JPH02219590A - 抗ヒト―テネイシンモノクローナル抗体 - Google Patents

抗ヒト―テネイシンモノクローナル抗体

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JPH02219590A
JPH02219590A JP1039953A JP3995389A JPH02219590A JP H02219590 A JPH02219590 A JP H02219590A JP 1039953 A JP1039953 A JP 1039953A JP 3995389 A JP3995389 A JP 3995389A JP H02219590 A JPH02219590 A JP H02219590A
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坂倉 照好
Yasuteru Oike
大池 康照
Hideki Hiraiwa
平岩 秀樹
Kazusaaki Kawakatsu
川勝 一左哲
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ヒトのフィブロブラストが産生ずるヒト−テ
ネイシンに対するモノクローナル抗体に関する。
(従来の技術) テネイシンは、タイプ■コラーゲンに対するモノクロー
ナル抗体を得ようとした際に偶然にもタイプVコラーゲ
ンとは異なる特異な染色性を示す抗体の抗原として発見
された糖蛋白質であり、細胞の間質側に発現される物質
である。テネイシンは、細胞外基質成分の一つとして、
様々な生理作用を有することが明らかにされつつある。
すなわち、テネイシンはフィブロネクチンよりも強い赤
血球凝集能を有することから、組織形成の場において、
制御的に作用することが示唆されている(大地ら、生体
の科学、39巻−8月号、1988年)。また、他の分
子との非共有結合的相互作用としては、フィブロネクチ
ンとの相互作用が明らかにされており (チケットら、
セル、53巻:383−390頁、1988年)、プロ
テオグリカンとの相互作用も示唆されている(チケット
ら、ジャーナル オブ セル バイオロジー、98巻=
1926−1936頁、1984年)。さらには、カル
シウムに依存的な細胞接着活性を有しており(ボートン
ら、ジャーナル オブ セル バイオロジー、105巻
:138a)、また上皮性の癌の発生に伴い間充織側に
誘導され、細胞に対して増殖促進効果を持つことが明ら
かにされる(チケットら、セル、47巻:131−13
9頁、1986年)など、多岐にわたる生理作用を有し
、細胞増殖や形態形成に重要な役割を担っている。
本発明者は、先にヒト−フィブロブラストから純生化学
的手法を用いて高純度のヒト−テネイシンを精製する方
法を開発した。この方法により、極めて純度の高いヒト
−テネイシンを高収量で得ることができるようになり、
ヒト−テネイシンを用いた各種の実験が可能となった。
一方、細胞融合技術は、ケーラーとミルスタイン(ネー
チャー:495−497頁、1975年)により、哺乳
動物の牌細胞とマウス骨髄腫細胞を融合して得たハイブ
リドーマが、単一抗原決定基のみを認識するモノクロー
ナル抗体を産生ずることが報告されて以来、種々の蛋白
質等の生体物質に対するモノクローナル抗体を産生ずる
ハイブリドーマ及びモノクローナル抗体を生産する試み
がなされている。
高純度のヒト−テネイシンを用いて、ヒト−テネイシン
に特異的に反応するモノクローナル抗体を得ることがで
きれば、上皮癌等の診断が可能になり有用である。
(発明が解決しようとする課題) 従って、本発明の目的は、従来得られなかった高純度の
ヒト−テネイシンを用いて、ヒト−テネイシンに特異的
に反応するモノクローナル抗体を産生ずるハイブリドー
