JPH02227232A - 液晶性ポリマーフィルムの製造方法 - Google Patents

液晶性ポリマーフィルムの製造方法

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JPH02227232A
JPH02227232A JP1049698A JP4969889A JPH02227232A JP H02227232 A JPH02227232 A JP H02227232A JP 1049698 A JP1049698 A JP 1049698A JP 4969889 A JP4969889 A JP 4969889A JP H02227232 A JPH02227232 A JP H02227232A
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liquid crystal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、熱溶融時に異方性溶融用を形成しうるサーモ
トロピック液晶性ポリマー(以下液晶性ポリマーと言う
)フィルムの製造方法に関する。
更に詳しくは、従来の液晶性ポリマーフィルムの性能を
更に向上させた浸れた物性を有する液晶性ポリマーフィ
ルムの製造方法に関する。
(ロ)従来技術 近年、各種のポリマーから高強度フィルム、高弾性フィ
ルム、柔軟性フィルム、接着性フィルム、透明性フィル
ム、導電性フィルム、遮光性フィルム、ガスバリアー性
フィルム、耐熱性フィルム、耐薬品性フィルム、それら
を複合したフィルムなどの各種のフィルムが開発され、
種々の用途に使い分けられている。
液晶性ポリマーは、機械的性質、寸法安定性、耐熱性、
化学的安定性、ガスバリアー性に優れ、かつ電気的性質
ら良好であることから、種々の用途の要求性能を満足す
るフィルムの原料ポリマーとして注目され、各方面で各
種の開発検討が行われている。しかし、フィルム成形に
おいては、特公昭60−4228?号に液晶性ポリマー
の特徴である分子鎖の高度な配向性を利用して液晶性ポ
リマーをドラフトをかけながらフィルム状に成形して、
次いで分繊して高弾性のスプリットファイバーを得る方
法が示されているように、液晶性ポリマーをフィルムと
して利用するには、液晶性ポリマーの分子鎖の高度な配
向性が災いしてフィルムの幅方向(以下TD方向と言う
)の強度が極端に弱くなるために、溶融押出し成形が非
常に困難である。
そして、上記液晶性ポリマーフィルムのTD力方向強度
が極端に弱いと言う問題点を改善するための種々の方法
が検討されてきた。たとえば、インフレーション法によ
りブローアツプ比を大きくして二輪配向フィルムを得よ
うとする方法(特開昭56−46728号、特開昭61
−102234号)、インフレーション法によりリング
ダイを回転させてフィルムの引き取り方向と直角方向(
以下MD力方向言う)にせん断芯力を作用させる方法(
特開昭562127号、特開昭63〜173620号)
、Tグイの内部に加熱可能な多数の細隙を有する板状多
孔体を内設する方法(特開昭58−59818号)、T
ダイ法またはインフレーション法で成形した異方性フィ
ルムを積層する方法(特開昭52−109578号、特
開昭5831718号、特開昭61−89816号、特
開昭62−95213号)などがある。しかし、TD力
方向外力によって容易に分繊してフィブリル化しない機
臓的性質のバランスしたフィルムの工業的に有用な製造
法は確立されていない。そして、良好な外観、厚み精度
を持ち機械的性質のバランスした実用に供するフィルム
を、再現性よく工業的に製造する方法は未だ完成されて
いない。
そして、本発明者らの実験によれば、Tダイ法またはイ
ンフレーション法で液晶性ポリマーの単層フィルムを成
形した場合、分子構造が剛直で分子鎖間のからみあいが
少ないという特徴に起因して、■高いせん断芯力が作用
するダイ先端部に液晶性ポリマー溶融流体の表面層から
