JPH0221226Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221226Y2 JPH0221226Y2 JP5618185U JP5618185U JPH0221226Y2 JP H0221226 Y2 JPH0221226 Y2 JP H0221226Y2 JP 5618185 U JP5618185 U JP 5618185U JP 5618185 U JP5618185 U JP 5618185U JP H0221226 Y2 JPH0221226 Y2 JP H0221226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carboxylic acid
- layer
- ethylene
- acid copolymer
- resin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tubes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は練り歯磨等の押出しチユーブ用の積層
材に関する。
材に関する。
ロ 従来の技術
従来、練り歯磨、化粧料、食品ななどの流動性
物質を収容する押出しチユーブ本体を、金属箔と
合成樹脂層との積層材により形成することは普通
に行なわれている。
物質を収容する押出しチユーブ本体を、金属箔と
合成樹脂層との積層材により形成することは普通
に行なわれている。
通常、この積層材においてはチユーブ内面側に
なる合成樹脂層は、収容される材料に対して充分
なバリヤー性、金属箔との接着性が要求されると
ともに、チユーブ成形上からヒートシール性を有
することが望まれており、この条件を満たすもの
として例えば実公昭54−22770号公報に示される
ように、金属箔の片面に、ポリエチレン樹脂、ア
イオノマー樹脂、ポリエチレン樹脂を積層し、金
属箔の他の片面に化粧保護層を設けた積層材が知
られている。
なる合成樹脂層は、収容される材料に対して充分
なバリヤー性、金属箔との接着性が要求されると
ともに、チユーブ成形上からヒートシール性を有
することが望まれており、この条件を満たすもの
として例えば実公昭54−22770号公報に示される
ように、金属箔の片面に、ポリエチレン樹脂、ア
イオノマー樹脂、ポリエチレン樹脂を積層し、金
属箔の他の片面に化粧保護層を設けた積層材が知
られている。
ハ 考案が解決しようとする問題点
上記の金属箔の片面に、ポリエチレン樹脂、ア
イオノマー樹脂、ポリエチレン樹脂を順次積層し
た場合において、金属箔とポリエチレン樹脂と
は、適当なアンカーコート剤を用いない限り充分
な接着強度が得られないばかりでなく、ポリエチ
レン樹脂とアイオノマー樹脂樹脂との間は比較的
に均一な接着が可能であるとは言え、その接着強
度はなお十分なものではなく、ポリエチレン樹脂
層を浸透する内容物中のアルコール成分によつて
往々にして層間剥離を生じ、これに伴つてアイオ
ノマー樹脂層のストレスクラツクが発生する問題
点があつた。
イオノマー樹脂、ポリエチレン樹脂を順次積層し
た場合において、金属箔とポリエチレン樹脂と
は、適当なアンカーコート剤を用いない限り充分
な接着強度が得られないばかりでなく、ポリエチ
レン樹脂とアイオノマー樹脂樹脂との間は比較的
に均一な接着が可能であるとは言え、その接着強
度はなお十分なものではなく、ポリエチレン樹脂
層を浸透する内容物中のアルコール成分によつて
往々にして層間剥離を生じ、これに伴つてアイオ
ノマー樹脂層のストレスクラツクが発生する問題
点があつた。
ニ 問題点を解決するための手段
本考案は金属箔の片面にポリエチレン樹脂層に
サンドイツチされたアイオノマー樹脂を設けた場
合の上記の問題点を解決するため、金属箔の片面
に直接特定条件のエチレン・カルボン酸共重合樹
脂層を積層形成した後、ポリオレフイン系樹脂外
層を設けることによつて、層間接着強度が大でし
かもバリヤー性に優れた積層材を得たものであ
る。
サンドイツチされたアイオノマー樹脂を設けた場
合の上記の問題点を解決するため、金属箔の片面
に直接特定条件のエチレン・カルボン酸共重合樹
脂層を積層形成した後、ポリオレフイン系樹脂外
層を設けることによつて、層間接着強度が大でし
かもバリヤー性に優れた積層材を得たものであ
る。
すなわち本考案の積層材は図面の断面図に示す
