JPH02234695A - 抗緑膿菌外毒素aモノクローナル抗体 - Google Patents
抗緑膿菌外毒素aモノクローナル抗体Info
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- JPH02234695A JPH02234695A JP1056666A JP5666689A JPH02234695A JP H02234695 A JPH02234695 A JP H02234695A JP 1056666 A JP1056666 A JP 1056666A JP 5666689 A JP5666689 A JP 5666689A JP H02234695 A JPH02234695 A JP H02234695A
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- pseudomonas aeruginosa
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- exotoxin
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- aeruginosa exotoxin
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- Peptides Or Proteins (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く産業上の利用分野〉
本発明は緑膿菌外毒素A(以下Ex−Aと略する)に対
するモノクローナル抗体、該モノクローナル抗体を産生
ずるセルライン、該モノクローナル抗体が認識する抗原
決定基を含む緑膿菌外毒素Aのポリペプチド断片、該モ
ノクローナル抗体を含有する緑膿菌感染症の予防・治療
剤、外毒素A産生緑膿菌による感染症の診断薬、および
緑膿菌外毒素Aの定量用試薬に関する。
するモノクローナル抗体、該モノクローナル抗体を産生
ずるセルライン、該モノクローナル抗体が認識する抗原
決定基を含む緑膿菌外毒素Aのポリペプチド断片、該モ
ノクローナル抗体を含有する緑膿菌感染症の予防・治療
剤、外毒素A産生緑膿菌による感染症の診断薬、および
緑膿菌外毒素Aの定量用試薬に関する。
本発明のモノクローナル抗体は緑膿菌外毒素Aに対し強
い細胞毒性中和活性を有し、緑膿菌感染治療剤として有
用である。又、抗原決定基を含む緑膿菌外毒素Aのポリ
ペプチド断片は、ワクチンとして有用である。さらに、
本モノクローナル抗体は、極微量の緑膿菌外毒素Aを検
出・定量することが可能で、診断薬や定量用試薬として
用いられ、細菌感染症において、起炎菌が外毒素A産生
緑膿菌であるか否かを、血清を用いて診断できる。
い細胞毒性中和活性を有し、緑膿菌感染治療剤として有
用である。又、抗原決定基を含む緑膿菌外毒素Aのポリ
ペプチド断片は、ワクチンとして有用である。さらに、
本モノクローナル抗体は、極微量の緑膿菌外毒素Aを検
出・定量することが可能で、診断薬や定量用試薬として
用いられ、細菌感染症において、起炎菌が外毒素A産生
緑膿菌であるか否かを、血清を用いて診断できる。
く従来技術および解決すべき課題〉
細菌感染症の治療において問題となる病原菌は、抗生物
質の開発とともに変化している。
質の開発とともに変化している。
すなわち、臨床上用いられる抗生物質の種類の変遷に伴
い細菌感染症を引き起こす細菌、いわゆる起炎菌が交代
してきた。従来、低病原性又は弱毒性と言われた細菌、
なかでも特に緑膿菌(Pseudumonas aer
uginosa)による感染例が増加し、緑膿菌は近年
、主要な病原菌の一つとなっている。
い細菌感染症を引き起こす細菌、いわゆる起炎菌が交代
してきた。従来、低病原性又は弱毒性と言われた細菌、
なかでも特に緑膿菌(Pseudumonas aer
uginosa)による感染例が増加し、緑膿菌は近年
、主要な病原菌の一つとなっている。
緑膿菌感染は、免疫制御剤の投与を受け免疫能の低下し
ている患者、又は癌患者や熱傷患者および新生児などの
免疫不全・低下症の患者において重篤な症状を引き起こ
し死に至らしめる場合が多い細菌感染として知られてい
る。緑膿菌の病原性因子としては、細菌の増殖に伴う内
毒素および緑膿菌の産生する外毒素および外酵素がある
。なかでも外毒素は、ほとんどの緑膿菌臨床分離株にお
いて産生されており、その外毒素Aは細胞に毒性を示す
のみならず、各種の動物に致死的作用を及ぼす。
ている患者、又は癌患者や熱傷患者および新生児などの
免疫不全・低下症の患者において重篤な症状を引き起こ
し死に至らしめる場合が多い細菌感染として知られてい
る。緑膿菌の病原性因子としては、細菌の増殖に伴う内
毒素および緑膿菌の産生する外毒素および外酵素がある
。なかでも外毒素は、ほとんどの緑膿菌臨床分離株にお
いて産生されており、その外毒素Aは細胞に毒性を示す
のみならず、各種の動物に致死的作用を及ぼす。
細菌感染を予防・治療する方法として、まず第一にあげ
られるのが、抗生物質および合成抗菌剤を用いた化学療
法である。ストレプトマイシン、カナマイシン、ペニシ
リンやセファロスポリンなど幾多の抗生物質が開発され
、その多くはブドウ球菌を代表とするほとんどのダラム
陽性球菌や、大腸菌などのダラム陰性菌に感受性を示し
、著効な臨床効果を示してきた。しかしながら、今日迄
の多くの研究開発にもかかわらず、緑膿菌に感受性を示
す薬剤は依然少ないのが現状であり、しかも、今日、感
受性を示すとされる薬剤でも、そのほとんどが、緑膿菌
に対してその増殖を単に阻害するいわゆる静菌的に作用
するのみで、殺菌力に欠けており、臨床の場において著
効な治療効果を示すに至っていない。又、抗生物質療法
の限界を示すその他の例は、抗生物質は細菌の増殖を抑
制するものの、細菌が産生しその病原性を発揮する毒素
や酵素に対して阻害効果の無いことである。
られるのが、抗生物質および合成抗菌剤を用いた化学療
法である。ストレプトマイシン、カナマイシン、ペニシ
リンやセファロスポリンなど幾多の抗生物質が開発され
、その多くはブドウ球菌を代表とするほとんどのダラム
陽性球菌や、大腸菌などのダラム陰性菌に感受性を示し
、著効な臨床効果を示してきた。しかしながら、今日迄
の多くの研究開発にもかかわらず、緑膿菌に感受性を示
す薬剤は依然少ないのが現状であり、しかも、今日、感
受性を示すとされる薬剤でも、そのほとんどが、緑膿菌
に対してその増殖を単に阻害するいわゆる静菌的に作用
するのみで、殺菌力に欠けており、臨床の場において著
効な治療効果を示すに至っていない。又、抗生物質療法
の限界を示すその他の例は、抗生物質は細菌の増殖を抑
制するものの、細菌が産生しその病原性を発揮する毒素
や酵素に対して阻害効果の無いことである。
ところで、細菌由来の毒素や酵素を中和および阻害する
ことにより細菌感染症を予防および治療することができ
る療法として、免疫グロブリン製剤の投与、いわゆる抗
体療法があり、抗生物質療法と併用される、又はそれに
代わるものとして注目されている。ウマやウサギ等の動
物を能動的に免疫することによって抗体価の高い血清を
得ることができ、その血清を投与する抗体療法は、各種
の動物を用いた実験的感染症において著効な治療効果を
示すことが多くの実験にて実証されている。
ことにより細菌感染症を予防および治療することができ
る療法として、免疫グロブリン製剤の投与、いわゆる抗
体療法があり、抗生物質療法と併用される、又はそれに
代わるものとして注目されている。ウマやウサギ等の動
物を能動的に免疫することによって抗体価の高い血清を
得ることができ、その血清を投与する抗体療法は、各種
の動物を用いた実験的感染症において著効な治療効果を
示すことが多くの実験にて実証されている。
ヒト以外の動物由来の血清を用いた抗体療法がヒトにお
いても有効性を示すことは、ジフテリア毒素や蛇素の例
で周知のことである。
いても有効性を示すことは、ジフテリア毒素や蛇素の例
で周知のことである。
従来のヒト免疫グロブリン製剤は、健常人又は細菌感染
既応患者から血液を採取し、既知の方法にて免疫グロブ
リン画分を分取・精製した後に、ポリエチレングリコー
ル添加、蛋白分解酵素処理、スルホン化、DEAE一カ
ラムクロマトグラフィー等の凝集物を除去する方法によ
り、筋肉注射用のみならず、静脈注射用に製剤化された
ものである。
既応患者から血液を採取し、既知の方法にて免疫グロブ
リン画分を分取・精製した後に、ポリエチレングリコー
ル添加、蛋白分解酵素処理、スルホン化、DEAE一カ
ラムクロマトグラフィー等の凝集物を除去する方法によ
り、筋肉注射用のみならず、静脈注射用に製剤化された
ものである。
これらヒト免疫グロブリン製剤は、いくつかの欠点を持
つ。
つ。
第一に、■細菌および細菌由来の毒素・酵素に対する抗
体価が低く、必ずしも充分な治療効果を期待しえない。
体価が低く、必ずしも充分な治療効果を期待しえない。
第二に、■高力価の免疫グロブリンを大蚤に安定して供
給することが難しい。健常人ボランティアや患者より採
取された血液を材料に製造されており、高い力価の血清
を一定して入手することは極めて難しく、製造ロット毎
に、抗体価が変動することがある。第三に、■任意にヒ
トの血液を材料に製造されることにより、免疫グロブリ
ン製剤にHBsウイルスなどの肝炎ウイルスやAT L
V (Adult T cell leukaemia
virus)などが混入することがあり得る。
給することが難しい。健常人ボランティアや患者より採
取された血液を材料に製造されており、高い力価の血清
を一定して入手することは極めて難しく、製造ロット毎
に、抗体価が変動することがある。第三に、■任意にヒ
トの血液を材料に製造されることにより、免疫グロブリ
ン製剤にHBsウイルスなどの肝炎ウイルスやAT L
V (Adult T cell leukaemia
virus)などが混入することがあり得る。
かくして、細菌および細菌由来の毒素・酵素特に、緑膿
菌由来の外毒素に対して高い抗体価を有し、細菌感染症
の治療効果の大きい免疫グロブリンの開発が望まれてい
る。
菌由来の外毒素に対して高い抗体価を有し、細菌感染症
の治療効果の大きい免疫グロブリンの開発が望まれてい
る。
緑膿菌外毒素Aは、緑膿菌の産生する外毒素で、613
ケのアミノ酸から成る蛋白である。緑膿菌外毒素Aは、
ADPリポシルトランスフェラーゼという酵素活性をも
ち、動物細胞の表面に存在するレセプターに結合した後
、細胞内へ侵入し、細胞の蛋白合成を阻害する事により
毒性を発揮する。
ケのアミノ酸から成る蛋白である。緑膿菌外毒素Aは、
ADPリポシルトランスフェラーゼという酵素活性をも
ち、動物細胞の表面に存在するレセプターに結合した後
、細胞内へ侵入し、細胞の蛋白合成を阻害する事により
毒性を発揮する。
緑膿菌外毒素に関して、遺伝子のDNA配列および外毒
素分子のアミノ酸配列(G. L. Grayら、Cl
oning,nucleotide sequence
, and expressionin Escher
ichia coli of the exotoxi
n Astructural gene of Pse
udomonas aeruginosa,Proce
eding of National Academy
of Scienceυ.S.A.,Vol.81,
P.2645−2649 (1984)) 、および三
次元構造(V. S. At luredら, Str
ucture ofexotoxin A of Ps
eudomonas aeruginosa at 3
.0Angstrom resolution, Pr
oceeding of NationalAcade
my of Scieuce U. S. A, ,
Vol. 83, p. 13201324(1986
))が明らかになっており、緑膿菌外毒素Aは、ドメイ
ンI (1−252および365−404番目)、ドメ
インII (253−364番目)およびドメインI[
(405−613番目)で構成される。構造と生理活
性の相関についても一部調べられており(J.Hwan
gら、Functional domains of
Pseodomonas exotoxinident
ified by deletion analysi
s of the geneexpressrd in
E. coli, Cell, Vol 48, p
. 129−136(1987)) 、ドメインIが細
胞への結合に、ドメイン■が酵素活性に関与しているこ
とが示唆されている。ドメイン■の機能はよく分かって
ない。
素分子のアミノ酸配列(G. L. Grayら、Cl
oning,nucleotide sequence
, and expressionin Escher
ichia coli of the exotoxi
n Astructural gene of Pse
udomonas aeruginosa,Proce
eding of National Academy
of Scienceυ.S.A.,Vol.81,
P.2645−2649 (1984)) 、および三
次元構造(V. S. At luredら, Str
ucture ofexotoxin A of Ps
eudomonas aeruginosa at 3
.0Angstrom resolution, Pr
oceeding of NationalAcade
my of Scieuce U. S. A, ,
Vol. 83, p. 13201324(1986
))が明らかになっており、緑膿菌外毒素Aは、ドメイ
ンI (1−252および365−404番目)、ドメ
インII (253−364番目)およびドメインI[
(405−613番目)で構成される。構造と生理活
性の相関についても一部調べられており(J.Hwan
gら、Functional domains of
Pseodomonas exotoxinident
ified by deletion analysi
s of the geneexpressrd in
E. coli, Cell, Vol 48, p
. 129−136(1987)) 、ドメインIが細
胞への結合に、ドメイン■が酵素活性に関与しているこ
とが示唆されている。ドメイン■の機能はよく分かって
ない。
一方、緑膿菌外毒素に対するモノクローナル抗体の報告
(D. R. Gal Iowayら、Product
ion andcharacterigation o
f monodonal axtibodies to
exotoxin A from Psendomon
as aernginosa,Infaction a
nd ImmanstY,Vo1.44,P262−2
67(1984) ;野口ら、特開昭61−20420
0;J.M. Larrickら、1nvirto e
xpansion of human Bcells
for production of human m
onoclonal antibodies, in:
Humanhybridomas and monoc
lonal antibodies,PlenumPr
ess, New York, P149−165(1
985);A. W. Anthony ら、prot
ective human monoclonal a
ntibodies toPseudomnnas a
eruginasa exotoxin−A(Pate
nt),PCT/LIS86/01204;J. K.
