JPH02214820A - 強誘電性液晶電気光学素子の駆動法 - Google Patents

強誘電性液晶電気光学素子の駆動法

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JPH02214820A
JPH02214820A JP3498989A JP3498989A JPH02214820A JP H02214820 A JPH02214820 A JP H02214820A JP 3498989 A JP3498989 A JP 3498989A JP 3498989 A JP3498989 A JP 3498989A JP H02214820 A JPH02214820 A JP H02214820A
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signal
electrode
voltage
selection signal
scanning
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JP3498989A
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Yukio Endo
幸雄 遠藤
Masao Ozeki
正雄 尾関
Tetsuo Matsumoto
哲郎 松本
Yutaka Nakagawa
豊 中川
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、強誘電性液晶を用いた、マトリックス表示装
置及びプリンター用光シヤツター等に用いる強誘電性液
晶電気光学素子の駆動法に関するものである。
[従来の技術] 強誘電性液晶を用いた液晶電気光学素子は、その応答が
従来のネマチック液晶を用いた液晶電気光学素子に比較
して10〜1000倍速く、高速光シャッター装置への
応用が期待され、また電界に対して双安定性を示すこと
により、大型かつ高密度の表示装置への応用が期待され
ている。
電界の極性に対して双安定性を示す強誘電性液晶電気光
学素子の単純マトリックス駆動においては一般に双安定
状態の一方に書き込む操作と他方に書き込む操作とが必
要である。一方、液晶電気光学素子の信頼性上、このよ
うな書き込み操作の際に液晶に印加される電圧は直流成
分が無く、交流化されていることが好ましい。
強誘電性液晶電気光学素子の駆動方法として、直流成分
を無くした、あるいは低減した駆動法としては2フイー
ルド法(SID ’85 DIGEST。
p、 131)、4パルス法(特開昭62−17343
6号)、2スロツト法(EURODISPLAY“87
 PROCEEDINGS。
p、 152)等すでにいくつかの提案がなされている
これらの駆動法のうち前者の二つの方法は、つの走査電
極上の各画素の書き込みに状態1(双安定状態の一方)
に書き込むための電圧を印加する時間、状態2(双安定
状態の他方)に書き込むための電圧を印加する時間、そ
れぞれの書き込みを交流化するための時間が必要であり
、結果として液晶の応答速度の4倍の書き込み時間が必
要であり、全画素を書き込むための走査時間が長くなる
という問題点があった。
また、2スロツト法は、前者の二つの方式にくらべて全
画素を書き込むための走査時間を短くする効果があるが
、必要とされる駆動電圧が高くなる。このために、同じ
耐圧の駆動用ICを使用した場合、前者の二つの方式に
くらべて走査時間の短縮は、イー(表的な場合で、たか
だか578にとどまっていた。また、2スロツト法では
選択時間内で各画素に印加される電圧には直流成分があ
る。このため、この直流成分を、書き込みを行わない時
間の間に印加される直流成分で打ち消し、駆動電圧の交
流化を行っている。しかし、この方法では高デユーティ
−においては、選択時間内に印加される直流成分と非選
択時間内に印加される直流成分のパルス幅とが大きく異
なり、素子の信頼性上好ましくない。また、低デユーテ
ィ−では非選択時間内に印加される直流成分が大きくな
り素子を駆動できなくなるなどの問題点があった。
[発明が解決しようとする問題点] 第11図(a)、(b)に、2フイールド法の具体的な
駆動法の一例を示した。この駆動法では、強誘電性液晶
を一方の安定状態にするための走査と、他方の安定状態
にするための走査の2回の走査で1周期の書き込みが構
成される。以下2つの安定状態の一方の点灯状態、他方
を非点灯状態として2フイールド法を説明する。
点灯状態の書き込み走査には、1つの走査電極の選択時
には、選択時間1/2T3の内、前期1/4T3 ニは
Vo + Vl (7)電圧を印加し、後期1ハT3に
はVO−V、の電圧を印加し、非選択時にはvOの−・
定電圧を印加する。一方、非点灯状態の書き込み走査に
は、選択時間1/2T3の内、前期1/4T3 ニはV
a−vllノミを印加し、後記1/4T3にはvo +
 Vlの電圧を印加し、非選択時にはVOの一定電圧を
印加する。
信号電極には選択された走査電極上の画素を点灯状態に
する場合には、点灯、非点灯状態の書き込み走査のいず
れも選択時間1/2T3の内、前期1/4Ta にはV
o −V2の電圧を印加し、後期1/4T3にはVo 
+ v2の電圧を印加する。また、選択された走査電極
上の画素を非点灯状態にする場合には、点灯、非点灯状
態の書き込み走査のいずれも選択時間1/2T3の内、