剥離して固化した物が堆積する、■引き落とし時の延伸
によってフィルム表面の高度に分子配向したスキン層が
フィブリル化して剥離すること、などが原因で成形した
フィルムの表面がざらついて滑らかにすることができな
いという問題がでてきた。また、例えば、50μm以下
の薄いフィルム成形しようとした場合に高音率の延伸が
必要になり、■上記フィルム表面のスキン層が剥離する
問題、■高度な分子配向によるフィルムのスプリットフ
ァイバー化する問題、が原因で50μm以下の薄いフィ
ルムの成形か困難であることが明らかになってきた。
このような問題点を改善する一つの方法として、三層共
押出しダイを用いて、中間層が液晶性ポリマー、外層が
液晶性ポリマーと非接着性の熱可塑性ポリマー(ポリカ
ーボネート、ポリオレフィン)の2種3層構成でフィル
ムを成形した後、外層を剥離して中間層の液晶性ポリマ
ーフィルムを取り出す特開昭63−31729号記載の
方法を提案している。
一般にマルチマニホールドダイと呼ばれる多層押出しダ
イに含まれる上記特開昭63−31729号記載の三層
共押出しダイは、使用原料に合わせて専用の設計をする
と各層の厚み精度を高くしたフィルムを成形することが
できる。したがって、上記特開昭63−31729号記
載の三層共押出しダイで液晶性ポリマーフィルムを成形
すると、液晶性ポリマーフィルム表面が外層の熱可塑性
ポリマーで保護されているので、厚み精度が高く、外観
、表面の平たん性の良好な液晶性ポリマーフィルムが得
られる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、本発明者らの実験によれば、上記マルチマニホ
ールドダイを用いる方法では厚み精度が高く、外観、表
面の平たん性の良好な液晶性ポリマーフィルムが得られ
るものの、液晶性ポリマーフィルムの欠点であるTD力
方向強度は実用に耐える充分なものではない。なぜなら
、上記特開昭63−31729号記載のマニホールドダ
イは、樹脂が合流する位置がダイ内にあり、マニホール
ド内でダイ幅全体に亘って流れが拡幅された後、合流し
スリットを経て吐出されるものであるため、グイ内で液
晶性ポリマーは従来の単層押出しダイのときと同様に流
動時の高いせん断芯力の作用で高度に分子配向してから
、外層の熱可塑性ポリマーと合流するので、フィルムの
異方性が強くなりTD力方向強度が弱くなる欠点は解決
されてない。
また、三層構成のフィルムを成形し、外層を剥離した中
間層の液晶性ポリマーフィルムを取り出し製品とする上
記特開昭63−31729号記載の方法では、製品が1
層に対し2層の非製品を要し非常に生産効率が悪い。さ
らに、上記特開昭83−31729号に具体的な三層共
押出しグイとして開示されたマルチマニホールドグイと
呼ばれる多層押出しグイでは、グイ構造がyIIllに
なりすぎるために四層以上の多層化は困難であり、2層
以上の液晶性ポリマー層を含む多層フィルムを成形する
ことにより同時に2枚以上の液晶性ポリマーフィルムを
製造して生産効率をあげることができない。
本発明の目的は、厚み精度が高く、外観、表面の平たん
性の良好で、機械的性質のバランスした実用に供する液
晶性ポリマーフィルムを再現性よく経済的にかつ工業的
に製造法を確立することにある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、フィードブロック
方式共押出し法を用いることにより前記目的を達成する
ことを見出し本発明にいたった。
ここで、フィードブロック方式共押出法は、複数の樹脂
をグイ本体に送り込む前にフィードブロックを設け、こ
の部分で予め併合流を形成さけ、次いで通常のシングル
マニホールドダイに送り込んで流れを拡幅して押出す方
式の押出法であり、前述のマニホールドダイ方式とは異
なる押出法である。そして、かかるフィードブロック方
式共押出法を用いて液晶ポリマーフィルムを製造するこ
