JPH02216212A - 全芳香族ポリアミド繊維の製造法 - Google Patents

全芳香族ポリアミド繊維の製造法

Info

Publication number
JPH02216212A
JPH02216212A JP3570189A JP3570189A JPH02216212A JP H02216212 A JPH02216212 A JP H02216212A JP 3570189 A JP3570189 A JP 3570189A JP 3570189 A JP3570189 A JP 3570189A JP H02216212 A JPH02216212 A JP H02216212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solvent
weight
solution
concentration
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3570189A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Omori
大森 昭夫
Shunpei Naramura
楢村 俊平
Tomoyuki Sano
佐野 友之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP3570189A priority Critical patent/JPH02216212A/ja
Publication of JPH02216212A publication Critical patent/JPH02216212A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Artificial Filaments (AREA)
  • Polyamides (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は全芳香族ポリアミド(以下アラミドと略記)繊
維の製造法に関する。さらに詳しくは、アラミド繊維の
湿式紡糸法において、所定の凝固浴中に吐出し、次いで
所定の湿熱延伸浴で湿熱延伸後、高濃変溶媒含有水溶液
で処理することにより高温寸法安定性に優れ、着色の少
ない、染色性の良好な高伸度高タフネスのアラミド繊維
の製造法に関する。
〈従来の技術〉 アラミド繊維は、その剛直な分子鎖構造と高い結晶性の
ため、優れた耐熱性を有する高機能繊維である。中でも
メタ系アラミド繊維は、汎用繊維として必要な一般的性
能、たとえば、強度と・伸度のバランスやしなやかさ、
紡績などの後加工工程での良好な工程通過性、布帛とし
ての良好な風合などの性能を有しつつ、しかも既存の合
成繊維の使用1度より50〜200°C程度も高い温度
領域での使用が可能であり、さらに繊維が燃焼しても炎
を遠ざけると直ちに消化する自己消火性を示す高い難燃
性をも有していることから、各種の産業資材分野や衣料
用分野さらにインテリア分野まで広く使用されつつある
。衣料やインテリアに使用される場合、各種の色相に着
色できることが重要となる。しかしアラミド繊維を染色
する場合、剛直な分子鎖構造と高い結晶性のため、染料
分子が拡散しにくり、満足な色相を得ることが困難であ
る。
このため、アラミド分子自体に染料分子と親和性のある
官能基を導入することが試みられている(特公昭44−
11168など)が、アラミド繊維の特徴である耐熱性
を低下させるので好ましくない。
また特定のボイド構造とする多孔性アラミド繊維とする
ことも試みられている(特公昭52−43930)が、
充分な染色性を有しているとはいえない。また耐熱性の
優れた顔料を練り込んで原着法で着色することも擾案さ
れている(特公昭51−456Hなど)。しかし色の鮮
明さが不満足であり、小ロツト生産にも不向きである。
また従来のメタ系アラミド繊維の湿式紡糸法ではガラス
転移温度(以下T、と略記)以上のポリマーの熱分解温
度に近い高1(たとえば350°C以上)で乾熱延伸お
よび/または乾熱処理を行なうため、ポリマーの酸化分
解および架橋が起こり、繊維自体の着色が避けられなか
った。さらに従来の湿式紡糸法では湿熱延伸で限界ぎり
ぎりまで延伸し、さらに乾熱延伸を施こす2段延伸によ
って製造される(特公昭53−10173)ため、繊維
の伸度がほとんど40%以下となりタフネスが低い場合
が多い。
く本発明が解決しようとする課題〉 以上の如く、メタ系アラミド繊維の染色性について多く
の改良研究がなされてきたにもかかわらず有効な対策の
