JPH02225322A - 磁性材料およびその製造方法 - Google Patents
磁性材料およびその製造方法Info
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- JPH02225322A JPH02225322A JP4427489A JP4427489A JPH02225322A JP H02225322 A JPH02225322 A JP H02225322A JP 4427489 A JP4427489 A JP 4427489A JP 4427489 A JP4427489 A JP 4427489A JP H02225322 A JPH02225322 A JP H02225322A
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- magnetic
- metal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は磁性材料およびその製造方法に関し、とくに飽
和磁化が大きいとともに電気抵抗も大きい値を有してい
て高周波域で使用されるのに適し1例えば、磁気ヘッド
用コア、トランス用コア、モータ用コア、チョーク用コ
ア、ヨーク、リレー鉄片、磁気シールド材などに利用さ
れる磁性材料およびその製造方法に関するものである。 (従来の技術) 軟質磁性材料は、磁気ヘッド用コア、トランス用コア、
モータ用コア、磁気シールド材等に広く利用され1周波
数100KHz以下の低周波域では金属・合金系磁性材
料が使用され、それ以上の高周波域ではソフトフェライ
ト酸化物磁性材料が使用されるのが普通である。 (発明が解決しようとする課題) これらのうち、前者の金属・合金系磁性材料としては、
パーマロイ(Ni−Fe系)、センダスト(F e−3
1−AfL系)、けい素鋼板、純鉄。 アモルファス材などがあり、飽和磁化は6KG以]こと
大きいものであるという利点を有しているものの、電気
抵抗が小さいために高周波域で使用されると渦電流損失
が大きくなり、使用に耐えなくなる。 そこで、これを解消するために、厚みが数10μm以下
の薄板にしたり、微細納品組織にしたり、析出物を出し
たりして、高抵抗化をはかるようにすることもあるが、
これには限度があり、周波数IMHz以上で透磁率が著
しく低下するという課題があり、また異形ないしは複雑
形状のバルクへの加工が困難であるという課題があった
。 他方、後者のソフトフェライト系醜化物としては、Mn
Znフェライト、NiZnフェライト。 CuZnフェライトなどがあり、電気抵抗が大きいので
周波数IMHz以上で使用される機器に主として使用さ
れるが、飽和磁化が5KG以下と小さいために、例えば
磁気ヘッドにおいては媒体を十分に記録することができ
なかったり、トランス用コアにおいて大きな出力電圧を
必要とする場合には断面積を大きくせねばならなかった
りするという課題があった。 さらに、金属−合金系磁性材料において、’@、気抵抗
抵抗きなものとするために、粉末状の粒子にしてこれを
接着剤、自己焼結、圧粉体などにより固化成形して使用
することも可能であるが、透磁率そのものが100以下
とソフトフェライト酸化物に比較しても数分の1から数
十分の1と小さく、金属番台金゛系バルク磁性材料に比
べると3積置」二も低くなり、さらには粒間に非磁性体
が形成されるために磁化の低下が著しいという課題があ
った。 (発明の目的) 本発明は上記したような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、任意のバルク形状を有する固体とすることが
可能であって、8KG以上の大きな高飽和磁束密度を有
し、100以上の透磁率が周波数IMHz以上の高周波
域まで保持される優れた特性を有する軟質磁性材料を提
供することを目的としている。
和磁化が大きいとともに電気抵抗も大きい値を有してい
て高周波域で使用されるのに適し1例えば、磁気ヘッド
用コア、トランス用コア、モータ用コア、チョーク用コ
ア、ヨーク、リレー鉄片、磁気シールド材などに利用さ
