JPH02225182A - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents

車両の後輪操舵装置

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JPH02225182A
JPH02225182A JP4367889A JP4367889A JPH02225182A JP H02225182 A JPH02225182 A JP H02225182A JP 4367889 A JP4367889 A JP 4367889A JP 4367889 A JP4367889 A JP 4367889A JP H02225182 A JPH02225182 A JP H02225182A
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JP
Japan
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spool
rear wheel
wheel steering
displacement
output shaft
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Pending
Application number
JP4367889A
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English (en)
Inventor
Isamu Chikuma
竹間 勇
Satoru Shimada
悟 島田
Kazuo Chikaraishi
一穂 力石
Hirotaka Kanazawa
金沢 啓隆
Yoichi Takeda
洋一 武田
Yukio Noguchi
幸男 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
NSK Ltd
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両の後輪を操舵する後輪操舵装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来より、このような車両の後輪操舵装置は、特開昭6
2−37283号公報等に開示され、公知となっている
。第9図は、この従来公知の後輪操舵装置の一例を示す
。すなわち、後輪操舵装置は、ハンドル操舵量に対する
後輪の操舵量の比を車両の走行条件に応じて適宜変更す
るための転舵比可変機構Aと、左右の後輪(図示せず)
間に橋渡して設けられた後輪操舵ロッドBと、該後輪操
舵ロッドBを軸方向に移動させる油圧パワーシリンダC
と、該パワーシリンダCに対する流体の給排を制御する
油圧制御バルブDと、上記転舵比可変機構りの作動に応
じて上記制御バルブDの切換えを操作する変位伝達部材
Eとを備えている。
上記転舵比可変機構Aは、伝達シャフト28を介して入
力されるハンドル(図示せず)の操舵に対応して変位す
る出力軸30を有し、かつ操舵比、即ち上記ハンドルの
操舵量に対する上記出力軸30の変位量(この場合の操
舵量および変位量は絶対量のみならず方向も(+)、 
 (−)として含む量である)の比を変更可能なもので
ある。具体的には上記伝達シャフト28の後端に設けら
れたビニオン28aと噛合して該ビニオン28aの回転
軸線交1と直交する車幅方向に延びる回転軸線92を中
心として回転するベベルギヤ32を有し、該ベベルギヤ
32にはその回転中心からオフセットした位置にロッド
支持孔32gが形成され、このロッド支持孔32a内に
連結ロッド34がベベルギヤ32と共に軸線夕2まわり
に回転自在でかつロッド34の軸方向に摺動自在に挿通
されている。
上記ロッド34の一端34aはボールジヨイントを介し
て上記出力軸30に連結されている。出力軸30は支持
部材36によりて支持されかつ車幅方向に延びる軸線夕
3方向にのみ摺動可能にガイドされている。また、上記
ロッド34の他端34bはボールジヨイントを介して振
子アーム38の一端に連結され、該振子アーム38は、
その他端が振子アーム38と直角な方向に延びる揺動軸
40に固着されて、この揺動軸40の軸m夕aを中心と
して揺動自在に設けられている。なお、この揺動軸40
の軸!jAR4と上記ベベルギヤ32の回転軸11Aj
zと上記出力軸30の摺動可能方向に延びる軸!I93
とは全て車幅方向に延びる一本の直線上に位置するよう
に設定されている。上記揺動軸40は揺動ギヤ42に固