前期1/4T3にはVO+V2(7)電圧を印加し、後
期1/4Tz ニはvo −V2の電圧を印加する。
ここでvl、v2は、強誘電性液晶のパルス幅1/4T
3の矩形波での一方の安定状態から他方の安定状態に変
化するしきい値電圧をVth とした場合、lV11V
21>VLh > lV+  V21(7)関係ヲ満た
す電圧である。特に、V1=3XV2とすることが好ま
しい。
第12図(a)、(b)、(c)、(d)にはこの駆動
法を、第2図に示した走査電極群と信号電極群の組み合
わされたドツトマトリックスにおいて走査電極群が8本
の電極で構成された場合(n・8)に用いた時、第2図
中A1を点の画素に印加される電圧波形を示した。
第12図(al には、Aol(ロー1〜8)点の全て
の画素を点灯状態にする場合、第12図(b)にはAn
t in・1〜8)点の全ての画素を非点灯状態にする
場合、第12図(c)にはAnt(n−奇数)点の画素
を点灯状態とし、Antin−偶数)点の画素を非点灯
状態とする場合、第12図fd)にはAn+in=奇数
)点の画素を非点灯状態とし、An+tn=偶数)点の
画素を点灯状態とする場合に、Al1点の画素に印加さ
れる電圧波形を示した。
各画素の強誘電性液晶を点灯状態または非点灯状態に書
き込むのは選択時間の後期の1/4T3に印加される電
圧によるものであり、選択時間の前期の1/4T3に印
加される電圧は選択時間の後期1/4T、に印加される
電圧とは逆極性の電圧であり、印加電圧波形の交流化の
目的で印加されるものである。
このように2フイールド法では、点灯状態の書き込みと
非点灯状態の書き込みはそれぞれ強誘電性液晶の状態を
変化させる時間の2倍の書き込み時間を要する。さらに
、全画素の書き込みには点灯状態の書き込み走査と非点
灯状態の書き込み走査との2回の走査が必要である。こ
のため、全画素の書き込みには強誘電性液晶の状態を変
化させる時間の4倍の書き込み時間(1/4T、 X 
4 =Ta)を必要としていた。
2スロツト法は2フイールド法に比べて全画素の書き込
みに要する書き込み時間を短縮できるという効果を有す
る。第13図に2スロツト法の具体的な駆動法の一例を
示した。この駆動法では走査電極の選択時間T、の内、
前期1/2T4では選択された走査電極上の全ての画素
を一方の安定状態とし、後期1/2T4では表示の内容
により必要な画素のみを他方の安定状態とする電圧が印
加され、1回の走査で1周期の書き込みが形成される。
以下2つの安定状態の一方を点灯状態、他方を非点灯状
態として2スロツト法を説明する。
書き込み走査には、1つの走査電極の選択時には、選択
時間T、の内、前期1/2T、の時間にはVo−V、の
電圧を印加し、後期1/2T4の時間にはVO+V2の
電圧を印加し、非選択時にはV。+v3の電圧を印加す
る。
信号電極には、選択された走査電極上の画素を点灯状態
にする場合には、選択時間T4の内、前期1/2T4に
はV。+v4の電圧を印加し、後期1/2T4にはV。
−v4の電圧を印加する。また、選択された走査電極上
の画素を非点灯状態にする場合には、選択時間T、の内
、前期1/2T、にはV1=V4の電圧を印加し、後期
1/2T、にはV。+V4の電圧を印加する。
ここでVl、V2、V3、■、は強誘電性液晶のパルス
幅1/2T、の矩形波での一方の安定状態から他方の安
定状態に変化するしきい値電圧をVthとすルト、1v
、+v冒> 1−V4+V、 l >Vth、V4−V
21 >V、、 > l L−V21.かつ走査型極の
数がN本の場合V3= fVz−V11/ (2x f
Nl))を満たす電圧である。特に、L = 5 x 
V4、v23×v4であることが好ましい。
第14図にはこの駆動法を第2図に示した走査電極群と
信号電極群の組み合わされたドツトマトリックスにおい
て走査電極が8本の場合fn=81に用いた時、第2図
中A1点の画素に印加される電圧波形を示した。第14
図fa)には、An+ (n=1〜8)点の全ての画素
を点灯状態にする場合、第14図fbl にはA。+ 
fn=1〜8)点の全ての画素を非点灯状態にする場合
、第14図fclにはAnl(n−奇数)点の画素を点
灯状態とし、An+fn−偶数)点の画素を非点灯状態
とする場合、第14図fdlにはAn+fn=奇数)点
の画素を非点灯状態とし、An+fn=偶数)点の画素
を点灯状態とする場合にAl1点の画素に印加される電
圧波形を示した。
各画素の強誘電性液晶は選択時間の内、前期の1/2T
4で信号電極に印加される点灯信号あるいは非点灯信号
によらず非点灯状態が書き込まれる。また、選択時間の
内、後期のl/2T4では信号電極に点灯信号が印加さ
れた場合には点灯状態が書き込まれ、信号電極に非点灯
信号が印加された場合には非点灯状態が変化しない。
このように2スロツト法では、強誘電性液晶の状態を変
化させる時間の2倍の書き込み時間(1/2T4X 2
 =T4)で点灯状態と非点灯状態の書き込みが可能で
ある。
しかし、選択時間の前期1/2T、においで信号電極に
印加される電圧によらず画素を非選択状態とするために
、例えば、前述の好ましい関係の電圧値を用いた場合に
は、非選択時に画素に印加される電圧波形の振れ幅に対
して、選択時には5倍の電圧波形の振れ幅が必要とされ
る。
2フイールド法では非選択時に画素に印加される電Eの
振れ幅に対して、選択時には4倍の電圧波形の振れ幅で
よく、この点て2スロツト法は2フイールド法の574
