JPH02212673A - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

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JPH02212673A
JPH02212673A JP3172089A JP3172089A JPH02212673A JP H02212673 A JPH02212673 A JP H02212673A JP 3172089 A JP3172089 A JP 3172089A JP 3172089 A JP3172089 A JP 3172089A JP H02212673 A JPH02212673 A JP H02212673A
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JP
Japan
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cam
gear ratio
valve
pressing force
oil
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JP3172089A
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Inventor
Hisafumi Iino
尚史 飯野
Yoshihiro Katagiri
片桐 好浩
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用等に用いられる無段変速機の変速比の
制御を行う装置に関する。
(従来の技術) 車両用等に用いられる無段変速機の変速制御方法として
は、エンジンのスロットル開度、アクセルペダルの踏み
込み量等のような運転者の加速意志を示す指標に対応し
て目標エンジン回転数を設定し、実際のエンジン回転数
がこの目標エンジン回転数に一致するように変速比の制
御を行う方法が知られている(例えば、特開昭62−2
37164号公報)。
さらに、この場合において、目標エンジン回転数を変速
比に応じて可変設定し、変速比(=入力回転数/出力回
転数)が小さくなる(TOP側になる)のに応じて目標
エンジン回転数を高くするような制御も提案されている
(例えば、特開昭55−85755号公報)。このよう
な制御を行うと、高車速になる程アクセルペダル踏み込
み時のシフトダウンを早く行わせることができるという
利点がある。さらに、アクセルペダルの踏み込みが一定
でも、変速比が小さくなって車速が増大するときにはエ
ンジン回転もともに増大するため、運転者はエンジン回
転から車速の増加を感知することができ、操縦違和感が
なくフィーリングが良いという利点がある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のような変速制御を行う場合におい
て、停車状態でクラッチがオフのときから、アクセルペ
ダルを踏み込みクラッチをオン(接続)にして変速制御
に移行するときに次のような問題が発生する。
まず、アクセルペダルが大きく踏み込まれて発進する場
合について説明する。この場合には、第12A図に示す
ように、比較的高いエンジン回転数でクラッチの接続が
なされる(Ll)。次いで、アクセルペダルの踏み込み
量に対応する目標エンジン回転数が高いので、変速比最
大(LOW)のままエンジン回転が上昇しくL2) 、
実エンジン回転数が目標エンジン回転数に一致すると変
速比制御に移行する(L3)。このような線L1→L2
→L3に沿った発進制御がなされるときでの車体加速度
Gの経時変化は、第1.2 B図のようになる。この図
に示されているように、変速比最大での加速(線L2に
沿った加速)時にエンジン回転」1昇のためにパワーが
使われるため、加速度が一時的に低下し、この低下がシ
ョック等に繋がり走行フィーリングが低下するという問
題がある。
これに対しては、第1.2A図において破線L4で示す
ように変速比の最大値近傍における目標エンジン回転数
の増加率を大きくして変速比最大のときでの目標エンジ
ン回転数を低くシ、クラッチ接続後すぐに変速制御に移
行するようにすれば良いと考えられる。しかしながら、
このような目標エンジン回転数の設定を行うと、アクセ
ルペダルがあまり踏み込まれずに発進を行う場合に変速
比最大値近傍での目標エンジン回転数が低くなり過ぎる
という問題がある。すなわち、第13A図に示すように
、線L5に示すようにしてクラッチ接続が完了した時の
実エンジン回転数が、目標エンジン回転数より高くなり
、線L6で示すように一時的にエンジン回転が低下した
後、目標エンジン回転数に基づく変速制御(L 7 )
がなされる。このときの加速度は、第13B図に示すよ
うに、上記エンジン回転数の低下時に車体等の慣性によ
り瞬間的に上昇し、走行フィーリングを低下させる。こ
の場合には、図中破線L8で示すように、最大変速比近
傍においても目標エンジン回転数の増加率があまり大き
くならないような設定が望ましい。
本発明は、このような問題に鑑み、アクセルペダルの踏
み込みの大小、すなわち、運転者の加速意志を示す指標
の大小に拘らず、ショックのないスムーズな発進を行わ
せることができるような変速制御装置を提供することを
目的とする。
口1発明の構成 (課題を解決するための手段) =6− このような目的達成のための手段として、本発明の制御
装置は、無段変速機の変速比の設定を行う油圧サーボユ
ニットと、運転者の加速意志を示す指標に対応する第1
押圧力と実エンジン回転数に対応する第2押圧力との差
に基づいて油圧サーボユニットへの作動油の給排制御を
行い、実エンジン回転数を上記指標に基づいて設定され
た目標エンジン回転数に一致させるように変速比の可変
制御を行わせるシフトコントロールバルブと、上記指標
を」二記載1押圧力に変換するためのカム機構とから構
成される。このカム機構は、変速比の変化に応じて前記
第1押圧力を変化させるためのもので、第1および第2
カムの2種のカムを備えている。これら第1および第2
カムはともに変速比が小さくなるのに応じて第1押圧力
を増加させる形状をしており、変速比の最大値近傍にお
ける第1および第2カムによる第1押圧力の増加率は、
第2カムの方が第1カムより大きくなるような形状にな
っている。第1カムは、上記指標が小さい範囲もしくは
上記指標が中程度で変速比が大きい範囲において使用さ
れ、第2カムは、上記指標が中程度で変速比が小さい範
囲もしくは上記指標が大きい範囲において使用される。
(作用) このような変速制御装置を用いて変速制御を行うと、運
転者の加速意志を示す指標が小さい場合、すなわち、ア
クセルペダルの踏み込みが小さい場合等においては、第
1カムが使用され、アクセルペダルが大きく踏み込まれ
る等して上記指標が大きい場合には、第2カムが使用さ
れる。ここで、変速比が最大値近傍である場合に、第1
押圧力の増加率は第2カムの方が第1カムより大きく、
第1押圧力に基づいて設定される目標エンジン回転数の
増加率も第2カムが使用される方が大きくなる。このた
め、上記指標が大きい場合には、目標エンジン回転数は
第2カムにより第12A図の破線L4で示すように設定
され、」1記指標が小さい場合には、第1カムにより第
13A図の破線L8で示すように設定され、いずれの場
合にもスムーズな発進制御が行われる。
(実施例) 以下、図面に基づいて、本発明の好ましい実施例につい
て説明する。
第1図は本発明に係る変速制御装置を備えた無段変速機
の油圧回路図であり、この図において、無段変速機Tは
、入力軸1を介してエンジンEにより駆動される定吐出
量型斜板アキシャルプランジャ式油圧ポンプPと、前後
進切換装置20を介して車輪(図示せず)を駆動する可