Chiaら、Functionallydistir
ct monocloual antibodies
reactive withenzymatical
ly active and binding dom
ain ofPsendomonas aerugin
osa, Infection andImmunit
y. Vol. 52, P756−762(1986
))があるが、抗体療法として実用化されるに至ってい
ない。
(D. R. Gal Iowayら、Product
ion andcharacterigation o
f monodonal axtibodies to
exotoxin A from Psendomon
as aernginosa,Infaction a
nd ImmanstY,Vo1.44,P262−2
67(1984) ;野口ら、特開昭61−20420
0;J.M. Larrickら、1nvirto e
xpansion of human Bcells
for production of human m
onoclonal antibodies, in:
Humanhybridomas and monoc
lonal antibodies,PlenumPr
ess, New York, P149−165(1
985);A. W. Anthony ら、prot
ective human monoclonal a
ntibodies toPseudomnnas a
eruginasa exotoxin−A(Pate
nt),PCT/LIS86/01204;J. K.
Chiaら、Functionallydistir
ct monocloual antibodies
reactive withenzymatical
ly active and binding dom
ain ofPsendomonas aerugin
osa, Infection andImmunit
y. Vol. 52, P756−762(1986
))があるが、抗体療法として実用化されるに至ってい
ない。
また、これらの先行文献には、緑膿菌外毒素Aの細胞へ
の結合をブロツクすることにより細胞毒性を阻害するモ
ノクローナル抗体(A. W. Anthor+yら:
J. K. Chiaら)や外毒素Aのもつ酵素活性を
阻害することにより細胞毒性を阻害するモノクローナル
抗体(A. W. Anthonyら)に関する記載が
ある。すなわち、細胞毒性中和効果を有する抗体の認識
する抗原決定基が、N末から103番目のアミノ酸配列
を持つポリペプチド部位(ドメイン■)および385番
目以後のアミノ酸配列を持つポリペプチド部位(ドメイ
ン■またはドメイン■)に存在している可能性を示唆し
ているが、ドメインHの細胞毒性中和効果への関与につ
いては示唆していない。
の結合をブロツクすることにより細胞毒性を阻害するモ
ノクローナル抗体(A. W. Anthor+yら:
J. K. Chiaら)や外毒素Aのもつ酵素活性を
阻害することにより細胞毒性を阻害するモノクローナル
抗体(A. W. Anthonyら)に関する記載が
ある。すなわち、細胞毒性中和効果を有する抗体の認識
する抗原決定基が、N末から103番目のアミノ酸配列
を持つポリペプチド部位(ドメイン■)および385番
目以後のアミノ酸配列を持つポリペプチド部位(ドメイ
ン■またはドメイン■)に存在している可能性を示唆し
ているが、ドメインHの細胞毒性中和効果への関与につ
いては示唆していない。
これらのことから、感染防御に関連する真の抗原決定基
の解析および強い治療活性を有するモノクローナル抗体
の生産が望まれている。
の解析および強い治療活性を有するモノクローナル抗体
の生産が望まれている。
〈課題解決の手段〉
こうした状況に鑑み、本発明者らは前述の問題点を改善
すべく鋭意、改良を加え、緑膿菌外毒素Aに対する多く
のモノクローナル抗体を作製した。
すべく鋭意、改良を加え、緑膿菌外毒素Aに対する多く
のモノクローナル抗体を作製した。
各モノクローナル抗体の治療効果を検討する一方、物理
化学的、免疫化学的および生物学的特性を詳細に解析し
た結果、従来には報告のない新知見を得た。すなわち、
緑膿菌外毒素に対し強い治療効果を有するモノクローナ
ル抗体を得たが、該抗体はイン・ビトロ系において、緑
膿菌外毒素AのADPリボシルトランスフェラーゼ活性
を阻害しなかった。また、緑膿菌外毒素Aの細胞への取
込み阻害能については、極めて高い活性を示すことは無
かった。そこで 従来の緑膿菌外毒素の酵素活性(ドメ
イン■)に関与する抗体、あるいは細胞への結合(ドメ
イン■)に関与する抗体とは異なる新規なモノクローナ
ル抗体ではないかと考え、抗原認識部位を同定したとこ
ろ、機能の未知であるドメイン■を認識することが判明
した。この新l2 知見を基に、緑膿菌外毒素に対し強い細胞毒性中和活性
および治療効果を有するモノクローナル抗体、該抗体を
産生ずるセルライン、該抗体を用いた高力価の免疫グロ
ブリン製剤を作製し、本発明を完成することに至った。
化学的、免疫化学的および生物学的特性を詳細に解析し
た結果、従来には報告のない新知見を得た。すなわち、
緑膿菌外毒素に対し強い治療効果を有するモノクローナ
ル抗体を得たが、該抗体はイン・ビトロ系において、緑
膿菌外毒素AのADPリボシルトランスフェラーゼ活性
を阻害しなかった。また、緑膿菌外毒素Aの細胞への取
込み阻害能については、極めて高い活性を示すことは無
かった。そこで 従来の緑膿菌外毒素の酵素活性(ドメ
イン■)に関与する抗体、あるいは細胞への結合(ドメ
イン■)に関与する抗体とは異なる新規なモノクローナ
ル抗体ではないかと考え、抗原認識部位を同定したとこ
ろ、機能の未知であるドメイン■を認識することが判明
した。この新l2 知見を基に、緑膿菌外毒素に対し強い細胞毒性中和活性
および治療効果を有するモノクローナル抗体、該抗体を
産生ずるセルライン、該抗体を用いた高力価の免疫グロ
ブリン製剤を作製し、本発明を完成することに至った。
本発明は、下記の免疫化学的・生物学的特性および物理
化学的特性を有する緑膿菌外毒素Aに対するモノクロー
ナル抗体、該モノクローナル抗体産生セルライン、該モ
ノクローナル抗体を含む感染治療用の免疫グロブリン製
剤、診断薬又は定量用試薬および緑膿菌外毒素の特定の
抗原決定基を構成要素とする感染治療用のワクチン製剤
に関するものである。
化学的特性を有する緑膿菌外毒素Aに対するモノクロー
ナル抗体、該モノクローナル抗体産生セルライン、該モ
ノクローナル抗体を含む感染治療用の免疫グロブリン製
剤、診断薬又は定量用試薬および緑膿菌外毒素の特定の
抗原決定基を構成要素とする感染治療用のワクチン製剤
に関するものである。
すなわち、
■緑膿菌外毒素Aに対して特異的に結合する■緑膿菌外
毒素Aのアミノ酸残基241〜297番目に相当する部
分を抗原認識部位(エピトープ)として認識する ■イン・ビトロ系において、緑膿菌外毒素AのADPリ
ボシルトランスフェラーゼ活性を阻害しな■細胞培養系
において、緑膿菌外毒素Aによって惹起される細胞毒性
を中和する ■生体内へ非経口的投与された該モノクローナル抗体は
、緑膿菌外毒素Aにより誘発される肝臓での蛋白合成伸
長因子2 (alongation factor −
2 ;EF−2)の生体内リボシル化反応を阻害する
■緑膿菌外毒素Aの関与する緑膿菌感染症において予防
・治療効果を示すことを特徴とし、更に好ましくは■p
H3. 5−4. 0の酸性条件下においても、抗原結
合活性を保持する ■結合定数が108 β/モル以上
であることを特徴とする。
毒素Aのアミノ酸残基241〜297番目に相当する部
分を抗原認識部位(エピトープ)として認識する ■イン・ビトロ系において、緑膿菌外毒素AのADPリ
ボシルトランスフェラーゼ活性を阻害しな■細胞培養系
において、緑膿菌外毒素Aによって惹起される細胞毒性
を中和する ■生体内へ非経口的投与された該モノクローナル抗体は
、緑膿菌外毒素Aにより誘発される肝臓での蛋白合成伸
長因子2 (alongation factor −
2 ;EF−2)の生体内リボシル化反応を阻害する
■緑膿菌外毒素Aの関与する緑膿菌感染症において予防
・治療効果を示すことを特徴とし、更に好ましくは■p
H3. 5−4. 0の酸性条件下においても、抗原結
合活性を保持する ■結合定数が108 β/モル以上
であることを特徴とする。
■〜■の効果を判定する際に、以下の方法を用いること
ができる。いずれも、抗体無投与の系(あるいは■■に
おいては■で活性をもたなかった抗体を投与した系)を
対照とし、対照に比べ、有為差をもつ場合に効果有りと
判定される。
ができる。いずれも、抗体無投与の系(あるいは■■に
おいては■で活性をもたなかった抗体を投与した系)を
対照とし、対照に比べ、有為差をもつ場合に効果有りと
判定される。
■細胞培養系における細胞毒性中和効果の判定一夜培養
したマウス細胞に、精製抗体と外毒素Aを加え、培養し
、その上清を除く。次いでホルマリン等の固定液を加え
室温にて静置した後、固定液を除去し、色素液を加え、
室温にて静置した後、色素液を除去し、蒸留水で洗浄す
る。洗浄後、抽出液を加えて攪拌後、該溶液のCD59
,を測定する。
したマウス細胞に、精製抗体と外毒素Aを加え、培養し
、その上清を除く。次いでホルマリン等の固定液を加え
室温にて静置した後、固定液を除去し、色素液を加え、
室温にて静置した後、色素液を除去し、蒸留水で洗浄す
る。洗浄後、抽出液を加えて攪拌後、該溶液のCD59
,を測定する。
■EF−2の生体内リボシル化反応の阻害効果の判定
熱傷マウスを作製し、皮下注射により外毒素産生緑膿菌
を感染させる。感染後、抗体を静脈内に投与し、数時間
後、マウスの肝臓を摘出する。マウス肝臓よりEF−2
溶液を調製し、肝臓の蛋白合成能の指標としてM,Po
llackらの方法(J. Infect. Dis,
145 688−695(1982) )に従いADP
リボシル化されていない活性の有るEF−2量を測定す
る。サンプルマウスの蛋白合成能を、菌を接種していな
い正常マウスの蛋白合成能の50%まで回復させる抗体
の投与量(ED5o)を測定する。■緑膿菌外毒素Aの
関与する緑膿菌感染症における予防・治療効果の判定 マウスの腹腔内に抗Bx−Aモノクローナル抗体精製l
5 品を投与し、数時間後腹腔内にEx−Aを接種する。
を感染させる。感染後、抗体を静脈内に投与し、数時間
後、マウスの肝臓を摘出する。マウス肝臓よりEF−2
溶液を調製し、肝臓の蛋白合成能の指標としてM,Po
llackらの方法(J. Infect. Dis,
145 688−695(1982) )に従いADP
リボシル化されていない活性の有るEF−2量を測定す
る。サンプルマウスの蛋白合成能を、菌を接種していな
い正常マウスの蛋白合成能の50%まで回復させる抗体
の投与量(ED5o)を測定する。■緑膿菌外毒素Aの
関与する緑膿菌感染症における予防・治療効果の判定 マウスの腹腔内に抗Bx−Aモノクローナル抗体精製l
5 品を投与し、数時間後腹腔内にEx−Aを接種する。
対照としてB S A (bovine serum
albumin)を投与したマウスに同様の操作を行う
。Ex−A接種後7日後の生残率を比較する。
albumin)を投与したマウスに同様の操作を行う
。Ex−A接種後7日後の生残率を比較する。
いずれも詳細は実施例を参照する。
このようなモノクローナル抗体の具体例として本発明は
モノクローナル抗体Ex −3C7を提供する。
モノクローナル抗体Ex −3C7を提供する。
該モノクローナル抗体の重鎮(H鎖)および軽鎖(L鎖
)の抗原抗体結合に関与する超可変領域(Hyper
variable region又はCDR)は請求項
第4項記載のアミノ酸配列を保持する。
)の抗原抗体結合に関与する超可変領域(Hyper
variable region又はCDR)は請求項
第4項記載のアミノ酸配列を保持する。
緑膿菌外毒素と特異的に反応し、上記の特徴を有するモ
ノクローナル抗体を連続的に産生ずるハイブリドーマは
、以下の方法で取得される。
ノクローナル抗体を連続的に産生ずるハイブリドーマは
、以下の方法で取得される。
本発明のハイブリドーマは、免疫、細胞融合、融合細胞
選択、アッセイおよびクローニングの五つの工程から成
る、Kohlerら(Nature 256, 495
497 . 1975)の方法によって樹立される。
選択、アッセイおよびクローニングの五つの工程から成
る、Kohlerら(Nature 256, 495
497 . 1975)の方法によって樹立される。
免疫工程は、動物(ヒトを除く)を目的とする抗原で感
作する工程である。
作する工程である。
抗原としては、緑膿菌外毒素精製品又はそのトキソイド
をフロインド完全又は不完全アジュバンドと混和した混
和物をマウス等の動物に1週間〜数か月の間隔で1〜6
回注射することによって感作する。ヒトの場合、外毒素
産生緑膿閑による自然感染がこの免疫に相当する。
をフロインド完全又は不完全アジュバンドと混和した混
和物をマウス等の動物に1週間〜数か月の間隔で1〜6
回注射することによって感作する。ヒトの場合、外毒素
産生緑膿閑による自然感染がこの免疫に相当する。
緑膿菌外毒素トキソイドとは、ホルマリンを用いた方法
(S. J. Cryzら、Infect.and I
mmunol.,Vol. 32, P759−768
. (1981))あるいは、フォトアフィニティ不活
性による方法(S. Marburgら、Proc.N
at l. Acad. Sc i : USA, V
o i. 80, P2870−2873. (198
3))により不活性された緑膿菌外毒素を示す。
(S. J. Cryzら、Infect.and I