とは本発明者の知る限り従来全く知られていない。
かくして、本発明は、サーモトロピック液晶性ポリマー
と熱可塑性ポリマーとを、フィードブロック方式の共押
出し装置に、上下両面が熱可塑性ポリマー層でかつその
間に複数の液晶性ポリマー層が熱可塑性ポリマー層を介
して積層されろように供給することにより、複数のサー
モトロピック液晶性ポリマーフィルムを同時成型するこ
とを特徴とする液晶性ポリマーフィルムの製造方法を提
供するものである。
本発明に用いる液晶性ポリマーとは、溶融相において液
晶性を呈する熱可塑性ポリマーを意味し、例えば、全芳
香族又は非全芳香族ポリエステル系、芳香族−脂肪族ポ
リエステル系、芳香族ポリアゾメチン系、芳香族ポリエ
ステルカーボネート系、全芳香族又は非全芳香族ポリエ
ステルアミド系等の各種合成高分子が挙げられるが、こ
れに限定されることはない。これらのうち、全芳香族ポ
リエステル系や全芳香族ポリニスチルアミド系の液晶性
ポリマーは、芳香族ジオール、芳香族ジアミン、芳香族
ジカルボン酸、芳香族ヒドロキシ酸等から合成すること
ができる。芳香族−脂肪族ポリエステル系液晶性ポリマ
ーとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレートとヒ
ドロキシ安息香酸との共重合体が挙げられる。芳香族ポ
リアゾメチン系液晶性ポリマーとしては、例えば、ポリ
にトリロー2−メチル−1,4−フ二二しンニトリロエ
チリジン−1,4−フェニレンメチリジン)、ポリにト
リロー2−クロロ−1,4−フ二二しンニトリロメチリ
ジン−1,4−フェニレンメチリジン)等が挙げられる
。芳香族ポリエステルカーボネート系の液晶性ポリマー
としては、例えばp−オキジベンゾイル基、p−ジオキ
シフェニル基、ジオキシカルボニル基及びテレフタル酸
基から構成されろポリマーが挙げられる。また、芳香族
ポリエステルアミドの一例としては、例えば、p−アミ
ノ安息香酸とポリエチレンフタレートとの共重合体が挙
げられる。
本発明に用いる多層構成フィルムの2つの外層を形成す
る熱可塑性ポリマーは、成形時に液晶性ポリマー層と実
質的に接着性を示さないらのが使用でき、例えば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、
芳香族ポリエステル、ポリアセタール、ポリエーテルイ
ミド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルサル
ホン、ポリサルホン、ポリフェニレンスルフィド、ポリ
フェニレンエーテルなどが挙げられる。
本発明のポリマーフィルムは、Tダイを用いるフィード
ブロック方式共押出法で成形されており、液晶性ポリマ
ー層を少なくとも2層含んでいて、2つの外層が熱可塑
性ポリマーである5層構成以上の多層フィルムから得ら
れるものであ゛る。従来のTダイを用いるマルチマニホ
ールドダイ方式共押出法によるフィルム成形は、液晶性
ポリマー及び熱可塑性ポリマーを押出し機よりTダイ中
に溶融押出ししてTダイ中で拡幅、合流させてスリット
から溶融ポリマーをフィルム状に押出して成形する方法
である。この際溶融ポリマー、特に液晶性ポリマーは押
出し成形の拡幅にとらないMD力方向分子配向する。そ
して、液晶性ポリマーフィルムは分子配向により異方性
が大きくなり、分繊してスプリットファイバー化したり
、単層で成形した場合に高度に配向したフィルム表面層
(スキン層)が剥離してフィルム表面の外観、平たん性
が悪くなる。このような問題点の原因である高度な分子
配向は、Tダイ内での拡幅時の流動による高いせん断応
力の作用によって起こる。
本発明においてはTダイにはいる前段階に設置したフィ
ードブロック部において、2つの外層を熱可塑性ポリマ
ー層として残りの中間部の層に液晶性ポリマー層と熱可
塑性ポリマー層を適宜配置して積層することにより、液
晶性ポリマー層の両表面を保護した多層構成の溶融ポリ
マー流体の作製を行う。ここで、多層構成の溶融ポリマ