マ細胞を製造し、かつ該モノクローナル抗体を大量に供
給することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、ヒトのフィブロブラストからヒト−テネイ
シンを抽出した後、フィブロネクチンを除去し、さらに
生体高分子用陰イオン交換樹脂を用いて精製することに
より得た高純度のヒト−テネイシンにより免疫したラッ
トの膵臓細胞を用いて細胞融合すると、ヒト−テネイシ
ンに特異的なモノクローナル抗体を産生ずるハイブリド
ーマが得られ、上記課題が解決できることを見出し、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はヒト−テネイシンに対して特異的な
モノクローナル抗体及びヒト−テネイシンに対して特異
的なモノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマを提
供するものである。
以下、本発明の詳細な説明する。テネイシン精製方法に
用いられるとトーテネイシンの供給源としては、ヒトの
フィブロブラスト細胞の他、ヒトグリオーマ細胞やヒト
グリオーマ細胞等を用いることができる。
ヒトのフィブロブラスト細胞等を用いる場合には、牛胎
児血清等を培養液として、細胞がコンフルエントに達し
た後に、テネイシンを含むタンパク混合物を抽出すれば
よい。
これらの細胞から、常法により細胞表面抽出物を抽出す
ることができる。抽出には、尿素、グアニジン塩酸塩、
グアニジンイソチオシアネート等を用いることができる
が、−船釣には、尿素は、1M〜8M、好ましくは2M
の濃度で用いることができ、グアニジン塩酸塩、グアニ
ジンインチオシアネートは3M以上の濃度で用いること
ができる。さらに、その他の添加剤、例えばフェニルメ
チルスルホニウムフルオライド(PMSF)等を添加し
て用いることもできる。
ヒトフィブロブラスト細胞を用いる場合には、該細胞の
細胞壁から2M 尿素/燐酸パフフγ−セーライン(P
 B S) / 2 mM−FMS F等の抽出液を用
いて抽出すればよい。
その後に、該抽出液から硫酸アンモニウム等を用いてテ
ネイシンを含むタンパク混合物を沈澱させることができ
る。硫酸アンモニウムは、通常60−80%として用い
ればよく、4℃で約2時間処理することにより、テネイ
シン、コラーゲン、プロテオグリカン、フィブロネクチ
ンその他の未知タンパクを含むタンパク混合物を沈澱さ
せることができる。
通常、このタンパク混合物には約300μg/−、テネ
イシンに対して約50倍のフィブロネクチンを含むので
、フィブロネクチンを除去することが必要である。沈澱
させたタンパク混合物を、2M尿素を含む溶液、好まし
くは4℃の、2M尿素10.15M塩化ナトリウム15
0mM)リス塩酸緩衝液(pt18.0 )に溶解した
後、ゲル濾過法により粗精製することが好ましい。
ゲル濾過に用いる充填剤としては、ゲル濾適用樹脂であ
るセファロース(Sepharose) CL 2 B
CL4B、CL6B (ファルマシア社製)等を用いる
ことができ、特にセファロース−CL4Bが好ましい。
その他にバイオゲル(Bio−gel)  5 m。
15m(バイオ−ラッド社製)や、セファクリル(Se
phacryl)  S 500.31000  (フ
ァルマシア社製)を用いることもできる。
カラムより溶出するテネイシンは、テネイシン依存の細
胞接着活性により検出することができる(メソーズ イ
ン エンザイモロジー、82巻=803−831頁 1
982年)。細胞接着性試験に用いることができる細胞
としては、ヒトメラノーマの他、ヒトフィブロブラスト
、ヒト上皮性ガン細胞等を挙げることができる。他の同
定法としては、ニワトリテネイシンに対するポリクロー
ン抗体を用いた、エンザイムーリンクトーイムノアッセ