mmunol.,Vol. 32, P759−768
. (1981))あるいは、フォトアフィニティ不活
性による方法(S. Marburgら、Proc.N
at l. Acad. Sc i : USA, V
o i. 80, P2870−2873. (198
3))により不活性された緑膿菌外毒素を示す。
抗原の投与経路として腹腔内投与、皮下投与、静脈内投
与が考えられるが、特に皮下投与が望ましい。細胞融合
2〜5日前に緑膿菌外毒素精製品またはそのトキソイド
、あるいは変性緑膿菌外毒素を追加感作することが望ま
しい。
与が考えられるが、特に皮下投与が望ましい。細胞融合
2〜5日前に緑膿菌外毒素精製品またはそのトキソイド
、あるいは変性緑膿菌外毒素を追加感作することが望ま
しい。
変性緑膿菌外毒素とは尿素およびジチオスレイトールで
の処理あるいは凍結融解処理により変性した緑膿菌外毒
素のことをいう。
の処理あるいは凍結融解処理により変性した緑膿菌外毒
素のことをいう。
細胞融合工程は、免疫(感作)された動物やヒトから摘
出した牌臓細胞またはリンパ球B細胞と骨髄腫細胞とを
融合する工程から成る。リンパ球として血清中抗緑膿菌
外毒素抗体価が高いヒトの末梢血、牌臓、偏桃腺やリン
パ節など由来のリンパ球を用いる事もできる。骨髄腫細
胞としては、HP R T (hypoxanthin
e−guanine phosphoribosylt
ransferase)欠損マウス骨髄腫細胞であるP
3−X63−Ag8−01(P3U1,ATCC CR
L1597)、P3−NS−1/1−Ag4−1(NS
−1;ATCC TIB 18)、P3−X63−Ag
8−653(653 ;ATCCCRL1580)、S
P2/0−Ag14CSP2/0;ATCC CRL8
287)SHMD33(ATCC CRLl668)な
どがその代表として用いられるが、その他、細胞工学分
野にて通常用いられる動物およびヒト由来のイムノグ口
プリン非産生または非分泌細胞をも用いることができる
。
出した牌臓細胞またはリンパ球B細胞と骨髄腫細胞とを
融合する工程から成る。リンパ球として血清中抗緑膿菌
外毒素抗体価が高いヒトの末梢血、牌臓、偏桃腺やリン
パ節など由来のリンパ球を用いる事もできる。骨髄腫細
胞としては、HP R T (hypoxanthin
e−guanine phosphoribosylt
ransferase)欠損マウス骨髄腫細胞であるP
3−X63−Ag8−01(P3U1,ATCC CR
L1597)、P3−NS−1/1−Ag4−1(NS
−1;ATCC TIB 18)、P3−X63−Ag
8−653(653 ;ATCCCRL1580)、S
P2/0−Ag14CSP2/0;ATCC CRL8
287)SHMD33(ATCC CRLl668)な
どがその代表として用いられるが、その他、細胞工学分
野にて通常用いられる動物およびヒト由来のイムノグ口
プリン非産生または非分泌細胞をも用いることができる
。
融合法としてHVJ法(センダイウイルスを用いる方法
)、ポリエチレングリコール法(PEG法)や電気的融
合法等が用いられる。
)、ポリエチレングリコール法(PEG法)や電気的融
合法等が用いられる。
以下にPEG法を更に詳しく説明する。
即ち、リンパ球B細胞と骨髄腫細胞とを10〜1 :
1(7)割合ニテ混合し30〜50%(W/V) PE
Gl000〜6000を0.5〜1分間に少量ずつ加え
、1〜lO分間静置する。その後2〜10分間に無血清
培地を加え希釈する。
1(7)割合ニテ混合し30〜50%(W/V) PE
Gl000〜6000を0.5〜1分間に少量ずつ加え
、1〜lO分間静置する。その後2〜10分間に無血清
培地を加え希釈する。
その後更に培地に加え105〜106細胞/1nlの濃
度で調製し、96穴マイクロプレートに1穴(ウェル)
当たり2X10”〜2X105個の細胞を播種し、5%
CO2インキュベーター内で320C〜37℃にて培養
する。PEG添加のときに、ジメチルスルフォキサイド
(DMSO)やポリーLリジンなどを添加することによ
り融合効率を高めることができる。
度で調製し、96穴マイクロプレートに1穴(ウェル)
当たり2X10”〜2X105個の細胞を播種し、5%
CO2インキュベーター内で320C〜37℃にて培養
する。PEG添加のときに、ジメチルスルフォキサイド
(DMSO)やポリーLリジンなどを添加することによ
り融合効率を高めることができる。
融合細胞選択工程は、融合細胞のみが生育できる適当な
選択培地中で培養することにより融合細胞を選別する工
程である。HGPRT欠損骨髄腫細胞を融合親細胞とし
て用いた場合、選択培地としてH A T (Hypo
xanthine, Aminopterin.Th
ymidine)培地やH A z(Hypoxant
hine, Azaserine)培地を用いる。2〜
4日毎に新鮮な選択培地に交換し10〜20日間培養す
る。その他、アクチノマイシンD・エメチン併用法、ジ
メチルピロカーボネイト法、ウアバイン法等公知の方法
が用いられる。
選択培地中で培養することにより融合細胞を選別する工
程である。HGPRT欠損骨髄腫細胞を融合親細胞とし
て用いた場合、選択培地としてH A T (Hypo
xanthine, Aminopterin.Th
ymidine)培地やH A z(Hypoxant
hine, Azaserine)培地を用いる。2〜
4日毎に新鮮な選択培地に交換し10〜20日間培養す
る。その他、アクチノマイシンD・エメチン併用法、ジ
メチルピロカーボネイト法、ウアバイン法等公知の方法
が用いられる。
アッセイ工程は、融合細胞のなかから、目的とする特異
抗体産生細胞を選別する工程である。通常、培養上清に
含まれる抗体活性を、固相または液相放射性同位元素免
疫測定法(ラジオイムノアッセイ、R I A ),
Enzyme Linked Immunosorbe
ntAssey(ELISA),凝集法および蛍光抗体
法等、免疫学領域で一般に用いられる方法でアッセイす
る。
抗体産生細胞を選別する工程である。通常、培養上清に
含まれる抗体活性を、固相または液相放射性同位元素免
疫測定法(ラジオイムノアッセイ、R I A ),
Enzyme Linked Immunosorbe
ntAssey(ELISA),凝集法および蛍光抗体
法等、免疫学領域で一般に用いられる方法でアッセイす
る。
クローニング工程は、目的の特異抗体産生細胞を一つの
クローンから由来した均一な細胞集団とする工程である
。限外希釈法、軟寒天法、単細胞マニュピレーション(
Single cell manipulation)
法などによって、モノクローン(単一性クローン)から
由来した増殖の迷い緑膿菌外毒素と反応する抗体を産生
ずる安定した細胞株、所謂ハイブリドーマを得る。
クローンから由来した均一な細胞集団とする工程である
。限外希釈法、軟寒天法、単細胞マニュピレーション(
Single cell manipulation)
法などによって、モノクローン(単一性クローン)から
由来した増殖の迷い緑膿菌外毒素と反応する抗体を産生
ずる安定した細胞株、所謂ハイブリドーマを得る。
・このハイブリドーマを公知の方法、例えば、DNA変
異剤などの化学的処理およびUV照射など物質的処理に
より、増殖能や抗体産生能を高めるなどの改良を加えた
ハイブリドーマ子孫細胞を得ることができる。この子孫
細胞が親ハイブリドーマと同じく、本発明に記載の生物
学的・物理学的特性を保持していることは言うまでもな
い。
異剤などの化学的処理およびUV照射など物質的処理に
より、増殖能や抗体産生能を高めるなどの改良を加えた
ハイブリドーマ子孫細胞を得ることができる。この子孫
細胞が親ハイブリドーマと同じく、本発明に記載の生物
学的・物理学的特性を保持していることは言うまでもな
い。
本発明の抗体は、該ハイブリドーマを試験管内で無血清
培地や血清を含む通常の動物細胞用培地で培養した培養
上清、又はプリスタン(2, 6, 10, 14te
tramethyl pentadecane, Al
drich社)を前投与したマウス等の動物に接種し、
生体内培養することによって得た生体浸出液から精製さ
れる。すなわち得られた培養上清又は生体浸出液を通常
の蛋白精製に用いられる生化学的手法,例えば硫酸アン
モニウムによる沈澱法、イオン交換クロマトグラフィー
法、ゲル濾過法およびマフィニティーク口マトグラフィ
ー法に供することによって精製される。
培地や血清を含む通常の動物細胞用培地で培養した培養
上清、又はプリスタン(2, 6, 10, 14te
tramethyl pentadecane, Al
drich社)を前投与したマウス等の動物に接種し、
生体内培養することによって得た生体浸出液から精製さ
れる。すなわち得られた培養上清又は生体浸出液を通常
の蛋白精製に用いられる生化学的手法,例えば硫酸アン
モニウムによる沈澱法、イオン交換クロマトグラフィー
法、ゲル濾過法およびマフィニティーク口マトグラフィ
ー法に供することによって精製される。
精製されたモノクローナル抗体は、生物学的製剤の製剤
化に通常用いられる方法によって製剤化される。基本的
には、メンブレンフィルター等による濾過除菌操作の後
に、安定化剤とともに滅菌バイアルに凍結乾燥される。
化に通常用いられる方法によって製剤化される。基本的
には、メンブレンフィルター等による濾過除菌操作の後
に、安定化剤とともに滅菌バイアルに凍結乾燥される。
本モノクローナル抗体製剤は、細菌感染治療・予防剤と
して、緑膿菌外毒素に対する1種類のモノクローナル抗
体より成ることも可能であるが、更に好ましくは、緑膿
菌外毒素分子の異なる抗原決定部位を認識しうる、少な
くとも2種類又はそれ以上のモノクローナル抗体と混合
して用いられる。又は緑膿菌外毒素以外の緑膿菌由来抗
原、例えばエステラーゼ、プロテアーゼなどの緑膿菌外
毒素や外膜蛋白・内毒素構成成分などを認識する従来型
の抗体と混合して使用される。更には、緑膿菌以外の細
菌、ウイルス、真菌、原虫、癌細胞に対する抗体に、本
発明によって得られる緑膿菌外毒素に対するモノクロー
ナル抗体を添加して用いることができる。 従来の免疫
グロブリン製剤に、本発明によって得られるモノクロー
ナル抗体を添加して、外毒素に対する高力価免疫グロブ
リン製剤とされる。
して、緑膿菌外毒素に対する1種類のモノクローナル抗
体より成ることも可能であるが、更に好ましくは、緑膿
菌外毒素分子の異なる抗原決定部位を認識しうる、少な
くとも2種類又はそれ以上のモノクローナル抗体と混合
して用いられる。又は緑膿菌外毒素以外の緑膿菌由来抗
原、例えばエステラーゼ、プロテアーゼなどの緑膿菌外
毒素や外膜蛋白・内毒素構成成分などを認識する従来型
の抗体と混合して使用される。更には、緑膿菌以外の細
菌、ウイルス、真菌、原虫、癌細胞に対する抗体に、本
発明によって得られる緑膿菌外毒素に対するモノクロー
ナル抗体を添加して用いることができる。 従来の免疫
グロブリン製剤に、本発明によって得られるモノクロー
ナル抗体を添加して、外毒素に対する高力価免疫グロブ
リン製剤とされる。
本発明によって得られるモノクローナル抗体は主として
クラスIgGに属するがこれに限定されたものではない
。
クラスIgGに属するがこれに限定されたものではない
。
本モノクローナル抗体は、前記の特性を持つモノクロー
ナル抗体であれば、マウス抗体、ヒト抗体、マウスーヒ
ト・キメラ抗体、クラス・サブクラス変換抗体など、す
べて含まれる。また、ハイブリドーマ法以外でも、例え
ばDNA組換え法など既知の抗体作製技術を用いて作製
されたモノクローナル抗体も含まれる。
ナル抗体であれば、マウス抗体、ヒト抗体、マウスーヒ
ト・キメラ抗体、クラス・サブクラス変換抗体など、す
べて含まれる。また、ハイブリドーマ法以外でも、例え
ばDNA組換え法など既知の抗体作製技術を用いて作製
されたモノクローナル抗体も含まれる。
外毒素A産生緑膿菌による感染症および、その細菌を含
む混合細菌感染症の治療・予防に用いられる時、本モノ
クローナル抗体を少なくとも1種類含む免疫グロブリン
製剤は、重症の場合成人あたり1回1〜10g、予防や
通常の治療の場合成人あたり1回0.2〜5gが投与さ
れる。本モノクローナル抗体そのものとして、1回10
〜500■が投与される。
む混合細菌感染症の治療・予防に用いられる時、本モノ
クローナル抗体を少なくとも1種類含む免疫グロブリン
製剤は、重症の場合成人あたり1回1〜10g、予防や
通常の治療の場合成人あたり1回0.2〜5gが投与さ
れる。本モノクローナル抗体そのものとして、1回10
〜500■が投与される。
本発明のモノクローナル抗体を利用する緑膿菌外毒素A
の定量および外毒素A産生緑膿菌感染症の診断としては
、通常の抗体を用いる免疫化学的定量法および診断法が
考えられ、当該モノクローナル抗体が利用可能であれば
制限はない。例えば放射性同位元素免疫測定法(RLA
) 、酵素免疫測定法(E I A)および凝集法等が
例示される。
の定量および外毒素A産生緑膿菌感染症の診断としては
、通常の抗体を用いる免疫化学的定量法および診断法が
考えられ、当該モノクローナル抗体が利用可能であれば
制限はない。例えば放射性同位元素免疫測定法(RLA
) 、酵素免疫測定法(E I A)および凝集法等が
例示される。
本発明のポリペプチド、ペプチドおよびその塩は、通常
のペプチド化学において用いられる方法に準じて合成さ
れる。
のペプチド化学において用いられる方法に準じて合成さ
れる。
すなわち、液相法、固相法のいずれによっても得ること
ができる。
ができる。
本発明のポリペプチドまたはその塩は、通常凍結乾燥品
の態様で製剤化されて、経口的または非経口的に投与さ
れる。その剤型は投与ルートに応じて変わり得るが、た
