JPH02217406A - 希土類―Fe―B系永久磁石粉末の製造法 - Google Patents

希土類―Fe―B系永久磁石粉末の製造法

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JPH02217406A
JPH02217406A JP1037924A JP3792489A JPH02217406A JP H02217406 A JPH02217406 A JP H02217406A JP 1037924 A JP1037924 A JP 1037924A JP 3792489 A JP3792489 A JP 3792489A JP H02217406 A JPH02217406 A JP H02217406A
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    • H01F1/0573Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IIIa elements, e.g. Nd2Fe14B in the form of particles, e.g. rapid quenched powders or ribbon flakes obtained by reduction or by hydrogen decrepitation or embrittlement

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主に、Yを含む希土類元素のうち少なくと
も1種(以下、Rで示す)とFeとBからなるR−Fe
−B系ボンド磁石または永久磁石を製造するための粉末
(以下、R−Fe−B系永久磁石粉末という)を、R粉
末またはRの水素化物(以下、RHxで示す。)粉末、
B粉末またはフェロボロン粉末、およびFe粉末の原料
粉末から製造する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、R粉末またはRHx粉末、B粉末またはフェロボ
ロン粉末、およびFe粉末を要素粉末としてR−Fe−
B系永久磁石粉末を製造する方法として上記粉末を所定
の割合に配合し、よく混合し、さらにボールミル等で磨
砕することにより上記要素粉末を均一混合微細化する、
機械的合金化法によりR−Fe−B系永久磁石粉末を製
造する方法が知られている(特開昭62−240742
号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記特開昭02−240742号公報記載の方法による
と、R−Fe−B系永久磁石粉末は、ボールミルなどに
よる磨砕中に粉末が酸化するのを防止するため、不活性
ガス中で磨砕される。しかしながら、機械的合金化法に
おけるボールミルなどによる上枠は、約10〜30時間
という長時間行うため、ボールの摩耗などによる不純物
の混入は避けられず、また不活性ガス中で磨砕されても
、粉末の微量の酸化は避けられず、そのためこの方法で
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末には、その磁気特
性にバラツキが生じるという問題点があった。
〔課ffi?解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、かかる問題点を解決すべく研究
を行った結果、 原料粉末として、R粉末またはRHx(0〈X≦3)粉
末、フェロボロン粉末および鉄粉末を用意し、これら粉
末を原子百分率で、 R粉末またはRHx (0くX≦3)粉末=lO〜30
%、 フェロボロン粉末=3〜30%、 鉄粉末:残部、 となるように配合し混合して得られた平均粒度:0.5
〜100μsの混合粉末を、 温度:500〜1000℃、水素ガス雰囲気中または水
素ガスと不活性ガスの混合雰囲気中で熱処理し、ついで
