JPH02234650A - 粗糖類及び/又は糖蜜類からのフレーバーの製造方法 - Google Patents
粗糖類及び/又は糖蜜類からのフレーバーの製造方法Info
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- JPH02234650A JPH02234650A JP1055085A JP5508589A JPH02234650A JP H02234650 A JPH02234650 A JP H02234650A JP 1055085 A JP1055085 A JP 1055085A JP 5508589 A JP5508589 A JP 5508589A JP H02234650 A JPH02234650 A JP H02234650A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバの製造方法
に関し、香味変調乃至変質を伴うことなしに粗糖類及び
/又は糖蜜類に特徴的な且つ優れた嗜好性を有する香味
を強く保有し、且つその優れた香味バランスと優れた保
香性、呈味持統性及び保存安定性をもって維持できる顕
著に改善された粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製
造方法に関する。
に関し、香味変調乃至変質を伴うことなしに粗糖類及び
/又は糖蜜類に特徴的な且つ優れた嗜好性を有する香味
を強く保有し、且つその優れた香味バランスと優れた保
香性、呈味持統性及び保存安定性をもって維持できる顕
著に改善された粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製
造方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、和三盆、黒糖などの粗糖、ビ
ー1・モラセス、ケインモラセス等の廃糖蜜、はちみつ
等の甘味料の一種もしくは混合物から、フレーバー成分
を、水及び/又はアルコール類の存在する系もしくは存
在しない系で、亜臨界または超臨界状態の炭酸ガスで抽
出することを特徴とする粗糖類及び/又は糖蜜類フレー
バーの製造方法に関する。
ー1・モラセス、ケインモラセス等の廃糖蜜、はちみつ
等の甘味料の一種もしくは混合物から、フレーバー成分
を、水及び/又はアルコール類の存在する系もしくは存
在しない系で、亜臨界または超臨界状態の炭酸ガスで抽
出することを特徴とする粗糖類及び/又は糖蜜類フレー
バーの製造方法に関する。
(従来の技術)
天然の粗糖類及び/又は糖蜜類はその風味に天然物特有
の好ましい風味を有し、各種食品、調味料あるいはフレ
ーバーの素材として利用されている。従来、粗糖類及び
/又は糖蜜類は、こく味或いは濃厚感のある甘味料とし
て、主に日本料理の調味料に利用されている。
の好ましい風味を有し、各種食品、調味料あるいはフレ
ーバーの素材として利用されている。従来、粗糖類及び
/又は糖蜜類は、こく味或いは濃厚感のある甘味料とし
て、主に日本料理の調味料に利用されている。
方、これら粗糖類及び/又は糖蜜類のフレーバー成分を
採取する研究は少なく、例えば、粗糖2一 類及び/又は糖蜜類を水蒸気蒸留してフレーバー成分を
採取して利用する方法、あるいは該物質から有機溶媒を
使用して、フレーバー成分を抽出採取して利用する方法
などが知られている。
採取する研究は少なく、例えば、粗糖2一 類及び/又は糖蜜類を水蒸気蒸留してフレーバー成分を
採取して利用する方法、あるいは該物質から有機溶媒を
使用して、フレーバー成分を抽出採取して利用する方法
などが知られている。
しかしながら、従来の水蒸気蒸留法或いは有機溶媒抽出
によるフレーバー成分の採取方法は、該処理中の熱、光
、酸素等の因子により、フレーバーの不都合な変質、劣
化が避け難く、従って得られたフレーバーは、焦げ臭が
伴ったりして粗糖類及び/又は糖蜜類のもつ本来のバラ
ンスのとれた芳醇で柔らかさと持続性にかける難点があ
り、時には残留溶剤も問題であった。