ないのが現状である。また高温での乾熱延伸を行なうた
め、繊維の白変は充分でなく、繊維に練り込み可能な物
質は、たとえば35000以上の高温でも分解しない物
質に限定されている。ざらに湿熱と乾熱の二段延伸のた
め伸度が低下し、タフネスが低いという課題を有してい
る。
く課題を解決するための手段〉 以上のような状況に鑑みて、本発明者らは前記課題を改
良すべく鋭意研究した結果、湿式紡糸法において、湿熱
延伸後凝固液より高濃度の溶媒を自存する湿熱処理液で
処理することを見出し本発明を達成した。すなわち本発
明は、アラミド溶液を溶媒と金属塩類の混合水溶液より
なる凝固浴中に吐出させ、湿式紡糸法によりアラミド繊
維を製造するに際して、下式(1)(2)を満足する組
成の凝固液にアラミド溶液を吐出し、次いで湿熱延伸浴
で14倍以上の湿熱延伸を行なった後、下式(3)(4
)を満足する組成の溶媒と金属塩類の混合水溶液よりな
る湿熱処理液で処理することを特徴とするアラミド繊維
の製造法である。
0重量%≦凝固液の溶媒濃度527重量%     ・
・・式(1)20重量%≦凝固液の金属塩類濃度560
重量%   ・・・式(2)30重量%≦湿熱処理液の
溶媒濃度585重量%   ・・・式(3)0重量%≦
湿熱処理液の金属塩類濃度530重量% ・・・式(4
)本発明に用いるアラミドは、アミド結合が芳香核に直
結した全芳香族ポリアミドを主たる構成4分とするもの
であり、例えば、(a)芳香族多価アミンと芳香族カル
ボン酸7\ライド、(b)芳香族多価アミンと芳香族多
価カルボン酸エステル、(C)芳香族多価アミンと芳香
族多価カルボン酸、(d)芳香族多価イソシアネートと
芳香族多価カルボン酸などのモノマーの組合わせを重縮
合することによって得られるポリマーである。この中で
も芳香核がメタ−メタあるいはメタ−パラで結合してい
るアラミドは強度と伸度のバランスが優れており、本発
明繊維のアラミドとして好適である。たとえばメタフェ
ニレンジアミンとイソフタル酸クロライドを低温溶液重
合あるいは界面重合して得たボJメタフェニレンイソフ
タルアミドを主成分とするメタ−メタ結合のアラミドや
、2.4−)IJレンジイソシアネートとテレフタル酸
を高温溶液重合して得たポリ−4−メチル−メタフェニ
レンテレフタルアミドを主成分とするメタ−バラ結合の
アラミドなどが本発明繊維のアラミドとして用いつる。
中でも、ポリ−4−メチル−メタフェニレンテレフタル
アミドを主成分とするアラミドは、メタ−バラ結合であ
るためTgが高く高温寸法安定性に優れ、さらに、メチ
ル基を有しており、結晶構造がルーズであるため染色性
に優れかつ加熱時架橋反応をし易いため燃焼時融着や収
縮が少なく遮炎性に優れており、防護服などの衣料分野
に優れた適性を冑している。
アラミドは融点と熱分解温度が近いため溶融成形するこ
とができないため、溶媒に溶かしてアラミド溶液として
から繊維化する。溶媒としては、たとえばN、 N’−
ジメチルアセトアミド(DMA)、N N’−ジメチル
ホルムアミド(DMF) 、N−メチルピロリドン(N
MP) 、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(
DMI) 、γ−ブチロラクトン、ヘキサメチル燐酸ト
リアミド、ジメチルスルホキシド、ジフェニルスルホン
、テトラメチレンスルホン、テトラメチル尿素などのア
ミド類、ラクトン類、尿素類、スルホキシド類、スルホ
ン類などが用いられる。アラミド溶液とする方法として
、重合後−旦アラミドポリマーを取り出し精製してから
上記溶媒に溶解してもよいし、アラミドを溶液重合法で
得る場合には得られた重合液を中和したり、CaCQ 
tやLiCf2などのポリマーの溶解助剤を添加したり
、濃縮したりすることにより、ポリマー製造時に使用す
る溶媒をそのまま用いて紡糸に用いるアラミド溶液とし
てもよい。アラミド溶液の濃度は、ポリマー組成、重合
度、溶媒の種類、溶解助剤などの添加剤の種類と量など
によって異なるが、通常5〜30vt%、好ましくは8
〜25wL%がよい。本明細書においてvt%は重量%
を意味する。溶液粘度としては紡糸時の温度で10〜2
000ポイズが好ましく、さらに好ましくは80〜80
0ポイズである。さらにこのアラミド溶液に、Ties
などの艶消し剤、顔料などの着色剤、紫外線吸収剤や酸
化防止剤などの耐光耐熱改良剤、カーボンなどの導電あ
るいは制電性付与剤等の種々の添加剤を目的に応じて添
加してもよい。
このようにして得たアラミド溶液を脱泡し、紡糸原液と
する。紡糸原液はノズルを通して凝固浴中に直接吐出さ
