JPH0223532B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223532B2 JPH0223532B2 JP61058678A JP5867886A JPH0223532B2 JP H0223532 B2 JPH0223532 B2 JP H0223532B2 JP 61058678 A JP61058678 A JP 61058678A JP 5867886 A JP5867886 A JP 5867886A JP H0223532 B2 JPH0223532 B2 JP H0223532B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- observed
- neutral protease
- administration
- produced
- symptoms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、膠原病又は関節リウマチの予防治療
剤に関する。 〔従来の技術と問題点〕 膠原病及び関節リウマチについては既に良く知
られているが、現在までのところ、効果的な予防
治療剤が提供されていないのが現状である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、永年の研究により、プロテアー
ゼ(蛋白分解酵素)及び多糖類又はムコ多糖類分
解酵素が慢性腎臓炎や慢性肝臓炎の予防及び治療
に有効であることを見出し、先に特許出願を行つ
た(特願昭56−125002号:特開昭58−26822号)。 その後、さらに研究を重ねた結果。プロテアー
ゼのうち、ストレプトミセス(Streptomyces)
属の産生する中性プロテアーゼ、セラチア
(Serratia)属の産生するセラチオペプチターゼ、
バチルス(Bacillus)属の産生するサーモライシ
ンが、進行性鼻壊疽等の膠原病及び関節リウマチ
の予防及び治療に有効であることを発見し、これ
を臨床試験に供し、その卓越した効果と副作用が
全くないことを確認した。 本発明の有効成分の一つであるストレプトミセ
ス(Streptomyces)属の産生する中性プロテア
ーゼは、Streptomyces griseusの培養液より、
カルボキシメチル(CM)セルロースやジエチル
アミノエチル(DEAE)セルロースなどのイオン
交換樹脂、そしてカルボベンジルオキシグリシル
ロイシン(Cbz−Gly−Leu)、ロイシンアミド
(Leu−NH2)、フエニルアラニン(Phe)などを
リガンドとして持つアフイニテイー担体
(Sepharose等)を用いたクロマトグラフイーに
より精製され、次のような化学特性を有する。
剤に関する。 〔従来の技術と問題点〕 膠原病及び関節リウマチについては既に良く知
られているが、現在までのところ、効果的な予防
治療剤が提供されていないのが現状である。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、永年の研究により、プロテアー
ゼ(蛋白分解酵素)及び多糖類又はムコ多糖類分
解酵素が慢性腎臓炎や慢性肝臓炎の予防及び治療
に有効であることを見出し、先に特許出願を行つ
た(特願昭56−125002号:特開昭58−26822号)。 その後、さらに研究を重ねた結果。プロテアー
ゼのうち、ストレプトミセス(Streptomyces)
属の産生する中性プロテアーゼ、セラチア
(Serratia)属の産生するセラチオペプチターゼ、
バチルス(Bacillus)属の産生するサーモライシ
ンが、進行性鼻壊疽等の膠原病及び関節リウマチ
の予防及び治療に有効であることを発見し、これ
を臨床試験に供し、その卓越した効果と副作用が
全くないことを確認した。 本発明の有効成分の一つであるストレプトミセ
ス(Streptomyces)属の産生する中性プロテア
ーゼは、Streptomyces griseusの培養液より、