、温度:500〜1000℃、水素ガス圧力:1Tor
r以下の真空雰囲気または水素ガス分圧:1Torr以
下の不活性ガス雰囲気になるまで脱水素処理したのち、
冷却するか、または、 RHx (0くX≦3)粉末、フェロボロン粉末および
鉄粉末を用意し、これら粉末を原子百分率で、 RHx (0くX≦3)粉末:10〜30%、フェロボ
ロン粉末;3〜30%、 鉄粉末:残部、 となるように配合し混合して得られた平均粒度:0.5
〜100 w@の混合粉末を、湿度:500〜1000
℃、水素ガス圧力:1Torr以下の真空雰囲気または
水素ガス分圧:1Torr以下の不活性ガス雰囲気にな
るまで脱水素処理したのち冷却すると、不純物の混入も
なく、また水素雰囲気中で処理されるために粉末の微量
の酸化も起こらずに、すぐれたR−Fe−B系永久磁石
を得ることができるという知見を得たのである。
この発明は、かかる知見に基づいてなされたものであっ
て、以下に、上記範囲を限定した理由について説明する
(a)  RHx  (0< X≦3)粉末またはR粉
末Rは、NdおよびPr、またはそれらの混合物が好ま
しく、その他にY、Tb、Dy、La、Ce。
Ho、  Er、  Eu、  Ss、  Gd、  
Tm 、 Yb。
Lu等の希土類元素を含んでもよい。その中でも、特に
’rb、DyおよびPrは保磁力IHcを向上させる効
果がある。
水素ガス雰囲気または水素ガスと不活性ガスの混合雰囲
気中で熱処理する工程を含むR−Fe−B系永久磁石粉
末の製造法では、出発原料とじて必ずしもRHx (0
<X≦3)粉末でなくてもよく、R粉末であっても効果
は失なわれないが、上記RHx粉末を出発原料とした場
合には、上記熱処理工程を省略して直接水素ガス圧力:
1Torr以下の真空雰囲気または水素ガス分圧:1T
orr以下の不活性ガス雰囲気になるまで脱水素処理し
てR−Fe−B系永久磁石粉末を製造することもでき、
さらにRHxは、Rに水素を吸収させて製造するもので
あるから、もともと粉末状態となっており、粉砕工程を
省略することもできるので、出発原料としてはRHx粉
末を用いる方が好ましい。
RHx粉末において、XをOくX≦3とした理由は特に
意味があるものではなく、Rの水素化物:RHxのXは
一般に3以下であるためにO<X≦3に限定した。
上記RHx (0<X≦3)またはR粉末の配合量が1
0原子%より低いと、永久磁石粉末の保磁力が低下し高
磁気特性が得られず、一方、その配合量が30原子%よ
り高いと、永久磁石粉末の磁化の値が低下し高磁気特性
が得られない。
(b)  フェロボロン粉末 フェロボロン粉末としては、特にF e 2 B粉末が
好ましいが、F e 2 Bの一部または全部をFeB
Bで置換してもよい。またそれらの一部をFe −C,
Fe−N、Fo−0,Fe −Fの化合物で置換しても
よい。
フェロボロン粉末の配合量が3原子%より低いと永久磁
石粉末の保磁力が低下し高磁気特性が得られず、一方、
30原子%を越えて配合しても永久磁石粉末の磁化の値
が低下し、高磁気特性が得られないことからフェロボロ
ン粉末:3〜30原子%に定めた。
(e)  鉄粉末 鉄粉末としては、電解鉄粉などの純鉄粉末を用いるのが
好ましいが、その一部を50原子%以下のCo粉末で置
換してもよく、さらに一部をC1Mg、All、Si、
P、S、Ca、TI 、V。
Cr、Mn、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge。
Sr r  Zr 、Nb 1Mo j  pb l 
Ag *  Cd 。
In、Sn、Sb、Ta、W、Re、Os、Pt。
Au、Pbで置換したものであってもよい。これらの置
換元素の中でもCo、C,AfI、Tl 、V。
Cr、Sl、GaおよびNbは、保磁力IHcを向上さ
せる効果がある。
(d)  上記(a)〜(e)粉末の混合および混合粉
