ、穿刺針付外筒用シールキャップおよびシリンジ用組立体包装体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63308067A (ja) * | 1987-05-21 | 1988-12-15 | ワツカー‐ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 珪素樹脂粉末の製造方法 |
-
1989
- 1989-02-09 JP JP1031948A patent/JP2580315B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS63308067A (ja) * | 1987-05-21 | 1988-12-15 | ワツカー‐ケミー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング | 珪素樹脂粉末の製造方法 |
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| WO2018062441A1 (ja) | 2016-09-28 | 2018-04-05 | テルモ株式会社 | シリンジ用組立体、プレフィルドシリンジ、穿刺針付外筒用シールキャップおよびシリンジ用組立体包装体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2580315B2 (ja) | 1997-02-12 |
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