倍大きな駆動電圧を必要とする。
このため、2スロツト法と2フイールド法で同じ耐圧の
駆動ICを用いた場合には、2スロント法では2フイー
ルド法に対して走査時間の短縮はほぼ半分でなく、57
8程度にとどまっていた。さらに、2スロツト法では、
選択時間内で各画素に印加される電圧には電圧(V2−
V、l)、パルス幅1/2Tnの直流成分がある。この
直流成分を、書き込みを行わない時間の間に印加される
電圧(V2− V+) / (2X (N−1))、パ
ルス幅T4X(N−1)の直流成分で打ち消し、駆動電
圧の交流化を行っている。ただし、Nは走査電極数であ
る。しかし、この方法では高デユーティ−(N大)にお
いては選択時間内に印加される直流成分と非選択時間内
に印加される直流成分とのパルス幅が大きく異なる。こ
のパルス幅の大きな直流成分では液晶中のイオンの移動
による分極を生じたり、電極の酸化、還元反応を生じた
りし、素子の信頼性上好ましくない。また、低デユーテ
ィ−(N小)では非選択時間内に印加される直流成分が
大きくなり、素子を駆動できなくなるなどの問題点があ
った。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前述の問題点を解決すべくなされたものであり
、走査電極群の設けられた基板と、信号電極群の設けら
れた基板との間に、電界の極性に依存して双安定状態を
示す強誘電性液晶が挟持され、該走査電極群と該信号電
極群の交差部分を表示画素とした液晶セルの外側に一対
の偏光板が設置された強誘電性液晶電気光学素子を走査
電極群の走査電極を順次選択し、該走査電極に印加され
る電圧と信号電極群の各信号電極に印加される電圧との
組合せによって該走査電極上の各画素を表示を行う内容
に応じて双安定状態のどちらかにする書き込み走査を行
う強誘電性液晶電気光学素子の駆動法において、1つの
走査電極を選択し、該走査電極上の各画素を表示を行う
内容に応じて双安定状態の一方(状態1)に書き込むた
めの選択信号(選択信号l)を印加し、かつ、選択信号
1を順次走査電極に印加して全画素の書き込みを行うに
際し、少なくとも1つの走査電極に選択信号1が印加さ
れる時間内に選択信号lが印加される走査電極とは異な
る他の少なくとも一つの走査電極を選択してこの走査電
極上の全ての画素を双安定状態の他方(状態2)に書き
込むための選択信号1とは異なる選択信号(選択信号2
)を印加し、かつ選択信号2が印加された走査電極の少
なくとも一つの走査電極に選択信号2の印加後に選択信
号lが印加され、かつ前記選択信号lおよび選択信号2
の少なくともどちらかの選択信号が、印加される電圧の
異なる2つの時間T1、T2よりなり、かつT1の時間
内の選択信号lの電圧をVC+ +、選択信号2の電圧
をVO2+、選択信号が印加されない走査電極に印加さ
れる電圧をV(31、選択信号lと信号電極に印加され
る電圧との組合せで状態1に書き込む画素に対応する信
号電極に印加される電圧をVS、 、、選択信号lと信
号電極に印加される電圧との組合せで安定状態を変化さ
せない画素に印加される電圧なVS2 +、かつT2の
時間内の選択信号1の電圧をVC+ 2、選択信号2の
電圧をVO22、選択信号が印加されない走査電極に印
加される電圧をVO32、選択信号1と信号電極に印加
される電圧との組合せで状態lに書き込む画素に対応す
る信号電極に印加される電圧をVSI2、選択信号lと
信号電極に印加される電圧との組合せで安定状態を変化
させない画素に印加される電圧をvs22としタトきに
、VS11XTl+VS12XT2=VS21XTl+
VS22XT2=  (VCIl+vC21) XTl
+  (VC12+VC22) XT2=VC31XT
l+VC32XT2をほぼ満タスことを特徴とする強誘
電性液晶電気光学素子の駆動方法を提供するものである
第1図は、本発明で駆動する強誘電性液晶電気光学素子
の断面図である。2枚の透明基板1a、1bの表面に、
それぞれ透明な導電膜2a、2bと配向制御膜3a、3
bとを形成する。導電膜2a、2bは、基板間に保持さ
れた液晶層4に電界を印加するための電極であり、各々
走査電極群と信号電極群を構成し、電気光学的応答を生
じさせる目的で設けられているもので、l11203−
3nT。
(ITO)、5n02等からなり、所定のパターンに形
成されている。
配向制御膜3a、3bは、液晶分子を概ね水平配向させ
るものである。代表的なものとしては、有機高分子膜、
特にポリイミド系高分子膜を形成し、布で一定方向にラ
ビングしたものが好ましいが、その他、ポリアミド系高
分子膜、ポリイミドアミド系高分子膜、ポリパラキシリ
レン等の高分子膜をラビングしたもの及びSiOなどの
斜方蒸着膜も有効である。また、これらの膜を形成せず
に直接導電膜2a、2bをラビングして配向制御膜とす
ることも可能である。
この様な配向制御を行った後、該基板が平行、かつ一定
の間隙で保持されるように、スペーサー、例えば、有機
ビーズ、アルミナ粒子を挟み、シール材5で周囲を固定
し、セルとする。この際、2枚の基板の配向制御方向は
、互いにほぼ平行になるようにする。
その後、強誘電性液晶組成物をコレステリック相、ある
いは等実相まで加熱し、セルに注入した後、封止する。
セルの両性側に一対の偏光板6a、6bをその偏光軸が
互いにほぼ直交し、かつ基板の配向制御方向と一定角度
をなすように配置する。この偏光軸の交差角度および配