とえば注射剤の場合は、本発明のポリペプチドもしくは
その塩自体または常套の添加剤とともに自体公知の手段
にて調製した凍結乾燥品を、用時注射用蒸留水等に溶解
して用いる態様の製剤とすることが好ましい。
の態様で製剤化されて、経口的または非経口的に投与さ
れる。その剤型は投与ルートに応じて変わり得るが、た
とえば注射剤の場合は、本発明のポリペプチドもしくは
その塩自体または常套の添加剤とともに自体公知の手段
にて調製した凍結乾燥品を、用時注射用蒸留水等に溶解
して用いる態様の製剤とすることが好ましい。
投与方法としては筋注、皮下注、静注などが特に好まし
く、またヒト以外の動物に投与する場合は、飼料に添加
することも可能である。
く、またヒト以外の動物に投与する場合は、飼料に添加
することも可能である。
たとえばワクチンとして使用する場合は、本発明ペプチ
ドまたはその塩自体あるいは蛋白質(たとえば血清アル
ブミンなど)などと結合させた結合体として数回投与す
ることにより作用を発揮させることができる。投与量は
、成人に対しては5〜100μg/1回投与が一般的で
ある。投与回数は、1ケ月の間隔をおいて2回投与し、
予備免疫の後6ケ月〜1年後に追加投与することが好ま
しい。
ドまたはその塩自体あるいは蛋白質(たとえば血清アル
ブミンなど)などと結合させた結合体として数回投与す
ることにより作用を発揮させることができる。投与量は
、成人に対しては5〜100μg/1回投与が一般的で
ある。投与回数は、1ケ月の間隔をおいて2回投与し、
予備免疫の後6ケ月〜1年後に追加投与することが好ま
しい。
〈発明の効果〉
本発明によって得られるモノクローナル抗体は、緑膿菌
外毒素Aの241〜297番目のアミノ酸部位( ドメ
イン■)を認識し、同抗原にたいして高い抗体価を有し
、従来のモノクローナル抗体よりも、はるかに優れた治
療効果を示す。
外毒素Aの241〜297番目のアミノ酸部位( ドメ
イン■)を認識し、同抗原にたいして高い抗体価を有し
、従来のモノクローナル抗体よりも、はるかに優れた治
療効果を示す。
従来知られている、治療効果のあるモノクローナル抗体
は、ドメインエ(レセプター機能をもつ領域)又は、ド
メイン■(酵素活性をもつ領域)を認識するものであっ
た。ドメイン■の機能は充分には解明されておらず、治
療効果への関与について示唆されていなかった。
は、ドメインエ(レセプター機能をもつ領域)又は、ド
メイン■(酵素活性をもつ領域)を認識するものであっ
た。ドメイン■の機能は充分には解明されておらず、治
療効果への関与について示唆されていなかった。
また、緑膿菌外毒素Aは、動物、細胞表面のレセプター
と結合後、エンドサイトシスによって細胞内へ取り込ま
れ、リンゾームと融合され、ファゴリソゾームを形成す
ると考えられている。そこでは、リソゾーム由来のプロ
テアーゼ等の分解酵素が酸性条件下で作用し、外毒素A
を分解することによって外毒素AのもつADPホスフォ
リボシルトランスフエラーゼ(酵素)活性が活性化、ひ
いては蛋白生合成因子の一つである伸長因子2 (EF
−2)がADP ’Jボシル化され、蛋白合成が阻害さ
れると考えられている。pH3. 5−4. 0の酸性
下においても抗原結合活性を保持するモノクローナル抗
体は、酸性下において抗原抗体活性複合体を形成するこ
とから、外毒素の細胞への結合・侵入および細胞内輸送
・変換を阻害する活性をもち、外毒素産生性緑膿閑によ
る実験的マウス感染症を治癒することができる。即ち、
外毒素Aの細胞内毒性発現を押さえ、強い治療効果を有
すると考えられる。
と結合後、エンドサイトシスによって細胞内へ取り込ま
れ、リンゾームと融合され、ファゴリソゾームを形成す
ると考えられている。そこでは、リソゾーム由来のプロ
テアーゼ等の分解酵素が酸性条件下で作用し、外毒素A
を分解することによって外毒素AのもつADPホスフォ
リボシルトランスフエラーゼ(酵素)活性が活性化、ひ
いては蛋白生合成因子の一つである伸長因子2 (EF
−2)がADP ’Jボシル化され、蛋白合成が阻害さ
れると考えられている。pH3. 5−4. 0の酸性
下においても抗原結合活性を保持するモノクローナル抗
体は、酸性下において抗原抗体活性複合体を形成するこ
とから、外毒素の細胞への結合・侵入および細胞内輸送
・変換を阻害する活性をもち、外毒素産生性緑膿閑によ
る実験的マウス感染症を治癒することができる。即ち、
外毒素Aの細胞内毒性発現を押さえ、強い治療効果を有
すると考えられる。
さらに、抗原への結合定数が高いモノクローナル抗体は
、治療効果が高く、定量用試薬としても有用である。緑
膿菌外毒素Aに対する結合定数が108 4/モル以上
と高い結合定数を有するモノクローナル抗体はこれらの
利点をもつものである。
、治療効果が高く、定量用試薬としても有用である。緑
膿菌外毒素Aに対する結合定数が108 4/モル以上
と高い結合定数を有するモノクローナル抗体はこれらの
利点をもつものである。
次に実施例をあげて本発明をさらに具体的に説明するが
、本発明はこれのみに限定されないことは言うまでもな
い。
、本発明はこれのみに限定されないことは言うまでもな
い。
実施例1 抗体産生細胞の樹立
(1) 抗原の調製
Ex−Aとして、外毒素産生緑膿菌株PA103(AT
CC 29260)の培養上清から陰イオン交換樹脂、
ヒドロキシアパタイトを用いて精製された市販品(Sw
iss Serum Institute, Bern
, Switzerland)を使用した。市販緑膿菌
外毒素Aをリン酸緩衝液(pH7. 2 ,組成NaC
l(8g/ i’ ) 、KCI(0.2 g/ 1’
)、Na2HPOt ” 12H20(2.99g/
A)およびKH2P04(0. 2g/Il):以下
PBSと略す)に対し透析し免疫原として用いた。
CC 29260)の培養上清から陰イオン交換樹脂、
ヒドロキシアパタイトを用いて精製された市販品(Sw
iss Serum Institute, Bern
, Switzerland)を使用した。市販緑膿菌
外毒素Aをリン酸緩衝液(pH7. 2 ,組成NaC
l(8g/ i’ ) 、KCI(0.2 g/ 1’
)、Na2HPOt ” 12H20(2.99g/
A)およびKH2P04(0. 2g/Il):以下
PBSと略す)に対し透析し免疫原として用いた。
(2)免疫婢臓細胞の調製
BALB/cマウス(雌、初回免疫時4週令、体重約1
5g)を免疫に供した。緑膿菌外毒素Aを5μg/一の
濃度で含有するPBS 1容とフロイント完全アジュバ
ント1容を常法に従い混和し、マウスー匹あたり混和液
0.21nl(緑膿菌外毒素AO. 5μgを含有)を
皮下投与することによって初回免疫した。以後、2週間
隔にて4回、フロイント不完全アジュバントと混和した
緑膿菌外毒素Aを順次2μg,10μg,20μg,2
0μg皮下投与し、追加免疫を行なった。最後の追加免
疫の約1ケ月後、凍結融解を20回繰返す事により変性
せしめた緑膿菌外毒素A20μgを静脈内投与する事に
より最終免疫した。3日後に牌臓を摘出、イーグルのM
EM培地(半井化学)に懸濁された牌臓細胞を得た。
5g)を免疫に供した。緑膿菌外毒素Aを5μg/一の
濃度で含有するPBS 1容とフロイント完全アジュバ
ント1容を常法に従い混和し、マウスー匹あたり混和液
0.21nl(緑膿菌外毒素AO. 5μgを含有)を
皮下投与することによって初回免疫した。以後、2週間
隔にて4回、フロイント不完全アジュバントと混和した
緑膿菌外毒素Aを順次2μg,10μg,20μg,2
0μg皮下投与し、追加免疫を行なった。最後の追加免
疫の約1ケ月後、凍結融解を20回繰返す事により変性
せしめた緑膿菌外毒素A20μgを静脈内投与する事に
より最終免疫した。3日後に牌臓を摘出、イーグルのM
EM培地(半井化学)に懸濁された牌臓細胞を得た。
なお、一部の実験で、4回目の追加免疫の約1ケ月後に
フロイント不完全アジュバントと混和した緑膿菌外毒素
A20μgを皮下投与し、計5回の追加免疫を行なった
。
フロイント不完全アジュバントと混和した緑膿菌外毒素
A20μgを皮下投与し、計5回の追加免疫を行なった
。
(3)細胞融合
マウス骨髄腫細胞P3X63−Ag8−653(ATC
C CRL1580)を10%ウシ胎児血清FCS(G
ibco)添加RPMI−1640培地(半井化学)中
で培養し、対数増殖期で細胞を集め細胞融合に用いた。
C CRL1580)を10%ウシ胎児血清FCS(G
ibco)添加RPMI−1640培地(半井化学)中
で培養し、対数増殖期で細胞を集め細胞融合に用いた。
融合方法は、Kohlerら(Nature,256,
495−497. 1975)の方法に準じた。
495−497. 1975)の方法に準じた。
即ち、牌臓細胞と骨髄腫細胞とを5=1の比率で血清不
含のRPMI−1640培地に懸濁し、LOOOrpt
n (トミー精工CD−10OR)にて7分間遠心分離
した。沈査に、37℃に保温された45%(W/W)ポ
リエチレングリコール(PEG)4000,10%(v
/v)シメチルスルホキシドの溶液1dを1分間かけて
添加し、さらに37℃にて1分間静置した。次いで、血
清不含RPMI−1640培地2dを1−/Iminの
割合で加え懸濁した。更に、血清不含RPMI−164
0培地7mlを徐々に加えPEGを希釈した。37°0
20分間静置の後1, OOOrpmで7分間遠心分離
、その後マウス骨髄腫細胞として6X10’/m7!の
細胞濃度が得られるように、10%FCS−RPMI−
1640培地に再懸濁し、96穴マイクロプレート(住
友ベークライトMS−3096F)に0.2J/穴(ウ
エル)ずつ分注した。この融合細胞を5%C02におい
て37℃で培養した。
含のRPMI−1640培地に懸濁し、LOOOrpt
n (トミー精工CD−10OR)にて7分間遠心分離
した。沈査に、37℃に保温された45%(W/W)ポ
リエチレングリコール(PEG)4000,10%(v
/v)シメチルスルホキシドの溶液1dを1分間かけて
添加し、さらに37℃にて1分間静置した。次いで、血
清不含RPMI−1640培地2dを1−/Iminの
割合で加え懸濁した。更に、血清不含RPMI−164
0培地7mlを徐々に加えPEGを希釈した。37°0
20分間静置の後1, OOOrpmで7分間遠心分離
、その後マウス骨髄腫細胞として6X10’/m7!の
細胞濃度が得られるように、10%FCS−RPMI−
1640培地に再懸濁し、96穴マイクロプレート(住
友ベークライトMS−3096F)に0.2J/穴(ウ
エル)ずつ分注した。この融合細胞を5%C02におい
て37℃で培養した。
細胞融合の1日後に、半分量の培地を新たなHAT培地
(10−’Mヒポキサンチン、4X10−’Mアミノプ
テリン、1. 6 XIO ’Mチミジンを含むRPM
I−1640培地)と交換した。以後、2日毎にHAT
培地による半量交換を3回行った。
(10−’Mヒポキサンチン、4X10−’Mアミノプ
テリン、1. 6 XIO ’Mチミジンを含むRPM
I−1640培地)と交換した。以後、2日毎にHAT
培地による半量交換を3回行った。
10日後には、70%のマイクロプレート穴で、細胞の
増殖が観察された。
増殖が観察された。
+4)ELISAによる抗緑膿菌外毒素A抗体価の測定
抗緑膿菌外毒素A抗体価の測定は以下の方法で行なった
。緑膿菌外毒素AをPBSへ0.5μg/mlの濃度に
溶解し96ウェルマイクロプレート(ファルコン#39
12) (マイクロプレートと略)に1ウェル当たり
100μβずつ分注し、4℃で一晩インキユベートした
。マイクロプレートから外毒素A溶液を除去した後3%
ウシ血清アルブミン(以下BSAと略称する’)PBS
溶液をlウエルあたり120μβずつ分注し37°Cに
て30分間インキユベートすることにより外毒素Aの未
吸着部分をブロッキングした。マイクロプレートを抗原
吸着プレートとして以後の操作に用いた。
。緑膿菌外毒素AをPBSへ0.5μg/mlの濃度に
溶解し96ウェルマイクロプレート(ファルコン#39
12) (マイクロプレートと略)に1ウェル当たり
100μβずつ分注し、4℃で一晩インキユベートした
。マイクロプレートから外毒素A溶液を除去した後3%
ウシ血清アルブミン(以下BSAと略称する’)PBS
溶液をlウエルあたり120μβずつ分注し37°Cに
て30分間インキユベートすることにより外毒素Aの未
吸着部分をブロッキングした。マイクロプレートを抗原
吸着プレートとして以後の操作に用いた。
アッセイ前に抗原吸着プレートを0.o5%Tween
2 0含有PBS (以下PBST略)で3回洗滌し
た。その後PBSTを1ウェルあたり5oμl分注、必
要に応じPBSTで適宜希釈した試料(血清腹水又は培
養上清)を1ウェルあたり5oμβ加え、37℃で2時
間インキユベートした。
2 0含有PBS (以下PBST略)で3回洗滌し
た。その後PBSTを1ウェルあたり5oμl分注、必
要に応じPBSTで適宜希釈した試料(血清腹水又は培
養上清)を1ウェルあたり5oμβ加え、37℃で2時
間インキユベートした。
その後試料を除去し、PBSTで3回洗浄した。
続いて第2抗体液を1ウェルあたりlooμlずつ加え
、37℃で2時間インキユベートした。第2抗体として
PBSTで500〜1,ooo倍希釈したホスファター
ゼ標識アフィニティ精製抗マウス免疫グロブリン抗体(
Kirkegaard & PerryLab. In
c.)を用いた。IgG,IgM抗体価の測定にはそれ
ぞれホスタファーゼ標識抗マウスIgG抗体、抗マウス
IgM抗体を用いた。第2抗体を除去し、PBSTで3
回洗滌後、発色基質溶液?3■のP−ニトロフェニルリ
ン酸−2−ナトリウム塩を11nlのNaN3(0.