ー流体の層数は、5層以上の層数で目的に応じて自由に
選べ、層の構成も目的に応じて自由に選べる。フィード
ブロック部で合流積層された溶融ポリマー流体は、Tダ
イに送られスリットからフィルム状に押出される。この
場合、マルチマニホールドダイを用いる方法と異なり、
合流後に拡幅が行われるため、Tダイ内において液晶性
ポリマー層は外層の熱可塑性ポリマーに保護され、流動
による高いせん断応力が直接作用しない。したがって、
液晶性ポリマーの分子配向が低くなり、異方性が小さく
、TD力方向強度が充分な液晶性ポリマーフィルムが得
られる。なお、フィードブロックとは、米国のダウ社、
イーガン社、クローレン社等により市販されている共押
出し多層フィルム製造装置に用いられる溶融ポリマーを
積層する装置のことである。
本発明の多層構成のフィルムの2つの外層及びいくつか
の内層を形成する熱可塑性ポリマーは、それ自体全て同
一であってらよいし複数の種類から成っていてもよい。
つまり、多層構成フィルムに用いる熱可塑性ポリマーは
、目的に応じて自由に選択し1組み合せることかできる
。ただし、フィードブロックの構成上、積層数は絶対数
として通常、9層以内とするのが適しており、5〜7層
すなわち、液晶性ポリマー層が2〜3層となるように設
定するのが適している。
本発明における多層フィルムの厚みは、特に限定するも
のではないが、好ましくは10μm〜1000μmであ
る。そして、各層の厚みの比率は、目的に応じて自由に
選択することができる。そして、多層フィルム形成後に
、液晶性ポリマー層と熱可塑性ポリマー層とを剥離する
ことにより、一つの多層フィルムから2枚以上の液晶ポ
リマーフィルムを得ることができる。
本発明によれば、フィードブロック方式共押出し法で液
晶性ポリマーフィルムを成形することにより、マルチマ
ニホールドダイを用いる従来の方法と同様にフィルムの
外観、表面の平たん性が良好であるばかりでなく、さら
に異方性が小さく、TD力方向強度か充分な機緘的性質
のバランスした実用に供する液晶性ボリマーフィルム工
業的製造が可能になる。そして、本発明のフィルムの製
造法では、同時に2枚以上の実用に供する液晶性ポリマ
ーフィルムを製造できるので、従来の方法に比べ格段に
生産効率が良い。
以下に、添付図に基づいて本発明の液晶性フィルムの製
造法を説明する。
第1図は、本発明のフィルムの製造法の一実施p3様を
示すものであり、フィードブロック以後の工程を示して
いる。この例では、3台の押出し機を用いて、それぞれ
の押出し機から液晶性ポリマー、液晶性ポリマーと接着
性のない熱可塑性ポリマーA、液晶性ポリマーと接着性
のない熱可塑性ポリマーBをフィードブロック内へ押出
した後、Tダイを介して外部へ押出して、3種のポリマ
ーからなる液晶性ポリマーを2層含んだ第2図に示す5
層構成のフィルムを成形する場合を示している。図中、
lは5層合流式のフィードブロックを示し、7はシング
ルマニホールドTダイを示すものである。また、図中、
2.6はポリマーA流路、4はポリマーB流路、3.5
は各々液晶性ポリマ−流路を示し、8は圧着ロール、9
は5層フィルム、lOは冷却ロール、11.12は液晶
性ポリマーフィルム、13..14はポリマーAフィル
ム、15はポリマーBフィルムを各々示すものである。
この実施態様においては、Aの押出しfi(図示せず)
から液晶性ポリマーと接着性のない熱可塑性ポリマーA
(ポリマーA)を押出し、Bの押出し機(図示せず)か
ら液晶性ポリマーと接着性のない熱可塑性ポリマーB(
ポリマーB)を押出し、Cの押出し機(図示台ず)から
液晶性ポリマー(LCP)を押出し、各ポリマーをフィ
ードパイプA。
B、C(図示せず)内を流動さ仕てフィードブロックl
に導く。これによりフィードパイプA、B。
Cから続くフィードブロック1内の多層流体積層部にお
いて、第2図に示すポリマーA1ポリマーB、LCPと
が積層されて5層構成される。5層構成の溶融ポリマー