向制御方向との角度は、液晶材料、装置の動作温度によ
って変わり、最もコントラスト特性などのよい角度を選
べば良い。
裏側の基板lb側に光源7を置き、反対側へ光が透過す
るようにする。なお、反射型で用いる場合には、裏側の
偏光板6bの外側に反射板を設ければ良い。
第2図は、導電膜2a及び2bのドツトマトリックス表
示素子に用いられるパターン例を示したものである。一
方の基板には、横方向の縞状の走査電極群C1〜cnが
パターニングされ、他方の基板には縦方向の縞状の信号
電極群S1− Slがパターニングされている。2組の
電極群の交差点All 〜An11が表示画素となる。
第3図は、導電膜2a及び2bのプリンターヘッド用光
シヤツターに用いられるパターン例を示したものである
。この例では1/4デユーティ−で駆動される場合のパ
ターン例を示している。
A1□〜A4゜は開口部を示し、これ以外の部分は遮光
膜を形成して用いられる。
本発明の駆動法で用いられる強誘電性液晶としては、電
界の極性に依存した双安定性を示す液晶相を持つ液晶が
使用できるが、応答性の点でカイラルスメクチックC相
(SmC”)の液晶が好ましい。具体的な例としては、
4− (4−n−デシルオキシベンジリデンアミン)ケ
イ皮酸−2メチルブチルエステル等がある。
また、本発明に用いられる液晶としては、強誘電性を示
す液晶相より高温の温度範囲においてスメクチックA相
(SmA相)をもつ液晶が双安定性の対称性の点で好ま
しい。等実相(■相)あるいはネマチック相(Ne相)
あるいはコレステリック相(Ch相)より、SmA相を
経由せずに直接SmC’相等の強誘電性液晶相に相転移
する液晶を用いた場合、通常、配向制御方向に対してス
メクチック相の層方向が異なる2つの状態をとる。この
2種類の層方向の状態が混在するとコントラストの低下
をまねくため、I相あるいはNe相あるいはCh相より
SmC”相等の強誘電性液晶相へ冷却する際に、一方向
の極性を持つ直流電界を印加し、2種類の層方向のうち
1種類のみに配向させるなどの手段を取ることが必要で
ある。この様にして作成した素子においてはその安定性
において第一の安定状態と第二の安定状態のうち、冷却
する際に印加する電界の極性と一致する安定状態のほう
がより安定となってしまい双安定性の低下につながる。
これに対し、SmA相を持つ液晶においては、層方向は
般に配向制御方向と一致した一方向となり電界に対する
双安定性も対称的となる。
また、本発明で用いる液晶としては、強誘電性を示す液
晶相より高温の温度範囲でCh相をもつことが配向の均
一性の点で好ましい。この液晶の配向制御法については
、特願昭59−274073号の方法を用いることで極
めて良好な配向に素子が作成できる。
強誘電性液晶組成物としてSmC:”相をもち、それよ
り高い温度においてはCh相をもち、かっCh相におけ
る螺旋ピッチの長さ(p)が基板1aと1b間の距離(
d)の4倍以上長い液晶を用いる。またCh相とSmC
”の間にSmA相を持つことが、配向の均一性の点で望
ましい。この様な液晶としては、光学活性物質、スメク
チック液晶化合物、ネマチック液晶化合物を適当な割合
で混合することで得られ、必要に応じて非液晶添加物を
加える場合もある。特に、Ch相における螺旋ピッチを
長くするには、左螺旋を生じさせる光学活性物質と、右
螺旋を生じさせる光学活性物質を、螺旋を生じさせる力
に応じて混合するのが有効である。
通常、Ch相における螺旋ピッチの長さは温度とともに
変化する。均一な配向を得るには、Ch−3mA相転移
点の直上でp))4bの条件を満たすことが好ましい。
しかし、この条件を満たす温度範囲が転移点のごく近傍
に限られる場合には、温度降下速度が速い場合において
は、螺旋構造がほどけずにSmA層へ転移してしまう。
この場合には均一な配向が得られないので、l11Xi
旋構造がほどけるまでp))4dを満たす温度に保持す
るか、温度降下速度を遅くする必要がある。この理由か
ら螺旋ピッチpが基板間距離dの4倍以上になる温度範
囲は、Ch −SmA相転移点より5°C以上の範囲に
わたることが好ましく、さらにCh相全全温度範囲わた
ることが好ましい。
なお、ここでいうCh相はネマチック液晶に光学活性物
質を添加して固有のピッチを持つようにされた相も含む
ものである。
次に本発明の駆動法を具体例に従って説明する。本発明
の駆動法では、一つの走査電極を選択して選択信号を印
加し、この走査電極上の各画素を信号電極に点灯信号が
印加された場合に点灯状態とする書き込み走査1と、書
き込み走査lのk (k≧1の整数)木毎に書き込み走
査1の選択時間内に、次に書き込み走査1を行うに木の
走査電極に選択信号2を印加し、選択信号2が印加され
た走査電極上の全ての画素を信号電極に印加される信号
によらず非点灯状態とする書き込み走査2とからなり、
これらの書き込み走査は選択時間Tの内、選択時間の前
期Tと後期T2とからなり、全画素の書き込みは書き込
み走査1を全ての走査電極について行うことにより1周
期の書き込みが構成される。
第4図は本発明で用いられる走査電極に印加される選択
信号1、選択信号2、非選択信号、信号電極に印加され
る点灯信号、非点灯信号の組合せの一例を示す。■1、
v2、v3、v4、v5、v6、■2、V8、v9、L
(lは上記の書き込み走査を可能とするためにはパルス
幅T1の矩形波での方の安定状態から他方の安定状態に
変化するしきい値電圧をVtl+1、パルス幅T2の矩