2mg/IJ)MgCl■a 6H20(0. 1mg
/ml )を含む10%ジエタノールアミン緩衝液p
H9.1に溶解した水溶液)をlウェルあたり100μ
lずつ加え、37℃で反応させた。
、37℃で2時間インキユベートした。第2抗体として
PBSTで500〜1,ooo倍希釈したホスファター
ゼ標識アフィニティ精製抗マウス免疫グロブリン抗体(
Kirkegaard & PerryLab. In
c.)を用いた。IgG,IgM抗体価の測定にはそれ
ぞれホスタファーゼ標識抗マウスIgG抗体、抗マウス
IgM抗体を用いた。第2抗体を除去し、PBSTで3
回洗滌後、発色基質溶液?3■のP−ニトロフェニルリ
ン酸−2−ナトリウム塩を11nlのNaN3(0.
2mg/IJ)MgCl■a 6H20(0. 1mg
/ml )を含む10%ジエタノールアミン緩衝液p
H9.1に溶解した水溶液)をlウェルあたり100μ
lずつ加え、37℃で反応させた。
45分間反応後のoD.o5をマルチスキャン(Ti
tertek)で測定した。
tertek)で測定した。
アッセイの結果、42ウェルで特異抗体の産生が認めら
れた。
れた。
(5) 抗体の免疫グロブリンクラスの同定ハイブリ
ドーマの培養上清75μlを、オクタロニーの二重免疫
拡散法に基づくモノクローナル抗体タイピッグキット(
生化学工業)に付して、温室(23土3°C)にて24
時間インキユベートし、抗原抗体沈降物を観察し、サブ
クラスを同定した。抗血清としては、マウス免疫グロブ
リンγ1 γ2, γ2, γ3,αおよびμに対する
ヒツジポリクローナル抗体(Miles)を用いた。
ドーマの培養上清75μlを、オクタロニーの二重免疫
拡散法に基づくモノクローナル抗体タイピッグキット(
生化学工業)に付して、温室(23土3°C)にて24
時間インキユベートし、抗原抗体沈降物を観察し、サブ
クラスを同定した。抗血清としては、マウス免疫グロブ
リンγ1 γ2, γ2, γ3,αおよびμに対する
ヒツジポリクローナル抗体(Miles)を用いた。
代表的なELI SA陽性例につき培養上清の抗体価お
よび免疫グロブリンクラスを表1に記す。
よび免疫グロブリンクラスを表1に記す。
表1
抗体産生細胞 グラス・サブクラス ELISA抗体価
(OD405)n.t. :not tested
(6) 腹水化 4週間前にプリスタン(2, 6, 10. 1
4−テトラメチルペンタデカン; Aldrich
ChemicalCo. Inc.,Wiscons
in )を一匹あたり0,5−にて投与したBalb/
Cマウスに、クローニング後試験管内培養にて増殖させ
たハイブリドーマ5 X L O’細胞を腹腔内へ接種
し、7〜14日後、マウスの腹腔より腹水を採取した。
(OD405)n.t. :not tested
(6) 腹水化 4週間前にプリスタン(2, 6, 10. 1
4−テトラメチルペンタデカン; Aldrich
ChemicalCo. Inc.,Wiscons
in )を一匹あたり0,5−にて投与したBalb/
Cマウスに、クローニング後試験管内培養にて増殖させ
たハイブリドーマ5 X L O’細胞を腹腔内へ接種
し、7〜14日後、マウスの腹腔より腹水を採取した。
(7)精製
マウス腹水をプロテインAモノクローナル抗体精製シス
テムMA P S U (Bio−Rad Lab;N
ew York)にて精製した。すなわち腹水と該シス
テムに添付されている結合バッファ−pH9.0とを1
対lに混合し、アフィゲルプロテインAカラムにアブラ
イト結合バッファーで洗浄した。溶出バッファ一pH3
.0で溶出後ただちにPBSに対して透析した。
テムMA P S U (Bio−Rad Lab;N
ew York)にて精製した。すなわち腹水と該シス
テムに添付されている結合バッファ−pH9.0とを1
対lに混合し、アフィゲルプロテインAカラムにアブラ
イト結合バッファーで洗浄した。溶出バッファ一pH3
.0で溶出後ただちにPBSに対して透析した。
実施例2 腹水を用いた緑膿菌外毒素Aに対する抗体
価、細胞毒性中和活性による抗体産生株の選抜および酵
素活性中和能、細胞内取込み阻害活性の尉定(インビト
ロ) (1)ラジオイムノアッセイ(R I A)による腹水
の抗体価の測定 96ウェルマイクロプレート(Falcon #391
2Becton−Dickinson)を洗浄しlウエ
ルあたり2.00μlのl%BSAを含むPBSを添加
後37℃、30分間インキユベートした。次にl%BS
Aを含むPBSを除去し37℃、10分間乾燥後PBS
にて3回洗浄した。洗浄後1%正常マウス血清(以下N
MSと略す)を含むPBS(−)にて希釈したマウス腹
水50−と1%NMSを含むPBSにて希釈した125
I標識Ex−A (約23, 500cpm) 501
nlを各ウェルに添加し37℃、2時間、更に4℃一夜
インキユベートした。翌日更にPBSにて4倍に希釈し
たウサギ抗マウスI g (CODENo.319MB
L )451nlを各ウェルに添加し37°CI時間さ
らに4°CI時間インキユベートした。
価、細胞毒性中和活性による抗体産生株の選抜および酵
素活性中和能、細胞内取込み阻害活性の尉定(インビト
ロ) (1)ラジオイムノアッセイ(R I A)による腹水
の抗体価の測定 96ウェルマイクロプレート(Falcon #391
2Becton−Dickinson)を洗浄しlウエ
ルあたり2.00μlのl%BSAを含むPBSを添加
後37℃、30分間インキユベートした。次にl%BS
Aを含むPBSを除去し37℃、10分間乾燥後PBS
にて3回洗浄した。洗浄後1%正常マウス血清(以下N
MSと略す)を含むPBS(−)にて希釈したマウス腹
水50−と1%NMSを含むPBSにて希釈した125
I標識Ex−A (約23, 500cpm) 501
nlを各ウェルに添加し37℃、2時間、更に4℃一夜
インキユベートした。翌日更にPBSにて4倍に希釈し
たウサギ抗マウスI g (CODENo.319MB
L )451nlを各ウェルに添加し37°CI時間さ
らに4°CI時間インキユベートした。
1,500XgにてlO分間遠心後、上清を除き、各ウ
ェルを分離してγ一カウンターにより放射能量を測定し
た。
ェルを分離してγ一カウンターにより放射能量を測定し
た。
その結果を表2に示す。
表2 腹水のRIA抗体価
Ex−3C7, Bx−4F2, Ex−8H5が緑膿
菌外毒素Aに対し高い抗体価を有していた。
菌外毒素Aに対し高い抗体価を有していた。
(2)培養細胞を用いた細胞毒性中和試験による細胞毒
性中和活性の測定 培養細胞の蛋白合成能を指標とし、緑膿菌外毒素Aの細
胞毒性に対するモノクローナル抗体の中和効果を検討し
た。マウスBalb/c 3T3細胞を2.0×105
細胞/一の割合で10%FCS含有DMEM培地に懸濁
し96ウェルマイクロプレート(住友ベークライトMS
−3096F)にlウェルあたり100μlずつ播種し
て5%CO2、37℃にて一夜培養した。
性中和活性の測定 培養細胞の蛋白合成能を指標とし、緑膿菌外毒素Aの細
胞毒性に対するモノクローナル抗体の中和効果を検討し
た。マウスBalb/c 3T3細胞を2.0×105
細胞/一の割合で10%FCS含有DMEM培地に懸濁
し96ウェルマイクロプレート(住友ベークライトMS
−3096F)にlウェルあたり100μlずつ播種し
て5%CO2、37℃にて一夜培養した。
抗Ex−Aマウスモノクローナル抗体の腹水をlO%F
CS含有DMEM培地を用い50倍に希釈し、抗体溶液
とした。緑膿菌外毒素Aを0.1ng/m/の濃度に1
0%FCS含有DMEM培地に溶解し外毒素A溶液とし
た。抗体溶液と外毒素A溶液を等量ずつ混合し、室温3
0分間中和反応を行った後100μ1/ウェルの割合で
上記Balb/c 3T3細胞に添加した。次に5%C
O2、37℃にて14時間培養後上清を100μl除去
し、3H一ロイシン3(0。25 μci/well;
I Ci/mg;Amersham Corporat
ion,I11inois)を添加し、更に2時間培養
した。細胞をPBS(−)で3回洗浄後0. 1 N
NaCI{で細胞をプレートよりはがし、細胞を浮遊さ
せた。あらかじめ4℃に冷却した10%トリクロ口酢酸
CTCAで4℃、30分間インキュベート後TCA不溶
性画分に取り込まれた3H量を液体シンチレーションカ
ウンター(ベツクマン)で測定した。緑膿菌外毒素Aに
よる蛋白合成の阻害を50%以上中和した抗体を中和効
果陽性とした。その結果を表3に示す。
CS含有DMEM培地を用い50倍に希釈し、抗体溶液
とした。緑膿菌外毒素Aを0.1ng/m/の濃度に1
0%FCS含有DMEM培地に溶解し外毒素A溶液とし
た。抗体溶液と外毒素A溶液を等量ずつ混合し、室温3
0分間中和反応を行った後100μ1/ウェルの割合で
上記Balb/c 3T3細胞に添加した。次に5%C
O2、37℃にて14時間培養後上清を100μl除去
し、3H一ロイシン3(0。25 μci/well;
I Ci/mg;Amersham Corporat
ion,I11inois)を添加し、更に2時間培養
した。細胞をPBS(−)で3回洗浄後0. 1 N
NaCI{で細胞をプレートよりはがし、細胞を浮遊さ
せた。あらかじめ4℃に冷却した10%トリクロ口酢酸
CTCAで4℃、30分間インキュベート後TCA不溶
性画分に取り込まれた3H量を液体シンチレーションカ
ウンター(ベツクマン)で測定した。緑膿菌外毒素Aに
よる蛋白合成の阻害を50%以上中和した抗体を中和効
果陽性とした。その結果を表3に示す。
表3 モノクローナル抗体の細胞毒性中和活性Ex−3
C7, Ex−4F2, Ex−8H5が緑膿菌外毒素
Aの細胞毒性に対する中和効果を有していた。
C7, Ex−4F2, Ex−8H5が緑膿菌外毒素
Aの細胞毒性に対する中和効果を有していた。
(3)酵素活性中和活性の測定
マウス抗Ex−Aモノクローナル抗体が、Ex−Aの酵
素活性すなわちelongation factor
II (以下EF■と略す)に対するADP ribo
syl transferase(以下ADPRTas
e)活性を中和するか否かを検討した。
素活性すなわちelongation factor
II (以下EF■と略す)に対するADP ribo
syl transferase(以下ADPRTas
e)活性を中和するか否かを検討した。
■EFIIの精製
D. W. Chungらの方法(Infect.Im
mun. 16, 832−841(1977))に従
いEFnを精製した。すなわちwheat germ
(Sigma) 3 0 gにあらかじめ冷却したバッ
フy−(50mMトリス塩酸緩衝液pH8.0.5 0
mM MgOAc, 0. 1M Kcl, 4mM
CaCI2.5mM2−メルカプトエタノール(2−
ME)、lμgl−フェニルメチルスルフォニルフルオ
ライド)(PMSF)24(Wを加えWaringbl
enalerでホモジエナイズした。21, OOOX
g 15分間更に250, 000 Xg1時間遠心
分後30〜50%飽和硫酸アンモニウムで分画した。透
析バッファ一(50mM}リス塩酸緩衝液pH7.5、
1mM EDTA,2mM 2−ME、1μg/i
PMsF)24−に溶解し、固バッファーに対して透析
後20,OOOX g, 2 0分遠心した。上清にグ
リセロールを5%(V/V)、ジチオスレイトール(D
TT)を2mMとなるように添加し−70℃で保存した
。
mun. 16, 832−841(1977))に従
いEFnを精製した。すなわちwheat germ
(Sigma) 3 0 gにあらかじめ冷却したバッ
フy−(50mMトリス塩酸緩衝液pH8.0.5 0
mM MgOAc, 0. 1M Kcl, 4mM
CaCI2.5mM2−メルカプトエタノール(2−
ME)、lμgl−フェニルメチルスルフォニルフルオ
ライド)(PMSF)24(Wを加えWaringbl
enalerでホモジエナイズした。21, OOOX
g 15分間更に250, 000 Xg1時間遠心
分後30〜50%飽和硫酸アンモニウムで分画した。透
析バッファ一(50mM}リス塩酸緩衝液pH7.5、
1mM EDTA,2mM 2−ME、1μg/i
PMsF)24−に溶解し、固バッファーに対して透析
後20,OOOX g, 2 0分遠心した。上清にグ
リセロールを5%(V/V)、ジチオスレイトール(D
TT)を2mMとなるように添加し−70℃で保存した
。
■ Ex−Aの活性化
Ex−A(0、5mg/mg)を4M尿素、1%(W/
V)DTT存在下22℃、15分間インキユベートする
ことにより活性化した。
V)DTT存在下22℃、15分間インキユベートする
ことにより活性化した。
■ ADPRTase活性の測定
M.Pollackらの方法(J.Infect.Di
s 145 6B8698(1982) ) に従って
行なった。すなわちl′CNAD+溶液(3.4μMの
濃度で”C−NAD” (アマシャム0.287Ci
lmmol)を250μM EDTA,200mM
D T T含有50mMトリス塩酸緩衝液pH 8.2
に溶解した溶液)25μlに■で調製したEFH液25
μjl’を加え、更に5 0 ng/fabeの■で活
性化したEx−Aとあらかじめ室温で30分間インキユ