変容量型斜板アキシャルプランジャ式油圧モータMとを
有している。これら油圧ポンプPおよび油圧モータMは
、ポンプPの吐出口およびモータMの吸入口を連通させ
る第1回路油路LaとポンプPの吸入口およびモータM
の吐出口を連通させる第2回路油路Lbとの2本の油路
により油圧閉回路を構成して連結されている。これら2
本の油路LaおよびL bのうち第1回路油路Laは、
エンジンEによりポンプPが駆動されこのポンプPから
の油圧によりモータMが回転駆動されて車輪の駆動がな
されるとき、すなわちエンジンEにより無段変速機=9
− Tを介して車輪が駆動されるときに、高圧となり(なお
このとき第2回路油路L 1)は低圧である)一方、第
2回路油路Lbは車両の減速時等のように車輪から駆動
力を受けてエンジンブレーキが作用する状態のときに高
圧となる(このとき、第1回路油路Laは低圧である)
この第1回路油路La内には、この油路Laを断続可能
な直結クラッチ弁DCが配設されている。
一対のギヤ組9a、9bを介してエンジンEにより駆動
されるチャージポンプ(補給ポンプ)10の吐出口が、
ポンプ吐出油路Ljを介してレギュレータバルブ12に
繋がっており、さらに、この吐出油路Ljから第1制御
油路L□が分岐している。レギュレータバルブ12は吐
出油路Ljの油圧に応じて作動し、この吐出油路Ljお
よび第1制御油路り、内の油圧を所定の制御用ライン圧
PLに設定し、このライン圧PLを有した作動油を第1
制御油路り、から後述する制御バルブ等に供給するよう
になっている。
この第1制御油路り、から制御バルブ等への供給油量は
チャージポンプ10の吐出量に比べて小さく、このため
、残りの油はレギュレータバルブ12の作動により第1
チヤージ油路Lkに送られる。なお、第1チヤージ油路
Lkに送ってもなお余分な油量があるときは、ドレン油
路Lmからサンプ17に戻される。このようにして第1
チヤージ油路Lkに送られてきた油は、遠心式油フィル
タ4を通って浄化された後、第2チヤージ油路Lnを通
って、一対のチエツクバルブ3,3を有する第3回路油
路Laに送られ、このチエツクバルブ3.3の作用によ
り、」二記載1および第2回路油路La、Lbのうちの
低圧側の油路に供給される。
なお、第2チヤージ油路Lnからはポンプケースを構成
するモータシリンダ70の内部空間に繋がる第1潤滑油
路Lpが分岐しており、第2チヤージ油路Lnに供給さ
れた油の一部は第1潤滑油路Lpに配設されたチエツク
バルブ6aを通過するとともにこの油路Lpを介して上
記内部空間内に供給される。この内部空間に供給された
油はポンプ部品の潤滑を行い、第2潤滑油路Lqから外
部へ潤滑用として送られる。なお、この内部空間内の作
動油は、モータシリンダ70の回転が極く小さい時、す
なわち、エンジン停止時等には、チエツクバルブ6bが
開放して直接サンプ17に排出される。
上記チャージポンプ10と同軸」二にガバナバルブ8が
取り付けられている。このガバナバルブ8には図示しな
い制御バルブから所定圧の作動油が供給され、ガバナバ
ルブ8はこの作動油の圧をエンジンEの回転速度に対応
したガバナ油圧に変換する。なお、ガバナバルブ8に繋
がる入出力油路については後述する。
シャトルバルブ110を存する第4回路油路Laが上記
閉回路に接続されている。このシャトルバルブ110に
は、低圧リリーフバルブ7を有してオイルサンプ17に
繋がる第5回路油路Laが接続されている。シャトルバ
ルブ110は、第1および第2回路油路La、Lbの油
圧差に応じて作動し、第1および第2回路油路La、L
bのうち低圧側の油路を第5回路油路Laに連通させる
。これにより低圧側の油路のリリーフ油圧は低圧リリー
フバルブ7により調圧される。
第1および第2回路油路La、、Lb間には、両油路を
短絡する第6回路油路Lfも設けられており、この第6
回路油路Lfにはこの油路の開度を制御する可変絞り弁
からなるメインクラッチ弁CLが配設されている。
さらに、エンジンブレーキコントロールバルブ120を
有した第7回路油路Lgが第1および第2回路油路La
、Lb間に配設されている。
また、第1および第2回路油路La、Lbからそれぞれ
第1および第2回路油路Laj、 Lblが分岐してい
る。これら両分岐油路L at 、 L blはチエツ
クバルブ5a、5bを介して高圧油路Lhに接続されて
おり、第1および第2回路油路L a rLbのうちの
高い方の油圧P nがこの高圧油路Lhに供給される。
油圧モータMの回転軸2と平行に出力軸28が=13− 配置されており、両軸2,28間に前後進切換装置20
が設けられる。この装置20は回転軸2上に軸方向に間
隔を有して配された第1および第2駆動ギヤ21.22
と、出力軸28に回転自在に支承されるとともに第1駆
動ギヤ21に噛合する第1被動ギヤ23と、中間ギヤ2
4を介して第2駆動ギヤ22に噛合するとともに出力軸
28に回転自在に支承された第2波動ギヤ25と、第1
および第2被動ギヤ23.25間で出力軸28に固設さ
れるクラッチハブ26と、軸方向に滑動可能でありクラ
ッチハブ26と前記両被動ギヤ23゜25の側面にそれ
ぞれ形成されたクラッチギヤ23aもしくは25aとを
選択的に連結するスリーブ27とを備え、このスリーブ
27はシフトフォーク29により左右に移動される。な
お、この前後進切換装置20の具体的構造は第2図に示
す。この前後進切換装置20においては、スリーブ27
がシフトフォーク29により図中左方向に滑動されて図
示の如く第1被動ギヤ23のクラッチギヤ23aとクラ
ッチハブ26とが連結されている状態では、出力軸28
が回転軸2と逆方向に回転され、車輪が無段変速機Tの
駆動に伴い前進方向に回転される。一方、スリーブ27
がシフトフォーク29により右に滑動されて第2被動ギ
ヤ25のクラッチギヤ25aとクラッチハブ26とが連
結されている状態では、出力軸28は回転軸2と同方向
に回転され、車輪は後進方向に回転される。
次に、」1記無段変速機Tの具体的な構造を第2図を用
いて簡単に説明する。
この無段変速機Tは、第1〜第4ケース15a〜15d
により囲まれた空間内に油圧ポンプPおよび油圧モータ
Mが間怠に配設されて構成されている。油圧ポンプPの
入力軸1はフライホイール1aを介してエンジンEのク
ランク軸ESと結合されている。このフライホイール1
aの内周側凹部内に遠心フィルタ4が配設されている。
また、上記入力軸1上には駆動ギヤ9aがスプラインに
より結合配設され、この駆動ギヤ9aに被動ギヤ9bが
噛合している。被動ギヤ9bはチャージポンプ10の駆
動軸11と同軸に結合しており、エンジンEの回転は上
記一対のギヤ9a、9bを介してチャージポンプ10の
駆動軸11に伝達され、チャージポンプ10が駆tl+
される。この駆動軸11はチャージポンプ」Oを貫通し
てギヤ9bと反対側に突出し、ガバナバルブ8にも連結
されている。このため、エンジンEの回転はこのガバナ
バルブ8にも伝達され、ガバナバルブ8により、エンジ
ンEの回転に対応したガバナ油圧P。が作られる。
油圧ポンプPは、入力軸1にスプライン結合されたポン
プシリンダ60と、このポンプシリンダ60に円周上等
間隔に形成された複数のシリンダ孔61に摺合した複数
のポンププランジャ62とを有してなり、入力軸1を介
して伝達されるエンジンEの動力により回転駆動される
油圧モータMは、ポンプシリンダ60を外囲して設けら
れたモータシリンダ70と、モータシリンダ70に円周
上等間隔に形成された複数のシリンダ孔71に摺合した
複数のモータプランジャ72とから構成されており、ポ
ンプシリンダ60と同芯上にて相対回転可能なようにな
っている。
モータシリンダ70は、軸方向に並んで一体に結合され
た第1〜第4の部分70a〜70dにより構成される。
第1の部分70aはその左端外周においてベアリング7
9aを介してケース15bにより回転自在に支持される