せる湿式紡糸法とすべきである。
熱気流中に吐出させる乾式紡糸法ではノズル孔数を多(
することができない。またアラミドは上述の如く高沸点
溶媒しか溶解しないため熱気流のみで溶媒を完全に除去
することができないことや重合時発生した塩化水素の中
和反応により生成したCaCQ tなどの金属塩類は熱
気流のみでは全く除去できないため、熱気流中である程
度繊維形成後、水洗する必要があり、完全な乾式紡糸法
でなく水洗工程をいれざるをえないため、通常の乾式紡
糸法の如く紡糸速度を高めることができない。従ってノ
ズル孔数を多くすることも、紡糸速度も高めることがで
きないため生産効率が低い。
本発明において凝固浴は、ゲル糸条の性状を決める上で
重要な役割を果す。後述の湿熱延伸性に重要な影響を与
えるので、均一な凝固となるよう凝固浴条件を選定する
必要がある。凝固液は、CnCQx、 ZnCl2t、
 [CQr LiBrなどのポリマーに対して膨潤性を
有する金属塩類を20〜80vt%、好ましくは30〜
50vt%を含有し、さらに原液溶媒と同じ溶媒を含ま
ない集るいは27wt%以下含有する、好ましく3〜2
0wt%含有する高濃度金属塩類と低濃度溶媒との混合
水溶液である。ここで膨潤性金属塩類が20vt%未満
であると凝固が急激過ぎて均一な糸条を得ることができ
ず、また金属塩類が6Qwt%を越えると緩慢過ぎて紡
糸不能となる。また溶媒濃度は27wt%を越えると、
凝固が緩慢過ぎたりあるいは溶媒−金属塩類−水の飽和
溶解度の関係より金属塩類の濃度が低くなり過ぎたりす
るので正常な繊維を邊ることができない。溶媒濃度が3
〜20wt%であるとより好ましい。凝固浴の1温度は
通常30℃〜凝固液の沸点、好ましくは50〜110℃
に保持される。なお紡糸時の原液温度は通常20〜15
0℃、好ましくは40〜120℃とする。また原液温度
と凝固浴温度を同じにすると、ノズルより吐出される直
前の原液の温度斑がなくなり、粘度斑による吐出1斑、
凝固斑を防止できるので好ましい場合が多い。
紡糸原液をノズルを通して凝固浴中に吐出して得たゲル
糸条は、ゲル糸条が金属塩類および溶媒をかなり(たと
えば40wt%/ポリマー以上)含有する状態で湿熱延
伸洛で延伸するか、あるいは溶媒抽出浴や水洗浴に浸漬
し溶媒および金属塩類を抽出後湿熱延伸浴で延伸する。
本発明において湿熱延伸は繊維の強度を主として決める
重要な工程であり、湿熱延伸倍率をできるだけ大きくす
るよう配慮する。
本発明にいう湿熱延伸とは、アラミド溶液を凝固浴中に
吐出させて得たゲル糸条を溶媒および/または金属塩類
を含有するまたは含有しない加熱または加熱しない水溶
液よりなる湿熱延伸浴で延伸することである。
湿熱延伸倍率は1.4倍以上とすべきである。1.4倍
未満では分子の配向が不充分のため得られる繊維強度が
低い。好ましくは1.6倍以上である。通常のメタ系ア
ラミド繊維では、ゲル糸条の溶媒含有量が23wt%/
ポリマー以下となるまで溶媒を抽出し、90℃の熱水浴
中で1.6倍以上の湿熱延伸を行なう。またメタ−パラ
結合のアラミドの如く高Tgの場合には溶媒量が少ない
状態での熱水浴では1.4(@以上の湿熱延伸は難かし
く、ゲル糸条の溶媒含有量が40wk%以上の状態で、
凝固浴に類似した組成の金属塩類と溶媒を含有する湿熱
延伸浴か、あるいは溶媒については凝固浴よりさらに高
濃度を含有する湿熱延伸浴か、の中で、50°C〜湿熱
延伸浴沸点好ましくは70°C〜110°Cの高温で延
伸することにより、1.4@以上、好ましくは1.6倍
以上の湿熱延伸倍率を得ることが容易となる。
湿熱延伸後の糸条を凝固浴組成とは逆に低濃度金属塩類
と高濃度溶媒とを含有する水溶液よりなる湿熱処理液で
処理することが本発明のポイントである。この処理によ
りポリマーの7g以上の高温でも収縮せず、高温寸法安
定性に優れたアラミド繊維とじつる。湿熱処理液に用い
る溶媒の種類は工業的見地より紡糸原液及び凝固液と同
じであることが好ましい。湿熱処理液の溶媒濃度は30
重量%〜85重量%が好ましり、45重量%〜75重量
%がより好ましい。溶媒濃度が30重量%以上のときは
得られる糸条の高温寸法安定化効果があり、85重量%
以下であると溶解・硬着が少なく安定に紡糸出来る。湿
熱処理液中の金属塩類濃度は0重量%〜30重量%が好
ましい。この範囲にあると得られる糸条の高温寸法安定
化効果がある。金属塩濃度は存在しなくても良いが、ポ
リマーを膨潤させるためには存在していることが好まし
く金属塩類濃度は1重量%〜15重量%にあると更に好
ましい。