ベートしたマウス腹水lOμlを加えることによって反
応を開始した。室温で5分後60μlの冷却したlO%
TCAを加えた後氷上でIO分間放置した。TCA不溶
性画分をグラスフィルター(Whatman, G F
/ C )に集め取り込まれたIIc量を液体シンチ
レーションカウンター(ベックマン)で測定した。
s 145 6B8698(1982) ) に従って
行なった。すなわちl′CNAD+溶液(3.4μMの
濃度で”C−NAD” (アマシャム0.287Ci
lmmol)を250μM EDTA,200mM
D T T含有50mMトリス塩酸緩衝液pH 8.2
に溶解した溶液)25μlに■で調製したEFH液25
μjl’を加え、更に5 0 ng/fabeの■で活
性化したEx−Aとあらかじめ室温で30分間インキユ
ベートしたマウス腹水lOμlを加えることによって反
応を開始した。室温で5分後60μlの冷却したlO%
TCAを加えた後氷上でIO分間放置した。TCA不溶
性画分をグラスフィルター(Whatman, G F
/ C )に集め取り込まれたIIc量を液体シンチ
レーションカウンター(ベックマン)で測定した。
その結果を表4に示す。
モノクローナル抗体Ex−2A10の腹水は、Ex−A
によるEFIIADPリボシル化を強く阻害した。すな
わち、強い酵素活性中和能を示した。一方、Ex−30
7は、阻害しなかった。
によるEFIIADPリボシル化を強く阻害した。すな
わち、強い酵素活性中和能を示した。一方、Ex−30
7は、阻害しなかった。
(4)Ex−Aの細胞内取込み阻害活性の測定Bx−A
の細胞内への取込みに対するモノクローナル抗体による
阻害活性をM. D. Manhart らの方(In
fect. Immon. 45 596−603(1
984))に従って測定した。
の細胞内への取込みに対するモノクローナル抗体による
阻害活性をM. D. Manhart らの方(In
fect. Immon. 45 596−603(1
984))に従って測定した。
すなわち、マウスBalb/c 3T3細胞を2. O
X l 0 5細胞/dの割合で10%FCS含有D
MEM培地に懸濁し6ウェルプレート(Falcon
#3046 Becton?Dckinson)に1ウ
ェルあたり2mnずつ播種して5%CO■、37℃にて
3日間培養した。100ng/mIlの” I −Ex
−A( 3. 2 x l 0 6cpm/μg100
Ci/rn mol)と、PBSで50倍に希釈した
腹水を混合し、室温30分間放置後、lウェルあたり2
.5mj2のPBSで3回洗浄後0. I N NaO
Hをlウエルあたり2m Ilずつ加えて細胞を溶かし
、取り込まれた1251量をガンマカウンターで測定し
た。
X l 0 5細胞/dの割合で10%FCS含有D
MEM培地に懸濁し6ウェルプレート(Falcon
#3046 Becton?Dckinson)に1ウ
ェルあたり2mnずつ播種して5%CO■、37℃にて
3日間培養した。100ng/mIlの” I −Ex
−A( 3. 2 x l 0 6cpm/μg100
Ci/rn mol)と、PBSで50倍に希釈した
腹水を混合し、室温30分間放置後、lウェルあたり2
.5mj2のPBSで3回洗浄後0. I N NaO
Hをlウエルあたり2m Ilずつ加えて細胞を溶かし
、取り込まれた1251量をガンマカウンターで測定し
た。
その結果を表5に示す。
表5 125I −Ex−A取込み阻害活性モノクロ
ーナル抗体Bx−4F2およびEx−3Cは、25I
−Bx−Aの細胞内への取込みを強く阻害した。
ーナル抗体Bx−4F2およびEx−3Cは、25I
−Bx−Aの細胞内への取込みを強く阻害した。
Bx−4F2の方がEx−3C7より、阻害活性が強か
った。
った。
実施例3 精製モノクローナル抗体の生物活性の比較検
討(イン・ビトロ) 実施例2で選抜したモノクローナル抗体Ex−3C7、
Bx−4F2、Bx−8H5および対照抗体のEx−2
A10(あるいは5cll)について精製品を作製し、
精製品について実施例2記載と同様の実験を行なった。
討(イン・ビトロ) 実施例2で選抜したモノクローナル抗体Ex−3C7、
Bx−4F2、Bx−8H5および対照抗体のEx−2
A10(あるいは5cll)について精製品を作製し、
精製品について実施例2記載と同様の実験を行なった。
(11抗体価
精製モノクローナル抗体を用いて実施例2(1)の項記
載の方法により、を測定した。抗体価最大結合量の50
%の結合を与えるモノクローナル抗体濃度を表6に示す
。
載の方法により、を測定した。抗体価最大結合量の50
%の結合を与えるモノクローナル抗体濃度を表6に示す
。
表6 精製品のRIA抗体価
ロイシンを添加するかわりに、1ウェルあたり 100
μlの固定液(10%ホルマリン)を加え室温にて10
分間静置した後固定液を除去、1ウエルあたり50μβ
の色素液(0. 05%クリスタルバイオレット(半井
化学)を加えた。室温にて30分間静置した後、色素液
を除去し、1ウェルあたり250μlの蒸留水で3回洗
浄した。
μlの固定液(10%ホルマリン)を加え室温にて10
分間静置した後固定液を除去、1ウエルあたり50μβ
の色素液(0. 05%クリスタルバイオレット(半井
化学)を加えた。室温にて30分間静置した後、色素液
を除去し、1ウェルあたり250μlの蒸留水で3回洗
浄した。
1ウェルあたり100μlの抽出液(0.1%酢酸、5
0%メタノール)を加えて5分間攪拌後、CD5.。を
測定した。その結果を表7に示す。
0%メタノール)を加えて5分間攪拌後、CD5.。を
測定した。その結果を表7に示す。
(2)細胞毒性中和活性
精製モノクローナル抗体を用いて実施例2(2)の項記
載の方法により、細胞毒性中和活性を測定した。
載の方法により、細胞毒性中和活性を測定した。
すなわち1ウェルあたり、0.1ngの精製抗体と0,
001ngのEx−Aを加え、5%CO2、37℃にて
14時間培養し、その上清を除いた。次いで3HEx−
3C7は高い細胞毒性中和活性を示した。
001ngのEx−Aを加え、5%CO2、37℃にて
14時間培養し、その上清を除いた。次いで3HEx−
3C7は高い細胞毒性中和活性を示した。
Ex−4F2、Ex−885も中和活性を示したが、E
x−2A10には中和活性が認められなかった。
x−2A10には中和活性が認められなかった。
(3)酵素活性中和活性
抗体として腹水のかわりに精製抗体5μg/tube弘
2 を用い、実施例2(3)の項記載の方法により酵素活性
中和活性の測定を行なった。
2 を用い、実施例2(3)の項記載の方法により酵素活性
中和活性の測定を行なった。
結果を表8に示す。
×100として
酵素活性中和能をパーセント(%)で表示した。
表8 精製品による酵素活性中和活性
で50倍に希釈した腹水を混合するかわりに、46ng
/nuの125I−Ex−Aと3 0 〜3 0 0n
g/mAの精製モノクローナル抗体をもちいた。その結
果を表9に示す。
/nuの125I−Ex−Aと3 0 〜3 0 0n
g/mAの精製モノクローナル抗体をもちいた。その結
果を表9に示す。
表9 ” I −Ex−A取込み阻害活性モノクロー
ナル抗体Ex−2A10は、EFII ADPリボシ
ル化を強く阻害した。一方、Ex−3C7は、全く阻害
しなかった。
ナル抗体Ex−2A10は、EFII ADPリボシ
ル化を強く阻害した。一方、Ex−3C7は、全く阻害
しなかった。
(4)Ex−Aの細胞内取込み阻害活性Ex−Aの細胞
内への取込みに対するモノクローナル抗体による阻害活
性を実施例2(4)の項記載の方法により行なった。1
0 0ng/mlの125 I −3x−A(3
. 2 x l 0 6cpm/,B=100 Ci
/m mol)と、PBSモノクローナル抗体Ex−4
F2およびEx−3C7は、25I−Ex−Aの細胞内
への取込みを強く阻害した。
内への取込みに対するモノクローナル抗体による阻害活
性を実施例2(4)の項記載の方法により行なった。1
0 0ng/mlの125 I −3x−A(3
. 2 x l 0 6cpm/,B=100 Ci
/m mol)と、PBSモノクローナル抗体Ex−4
F2およびEx−3C7は、25I−Ex−Aの細胞内
への取込みを強く阻害した。
Ex−4F2の方がEx−3C7より、阻害活性が強か
った。
った。
実施例4 精製モノクローナル抗体の生物活性の比較検
討(イン・ビボ) (1) in vivo投与系における毒性中和活性
(治療効果) 抗Ex−Aマウスモノクローナル抗体精製品をマウスー
匹あたり20μgまたはBSAをマウスー匹あたり5m
MをICR−slcマウス(4週令雄1群10匹)の腹
腔内に投与し、1時間後腹腔内にExAを0. 8μg
接種した。EX−A接種後7日後の生残率を表10に示
す。
討(イン・ビボ) (1) in vivo投与系における毒性中和活性
(治療効果) 抗Ex−Aマウスモノクローナル抗体精製品をマウスー
匹あたり20μgまたはBSAをマウスー匹あたり5m
MをICR−slcマウス(4週令雄1群10匹)の腹
腔内に投与し、1時間後腹腔内にExAを0. 8μg
接種した。EX−A接種後7日後の生残率を表10に示
す。
表10 Bx−A接種7日後の生残率
モノクローナルEx−3C7は、Ex−4F2, Ex
−8H5に比べ、in vivoにおいて強い毒性中和
活性を示した。
−8H5に比べ、in vivoにおいて強い毒性中和
活性を示した。
(2)マウス実験的緑膿菌感染症における肝臓での蛋白
合成低下に対する抗体の効果 ■マウス熱傷感染実験 背部の毛を刈り取ったICR−slcマウス(雄4週令
1群10匹)をベントバルビタールで麻酔し4枚重ねに
したグラスファイバー紙(ワットマンGF/F)にエタ
ノールを浸み込ませて点火しlO秒間マウスの背部に押
しあてることによって熱傷を作製した。その後無菌生理
食塩水0.3−を腹腔内に投与し、外毒素産生緑膿菌P
Al03の菌液0.2J (1.OX1 0’ CFU
)を熱傷部に皮下接種することにより感染させた。感染
2時間後にPBSに溶解した抗体0. 2 − 3 8
0 u g/headを静脈内に投与し、感染22時
間後断頭によって脱血死させた。開腹、肝臓を摘出し肝
臓の蛋白合成能を測定した。
合成低下に対する抗体の効果 ■マウス熱傷感染実験 背部の毛を刈り取ったICR−slcマウス(雄4週令
1群10匹)をベントバルビタールで麻酔し4枚重ねに
したグラスファイバー紙(ワットマンGF/F)にエタ
ノールを浸み込ませて点火しlO秒間マウスの背部に押
しあてることによって熱傷を作製した。その後無菌生理
食塩水0.3−を腹腔内に投与し、外毒素産生緑膿菌P
Al03の菌液0.2J (1.OX1 0’ CFU
)を熱傷部に皮下接種することにより感染させた。感染
2時間後にPBSに溶解した抗体0. 2 − 3 8
0 u g/headを静脈内に投与し、感染22時
間後断頭によって脱血死させた。開腹、肝臓を摘出し肝
臓の蛋白合成能を測定した。
■肝臓の蛋白合成能の測定
肝臓での蛋白合成能の指標として活性の有る蛋白合成伸
長因子(elongation factor−2,
E F − 2 )量を測定した。
長因子(elongation factor−2,
E F − 2 )量を測定した。
B. H. Iglewskiらの方法(Infect
.Immun.15, 138−144(1977))
に従ってマウス肝臓よりEF−2溶液を調製した。すな
わちICR−slcマウス(雄、5週令)を断頭脱血後
肝臓を採取し臓器重量の4倍重量の0.25Mシヨ糖溶
液を加え、4℃でホモジェナイズした。これ以降4℃で
操作を行なった。ホモジェネート81nlを遠心チュー
ブにとり20 μgMDTT含有4M NaCl 1
3iおよび洗浄した活性炭2.1gを加えて15分振と
うした。
.Immun.15, 138−144(1977))
に従ってマウス肝臓よりEF−2溶液を調製した。すな
わちICR−slcマウス(雄、5週令)を断頭脱血後
肝臓を採取し臓器重量の4倍重量の0.25Mシヨ糖溶
液を加え、4℃でホモジェナイズした。これ以降4℃で
操作を行なった。ホモジェネート81nlを遠心チュー
ブにとり20 μgMDTT含有4M NaCl 1
3iおよび洗浄した活性炭2.1gを加えて15分振と
うした。
135,000x g, 3 0分間遠心し、その上清
を−70℃で保存した。
を−70℃で保存した。
溶液中の活性の有るEF−2量の測定はM. Poll
ackらの方法(J.lnfect. Dis,145
688695(1982) )に従って行なった。す
なわち7.5μg/一の濃度で反応バッファ一(500
μMBDTA、150mM DTT, 0. 1%(W
/V) B S A含有100mM トリス塩酸緩衝液
)に溶解したEx−A溶液0.3−に14C−NAD
(マアシャム,CPA,497.4■/一、303m
Ci /mmol) 10μ1 , E F − 2液
0.1m7!を加え20℃で30分間反応を行なった。
ackらの方法(J.lnfect. Dis,145
688695(1982) )に従って行なった。す
なわち7.5μg/一の濃度で反応バッファ一(500