形波での方の安定状態から他方の安定状態に変化するし
キイ[t[fヲVth2.!:、 tル、!::、1−
v8−v21 >Vt112、l −V9+L l <
Lh+、IVIOV21<Vt112、l  Va +
 V41 > Lhz、l VIO+V41 >Vt1
12、 L−V5<Vt、、l、 −Vs+V6  <
Vthz、V9 VS l < VthI、l Lo 
+ Vs 1< Vth2、を満たし、各画素に印加さ
れる電圧の交流化の条件よりV7” V8X T2/ 
TI、V9=V、。×T2/T1、v5V6 X T2
/ TI、(Vl+V3) ×T1+ (V2  V4
) ×T、=0を満たせばよい。
この例は走査電極の選択時間の内、後期のT2の時間の
みの印加電圧による書き込みを行う例であるが、選択時
間の内、前期のT1の時間での印加電圧による書き込み
を利用する方法もあり、その−例を第9図の説明として
後述する。
本発明の駆動法によれば、書き込み走査lにおいて画素
に印加された直流成分は、書き込み走査2において打ち
消され、印加電圧波形の交流化を行っており、走査電極
の本数によらず画素に印加される直流成分のパルス幅は
高々走査電極の選択時間T=T、+T2以内である。
第5図は第4図の説明で述べた条件を満たす好ましい一
例を示す。この例はパルス幅T2の矩形波での一方の安
定状態から他方の安定状態に変化するしきい値電圧Vt
h2が2xVa以上、4×Va以下である場合を示L7
、TI = 1/2T2 とした場合の一例であり、 
V+=2Va 、 V2=3Va 、 V3=2Va 
、  %14=  5Va 、 V5= 0l−V6=
O11/7=2Va  、   Vs=  Va、  
 Vg=−2V6. V+o=Vaとした例である。
第6図(a)、(b)は第5図の駆動法を第2図に示し
た走査電極群と信号電極群の組み合されたドツトマトリ
ックスにおいて走査電極、信号電極がそれぞれ3本の場
合に用いた時に、各電極に印加される電圧波形と、画素
Arm  (m= 1 。
2.3)に印加される電圧波形を示したものである。
この駆動波形によれば、必要とされる電圧の振れ幅は1
oxvaであり、2フイールド法での8XVaよりも大
きいが、画素の書き込みに要する時間は、強誘電性液晶
の状態を変化させる時間T2の3l2倍であり、2フイ
ールド法の4倍よりも短くすることができる。同じ耐圧
の駆動用ICで比較すると、第5図の駆動法によれば2
.13倍の高速書き込みが可能となり、2スロツト法よ
りも1.3倍の高速書き込みが可能となる。
TI = 1/2T2 とすることは全画素への書き込
み時間を短くできることより好ましい。
第5図の駆動法では走査電極の駆動に異なる4値の電圧
出力、信号電極の駆動に異なる4値の出力電圧を必要と
し、また、選択時間内の前期1/3Tと後期2/3Tで
印加電圧を変化させるためにパルス@l/3Tと2/3
Tの異なる2つの制御信号を必要とする。
第7図は第4図の説明で述べた条件を満たす好ましい別
の一例を示す。この例はTI = 72とした場合で、
パルス幅TI=72の矩形波での一方の安定状態から他
方の安定状態に変化するしきい値電圧V1.hが2xV
a以上、4XV、以下である場合の一例であり1=Vl
 =−3V、、V2=3Va、13=5Va 、  V
a=  5Va 、 V5= 0l−V6=O1v7=
V81=va−−va1=17q−−1/、、VIO=
Vaとした例である。
画素に印加される電圧波形の振れ幅の比較よす、書き込
みに要する時間は2スロツト法と同じである。一方、こ
の例では走査電極の駆動に異なる5値の電圧出力、信号
電極の駆動に異なる2値の出力電圧を必要とし、選択時
間内の前期1/2Tと後期1/2Tて印加電圧を変化さ
せるためにパルス幅1/2Tの制御信号を必要とする。
このように制御信号が簡単化されることと、信号電極の
駆動に必要な出力電圧値の数が第5図に比べて少なくな
る利点がある。
第8図は第4図の説明で述べた条件を満たす好ましい別
の一例を示す。この例はT、=T2とした場合で、パル
ス幅TI=T2の矩形波での一方の安定状態から他方の
安定状態に変化するしきい値電圧Vthが2XV、以上
、4XV、以下である場合の別の一例であり1=V、=
V、、L=3V、、V3=V、1=L= −5V、 、
 V5= 01=V、=O1V7=V、1=V8= −
V、1=V9=−V、、Lo=Vaとした例である。
画素に印加される電圧波形の振れ幅の比較より、書き込
みに要する時間は2スロツト法と同じである。一方、こ
の例では走査電極の駆動に異なる4僅の電圧出力、信号
電極の駆動に異なる2僅の出力電圧を必要とし、選択時
間内の前期1/2Tと後期1/2Tで印加電圧を変化さ
せるためにパルス幅172Tの制御信号を必要とする。
このように制御信号が簡単化されることと、信号電極の
駆動に必要な出力電圧値の数が第5図に比べて少くなる
利点がある。
第9図は本発明の駆動法の内、第4図の駆動法で選択時
間の内、前期のT1の時間で印加電圧による書き込みを
利用する方法である。
第4図ニオイテv1.v2、v3、■4、v5、V6、
Vl、va、v9、VIOをパルス幅TI(7)矩形波
テノ一方の安定状態から他方の安定状態に変化するしき
い値電圧なVthl、パルス幅T2の矩形波での一方の
安定状態から他方の安定状態に変化するしきい値電圧を
Vth2とすると、1−Vs−V21>Vth2、I 