カルボキシメチル(CM)セルロースやジエチル
アミノエチル(DEAE)セルロースなどのイオン
交換樹脂、そしてカルボベンジルオキシグリシル
ロイシン(Cbz−Gly−Leu)、ロイシンアミド
(Leu−NH2)、フエニルアラニン(Phe)などを
リガンドとして持つアフイニテイー担体
(Sepharose等)を用いたクロマトグラフイーに
より精製され、次のような化学特性を有する。
【表】
次に実施例を説明する。
(実施例 1)
Serratia ST.E−15由来のセラチオペプチター
ゼ2g、乳糖190g、馬鈴薯澱粉70gを均一に混
合した後、3%ヒドロキシプロピルセルロース水
溶液を注加練合する。混合物を整粉し、この粒状
物に対し、0.3%のステアリン酸マグネシウムを
混合して打錠し、錠剤とする。 (実施例 2) Streptomyces griseus由来の中性プロテアー
ゼ2g、乳糖40gを混合し、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース10gを加え顆粒に成形した後、
酢酸フタール酸セルロースを用い均等に被膜し腸
溶性顆粒とする。 (実施例 3) 実施例2で得た中性プロテアーゼ腸溶性顆粒を
カプセルに充填し、カプセル剤とする。 (実施例 4) ウイテツプゾルH−15(ダイナマイトノーベル
社製;高級飽和脂肪酸トリグリセリド)6157mgと
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(日光ケミ
カルズ社製;BL−25)325mgを添加し、加温溶融
させる。これにStreptomyces griseusの産生す
る中性プロテアーゼ粉末500mgを添加し、分散さ
せ、130mgの坐剤型に注入し、固化後、型から分
離する。 〔臨床例〕 進行性鼻壊疽は、予後不良の鼻腔の壊死性の肉
芽性疾患の病名であるが近年治療法の進歩で必ず
しも絶望的ではなくなつたが、死亡率は、癌、肉
腫、白血病に劣らず極めて悪性の疾患である。 (臨床例 1) 女子 20才、会社員 診断名:進行性鼻壊疽 主 訴:鼻出血、膿性鼻漏、発熱。 現病歴:約6カ月前、鼻中隔に血塊が認めら
れ、血塊除去すると鼻中隔に穿孔が見られ、次第
に痂疲形成が著明となり穿孔は漸次拡大し、2カ
月後には鞍鼻になつた。 現 症:両側上腕、両側肘関節、両側膝関節部
に皮疼、紫斑、処々に潰瘍形成を認める。顔面や
や浮腫状、軽度鞍鼻で鼻腔は両側下甲介粘膜萎
縮、両側中甲介粘膜は膿性血性痂疲で覆はれ、痂
疲除去により少量の出血を認める。 治 療:発熱、膿性悪臭、鼻漏、鼻出血などの
主訴、病歴及び副鼻腔肺レ線陰影、血沈値、r−
グロブリン値上昇、鼻腔内所見より上記病名と診
断し、ステロイドホルモン(リンデロン2mg/日
投与、2カ月間持続した結果、鼻腔内所見は入院
時とほぼ同程度で小康を保つたが、ステロイド副
作用症状として満月様顔貎、腹部膨隆、皮膚線
条、腺窩部の帯状包疹も認められ、腎機能はやや
障害された。このままでは予後は最悪で死亡する
と診断し、ステロイドは中止したところ、再び発
熱、膿性悪臭が増悪し鼻漏、時々鼻出血が認めら
れた。 ここで、中性プロテアーゼ錠を1日6錠内服し
て経過を観察した。 1カ月後、発熱、膿性悪臭はやや改善され、2
カ月後、鼻漏も減少、鼻出血も消失、4カ月後、
ほぼ治瘉したが、猶2カ月内服した。 (臨床例 2) 男性 51才 診断名:進行性鼻壊疽 現病歴:4年前に高熱を訴え内科医を訪ねたが
解熱せず、外来を訪れた。 現 症:悪臭を放つ鼻炎と鼻根部の腫張を認
め、鼻中隔は小穿孔あり血塊に覆われていた。X
線検査、バイオプシー検査により上記疾患と診断
した。一般血液検査の他、蛋白分画、コレステロ
ール、免疫グロブリン値を検査したところ、甚だ
しく障害されていた。 本症例は他の大病院にて副腎皮質ホルモン療法
を受け一時快方へ向かつたが、その後再発し今回
は同ホルモン療法によつても効果少なく、そのた
め投与量が著しく多量になり、しかも血漿蛋白分