れる磁性材料およびその製造方法に関するものである。 (従来の技術) 軟質磁性材料は、磁気ヘッド用コア、トランス用コア、
モータ用コア、磁気シールド材等に広く利用され1周波
数100KHz以下の低周波域では金属・合金系磁性材
料が使用され、それ以上の高周波域ではソフトフェライ
ト酸化物磁性材料が使用されるのが普通である。 (発明が解決しようとする課題) これらのうち、前者の金属・合金系磁性材料としては、
パーマロイ(Ni−Fe系)、センダスト(F e−3
1−AfL系)、けい素鋼板、純鉄。 アモルファス材などがあり、飽和磁化は6KG以]こと
大きいものであるという利点を有しているものの、電気
抵抗が小さいために高周波域で使用されると渦電流損失
が大きくなり、使用に耐えなくなる。 そこで、これを解消するために、厚みが数10μm以下
の薄板にしたり、微細納品組織にしたり、析出物を出し
たりして、高抵抗化をはかるようにすることもあるが、
これには限度があり、周波数IMHz以上で透磁率が著
しく低下するという課題があり、また異形ないしは複雑
形状のバルクへの加工が困難であるという課題があった
。 他方、後者のソフトフェライト系醜化物としては、Mn
Znフェライト、NiZnフェライト。 CuZnフェライトなどがあり、電気抵抗が大きいので
周波数IMHz以上で使用される機器に主として使用さ
れるが、飽和磁化が5KG以下と小さいために、例えば
磁気ヘッドにおいては媒体を十分に記録することができ
なかったり、トランス用コアにおいて大きな出力電圧を
必要とする場合には断面積を大きくせねばならなかった
りするという課題があった。 さらに、金属−合金系磁性材料において、’@、気抵抗
抵抗きなものとするために、粉末状の粒子にしてこれを
接着剤、自己焼結、圧粉体などにより固化成形して使用
することも可能であるが、透磁率そのものが100以下
とソフトフェライト酸化物に比較しても数分の1から数
十分の1と小さく、金属番台金゛系バルク磁性材料に比
べると3積置」二も低くなり、さらには粒間に非磁性体
が形成されるために磁化の低下が著しいという課題があ
った。 (発明の目的) 本発明は上記したような従来の課題にかんがみてなされ
たもので、任意のバルク形状を有する固体とすることが
可能であって、8KG以上の大きな高飽和磁束密度を有
し、100以上の透磁率が周波数IMHz以上の高周波
域まで保持される優れた特性を有する軟質磁性材料を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明に係る磁性材料は、芯部と前記芯部を被覆する表
層とを有し前記芯部が高飽和磁化を有する金属1合金系
磁性材料からなると共に前記表層が高電気抵抗を有する
ソフ)・フェライト酸化物からなる磁性粒子を任意のバ
ルク形状にしてなる構成とし、実施態様においては、前
記磁性粒子の芯部の短径が2〜lOルmであり、磁性粒
子の表層の厚みが0.01〜2μmである構成としたこ
とを特徴としている。 また、本発明に係る磁性材料の製造方法は、金属・合金
系磁性材料粉末とソフトフェライト酸化物粉末とを混合
したのち粉砕し、加熱−加圧して固化させる構成とし、
他の製造方法においては、金属・合金系磁性材料粉末の
表面にソフトフェライト酸化物を被覆し、均一に混合し
たのち加熱番加圧して固化させる構成とし、上記各製造
方法において加熱・加圧して固化させるに際し、酸素分
圧をコントロールして、ソフトフェライト酸化物に対し
てはスピネル相安定雰囲気となり且つ金属−合金系磁性
材料に対しては酸化雰囲気となるように制御すると共に
、振動および磁場のうち少なくともいずれか一方または
両方を印加しつつ固化させる構成としたことを特徴とし
ており、上記各構成を前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。 本発明に係る磁性材料は、芯部と前記芯部を被覆する表
層とを有する磁性粒子を任意のバルク形状にしてなるも
のであり、前記芯部となる高飽和磁化を有する金属・合
金系磁性材料としては、Niを35〜80ffi量%含