末の平均粒度 本発明の製造法における混合は、付加的に粉砕を伴うこ
ともあるが、主たる目的は上記各要素粉末を均質に分散
することであり、例えば、ボールミルでの混合時間は1
0〜60分程度でよい。混合を長時間行うと、酸化や不
純物の混入を伴うので好ましくない。
RまたはRHx (0<X≦3)粉末、フェロボロン粉
末、および鉄粉末からなる混合粉末の平均粒度が0.5
−より小さいと粉末が活性となるために取扱いが困難と
なり、一方、  1100tIIより大きいと水素ガス
雰囲気または水素ガスと不活性ガスの混合雰囲気中での
熱処理後の合金組成が不均質となり、磁石粉末の特性が
不安定になるために、混合粉末の平均粒度は0.5〜1
00μsに定めた。
(e)熱処理 上記混合粉末の圧粉体を水素ガス雰囲気中または水素ガ
スと不活性ガスの混合雰囲気中、温度=500〜100
0℃で熱処理するが、上記熱処理温度が500℃より低
いと水素処理効果がなく、一方、1000℃より高いと
粉末が互いに溶着してしまう上に、保磁力が低下してし
まうので上記熱処理温度は500〜1000℃と定めた
。上記500〜1000℃の範囲内での熱処理は、上記
温度:500−1000”Cの範囲内の一定温度に保持
するだけでなく、上記温度範囲内で昇温変化または降温
変化させてもよい。上記昇温変化または降温変化は、直
線的に昇温または降温変化させてもよいが、曲線的な昇
温または降温変化させてもよい。さらに、上記温度:5
00〜1000℃の範囲内で、昇温、一定温度保持、降
温の任意の組合せからなる温度変化をさせてもよい。
上記熱処理の工程の雰囲気は、水素ガス雰囲気中または
水素ガスと不活性ガスの混合雰囲気中において、水素ガ
ス圧力または水素ガス分圧が、少なくとも10Torr
以上となるような条件で行うことが好ましい。上記水素
ガス圧力または水素ガス分圧が10TOrr以上であれ
ばよいが、好ましくは10〜730Torrにすると島
特性が得られる。
室温から上記温度:500〜1000℃に加熱する途中
の雰囲気は、必ずしも水素ガスがなくてもよく、他のA
r、He等の不活性ガス、あるいは真空でもよいが、好
ましくは水素ガスがよい。上記温度:500〜1000
℃に保持するときは、水素ガスは必須である。また、温
度:500〜1000℃の保持温度、保持時間および水
素ガス圧力を調節することにより、得られる磁石粉末の
保磁力と磁気異方性を制御することができる。
(「)脱水素処理 脱水素処理は、上記合金磁石粉末のほぼ完全な脱水素化
を目的とするもので、水素ガス圧力または分圧が1To
rrよりも高いと脱水素化が不充分となり高保磁力が得
られない。このため温度=500〜1000℃で、水素
ガス圧力:1Torr以下の真空雰囲気または水素ガス
分圧:1Torr以下の不活性ガス雰囲気になるまで脱
水素処理する。この脱水素処理のパターンは、上記(e
)の熱処理工程と同様に上記温度:500〜1000℃
の範囲内の一定温度に保持するだけでなく、上記温度範
囲内で直線的または曲線的に昇温変化または降温変化さ
せてもよく、さらに、上記温度=500〜1000℃の
範囲内で、昇温、一定温度保持、降温の任意の組合せか
らなる温度変化をさせてもよい。脱水素処理温度は、5
00℃より低いと脱水素処理の効果がなくR−Fe−B
系永久磁石粉末が得られず、1000℃より高いと粉末
が互いに溶着してしまう上に、保磁力が低下してしまう
なお、上記(e)の工程と(1’)の工程の温度範囲は
同一であるが、必ずしも水素ガス雰囲気中または水素ガ
スと不活性ガスの混合雰囲気中で保持した温度をそのま
ま保持して脱水素化しなくてもよい。例えば、水素ガス
雰囲気中または水素ガスと不活性ガスの混合雰囲気中で
保持した温度からさらに昇温および降温して脱水素化し
てもよいが、水素ガス雰囲気中または水素ガスと不活性
ガスの混合雰囲気中で熱処理した温度で脱水素処理を行
うことが好ましい。