によるフレーバー成分の採取方法は、該処理中の熱、光
、酸素等の因子により、フレーバーの不都合な変質、劣
化が避け難く、従って得られたフレーバーは、焦げ臭が
伴ったりして粗糖類及び/又は糖蜜類のもつ本来のバラ
ンスのとれた芳醇で柔らかさと持続性にかける難点があ
り、時には残留溶剤も問題であった。
近年、他分野において、このような欠点を解決する試み
がなされている。例えば、かつお節などの節類、煮干し
品の如き加工魚類あるいは香辛料などの分野において、
これらの物質から香味成分を抽出するに際し、抽出溶媒
として炭酸ガスを利用した方法がいくつか提案されてい
る。このような例として、例えば、かつお節等の節類や
煮干し品のような加工魚類を液化状態あるいは超臨界状
態の二酸化炭素で処理して該加工魚類中の天然香気成分
を抽出、採取する方法(特開昭59−232064号公
報)、あるいは香辛料から過臨界状態の乾燥炭酸ガスで
香味成分として作用する精油を抽出し、次いで、過臨界
状態の湿った炭酸ガスで味として作用する精油分を抽出
し、これらの抽出成分を相互に混合した香辛料エキスの
製法(特開昭55−35091号公報)、あるいは、香
辛料混合物より、香味物質を抽出分離するに当たり、油
剤として亜臨界または超臨界状態の炭酸ガスで抽出する
方法(特開昭61−209567号公報)などの提案が
ある。この他に香辛料以外の動植物原料を超臨界状態の
炭酸ガスで抽出するに際し、溶媒の存在下に行う提案が
ある。例えば、コーヒーからカフェインの除去あるいは
大豆から大豆油を超臨界状態の炭酸ガスで抽出するに際
し、水、エタノール、エチルエーテル等のご七き溶媒を
抽出促進助剤として使用して、抽出効率を高める方法(
特開昭61−221299号公報)の提案も知られてい
る。
がなされている。例えば、かつお節などの節類、煮干し
品の如き加工魚類あるいは香辛料などの分野において、
これらの物質から香味成分を抽出するに際し、抽出溶媒
として炭酸ガスを利用した方法がいくつか提案されてい
る。このような例として、例えば、かつお節等の節類や
煮干し品のような加工魚類を液化状態あるいは超臨界状
態の二酸化炭素で処理して該加工魚類中の天然香気成分
を抽出、採取する方法(特開昭59−232064号公
報)、あるいは香辛料から過臨界状態の乾燥炭酸ガスで
香味成分として作用する精油を抽出し、次いで、過臨界
状態の湿った炭酸ガスで味として作用する精油分を抽出
し、これらの抽出成分を相互に混合した香辛料エキスの
製法(特開昭55−35091号公報)、あるいは、香
辛料混合物より、香味物質を抽出分離するに当たり、油
剤として亜臨界または超臨界状態の炭酸ガスで抽出する
方法(特開昭61−209567号公報)などの提案が
ある。この他に香辛料以外の動植物原料を超臨界状態の
炭酸ガスで抽出するに際し、溶媒の存在下に行う提案が
ある。例えば、コーヒーからカフェインの除去あるいは
大豆から大豆油を超臨界状態の炭酸ガスで抽出するに際
し、水、エタノール、エチルエーテル等のご七き溶媒を
抽出促進助剤として使用して、抽出効率を高める方法(
特開昭61−221299号公報)の提案も知られてい
る。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら,上述のごとき粗糖類及び/又は糖蜜類か
らフレーバー成分を抽出する場合において、水蒸気蒸留
法あるいは有機溶媒法により得られたフレーバーは、原
料本来の特徴的な香気、嗜好性に欠け、更に加えて香味
バランスにも欠け、また7レーバーの持続性も欠ける難
点があった。
らフレーバー成分を抽出する場合において、水蒸気蒸留
法あるいは有機溶媒法により得られたフレーバーは、原
料本来の特徴的な香気、嗜好性に欠け、更に加えて香味
バランスにも欠け、また7レーバーの持続性も欠ける難
点があった。
またフレーバーの抽出剤として、亜臨界もし〈は超臨界
の炭酸ガスを用いる従来提案には、粗糖類及び/又は糖
蜜類のフレーバーの抽出法に関しては全く言及していな
いし、また示唆もされていない。