むFe−Ni系(パーマロイ、イソバーム)、Fe−C
o系、Fe−NiC0系(バーミンバー)、純Fe、F
e−3i系、Fe−5t−A2系(センダスト)、Fe
−Cr系、Fe−A文系などの結晶質高飽和磁化材料や
Fe基、Co系などの非晶質材料(アモルファス材料)
が用いられる。 また、前記磁性粒子の表層となる高電気抵抗を有するソ
フトフェライト酸化物としては1MO―Fe2O,(M
はMn、Ni、Cu、Zn。 Mg)で表わされるフェライト、例えば、NjZn7x
ライt−、M n Z n 7 xライト。 CuZnフェライト、 M g Z nフェライトなど
が用いられる。 この場合、前記芯部となる金属・合金系磁性材料の短径
が小さすぎるとバルクしたときの飽和磁化が小さくなり
すぎ、反対に短径が大きすぎると周波数I M Hz以
上で100以上の透磁率を有するものとするのが困難に
なるので、金属・合金系磁性材料の短径は2〜10μm
の範囲とすることがより望ましい。 また、前記表層となるソフトフェライト酸化物の厚みが
小さすぎると渦電流損失が大きくなり、反対に厚みが大
きすぎると飽和磁化が低くなりすぎるので、ソフトフェ
ライト酸化物の厚みは0.01〜2μmの範囲とするこ
とがより望ましい。 この発明に係る磁性材料の製造方法では、金属・合金系
磁性材料粉末とソフトフェライト酸化物粉末とを混合し
たのち粉砕し、加熱・加圧処理して固化させるようにし
たり、他の製造方法においては、金属−合金系磁性材料
粉末の表面にスパッタリング、イオンブレーティング、
イオン化蒸着などのPVD法、各種のCVD法、あるい
は溶液法などによりソフトフェライト酸化物を被覆し、
均一に混合したのち加熱参加圧して固化させるようにし
ているが、これらの製造方法において加熱参加圧して固
化させるに際し、ソフトフェライト酸化物に対してはス
ピネル相安定雰囲気となり且つ金属−合金系磁性材料に
対しては酸化雰囲気となるように制御すると共に、振動
および磁場のうち少なくともいずれか一方または両方を
印加しつつ固化させるようにすることがより望ましい、
この理由は、表層のソフトフェライト酸化物層を破壊す
ることなくソフトに高密度に固化させるため、および芯
部の金属−合金系磁性材料と表層のソフトフェライト酸
化物層とが適度に接合し、その界面が安定して存在して
、粒子同士の接合が適度に進行されるようにするために
望ましいことによるものである。 (発明の作用) 本発明に係る磁性材料は、芯部が金属・合金系磁性材料
からなると共に表層がソフトフェライト酸化物からなる
磁性粒子を任意のバルク形状にしてなるものであるから
、金属−合金系磁性材料がもつ高飽和磁化特性と、ソフ
トフェライト酸化物がもつ高電気抵抗特性の両方が活か
されるものとなり、8KG以上の高飽和磁化をもちかつ
周波数1MHz以上で透磁率100以上を有する優れた
特性の磁性材料となっている。 (実施例) 火亀貫」 磁性粒子の芯部となる金属・合金系磁性材料として、高
純度ガス噴霧法により作製した短径4μm、長径10p
mのNi80Fe20 (パーマロイ)粉末を用いた
。 そして、このパーマロイ粉末をスパッタ蒸着装置内に入
れ、水素ガス5%を含むArガス気流中で600℃X2
hrの還元処理を施して表層の酸化物を還元し、その後
、Arガス+5%02ガス混合ガス雰囲気の減圧(8X
10−’ Torr)下でソフトフェライト酸化物とし
てNiZnフェライトターゲットを用いてパーマロイ粉
末の温度を600℃にしかつパーマロイ粉末に振動を加
えつつスパッタリングを行い、パーマロイ粉末表面の全
面に0.5μm±0.2μmの薄いNiZnフェライト
酸化物層をコーティングした磁性粒子を得た。 この磁性粒子は実際の製品どする場合に任意のバルク形
状に固化成形されることどなるが、この実施例において
は特性を測定するために外径10mm、内径Eimm、
高さ10mmのリング状金型を用いてその中にト記磁性
粒子を入れ、この金型を雰囲気ff制御のできるホット
プレス装置に入れた。そしてこのホットプレス装置にお
いて、その外部より超音波加振器の先端を金型の下面に
付けて振動を印加しつつ昇温した。このとき、真空度は