さらに、上記(e)、 Cr”)の工程終了後、繰り返
し上記(e)、 (4)の工程を行ってもよい。
(g)  脱水素処理後の冷却 上記(f)の脱水素処理終了後、ただちにAr等の不活
性ガスにより冷却するか、または冷却途中で真空中また
は不活性ガス中で一定温度に保持して熱処理する。この
熱処理は、上記(e)および(f)の工程を経て得られ
る磁石粉末の保磁力の一層の向上を目的とするもので、
必要に応じて行う。上記熱処理温度は、300〜100
0℃、さらに好ましくは550〜700℃の温度範囲で
ある。かかる熱処理は、上記不活性ガスにより室温まで
冷却した後、再度加熱して真空中または不活性ガス中で
行ってもよく、1回だけでなく、2回以上行ってもよい
上記脱水素化した後および熱処理後の冷却はできるだけ
速い方が望ましい。
〔実 施 例〕
つぎに、この発明を実施例および比較例にもとづいて一
層具体的に詳細に説明する。
実施例1〜12および比較例13〜16純度99.9%
のNd、Pr、Y、Dyの各希土類金属(塊状)を第1
表に示される割合で秤量し、1気圧の水素中、温度30
0℃、2時間保持して、第1表に示されるX値を有する
R Hx粉末を作製用意し、さらに、純度: 99.9
重量%を有し粒度:40〇−以下のF e 2 B粉末
、置換粉末として平均粒度:10〇−以下のCO粉末、
および純度: 99.Qffi量%を有し粒度:400
.cm以下の電解鉄粉を用意して原料粉末とした。
これら原料粉末を第1表に示される配合組成゛となるよ
うに配合し、ボールミルにて混合して平均粒度:30−
の混合粉末にした。この混合粉末の粉末X線回折を行い
、相同定を行ったところ、RHX 、F e 2 B 
、 CoおよびFeの回折線のみが認められた。
この混合粉末を、圧カニ4Ton/c−で成形して圧粉
体とし、温度二840℃、1気圧の水素中で熱処理した
のち、温度:870℃、5 X lO’Torrまで脱
水素処理して冷却し、解砕してR−Fe−B系永久磁石
粉末を得た。上記混合粉末からR−Fe−B系永久磁石
粉末を作製したときの歩留りは全て97%以上であった
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末について、振動式
磁束計(VSM)を用いて、着磁磁場:40 koo時
のiHcを測定してその結果を第1表に示すと共に、粉
末X線回折を行い、強磁性相:R2Fe14Bの同定を
行った。上記粉末X線回折結果を、 ◎は、強磁性相R2Fe、4Bの回折線のみが確認され
、それ以外の相の回折線がほとんど確認されないもの 0は、強磁性相R2Fe14Bの回折線が確認され、そ
れ以外の相の回折線も明かに確認されるもの Xは、強磁性相R2Fe14Bの回折線がほとんど確認
されないもの として、◎、0およびXで区別して第1表に示した。
さらに、得られた上記R−Fe−B系永久磁石粉末を、
3重量%のエポキシ樹脂と混合し、圧カニ77on/c
−で成形して120℃で5時間熱硬化させ、等方性ボン
ド磁石を作製し、自記磁束計を用いて、着磁磁場: 4
G koe時のボンド磁石の磁気特性を測定し、その結
果も第1表に示した。
第1表の結果から、この発明の条件をみたす実施例1〜
12で製造されたR−Fe−B系永久磁石粉末は、高保
磁力を示すとともに、この磁石粉末で作製されたボンド
磁石も高い磁気特性を示すが、第1表で棗印を付したこ
の発明の条件から外れたものは十分な磁気特性を示さな
いことがわかる。
実施例17〜28および比較例29〜32上記実施例1
〜12および比較例13〜16の混合粉末を圧カニ 4
 Ton/cdで成形した圧粉体を、室温で圧カニlX
1O″″5Torrの真空中に保持し、その後、ただち
に温度二870℃の熱処理炉に挿入して、温度二870
℃で5 X 10”””Torrまで脱水素処理し、冷
却したのち、解砕してR−Fe−B系永久磁石粉末を得
た。混合粉末からR−Fe−B系永久磁石粉末を製造し