の炭酸ガスを用いる従来提案には、粗糖類及び/又は糖
蜜類のフレーバーの抽出法に関しては全く言及していな
いし、また示唆もされていない。
本発明は、上述の従来方法における課題を解決したフレ
ーバーの改善ならびlこ収率の改善された粗糖類及び/
又は糖蜜類フレーバーの新規な製造方法を提供するにあ
る。
ーバーの改善ならびlこ収率の改善された粗糖類及び/
又は糖蜜類フレーバーの新規な製造方法を提供するにあ
る。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、こうした事情に鑑み、亜臨界もしくは超
臨界状態の炭酸ガスによる粗糖類及び/又は糖蜜類フレ
ーバー成分の抽出法について、鋭意研究を行ってきた。
臨界状態の炭酸ガスによる粗糖類及び/又は糖蜜類フレ
ーバー成分の抽出法について、鋭意研究を行ってきた。
その結果、粗糖類及び/又は糖蜜類の一種もしくは混合
物からフレーバー成分を、水及び/又はアルコールの存
在する系もしくはしない系で亜臨界もしくは超臨界状態
の炭酸ガスで抽出することにより、粗糖類及び/又は糖
蜜類が本来有している特徴的な香味と嗜好性、さらには
香味バランスを有する優れた粗糖類及び/又は糖蜜類フ
レーバーが得られることを見いだし、本発明を完成した
。
物からフレーバー成分を、水及び/又はアルコールの存
在する系もしくはしない系で亜臨界もしくは超臨界状態
の炭酸ガスで抽出することにより、粗糖類及び/又は糖
蜜類が本来有している特徴的な香味と嗜好性、さらには
香味バランスを有する優れた粗糖類及び/又は糖蜜類フ
レーバーが得られることを見いだし、本発明を完成した
。
従って、本発明の目的は亜臨界もしくは超臨界状態の炭
酸ガスによる粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの優れ
た製造方法を提供するにある。
酸ガスによる粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの優れ
た製造方法を提供するにある。
本発明の粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製造に利
用できる原料としては、例えば、黒糖、赤穂、白下糖、
再製糖等の含蜜糖類;赤ザラメ、黄ザラメ、和三盆、原
料糖等の粗糖類;ビートモラセス、ケインモラセス、パ
ームモラセス、メーブルモラセス、ソルジャムモラセス
、バナナモラセス等の廃糖蜜類;なたね、そば、クロー
バーレンゲ、ニセアカシア等の各種の花から得られた蜂
蜜類:メープルシロップ及びこれらの任意の混合物を挙
げることができる。
用できる原料としては、例えば、黒糖、赤穂、白下糖、
再製糖等の含蜜糖類;赤ザラメ、黄ザラメ、和三盆、原
料糖等の粗糖類;ビートモラセス、ケインモラセス、パ
ームモラセス、メーブルモラセス、ソルジャムモラセス
、バナナモラセス等の廃糖蜜類;なたね、そば、クロー
バーレンゲ、ニセアカシア等の各種の花から得られた蜂
蜜類:メープルシロップ及びこれらの任意の混合物を挙
げることができる。
本発明においては、上記のごとき粗糖類及び/又は糖蜜
類原料を亜臨界又は超臨界状体の炭酸ガスで抽出するこ
とによって行うことができるか、該炭酸ガスに加えて水
及び/又はアルコール類等の存在する系で行えば更に容
易にその目的か達せられる。
類原料を亜臨界又は超臨界状体の炭酸ガスで抽出するこ
とによって行うことができるか、該炭酸ガスに加えて水
及び/又はアルコール類等の存在する系で行えば更に容
易にその目的か達せられる。
本発明の粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製造に利
用されるアルコール類としては、例えば、メタノール、
エタノール、n−グロビルアルコール、イソフロピルア
ルコール、ブタノール、2一ブタノール、t−ブタノー
ル等の1価アルコール類:エチレングリコール、フロピ
レングリコール、グリセリン、ソルビット、マルチッl
・、キシリッ1・、1,3−ブチレングリフール、1.