イ(ELISA)法等を用いることもできる。またフィ
ブロネクチンは、フィブロネクチンに対する抗原性を測
定することにより検出できる(アーカイブス オブ バ
イオケミストリー アンドバイオフィジクス:399−
406頁、1981年)。
テネイシンを20%、好ましくは10%以上含有する分
画を集めることにより、粗精製テネイシンを得ることが
できる。このようにして得られた粗精製テネイシンには
、通常50%のフィブロネクチンが含まれるので、通常
の操作により濃縮、透析を行った後;こ、さらにゼラチ
ンゲルによりフィブロネクチンを除去する必要がある。
濃縮操作は、例えばセントリフロー膜(アミコン社製)
を用いて4℃、2500 Xgで遠心濃縮することが好
ましく、また、透析は0.5M尿素を含む緩衝液、好ま
しくは0.5M尿素10.15M塩化ナトリウム150
mM)リス塩酸(pH7,4)を用いて、4℃で12時
間行えばよい。
ゼラチンゲルとしては、ゼラチンセファロース(ファル
マシア社製)、イモビライズドゼラチン(ピアース社製
)、ゼラチンアガロース(シグマ社製)等を挙げること
ができ、これらはゼラチンが共有結合されたアフィニテ
ィークロマトグラフィーである。フィブロネクチンに対
する親和性の高い該ゼラチンカラムを用いることにより
、テネイシンは通過画分に溶出され、溶質に対しフィブ
ロネクチンを1重量%以下に除くことができる。
フィブロネクチンは、抗ヒトフィブロネクチンポリクロ
ーン抗体を用いたEL I SA法で同定することがで
き、またテネイシンも同様にEL I SA法により同
定可能である。
この様にして得られた分画を、通常の操作により濃縮し
、2M尿素を含む溶液、好ましくは2M尿素150mM
)リス塩酸(pH8,0)に対して透析して、テネイシ
ンを高濃度で含む溶液を得ることができる。
該溶液は通常テネイシン100μg/−を含むが、さら
に生体高分子分離用アニオン型イオン交換樹脂を用いた
精製をす、ることにより、極めて高純度のテネイシンを
得ることができる。
その方法として、該溶液を、例えばDEAF (ジエチ
ルアミノエチル)基を交換基として有するDEAE−5
PWカラム(東ソー■製)を用いたイオン交換高速液体
クロマトグラフィーにより精製する方法を挙げることが
できる。さらに、D[EAE−トヨパール650(東ソ
ー側製) 、Mono−Q (7フル7シ7社製)、口
EAE−CL6B 、 DEAE−セファセル(ファル
マシア社製’) 、DEAE−セルロファイン(生化学
工業社製)などのカラムを用いることもできる。これら
のうち、口εA E −5P t’liを用いることが
好ましい。
溶出;ご用いる溶媒としては、1〜8Mの尿素、好まし
くは2Mの尿素中で0〜1M、好ましくは0〜0.4M
の塩化す) IJウムを用いればよい。
DEAE−5PIIlカラムを用いたイオン交換高速液
体クロマトグラフィーにおいて、2M尿素中で0−0.
4Mの塩化ナトリウムを直線濃度勾配として溶出する場
合には、通常0.2−0.3M、好ましくは約0.2.
5Mの塩化ナトリウムでテネイシンが溶出される。溶出
されるテネイシンは、紫外吸収や、テネイシンに特異的
な細胞接着性により同定することができる。
この様な精製法により、純度がほぼ100%のテネイシ
ンを得ることができる。ヒト−テネイシンは、5O3−
PAGEによる分析で、250K及び、200Kにヒト
−テネイシンに特徴的なバンドを明瞭に与えた。上記精
製方法によるテネイシンの収率は、通常80%以上であ
る。
さらに、培養液中からも30−35%、好ましくは33
.3%の硫酸アンモニウムを用いることにより、粗テネ
イシン分画を得ることができ、前記の操作と全く同一の
方法により精製テネイシンを得ることができる。
この様に精製されたヒト−テネイシンに対して特異的な
