JPH0222596Y2 - - Google Patents
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- JPH0222596Y2 JPH0222596Y2 JP16438684U JP16438684U JPH0222596Y2 JP H0222596 Y2 JPH0222596 Y2 JP H0222596Y2 JP 16438684 U JP16438684 U JP 16438684U JP 16438684 U JP16438684 U JP 16438684U JP H0222596 Y2 JPH0222596 Y2 JP H0222596Y2
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- hot air
- thermistor
- power
- turned
- temperature coefficient
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- Expired
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Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この考案は、正特性サーミスタを熱源として用
いた温風発生装置に関するものである。 〔従来の技術〕 第3図は、この種の温風発生装置に使用される
ハーモニカ形状をした正特性サーミスタの要部斜
視図であり、第4図はサーミスタペレツトの拡大
図である。 これらの図において、1は正特性サーミスタの
組体完成品本体、2はチタン酸バリウムで成形さ
れた複数個の角形ペレツト、3a,3bはペレツ
トの対向する端面に塗付・焼成された銀電極、4
a,4bは枠形をした電極板であり、電極3a,
3b上に電気導電性の接着材5で固着されてい
る。6はこれらの上に塗付された塗装膜である。 なお、第4図の矢印Aは温風の風向きを示して
おり、電極3a,3bに対して垂直方向となつて
いる。 第5図は、このような構成の正特性サーミスタ
を用いて構成された従来の温風発生装置の断面図
であり、第6図はその電気回路図である。これら
の図において、7は風道、1a,1b,1cはこ
の風道内7に直列的に一定間隔をもつて積層配置
された正特性サーミスタであり、各サーミスタ1
a,1b,1cは電源投入用のスイツチ8a,8
b,8cを順次オンすることによつて電源が投入
される。この例では温風出力が「強」の時はスイ
ツチ1a〜1cが全部オンされ、「中」の時は8
a,8b、「弱」の時は8aがオンされる。 すなわち、温風出力を最低にする場合には、風
道内での熱損失を防ぐ目的から最下流側の正特性
サーミスタ1aに電源が投入され、温風出力の増
大の必要性に応じてその上流側の正特性サーミス
タ1b,1cに電源が順次投入される。従つて、
最下流側の正特性サーミスタ1aには常時電源が
投入されていることになる。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、上記のように最下流側の正特性サー
ミスタ1aを優先して電源を投入するようにした
場合、次のような問題点があることが判明した。
すなわち、サーミスタの寿命は初期および偶発故
障を除くと第7図の特性に示すように使用時間が
経過するに伴つて出力が順次低下し、ある時点か
らは加速的に出力が減少し、目的の出力を満足で
きなくなる現象が現れることが確認された。第8
図は、サーミスタの常温抵抗値の比で表した特性
であるが、このような特性となる原因を調べた結
果、その原因は風下側の電極3bの銀が徐々に風
上側に移動する経年的な現象によるものと判明し
た。そして、この現象は風下側の電極3bの温度
が高いものほど発生し易く、また塗装膜6のピン
ホール部やはがれた所、さらに薄い部分の風下側
電極部3bから風上側に移動する一種のマイグレ
ーシヨンと判明した。このマイグレーシヨンと
は、一般に銀を電極材として使用すると直流電圧
印加時に銀がイオンとなつて遊離し、又化合物と
して別の場所に銀が移動する現象をいう。上記マ
イグレーシヨンは、交流電界においても周囲条件
によつて発生することがあり、湿度及び温度が高
い方が発生しやすいことが判つているので、正特
性サーミスタ1a〜1cのように高温で使用した
場合に発生する。また、上記正特性サーミスタ1
a〜1cは交流で使用されているので、マイグレ
ーシヨンによる銀の移動は電気特性と関係なく、
高温側から低温側への移動となる。すなわち、送
風によりペレツト2の風下側が風上側より温度が
高く、ペレツト2における銀電極3bの銀が風上
側に移動する。上記のように銀が移動すると、第
9図aに示すペレツト2の状態から第9図bに示
すペレツト2のように、銀電極3bの不導通部分
が増加して抵抗値が増大し、当該ペレツト2の電
力が低下する。また、従来の温風発生装置のよう
に正特性サーミスタ1a〜1cを3段で使用した
場合に最風下側の正特性サーミスタ1aが最も高