2−ブチレングリコール等のごとき多価アルコール類を
例示することかできる。これらのアルコール類は、単独
もしくは任意の混合物として利用することもできる。
用されるアルコール類としては、例えば、メタノール、
エタノール、n−グロビルアルコール、イソフロピルア
ルコール、ブタノール、2一ブタノール、t−ブタノー
ル等の1価アルコール類:エチレングリコール、フロピ
レングリコール、グリセリン、ソルビット、マルチッl
・、キシリッ1・、1,3−ブチレングリフール、1.
2−ブチレングリコール等のごとき多価アルコール類を
例示することかできる。これらのアルコール類は、単独
もしくは任意の混合物として利用することもできる。
これらのアルコール類の中で、特にエタノール、グリセ
リン及びこれらの任意の混合物をより好ましく例示する
ことができる。
リン及びこれらの任意の混合物をより好ましく例示する
ことができる。
特に好ましい態様としては、水及び多価アルコル系の組
み合わせがあげられる。この場合、得られたフレーバー
から上記溶媒を分離することなくそのまま各用途に供す
ることができ、分離時におけるフレーバーの風味の変化
及び逸散などのトラブルが回避できる等の利点がある。
み合わせがあげられる。この場合、得られたフレーバー
から上記溶媒を分離することなくそのまま各用途に供す
ることができ、分離時におけるフレーバーの風味の変化
及び逸散などのトラブルが回避できる等の利点がある。
上述の水或いはアルコール類の使用量は、使用する粗糖
類及び/又は糖蜜類原料の種類にもよるが、一般的には
、使用する粗糖類及び/又は糖蜜類に対して約0.1〜
1000重量%程度、好ましくは約1〜100重量%程
度の範囲が挙げられる。また水とアルコール類の混合物
系で使用する場合の水とアルコール類のとの混合割合は
、使用する原料により任意に選択すればよいが、通常は
、水 アルコール−5=95〜70 : 30程度の範
囲がしばしば採用される。更にこれらの混合系の溶媒の
使用量は、上述の水或いはアルコール類の使用量と同程
度の範囲で使用される。
類及び/又は糖蜜類原料の種類にもよるが、一般的には
、使用する粗糖類及び/又は糖蜜類に対して約0.1〜
1000重量%程度、好ましくは約1〜100重量%程
度の範囲が挙げられる。また水とアルコール類の混合物
系で使用する場合の水とアルコール類のとの混合割合は
、使用する原料により任意に選択すればよいが、通常は
、水 アルコール−5=95〜70 : 30程度の範
囲がしばしば採用される。更にこれらの混合系の溶媒の
使用量は、上述の水或いはアルコール類の使用量と同程
度の範囲で使用される。
本発明の亜臨界もしくは超臨界状態の炭酸ガスとは、臨
界温度(31.0°C)及び臨界圧力(72 − 9
atm)付近或いはそれを超える流体である。
界温度(31.0°C)及び臨界圧力(72 − 9
atm)付近或いはそれを超える流体である。
本発明の抽出プロセスにおける抽出塔内の炭酸ガスは、
使用する粗糖類及び/又は糖蜜類にもよるが、一般的に
は、圧力5 0−5 0 0kg/ crr?、好まし
くは、6 0−3 0 0kg/ crr?、同じく、
温度25〜1508C1好ましくは、25〜100°C
程度の範囲から選ばれた亜臨界もしくは超臨界状態の炭
酸ガスで実施される。
使用する粗糖類及び/又は糖蜜類にもよるが、一般的に
は、圧力5 0−5 0 0kg/ crr?、好まし
くは、6 0−3 0 0kg/ crr?、同じく、
温度25〜1508C1好ましくは、25〜100°C
程度の範囲から選ばれた亜臨界もしくは超臨界状態の炭
酸ガスで実施される。
以下、本発明の実施態様を7ローシ一トに基づいて、さ
らに詳しく説明する。
らに詳しく説明する。
第1図において、炭酸ガスシリンダー1より圧縮機2を
用いて、所定の圧力まで圧縮した炭酸ガスを熱交換器3
を通して所定の温度にし、亜臨界もしくは超臨界状態に
して抽出塔4へ導入する。
用いて、所定の圧力まで圧縮した炭酸ガスを熱交換器3
を通して所定の温度にし、亜臨界もしくは超臨界状態に
して抽出塔4へ導入する。
抽出塔4には,あらかじめ原料の粗糖類及び/又は糖蜜
類と必要に応じて、所定の水及び/又はアルコール類を
仕込んでおく。この場合、原料の粗糖類及び/又は糖蜜