また、湿熱処理液中に水は15重量%以上含有している
ことが好ましい。
前記の如く凝固浴組成は低溶媒濃度、高金属塩類濃度が
好ましいのに対し、湿熱処理液組成は高溶媒濃度、低金
属塩類濃度が好ましく全く逆の組成において高温寸法・
安定性改良効果が優れていることを見出したことが本発
明の重要なポイントである。従来のアラミド繊維の湿式
紡糸法では溶媒及び金属塩類の濃度を共に凝固浴におい
て最も高くし、これに続く工程は糸条より溶媒及び金属
塩類を抽出洗滌するため凝固液より逐次低くしていくか
あるいはせいぜい同一濃度としていたことがほとんどで
あったのに対し、本発明においては湿熱延伸後の湿熱処
理液の溶媒濃度を最も高くすることに特徴がある。湿熱
処理液の温度は30°C〜湿熱処理液の沸点温度の範囲
にあれば特に限定はないが、処理時間短縮や処理液の溶
媒濃度の低下などのプラス効果と、溶媒揮散による溶媒
損失や作業環境の悪化などのマイナス効果との均衡より
、好ましくは40℃〜110℃さらに好ましくは60 
’C〜100℃の範囲である。
処理時間は特に限定はないが、連続処理するためには3
0分以下、好ましくは10分以下、さらに好ましくは3
分以下が好ましい。処理方法としては処理液中に糸条を
浸漬することが一般的であるが、スプレー法などの方法
もとりつる。湿熱処理液中では通常糸条の長さを変えず
に処理するが、処理液中で1.5倍以下の延伸を行なう
と高強度となり好ましい場合がある。
湿熱延伸後、直ち湿熱処理を行なってもよいが、湿熱延
伸浴より低濃度の金属塩類を含有する塩抽出浴に浸漬し
、糸条の金属塩類含有量を減少せしめてから、9熱処理
を行なう方が、湿熱処理液の金属塩を低a度に抑えるこ
とが可能となり好ましい。
この塩抽出浴の溶媒濃度は高い方が塩抽出浴での溶媒抽
出を抑えることができ、湿熱処理液での処理効果を高め
るので好ましい。塩抽出浴は1段でなく多段であっても
かまわない。
湿熱処理後、直ちに水洗してもよいし、湿熱処理液の溶
媒濃度よりも低濃度の洗滌浴に浸漬して溶媒および/ま
たは金属塩類を抽出後水洗してもよい。洗滌浴は1段ま
たは逐次溶媒濃度を低くした洗滌浴で多段で抽出した方
が好ましい場合が多い。水洗は40℃以上好ましくは6
0℃以上の高温水で行なうことが好ましく、−段で水洗
するより、向流多段で実施する方が、より効率的である
。水洗後40℃以上で乾燥する。乾燥方法には特に限定
がなく、熱風、遠赤外、熱板、熱ローラ−、誘電加熱な
ど種々の方法が適用される。なお乾燥の前あるいは後で
、目的に応じた油剤、仕上げ剤などを付与することがで
きる。
〈発明の効果・用途〉 本発明は、アラミドの湿式紡糸において低濃度溶媒と高
iJI I!金属塩類を含有する凝固浴中に吐出し、湿
熱延伸後、高a度溶媒と低濃度金属塩類を含有する湿熱
処理液で処理することにより、たとえば400 ’Cと
いう高温での乾熱収縮率を25%以下と低くし、しかも
従来法の如く乾熱延伸を行なわないため繊維の着色が少
なく、熱分解温度が低い物質でも練り込み可能としえた
。また従来法の如く湿熱と乾熱の二段でなく一段のため
、伸度が50%以上で高タフネスアラミド繊維を得るこ
とができた。さらに本発明の大きな特徴は染色性に優れ
ていることである。78以上の高温での乾熱収縮率が同
等で繊維の結晶化度がほぼ同程度と考えられるにもかか
わらず、従来の乾熱延伸法に比べ、本発明の湿熱処理法
の繊維の染色性が顕著に優れることは意外であり、現在
もその理由は不明である。
本発明の製造法によるアラミド繊維は、アラミド繊維本
来の耐熱性、難燃性を保持しつつ、上記の如き特徴を有
しているので、防護服などの衣料分野やフィルターなど
の産業資材分野など巾広い用途への展開が可能である。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
なお、本発明にいう乾熱収縮率とは400°Cで10分
放置後の収縮率である。また、染着率はカチオン染料5
%owr、キャリアー使いで120℃X 80分、浴比
l・50の条件で染色した際、残液の染料濃度から算出
した。
本発明にいう伸度はインストロン引張り試験機を用い試
料長10cm、引張速度5cm/分、初荷重0.05g
/dの条件下で引張試験を行なって求めた。
実施例1 テレフタル酸とトリレン−2,4−ジイソシアネートを
1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(以下DMI
と略記)中で溶液重合し、濃縮して、ボj(4−メチル
−1,3−フェニレンテレフタルアミド)を11wt%
含有するDM[溶液を得た。この溶液を50°Cで10