μMBDTA、150mM DTT, 0. 1%(W
/V) B S A含有100mM トリス塩酸緩衝液
)に溶解したEx−A溶液0.3−に14C−NAD
(マアシャム,CPA,497.4■/一、303m
Ci /mmol) 10μ1 , E F − 2液
0.1m7!を加え20℃で30分間反応を行なった。
あらかじめ冷却しタ10% ff/V) T C A
0. 4 ydを加えることによって反応を停止し、氷
上で30分間放置した。
0. 4 ydを加えることによって反応を停止し、氷
上で30分間放置した。
グラスフィルター(Whatman G F / C
)にTCA不溶性画分を集め501nIlの5%TCA
で洗浄後乾燥して、液体シンチレーションカウンターで
取り込まれたltc量を測定し、肝臓中のADPリボシ
ル化されていない活性の有るEF−2量、すなわち肝臓
の蛋白合成能の指標とした抗体無投与のマウスでは菌を
接種していないコントロールのマウスと比較して肝臓の
蛋白合成能が1/10位以下だった。EX−3C7,
EX−4F2, EX−8H5は接種した緑膿閑により
産生された外毒素Aに起因する肝臓での蛋白合成能低下
に対し防御効果が認められた。
)にTCA不溶性画分を集め501nIlの5%TCA
で洗浄後乾燥して、液体シンチレーションカウンターで
取り込まれたltc量を測定し、肝臓中のADPリボシ
ル化されていない活性の有るEF−2量、すなわち肝臓
の蛋白合成能の指標とした抗体無投与のマウスでは菌を
接種していないコントロールのマウスと比較して肝臓の
蛋白合成能が1/10位以下だった。EX−3C7,
EX−4F2, EX−8H5は接種した緑膿閑により
産生された外毒素Aに起因する肝臓での蛋白合成能低下
に対し防御効果が認められた。
方Ex−2A10には活性が認められなかった。肝臓の
蛋白合成能をコントロールマウスの50%まで回復させ
る抗体の投与量(ED5o)を表11に示す。
蛋白合成能をコントロールマウスの50%まで回復させ
る抗体の投与量(ED5o)を表11に示す。
表11 肝臓の蛋白合成能低下に対する抗体の効果モ
ノクローナルEx−3C7は、Ex−4F2, Ex−
8H5に比べ高い効果を示した。
ノクローナルEx−3C7は、Ex−4F2, Ex−
8H5に比べ高い効果を示した。
実施例5 抗原決定基の同定
(1) Ex−A分子の断片化および抗体との反応性
(1)−1. リジルエンドペプチダーゼ処理断行4
0Kに対する反応性 Ex−Aを4M尿素を含む50mM}’,lス塩酸緩衝
液pH9.0にlmg/一になるように溶解し、さらに
50mMトリス塩酸緩衝液を等量加えEx−A濃度を0
. 5■/一とする。リジルエンドペプチダーゼ(和光
純薬)を8μg/一となるように加え、37℃で2時間
反応させた後等量のリジルエンドペプチダーゼを加え、
さらに37℃で2時間反応させる。フェニルメタンスル
フォニルフルオリト(SigmaChemical C
ompany;Missoiru ) 5 p g/一
で反応を停止させる。この反応混液を高速液体クロマト
グラフィーシステム(島津製作所C−R5A)を用いて
0. 1%トリフルオロ酢酸を含む10%アセトニトリ
ルで平衡化した逆相カラム(住化分析センターA211
0DS)にアプライし、アセトニトリルの濃度を90
分間で10%から70%まで直線的に上昇させることに
よって分画し、分子量約40, 000の主画分を得た
。
(1)−1. リジルエンドペプチダーゼ処理断行4
0Kに対する反応性 Ex−Aを4M尿素を含む50mM}’,lス塩酸緩衝
液pH9.0にlmg/一になるように溶解し、さらに
50mMトリス塩酸緩衝液を等量加えEx−A濃度を0
. 5■/一とする。リジルエンドペプチダーゼ(和光
純薬)を8μg/一となるように加え、37℃で2時間
反応させた後等量のリジルエンドペプチダーゼを加え、
さらに37℃で2時間反応させる。フェニルメタンスル
フォニルフルオリト(SigmaChemical C
ompany;Missoiru ) 5 p g/一
で反応を停止させる。この反応混液を高速液体クロマト
グラフィーシステム(島津製作所C−R5A)を用いて
0. 1%トリフルオロ酢酸を含む10%アセトニトリ
ルで平衡化した逆相カラム(住化分析センターA211
0DS)にアプライし、アセトニトリルの濃度を90
分間で10%から70%まで直線的に上昇させることに
よって分画し、分子量約40, 000の主画分を得た
。
本画分をペプチドシークエンサ−(AppliedBi
osystems, 477 A/ 12OA)に供し
たところExA分子の241番目以降に相当した。一方
本画分を用いた(1)に示した方法に従ってELISA
competitonを行なったところ本画面はEx
−3c7と反応した。
osystems, 477 A/ 12OA)に供し
たところExA分子の241番目以降に相当した。一方
本画分を用いた(1)に示した方法に従ってELISA
competitonを行なったところ本画面はEx
−3c7と反応した。
5l
(1)−2 カルボキシペプチダーゼY処理断片40
Kに対する反応性 6M尿素を含む0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液pH6
. 0にlmg/艷に溶解したEx−Aにカルボキシペ
プチダーゼY(宝酒造)を25μg/一になるように加
え、37°C,30分間反応させた。
Kに対する反応性 6M尿素を含む0.1Mリン酸ナトリウム緩衝液pH6
. 0にlmg/艷に溶解したEx−Aにカルボキシペ
プチダーゼY(宝酒造)を25μg/一になるように加
え、37°C,30分間反応させた。
これを2%SDS,5%2−メルヵプトエタノール、l
O%グリセロールを含む125mM トリス塩酸緩衝液
pH6. 8中で100℃、5分間加熱処理し、SDS
/ポリアクリルアミドゲル電気泳動後ゲルをトランスフ
ァーバッフy − (1 0mMCAP3 10%(v
/v)メタ/ 一/lz,pH 11.0) ニ室温で
30分間浸漬した。メタノールに1分間浸漬した後30
分間トランスファーバッファーに浸漬したポリビニルジ
フルオリド(PVDF)膜(ミリポア)に4℃で電気的
(50V,lOh)にトランスファー後2%カゼイン含
有PBS(−)で室温30分間インキユベートすること
によりプロツキングした。
O%グリセロールを含む125mM トリス塩酸緩衝液
pH6. 8中で100℃、5分間加熱処理し、SDS
/ポリアクリルアミドゲル電気泳動後ゲルをトランスフ
ァーバッフy − (1 0mMCAP3 10%(v
/v)メタ/ 一/lz,pH 11.0) ニ室温で
30分間浸漬した。メタノールに1分間浸漬した後30
分間トランスファーバッファーに浸漬したポリビニルジ
フルオリド(PVDF)膜(ミリポア)に4℃で電気的
(50V,lOh)にトランスファー後2%カゼイン含
有PBS(−)で室温30分間インキユベートすること
によりプロツキングした。
更に2%カゼイン含有PBSで1, 000倍に希釈し
たEx−3C7の腹水を室温、2時間インキュベートし
、0.05%Tucen 2 0含有PBSでPVDF
膜を3回洗浄後、第2抗体(2%カゼイン含有PBSC
)で1, 000倍に希釈されたアルカリフォスファタ
ーゼ標識抗マウスイムノグ口ブリンG抗体)と37%、
2時間インキユベートした。同様に0.05%Twee
n 2 0含有PBSで5回洗浄後、発色基質溶液(0
、5■、4−ブロモー2−クロロインドフェノールリン
酸をlm他、(NaN3(0.2mg/J) ,MgC
O2 ・6H20 (0. 1■/一)を含む10%
ジエタノールアミン緩衝液pH9、1)とインキユベー
トし、発色させた。
たEx−3C7の腹水を室温、2時間インキュベートし
、0.05%Tucen 2 0含有PBSでPVDF
膜を3回洗浄後、第2抗体(2%カゼイン含有PBSC
)で1, 000倍に希釈されたアルカリフォスファタ
ーゼ標識抗マウスイムノグ口ブリンG抗体)と37%、
2時間インキユベートした。同様に0.05%Twee
n 2 0含有PBSで5回洗浄後、発色基質溶液(0
、5■、4−ブロモー2−クロロインドフェノールリン
酸をlm他、(NaN3(0.2mg/J) ,MgC
O2 ・6H20 (0. 1■/一)を含む10%
ジエタノールアミン緩衝液pH9、1)とインキユベー
トし、発色させた。
その結果Ex−3C7は分子量約40Kの主バンドとは
反応しなかった。
反応しなかった。
同様にトランスファーしたPVDF膜をクマジーブリリ
アントブル−R − 2 5 0 (Selva)で染
色後主バンドを切り取り、ペプチドシークエンサー(A
pplied Biosytems, 477A/12
OA)に供したところこれはEx−A分子のN末より2
98番目以降に相当した。
アントブル−R − 2 5 0 (Selva)で染
色後主バンドを切り取り、ペプチドシークエンサー(A
pplied Biosytems, 477A/12
OA)に供したところこれはEx−A分子のN末より2
98番目以降に相当した。
以上(11− 1 , (2)− 2より、Ex−30
7はEx−A分子の241〜297番目のアミノ酸配列
を認識している事が示された。
7はEx−A分子の241〜297番目のアミノ酸配列
を認識している事が示された。
同様の実験により、Ex−4F2およびEx−8H5の
抗原決定部位は、それぞれ、Ex−A分子の590番目
付近、591〜613番目に存在することが判明し、E
x−3C7の抗原決定部位と異なった。
抗原決定部位は、それぞれ、Ex−A分子の590番目
付近、591〜613番目に存在することが判明し、E
x−3C7の抗原決定部位と異なった。
実施例6 モノクローナル抗体Ex−3C7の性状(1
)分子量 Ex−3C7 10μgおよび分子量測定マーカー用蛋
白(phosphorylase b, BSA. o
valbumin, carbonicanhydra
se trypsin irnhibitor, a−
1actalbum)をそれぞれ2%SD815%2−
メルカプトエタノール,10%グリセロール, 125
mM }リス塩酸緩衝液存在下100℃、5分間加熱処
理した。SDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動後ゲ
ルをクマジーブリリアントブルーR−250(Selv
a,以下CBBとする)で染色し、分子量を求めた。H
鎖は50K,L鎖は29Kであった。
)分子量 Ex−3C7 10μgおよび分子量測定マーカー用蛋
白(phosphorylase b, BSA. o
valbumin, carbonicanhydra
se trypsin irnhibitor, a−
1actalbum)をそれぞれ2%SD815%2−
メルカプトエタノール,10%グリセロール, 125
mM }リス塩酸緩衝液存在下100℃、5分間加熱処
理した。SDS/ポリアクリルアミドゲル電気泳動後ゲ
ルをクマジーブリリアントブルーR−250(Selv
a,以下CBBとする)で染色し、分子量を求めた。H
鎖は50K,L鎖は29Kであった。
(2)等電点
Ex−3C7 1 0μg及び等電点測定マーカー用
蛋白(β−1actoglobulin AXbovi
ne carbonicanhydrase B Sh
uman carbonic anhydrase B
,horse myoglobin−aciolic
band,horse myoglobinbasic
band, lentil lectin−ac
idis band,lentil lectin−
middle land, lemtil l
ectinbasic band, trypsirr
og−cytochrome C)をアガロースゲル(
1%(W/V) 7ガo − ス12% (W/V)
ソルビトール6%(V/V)ファルマライト■pI5−
8)にアプライし、最大1 5 W, 1500Vで2
時間半泳動した。泳動後ゲルを乾燥しCBBで染色し、
等電点を求めたところ6.75−6.90であった。
蛋白(β−1actoglobulin AXbovi
ne carbonicanhydrase B Sh
uman carbonic anhydrase B
,horse myoglobin−aciolic
band,horse myoglobinbasic
band, lentil lectin−ac
idis band,lentil lectin−
middle land, lemtil l
ectinbasic band, trypsirr
og−cytochrome C)をアガロースゲル(
1%(W/V) 7ガo − ス12% (W/V)
ソルビトール6%(V/V)ファルマライト■pI5−
8)にアプライし、最大1 5 W, 1500Vで2
時間半泳動した。泳動後ゲルを乾燥しCBBで染色し、
等電点を求めたところ6.75−6.90であった。
(3)結合定数
抗体の親和性をRIA法により決定した。すなわち、2
−(2)の方法において一定量の’ 25I−EX−A
(3μCi/ μg, 17,000cpm)と同時に
各種の濃度の非標識Ex−Aを加え、抗体へ結合するE
x−A量を求めScatchardの方法(Ann.