類を所定の水及び/又はアルコール類で、予め充分混合
してから抽出操作を開始するのがよい。
類と必要に応じて、所定の水及び/又はアルコール類を
仕込んでおく。この場合、原料の粗糖類及び/又は糖蜜
類を所定の水及び/又はアルコール類で、予め充分混合
してから抽出操作を開始するのがよい。
また、別の容器で原料の粗糖類及び/又は糖蜜類と所定
の水及び/又はアルコール類を充分混合してから、抽出
塔4に仕込んで行うこともできる。
の水及び/又はアルコール類を充分混合してから、抽出
塔4に仕込んで行うこともできる。
原料の粗糖類及び/又は糖蜜類と水及び/又はアルコー
ル類の混合は、通常室温〜50°C程度の温度範囲でl
O分〜3時間程度かきまぜ或いは静置しておこなわれる
。ここで、抽出対象物を含有した炭酸ガス相を減圧弁5
を通して減圧し、セバレータ−6に導き、抽出物を炭酸
ガスから分離する。
ル類の混合は、通常室温〜50°C程度の温度範囲でl
O分〜3時間程度かきまぜ或いは静置しておこなわれる
。ここで、抽出対象物を含有した炭酸ガス相を減圧弁5
を通して減圧し、セバレータ−6に導き、抽出物を炭酸
ガスから分離する。
使用した水或いはアルコール類の一部はセパレータ−6
の中に留まるが、これらを分離することなくそのまま各
種用途に使用しても良いし、或いは所望により一般的な
方法で分離して使用してもよい。
の中に留まるが、これらを分離することなくそのまま各
種用途に使用しても良いし、或いは所望により一般的な
方法で分離して使用してもよい。
このプロセスでは、一般的には初期抽出物として軽質の
香味成分を含有する部分が多く抽出されるので、まずこ
の部分を所定量分離した後重質の香味成分を含有する部
分を分割抽出することも可能である。これら任意の部分
に分割して得られる抽出物は、そのまま単独で使用して
も良く、又任意の割合に混合して使用することもできる
。
香味成分を含有する部分が多く抽出されるので、まずこ
の部分を所定量分離した後重質の香味成分を含有する部
分を分割抽出することも可能である。これら任意の部分
に分割して得られる抽出物は、そのまま単独で使用して
も良く、又任意の割合に混合して使用することもできる
。
炭酸ガスと抽出物の分離は上記減圧法の他、例えば、温
度変化法によってもよく、また抽出塔を2系列として半
連続的操作で行うこともできる。
度変化法によってもよく、また抽出塔を2系列として半
連続的操作で行うこともできる。
上記のごとくして得られた粗糖類及び/又は糖蜜類フレ
ーバーに、所望により、糖類、デキストリン、サイクロ
デキストリン、澱粉、アラビアガム、ゼラチン、カゼイ
ン、植物蛋白質及びこれらの混合物の如き任意の賦形剤
を添加することができ、かかる賦形剤を含有した粗糖類
及び/又は糖蜜類フレーバーを、例えば、ホモジナイザ
ーを用いて均質化処理して、乳状液として利用すること
ができ、更に該乳状液を噴霧乾燥、凍結乾燥のごとき任
意の乾燥手段により、粉末もしくは顆粒状とすることも
できる。
ーバーに、所望により、糖類、デキストリン、サイクロ
デキストリン、澱粉、アラビアガム、ゼラチン、カゼイ
ン、植物蛋白質及びこれらの混合物の如き任意の賦形剤
を添加することができ、かかる賦形剤を含有した粗糖類
及び/又は糖蜜類フレーバーを、例えば、ホモジナイザ
ーを用いて均質化処理して、乳状液として利用すること
ができ、更に該乳状液を噴霧乾燥、凍結乾燥のごとき任
意の乾燥手段により、粉末もしくは顆粒状とすることも
できる。
本発明よって得られた粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバ
ーは、例えば、風味調味料、たれ類、液体調味料等の調
味料類;スープ類、調理食品、総菜類、和菓子類、洋菓
子類、果実・果汁飲料類、ジャム類、佃煮類、嗜好飲料
類、スポーツドリンク類、タバコ、医薬品類等の各種飲
食品、医薬品に好適に配合することができるが、殊に、
保健上或いは治療上の理由から砂糖の摂取を制限された
人の甘味料として、甘草エキス、グリチルリチン、ステ
ビオサイド、サッカリン、アミノ酸系甘味料などの天然
、人工甘味料に本発明品を添加することIこより、ノン
カロリーで嗜好性の優れた甘味料を提供することができ
る。
ーは、例えば、風味調味料、たれ類、液体調味料等の調
味料類;スープ類、調理食品、総菜類、和菓子類、洋菓