時間脱泡して紡糸原液とした。これをノズル直前で80
℃となるよう昇温しつつ、孔数1000のノズルを通し
て、80℃のDMI  12wt%とCaCQt41v
t%の混合水溶液よりなる凝固浴中に吐出し、得られた
ゲル糸条を凝固浴と同じ組成の95°Cの湿熱延伸浴中
で2.0倍湿熱延沖し、80°CのDMr12wt%と
CaC(* 20wt%の基油出浴に浸漬し、次いで8
0’CのDM160wt%とCaC12t 5wt%の
湿熱処理液に3分間浸漬し、80°CのDMI20vt
%とCaC12t 1vL%の溶媒抽出浴に浸l責し、
80°Cの熱水で水洗し、150℃で乾燥した。
得られた1、 5drの繊維の性能を表1に示した。
表1より、本実施例により得られた繊維は、400 ’
Cでの乾熱収縮率が良好であり、さらに伸度が高く、着
色が少なく、染色性が優れている。
比較例1〜3 実施例1と同様の方法を用い湿熱処理液条件を種々変更
した比較例を表1に示した。比較例1(湿熱処理液のD
M[濃度が本発明の条件より少ない例)と比較例2(′
6i熱処理液のCaCL濃度が本発明の条件より多い例
)は400”Cの乾熱収縮率が大きくなる。比較例3(
湿熱処理液中にDMrが過度に含有された例)では繊維
が溶解気味で硬着した。              
  yソ下余白比較例4〜6 湿熱延伸までは実施例1と同様にし、湿熱延伸後80℃
のDMI5wt%とCaC(!* 20wt%の抽出浴
に浸漬し、80℃で水洗し、150℃で乾燥し、次いで
表2に示す条件で乾熱延伸を行なった。なお最終の繊維
のdrを1.5drとするため、原液流量を調整した。
得られた繊維の性能を表2に示した。比較例4では乾熱
収縮率に優れた繊維が得られるが、染色性が不十分で、
伸度が低いため実用上好ましくない。延伸倍率を低くし
、400℃乾熱収縮率が高くなった(比較例5)や延伸
温度を低くし、40 Q ’C乾熱収縮率が高くなった
(比較例6)においても、染色性が不十分であり、伸度
も低い。  以下余白実施例2 テレフタル酸とイソフタル酸の95:5の混合物および
トリレン−2,4−ジイソシアネートをD MI中で溶
液重合し、得られた共重合アラミド溶液を、濃縮し、脱
泡して紡糸原液とした。これを孔数LQQ(lのノズル
を通して、100°CのDMI  2Qwt%とCaC
L 38wt%の混合水溶液よりなる凝固浴中に吐出0
、得、許ゲ7..M条を、。5’C(7) D M I
  30wL%とCaCQt 34wt%の湿熱延伸浴
中で1.8倍湿熱延坤し、80℃のDMI30wt%と
CaCQt 10vt%の基油出浴に浸漬し、次いで1
00 ’CのDMI  53wt%とCaR* 1wt
%の湿熱処理液に5分間浸〆貞し、80’CのDMI 
 30wt%とCaCt2tQ、2wt%及びDMIL
Qwt%とCaCQ、0,05vt%の溶媒抽出浴に逐
次浸漬し、80°C熱水で水洗し、150℃で乾燥した
。
得られたl 5drの繊維は、強度3.1g/d、伸度
56%、4 [1rJ °C乾熱収縮率18%、吸着率
82%と良好な性能を有してした。
実施913 実施例1と同様に重合し、濃縮して、ポリ(4−メチル
−1,3−フェニレンテレフタルアミド)を12%含有
するDMI溶液を得た。この溶液を脱泡して紡糸原液と
した。これを孔数1000のノズルを通して、80℃の
DMI5wt%とCaCQt 38wt%の〆混合水溶
液よりなる凝固浴中に吐出し、得られたゲル糸条を凝固
浴と同じ組成の95°Cの湿熱延伸浴中でt、a倍湿熱
延伸し、80℃のDMr5wt%とCaC+2t 25
vt%の基油出浴に浸漬し、次いで80℃のDM165
wt%とCaCat 5wt%の湿熱処理液に2分間浸
漬し、80°CのDMI30wt%の溶媒抽出浴に浸1
責し、80℃の熱水で水洗し、120℃で乾燥した。
得られた3drの繊維は、強度3.2g/d、伸度54
%、400°C乾熱収縮率16%、染着率65%と良好
な性能を示した。
実施例4 イソフタル酸クロライドの無水テトラヒドロフラン溶液
にメタフェニレンジアミンの無水テトラヒドロフラン溶
液を滴下し、得られたポリ(メタフェニレンイソフタル
アミド)を精製した。このザリマーをN−メチル−2−
ピロリドン(以下NMPと略記)とNMPに対しlvt
%のCaCl2tを含有する溶媒中に溶解して21wt
%のポリマー溶液を得た。これを脱泡し、孔数1000
のノズルを通して80℃のNMPIOwt%とCaCQ
t 38vt%の凝固浴に吐出し、得られたゲル糸条を
80℃で充分水洗し、98℃の熱水中で2.8倍の湿熱