とともに、右側内側面は入力軸1に対して傾斜してポン
プ斜板部材を構成しており、このポンプ斜板部材上にポ
ンプ斜板リング63が設けられている。第2の部分70
bには前記複数のシリンダ孔71が形成され、第3の部
分70cは各シリンダ孔61.71への油路が形成され
た分配盤80を有する。第4の部分70dには、前記第
1および第2駆動ギヤ21゜22を有するギヤ部材が圧
入されるとともに、ベアリング79bを介してケース1
5cにより回転自在に支持されている。
上記ポンプ斜板リング63上には、円環状のポンプシュ
ー64が回転滑動自在に取り付けられ、このポンプシュ
ー64とポンププランジャ62とが連接桿65を介しで
ある程度首振り自在に連結されている。ポンプシュー6
4とポンプシリンダ60には互いに噛合する傘歯車68
a、f38bが形成されている。このため、入力軸1か
らポンプシリンダ60を回転駆動するとポンプシュー6
4も同一回転駆動され、ポンプ斜板リング63の傾斜に
応じてポンププランジャ62は往復動され、吸入口から
のオイルの吸入および吐出口へのオイルの吐出がなされ
る。
また、各モータプランジャ72に対向する斜板部材73
が、その両外端から紙面に直角な方向に突出する一対の
トラニオン軸(揺動軸)73aを介して第2ケース15
bにより揺動自在に支承されている。この斜板部材のモ
ータプランジャ72に対向する面上にはモータ斜板リン
グ73bが配設され、このモータ斜板リング7’3b上
に滑液してモータシュー74が取り付けられている。モ
ータシュー74は、各モータプランジャ72の端部に首
振り自在に連結されている。この斜板部材73は、その
トラニオン軸73aから離れた位置で、リンク部材39
を介して第1変速用サーボユニツト30のピストンロッ
ド32と連結されており、第1変速用サーボユニッl−
、30により、ピストンロッド32が軸方向に移動され
ると、斜板部材73はトラニオン軸73aを中心に揺動
されるようになっている。
モータシリンダ70の第4の部分70dは中空に形成さ
れており、その中心部に、配圧盤18に固定された固定
軸91が挿入されている。この固定軸91の左端には分
配環92が液密に嵌着されており、この分配環92の軸
線方向左端面が偏心して分配盤80に摺接し得るように
されている。
この分配環92により、第4の部分70d内に形成され
た中空部が、内側油室と外側油室とに区画され、内側油
室が第1回路油路Laを構成し、外側油室が第2回路油
路Lbを構成する。なお、上記配圧盤18は、シャトル
バルブ110、低圧リリーフバルブ7等を存しており、
第3ケース15Cの右側面に取り付けられるとともに、
第4ケース15dにより覆われている。
分配盤80には、ポンプ吐出ボートおよびポンプ吸入ポ
ートが穿設されており、その吐出ボートおよびこれに繋
がる吐出路を介して、吐出行程にあるポンププランジャ
62のシリンダ孔61と内側油室からなる第1回路油路
L aとが連通され、また、ポンプ吸入ボートおよびこ
れに繋がる吸入路を介して、吸入行程にあるポンププラ
ンジャ62のシリンダ孔61と外側油室からなる第2回
路油路L bが連通される。さらに、分配盤80には各
モータプランジャ72のシリンダ孔(シリンダ室)71
に連通ずる連絡路が形成されており、この連絡路の開口
が、分配環92の作用により、モータシリンダ70の回
転に応じて第1回路油路Laもしくは第2回路油路Lb
と連通される。このため、膨張行程にあるモータプラン
ジャ72のシリンダ孔71と第1回路油路Laとが、収
縮行程にあるモータプランジャ72のシリンダ孔71と
第2回路油路Lbとがそれぞれ連絡路を介して連通され
る。
このようにして、油圧ポンプPと油圧モータMとの間に
は、分配盤80および分配環92を介して油圧閉回路が
形成されている。したがって、入力軸1よりポンプシリ
ンダ60を駆動すると、ポンププランジャ62の吐出行
程により生成された高圧の作動油が、ポンプ吐出ボート
からポンプ吐出路、第1回路油路La(内側油室)およ
びこれと連通状態にある第1連絡路を経て膨張行程にあ
るモータプランジャ72のシリンダ孔71に流入して、
そのモータプランジャ72に推力を与える。一方、収縮
行程にあるモータプランジャ72により排出される作動
油は、第1回路油路La(外側油室)に連通ずる第2連
絡路、ポンプ吸入路およびポンプ吸入ポートを介して吸
入行程にあるポンププランジャ62のシリンダ孔61に
流入する。
このような作動油の循環により、吐出行程のポンププラ
ンジャ62がポンプ斜板リング63を介してモータシリ
ンダ70に与える反動トルクと、膨張行程のモータプラ
ンジャ72がモータ斜板部材73から受ける反動l・ル
クとの和によって、モータシリンダ70が回転駆動され
る。
ポンプシリンダ60に対するモータシリンダ70の変速
比は次式によってあたえられる。
モータシリンダ70の回転数 油圧ポンプPの容量 」1式かられかるように、変速用サーボユニット30に
より斜板部材73を揺動させ、油圧モータMの容量をO
からある値に変えれば、変速比を1(最小値)からある
必要な値(最大値)にまで変えることができる。
一方、前述のように、モータシリンダ70の第4の部分
70dには、第1および第2駆動ギヤを存するギヤ部材
が圧入固設されている。このため、モータシリンダ70
の回転駆動力は、前後進切換装置20を介して出力軸2
8に伝達される。
この出力軸28は、ファイナルギヤ組28a、28bを
介してディファレンシャル装置100に繋かっており、
出力軸28の回転駆動力はディファレンシャル装置10
0に伝達される。そして、ディファレンンヤル装置10
0により左右のドライブシャフト105.106に分割
された回転駆動力は、左右の車輪(図示せず)に伝達さ
れ、車両の駆動がなされる。
なお、第4の部分70dの中空部内に挿入された固定軸
91内には、第1回路油路Laと第2回路油路Lbとの
短絡路を形成するとともにこの短絡路を全開から全開ま
で制御可能なメインクラッチ弁CL、および第1回路油
路Laを断続制御可能な直結クラッチ弁DCが配設され
る。
まず、メインクラッチ弁CLについて説明する。固定軸
91の周壁には、第1回路油路Laと第2回路油路Lb
とを連通し得る短絡ポートが穿設されており、この固定
軸91の中空部に円筒状のメインクラッチ弁体95が挿
入されている。この弁体95は固定軸91に対して相対
回転自在であり、上記短絡ボートに整合し得る短絡孔が
穿設されている。この弁体95の右端に形成されたアー
ム95aを回動操作することにより、弁体95を回動さ
せて短絡ボートと短絡孔との整合(重なり)量を調整で
きるようになっている。この整合部の大きさが第1回路
油路L aと第2回路油路Lbとの短絡通路の開度とな
り、このため、弁体95の回動制御により、」1記短絡
通路の開度を全開から全開まで制御することができる。
短絡通路の開度が全開であれば、ポンプ吐出ボートから
第1回路油路Laに吐出された作動油は、短絡ポートお
よび短絡孔から直接第2回路油路Lbに流入するととも
にポンプ吸入ポートに流入するので、油圧モータMが不
作動となり、クラッチOFFの状態となる。判然ながら
、逆に、短絡通路の開度が全閉であれば、油圧モータM
が作動するクラッチON状態が実現する。
このメインクラッチ弁体95の中空部内に、直結クラッ
チ弁DCが配設される。この直結クララ弁DCは、上記
弁体95内に軸方向に移動自在に埋入されたピストン軸
85と、このピストン軸85の先端に取り付けられたシ
ュー86と、ピストン軸85内に挿入されたパイロット
スプール84とから構成され、パイロットスプール84
を軸方向に移動させることにより、ピストン軸85をこ
れに追従させて軸方向に移動させることができるように
なっている。このため、パイロットスプール84を左動