子類、果実・果汁飲料類、ジャム類、佃煮類、嗜好飲料
類、スポーツドリンク類、タバコ、医薬品類等の各種飲
食品、医薬品に好適に配合することができるが、殊に、
保健上或いは治療上の理由から砂糖の摂取を制限された
人の甘味料として、甘草エキス、グリチルリチン、ステ
ビオサイド、サッカリン、アミノ酸系甘味料などの天然
、人工甘味料に本発明品を添加することIこより、ノン
カロリーで嗜好性の優れた甘味料を提供することができ
る。
本発明の粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの上記のご
とき飲食品、医薬品及び甘味料に対する添加量には、特
別の制限はないが、一般的には、約0.005〜0.5
重量%、好ましくは、約0.Ol〜0.2重量%の如き
添加量を例示することができる。
とき飲食品、医薬品及び甘味料に対する添加量には、特
別の制限はないが、一般的には、約0.005〜0.5
重量%、好ましくは、約0.Ol〜0.2重量%の如き
添加量を例示することができる。
以下実旅例により本発明の態様を更に具体的に説明する
。
。
(実施例)
実施例l
内容量5aの抽出塔に、黒糖1 kgを充填し、第1図
に示すプロセスにより抽出温度40°C、圧力200k
y/crr?の炭酸ガスをもちいて抽出し、89の抽出
物を得た。この抽出物の香味試験を行った結果、従来の
溶剤抽出法で得られたものより黒糖のナチュラルな香味
に優れ、味の厚みと柔らかさがあり、芳醇で持続性に優
れ調和のとれた香味を有していた。
に示すプロセスにより抽出温度40°C、圧力200k
y/crr?の炭酸ガスをもちいて抽出し、89の抽出
物を得た。この抽出物の香味試験を行った結果、従来の
溶剤抽出法で得られたものより黒糖のナチュラルな香味
に優れ、味の厚みと柔らかさがあり、芳醇で持続性に優
れ調和のとれた香味を有していた。
実施例2
実施例lと同じ抽出塔に、ビートモラセスlJ2g及び
水0.2kgを充填し、第1図に示すプロセスにより抽
出温度40°C1圧力300kg/c靜の炭酸ガスを用
いて抽出し、分離塔内の温度35°C1圧力を5’Oj
21?/cyn’の条件でフレーバ一部分を分離し、1
1gの抽出物を得た。この抽出物と従来の水蒸気蒸留で
得られた抽出物とにつき香味テス1・を行った結果、実
施例2で得られた抽出物の方がフレッシュ感及びナチュ
ラル感共に優れ、香味■2 バランスの取れた優れた保香性、呈味持続性を有してい
た。
水0.2kgを充填し、第1図に示すプロセスにより抽
出温度40°C1圧力300kg/c靜の炭酸ガスを用
いて抽出し、分離塔内の温度35°C1圧力を5’Oj
21?/cyn’の条件でフレーバ一部分を分離し、1
1gの抽出物を得た。この抽出物と従来の水蒸気蒸留で
得られた抽出物とにつき香味テス1・を行った結果、実
施例2で得られた抽出物の方がフレッシュ感及びナチュ
ラル感共に優れ、香味■2 バランスの取れた優れた保香性、呈味持続性を有してい
た。
実施例3
実施例lと同じ抽出塔に、和三盆糖1 kgとグリセリ
ン0.05J21?と水0.lOkgを充填し、第1図
に示すプロセスにより抽出温度35°C1圧力l001
129/C−の炭酸ガスを用いて抽出し、分離塔内の圧
力を50kg/c一にして、水及びグリセリンを除去し
て5gの抽出物を得た。このものは従来品の有機溶媒に
よる抽出物に比べ、甘く濃厚な和三盆の香味を有し、優
れた持続性を有していた。
ン0.05J21?と水0.lOkgを充填し、第1図
に示すプロセスにより抽出温度35°C1圧力l001
129/C−の炭酸ガスを用いて抽出し、分離塔内の圧
力を50kg/c一にして、水及びグリセリンを除去し
て5gの抽出物を得た。このものは従来品の有機溶媒に
よる抽出物に比べ、甘く濃厚な和三盆の香味を有し、優
れた持続性を有していた。
実施例4
実施例lと同じ抽出塔に、市販のレンゲ蜂蜜lk9を充
填し、第1図に示すプロセスにより抽出温度20°C,
圧力200kg/c靜の炭酸ガスを用いて抽出し、淡赤
褐色の抽出物259を得た。このものは従来品(水蒸気
蒸留抽出物)に比べ、レンゲ蜂蜜に特有の甘みとグリー
ンな感じの芳香を有し、これらがバランスよく調和し、
持続性も有していた。
填し、第1図に示すプロセスにより抽出温度20°C,