ように、金属箔1の片面に、カルボン酸含有量が
20〜50重量%、メルトインデツクス(以下MIと
表示する。)が100〜500のエチレン・カルボン酸
共重合樹脂の第一層2、次がカルボン酸含有量が
10〜19重量%、MIが8〜99のエチレン・カルボ
ン酸共重合樹脂の第二層3、その次がカルボン酸
含有量が2〜9重量%、MIが1〜7のエチレ
ン・カルボン酸共重合樹脂の第三層4を順次積層
し、更にその次にポリオレフイン系樹脂外層5を
設けるとともに、金属箔1の他の片面に適宜の化
粧保護層6を設けた押出しチユーブ用の積層材で
ある。
ように、金属箔1の片面に、カルボン酸含有量が
20〜50重量%、メルトインデツクス(以下MIと
表示する。)が100〜500のエチレン・カルボン酸
共重合樹脂の第一層2、次がカルボン酸含有量が
10〜19重量%、MIが8〜99のエチレン・カルボ
ン酸共重合樹脂の第二層3、その次がカルボン酸
含有量が2〜9重量%、MIが1〜7のエチレ
ン・カルボン酸共重合樹脂の第三層4を順次積層
し、更にその次にポリオレフイン系樹脂外層5を
設けるとともに、金属箔1の他の片面に適宜の化
粧保護層6を設けた押出しチユーブ用の積層材で
ある。
上記において、金属箔としては一般に7〜
100μ厚のアルミニウム箔が好ましく使用される
が、他の金属箔も使用することができる。
100μ厚のアルミニウム箔が好ましく使用される
が、他の金属箔も使用することができる。
エチレン・カルボン酸共重合樹脂としてはカル
ボン酸成分としてアクリル酸、メタクリル酸を採
用したものが好適であり、そのカルボン酸含有量
が、20〜50重量%で、MIが100〜5000のものが、
金属箔に対し強固に接着するとともに、特にバリ
ヤー性に優れ、また、カルボン酸含有量が2〜9
重量%で、MIが1〜7のものはポリエチレン樹
脂に対し強固に接着するとともに充分な可撓柔軟
性を保有している。そして、その中間層としてカ
ルボン酸含有量が10〜19重量%、MIが8〜99の
ものを介在せしめるとにより、エチレン・カルボ
ン酸共重合樹脂層は全体として強固に一体化され
て、バリヤー層が成形される。通常このエチレ
ン・カルボン酸共重合樹脂層は全体で10〜100μ
厚になるように、各層厚を適宜調節すればよい
が、全体としてカルボン酸含有量が多い共重合樹
脂層厚が大であれば剛性が得られ、少なくなれば
柔軟な層となる。これらの層は押出しコート法、
フイルムラミネーシヨン法、液コーテイング法な
どによつて形成することができる。
ボン酸成分としてアクリル酸、メタクリル酸を採
用したものが好適であり、そのカルボン酸含有量
が、20〜50重量%で、MIが100〜5000のものが、
金属箔に対し強固に接着するとともに、特にバリ
ヤー性に優れ、また、カルボン酸含有量が2〜9
重量%で、MIが1〜7のものはポリエチレン樹
脂に対し強固に接着するとともに充分な可撓柔軟
性を保有している。そして、その中間層としてカ
ルボン酸含有量が10〜19重量%、MIが8〜99の
ものを介在せしめるとにより、エチレン・カルボ
ン酸共重合樹脂層は全体として強固に一体化され
て、バリヤー層が成形される。通常このエチレ
ン・カルボン酸共重合樹脂層は全体で10〜100μ
厚になるように、各層厚を適宜調節すればよい
が、全体としてカルボン酸含有量が多い共重合樹
脂層厚が大であれば剛性が得られ、少なくなれば
柔軟な層となる。これらの層は押出しコート法、
フイルムラミネーシヨン法、液コーテイング法な
どによつて形成することができる。
外層となるポリオレフイン系樹脂としてはポリ
エチレン、ポリプロピレンが用い得るが、特に好
適なものはMI2〜12、密度0.915〜0.945のポリエ
チレン樹脂であり、該樹脂層は押出しコート法、
フイルムラミネーシヨン法によつて10〜100μ厚
に成層することが好ましい。
エチレン、ポリプロピレンが用い得るが、特に好
適なものはMI2〜12、密度0.915〜0.945のポリエ
チレン樹脂であり、該樹脂層は押出しコート法、
フイルムラミネーシヨン法によつて10〜100μ厚
に成層することが好ましい。
なお、金属箔の他の片面に設ける化粧保護層は
任意な層構成のものであればよく、例えば、接着
剤を介して紙、印刷下地層、印刷模様、透明保護
層を順次積層したもの、或いは単に着色樹脂層の
みなどのものがあるが、チユーブをヒートシール