設され、該揺動ギヤ42はステッピングモータ44によ
って回転せしめら九るウオーム46と噛合するギヤ部4
2aを有し、ウオーム46の回転によって振子アーム3
8の軸線Usと一致する軸線16を有する中心軸42b
を中心にして回動せしめられる。
しかして、ハンドルの操舵は伝達シャフト28からビニ
オン28aを介してベベルギヤ32に伝達され、このベ
ベルギヤ32の回転によって出力軸30が車幅方向にス
トローク変位するように構成されている。また、ハンド
ルの操舵量が一定であるとベベルギヤ32の回転角も一
定であるが、その場合でも揺動軸40が軸線Us、Jl
sを中心として回動して傾くとその傾き角度によって出
力軸30のストローク変位の絶対量および方向が変化す
る。即ち、揺動軸40が傾くとハンドルの操舵量に対す
る出力軸30のストローク変位量の比、つまり操舵比が
変化するようになっている。なお、この場合のハンドル
の操舵量および出力軸30の変位量は、共に絶対量のみ
ならずその方向も(+)(−)として含むものである。
一方、上記変位伝達部材Eは、縦部材80と横部材81
とからなる十字形状のものであり、その縦部材80の一
端には上記転舵比可変機構Aの出力軸30に係合する第
1の係合部82が、縦部材80の他端には後輪操舵ロッ
ドBに係合する第2の係合部83がそれぞれ形成されて
いる。また、横部材81の一端には制御バルブDのスブ
ールル52に係合する第3の係合部84が、他端にはハ
ウジング(図示せず)に支持される支持部85がそれぞ
れ形成されている。そして、変位伝達部材Eは、上記出
力軸30の変位によって上記スプール52を所定方向に
変位させる方向に作動せしめられるとともに、該スプー
ル52の変位により生じる上記後輪操舵ロッドBの変位
によってスプール52を上記と反対の方向に変位させる
方向に作動せしめられるように設けられている。このよ
うに、制御バルブDの切換えのためのスプール52の変
位量を少なくすることにより、制御バルブDひいては後
輪操舵装置の小型・軽量化を図っている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記制御バルブDの如くそのスプール52の
変位量が少ないものの場合、組付は時にはスプール52
のセンタリングを高い精度でもって行う必要があるが、
このスプール52およびこれと係合する変位伝達部材E
の製作バラツキによって上記のセンタリングに支障を来
たすという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、制御バルブのスプールと係合する変
位伝達部材の取付は構造に対し改良を加えて、部品の製
作バラツキに拘らずスプールのセンタリングを精度よく
行い得るようにするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明の解決手段は、車両の
後輪操舵装置として、転舵比可変機構と、左右の後輪間
に橋渡して設けられた後輪操舵ロッドと、該後輪操舵ロ
ッドを軸方向に移動させるパワーシリンダと、該パワー
シリンダに対する流体の給排を制御する制御バルブと、
上記転舵比可変機構の出力軸、後輪操舵ロッドおよび制
御バルブのスプールに各々係合する3つの係合部とハウ
ジングに支持される1つの支持部とを有し、転舵比可変
機構の出力軸の変位によって制御バルブのスプールを所
定方向に変位させる方向に作動せしめられるとともに、
該スプールの変位により生じる後輪操舵ロッドの変位に
よってスプールを上記と反対の方向に変位させる方向に
作動せしめられるように設けられた変位伝達部材とを備
えていることを前提とする。そして、上記変位伝達部材
の支持部を、ハウジングに対し制御バルブのスプールの
摺動方向と同一方向に長いボルト挿通用長孔を有する支
持部材を介して固定支持する構成にしたものである。
(作用) 上記の構成により、本発明では、組付は時に制御バルブ
のスプールのセンタリングをする際、変位伝達部材の支
持部においては、該支持部をハウジングに固定する支持
部材を、その長孔に挿通したボルトによって仮止め状態
にしてお(。この状態では、上記支持部材は長孔の長手
方向つまりスプールの摺動方向に移動可能であるので、
スプールのセンタリングをすると、該スプールと係合す
る係合部を有する変位伝達部材は、スプールのセンタリ
ングに伴って上記支持部材と共に移動することができ、
これにより、スプールや変位伝達部材等の部品の製作バ
ラツキに拘らずスプールのセンタリングを精度よ(確実
に行うことができる。