モノクローナル抗体を産生ずるハイブリドーマは、たと
えば以下の様にして製造される。
抗原としてヒト−テネイシンを用いて免疫した動物から
抗体産生細胞を精製するには、常法に準じて行えばよく
、抗原であるヒト−テネイシンで動物を免疫し、その動
物の抗体産生細胞を取得する方法によれば良い。用いる
ことの出来る動物としては、マウス、ラット、ウサギ、
モルモット、ヒツジ等をあげることができる。これらの
動物のうち、ラットの場合には、例えばウィスター系ラ
ットを用いることができる。抗体の産生細胞としては、
pm、リンパ節、末梢血液等より分離した細胞を用いる
ことができるが、膵臓細胞を用いることが好ましい。該
動物を免疫するには、フロイントコンプリードアシュバ
ンドを併用でき、例えば、フロイントコンプリードアシ
ュバンドに上記精製を行ったヒト−テネイシンを混合し
て用いれば良い。ウィスター系のラットを用いて免疫す
る場合には、ヒト−テネイシン20μg(蛋白量)で3
−4回免疫することにより、所望の免疫動物を得ること
ができる。
細胞融合に用いることができる骨髄腫細胞としては、種
々の哺乳動物由来の細胞が利用できる。
この場合、抗体産生細胞の調製に用いた動物と同種の動
物由来の骨髄腫細胞を用いることもできる。
これらの細胞は特定の選択培地では生存できないので、
細胞融合の後に未融合の骨髄腫細胞を培養操作により除
去することができる。例えば、8−アザグアニン抵抗性
の細胞は、HAT培地中(ヒポキサンチン−アミノプテ
リン−チミジン培地)で成育できない性質を有するので
、バイプリドーマ細胞を未融合の骨髄腫細胞と分離する
ことが可能である。マウスの骨髄腫細胞をもちいる場合
には、例えばFAI、P3X63Ag8、P3X63A
g8U1、P3NSI/lAg41、X63Ag8.6
53、SP210Ag 14、FO,S 19415X
XOBU1.MPC11456TG17等を用いること
ができる。
細胞融合は、通常MEM培地、I M E M培地等の
培地を用いて、上記骨髄腫細胞と抗体産生細胞とを混合
することにより行われる。骨髄腫細胞と抗体産生細胞を
1=10以下、好ましくは1:5の比率で混合し、好ま
しくは融合促進剤としてポリエチレングリコールを用い
ることにより融合することができる。ポリエチレングリ
コールとしては、平均重合度が1.000−6.000
のものを用いることができ、通常30−50%として用
いればよい。マウス骨髄腫細胞としてX63Ag8゜6
53を用いる場合には、平均重合度3.800のポリエ
チレングリコールを42.8%としてヒト−テネイシン
抗体産生ラット膵臓細胞と37℃で1〜3分間反応させ
て融合することにより、所望の融合細胞を得ることがで
きる。さらには、細胞融合方法として知られた他の方法
、例えばエレクトロラニージョン法や、ビオチン−アビ
ジン架橋ト電気パルスを併用する方法等を用いることも
できる。
細胞融合を終えた細胞は、適当な培地で希釈した後、遠
心分離して得ることができる。その後にHAT培地を用
いて選択的に融合細胞のみを培養することができる。H
AT培地にインシユリンを加えたHIAT培地等の培地
を用いることもできる。ヒト−テネイシン抗体産生細胞
とマウス骨髄腫細胞を融合してできるハイブリドーマ細
胞は、HAT培地を用いて、5%炭酸ガス下で3−7℃
で選択的に培養することができる。ヒト−テネイシンに
対して特異的なモノクローナル抗体を産生ずるハイブリ
ドーマの1例としては、HTN2−982(微工研菌寄
第10547号、FERMP−10547)を挙げるこ
とができる。
(発明の効果) 本発明により、ヒト−テネイシンに対するモノクローナ
ル抗体を産生ずるハイブリドーマ細胞を得ることができ
、ヒト−テネイシンに対するモノクローナル抗体を高収