により成形する場合には表面層はこれに適したヒ
ートシール性材料であることが必要である。
任意な層構成のものであればよく、例えば、接着
剤を介して紙、印刷下地層、印刷模様、透明保護
層を順次積層したもの、或いは単に着色樹脂層の
みなどのものがあるが、チユーブをヒートシール
により成形する場合には表面層はこれに適したヒ
ートシール性材料であることが必要である。
ホ 作用
本考案の積層材は上述のように、金属箔の片面
に直接強固に接着したエチレン・カルボン酸共重
合樹脂層とポリオレフイン系樹脂外層に強固に接
着したエチレン・カルボン酸共重合樹脂層とが、
中間のエチレン・カルボン酸共重合樹脂層により
強固に接着されて一体化された樹脂層を有するの
で、浸透性の大なる物質に対し充分なバリヤー性
を保有し、優れたストレスクラツク性による耐久
性の大なる押出しチユーブを得ることができる。
に直接強固に接着したエチレン・カルボン酸共重
合樹脂層とポリオレフイン系樹脂外層に強固に接
着したエチレン・カルボン酸共重合樹脂層とが、
中間のエチレン・カルボン酸共重合樹脂層により
強固に接着されて一体化された樹脂層を有するの
で、浸透性の大なる物質に対し充分なバリヤー性
を保有し、優れたストレスクラツク性による耐久
性の大なる押出しチユーブを得ることができる。
ヘ 実施例
予め紙等を片面に貼り合せたアルミニウム箔の
箔面に、アクリル酸含有量20重量%、MI2600の
エチレン・アクリル酸共重合樹脂粉末を水酸化ナ
トリウムで部分ケン化しエマルジヨンとしたコー
テイング溶液をロールコートし、120℃の温度で
乾燥するとともに溶融して、0.2μ厚のエチレン・
アクリル酸共重合体部分ケン化物の皮膜を設け、
この上にアクリル酸含有量9重量%、MI10のエ
チレン・アクリル酸共重合樹脂を20μ厚になるよ
うに押出しコートし、さらにその上にアクリル酸
含有量7重量%、MI5のエチレン・アクリル酸共
重合樹脂を30μ厚になるよう押出しコートして、
エチレン・アクリル酸共重合樹脂層を形成した
後、MI6.5、密度0.916のポリエチレン樹脂を40μ
厚になるように押出しコートして、積層材を得
た。
箔面に、アクリル酸含有量20重量%、MI2600の
エチレン・アクリル酸共重合樹脂粉末を水酸化ナ
トリウムで部分ケン化しエマルジヨンとしたコー
テイング溶液をロールコートし、120℃の温度で
乾燥するとともに溶融して、0.2μ厚のエチレン・
アクリル酸共重合体部分ケン化物の皮膜を設け、
この上にアクリル酸含有量9重量%、MI10のエ
チレン・アクリル酸共重合樹脂を20μ厚になるよ
うに押出しコートし、さらにその上にアクリル酸
含有量7重量%、MI5のエチレン・アクリル酸共
重合樹脂を30μ厚になるよう押出しコートして、
エチレン・アクリル酸共重合樹脂層を形成した
後、MI6.5、密度0.916のポリエチレン樹脂を40μ
厚になるように押出しコートして、積層材を得
た。
この積層材の各層間の剥離強度を測定したとこ
ろいずれの層も剥離不能であつた。
ろいずれの層も剥離不能であつた。
この積層材をチユーブ化し、ネジキヤツプを有
するポリエチレン製口型体を装着して、押出しチ
ユーブとし、これにメントール等のアルコール成
分その他の浸透性材料を含む練り歯磨を充填し、
50℃、3ケ月の規定試験を行つたが、層間剥離、
クラツクは全く認められなかつた。更に同試験を
期間を6ケ月としたが全く異常はなかつた。
するポリエチレン製口型体を装着して、押出しチ
ユーブとし、これにメントール等のアルコール成
分その他の浸透性材料を含む練り歯磨を充填し、
50℃、3ケ月の規定試験を行つたが、層間剥離、
クラツクは全く認められなかつた。更に同試験を
期間を6ケ月としたが全く異常はなかつた。
これに対し、アイオノマー樹脂層を有する従来
品について同様の試験を行つたところ3ケ月では
何等問題は生じなかつたが、6ケ月試験ではアイ
オノマー樹脂層とポリエチレン樹脂層間で剥離を
生じ、アイオノマー樹脂層にストレスクラツクが
発生した。
品について同様の試験を行つたところ3ケ月では
何等問題は生じなかつたが、6ケ月試験ではアイ
オノマー樹脂層とポリエチレン樹脂層間で剥離を
生じ、アイオノマー樹脂層にストレスクラツクが
発生した。
ト 考案の効果
以上以上説明したとおり、本考案の積層材によ
りば、浸透性の薬剤を含む歯磨、化粧料、香料、
食品その他の容器として好適な耐久性のある押出
しチユーブを得ることができる。