たときの歩留りは、全て9G%以上であった。
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末について、上記実
施例1〜12および比較例13〜1Bと同一条件にて着
磁磁場: 40 kOe時のIHcを測定するとともに
、粉末X線回折を行い、強磁性相:R2Fe14Bの同
定を行い、実施例1〜12および比較例13〜16の場
合と同様に◎、0または×で区別し、さらにボンド磁石
を作製してその磁気特性をΔ−1定し、それらの結果を
第2表に示した。
第2表の結果から、混合粉末の圧粉体を直接脱水素処理
しても、上記実施例1〜12および比較例13〜tCと
ほぼ同じ結果が得られることがわかる。
実施例33〜38および比較例39〜42純度: 99
.9重量%のNd粉末、Pr粉末、およびDy粉末を混
合して第3表に示される組成のR粉末を作製し用意し、
さらに、純度: 99.9重ffi%を有し粒度:20
0m以下のF e 2 B粉末、置換粉末として粒度:
l[l[1m以下のCo粉末、および純度:99.9重
量%を有し、粒度:BOOura以下の電解鉄粉を用意
し、原料粉末とした。
これら原料粉末を、第3表に示される配合組成(原子百
分率)となるように配合し、ボールミルにて混合し、平
均粒度: 40uMの混合粉末にした。
この混合粉末の粉末X線回折を行い、相同定を行ったと
ころ、R,Fe2B、CoおよびFeの回折線のみが認
められた。
この混合粉末を、圧カニ4Ton/c−で成形して圧粉
体とし、温度=840℃、1気圧の水素中で熱処理した
のち、温度:860℃、5 X 1O−2Torrまで
脱水素処理して冷却し、解砕してR−Fe−B系永久磁
石粉末を得た。上記混合粉末からR−Fe−B系永久磁
石粉末を作製したときの歩留りは全て97%以上であっ
た。
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末について、振動式
磁束計(VSM)を用いて、着磁磁場:40 koe時
のiHcを測定してその結果を第3表に示すと共に、粉
末X線回折を行い、強磁性相:R2Fe14Bの同定を
行った。上記粉末X線回折結果を、 ◎は、強磁性相R2Fe14Bの回折線のみが確認され
、それ以外の相の回折線がほとんど確認されないもの ○は、強磁性相R2Fe14Bの回折線が確認され、そ
れ以外の相の回折線も明かに確認されるもの Xは、強磁性相R2F 614 Bの回折線がほとんど
確認されないもの として、◎、OおよびXで区別、して第3表に示した。
さらに、得られた上記R−Fe−、B系永久磁石粉末を
、Bffi量%のエポキシ樹脂と混合し、圧力=7To
n/cdで成形して120℃で5時間熱硬化させ、等方
性ボンド磁石を作製し、0記磁束計を用いて、着磁磁場
:40kOc時のボンド磁石の磁気特性を測定し、その
結果も第3表に示した。
第3表の結果から、原料粉末としてR粉末を用いてもこ
の発明の条件をみたす実施例33〜38で製造されたR
−Fe−B系永久磁石粉末は、高保磁力を示すとともに
、このR−Fe−B系永久磁石粉末で作製されたボンド
磁石も高い磁気特性を示すが、第3表で棗印を付したこ
の発明の条件から外れた比較例39〜42では十分な磁
気特性を示さないことがわかる。
実施例43〜50および比較例51〜52純度: 99
.9重量%のNdを温度=400℃、1 aimの水素
中で2時間保持して作製したNdの水素化物(N d 
H,3)粉末、純度: 99.9重量%を有し粒度: 
400tng以下のF e 2 B粉末、および純度=
99.9重量%を有し粒度:400μs以下の電解鉄粉
を用意し、これら粉末を第4表に示される組成に配合し
、ボールミルにて混合し、第4表に示される平均粒度を
有する混合粉末とした。この混合粉末の粉末X線回折を
行い、相同窓を行ったところ、N d H、F e 2