させて、ピストン軸85を左動させ、その先端のシュー
86により分配盤80の端面に開口するポンプの吐出路
を塞ぎ、第1回路油路L aを遮断することができるよ
うになっている。このようにポンプ吐出路を閉塞した状
態では、ポンププランジャ62が油圧的にロックされ、
油圧ポンプPと油圧モータMとが直結状態となる。
次に、上記構成の無段変速機Tの制御装置について、第
3図および第4図の回路図を用いて説明する。
制御装置としては、メインクラッチCLの制御を行うク
ラッチサーボユニット1301前後進切換装置20の作
動制御を行う前後進用サーボユニット140、および斜
板部材73を揺動させて変速比の制御を行う第1および
第2変速用サーボユニツ)30.50があり、これらを
図示の油圧バルブの作動により適宜作動させて、各種の
制御がなされる。
そこでまず、各装置の構成および作動について説明する
そこでまず、各装置の構成および作動について説明する
クラッチサーボユニット130は、固定シリンダ131
と、このシリンダ131内に軸方向に摺動自在に嵌入さ
れたピストン部材132と、ピストン部材132を図中
右方に付勢するばね133とから構成される。ピストン
部材132のピストンにより2分割されてシリンダ13
1内に形成される左右シリンダ室134,135には、
クラッチコントロールバルブ220に繋がる2本の第6
および第7制御油路L8.L7がそれぞれ連通している
。このため、クラッチコントロールバルブ220により
選択的に左右シリンダ室134,135に給排される作
動油の油圧力によりピストン部材132が図中左右に移
動される。
ピストン部材132の左端はリンク96aを介してカム
部材97に連結される。カム部材97はそのカム面97
aがクラッチコントロールバルブ220の右スプール2
23端面と当接しており、一端において軸98aに固設
されている。軸98aにはリンクアーム98bも固設さ
れている。このリンクアーム98bの先端はリンク98
bを介して前述のメインクラッチ弁体95に一体形成さ
れたアーム95aと連結されている。このため、ピスト
ン部材132が左右に移動されると、カム部材97およ
びリンクアーム98bが軸98aを中心に一体となって
回動され、これに応じてメインクラッチ弁体95は、図
示のOFF位置(開放位置)からON位置(閉止位置)
までの間で回動される。なお、このとき、カム面97a
はカム部材97の回動に応じて右スプール223を右方
向に押すようになっている。
クラッチコントロールバルブ220は、軸方向に移動自
在な左スプール221および右スプール223と、両ス
プール22L  223の間に配設されたばね222と
、左スプール221を右方に付勢するばね224とから
構成される。さらに、このばね224が配設された空間
(左スプール221の左側空間)内には、ガバナバルブ
8の吐出ボートに連通ずる第16制御油路LI8にクラ
ッチオンバルブ230を介して連通ずる第17制御油路
L17が連通しており、この左側空間内にはエンジンE
の回転数に対応するガバナ圧P0が供給される。また、
ばね222が配設された空間(左および右スプール22
1.223の間の空間)内には、スロットルバルブ24
0から第22制御油路L2□、第23制御油路L23、
クラッチオフバルブ235および第24制御油路L24
を介して、スロットル開度に対応したスロットル圧PT
)Iが供給される。
このため、左スプール221は、ガバナ圧P0とばね2
24による右方向への押力およびスロットル圧PTI+
とばね222による左方向への押力を受けて右動もしく
は左動される。この動きに応じて第1制御油路り、から
第5制御油路L=、に送られてくるライン圧PI、を、
第6および第7制御油路り、、L、の一方に供給すると
ともに、他方から作動油をドレンに排出させる。これに
より、クラッチサーボユニット130のピストン部材1
32が作動され、メインクラッチOLの作動制御がなさ
れる。但し、このときピストン部材132の移動に応じ
てカム部材97により右スプール223が押され、ばね
222の押力が変えられるようになっており、メインク
ラッチの開閉が所望の特性に沿って行われるようになっ
ている。
なお、クラッチCLをOFFからONに作動させるため
、左シリンダ室134内の作動油を第6制御油路L6か
ら排出する場合には、クラッチコントロールバルブ22
0から第8、第9および第10制御油路La I L9
.L+oを介して行われる。この第10制御油路L+o
は、第1オリフイス274を介してドレンに繋がるとと
もにオリフィスチェンジバルブ270および第2オリフ
イス272を介してドレンに繋がっており、これらオリ
フィス272,274により作動油の排出速度が制限さ
れ、クラッチCLの接続速度(OFFからONへの速度
)が調整される。
このクラッチCLの接続速度は、エンジンEのスロット
ル開度が小さいときには、これが大きいときより早くす
ることが要求される。このため、オリフィスチェンジバ
ルブ270の右端部に第25制御油路L2+5を介して
スロットルバルブ240からスロットル圧PTBを導入
しており、スロットル開度が大きくなりスロットル圧P
THが所定圧以上となると、この油圧力によりオリフィ
スチェンジバルブ270が左動されて、このバルブ27
0が閉止されるようにしている。このようにすると、ス
ロットル開度が小さくてオリフィスチェンジバルブ27
0が開放されている状態では、上述の作動油の排出が2
個のオリフィス272,274を介してなされるのであ
るが、スロットル開度が大きくてオリフィスチェンジバ
ルブ270が閉止されると、片方のオリフィス274を
介してのみ上記排出がなされ、スロットル開度が大きい
場合にはメインクラッチCLの接続速度が緩やかになる
以上のように、クラッチサーボユニット130の左シリ
ンダ室134からの作動油の排出速度をスロットル開度
に対応して変更してクラッチCLの接続速度が所望の値
となるように調整される。
しかし、この調整は固定オリフィス272,274によ
り行っているため、排出速度は作動油の粘度変化の影響
を受け、例えば、低温始動時のように、作動油温が低い
場合には、この排出速度が極くゆっくりとなり、クラッ
チCLの接続速度が非常に遅くなってしまうという問題
がある。
この問題を解決するため、本例においては、第10制御
油路り、。からIJ IJ−フバルブ260を有する第
11制御油路L1□を分岐させている。これは、低温時
において上記固定オリフィス272゜274からの作動
油の排出が遅いときにはこれより上流側の油路内の油圧
が通常より高くなることに鑑みたものである。このため
、リリーフバルブ260は、油路L1□内の油圧が通常
作動温度(例えば、80°C)のときに発生する油圧よ
り高圧となった場合に開放するように設定されている。
このため、作動油温が低温でオリフィス272゜274
を通って流れる抵抗が大きく、油路Lll内の油圧が高
くなるとこのリリーフバルブ260が開放され、固定オ
リフィス272,274からの排出油量が少なくてもリ
リーフバルブ260からの排出によりこれを補い、クラ
ッチCLの接続をスムーズに行わせる。これにより、低
温始動時においても、クラッチCLの接続を遅れること
な(行わせ、スムーズな車両の発進を可能にする。
前後進用サーボユニッ)140は、固定シリンダ141
と、このシリンダ141内に軸方向(図中上下方向)に
移動自在に嵌入されたピストン部材142と、ピストン
部材142を下方に付勢するばね143とからなる。カ
バー146により覆われたシリンダ141内の空間は、
この空間に嵌入されたピストン部材142のピストンに
より」二および下シリンダ室144,145に2分割さ
れており、両シリンダ室144.145には、それぞれ
第31および第33制御油路L3□、L33が連通して
いる。
両部路L31およびL33はそれぞれ、直接もしくはク