量で得ることができた。
以下に本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、
本発明は本実施例により限定されることはない。
(実施例) ヒトフィブロブラスト細胞を、ダルベツコ変法イーグル
培地/ハムF12培地、10%牛脂児血清を培養液とし
て、ローラーボトル(850cnf)100本を用い、
37℃、110m1’/本、1. l rpmで培養し
続け、細胞がコンフルエントに達した後に5日目ごとに
培地を交換した。この培地1001を4℃に冷却し、硫
酸アンモニウムを33%飽和となるように加えて静かに
攪拌した後、4℃で120分間放置して、ヒト−テネイ
シンの他、コラーゲン、プロテオグリカン、フィブロネ
クチン、その他のタンパク質を含むタンパク混合物を沈
澱させた。
該タンパク混合物を4℃で60分間、20.000 X
gで遠心して分離し、上清をデカントして除いた後、沈
澱物を4℃、750−の2M尿素10.15M塩化ナト
リウム150mM)リス塩酸(pH8,0)に溶解せし
めた。タンパク量は、BCAプロティンアッセイ (ピ
アス社製)で3.9gであった1該タンパク混合物溶液
25−を、セファロースCLBBカラム(ファルマシア
社製、約500m)にアプライし、2M尿素10.15
M塩化ナトリウム150rnM)リス塩酸(pH8,0
)を用いて、15℃でテネイシンとフィブロネクチンを
分離溶出させた。
テネイシン依存性の細胞接着活性は、以下に述べる方法
にしたがった。各画分から200μmの試料を、BLI
SAプレー)(Libro、 76−203−05、T
itertek社製)のウェルに入れ、さらに各ウェル
に20μ1050mM  炭酸ナトリウム緩衝液(pH
9,6)を入れ、4℃で12時間コートした。その後ウ
ェルをPBSlo、5%−BSAで3回洗った後、抗フ
ィブロネクチン抗体(Cappe1社製、PBSlo、
5%−BSA中5%)200μlを加え、37℃で2時
間保温し、その後各ウェルをPBSlo、5%−BSA
で洗った。一方、ヒトフィブロブラスト細胞をコンフル
エントになるまで、ダルベツコ変法イーグル培地/ハム
F12培地、10%牛脂児血清中で維持し、[l:DT
Aを含まないトリプシン(タイプ■、シグマ社製、O,
1mg/−)溶液で37℃、1時間保温して細胞をはが
し、lXl0’セル/m1(PBS/ソイビーン トリ
プシン インヒビター0.5 mg、シグマ社)に細胞
溶液を調製した。この細胞溶液をミクロタイタープレー
トのウェルに100μβずつ加え37℃で1時間保温し
た。ついで、プレートをPBSlo、5%−BSAで1
回洗い、プレートに接着した細胞を3%のパラホルムア
ルデヒドで固定し、1%−トルイジンブルー(メルク社
製)/3%−バラホルムアルデヒドで染色して、接着し
た細胞数を顕微鏡下で観測した。
フィブロネクチンはフィブロネクチンに対する抗原性を
測定することにより、以下の方法を用いて検出した。各
画分から20μlの試料を取り、ELISAプレート(
3912ファルコン社製)のウェルに移し、50mMの
炭酸ナトリウム緩衝液(pi(9,6) 180μlを
各ウェルに加えて4℃で12時間保温し゛た。各ウェル
をPBSlo、5%(W/W)−7ウイー:/2010
.5%(W/W)   BSAを用いて3回洗った後に
、ウサギの抗フィブロネクチン抗体(0,4%、Cap
pe1社製)200μj2を加えス20℃で1時間保温
した。さらに、抗体溶液をすて、P B S / 0.
5%(1!i/I’;)−ツウィーン2010.5%(
11/W) −B S Aで各ウェルを洗い、パーオキ
シダーゼ標識されたヤギの抗ウサギ抗体(0,4%、C
appeIallりを加えて更に1時間反応させた。
PBSlo、5%(1髪ハ〜)−ツウィーン2010.