尚、制御バルブのスプールのセンタリングに際しては、
必ずしも支持部材ひいては変位伝達部材の支持部をハウ
ジングに仮付けする必要はない。
つまり、変位伝達部材の支持部をフリー状態のままでス
プールのセンタリングをし、しかる後、支持部材の長孔
にボルトを挿通して上記支持部を支持部材を介してハウ
ジングに固定支持せしめるようにしてもよい。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる車両の後輪操舵装置
を示す。この後輪操舵装置は、第6図に示す従来の後輪
操舵装置と同様、転舵比可変機構Aを備えており、該転
舵比可変機構Aは、出力軸4(第6図中の30に相当)
と、ベベルギヤ6(同じく32に相当)と、揺動軸8(
同じ<40に相当)と、振子アーム10(同じく38に
相当)と、連結ロッド12(同じく34に相当)とを有
しており、これらの各部材はハウジング14内に収容さ
れている。
上記出力軸4は、その軸tlARz方向に摺動可能にハ
ウジング14に支持され、該軸線夕3方向にストローク
変位することによって、後述するように、変位伝達部材
Eを介して後輪操舵ロッドBをその軸方向(車幅方向)
に変位せしめ、これにより、該後輪操舵ロッドBの両端
部に連結された図示しない後輪を操舵するようになって
いる。
上記ベベルギヤ6は、出力軸4の軸線!3と同軸の軸線
交2まわりに回転可能にハウジング14に支持されてい
る。そして、該ベベルギヤ6と噛合する伝達シャフト2
8後端部のピニオン28aがハンドル操舵により回転す
るのに伴って上記軸!1ρ2まわりに回転するようにな
っている。
上記揺動軸8は、出力ITo4の軸線源3と同軸となる
位置(図示の位置)を取り得る軸線94を有し、揺動ギ
ヤ42に固定されている。この揺動ギヤ42は、ステッ
ピングモータ44の駆動により回転するウオーム46と
噛合して、軸線94と交差する紙面に垂直な軸線まわり
に回動し、これにより揺動軸8をも同時に回動せしめる
ようになっている。
上記振子アームlOは、揺動軸8の軸線94まわりに揺
動可能に該揺動軸8に連結されていて、該振子アーム1
0の軸線量5が、揺動軸8の回動軸線と揺動軸8の軸線
94との交点を通るよう、揺動軸8への連結位置が設定
されている。
さらに、上記連結ロッド12は、出力軸4の軸線9xと
平行な軸線!8を有し、上記出力軸4、ベベルギヤロッ
ド6および振子アーム10に各々連結されている。出力
軸4への連結は、出力軸4の端部に固設されたレバー4
aに連結ロッド12の一端部を螺着することによってな
され、ベベルギヤ6への連結は、ベベルギヤ6の軸線量
2から距離「の点において該ベベルギヤ6に形成された
挿通孔6aに連結ロッド12の他端部を挿通することに
よってなされ、振子アーム10への連結は、連結ロッド
12の中間部に全方向回転可能に設けられたボールジヨ
イント部材16の挿a孔16aに振子アーム10を挿通
することによってなされている。したがって、連結ロッ
ド12は、出力軸4に対しては固定されているが、ベベ
ルギヤ6に対しては軸線98方向(すなわち軸線93方
向)に、振子アーム10に対しては軸線95方向(図示
の状態では軸線93に直交する方向)にそれぞれ摺動可
能になっている。なお、振子アーム10の軸H1sは、
揺動軸8の回動により軸線93の直交方向に対して傾き
、この傾いた方向に振子アーム10が摺動することとな
るが、この場合においても軸線93の直交方向の摺動成
分を含み、かつ、ボールジヨイント部材16の回転作用
により軸線量5と軸線量8との挟角変化が吸収されるの
で、振子アーム10から連結ロッド12へ伝達される力
のうち軸線93の直交方向の成分は上記連結点において
吸収され、該方向の相対移動が可能となる。
このように、本実施例においては、転舵比可変機構Aに
おける振子アーム10と連結ロッド12との連結が、両
者を軸線]3の直交方向に相対移動可能となっているの
で、振子アーム10が回動したときの該振子アーム10
と連結ロッド12との連結点の軌跡は、軸線13を中心
とする半径「の円筒の外周面上の円軌跡又は楕円軌跡と
なる。
ここで、転舵比可変機構Aにより変更される操舵比は種
々の要因に基づいて行うことができ、また、その変更制
御パターンも種々のものが考えられる。例えば第5図に
示す操舵比制御パターンを用いて、車速に基づき、低速
領域において後輪をハンドル操舵および前輪に対して逆
位相に転舵させて旋回性の向上を図り、高速領域では同
位相に転舵させて走行安定性の向上を図るように、制御