−V9+ Vl l <Vthl、IVIO−V21<
Vth2、l Vl−Va 1 >Vthl、1−Vs
 + Va l < Vth2.1−Vq−Vs1 >
Vthl、l VIO+ Va l <Vth2.1V
7− V5 l <Vthl、  I −V8+V6 
+ <Vth2.1−v9V51 <Vtr11、I 
VIO+V61 <Vth2、を満タシ、各画素に印加
される電圧の交流化の条件よりv7V8XT2/Tl、
V9 = Vlo X T2/ Tl、v5−v6×T
2/T+、(−Vl+V3) XTl+(V2  V4
) XT2= Oを満たした駆動法であり、Tl = 
72とした場合で、パルス幅TI = T2の矩形波で
の一方の安定状j魚から他方の安定状態に変化するしき
い値電圧V+hが2XVa以上、4×■8以下である場
合の一例であり1=1/1=Va、 V2=3V6 、
 V3=−5V、l、  −V4=Va、v5=01=
V6=O1V7=Va1=va−−Va1=v9=  
va、Vlo =Vaとした例である。
画素に印加される電圧波形の振れ幅の比較より、書き込
みに要する時間は2スロツト法と同じである。一方、こ
の例では走査電極の駆動に異なる4値の電圧出力、信号
電極の駆動に異なる2僅の出力電圧を必要とし、選択時
間内の前期1/2Tと後期1/2Tで印加電圧を変化さ
せるためにパルス@ 1/2Tの制御信号を必要とする
。このように制御信号が簡単化されることと、信号電極
の駆動に必要な出力電圧値の数が第5図に比べてすくな
くなることより好ましい。
このように本発明の駆動法によれば、走査電極の本数に
よらず、画素に印加される電圧波形の交流化にパルス幅
の長い直流成分を持たず、また走査電極の書き込み時間
の内、前期T1と後期T2との比率を変えることにより
、全画素への書き込み時間を短くすることができる。
[作用1 最初に本発明で用いられる強誘電性液晶電気光学素子の
双安定状態と、その印加電圧に対する応答について、第
10図に従って説明する。強誘電性液晶は、液晶分子4
1が層構造をなし、その分子長軸方向は層重線方向に対
し、ある一定角度だけ傾いている。この分子に直角でか
つ層平面42に含まれる方向に自発分極43を持つ。
この様な構造を持つ強誘電性液晶を第1図のように2枚
の基板の間に挟み込むと、セル厚が比較的薄い場合には
、液晶分子は層構造に対して傾いた状態で、かつ基板に
対してほぼ平行な2つの安定状態を示すようになる。
この液晶分子の方向を外部からの電界によって変える効
果としては次の2つの作用が考えられる。一つは自発分
極と電界の結合作用であり、この作用においては電界の
極性に対し自発分極の向きをそろえようとするように分
子の向きが変わる。即ち、正の電界方向と負の電界方向
では、分子の層重線からの傾く方向が逆になる。第10
図に示すようにE、の電界極性に対しては、fal の
ように配列し、E2の電界極性に対しては(bl のよ
うに配列しようとする。
この自発分極と電界の結合作用による一方の安定状態か
ら他方の安定状態の変化には印加される電界のパルス幅
に応じたしきい値が存在し、このしきい値は配向制御法
によるが、一つの配向制御では、一般に、印加される電
界のパルス幅と電界の強度の積がほぼ等しくなる傾向が
ある。
もう一つの作用は、誘電率異方性と電界との結合作用で
ある。この作用においては、分子の配列方向は電界の極
性には依存せず、方向のみによって決まる。液晶分子が
負の誘電率異方性をもつ場合には、E3の電界方向に対
して(a)かfbl いずれかの配列状態をとろうとす
る。
本発明の駆動法では、特に前者の作用を使い、点灯状態
、非点灯状態への変化を行っているが、強誘電性液晶と
して負の誘電異方性を持つ液晶を用いた場合、後者の作
用によって双安定性が増し、走査電極に非選択信号が印
加される期間のクロストーク電圧波形による光強度の変
化を減少させることができる。
次に本発明の駆動法による強誘電性液晶電気光学素子の
動作について第4図を用いて説明する。第4図は信号電
極から走査電極に向けたしきい値以上の電界で非点灯状
態となり、走査電極から信号電極に向けたしきい値以上
の電界で点灯状態となる例を示しである。書き込み走査
2では走査電極に、信号電極に印加さる点灯信号あるい
は非点灯信号に係わらず、選択時間内に信号電極から走
査電極に向けてしきい値以上の電界が印加されるように
電圧が設定される。
この方法には2つあり、一つは選択時間Tの内、前期T
1に信号電極から走査電極に向けてしきい値以上の電界
を印加する方法であり、第9図がこれに当たる。この場
合には選択時間Tの内、後期T2には走査電極から信号
電極に向けたしきい値以上の電界が印加されないように
する。
もう一つの方法は、選択時間Tの内、後期T2に信号電
極から走査電極に向けてしきい値以上の電界を印加する
方法であり、第5図、第7図、第8図がこれに当たる。
この場合には選択時間Tの内、前期T1には画素にどの
様な電界が印加されてもよい。
書き込み走査1は書き込み走査2が行われ。
その後書き込み走査lが行われていない走査電極に対し
て行われる。従って走査電極上の全画素が非点灯状態と
なっている走査電極に対して行なわれることになる。
書き込み走査lでは走査電極に、信号電極に印加される
点灯信号または非点灯信号に依存して、点灯信号が印加
された画素には、選択時間内に走査電極から信号電極に
向けてしきい値以上の電界が印加される。また、非点灯