りば、浸透性の薬剤を含む歯磨、化粧料、香料、
食品その他の容器として好適な耐久性のある押出
しチユーブを得ることができる。
図面は本考案の押出しチユーブ用積層材の断面
図である。 1……金属箔、2……エチレン・カルボン酸共
重合樹脂の第一層、3……エチレン・カルボン酸
共重合樹脂の第二層、4……エチレン・カルボン
酸共重合樹脂の第三層、5……ポリオレフイン系
樹脂外層、6……化粧保護層。
図である。 1……金属箔、2……エチレン・カルボン酸共
重合樹脂の第一層、3……エチレン・カルボン酸
共重合樹脂の第二層、4……エチレン・カルボン
酸共重合樹脂の第三層、5……ポリオレフイン系
樹脂外層、6……化粧保護層。
Claims (1)
- 金属箔の片面に、カルボン酸含有量が20〜50重
量%、MIが100〜5000のエチレン・カルボン酸共
重合樹脂層、次がカルボン酸含有量が10〜19重量
%、MIが8〜99のエチレン・カルボン酸共重合
樹脂層、その次がカルボン酸含有量が2〜9重量
%、MIが1〜7のエチレン・カルボン酸共重合
樹脂層、更にその次がポリオレフイン系樹脂外層
よりなる積層構造を有し、金属箔の他の片面に適
宜の化粧保護層を設けた押出しチユーブ用積層
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5618185U JPH0221226Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5618185U JPH0221226Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61173338U JPS61173338U (ja) | 1986-10-28 |
| JPH0221226Y2 true JPH0221226Y2 (ja) | 1990-06-08 |
Family
ID=30579534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5618185U Expired JPH0221226Y2 (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0221226Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106470832A (zh) * | 2014-07-08 | 2017-03-01 | Sig技术股份公司 | 一种片状复合材料,尤其用于容器,具有以不同的c=o基团最大吸收为特征的粘附促进层 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5173184B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2013-03-27 | 大日本印刷株式会社 | 押出チューブ容器用積層体 |
| JP6745653B2 (ja) * | 2016-06-17 | 2020-08-26 | 共同印刷株式会社 | 積層体及びチューブ容器 |
| JP6832695B2 (ja) * | 2016-12-20 | 2021-02-24 | 共同印刷株式会社 | 積層体 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP5618185U patent/JPH0221226Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106470832A (zh) * | 2014-07-08 | 2017-03-01 | Sig技术股份公司 | 一种片状复合材料,尤其用于容器,具有以不同的c=o基团最大吸收为特征的粘附促进层 |
| JP2017529256A (ja) * | 2014-07-08 | 2017-10-05 | エスアイジー テクノロジー アーゲー | 異なるc=o基吸収極大を特徴とする接着促進層を有する、特に容器のためのシート状複合体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61173338U (ja) | 1986-10-28 |
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