 B 、およびFeの回折線のみ2.3 が認められた。
この混合粉末を、圧カニ 4 Ton/ c−で成形し
て圧粉体とし、温度:840℃、1気圧の水素中で熱処
理したのち、温度=860℃、5 X 1O−2Tor
rまで脱水素処理して冷却し、解砕してNd−Fe−B
系永久磁石粉末を得た。
得られたNd−Fe−B系永久磁石粉末について、振動
式磁束計(VSM)を用いて、着磁磁場:40 kOe
時のiHcを#1定してその結果を第4表に示すと共に
、粉末X線回折を行い、強磁性相:Nd2Fe14Bの
同定を行った。上記粉末X線回折結果を、 ◎は、強磁性相Nd2F814Bの回折線のみが確認さ
れ、それ以外の相の回折線がほとんど確認されないもの 0は、強磁性相Nd2Fe14Bの回折線が確認され、
それ以外の相の回折線も明かに確認されるもの ×は、強磁性相N d 2 F ? 14 Bの回折線
がほとんど確認されないもの として、◎、0およびXで区別して第4表に示した。
さらに、得られた上記Nd−Fe−B系永久磁石粉末を
、3重量%のエポキシ樹脂と混合し、圧カニ 7Ton
 /cシで成形して120℃で5時間熱硬化させ、等方
性ボンド磁石を作製し、自記磁束計を用いて、着磁磁場
:40kOe時のボンド磁石の磁気特性を測定し、その
結果を第4表に示した。
第4表の結果から、平均粒度:0.5〜100−の混合
粉末の時に、高保磁力のNd−Fe−B系永久磁石粉末
が製造され、この粉末を用いて製造されたボンド磁石も
高い磁気特性を示すことがわかる。
実施例53〜55および比較例56〜57実施例3の配
合組成を有する混合粉末を圧力;4Ton/c−で成形
して圧粉体とし、この圧粉体を温度二850℃、250
Torrの水素中で熱処理したのち、温度;850℃で
第5表に示される真空度まで脱水素処理して冷却し、解
砕して、R−Fe−B系永久磁石粉末を得た。
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末について、振動式
磁束計(VSM)を用いて、着磁磁場=40 koe時
のiHcを測定し、さらに、この磁石粉末と、3重量%
のエポキシ樹脂とを混合し、圧カニ 7Ton /c−
で成形して温度:120℃で5時間熱硬化させ、等方性
ボンド磁石を作製し、自記磁束計を用いて着磁磁場:4
0 kOe時のボンド磁石の磁気特性を測定し、これら
Jll定結果を第5表に示した。第5表において秦印を
付した値は、この発明の条件から外れた値である。
この発明の製造法により、脱水素処理の真空度が1To
rr以下の時に、R−Fe−B系合金粉末が製造される
と同時に高保磁力の磁石粉末が製造され、ボンド磁石に
使用しても高い磁気特性を示すことがわかる。
実施例58〜8B 純度: 99.effii1%のNd粉末およびPr粉
末を、温度=300℃、1気圧の水素中で2時間保持す
ることにより作製したRH,、粉末(ただし、RはNd
:95重量%、P「:5重量%からなる組成を有する)
、純度799.9重量%を有し粒度:400tu@以下
のF e 2 B粉末、置換粉末として粒度:100x
以下のB粉末、FeB粉末、F e 3C粉末\AfI
粉末、S1粉末およびFeGa粉末、並びに純度: 9
9.9重量%を有し粒度:40〇−以下の電解鉄粉を用
意し、これら粉末を第6表に示される配合組成となるよ
うに配合し、ボールミルにて混合し、平均粒度:30虜
の混合粉末にした。この混合粉末の粉末X線回折を行い
、相同窓を行ったところ、RH2,t−Fe  B、F
eB、B、Fe5C,Ag、Si。
FeGaおよびFeの回折線のみが認められた。
この混合粉末を、圧カニ 4 Ton / cdで成形
して圧粉体とし、温度=840℃、1気圧の水素中で熱
処理したのち、温度=860℃、I X 10’Tor
rまで脱水素処理して冷却し、解砕してR−Fe−B系
永久磁石粉末を得た。上記混合粉末からR−Fe−B系