をフィードブロックに接続されたシングルマニホールド
のTダイアに導いて、フィルム状に押出す。次に、冷却
ロールを通過させた後に、ポリマーAからなる2つの外
層を5層構成のフィルムから剥離して3層構成のフィル
ムとし、次に3層構成のフィルムをそれぞれ剥離して2
枚の液晶性ポリマーフィルム11.12を取り出す。
本発明のフィルムの製造法において、液晶性ポリマー等
の押出し温度は、該ポリマーの軟化点以上の温度である
。例えば、液晶性ポリマーの場合200℃〜400℃、
好ましくは、240℃〜340℃の温度で押出す。なお
、ここで、軟化点とは、液晶性ポリマー等の溶融流動可
能な最低温度である。そして、液晶性ポリマーと共押出
しする時の外層を形成する熱可塑性ポリマーの押出し温
度は、液晶性ポリマーの押出し温度マイナス50℃より
高温である方が好ましい。さらに好ましい押出し温度は
、液晶性ポリマーの押出し温度マイナス50℃より高温
で、液晶性ポリマーの押出し温度プラス50℃より低温
である。また、冷却ロールの温度、フィルムの引取り速
度等の成形条件は、目的に応じて自由に設定することが
できる。
(ホ)発明の効果 本発明のフィードブロック方式共押出し法を用いること
により、外観、表面の平たん性が良好で、機械的性質の
バランスした実用に供する液晶性ポリマーフィルムを経
済的にかつ工業的に得ることができる。
(以下余白) (へ)実施例 以下に、実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明す
る。
実施例! フィルムの製造装置として第1図に示す装置を用い、第
2図に示す構成のフィルムを成形した。
液晶性ポリマー(ポリプラスチックス(株)製、商品名
ベクトラA900)のペレットを予め150℃の温度で
8時間乾燥し、押出し機Cから290℃で押出した。2
つの外層を形成するポリマーとして、液晶性ポリマーと
接着性のない熱可塑性ポリマーであるポリマーA(宇部
興産(株)製ポリプロピレン、商品名UBEポリプロT
F905)、中央層を形成する液晶性ポリマーと接着性
のない熱可塑性ポリマーであるポリマーB(宇部興産(
株)製ポリプロピレン、商品名UBEポリプロT F 
905)を、それぞれ押出し機Aから260℃、押出し
機Bから260℃で押出した。そして、液晶性ポリマー
を2層含んだ第2図に示す5層構成のフィルムをTダイ
から押出し、ポリマーAの形成する2つの外層を剥離し
た後、さらに3層構成のフィルムをそれぞれ剥離して2
枚の液晶性ポリマーフィルムを取り出し5m/分の速度
で引き取った。2つのポリマー外層、ポリマー8層、2
つの液晶性ポリマー層の各層の厚みは、それぞれ157
oo、 15μm%ioμm、 30μm130μ自で
あった。得られた液晶性ポリマーフィルムのMD力方向
TD力方向引張強度は、それぞれ4200Kg/can
’、 1400Kg/am”であり、耐引き裂き性が優
れているとともに、外観、表面の平たん性が良好なもの
であった。また、同時に2枚製造した液晶性ポリマーフ
ィルム間に性能の差はなく、後述する比較例1の場合に
比べ生産効率は2倍に向上した。
実施例2 フィルムの製造装置として第1図に示す装置を用い、第
2図に示す構成のフィルムを成形した。
液晶性ポリマー(ポリプラスチックス(味)製、商品名
ベクトラA900)のペレットを予め150℃の温度で
8時間乾燥し、押出し機Cから290℃で押出した。2
つの外層を形成するポリマーとして、液晶性ポリマーと
接着性のない熱可塑性ポリマーであるポリマーA(宇部
興産(株)製低密度ポリエチレン、商品名UBEポリエ
チレンB128)、中央層を形成する液晶ポリマーと接
着性のない熱可塑性ポリマーであるポリマーB(宇部興
産(株)製ポリプロピレン、商品名UBEポリプロT、
F905)を、それぞれ押出し機Aから250℃、押出
し機Bから260℃で押出した。そして、液晶性ポリマ
ーを2層含んだ第2図に示す5層構成のフィルムをTダ