信号が印加された画素には、選択時間内に走査電極から
信号電極に向けてしきい値以上の電界が印加されないよ
うに電圧が設定される。
選択時間内に走査電極から信号電極に向けてしきい値以
上の電界を印加して点灯状態とする方法には2つの方法
がある。
一つは選択時間Tの内、前期T1に走査電極から信号電
極に向けてしきい値以上の電界を印加する方法である。
この場合には選択時間Tの内、後期T2には信号電極か
ら走査電極に向けたしきい値以上の電界が印加されない
ようにする。
もう一つの方法は、選択時間Tの内、後期T2に走査電
極から信号電極に向けてしきい値以上の電界を印加する
方法であり、第5図、第7図、第8図、第9図がこれに
当たる。この場合には選択時間Tの内、前期T1には画
素にどの様な電界が印加されてもよい。また、非選択信
号が印加された画素には、選択時間内に走査電極から信
号電極に向けてしきい値以上の電界が印加されないよう
にする。
非選択状態は書き込み走査1、書き込み走査2が行われ
ていない状態であり、非選択状態の走査電極には非選択
信号が印加される。非選択信号は信号電極に印加される
点灯信号、非点灯信号のいずれの信号との組合せでも画
素にしきい値電界以上の電界が印加されないような電圧
とされる。
画素に印加される電圧・波形の交流化は、第4図のよう
に、信号電極に印加される点灯信号、非点灯信号、走査
電極に印加される非選択信号を選択時間T内に印加され
る電圧波形の時間積分をV。XTとし、走査電極に印加
される選択信号1と選択信号2の電圧波形の時間積分の
和がLX T X 2となるように電圧を設定すること
で行っている。
[実施例] 強誘電性液晶としてSmC”相の高温側でSmA相、さ
らに高温側でch相を有するチッソ社製の液晶組成物C
3−1014を用い、走査電極を32本設け、セルギャ
ップを2μmとした液晶セルを形成した。
この液晶セルを用いて、30℃において、本発明の駆動
法として、第4図でT2= 100μsecとし、第5
図は、第7図、第8図、第9図の駆動波形(画素に印加
される電圧の最大値30■)を用いて、l/32デユー
ティ−〜1/1024デユーティーで画素に印加される
電圧を変えながら書き込みを行ったところ、どの駆動波
形についてもV、= 4.9V付近からV、=6.6V
付近の電圧でデユーティ−比に依らず正常な表示が得ら
れた。なお、この時第5図の駆動波形では1/120デ
ユーティ−以上でフリッカ−が観察され、第7図、第8
図、第9図の駆動波形では1780デユーティ−以上で
フリッカ−が観察された。
一方比較例として、第11図の2フイールド法で174
T3=100 μsec 、 L= 3 XV2として
、画素に印加される電圧を変えながら書き込みを行った
ところ、V2=4.9V付近からV2=6.6V付近の
電圧でデユーティ−比に依らず正常な表示が得られたが
、l/40デユーティ−以上ではフリッカ−が観察され
た。
また比較例として第13図の2スロツト法で1/2T4
 =lOOgsec 、 ■、= 5 XV4、V2 
= 3 x Lとして、画素に印加される電圧を変えな
がら書き込みを行ったところ、高デユーティ−において
はV4=4.9V付近からV4=6.6V付近で正常な
表示が行えたが、低デユーティ−ではv3が50mVを
超えるl/200デユーティ−以下では次第に正常な表
示が行える電圧幅か狭くなり、v3が200mV近くな
るl/60デユーティ−では正常な表示が行えなかった
これらの例の駆動結果を第1表に整理して示す。
第1表 このように本発明の駆動法によれば、デユーティ−比に
よらず正常な表示が得られ、特に第5図の駆動波形では
ビデオ表示などの表示画面の切り替え速度の速い用途で
は表示ライン数を多くすることができる。
[発明の効果] 本発明の駆動法では、書き込み走査2では信号電極に印
加される信号によらず非点灯状態が書き込まれ、その後
の書き込み走査lで信号電極に印加される信号によって
点灯状態を書き込むことによって必要とされる表示を得
る。また、書き込み走査2は信号電極に印加される信号
によらず画素を非点灯状態とすることが出来るために、
書き込み走査lを行っている選択時間中に行うことが出
来、2フイールド法に比べて同じ駆動電圧で2113倍
高速書き込みが可能であり、表示内容が速く変化するよ
うな場合に均一な表示が得られる。また、高速書き込み
が行えることにより、表示画面の切り替え速度が速い場
合に、走査できる走査電極数を多くでき、表示の高精細
化の効果や表示容量を大きくできる効果がある。これら
の効果により、高精細、大容量表示が可能なデイスプレ
ーが得られる。
また、本発明の駆動法によれば画素に印加される電圧波
形の直流成分は、そのパルス幅は高々選択時間以下の長
さであり、また、書き込み走査lと書き込み走査2とで
完全に交流化することができ、走査電極数によらず駆動
できる電圧の幅を広く取ることが出来、セルの製造での
表示面内のギャップの変動許容幅や、セルの背面に設置
される照明装置による表示面内の温度分布の許容幅を広
くすることが出来る。
また、本発明の駆動法の内、選択時間の内、画素の点灯
、非点灯の切り替えに用いない前期あるいは後期の選択
時間を短くし、大きな電圧の振れ幅とすることで、強誘
電性液晶として誘電率の異方性が負の材料を用いた場合
に、双安定性を増し、コントラストを高くする効果があ
る。
本発明の駆動・法は印加される外場の向きに依存した双