ラッチオンバルブ230および第32制御油路L 32
を介してマニュアルバルブ210に繋がっている。マニ
ュアルバルブ210がり、1.、L1ポジション(図に
おけるり、2.1ポジシヨン)にあるときには、第31
制御油路L31に制御油路L2からのライン圧PLが供
給されるとともに第33制御油路L3Gがドレンに連通
し、Rポジションにあるときには第33制御油路L33
にライン圧PLが供給されるとともに第31制御油路L
3、がドレンに連通される。このため、マニュアルバル
ブ210によりり、L2.L1ポジションが選択される
と、ピストン部材142は図示のように下動され、ピス
トン部材142の先端に固定されたシフトフォーク29
は前進位置に位置する。
一方、Rポジションが選択された場合には、ピストン部
材142が上動され、シフトフォーク29は後進位置に
位置する。なお、これ以外のポジシロン、すなわち、N
およびPポジションにおいては、上記再制御油路L31
およびL33はともにドレンに連通されるのであるが、
この場合には、ばね143の付勢によりピストン部材1
42は下動位置に保持され、シフトフォーク29は前進
位置に位置せしめられる。
さらに、上シリンダ室144にライン圧P 1.が供給
されピストン部材142が下動されているときには、ピ
ストン部材142の外周溝142aを介してこのライン
圧PLが第15制御油路LI5に導入され、下シリンダ
室145にライン圧PLが供給されピストン部材142
が上動されているときは、ピロストン部材142内の通
孔142bを介してこのライン圧P tが第15制御油
路Lユ、に導入される。
次に、第4図に示す変速用サーボユニット30.50に
ついて説明する。両ユニット30.50はリンク機構4
0を介して連結されている。
第1変速用ザーボユニツ)30は、固定シリンダ31と
、このシリンダ31内に図中上下に移動=34 自在に嵌入されたピストンロッド32と、このロッド3
2内に固定保持されたバルブ部材33と、このバルブ部
材33内に図中」−下に移動自在に挿入されたスプール
部材34とから構成される。シリンダ31の内部空間は
図中」二部において図示しないカバーにより覆われると
ともに、ピストンロッド32のピストン部32aにより
2分割されて上および下シリンダ室35.36が形成さ
れている。また、ピストンロッド32はその下端がシリ
ンダ31の外方に突出しており、第2図に示すようにリ
ンク部材39を介してモータMの斜板部材73に連結さ
れている。
シリンダ31には、高圧油路Lhが接続されるとともに
これを下シリンダ室36に連通させる高圧導入孔31.
 aが形成されており、下シリンダ室36には、変速機
Tの油圧閉回路における高圧側の油圧P1.ををした作
動油が導入される。この高圧P0.を有した作動油は、
さらに、ピストンロッド32の連通孔32bを介してバ
ルブ部材33の溝33aにも導かれるとともにこの溝3
3aから連通孔33bを介してバルブ部材33内のスプ
ール部材挿入孔(図示せず)に導かれる。
この挿入孔に挿入されるスプール部材34は、バルブ部
材33に対して図において上方に相対移動されるき、バ
ルブ部材33の連通孔33bを閉止するとともに、上シ
リンダ室35をピストンロッド32内の通孔32cを介
してドレンに排出させ、逆に下方に相対移動されると、
バルブ部材33の連通孔33bを上シリンダ室35に連
通させるようになっている。このため、スプール部材3
4を上動させると、下シリンダ室36に作用する高圧P
l+の油圧力によりピストンロッド32がスプール部材
34に追従して上動される。また、スプール部材34を
下動させると、上および下シリンダ室35.36に高圧
P 1+が加わり、ピストン部32aでの受圧面積の差
(上シリンダ室35側の受圧面積の方が大きい)により
ピストンロッド32がスプール部材に追従して下動され
る。なお、スプール部材34が静止すると、上および下
シリンダ室35.36からピストン部32aに加わる力
がバランスする位置でピストンロッド32も静止保持さ
れる。すなわち、スプール部材34を」二下動させると
、ピストンロッド32はこれに追従して上下動される。
このとき、ピストンロッド32はモータMの斜板部材7
3に連結されているので、スプール部材34の移動によ
り斜板角の制御すなわち、変速機Tの変速比の制御を行
・うことができる。
スプール部材34の上端は第1リンク41を介して第2
リンク42の一端に連結されている。第2りンク42は
軸43に一体結合されており、軸43を中心に回動自在
となっている。軸43には第3リンク44も一体結合さ
れ、第3リンク44は第4リンク45を介して第2変速
用サーボユニツ)50のピストン部材52に連結されて
いる。このため、ピストン部材52を図中上下に移動さ
せると、上記各リンク41〜45により構成されるリン
ク機構40を介して、第1変速用サーボユニット30の
スプール部材34が上下に移動される。
第2変速用ザーボユニツ)50は、固定シリンダ51内
に軸方向(図において」1下方向)に移動自在に上記ピ
ストン部材52が嵌入されて構成されている。固定シリ
ンダ51内部空間はプラグ部材53により覆われるとと
もに、ピストン部材52のピストン部により2分割され
て上および下シリンダ室54.55が形成される。上シ
リンダ室54には、オリフィス57aを有した第44制
御油路L44およびチエツクバルブ67bを有した第4
5制御油路L45を介して第42制御油路L4゜が連通
し、下シリンダ室55に第40制御油路L40が連通し
ている。第42制御油路L4゜はクラッチオフバルブ2
35および第41制御油路L 4 、を介して、また第
40制御油路L4oはそのままシフトコントロールバル
ブ250に連通する。
このため、シフトコントロールバルブ250の作用によ
り、上シリンダ室54および下シリンダ室55に第15
制御油路LLI5からのライン圧PLの供給もしくは、
シリンダ室内の作動油の排出がなされる。このような作
動油の供給Φ排出に応じてピストン部材52が上下動さ
れ、これがリンク機構40を介して第1変速用サーボユ
ニツト30に伝達され変速制御かなされる。具体的には
、第2変速用サーボユニツト50のピストン部材52を
」1動させて第1変速用サーボユニツト30のピストン
部材32を下動させることにより、変速比を太きく (
LOW側に変速)させ、これとは逆に、ピストン部材5
2を下動させてピストン部材32を」1動させることに
より、変速比を小さく(TOP側に変速)させることが
できる。
この場合、上シリンダ室54へのライン圧PLの供給は
オリフィス57aの作用により緩やかになされるが、上
シリンダ室54からの作動油の排出はヂエックバルブ5
7bが開放されて急速になされる。このため、ピストン
部材52を上動させて変速比を大きくする場合(LOW
側に変速する場合)には、これが急速になされるが、ピ
ストン部材52を下動させて変速比を小さくする場合(
TOP側に変速する場合)には、これが緩やかになされ
る。但し、ピストン部材52にはピストン部近傍に第1
溝52aが形成されており、シリンダ51に形成された
孔に連通ずる第43制御油路L4Gが、変速比が大きい
ときに(ピストン部材52が所定以上上動しているとき
に)この溝を介して上シリンダ室54に連通ずるように
なっている。このため、ピストン部材が所定以上下動し
て変速比がある値以下になるまでは、この第43制御油
路Lllを介してライン圧PLの供給がなされ、この間
は急速な変速がなされる。
なお、ピストン部材52の下端部はテーパ面52dが形
成されており、このテーパ面52dの上にスロットルカ
ム機構150のスプール151の端面が当接しており、
後述するスロットルカム機構150を変速比に対応して
作動できるような構成にしている。
さらに、シリンダ51の上部には、ピストン部材52の