lXl0−5Torr以下を維持し、昇温速度は400
℃/hr、!:した。そ(7)後、9oo℃に1時間保
持し、次いて振動の印加を止め、600”0までは60
0°O/hrの速度で降温し、また、それ以後は200
℃/ h、 rの速度で降温して加熱・加圧による固化
成形を終了することにより実施例1の磁性材料を得た。 次いで、実施例1の磁性材料と、比較のためにパーマロ
イ粉末と樹脂とを混合して得た比較例の磁性材料とにつ
いて、透磁率の周波数特性を調べたところ、第1図に示
す結果であった。 第1図に示すように、実施例1の磁性材料では全周波数
域にわたって比較例の磁性材料よりも透la率が大きく
なっており、また、飽和磁化(Bs)も大きなものとな
っていて、とくに高周波用の高飽和磁性材料として良好
な特性を有しているものであることが認められた。 火ムAヱ 実施例1と同様にして、芯部となるNiB。 Fe20(パーマロイ)粉末の全面に表層となる薄いN
iZnフェライト酸化物層をコーティングした磁性粒子
を用いた。 次いで、この磁性粒子粉末を95体植えと、直径0.4
pmのNiZnフェライト粉末を5体積%とを少量のし
ょうのうとアルコールを加えて均一に混合し、外径10
mm、内径6 m m 、高さ10mmの金型に入れた
。次に、この金型を雰囲気制御のできるホットプレス装
ごに入れ、外部より金型の下面に超音波加振器の先端を
付けて振動を印加すると同時に、厚み方向に0.1KO
eの磁場を印加しつつ昇温した。このとき、真空度はl
Xl0”−5Torr以下を維持し、昇温速度は300
℃/ h rとした。その後、950”Oに1時間保持
したのち振動の印加を止め、磁場の印加も止めて降温し
、600°Cまでは600’0/hrr降温し、それ以
後は200℃/ h rで降温して加8−加圧による固
化成形を終了することにより実施例2の磁性材料を得た
。 次いで、実施例2の磁性材料と、比較のためにパーマロ
イ粉末と樹脂とを混合して得た比較例の磁性材料とにつ
いて、透磁率の周波数特性を調べたところ、第2図に示
す結果であった。 第2図に示すように、実施例2の磁性材料では、実施例
1の磁性材料のすき間部分をざらにNlZnフェライト
で埋めるようにしているため、全周波数域にわたってそ
してとくに高周波域において透磁率がさらに大きくなっ
ており、また、飽和磁化(Bs)もより大きなものとな
っていてとくに高周波用の高飽和磁性材料として良好な
特性を有しているものであることが認められた。
層とを有し前記芯部が高飽和磁化を有する金属1合金系
磁性材料からなると共に前記表層が高電気抵抗を有する
ソフ)・フェライト酸化物からなる磁性粒子を任意のバ
ルク形状にしてなる構成とし、実施態様においては、前
記磁性粒子の芯部の短径が2〜lOルmであり、磁性粒
子の表層の厚みが0.01〜2μmである構成としたこ
とを特徴としている。 また、本発明に係る磁性材料の製造方法は、金属・合金
系磁性材料粉末とソフトフェライト酸化物粉末とを混合
したのち粉砕し、加熱−加圧して固化させる構成とし、
他の製造方法においては、金属・合金系磁性材料粉末の
表面にソフトフェライト酸化物を被覆し、均一に混合し
たのち加熱番加圧して固化させる構成とし、上記各製造
方法において加熱・加圧して固化させるに際し、酸素分
圧をコントロールして、ソフトフェライト酸化物に対し
てはスピネル相安定雰囲気となり且つ金属−合金系磁性
材料に対しては酸化雰囲気となるように制御すると共に
、振動および磁場のうち少なくともいずれか一方または
両方を印加しつつ固化させる構成としたことを特徴とし
ており、上記各構成を前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。 本発明に係る磁性材料は、芯部と前記芯部を被覆する表
層とを有する磁性粒子を任意のバルク形状にしてなるも
のであり、前記芯部となる高飽和磁化を有する金属・合
金系磁性材料としては、Niを35〜80ffi量%含
むFe−Ni系(パーマロイ、イソバーム)、Fe−C
o系、Fe−NiC0系(バーミンバー)、純Fe、F
e−3i系、Fe−5t−A2系(センダスト)、Fe