される。また、この制御は、制御回路(図示せず)に上
記操舵比制御パターンを記憶させ、該制御回路に車速セ
ンサ(図示せず)から車速信号を入力し、この車速信号
と操舵比制御パターンとによって求められる操舵比を実
現すべく制御回路によって上記ステッピングモータ44
を所定方向に所定量回転させることにより行われる。こ
のステッピングモータ44の回転によって設定されてい
る実際の操舵比を揺動ギヤ42の中心軸の回転角度から
操舵比検出センサ(図示せず)によって検出し、その検
出信号を上記制御回路に入力してフィードバック制御す
るようにしてもよい。
次に、上記転舵比可変機構Aによって得られる出力軸4
の軸線Ii3方向の変位が、どのようにして後輪に操舵
量として伝達されるかについて説明する。なお、この変
位伝達のための機構は、第9図に示す従来の後輪操舵装
置と全く同様であるので、同図を参照しながら説明する
第9図に示すように、後輪操舵装置は、転舵比可変機構
Aのほか、後輪操舵ロッドBと油圧パワーシリンダCと
油圧制御バルブDと変位伝達部材Eとを備えている。
上記油圧制御バルブDは、バルブハウジング50と、該
ハウジング50内に該ハウジング50に対して上記出力
軸4の軸線93と平行な軸線交7方向に変位可能に収容
されたバルブ部材であるスプール52とからなる。スプ
ール52は変位伝達部材Eを介して出力軸4および後輪
操舵ロッドBによって変位せしめられる。このスプール
52の変位によって油圧パワーシリンダCへの油圧の供
給が制御される。つまり図示のバルブハウジング50に
対する中立位置から一方向、例えば右方向に変位すると
油圧パワーシリンダCの一方である右油室56へ油圧が
供給され、他方向である左方向に変位すると油圧パワー
シリンダの他方である左油室58へ油圧が供給される。
上記後輪操舵ロッドBは上記出力軸4の軸線交3と平行
な車幅方向に延び、かつその方向に変位して、図示しな
いタイロッド、ナックルアームを介して左右両端に連結
された図示しない後輪を操舵するものであり、上記変位
は油圧パワーシリンyCの油圧力によって行われる。ま
た、この後輪操舵ロッドBにはセンタリングバネ60が
設けられており、油圧制御バルブDや油圧パワーシリン
ダ54の油圧系に破損や故障が生じて油圧パワーシリン
ダ54における油圧が消失した場合、あるいは後輪操舵
装置の機械系に破損や故障が生じそれによって上記油圧
系をドレンに開放して油圧パワーシリンダCにおける油
圧を消失した場合に、このセンタリングバネ60によっ
て後輪操舵ロッドBを中立位置つまり後輪が操舵されず
直進状態にある位置に位置決めし、いわゆるフェイルセ
ーフを図るように構成されている。
上記油圧パワーシリンダCは油圧力によって後輪操舵ロ
ッドBを車幅方向に変位させる。ものであり、本実施例
ではピストン62が直接後輪操舵ロッドBに固設され、
このピストン62の左右側方に左右の油室58.56を
形成するシール部材64.66が配設されている。上記
シール部材64゜66は油圧パワーシリンダCのハウジ
ング68に固定されかつ後輪操舵ロッドBとは摺動可能
に設けられている。
さらに、上記変位伝達部材Eは、縦部材80と横部材8
1とからなる十字形状のものであり、その縦部材80の
一端には上記転舵比可変機構Aの出力軸4に係合する第
1の係合部82が、縦部材80の他端には後輪操舵ロッ
ドBに係合する第2の係合部83がそれぞれ形成されて
いる。また、横部材81の一端には制御バルブDのスプ
ール52に係合する第3の係合部84が、他端には後輪
操舵装置のハウジング14(第1図参照)に支持される
支持部85がそれぞれ形成されている。そして、変位伝
達部材Eは、上記出力軸4の変位によって上記スプール
52を所定方向に変位させる方向に作動せしめられると
ともに、該スプール52の変位により生じる上記後輪操
舵ロッドBの変位によってスプール!;2を上記と反対
の方向に変位させる方向に作動せしめられるように設け
られている。
次に、上記変位伝達部材E1転舵比可変機構Aの出力軸
4、油圧制御バルブDおよび後輪操舵ロッドBの互い連
係する作動を第6図ないし第8図を参照しつつ説明する
第6図は第9図と同様に制御バルブDのスプール52お
よび後輪操舵ロッドBが共に中立位置にある状態を示す
断面概略図であり、この状態から出力軸4が右方向に変
位すると、変位伝達部材Eの係合部82は出力軸4と共
に右方向に変位する。
この係合部82の変位時、後輪操舵ロッドBにはタイヤ
反力やセンタリングバネ60による反力が作用している
ので、変位伝達部材Eの係合部83は軸方向に不動であ