延伸を行ない、次いでNMP50vt%水溶液の湿熱処
理液に浸漬し、再度水洗し、乾燥した。
得られた1、 5drの繊維は、強度3.5g/d、伸
度58%、400°C乾熱収縮率15%、染着率76%
と良好な性能を示した。
比較例8〜11 実施例1と同様の紡糸原液を孔数10[1[IHのノズ
ルを通して、80℃のD M I  12vt%とCa
CQ、1.8wt%の混合水溶液中に吐出し、得られた
ゲル糸条を凝固浴と同じ組成の95℃の湿熱延伸洛中で
延伸を行なったが、l、4倍の延伸は断糸および毛羽の
ため不可能であった(比較例8)。凝固後のゲル糸条の
断面を観察したところ明確なスキン−コア構造となって
おり、均一に凝固されてはいなかった。
また80℃DMI  12vt%とCaCQt 65v
t%の混合水溶液は飽和溶解度を越えており、正常な紡
糸はできなかった(比較例9)。CaCQt 85vL
%のみの水溶液中に吐出したが、凝固不充分で正常な紡
糸はできなかった(比較f4+ 10 )。さらに10
0℃のDM[45wt%とCaCQt 25wt%の混
合水溶液中に吐出し、得られたゲル糸条を凝固浴と同じ
組成同じ温度の湿熱延伸浴で1,4@の湿熱延伸を行な
ったが、安定な延伸は行なえなかった(比較例11)。
特許出顆人 株式会社 り ラ し

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 全芳香族ポリアミド溶液を、溶媒と金属塩類の混合水溶
    液よりなる凝固浴中に吐出させ、湿式紡糸法により全芳
    香族ポリアミド繊維を製造するに際して、下式(1)(
    2)を満足する組成の凝固液に全芳香族ポリアミド溶液
    を吐出し、次いで湿熱延伸浴中で1.4倍以上の湿熱延
    伸を行なった後、下式(3)(4)を満足する組成の溶
    媒と金属塩類の混合水溶液よりなる湿熱処理液で処理す
    ることを特徴とする全芳香族ポリアミド繊維の製造法。 0重量%≦凝固液の溶媒濃度≦27重量%・・・式(1
    )20重量%≦凝固液の金属塩類濃度≦60重量%・・
    ・式(2)30重量%≦湿熱処理液の溶媒濃度≦85重
    量%・・・式(3)0重量%≦湿熱処理液の金属塩類濃
    度≦30重量%・・・式(4)
JP3570189A 1989-02-14 1989-02-14 全芳香族ポリアミド繊維の製造法 Pending JPH02216212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3570189A JPH02216212A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 全芳香族ポリアミド繊維の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3570189A JPH02216212A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 全芳香族ポリアミド繊維の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02216212A true JPH02216212A (ja) 1990-08-29

Family

ID=12449179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3570189A Pending JPH02216212A (ja) 1989-02-14 1989-02-14 全芳香族ポリアミド繊維の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02216212A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031495A1 (en) * 1994-05-11 1995-11-23 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha para-ORIENTED AROMATIC POLYAMIDE MOLDING AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
JP4794104B2 (ja) * 1999-09-13 2011-10-19 帝人株式会社 ポリメタフェニレンイソフタルアミド系ポリマー多孔膜、その製造方法および電池用セパレータ