−Cr系、Fe−A文系などの結晶質高飽和磁化材料や
Fe基、Co系などの非晶質材料(アモルファス材料)
が用いられる。 また、前記磁性粒子の表層となる高電気抵抗を有するソ
フトフェライト酸化物としては1MO―Fe2O,(M
はMn、Ni、Cu、Zn。 Mg)で表わされるフェライト、例えば、NjZn7x
ライt−、M n Z n 7 xライト。 CuZnフェライト、 M g Z nフェライトなど
が用いられる。 この場合、前記芯部となる金属・合金系磁性材料の短径
が小さすぎるとバルクしたときの飽和磁化が小さくなり
すぎ、反対に短径が大きすぎると周波数I M Hz以
上で100以上の透磁率を有するものとするのが困難に
なるので、金属・合金系磁性材料の短径は2〜10μm
の範囲とすることがより望ましい。 また、前記表層となるソフトフェライト酸化物の厚みが
小さすぎると渦電流損失が大きくなり、反対に厚みが大
きすぎると飽和磁化が低くなりすぎるので、ソフトフェ
ライト酸化物の厚みは0.01〜2μmの範囲とするこ
とがより望ましい。 この発明に係る磁性材料の製造方法では、金属・合金系
磁性材料粉末とソフトフェライト酸化物粉末とを混合し
たのち粉砕し、加熱・加圧処理して固化させるようにし
たり、他の製造方法においては、金属−合金系磁性材料
粉末の表面にスパッタリング、イオンブレーティング、
イオン化蒸着などのPVD法、各種のCVD法、あるい
は溶液法などによりソフトフェライト酸化物を被覆し、
均一に混合したのち加熱参加圧して固化させるようにし
ているが、これらの製造方法において加熱参加圧して固
化させるに際し、ソフトフェライト酸化物に対してはス
ピネル相安定雰囲気となり且つ金属−合金系磁性材料に
対しては酸化雰囲気となるように制御すると共に、振動
および磁場のうち少なくともいずれか一方または両方を
印加しつつ固化させるようにすることがより望ましい、
この理由は、表層のソフトフェライト酸化物層を破壊す
ることなくソフトに高密度に固化させるため、および芯
部の金属−合金系磁性材料と表層のソフトフェライト酸
化物層とが適度に接合し、その界面が安定して存在して
、粒子同士の接合が適度に進行されるようにするために
望ましいことによるものである。 (発明の作用) 本発明に係る磁性材料は、芯部が金属・合金系磁性材料
からなると共に表層がソフトフェライト酸化物からなる
磁性粒子を任意のバルク形状にしてなるものであるから
、金属−合金系磁性材料がもつ高飽和磁化特性と、ソフ
トフェライト酸化物がもつ高電気抵抗特性の両方が活か
されるものとなり、8KG以上の高飽和磁化をもちかつ
周波数1MHz以上で透磁率100以上を有する優れた
特性の磁性材料となっている。 (実施例) 火亀貫」 磁性粒子の芯部となる金属・合金系磁性材料として、高
純度ガス噴霧法により作製した短径4μm、長径10p
mのNi80Fe20 (パーマロイ)粉末を用いた
。 そして、このパーマロイ粉末をスパッタ蒸着装置内に入
れ、水素ガス5%を含むArガス気流中で600℃X2
hrの還元処理を施して表層の酸化物を還元し、その後
、Arガス+5%02ガス混合ガス雰囲気の減圧(8X
10−’ Torr)下でソフトフェライト酸化物とし
てNiZnフェライトターゲットを用いてパーマロイ粉
末の温度を600℃にしかつパーマロイ粉末に振動を加
えつつスパッタリングを行い、パーマロイ粉末表面の全
面に0.5μm±0.2μmの薄いNiZnフェライト
酸化物層をコーティングした磁性粒子を得た。 この磁性粒子は実際の製品どする場合に任意のバルク形
状に固化成形されることどなるが、この実施例において
は特性を測定するために外径10mm、内径Eimm、
高さ10mmのリング状金型を用いてその中にト記磁性
粒子を入れ、この金型を雰囲気ff制御のできるホット
プレス装置に入れた。そしてこのホットプレス装置にお
いて、その外部より超音波加振器の先端を金型の下面に
付けて振動を印加しつつ昇温した。このとき、真空度は
lXl0−5Torr以下を維持し、昇温速度は400
℃/hr、!:した。そ(7)後、9oo℃に1時間保