5%(W/11) −B S Aで各ウェルを洗い、オ
ルト−フェニレンジアミン塩酸塩を基質として、パーオ
キシダーゼ活性を492μmの吸収で測定した。
以上の操作を30回繰り返した。両者の溶出パターンを
第1図に示す。図から明らかなように、テネイシンとフ
ィブロネクチンはセファロースカラムによりやや分離さ
れ、テネイシンは、Kd値がOの所に溶出された。フラ
クションXα25−Nα30 (各フラクションは5r
nl)を集めることにより、テネイシンを高濃度で含む
溶液900−を得た。タンパクの収量は90.0 mg
であった。
該溶液をセントリフロー膜(アミコン社製)を用いて、
4℃、2500Xgで遠心して100m!!に濃縮した
後、0.5M尿素10.15M塩化す) IJウム15
0mM)リス塩酸(pt17.4)2I!に対して、4
℃で12時間透析した。
該溶液120mj!を、ゼラチンカラム(ゼラチンセフ
ァロース、ファルマシア社製、30d)にアプライし、
フィブロネクチンを特異的に吸着せしめた。テネイシン
は通過画分に溶出され、フィブロネクチンを含まないテ
ネイシン溶液220m1i!を得ることができた。
該溶液をセントリフロー膜(アミコン社製)を用いて4
℃、2500xgで遠心して40m1に濃縮した後、2
102M尿素150mM)リス塩酸(pH8,0)を用
いて、4℃で12時間透析した。
透析後、該溶液を口EAε−5PW(東ソー0@製、カ
ラム径7.5M、カラム長50mm)のカラムをもちい
て高速液体クロマトグラフィーにより精製した。
該溶液の1mNをカラムにインジェクトした後、2Mの
尿素中Q −0,4Mの塩化ナトリウム直線濃度勾配溶
液を用い、流速0.’5m17/分、カラム圧15kg
 / cut 、カラム温度15℃で分離すると、目的
とするテネイシンは、42分−45分に2M尿素10、
25 M塩化ナトリウムで溶出された。テネイシーンは
280μmの吸収、及びテネイシンに特異的な細胞接着
活性により検出した。その結果を第2図及び第3図に示
す。図から明らかな様:こテネイシンはシャープな単一
ピークとして分離された。
ローラーボトル100本(細胞数的200×10”個)
、培地1001’より総収量6.6 mgのヒト−テネ
イシンを得ることができた。
得られたヒト−テネイシン5μgを、1%−2−メルカ
プトエタノール/2%−303150mMトリス塩酸(
pH6,8)を用いて100℃で3分間還元した後、4
%−20%の5OS−PAGEで分析した。
ヒト−テネイシンに特徴的な250にと200にのバン
ドを検出することができた。他にバンドは検出されず、
得られたヒト−テネイシンの純度は、はぼ100%であ
ることが確認できた。
上記ヒト−テネイシン20μg(100μりに、100
μlのフロイントコンプリードアシュバンド(Difc
o社製)を加えて良く攪拌し、エマルジョンになったと
ころで、ウィスター系ラット(雌、4週齢、2匹)のリ
ンパ節に100μlずつを注射した。その後さらj=2
週問おきに、同様に調製したヒト−テネイシンーエマル
ジョンを注射して、計4回免疫した。
最終的なヒト−テネイシンに対する抗体価は、以下に示
すELISA法で測定した。0.1Mg/ウェルになる
様にεLISAプレー) (3912、ファルコン社製
)にコートし、第4図に示される1次抗体の希釈系列を
作成し反応させビオチン化された2次抗体(1:250
、ラビット−抗ラットIgG。
カペル社製)で1時間反応させたのち、上記の様にプレ
ートを洗い、パーオキシダーゼ−アビジン(1:250
、カペル社製)でさらに1時間反応し、プレートを3回
洗った後、各ウェル当たり150μ102%−オルトー
フェニレンジアミン(シグマ社製)10.001%−H
2O2で発色させた。
各ウェルに、50μlの2 N−82SO,を加えて反
応を止め、492 nmの吸収を測定して(MTPlo
o、コロナ社製)抗体価を測定した。
ラットの膵臓を摘出し、注射針で穴をあけ、リンパ球を