る。また、変位伝達部材Eの支持部85もハウジングに
固定支持されて不動であるので、この変位伝達部材Eは
係合部83と支持部85とを結ぶ直線を中心として第7
図に示すように傾く。つまり変位伝達部材Eはスプール
52を所定方向である右方向に変位させる方向に作動せ
しめられ、その係合部84によってスプール52を右方
向に変位させる。
第6図に示す中立状態においては、バルブハウジング5
0とスプール52とのタンク戻り油路間隙はパワーシリ
ンダCの左右の油室58.56側両方共mQであったが
、スプール52が中立位置から右方向に変位すると右油
室56側の上記タンク戻り油路間隙は狭くなると共に左
油室58側のそれは広くなり、従って右油室56の油圧
は増大し、左油室58の油圧は減少し、油圧パワーシリ
ンダCには後輪操舵ロッドBを左方向に押す油圧力が生
じる。この後輪操舵ロッドBを左方向に押す油圧力は上
記スプール52の右方向変位の増大に応じて増大する。
そして、上記スプール52が第6図に示す中立位置から
第7図に示すバランス位置までmlだけ右方向に変位す
と、右油室56側のタンク戻り油路間隙はml””mQ
 −ml まで狭くなり、それによって生じる油圧パワ
ーシリンダCの上記油圧力が後輪操舵ロッドBに作用す
る外力(センタリングバネ力やタイヤ反力等)とバラン
スして釣り合う。
この第7図に示す状態からスプール52がさらに右方向
に変位せしめられると、上記右油室56側のタンク戻り
油路間隙は上記m2よりもさらに狭くなると共に上記左
油室58側のそれは上記m3よりもさらに広くなり、そ
れによって上記油圧パワーシリンダCに生じる油圧力は
上記後輪操舵ロッドBに作用する外力よりも大となり、
後輪保舵ロッドBは該油圧力によって左方向に変位せし
められる。
そして、この後輪操舵ロッドBが左方に変位すると、変
位伝達部材Eの係合部83は後輪操舵ロッドBと共に左
方に変位せしめられる。その際、出力軸4にはハンドル
操舵力や前輪のタイヤ反力等が作用しているので、変位
伝達部材Eの係合部82は不動であり、また支持部85
も不動であるので、この変位伝達部材Eは係合部82と
支持部85とを結ぶ直線を中心にして第8図に示すよう
に傾く。つまり変位伝達部材Eはスプール52を上記と
反対の方向である左方向に変位させる方向に作動せしめ
られ、その係合部84によってスプール52を左方に変
位させ、スプール52がこの第8図に示すようにバラン
ス位置に戻ったら後輪操舵qラドBの変位が停止する。
この状態からさらに出力軸4が右方へ変位してスプール
52が右方へ変位すると上記と同様にして後輪操舵口1
ドBが左方へ変位し、スプール52がバランス位置に戻
った所で停止し、この作動をくり返すことにより出力軸
4の変位量に対応した量だけ後輪操舵ロッドBが変位し
、その変位量に応じて後輪が操舵される。
上記出力軸4が左方に変位した場合には変位伝達部材E
1スプール52および後輪操舵ロッドBの動きが上記の
場合と逆になるだけであり、作動原理は同様であるので
説明は省略する。
以上のような作動説明から理解されるように、スプール
52は最大限中立位置から左右にバランス位置までしか
変位せず、その変位量は極めて小さい(±1關程度)の
で、その分制御バルブDひいては後輪操舵装置の小型・
軽量化を達成することができることになる。
次に、上記変位伝達部材Eの組付構造を第2図ないし第
4図を参照しつつ説明する。
即ち、変位伝達部材Eは、第2図に示すように、縦部材
80の中央ボス部80aに設けた貫通孔8Ob内を横部
材81が貫通して十字状に形成されてなる。縦部材8〇
一端の係合部82は転舵比可変機構Aの出力軸4に、縦
部材80他端の係合部83は後輪操舵ロッドBに、横部
材81一端の係合部84は制御バルブDのスプール52
にそれぞれ軸線方向(車幅方向)には移動不能に、その
他の方向には移動可能にかつ回転可能に係合している。
また、横部材81他端の支持部85は、第3図および第
4図にも示すように、円筒形状の支持部材90を介して
ハウジング14に支持されている。
上記支持部85の支持構造においては、支持部85を球
状に形成し、かつ該支持部85を内面が球面状のブツシ
ュ91を介して支持部材90で支持するボールジヨイン
ト構造が用いられていて、支持部85は横部材81の外
周面が支持部材90の内周面と接触しない範囲内で回転
可能に設けられている。また、上記支持部材90は、そ
の一端に車幅方向に延びる左右一対のフランジ部90a
90aを有し、該各フランジ部90aにはフランジ部9
0aの延出方向たる車幅方向つまりスプル52の摺動方