N. Y. Acad. Sci. , 51, 60
0 −672p 1949)に従って、親和性を算出し
た。
−(2)の方法において一定量の’ 25I−EX−A
(3μCi/ μg, 17,000cpm)と同時に
各種の濃度の非標識Ex−Aを加え、抗体へ結合するE
x−A量を求めScatchardの方法(Ann.
N. Y. Acad. Sci. , 51, 60
0 −672p 1949)に従って、親和性を算出し
た。
その結果Ex−3C7のEx−Aへの結合定数は7,■
×10” n/molと算出された。
×10” n/molと算出された。
(41 Ex−Aとの結合のpH依存性ELISA法
においてモノクローナル抗体を抗原吸着プレートに結合
させる時のpHを変化させてEx−Aとの結合性のpH
依存性を検討した。結果を第1図に示す。
においてモノクローナル抗体を抗原吸着プレートに結合
させる時のpHを変化させてEx−Aとの結合性のpH
依存性を検討した。結果を第1図に示す。
Ex−3C7はpH 5。5付近で最も結合率が高<p
H3.5付近まで結合が見られた。EX−4F2はpH
7付近で最も結合率が高く、pH4では結合しなかった
。
H3.5付近まで結合が見られた。EX−4F2はpH
7付近で最も結合率が高く、pH4では結合しなかった
。
Ex−3C7のEx−Aへの結合が酸性においてもみら
れることは、Ex−Aが細胞へ結合・侵入し、リソゾー
ムと融合した状態(酸性)で、細胞内輸送・変換される
過程においても抗原抗体複合対を形成し、Ex−Aの毒
力発現を阻止することを示唆している。
れることは、Ex−Aが細胞へ結合・侵入し、リソゾー
ムと融合した状態(酸性)で、細胞内輸送・変換される
過程においても抗原抗体複合対を形成し、Ex−Aの毒
力発現を阻止することを示唆している。
(5)N末アミノ酸配列
Ex−3C7 8 4 u gをSDS/ポリアクリ
ルアミドゲル電気泳動後、ゲルをトランスファーバッフ
ァ− (10mMCAPS,1 0%(v/v)メタノ
ールpH11.0)に室温で30分間浸漬した。メタノ
ールに1分間浸漬した後トランスファーバッファーに3
0分間浸漬したPVDF膜に4℃で電気的(50V.1
0h)にトランスファー後CBBで染色した。
ルアミドゲル電気泳動後、ゲルをトランスファーバッフ
ァ− (10mMCAPS,1 0%(v/v)メタノ
ールpH11.0)に室温で30分間浸漬した。メタノ
ールに1分間浸漬した後トランスファーバッファーに3
0分間浸漬したPVDF膜に4℃で電気的(50V.1
0h)にトランスファー後CBBで染色した。
H鎖、L鎖に相当するバンドを切り取りペプチドシーリ
エンサー(Applied Biosystems,
477A/ 12OA)に供した。
エンサー(Applied Biosystems,
477A/ 12OA)に供した。
(6)H鎖およびL鎖の相補性決定領域(CDRI,C
DR2,CDR3)のアミノ酸配列 3C7細胞6X10’を1%ドデシル硫酸ナトリウム存
在下200μg/−プロテナーゼK(ベーリンガーマン
ハイム)により溶解させ、水飽和フェノールを等量加え
て混合し、水槽を回収し、蛋白を除去した。該溶液に冷
エタノールを等量加えてゆるやかに混合し、析出したD
NAを回収した。
DR2,CDR3)のアミノ酸配列 3C7細胞6X10’を1%ドデシル硫酸ナトリウム存
在下200μg/−プロテナーゼK(ベーリンガーマン
ハイム)により溶解させ、水飽和フェノールを等量加え
て混合し、水槽を回収し、蛋白を除去した。該溶液に冷
エタノールを等量加えてゆるやかに混合し、析出したD
NAを回収した。
このDNAを制御酵素EcoRI(宝酒造)を加えて切
断し、ファージベクターλgtllのEcoRI切断部
位に挿入後(T4DNAリガーゼ,宝酒造),ファージ
粒子に取り込ませた(in vitroパッケージング
,ストラタジン)。このようにして作製した遺伝子ライ
ブラリーよりマウスJl44遺伝子をプローブにして、
プラークハイプリダイゼーションによりマウスV8遺伝
子をクローニングした。
断し、ファージベクターλgtllのEcoRI切断部
位に挿入後(T4DNAリガーゼ,宝酒造),ファージ
粒子に取り込ませた(in vitroパッケージング
,ストラタジン)。このようにして作製した遺伝子ライ
ブラリーよりマウスJl44遺伝子をプローブにして、
プラークハイプリダイゼーションによりマウスV8遺伝
子をクローニングした。
この遺伝子をpUc10(宝酒造)にサブクローニング
後、制限酵素地図を作製し、そのかつDNA配列を決定
した(シーケンシングキット宝酒造)。これら一連の実
験の詳細な条件は特開昭63− 267295に開示さ
れた方法に準拠した。同様の方法で、3C7DNAの制
御酵素HindnI分解物とファージベクターλL47
(ファルマシア)より遺伝子ライブラリーを作製し、
マウスJk遺伝子をプローブとしてプラークハイプリダ
イゼーションを行ない、マウスV遺伝子を得た。この遺
伝子の制御酵素地図、DNA塩基配列をVH遺伝子と同
様に決定した。
後、制限酵素地図を作製し、そのかつDNA配列を決定
した(シーケンシングキット宝酒造)。これら一連の実
験の詳細な条件は特開昭63− 267295に開示さ
れた方法に準拠した。同様の方法で、3C7DNAの制
御酵素HindnI分解物とファージベクターλL47
(ファルマシア)より遺伝子ライブラリーを作製し、
マウスJk遺伝子をプローブとしてプラークハイプリダ
イゼーションを行ない、マウスV遺伝子を得た。この遺
伝子の制御酵素地図、DNA塩基配列をVH遺伝子と同
様に決定した。
DNA配列により決定されたH鎖およびL鎖の相補性決
定領域CDRI,CDR2,CDR3のアミノ酸配列を
以下に示す。
定領域CDRI,CDR2,CDR3のアミノ酸配列を
以下に示す。
H鎖・
C D R I Asn Tyr Asn Ile
HisC DR 2 Tyr Thr Asn Pr
o Tyr Asn Asp ’VatSer Lys
Tyr Asn Glu Lys Phe LysG
ly CDR 3 Phe Lys Asp Gly Ty
r Ser Ser PheAla Tyr L鎖 CDR I Arg Ala Ser Lys Se
r Val Ser ThrSer Gly Tyr
Ser Tyr Met HisCDR2 Leu
Val Ser Asn Leu Glu SerCD
R 3 Gln His Ile Arg Glu
Ala Tyr Thrモノクローナル抗体Ex−3C
7のN末アミノ酸配列を第2図に示す。
HisC DR 2 Tyr Thr Asn Pr
o Tyr Asn Asp ’VatSer Lys
Tyr Asn Glu Lys Phe LysG
ly CDR 3 Phe Lys Asp Gly Ty
r Ser Ser PheAla Tyr L鎖 CDR I Arg Ala Ser Lys Se
r Val Ser ThrSer Gly Tyr
Ser Tyr Met HisCDR2 Leu
Val Ser Asn Leu Glu SerCD
R 3 Gln His Ile Arg Glu
Ala Tyr Thrモノクローナル抗体Ex−3C
7のN末アミノ酸配列を第2図に示す。
第1図はモノクローナル抗体Ex−3C7のEx−Aと
の結合のpH依存性を示す。 第2図はモノクローナル抗体Ex−3C7のN末アミノ
酸配列を示す。Xは未同定のアミノ酸残基を示す。 完
の結合のpH依存性を示す。 第2図はモノクローナル抗体Ex−3C7のN末アミノ
酸配列を示す。Xは未同定のアミノ酸残基を示す。 完
Claims (13)
- (1)下記の特性を有するモノクローナル抗体 [1]緑膿菌外毒素Aに対して特異的に結合する [2]緑膿菌外毒素Aのアミノ酸残基241〜297番
目に相当する部分を抗原認識部位として認識する [3]イン・ヒドロ系において、緑膿菌外毒素AのAD
Pリボシルトランスフェラーゼ活性を阻害しない [4]細胞培養系において、緑膿菌外毒素Aによって惹
起される細胞毒性を中和する [5]生体内へ非経口的投与された該モノクローナル抗
体は、緑膿菌外毒素Aにより誘発される肝臓での蛋白合
成伸長因子2の生体内リボシル化反応を阻害する [6]緑膿菌外毒素Aの関与する緑膿菌感染症において
予防・治療効果を示す - (2)モノクローナル抗体の緑膿菌外毒素Aへの結合特
性が、pH5〜6において至適な結合活性を示し、pH
3.5〜4においても結合活性を保持することを特徴と
する請求項1記載のモノクローナル抗体 - (3)モノクローナル抗体の緑膿菌外毒素Aへの緑膿菌
外毒素Aへの結合定数が10^8l/モル以上である請
求項1記載のモノクローナル抗体 - (4)モノクローナル抗体のH鎖およびL鎖のそれぞれ
の相補性決定領域(ComplementarityD
eterminingRegions;CDR)のアミ
ノ酸配列が下記から成る請求項1、2または3記載のモ
ノクローナル抗体 H鎖: CDR1 AsnTyrAsnIleHisCDR2
TyrThrAsnProTyrAsnAspValS
erLysTyrAsnGluLysPheLysGl
y CDR3 PheLysAspGlyTyrSerSe
rPheAlaTyr L鎖: CDR1 ArgAlaSerLysSerValSe
rThrSerGlyTyrSerTyrMetHis
CDR2 LeuValSerAsnLeuGluSe
rCDR3GlnHisIleArgGluAlaTy
rThr - (5)モノクローナル抗体のクラスが、IgGであるこ
とを特徴とする請求項1、2、3または4記載のモノク
ローナル抗体 - (6)モノクローナル抗体Ex−3C7
- (7)請求項1、2、3、4または5記載のモノクロー
ナル抗体をそれぞれ産生するセルライン - (8)セルラインEx−3C7(微工研菌寄第1046
9号)およびその子孫細胞株 - (9)請求項1、2、3、4、5または6記載のモノク
ローナル抗体を含有する緑膿菌感染予防・治療剤 - (10)請求項1、2、3、4、5または6記載のモノ
クローナル抗体を含有する外毒素A産生緑膿菌感染症の
診断薬 - (11)請求項1、2、3、4、5または6記載のモノ
クローナル抗体を含有する緑膿菌外毒素Aの定量用試薬 - (12)緑膿菌外毒素Aの241〜297番目に相当す
るポリペプチド - (13)請求項12記載のポリペプチドからなる緑膿菌
感染症予防、治療用ワクチン
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056666A JPH02234695A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 抗緑膿菌外毒素aモノクローナル抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1056666A JPH02234695A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 抗緑膿菌外毒素aモノクローナル抗体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02234695A true JPH02234695A (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=13033728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1056666A Pending JPH02234695A (ja) | 1989-03-08 | 1989-03-08 | 抗緑膿菌外毒素aモノクローナル抗体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02234695A (ja) |
-
1989
- 1989-03-08 JP JP1056666A patent/JPH02234695A/ja active Pending
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