RP!、111640培地中に調製し、細胞を3回(1
200Xg、8分間)洗った。細胞の収量はラット1匹
あたり2.5X10’であった。
一方、ペアレント細胞となるX 63.Ag8.653
ミエローマ細胞は、10mg/j!の8−アザグアニン
を含むRP?JI 1640 / 10%−FCS中で
1週間維持し、5X10’個の細胞を、RPλ1116
40培地中で3回(1200xg 、 8分間)洗った
該リンパ球とX63Ag8. 653 ミzo −7細
胞を混合し、RPMI 1640培地で1回洗った。細
胞融合操作は以下の様に行った。500μlの42.8
%−ポリエチレングリコール(分子量3800、シグマ
社m)/15%−ジメチルスルホキシド(シグマ社製)
/PBSを、37℃で90秒間かけて細胞の混合物に静
かに加えた後、さらに60秒間静置した。反応の停止は
、RP ’、111640/10%−FC3(37℃)
を1滴ずつ1分間かけて滴下しく計1m1)、残りの2
4rn!!を続く2分間で加えることにより行った。
500Xgで5分間遠心することにより沈澱させた反応
物に、RP!Jl  1640/10%−FC3/HA
Tを加え、96大のプレート30枚(1匹あたり)を用
いて、1ウエルに100μβずつ接種した。1週間後、
100μβのRP′:AI 1640 / 10%−F
CS/ HA Tを各ウェルに加えた。その後、第38
目、第78目、第14日月、第218目に各ウェルから
100μβずつサンプリングし、ハイブリドーマ細胞が
ヒト−テネイシンに対する抗体を産生じているかどうか
をELISA法で測定した。1回目の融合では、プレー
トの金穴のうち約150個、2回目の融合では同様に約
500個のヒト−テネイシン陽性のハイブリドーマが得
られた。
そのハイブリドーマのうち、抗体産生能の良好なりロー
ン14個を選出し、1セル/ウエルとなるように96穴
のプレートに接種してHAT培地中でクローニングを行
った。ハイブリドーマ細胞のコロニーが成長した時点で
再びELISAを行い、抗体を産生ずるクローンをオリ
ジナルクローンあたり2個ずつ選出し、さらに1セル/
ウエルとなるように96穴のプレートに接種し、HAT
培地中でクローニングを行った。上述した様に抗体産生
株をELISAで固定し、安定なハイブリドーマ細胞(
14クローン)をRP!、II 1640 / 10%
−F[’S中での大量培養に移した。一部のクローンに
ついてはヌードマウスに移植し、腹水型の抗体を作成し
た。第1表には、クローンの産生ずる抗体のサブクラス
を、ラフト−イムノグロブリン−サブタイプ−タイピン
グキット(Zymet社製)で決定した結果を示す。尚
、モノクローナル抗体9B2を産生ずるハイブリドーマ
細胞はHTN2−9B2であり、微工研菌寄第1054
7号として寄託されており、何人も入手可能である。
第1表 1)  + +   ・よく染色される。  +  や
や染色される2)++・・よく染色される。 −・−染
色されないヒト腫瘍に対する免疫染色は以下の方法でお
こなった。
標本として病理解剖された遺体の、ホルマリン固定され
た各種組織のパラフィン包埋切片を、VECTASTA
IN ABCKIT (Vector社)のラットIg
Gキットを用い、ペルオキシダーゼによる酵素抗体法で
染色し、発色法としてアビジン−ビオチン結合法を用い
て、DABにより発色させた。緩衝溶液としては、PB
Sを用いた。
ペルオキシダーゼ等の内因性酵素活性を抑えるために、
メタノール−0,6%H20□溶液に30分間浸し、そ
の後PBSで5分間、3回洗浄した。また、非特異的;
こ抗体と電気的に結合する組織をブロックするため、ラ
ットで作成した一次抗体に対して、VECTASTAI
N ABCKIT中ノウサギ正常血清を用いてこれをブ
dツクした。インキ二ベーター中、室温で30分間作用
させ、効果を持続させるために洗浄せず;二次の行程に
移った。