持し、次いて振動の印加を止め、600”0までは60
0°O/hrの速度で降温し、また、それ以後は200
℃/ h、 rの速度で降温して加熱・加圧による固化
成形を終了することにより実施例1の磁性材料を得た。 次いで、実施例1の磁性材料と、比較のためにパーマロ
イ粉末と樹脂とを混合して得た比較例の磁性材料とにつ
いて、透磁率の周波数特性を調べたところ、第1図に示
す結果であった。 第1図に示すように、実施例1の磁性材料では全周波数
域にわたって比較例の磁性材料よりも透la率が大きく
なっており、また、飽和磁化(Bs)も大きなものとな
っていて、とくに高周波用の高飽和磁性材料として良好
な特性を有しているものであることが認められた。 火ムAヱ 実施例1と同様にして、芯部となるNiB。 Fe20(パーマロイ)粉末の全面に表層となる薄いN
iZnフェライト酸化物層をコーティングした磁性粒子
を用いた。 次いで、この磁性粒子粉末を95体植えと、直径0.4
pmのNiZnフェライト粉末を5体積%とを少量のし
ょうのうとアルコールを加えて均一に混合し、外径10
mm、内径6 m m 、高さ10mmの金型に入れた
。次に、この金型を雰囲気制御のできるホットプレス装
ごに入れ、外部より金型の下面に超音波加振器の先端を
付けて振動を印加すると同時に、厚み方向に0.1KO
eの磁場を印加しつつ昇温した。このとき、真空度はl
Xl0”−5Torr以下を維持し、昇温速度は300
℃/ h rとした。その後、950”Oに1時間保持
したのち振動の印加を止め、磁場の印加も止めて降温し
、600°Cまでは600’0/hrr降温し、それ以
後は200℃/ h rで降温して加8−加圧による固
化成形を終了することにより実施例2の磁性材料を得た
。 次いで、実施例2の磁性材料と、比較のためにパーマロ
イ粉末と樹脂とを混合して得た比較例の磁性材料とにつ
いて、透磁率の周波数特性を調べたところ、第2図に示
す結果であった。 第2図に示すように、実施例2の磁性材料では、実施例
1の磁性材料のすき間部分をざらにNlZnフェライト
で埋めるようにしているため、全周波数域にわたってそ
してとくに高周波域において透磁率がさらに大きくなっ
ており、また、飽和磁化(Bs)もより大きなものとな
っていてとくに高周波用の高飽和磁性材料として良好な
特性を有しているものであることが認められた。
本発明に係る磁性材料は、芯部と前記芯部を被覆する表
層とを有し前記芯部が高飽和磁化を有する金属台合金系
磁性材料からなると共に前記表層が高電気抵抗を有する
ソフトフェライト酸化物からなる磁性粒子を任意のバル
ク形状にしてなるものであるから、従来のソフトフェラ
イト酸化物では得られない8KG以上の高飽和磁化と、
従来の金属・合金系磁性材料では得られない周波数IM
Hz以上の高周波域での100以上の高透磁率とが同時
に両立して得られ、しかも任意のバルク形状を有するも
のが得られるので、複雑形状を有するコア、ヨーク、磁
気ヘッドなどの幅広い用途に適応することが可能であり
、特に高周波数で高飽和磁化を有することが必要なトラ
ンス用コアとして適したものであり1本発明に係る磁性
材料の製造方法によって上記した特性の優れた磁性材料
を提供することが可能であるという著しく優れた効果が
もたらされる。
層とを有し前記芯部が高飽和磁化を有する金属台合金系
磁性材料からなると共に前記表層が高電気抵抗を有する
ソフトフェライト酸化物からなる磁性粒子を任意のバル
ク形状にしてなるものであるから、従来のソフトフェラ
イト酸化物では得られない8KG以上の高飽和磁化と、
従来の金属・合金系磁性材料では得られない周波数IM
Hz以上の高周波域での100以上の高透磁率とが同時
に両立して得られ、しかも任意のバルク形状を有するも
のが得られるので、複雑形状を有するコア、ヨーク、磁
気ヘッドなどの幅広い用途に適応することが可能であり
、特に高周波数で高飽和磁化を有することが必要なトラ
ンス用コアとして適したものであり1本発明に係る磁性
材料の製造方法によって上記した特性の優れた磁性材料
を提供することが可能であるという著しく優れた効果が
もたらされる。