挿入孔に繋がる通孔56a、56bが形成され、両道孔
5Eta、5(3bにはそれぞれ第46および第47制
御油路L481 L47が連通ずる。
ピストン部材52の上部にはこれが所定以上上動された
ときに通孔58a、5Eibをドレンに連通させる溝5
2b、52cが形成されている。このため、ピストン部
材52が上動され、変速比が小さくなる(TOP側に近
ずく)と、まず、溝52Cおよび通孔56bを介して第
47制御油路L 47がドレンに連通され、さらにピス
トン部材52が」1動されると、溝52bおよび通孔5
8aを介して第46制御油路L4Bがドレンに連通され
る。
以下に、第3図および第4図に図示された各バルブにつ
いて説明する。
マニュアルバルブ210は、運転席のシフトレバ−操作
に応じてそのスプール211が作動され、前述のように
前後進用サーボユニッ)140の作動制御がなされる。
なお、スプール211が62 I+ポジション(L2ポ
ジション)に位置するときには、ガバナ圧ををする第4
8制御油路L48を第46制御油路L4eに連通させ、
1”ポジション(L、ポジション)に位置するときには
、第48制御油路L48を第47制御油路L4□に連通
させる。このため、スプール211が112”もしくは
1111+ポジシヨンである場合には、変速比が所定値
以下になると、第48制御油路L4B内のガバナ圧がド
レンされ、後述のようにシフトコントロールバルブ25
0に作用するガバナ圧が零になり変速比がこれより小さ
く (TOP側に)なることが阻止される。
クラッチオンバルブ230は、通常はそのスプール23
1がスプリング232の押力により図示のように左動さ
れた状態になっている。ところが、コントローラ100
において車速が所定車速以上になったことが検出される
と、常時開タイプの第1ソレノイドバルブ280が作動
されてこれが閉止され、第51制御油路L51内に第3
制御油路L3からのライン圧PLが発生し、この油圧力
によりスプール232が右動される。これにより、第1
7制御油路L 17に第34制御油路L341J)らの
ライン圧P1、が供給され、クラッチコントロールバル
ブ220の左スプール221が右動されて、メインクラ
ッチCLはその状態の如何に拘らずON状態(接続状態
)にされる。同時に、第60制御油路Leoから第1図
に示したエンジンブレーキコントロールバルブ120に
もライン圧P1が供給される。なおこのときには、前後
進用サーボユニット140の下シリンダ室144に繋が
る第33制御油路L3Gはドレンに連通しており、この
状態で走行中にマニュアルバルブ210がリバース(R
)に切り換えられても、このサーボユニット140が作
動しないようにして安全性を向上させている。
クラッチオフバルブ235は、マニュアルバルブ210
がN、Pポジションの場合以外の場合では、スプール2
36はその右端に作用する第15制御油路L+5からの
ライン圧PLにより図示のように左動されており、マニ
ュアルバルブ210がN(もしくはP)ポジションに切
り換えられると、ばね237により右動される。スプー
ル236が右動されると、第24制御油路L24に第4
制御油路L4からのライン圧P 1.が供給され、クラ
ッチコントロールバルブ220の左スプール221が左
動されて、メインクラッチCLがOFFにされる。同時
に、第42制御油路L4゜が閉止され、第2変速用サー
ボユニツト50のピストン部材52がそのままの状態で
保持され、変速比がそのままホールドされる。
キックダウンコントロールバルブ258は、走行中にア
クセルペダルが急激に踏み込まれた場合に、第42制御
油路L42から作動油を排出させて変速比を太きく (
LOW側に)するためのバルブである。
エンジン回転インヒビターバルブ265は、エンジン回
転が所定回転以上となりガバナ圧P。が所定以」二とな
ると作動され、第48制御油路L48と第49制御油路
L411との連通を遮断させるバルブである。
第2ソレノイドバルブ285は、常時閉タイプのバルブ
であり、コントローラ100により急ブレーキ作動が検
出されると開放されるようになっている。このため、通
常では、シフトコントロールバルブ250の右端にライ
ン圧PLが供給されているのであるが、急ブレーキ時に
はこれが解除され、シフトコントロールバルブ250の
スプール251が右動され、変速比がLOW側になるよ
うに制御される。
スロットルモジュレータバルブ24.5は、第20制御
油路L20に供給されるライン圧P 、−を減圧して所
定のモジュレータ圧PMをを作り出し、これを第21制
御油路L2工を介してスロットルバルブ240に供給す
る。
スロットルバルブ240は、アクセルペダルもしくはス
ロットルバルブ開度に対応して作動されるスロットルカ
ム機構150の第1アーム161によるスプール241
の押圧に応じて作動され、第22制御油路L22にスロ
ットル開度(もしくはアクセル開度)に対応したスロッ
トル圧PT1.を供給する。
シフトコントロールバルブ250は、スプール253お
よびばね252を介して伝達されるスロットルカム機構
150の第2アーム171による第1押圧力と、第49
制御油路L49からのガバナ圧P。による第2押圧力と
を受けるスプール251の左右の移動により、第2変速
用サーボユニツト50の上および下シリンダ室54.5
5へのライン圧Ptの供給・排出を制御し、変速比の制
御を行うバルブである。
ここで、第2アーム171による第1押圧力はアクセル
ペダルの踏み込みに応じて変化し、ガバナ圧Paはエン
ジン回転数に対応して変化する。
このため、アクセルペダルの踏み込み、すなわち、運転
者の加速意志を示す指標に対応する第1押圧力よりエン
ジン回転数に対応するガバナ圧P。による第2押圧力の
方が大きければ、スプール251を左動させて第41お
よび第42制御油路L411  L4□にライン圧PL
を供給して変速比を小さく (TOP側)してエンジン
回転数を下げる。
逆にガバナ圧P、による第2押圧力の方が小さければ、
スプール251を右動させて第40制御油路L 40に
ライン圧PLを供給して変速比を大きく(LOW側)し
てエンジン回転数を上げる。すなわち、第2アーム17
1の押圧力に対応するエンジン回転数が得られるように
変速比の制御がなされるのであり、このことから分かる
ように、運転者の加速意志を示す指標(アクセルペダル
踏み込み量、スロットル開度等)を示す第2アーム17
1の押圧力(第1押圧力)が目標エンジン回転数を表し
、実エンジン回転数がこのように設定された目標エンジ
ン回転数に一致するように変速比の制御がなされる。
」二記載1押圧力を付与するスロットルカム機構150
について、以下に説明する。
このカム機構150の全体断面を第5図に示す。このカ
ム機構150は、一対のベアリング153.154によ
りケースに対して回転自在に支持されたカムシャフト1
55と、このカムシャフト155の内部に下側から軸方
向(図中上下方向)に移動自在に挿入されたスプール1
51とををしており、スプール151はカムシャフト1
55内に配設された圧縮ばね152により下方に押圧さ
れている。この抑圧により、スプール151の下端は第
2変速用サーボユニツト50のピストン部材52のテー
パ面52dに当接する。このため、このピストン部材5
2が前述のように軸方向(図中X方向)に移動されると
、テーパ面52dに沿ってスプール151が上下方向(
図中Y方向)に移動される。
カムシャフト155の下部には、矢印■−■に沿った断
面を示す第8図に示すように、第1アーム161がスプ
リングピン161aにより一体結合されている。この第
1アーム161は前述のように、スロットルバルブ24
0のスプール241に当接する。カムシャフト155は
その上部において、アクセルペダルにリンク連結されて
おり、アクセルペダルの踏み込みに応じて回動される。