PBSによって100倍に調整された抗ヒトーテネAシ
ン抗体(ハイブリドーマ細胞培養液)に、5.5℃で一
晩浸して作用させた。その後PBSで5分間、3回洗浄
しり。また、VECTASTAl’li ABCKIT
中にある、ビオチン化抗ラット抗体を、室温インキュベ
ーター中で30分間作用させた後、PBSt’5分間3
回洗浄した。さらl、: 、VECTASTAIN^B
CにIT中のABCを、室温インキュベーター中で30
分間作用させた後、PBSで5分間3回洗浄した。
DA85mg/PBS 10−/3%820225 μ
pの溶液を、室温インキュベーター中で4分間作用させ
た後、直ちにPBSで5分間洗浄した。対比染色のため
へマドキシリン溶液に数十秒浸した後、流水で10分間
洗浄し、脱水して封入をした。
本発明のモノクローナル抗体8C9,9B2゜13F6
.2006は、テネイシン特異的に、ガンの間充織のみ
を染色した。
ウェスタン ブロッティングは以下の様に評価した。
100μg/−のゼラチン通過粗テネイシン画分(75
μJ)に、25allの8%w/vsDs10、2 M
 )リス塩酸(pH6,8) / 4%v/v 2−メ
ルカプトエタノール15註 え、70℃で30分間加熱して、試料を調製した。
5DS−PAGEは4%〜20%グラジェントゲル プ
レート(第一化学)を用いた。25μmの試料を電気泳
動(15mA4時間)した(ネーチャー.227巻:6
80−885頁.1970年)。
ウェスタン ブロッティングは、トウビン(7owbi
n)らの方法(Proc, Natl.Acad Sc
i.U,S。
A.、76巻: 4350−4354頁.1979)に
よった。
トランスファースル際に、ニトロセルロース膜テナく、
ニトロプラス膜(マイクロメンブレン社)を使用した。
トランスファー後のアンチゲニックポリペプチドの検出
には、膜を1%BSA150mM)リス塩e (p)1
7. 4 ) / 0. l 5 M NaC1で洗い
、その後、EL I SAの方法に準じて一次抗体(モ
ノクローナル抗体)と反応させ、さらに、二次抗体(パ
ーオキシダーゼ標識の抗ラット ウサギ抗体、l:25
0)と反応させた。染色は、4−クロロ−1−ナフトー
ル( 1 mg/ mj?) / 0. 1%H20。
で行ない、膜を水洗することにより反応を停止した。本
発明のモノクローナル抗体8C9及び9B2は高い染色
性を示したが、13F6及び20D6は染色性を示さな
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ヒトフィブロブラスト細胞の培養液より得た
ヒト−テネイシンをセファロースCL−4Bカラムで分
離溶出させたパターンであり、第2図、第3図は、それ
ぞれゼラチンカラム通過画分を口εA E − 5 P
 を優用いて分離した場合の、高速液体クロマトグラフ
ィーのUV吸収パターン、細胞接着性パターンである。 第4図は細胞融合する前のラット抗ヒト−テネイシン血
清の抗体価を、ELJSA法で測定した結果であり、第
5図はゼラチンセファロース通過粗テネイシン画分をD
EAE−5PWに付した溶出画分を、ラット抗ヒト−テ
ネイシン血清に対する抗原性によりELI SA法で分
析した結果を示す。第4図中、横軸は希釈倍率を示す。 第2図 フラクシヨンNo。 フラクションNo。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒト−テネイシンに対して特異的なモノクローナ
    ル抗体。
  2. (2)ヒト−テネイシンに対して特異的なモノクローナ
    ル抗体を産生するハイブリドーマ。
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JOURNAL OF CELL BIOLOGY=1987 *

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