向に長い長孔92が形成され、該長孔92内に挿通され
たボルト93によって支持部材90がハウジング14に
固定されている。尚、第2図中、95は後輪操舵ロッド
Bの車幅方向変位時に該操舵ロッドBをガイドするガイ
ド部材である。
このような変位伝達部材Eの組付構造の場合、後輪操舵
装置の車体への組付は時に制御バルブDのスプール52
のセンタリングをする際、変位伝達部材Eの支持部85
においては、支持部材90、をハウジング14に対して
長孔92に挿通したボルト93を緩く締付けて仮止め状
態にしておく。
この状態でスプール52のセンタリングをすると、該ス
プール52と係合部84にて係合する変位伝達部材Eは
、ボルト93が長孔92の長手方向両端に当接しない範
囲でスプール52のセンタリングに伴って上記支持部材
90と共に移動する。そして、スプール52のセンタリ
ングが終った後に上記ボルト14を強く締付けて支持部
材90をハウジング14に固定する。
したがって、本実施例では、スプール52や変位伝達部
材E等の部品に製品バラツキがある場合でも、スプール
52のセンタリングを行った後支持部材90の長孔92
でもって製品バラツキを吸収しかつスプール52との位
置関係を所定通りにしながら変位伝達部材Eの組付けを
行うことができるので、スプール52のセンタリングを
精度よく確実に行うことができる。
(発明の効果) 以上の如(、本発明における車両の後輪操舵装置によれ
ば、制御バルブのスプールと係合する変位伝達部材の支
持部がスプールの摺動方向に変位可能に固定支持されて
いるので、スプールや変位伝達部材等の部品の製作バラ
ツキに拘らずスプールのセンタリングを精度よく確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の実施例を示すもので、第
1図は後輪操舵装置の要部を示す断面図、第2図は第1
図の■−■線における拡大断面図、第3図は第2図の■
−■線における断面図、第4図は第3図のX方向から見
た矢視図、第5図は操舵比の制御パターンの一例を示す
図、第6図ないし第8図は変位伝達部材、出力軸、油圧
切換バルブおよび後輪操舵ロッドの作動説明図である。 第9図は従来の後輪操舵装置の全体構成を示す斜視図で
ある。 A・・・転舵比可変機構、 B・・・後輪操舵ロッド、 C・・・パワーシリンダ、 D・・・制御バルブ、 E・・・変位伝達部材、 4・・・出力軸、 14・・・ハウジング、 52・・・スプール、 82〜84・・・係合部、 85・・・支持部、 90・・・支持部材、 92・・・長孔。 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)転舵比可変機構と、 左右の後輪間に橋渡して設けられた後輪操舵ロッドと、 該後輪操舵ロッドを軸方向に移動させるパワーシリンダ
    と、 該パワーシリンダに対する流体の給排を制御する制御バ
    ルブと、 上記転舵比可変機構の出力軸、後輪操舵ロッドおよび制
    御バルブのスプールに各々係合する3つの係合部とハウ
    ジングに支持される1つの支持部とを有し、転舵比可変
    機構の出力軸の変位によって制御バルブのスプールを所
    定方向に変位させる方向に作動せしめられるとともに、
    該スプールの変位により生じる後輪操舵ロッドの変位に
    よってスプールを上記と反対の方向に変位させる方向に
    作動せしめられるように設けられた変位伝達部材とを備
    えた車両の後輪操舵装置において、 上記変位伝達部材の支持部は、ハウジングに対し制御バ
    ルブのスプールの摺動方向と同一方向に長いボルト挿通
    用長孔を有する支持部材を介して固定支持されているこ
    とを特徴とする車両の後輪操舵装置。
JP4367889A 1989-02-23 1989-02-23 車両の後輪操舵装置 Pending JPH02225182A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06176598A (ja) * 1992-12-07 1994-06-24 Nec Corp ダイナミック型半導体メモリ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06176598A (ja) * 1992-12-07 1994-06-24 Nec Corp ダイナミック型半導体メモリ回路

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