永久磁石粉末を作製したときの歩留りは全て97%以上
であった。
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末について、振動式
磁束計(V S M)を用いて、着磁磁場:40 kO
e時のiHcを測定してその結果を第6表に示すと共に
、粉末X線回折を行い、強磁性相:R2Fe14Bの同
定を行ったところ、強磁性相:R2Fe、4Bの回折線
が確認され、それ以外の相の回折線も確認された。
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末を、3重量%のエ
ポキシ樹脂と混合し、圧カニ 7Ton /cdで成形
して120℃で5時間熱硬化させ、等方性ボンド磁石を
作製し、自記磁束計を用いて、着磁磁場:40kOe時
のボンド磁石の磁気特性を測定し、その結果も第6表に
示した。
第6表の結果から、F e 2 Bの一部または全部を
B、FeB、Fe5Cで置換した場合でも、またFeの
一部をAjl、St、FeGaで置換した場合でも、高
保磁力の永久磁石粉末が製造され、特にA、1?、Sl
 、FeGa置換の場合は保磁力が一層向上することが
わかる。
実施例67〜78および比較例79〜84実施例3の配
合組成の混合粉末を圧力4Ton/cdで成形して圧粉
体とし、室温から第7表に示される温度まで、300T
orr水素分圧の水素とArとの混合雰囲気中で熱処理
した後、第7表に示される温度で、5 X lO’To
rrまで脱水素処理をして冷却し、解砕してR−Fe−
B系永久磁石粉末を得た。混合粉末から磁石粉末の歩留
りは、全て96%以上であった。
得られた磁石粉末について、振動式磁束計(VSM)を
用いて、着磁磁場40kOe時のIHCを測定し、その
結果も第7表に示した。第7表において、茶印は、この
発明の条件外の値を示す。
第7表に示される結果から、水素ガスとArガスの混合
雰囲気中における熱処理温度は、500〜1000℃の
範囲内にあり、さらに脱水素処理温度も500〜100
0℃の範囲内に保持することにより、高保磁力を有する
R−Pa−B系永久磁石粉末が製造されることがわかる
また、比較例83および84において、実施例3の組成
の混合粉末から得られた圧粉体を、室温から850 ’
Cまで水素を含まない雰囲気中で熱処理し、さらに脱水
素処理し、ついで解砕して得たRFe−B系永久磁石粉
末の保磁力をIpj定したが、熱処理工程で水素を全く
使用しない場合は、永久磁石粉末の保磁力が非常に低い
ことがわかる。
実施例85〜96および比較例97〜98実施例4で得
られたR−Fe−B系永久磁石粉末を、さらに、1気圧
のArガス雰囲気中または2 X 1G’Torrの真
空中で第8表に示される温度に第 表 10〜120分保持の熱処理を行った。
得られたR−Fe−B系永久磁石粉末について、振動式
磁束計(VSM)を用いて、着磁磁場=40 kOc時
のiHcを測定し、さらに、この磁石粉末と、3重量%
のエポキシ樹脂とを混合し、圧カニ 7Ton /cj
で成形して温度=120℃で5時間熱硬化させ、等方性
ボンド磁石を作製し、自記磁束計を用いて着磁磁場:4
0kOe時のボンド磁石の磁気特性を測定し、これらn
1定結果を第8表に示した。第8表において栗印を付し
た値は、この発明の条件から外れた値である。
第8表の結果から、この発明の実施例4で得られたR−
Fe−B系永久磁石粉末を、さらに熱処理した方がよい
ことがわかる。その場合、熱処理温度は、1000℃を
越えると、磁石粉末の保磁力が低下しその磁石粉末を用
いて作製したボンド磁石の磁気特性も低下するので、1
000℃以下であることが必要であり、特に磁気特性を
一層向上させるためには、熱処理温度:300〜100
0℃の範囲内にあることが好ましいことがわかる。
〔発明の効果〕
この発明は、R−Fe−B系永久磁石粉末を製造する方
法において、特定の原料粉末を用い、かつ水素処理法を