JP2024521386A (ja) * 2021-06-09 2024-05-31 東レ先端素材株式会社 アラミド原着糸及びその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995031495A1 (en) * 1994-05-11 1995-11-23 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha para-ORIENTED AROMATIC POLYAMIDE MOLDING AND PROCESS FOR PRODUCING THE SAME
US5874519A (en) * 1994-05-11 1999-02-23 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Para-oriented aromatic polyamide shaped articles and preparation thereof
JP4794104B2 (ja) * 1999-09-13 2011-10-19 帝人株式会社 ポリメタフェニレンイソフタルアミド系ポリマー多孔膜、その製造方法および電池用セパレータ
JP2024521386A (ja) * 2021-06-09 2024-05-31 東レ先端素材株式会社 アラミド原着糸及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2255686C (en) Wet spinning process for aramid polymer containing salts and fiber produced from this process
US3673160A (en) Process for producing brilliant sulfonated polyamide-imide fibers and such fibers so produced
JP6185184B2 (ja) 共重合アラミド原着糸及びその製造方法
JP2726812B2 (ja) ポリアミドイミド繊維および同繊維の製造方法
CN110527082A (zh) 一种易染改性间位芳纶及其制备方法
KR101561545B1 (ko) 공중합 아라미드 섬유의 제조방법 및 이로 제조된 공중합 아라미드 섬유
JP6960275B2 (ja) 淡色原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維
JPS62231014A (ja) 高強力ポリメタフエニレンイソフタラミド系繊維及びその製造方法
US3941860A (en) Polyvinylidene fluoride containing threads, fibers and films of good dye affinity, and process for obtaining them
US2899262A (en) Method and composition for rendering
JPH02104721A (ja) ポリアミド・イミド系フイラメント及びその製法
CN100549248C (zh) 改进的含盐芳族聚酰胺聚合物的湿法纺丝方法
KR100465474B1 (ko) 함염아라미드중합체의습식방사방법및그방법으로제조한섬유
KR102586542B1 (ko) 물성이 향상된 메타아라미드 섬유 제조방법
JP2004277937A (ja) 易染性メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法
KR20180057322A (ko) 파라 아라미드 섬유의 염색방법
US4224271A (en) Process for biconstituent polymer compositions
JPS63235521A (ja) アラミド繊維の製造法
KR20200070749A (ko) 염색성이 향상된 메타아라미드 섬유 및 그의 제조방법
JPH02216211A (ja) 改良されたポリパラフェニレンテレフタルアミド系繊維の製造法
JPH0874122A (ja) メタ型芳香族ポリアミド繊維の製造方法
KR102586543B1 (ko) 물성이 향상된 메타아라미드 방적사 및 그를 이용하는 원단
CN116988184B (zh) 一种高分子着色方法、纺丝色浆、纺丝液及着色纤维
JPH0359110A (ja) ポリメタフェニレンテレフタルアミド系繊維の製造方法
KR102586541B1 (ko) 물성이 향상된 메타아라미드 섬유