イから押出し、ポリマーAの形成する2つの外層を剥離
した後、さらに3層構成のフィルムをそれぞれ剥離して
2枚の液晶性ポリマーフィルムを取り出し5m/分の速
度で引き取った。2つのポリマー外層、ポリマー8層、
2つの液晶性ポリマー層の各層の厚みは、それぞれ10
μm、10μm110μm130μm130μmであっ
た。得られた液晶性ポリマーフィルムのMD力方向TD
力方向引張強度は、それぞれ4100Kg/am″、1
401Kg/as’であり、耐引き裂き性が優れている
とともに、外観、表面の平たん性が良好なものであった
。また、同時に2枚製造した液晶性ポリマーフィルム間
に性能の差はなく、比較例1の場合に比べ生産効率は2
倍に向上した。
実施例3 フィルムの製造装置として第1図に示す装置を用い、第
2図に示す構成のフィルムを成形した。
液晶性ポリマー(ポリプラスチックス(株)製、商品名
ベクトラA900)のペレットを予め150℃の温度で
8時間乾燥し、押出し機Cから290℃で押出した。2
つの外層を形成するポリマーとして、液晶性ポリマーと
接着性のない熱可塑性ポリマーであるポリマーA(三菱
瓦斯化学(株)製ポリカーボネート、商品名ニーピロン
93000)を予め120℃の温度で4時間乾燥したも
の、中央層を形成する液晶性ポリマーと接着性のない熱
可塑性ポリマーであるポリマーB(三菱瓦斯化学1)製
ポリカーボネート、商品名ニーピロンS 3000)を
予め120℃の温度で4時間乾燥したものを、それぞれ
押出し機Aから310℃、押出しfiBから310℃で
押出した。そして、液晶性ポリマーを2層含んだ第2図
に示す5層構成のフィルムをTダイから押出し、ポリマ
ーAの形成する2つの外層を剥離した後、さらに3層構
成のフィルムをそれぞれ剥離して2枚の液晶性ポリマー
フィルムを取り出し5m/分の速度で引き取った。2つ
のポリマー外層、ポリマー8層、2つの液晶性ポリマー
層の各層の厚みは、それぞれ15um%15μg+、 
IOH,30μm、 30μmであった。
得られた液晶性ポリマーフィルムのMD力方向TD力方
向引張強度は、それぞれ3900Kg/cm’、150
0Kg/co+”であり、耐引き裂き性が優れていると
ともに、外観、表面の平たん性が良好なものであった。
また、同時に2枚製造した液晶性ポリ÷−フィルム間に
性能の差はなく、比較例1の場合に比べ生産効率は2倍
に向上した。
実施例4 フィルムの製造装置として、4台の押出し機(A、B、
C,D)と7層構成のフィルムを成形できるフィードブ
ロックを使用する装置を用い、第3図に示した7層構成
のフィルムを成形した。
第3図中の第2層と第4層と第6層とを形成する液晶性
ポリマー(ポリプラスチックス(殊)製、商品名ベクト
ラA900)のペレットを予め150℃の温度で8時間
乾燥し、押出し機Bと押出し機りから290℃で押出し
た。第3図中の第1層と第7層とを形成するポリマーA
(宇部興産(株)製低密度ポリエチレン、商品名UBE
ポリエチレン812g)、第3図中の第3層と第5層と
を形成する熱可塑性ポリマーであるポリマーC(宇部興
産(昧)製ポリプロピレン、商品名UBEポリプロT 
F 905)を、それぞれ押出し機Aから250℃、押
出し機Cから260℃で押出した。そして、液晶性ポリ
マーを3層含んだ第3図に示す7層構成のフィルムをT
ダイから押出し、ポリマーAの形成する第1層と第7層
とを剥離した後、第2層と第6層を剥離して2枚の液晶
性ポリマーフィルムを取り出しそれぞれ5m/分の速度
で引き取った。さらに3層構成のフィルムをそれぞれ剥
離して4層の液晶性ポリマーフィルムを取り出し5m/
分の速度で引き取った。
第3図中の第3層と第5層のポリマーへ層はそれぞれ7
μm、7μm1同じく第2層と第6層の液晶性ポリマー
層はそれぞれ15μm、15μ11同じく第3層と第5
層のポリマーC層はそれぞれ10um、 10μm1同
じく第4層の液晶性ポリマー層は18μmの厚みであっ
た。第3図中の第2層と第6層から得られた液晶性ポリ