アクセルペダルが踏み込まれると、第1アーム161は
第8図の矢印Z方向に回動され、スプール241の押圧
力が増加する。このため、スロットルバルブ240は、
アクセルペダルの踏み込み量に応じたスロットル圧を第
22制御油路L22に発生させる。
この第1アーム161の上方には、第7図(第5図の矢
印■−■に沿った断面を示す図)に示すように、カムシ
ャフト155に回転自在にベース部材165が取り付け
られている。このベース部材165には、その側面がア
ジャストネジ159の先端に対向するカムプレート17
5と、下方に延び第1アーム161の側面に当接するス
トッパピン162とが取り付けられている。そして、第
1アーム161とベースプレート175との間に配設さ
れた第1コイルばね163により第8図に示すように第
1アーム161がストッパピン162に当接するように
付勢される。さらに、第1アーム161とケースとの間
に配設された第2コイルばね164により第1アーム1
61は第8図において反時計方向に(矢印Zと反対の方
向に)付勢され、この付勢力により第1アーム161の
リターン力が得られる。
なお、アクセルペダルの踏み込みがなく、エンジンスロ
ットル開度がほぼ全閉の状態では、上記カムプレート1
75の側面はアジャストネジ159の先端から距離゛°
C゛だけ離れて位置する。このため、この状態からアク
セルペダルが踏み込まれてカムシャフト155が矢印Z
方向に回転されると、第1コイルばね163の付勢のた
め、ベース部材165およびカムプレート175も、カ
ムシャフト155およびこれに結合された第1アーム1
61とともに2方向に回転される。但し、この回転によ
りカムプレート175がアジャストネジ159の先端に
当接するき、ベース部材165のそれ以上の回転は阻止
されるので、この当接以後は、アクセルペダルがさらに
踏み込まれると、カムシャツl−155および第1アー
ム161のみがZ方向に回転され、ベース部材165お
よびカムプレート175は回転されない。
カムシャフト155のベース部材165の上方には、第
6図(第5図の矢印VI−VIに沿った断面図)に示す
ように、対角に位置する一対のカム孔156.156が
形成されている。スプール151の上部に結合されると
ともにこのスプール151の軸に対して直角に延びるカ
ム当接ピン172が、このカム孔156,15E3を貫
通して配設されている。カムシャフト155におけるカ
ム孔158.156を有する部分の外周には、相対回転
自在に第2アーム171が配設されており、この第2ア
ーム171と、上記カム孔156,156を貫通して突
出するカム当接ピン172とが結合している。
カム当接ピン172の一端はさらに外方に突出し、」1
方に延びたカムプレー1・175の側端と当接可能にな
っている。この部分を第5図の矢印■−■に沿って見た
のが第9A図である。この図から分かるように、カムプ
レー1−172はビス175aによりベース部材165
に固定されており、このビス175aによる固定部から
上方に突出した部分の側端176にカム当接ピン172
の一端が当接し得るようになっている。なお、カム当接
ピン172が接合される第2アーム171は第6図ニ示
すように、シフトコントロールバルフ250のスプール
253と当接しており、ばね252により押されて第2
アーム171は矢印Z方向と反対方向に押されるので、
カム当接ピン172は、第9A図に示すように側端17
6に当接する。このカムプレート175の側端176は
斜めに傾いて第1カム面を形成する。
また、上記カム孔156の形状を矢印IX−IX方向か
ら見て示すのが、第9B図であり、この図かられかるよ
うに、このカム孔156はカム当接ピン172より大き
く、その側端157は傾斜しており、第2カム面を形成
する。
アクセルペダルの踏み込みに応じてカムシャフト155
が回転されると、この回転が第1カム而176もしくは
第2カム面157と、これに当接するカム当接ピン17
2とを介して第2アーム171に伝達され、シフトコン
トロールバルブ250のスプール253の押圧力(第1
押圧力)の設定がなされる。但し、変速比が変化してス
プール151が上下動されるとカム当接ピン172もこ
れに伴って上下動されるので、第1カム面176もしく
は第2カム面157に対するカム当接ピン172の位置
関係が変化する。これについて、第10図に基づいて説
明する。
第10図は、カム当接ピン172に対するカム孔156
およびカムプレート175の相対位置関係を、第5図の
矢印IX−IX方向から見て示す側面図であり、(A)
がアクセルペダルの踏み込みがなくスロットルはぼ全閉
のときの位置関係、(B)はアクセルペダルが少し踏み
込まれてカムプレート175がアジャストネジ159の
先端に当接したときでの位置関係、(C)はアクセルペ
ダルの踏み込みが中程度の場合での位置関係、(D)は
アクセルペダルが大きく踏み込まれた場合での位置関係
をそれぞれ示している。
まず、(A)の場合について説明する。この場合には、
カム当接ピン172はカムプレート175の側端面であ
る第1カム面172に当接し、カム孔156の中間部に
位置する。変速比がLOW(最大)の場合には、図にお
いてLOWで示す第1カム面176の下部に当接して位
置している。
この状態から変速比がTOP側に変化する(小さくなる
)と、スプール151とともにカム当接ピン172が上
動される。カム当接ピン172はこのとき同時に、2点
鎖線で示すように、第1カム面176に沿って図におい
て左方(矢印Z方向)に移動する。
ここで、カム当接ピン172は第2アーム171に結合
されているので、上記左方(Z方向)への移動は、第2
アーム171を第6図において時計回り(Z方向)に回
動させる。このため、第2アーム171によるシフトコ
ントロールバルブ250のスプール253の押圧力が増
加し、目標エンジン回転数は変速比がLOWからTOP
に変化するのに応じて高くなる。但し、図示のように、
第1カム面176の左方向への傾斜はゆるやかであり、
」1記目標エンジン回転数は緩やかに増加される。
(A、 )の場合での走行特性は、第11図における線
a、1)で示す特性となる。第11図は縦軸にエンジン
回転数、横軸に車速を示したグラフであり、(A)の場
合には、スロットルはぼ全閉に対応する低いエンジン回
転でクラッチの接続がなされ(線a)、次いで、スロッ
トルはぼ全閉に対応する低い目標エンジン回転数になる
ように変速比制御がなされる。但し、上記のように変速
比がTOP側に変化するのに応じて目標エンジン回転数
は緩やかに増加するので、線すで示すように緩やかな右
上がり変速特性となる。
次に、(A)の状態からアクセルペダルが踏み込まれる
と、カムシャツl−155およびカムプレート175は
一緒になって左方(Z方向)に回転される。左方にZ工
だけ回転されるとカムプレート175の側面かアジャス
トネジ159に当接し、この時(B)の位置関係となる
。(B)の状態では、カム当接ピン172も左方にZ、
だけ移動され、この分だけ目標エンジン回転数が高くな
る。但し、変速比がLOWからTOPに変化する場合、
カム当接ピン172は第1カム面176に沿って上動さ
れるとともに左方に移動されるため、この場合での目標
エンジン回転数の増加率は(A)の場合とほぼ同じであ
る。このため、この場合での走行特性は、線c+d+e
て示す特性となり、アクセルペダルの踏み込み分だけク
ラッチ接続回転および変速時での目標エンジン回転が高
くなるが、変速時での目標エンジン回転の右上がり特性
は(A)とほぼ同じであり、線すにほぼ平行な右上がり
変速特性となる。
次に、(B)の状態からさらにアクセルペダルが踏み込
まれると、カムプレー1−175はそのまま静止保持さ
れるが、カムシャフト155はアクセルペダルの踏み込
みに対応して回転される。これにより、カム孔156が