圧力200kg/c靜の炭酸ガスを用いて抽出し、淡赤
褐色の抽出物259を得た。このものは従来品(水蒸気
蒸留抽出物)に比べ、レンゲ蜂蜜に特有の甘みとグリー
ンな感じの芳香を有し、これらがバランスよく調和し、
持続性も有していた。
実施例5
実施例1と同じ抽出塔に、市販のメープルモラセス1k
gと、エタノール50gを充填し、第1図に示すプロセ
スにより抽出温度40°C,圧力150kg/c靜の戻
酸ガスを用いて抽出し、分離塔内の温度35°C,圧力
50hy/c尿に下げ、エタノールを除去して18gの
抽出物を得た。
gと、エタノール50gを充填し、第1図に示すプロセ
スにより抽出温度40°C,圧力150kg/c靜の戻
酸ガスを用いて抽出し、分離塔内の温度35°C,圧力
50hy/c尿に下げ、エタノールを除去して18gの
抽出物を得た。
このものは、従来の水蒸気蒸留で得られた抽出物に比べ
、良質で、軽快なグリーン感を強く感じさせるメープル
モラセスの香味を有し、優れた持続性を有していた。
、良質で、軽快なグリーン感を強く感じさせるメープル
モラセスの香味を有し、優れた持続性を有していた。
実施例6〜18
以下に各種の粗糖類及び/又は糖蜜類について行った実
験結果を表−1に示す。
験結果を表−1に示す。
(以下余白)
(発明の効果)
本発明によれば、香味変調ないし変質を伴うことなく粗
糖類及び/又は糖蜜類に特徴的な且つ優れた嗜好性を有
する香味を強く保有した粗糖類及び/又は糖蜜類フレー
バーの製造法が提供される。
糖類及び/又は糖蜜類に特徴的な且つ優れた嗜好性を有
する香味を強く保有した粗糖類及び/又は糖蜜類フレー
バーの製造法が提供される。
さらに本発明によれば、優れた香味バランス、芳香性、
呈味持統性及び保存安定性を有する粗糖類及び/又は糖
蜜類フレーバーの製造法が提供される。
呈味持統性及び保存安定性を有する粗糖類及び/又は糖
蜜類フレーバーの製造法が提供される。
本発明によればさらに、簡略な工程で上記特性を有する
粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーを優れた収率で得る
ことができる粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製造
法が提供される。
粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーを優れた収率で得る
ことができる粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製造
法が提供される。
図面中の数字はそれぞれl.シリンダー 2,圧縮機、
3.熱交換器、4.抽出塔、5.減圧弁、6.セパレー
ターを表し、またMはモーターを,PIは圧力計を表す
。 特許出願人 長谷川香料株式会社 第1図
3.熱交換器、4.抽出塔、5.減圧弁、6.セパレー
ターを表し、またMはモーターを,PIは圧力計を表す
。 特許出願人 長谷川香料株式会社 第1図
Claims (2)
- (1)粗糖類及び/又は糖蜜類からフレーバー成分を、
亜臨界又は超臨界状態の炭酸ガスで抽出することを特徴
とする粗糖類及び/又は糖蜜類フレーバーの製造方法。 - (2)請求項(1)記載の抽出法において、水及び/又
はアルコールの存在下において抽出する粗糖類及び/又
は糖蜜類フレーバーの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1055085A JP2627082B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 粗糖類及び/又は糖蜜類からのフレーバーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1055085A JP2627082B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 粗糖類及び/又は糖蜜類からのフレーバーの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02234650A true JPH02234650A (ja) | 1990-09-17 |