温となるので、上記マイグレーシヨンが著しく発
生する。従つて、この温風発生装置の寿命が正特
性サーミスタ1aの寿命に依存するものとなり、
結果的に寿命が短くなつてしまうという問題点が
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、風上側の正特性サーミスタを優先
して使用するように電源投入用のスイツチ回路を
構成したものである。 〔作用〕 風下側の正特性サーミスタの通電時間が短くな
り、その寿命が延び、実質的に装置全体の寿命も
延びる。 〔考案の実施例〕 第1図は本考案の温風発生装置の一実施例を示
す断面図であり、第2図はその電気回路図であ
る。第1図において、9a,9b,9cは電源と
しての正特性サーミスタであり、風道7内に電極
面3a,3bが風向き(矢印A)に対して垂直方
向となるように一定間隔をもつて直列的に積層配
置されている。 この温風発生装置に電源を投入するスイツチ1
0a〜10cは、第2図に示すようにスイツチ1
0aをサーミスタ9aに単独に接続し、スイツチ
10bにスイツチ10aとサーミスタ9bを並列
に接続し、さらにスイツチ10cにはスイツチ1
0bとサーミスタ9cを並列に接続し、次の第1
表に示すように、温風出力の増減に応じて各スイ
ツチ10a〜10cをオン・オフするようにして
いる。
いた温風発生装置に関するものである。 〔従来の技術〕 第3図は、この種の温風発生装置に使用される
ハーモニカ形状をした正特性サーミスタの要部斜
視図であり、第4図はサーミスタペレツトの拡大
図である。 これらの図において、1は正特性サーミスタの
組体完成品本体、2はチタン酸バリウムで成形さ
れた複数個の角形ペレツト、3a,3bはペレツ
トの対向する端面に塗付・焼成された銀電極、4
a,4bは枠形をした電極板であり、電極3a,
3b上に電気導電性の接着材5で固着されてい
る。6はこれらの上に塗付された塗装膜である。 なお、第4図の矢印Aは温風の風向きを示して
おり、電極3a,3bに対して垂直方向となつて
いる。 第5図は、このような構成の正特性サーミスタ
を用いて構成された従来の温風発生装置の断面図
であり、第6図はその電気回路図である。これら
の図において、7は風道、1a,1b,1cはこ
の風道内7に直列的に一定間隔をもつて積層配置
された正特性サーミスタであり、各サーミスタ1
a,1b,1cは電源投入用のスイツチ8a,8
b,8cを順次オンすることによつて電源が投入
される。この例では温風出力が「強」の時はスイ
ツチ1a〜1cが全部オンされ、「中」の時は8
a,8b、「弱」の時は8aがオンされる。 すなわち、温風出力を最低にする場合には、風
道内での熱損失を防ぐ目的から最下流側の正特性
サーミスタ1aに電源が投入され、温風出力の増
大の必要性に応じてその上流側の正特性サーミス
タ1b,1cに電源が順次投入される。従つて、
最下流側の正特性サーミスタ1aには常時電源が
投入されていることになる。 〔考案が解決しようとする問題点〕 ところが、上記のように最下流側の正特性サー
ミスタ1aを優先して電源を投入するようにした
場合、次のような問題点があることが判明した。
すなわち、サーミスタの寿命は初期および偶発故
障を除くと第7図の特性に示すように使用時間が
経過するに伴つて出力が順次低下し、ある時点か
らは加速的に出力が減少し、目的の出力を満足で
きなくなる現象が現れることが確認された。第8
図は、サーミスタの常温抵抗値の比で表した特性
であるが、このような特性となる原因を調べた結
果、その原因は風下側の電極3bの銀が徐々に風
上側に移動する経年的な現象によるものと判明し
た。そして、この現象は風下側の電極3bの温度
が高いものほど発生し易く、また塗装膜6のピン
ホール部やはがれた所、さらに薄い部分の風下側
電極部3bから風上側に移動する一種のマイグレ
ーシヨンと判明した。このマイグレーシヨンと
は、一般に銀を電極材として使用すると直流電圧
印加時に銀がイオンとなつて遊離し、又化合物と
して別の場所に銀が移動する現象をいう。上記マ
イグレーシヨンは、交流電界においても周囲条件
によつて発生することがあり、湿度及び温度が高
い方が発生しやすいことが判つているので、正特
性サーミスタ1a〜1cのように高温で使用した
場合に発生する。また、上記正特性サーミスタ1
a〜1cは交流で使用されているので、マイグレ
ーシヨンによる銀の移動は電気特性と関係なく、
高温側から低温側への移動となる。すなわち、送
風によりペレツト2の風下側が風上側より温度が
高く、ペレツト2における銀電極3bの銀が風上
側に移動する。上記のように銀が移動すると、第
9図aに示すペレツト2の状態から第9図bに示
すペレツト2のように、銀電極3bの不導通部分
が増加して抵抗値が増大し、当該ペレツト2の電
力が低下する。また、従来の温風発生装置のよう
に正特性サーミスタ1a〜1cを3段で使用した
場合に最風下側の正特性サーミスタ1aが最も高
温となるので、上記マイグレーシヨンが著しく発
生する。従つて、この温風発生装置の寿命が正特