、(B)の位置からさらに左方(Z方向)に距離Z2だ
け移動されて(C)の状態となった場合について説明す
る。
この場合には、変速比がLOWのときでのカム当接ピン
172の位置は(B)の場合と同じである。ところが、
変速比がTOP側に変化してカム当接ピン172が上動
されると、途中まではカムプレート175の第1カム面
176に沿ってピン172は左動されるが、途中からカ
ム孔156の第2カム面157に沿って左動される。図
から明らかなように、第2カム面157は第1カム面1
76より左方への傾斜がきつく、このため、途中から変
速比のTOP側への変化に伴う目標エンジン回転数の増
加率が大きくなる。
この場合には、第11図の線f、d、gで示すように特
性が変化する。すなわち、アクセルペダルの踏み込みが
大きくなった分だけ高いエンジン回転数でクラッチ接続
がなされ(線f)るのであるが、変速比がLOWからあ
る程度小さくなるまでは(B)の場合とおなし目標エン
ジン回転数の設定がなされて変速制御がなされ(線d)
、変速比がある程度小さくなると目標エンジン回転数の
増加率が大きくなって比較的急速に目標エンジン回転数
が増加するような変速制御がなされる(線g)。
(C)の状態からさらにアクセルペダルが踏み込まれ、
カムシャフト155がさらに左方に距離Z3だけ移動さ
れて(D)で示す状態となった場合について説明する。
この場合には、カムシャフト155の回動(図における
左方への移動)により、カム孔156の第2カム面15
7がカムプレート175の第1カム而176より左側に
位置する。このため図示のように、カム当接ピン172
は変速比がLOWのときから第2カム面157に当接し
、変速比がLOWからTOP側に変化すると、第2カム
面157に沿って移動する。この第2カム面157の左
傾斜は第1カム而176のそれより急であり、変速比の
TOP側への変化に伴う目標エンジン回転数の増加率が
大きい。
このため、(D)の場合には、第11図において線h+
xで示すような特性変化となる。すなわち、大きなアク
セルペダルの踏み込み(大きなスロットル開度)に対応
する比較的高いエンジン回転数でクラッチの接続がなさ
れ(線h)、次いで変速比がLOWからTOPに変化す
るのに応じて比較的急速に目標エンジン回転数が変化す
るような変速制御がなされる(線i)。このように目標
エンジン回転数の増加率を大きく設定すれば、LOW変
速比での目標エンジン回転数を低くすることができ、ク
ラッチの接続完了後、図示のように、直ぐに変速比制御
に移行するので変速ショックの無いスムーズな変速制御
が行われる。
以上においては、油圧式無段変速機の場合について説明
したが、本発明はこのような無段変速機に限定されるも
のではなく、他の形式の無段変速機に用いるこ七ができ
るのは無論である。
ハ0発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、変速制御用のシフ
トコントロールバルブにおける目標エンジン回転数の設
定を行う第1押圧力を、第1および第2カムを用いて、
運転者の加速意志を示す指標(アクセルペダル踏み込み
、スロットル開度等)と変速比とに応じて可変制御する
ようにしている。さらに、第1および第2カムはともに
変速比が小さくなるのに応じて第1押圧力を増加させる
形状をしており、変速比の最大値近傍における第1およ
び第2カムによる第1押圧力の増加率は、第2カムの方
が第1カムより大きくなるような形状になっている。そ
して、第1カムは、上記指標が小さい範囲もしくは上記
指標が中程度で変速比が大きい範囲において使用し、第
2カムは、上記指標が中程度で変速比が小さい範囲もし
くは上記指標が大きい範囲において使用する。
このため、このような本発明に係る変速制御装置を用い
て変速制御を行うと、運転者の加速意志を示す指標が小
さい場合、すなわち、アクセルペダルの踏み込みがあま
りなされていない場合等においては、第1カムが使用さ
れ、アクセルペダルが大きく踏み込まれる等して」1記
指標が大きい場合には、第2カムが使用される。ここで
、変速比が最大値近傍である場合に、第1押圧力の増加
率は第2カムの方が第1カムより大きく、第1押圧力に
基づいて設定される目標エンジン回転数の増加率も第2
カムが使用される方が太き(なる。このため、上記指標
が大きい場合には、目標エンジン回転数は第2カムによ
り第12A図の破線L4で示すように設定され、上記指
標が小さい場合には、第1カムにより第13A図の破線
L8で示すように設定され、いずれの場合にもスムーズ
な発進制御を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した油圧式無段変速機の油圧回路
図、 第2図は上記無段変速機の断面図、 第3図および第4図は上記無段変速機の制御油圧回路図
、 第5図はスロットルカム機構を示す断面図、第6図から
第8図は第5図の矢印Vl−VI、■−7、■−■に沿
ったスロットルカム機構の断面図、 第9A図および第9B図は第1および第2カム面を第5
図の矢印IX−IXから見た側面図、第10図は第1お
よび第2カム面に沿ったカム当接ピンの移動を、アクセ
ルペダルの踏み込み変化に対応して示す側面展開図、 第11図は本発明に係る変速制御装置を搭載した車両の
走行特性を示すグラフ、 第12A図および第13A図は従来での変速制御による
特性を示すグラフ、 第12B図および第13B図はこの従来での変速制御の
場合での車両発進時の加速度変化を示すグラフである。 30.50・・・変速用サーボユニット95・・・クラ
ッチ弁体  100−・・コントローラ130・・・ク
ラッチサーボユニット 140・・・前後進用サーボユニット 150・・・スロットルカム機構 155・・・カムシャフト 156・・・カム孔157
・・・第2カム面  161・・・第1アーム171・
・・第2アーム  172・・・カム当接ピン175・
・・カムプレート 176・・・第1カム面210・・
・マニュアルバルブ 220・・・タラッヂコントロールバルブ250・・・
シフトコントロールバルブCL・・・メインクラッチ弁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)入力軸に入力される入力回転を無段階に変速して出
    力軸に伝達する無段変速機の変速比を可変制御する変速
    制御装置であって、 前記無段変速機の変速比の設定を行う油圧サーボユニッ
    トと、 運転者の加速意志を示す指標に対応する第1押圧力と実
    エンジン回転数に対応する第2押圧力との差に基づいて
    前記油圧サーボユニットへの作動油の給排制御を行い、
    前記実エンジン回転数を前記指標に基づいて設定された
    目標エンジン回転数に一致させるように変速比の可変制
    御を行わせるシフトコントロールバルブと、 前記指標を前記第1押圧力に変換するカム機構とからな
    り、 このカム機構は、前記変速比の変化に応じて前記第1押
    圧力を変化させる第1および第2カムを備え、これら第
    1および第2カムはともに前記変速比が小さくなるのに
    応じて前記第1押圧力を増加させ、前記変速比の最大値
    近傍における前記第1および第2カムによる前記第1押
    圧力の増加率は、前記第2カムの方が前記第1カムより
    大きく、 前記第1カムは、前記指標が小さい範囲もしくは前記指
    標が中程度で前記変速比が大きい範囲において使用され
    、 前記第2カムは、前記指標が中程度で前記変速比が小さ
    い範囲もしくは前記指標が大きい範囲において使用され
    るように構成したことを特徴とする無段変速機の変速制
    御装置。
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