| JP2627082B2 JP2627082B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=12988882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1055085A Expired - Fee Related JP2627082B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 粗糖類及び/又は糖蜜類からのフレーバーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2627082B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04233999A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-21 | Shokuhin Sangyo High Separeeshiyon Syst Gijutsu Kenkyu Kumiai | 香気物質 |
| JPH0559391A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-09 | Mitsui & Co Ltd | 精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法 |
| CN114098082A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-01 | 南京财经大学 | 红糖中活性成分的制备方法及其应用 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2544104A1 (de) * | 1975-10-02 | 1977-05-05 | Boy Kg Dr | Beidseitig beaufschlagbarer kolben fuer schliesseinheiten von spritzgiessmaschinen |
| JPS6394811A (ja) * | 1986-10-09 | 1988-04-25 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出成形機の射出油圧回路 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP1055085A patent/JP2627082B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2544104A1 (de) * | 1975-10-02 | 1977-05-05 | Boy Kg Dr | Beidseitig beaufschlagbarer kolben fuer schliesseinheiten von spritzgiessmaschinen |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH04233999A (ja) * | 1990-12-21 | 1992-08-21 | Shokuhin Sangyo High Separeeshiyon Syst Gijutsu Kenkyu Kumiai | 香気物質 |
| JPH0559391A (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-09 | Mitsui & Co Ltd | 精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法 |
| CN114098082A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-01 | 南京财经大学 | 红糖中活性成分的制备方法及其应用 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2627082B2 (ja) | 1997-07-02 |
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