マーフィルムのMD力方向TD力方向引張強度は、それ
ぞれ4100Kg/am”、1400Kg/am”で、
第3図中の第4層から得られた液晶性ポリマーフィルム
のMD力方向TD力方向引張強度は、それぞれ4000
Kg/cm”、 1450Kg/am″であり、耐引き
裂き性が優れているとともに、外観、表面の平たん性が
良好なしのであった。また、同時に2枚の液晶性ポリマ
ーフィルムを製造したので、比較例1の場合に比べ生産
効率は3倍に向上した。
比較例1 フィルムの製造装置として、3台の押出し機(A、B、
C)と三層共押出し用のマルチマニホールドタイプTダ
イを使用し、三層構成のフィルム2つの外層フィルムを
剥離できる特開昭83−31729号記載の方法と同様
の装置を用いた。液晶性ポリマー(ポリプラスチックス
(株)製、商品名ベクトラA900)のペレットを予め
150℃の温度で8時間乾燥し、押出し機Bから290
℃で押出した。外層を形成するポリマーとして、液晶性
ポリマーと接着性のない熱可塑性ポリマー(宇部興産(
昧)製ポリプロピレン、商品名UBEポリプロT F 
905)を、押出し機Aと押出し機Cから260℃で押
出した。そして、液晶性ポリマーを中間層とした三層構
成のフィルムをTダイから押出し、2つの外層を剥離し
た後5m/分の速度で引き取った。外層、液晶性ポリマ
ー、外層の各層の厚みは、それぞれ15Atm、 30
μ1115μmであった。得られた液晶性ポリマーフィ
ルムの外観、表面の平たん性は良好であるが、MD力方
向TD力方向引張強度は、それぞれ4100Kg/am
”、 400Kg/cm″であり、耐引き裂き性が劣っ
ているものであった。
比較例2 フィルムの製造装置として、Tダイ法単層フィルム押出
し装置を用いた。液晶性ポリマー(ポリプラスチックス
(味)製、商品名ベクトラA900)のペレットを予め
150℃の温度で8時間乾燥し、押出し機から290℃
で押出した。そして、5m/分の速度で引き取った。液
晶性ポリマーフィルムの厚みは、30μlであった。得
られた液晶性ポリマーフィルムの表面はざらついており
、MD力方向TD力方向引張強度は、それぞれ4100
Kg/am”、120Kg/cn”の耐引き裂き性が劣
っているものであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の液晶性ポリマーフィルムの製造方法
の一実施態様を示す構成説明図、第2図及び第3図は各
々、本発明の製造方法の途中で得られる多層フィルムの
状態を示す構成説明図である。 l・・・・・・フィードブロック、 2.6・・・・・・ポリマーA流路、 3.5・・・・・・液晶性ポリマー流路、4・・・・・
・ポリマーB流路、 7・・・・・・シングルマニホールドテダイ、8・・・
・・・圧着ロール、 9・・・・・・5層フィルム、 10・・・・・・冷却ロール、 11.12・・・・・・液晶性ポリマーフィルム、13
.14・・・・・・ポリマーAフィルム、t5・・・・
・・ポリマーBフィルム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、サーモトロピック液晶性ポリマーと熱可塑性ポリマ
    ーとを、フィードブロック方式の共押出し装置に、上下
    両面が熱可塑性ポリマー層でかつその間に複数の液晶性
    ポリマー層が熱可塑性ポリマー層を介して積層されるよ
    うに供給することにより、複数のサーモトロピック液晶
    性ポリマーフィルムを同時成型することを特徴とする液
    晶性ポリマーフィルムの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112440461A (zh) * 2020-11-24 2021-03-05 中国科学技术大学 液晶聚合物薄膜的成型方法及吹膜设备

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