安定性を示す素子をマトリックス状に配した素子に印加
される外場の印加の手順を与えるものであり、外場とし
ては電界の外に、磁場、温度勾配、など大きさと方向を
持ったものに対して有効であり、例えば、しきい値を持
って、印加される電界の極性に依存した双安定性を示す
他の電子素子においても、高速の状態制御を可能とする
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明で駆動する素子の断面図であり、第2
図、第3図は、本発明の駆動法の好ましい適用例の電極
パターンの例の平面図である。 第4図は、本発明の駆動方法を示す基本波形図であり、
第5図、第6図、第7図、第8図、第9図は本発明の駆
動法の実際の例を示した波形図である。 第10図は、本発明の駆動法の原理を説明する模式図で
ある。 第11図、第12図、第13図、第14図は従来例によ
る駆動法の波形図である。 la、 lb:透明基板 2a、2b=導電膜 3a、3b;配向制御膜 4  :液晶層 5  :シール剤 6a、8b:偏光板 第 信号電極群 S、    S2 第 図 信号電極群 182S3 Sl、l

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)走査電極群の設けられた基板と、信号電極群の設
    けられた基板との間に、電界の極性に依存して双安定状
    態を示す強誘電性液晶が挟持され、該走査電極群と該信
    号電極群の交差部分を表示画素とした液晶セルの外側に
    一対の偏光板が設置された強誘電性液晶電気光学素子を
    走査電極群の走査電極を順次選択し、該走査電極に印加
    される電圧と信号電極群の各信号電極に印加される電圧
    との組合せに よって該走査電極上の各画素を表示を行う内容に応じて
    双安定状態のどちらかにする書き込み走査を行う強誘電
    性液晶電気光学素子の駆動法において、1つの走査電極
    を選択し、該走査電極上の各画素を表示を行う内容に応
    じて双安定状態の一方(状態1)に書き込むための選択
    信号(選択信号1)を印加し、かつ、選択信号1を順次
    走査電極に印加して全画素の書き込みを行うに際し、少
    なくとも1つの走査電極に選択信号1が印加される時間
    内に選択信号1が印加される走査電極とは異なる他の少
    なくとも一つの走査電極を選択してこの走査電極上の全
    ての画素を双安定状態の他方(状態2)に書き込むため
    の選択信号1とは異なる選択信号(選択信号2)を印加
    し、かつ選択信号2が印加された走査電極の少なくとも
    一つの走査電極に選択信号2の印加後に選択信号1が印
    加され、かつ前記選択信号1および選択信号2の少なく
    ともどちらかの選択信号が、印加される電圧の異なる2
    つの時間T_1、T_2よりなり、かつT_1の時間内
    の選択信号1の電圧をVC_1_1、選択信号2の電圧
    をVC_2_1、選択信号が印加されない走査電極に印
    加される電圧をVC_3_1、選択信号1と信号電極に
    印加される電圧との組合せで状態1に書き込む画素に対
    応する信号電極に印加される電圧をVS_1_1、選択
    信号1と信号電極に印加される電圧との組合せで安定状
    態を変化させない画素に印加される電圧をVS_2_1
    、かつT_2の時間内の選択信号1の電圧VC_1_2
    、選択信号2の電圧をVC_2_2、選択信号が印加さ
    れない走査電極に印加される電圧をVC_3_2、選択
    信号1と信号電極に印加される電圧との組合せで状態1
    に書き込む画素に対応する信号電極に印加される電圧を
    VS_1_2、選択信号1と信号電極に印加される電圧
    との組合せで安定状態を変化させない画素に印加される
    電圧をVS_2_2としたときに、VS_1_1×T_
    1+VS_1_2×T_2=VS_2_1×T_1+V
    S_2_2×T_2=(VC_1_1+VC_2_1)
    ×T_1+(VC_1_2+VC_2_2)×T_2=
    VC_3_1×T_1+VC_3_2×T_2をほぼ満
    たすことを特徴とする強誘電性液晶電気光学素子の駆動
    方法。
  2. (2)請求項1において、前記T_1、T_2がT_1
    =1/2T_2であることを特徴とする強誘電性液晶電
    気光学素子の駆動方法。
  3. (3)請求項1において、前記T_1、T_2がT_1
    =T_2であることを特徴とする強誘電性液晶電気光学
    素子の駆動方法。
  4. (4)請求項1または2または3において、前記の書き
    込み走査において任意の書き込み時間内に選択信号2が
    印加される走査電極が一つの走査電極であり、かつ該書
    き込み時間内に選択信号1が印加される走査電極と隣合
    う走査電極であることを特徴とする強誘電性液晶電気光
    学素子の駆動方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100388331C (zh) * 1999-11-19 2008-05-14 精工爱普生株式会社 显示装置的驱动方法、显示装置和电子装置

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