第1図および第2図は、
それぞれ実施例1およ
び天施例2ならびに比較例の磁性材料における透磁率の
周波数特性を調べた結果を例示するグラフである。
周波数特性を調べた結果を例示するグラフである。
Claims (5)
- (1)芯部と前記芯部を被覆する表層とを有し前記芯部
が高飽和磁化を有する金属・合金系磁性材料からなると
共に前記表層が高電気抵抗を有するソフトフェライト酸
化物からなる磁性粒子を任意のバルク形状にしてなるこ
とを特徴とする磁性材料。 - (2)磁性粒子の芯部の短径が2〜10μmであり、磁
性粒子の表層の厚みが0.01〜2μmであることを特
徴とする請求項第(1)項に記載の磁性材料。 - (3)金属・合金系磁性材料粉末とソフトフェライト酸
化物粉末とを混合したのち粉砕し、加熱・加圧して固化
させることを特徴とする磁性材料の製造方法。 - (4)金属・合金系磁性材料粉末の表面にソフトフェラ
イト酸化物を被覆し、均一に混合したのち加熱・加圧し
て固化させることを特徴とする磁性材料の製造方法。 - (5)加熱・加圧して固化させるに際し、酸素分圧をコ
ントロールして、ソフトフェライト酸化物に対してはス
ピネル相安定雰囲気となり且つ金属・合金系磁性材料に
対しては酸化雰囲気となるように制御すると共に、振動
および磁場のうち少なくともいずれかを印加しつつ固化
させることを特徴とする請求項第(3)項または第(4
)項に記載の磁性材料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4427489A JPH02225322A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 磁性材料およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4427489A JPH02225322A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 磁性材料およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02225322A true JPH02225322A (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=12686931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4427489A Pending JPH02225322A (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 磁性材料およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02225322A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006186072A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 複合磁気部品の製造方法 |
| JP2008181923A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 磁気部品およびその製造方法 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP4427489A patent/JPH02225322A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006186072A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 複合磁気部品の製造方法 |
| JP2008181923A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 磁気部品およびその製造方法 |
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