取り入れることにより、粉末が酸化されることな(R−
Fe−B系の合金化と同時に高磁気特性の磁石粉末が、
安定した特性で、かつ非常に効率よく製造される。さら
に、本発明の製造法で得られた磁石粉末は、ボンド磁石
に対して・も十分実用的であるばかりでなく、焼結磁石
の原料粉末に用いることができる。また従来の異方性化
の手段である熱間塑性加工を利用することにより、異方
性磁石、または異方性磁石粉末を製造することも可能で
あり、工業的価値がきわめて高い。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主に、Yを含む希土類元素のうち少なくとも一種
    (以下、Rで示す。)と鉄とボロンからなるR−Fe−
    B系永久磁石粉末の製造法において、原料粉末として、
    Rの水素化物粉末、フェロボロン粉末および鉄粉末を用
    意し、これら粉末を原子百分率で、 Rの水素化物粉末:10〜30%、 フェロボロン粉末:3〜30%、 鉄粉末:残部、 となるように配合し混合して得られた平均粒度:0.5
    〜100μmの混合粉末を、 温度:500〜1000℃、水素ガス雰囲気中または水
    素ガスと不活性ガスの混合雰囲気中で熱処理し、ついで
    、温度:500〜1000℃、水素ガス圧力:1Tor
    r以下の真空雰囲気または水素ガス分圧:1Torr以
    下の不活性ガス雰囲気になるまで脱水素処理したのち、
    冷却すること を特徴とする希土類−Fe−B系永久磁石粉末の製造法
  2. (2)主に、Rと鉄とボロンからなるR−Fe−B系永
    久磁石粉末の製造法において、 原料粉末として、Rの水素化物粉末、フェロボロン粉末
    および鉄粉末を用意し、これら粉末を原子百分率で、 Rの水素化物粉末:10〜30%、 フェロボロン粉末:3〜30%、 鉄粉末:残部、 となるように配合し混合して得られた平均粒度:0.5
    〜100μmの混合粉末を、温度:500〜1000℃
    、水素ガス圧力:1Torr以下の真空雰囲気または水
    素ガス分圧:1Torr以下の不活性ガス雰囲気になる
    まで脱水素処理したのち、冷却することを特徴とする希
    土類−Fe−B系永久磁石粉末の製造法。
  3. (3)主に、Rと鉄とボロンからなるR−Fe−B系永
    久磁石粉末の製造法において、 原料粉末として、R粉末、フェロボロン粉末および鉄粉
    末を用意し、これら粉末を原子百分率で、R粉末:10
    〜30%、 フェロボロン粉末:3〜30%、 鉄粉末:残部、 となるように配合し混合して得られた平均粒度:0.5
    〜100μmの混合粉末を、 温度:500〜1000℃、水素ガス雰囲気中または水
    素ガスと不活性ガスの混合雰囲気中で熱処理し、ついで
    、温度:500〜1000℃、水素ガス圧力:1Tor
    r以下の真空雰囲気または水素ガス分圧:1Torr以
    下の不活性ガス雰囲気になるまで脱水素処理したのち、
    冷却すること を特徴とする希土類−Fe−B系永久磁石粉末の製造法
  4. (4)上記脱水素処理した後、温度:300〜1000
    ℃で熱処理し、ついで冷却することを特徴とする請求項
    1,2または3記載の希土類−Fe−B系永久磁石粉末
    の製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102554240A (zh) * 2010-12-31 2012-07-11 上海爱普生磁性器件有限公司 粘结钕铁硼永磁体颗粒料制备方法
CN105057097A (zh) * 2015-09-16 2015-11-18 重庆市九瑞粉末冶金有限责任公司 瀑布式磁力铁粉颗粒分选装置

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