性サーミスタ1aの寿命に依存するものとなり、
結果的に寿命が短くなつてしまうという問題点が
ある。 〔問題点を解決するための手段〕 この考案は、風上側の正特性サーミスタを優先
して使用するように電源投入用のスイツチ回路を
構成したものである。 〔作用〕 風下側の正特性サーミスタの通電時間が短くな
り、その寿命が延び、実質的に装置全体の寿命も
延びる。 〔考案の実施例〕 第1図は本考案の温風発生装置の一実施例を示
す断面図であり、第2図はその電気回路図であ
る。第1図において、9a,9b,9cは電源と
しての正特性サーミスタであり、風道7内に電極
面3a,3bが風向き(矢印A)に対して垂直方
向となるように一定間隔をもつて直列的に積層配
置されている。 この温風発生装置に電源を投入するスイツチ1
0a〜10cは、第2図に示すようにスイツチ1
0aをサーミスタ9aに単独に接続し、スイツチ
10bにスイツチ10aとサーミスタ9bを並列
に接続し、さらにスイツチ10cにはスイツチ1
0bとサーミスタ9cを並列に接続し、次の第1
表に示すように、温風出力の増減に応じて各スイ
ツチ10a〜10cをオン・オフするようにして
いる。
以上のようにこの考案によれば、風下側のサー
ミスタの使用時間を極力短くするスイツチ回路の
構成としたため、装置全体の寿命を大幅に延長で
きるという効果が得られ、実験によれば従来装置
の1.3倍〜1.5倍以上に寿命を伸ばすことが確認さ
れた。
ミスタの使用時間を極力短くするスイツチ回路の
構成としたため、装置全体の寿命を大幅に延長で
きるという効果が得られ、実験によれば従来装置
の1.3倍〜1.5倍以上に寿命を伸ばすことが確認さ
れた。
第1図は本考案による温風発生装置の一実施例
を示す断面図、第2図は本考案におけるスイツチ
回路の結線図、第3図はこの考案に使用される正
特性サーミスタの要部斜視図、第4図は正特性サ
ーミスタの角形ペレツトの拡大図、第5図は従来
の温風発生装置の断面図、第6図は従来のスイツ
チ回路図、第7図は正特性サーミスタの出力と通
電時間の特性グラフ、第8図は正特性サーミスタ
の常温抵抗値と通電時間の特性グラフ、第9図
a,bはペレツトの状態を示す構成図である。 A……風向き、3a,3b……電極、9a,9
b,9c……正特性サーミスタ、10a,10
b,10c……スイツチ。
を示す断面図、第2図は本考案におけるスイツチ
回路の結線図、第3図はこの考案に使用される正
特性サーミスタの要部斜視図、第4図は正特性サ
ーミスタの角形ペレツトの拡大図、第5図は従来
の温風発生装置の断面図、第6図は従来のスイツ
チ回路図、第7図は正特性サーミスタの出力と通
電時間の特性グラフ、第8図は正特性サーミスタ
の常温抵抗値と通電時間の特性グラフ、第9図
a,bはペレツトの状態を示す構成図である。 A……風向き、3a,3b……電極、9a,9
b,9c……正特性サーミスタ、10a,10
b,10c……スイツチ。
Claims (1)
- 風向きに垂直に対向した電極を備えた熱源とし
ての正特性サーミスタを風道内に2段以上に直列
的に積層して配置し、各サーミスタに対して電源
を順次投入して所定の温風出力を発生する温風発
生装置において、温風出力の増加時は風上側のサ
ーミスタから順次優先して電源を投入し、温風の
減少時は風下側のサーミスタから順次優先して電
源を遮断するように電源投入用のスイツチ回路を
構成したことを特徴とする温風発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16438684U JPH0222596Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16438684U JPH0222596Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6179152U JPS6179152U (ja) | 1986-05-27 |
| JPH0222596Y2 true JPH0222596Y2 (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=30722248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16438684U Expired JPH0222596Y2 (ja) | 1984-10-30 | 1984-10-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0222596Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-10-30 JP JP16438684U patent/JPH0222596Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6179152U (ja) | 1986-05-27 |
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