画も障害が激しく予後不良と診断した。 中性プロテアーゼによる治療: 中性プロテアーゼを1日6錠、毎食後2錠づつ
内服せしめ経過を観察した。 1カ月後、蛋白分画、免疫グロブリン、赤血球
数、白血球数も次第に改善され、2カ月後、全身
状態も次第に回復し、鼻漏も減少、鼻出血も消
失、5カ月後ほぼ治瘉したが、猶6カ月内服し
た。 (臨床例 3、4) 全身性エリテマトーデス症 2例 女子 45才 女子 26才 中性プロテアーゼ錠を1日6錠投与し6カ月後、
軽快、再発せず。 (臨床例 5、6) 強皮症 2例 女子 56才 男子 48才 中性プロテアーゼ錠を1日6錠投与し6カ月にて
軽快した。 本発明者は、先に、こう原病悪液質の1例にエ
ンピナースPを使用し、1日6錠内服せしめ、病
巣から分泌される物質に好影響を与えると述べた
が、今回は膠原病である(1)進行性鼻壊疽、(2)全身
性エリテマトーデス、(3)強皮症、に中性プロテア
ーゼを内服し、この症患の改善する治療法を開発
し、成功した。 (臨床例 7) 女性 64才 診断名:慢性関節リウマチ、変形性関節症 主 訴:右膝関節痛。 現病歴:約20年前より慢性関節リウマチと診断
されて治療を受けている。6年前変形性脊椎管狭
窄症による馬尾神経性間歇跛行が現れた。1年前
から右膝関節内側に歩行痛が出現した。次いで
徐々に右膝関節の腫張が始まり日常生活の動作に
困難を来すようになつた。 現 症:体格は肥満、右膝関節は腫張、右膝関
節内側の関節裂隙に圧痛を認めた。右膝の運動或
いは最大伸展位がとれず、伸展−15度、屈曲135
度であつた。 X線所見:右膝関節の内側に骨棘形成があり、
関節腔は狭小であつた。 中性プロテアーゼによる治療: 中性プロテアーゼ錠1日6錠、毎食後2錠づつ
内服した。 2カ月後、右関節痛が消失し、関節腫張も、骨
棘形成も軽快し、関節腔もやや拡大した。 〔動物試験例〕 酵素の抗炎症作用を検討した。平均体重170g
のラツトの胸腔内に2%カラゲニンを0.1ml/ラ
ツト投与して胸膜炎を惹起し、5時間後に胸膜炎
の指標となる胸腔内の滲出液量、総蛋白質量、総
細胞数を測定した。尚、酵素はカラゲニン投与の
2分前にそれぞれの投与量を静脈内に投与した。
この結果は第1表の通りである。酵素投与により
胸膜炎が用量依存的に改善された。また、0.3
mg/Kgの酵素は1mg/Kgのプロナーゼより更に強
い改善効果が観察され、本酵素がプロナーゼに比
較し強い抗炎症作用を有することが確認された。
ゼ2g、乳糖190g、馬鈴薯澱粉70gを均一に混
合した後、3%ヒドロキシプロピルセルロース水
溶液を注加練合する。混合物を整粉し、この粒状
物に対し、0.3%のステアリン酸マグネシウムを
混合して打錠し、錠剤とする。 (実施例 2) Streptomyces griseus由来の中性プロテアー
ゼ2g、乳糖40gを混合し、ヒドロキシプロピル
メチルセルロース10gを加え顆粒に成形した後、
酢酸フタール酸セルロースを用い均等に被膜し腸
溶性顆粒とする。 (実施例 3) 実施例2で得た中性プロテアーゼ腸溶性顆粒を
カプセルに充填し、カプセル剤とする。 (実施例 4) ウイテツプゾルH−15(ダイナマイトノーベル
社製;高級飽和脂肪酸トリグリセリド)6157mgと
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(日光ケミ
カルズ社製;BL−25)325mgを添加し、加温溶融
させる。これにStreptomyces griseusの産生す
る中性プロテアーゼ粉末500mgを添加し、分散さ
せ、130mgの坐剤型に注入し、固化後、型から分
離する。 〔臨床例〕 進行性鼻壊疽は、予後不良の鼻腔の壊死性の肉
芽性疾患の病名であるが近年治療法の進歩で必ず
しも絶望的ではなくなつたが、死亡率は、癌、肉
腫、白血病に劣らず極めて悪性の疾患である。 (臨床例 1) 女子 20才、会社員 診断名:進行性鼻壊疽 主 訴:鼻出血、膿性鼻漏、発熱。 現病歴:約6カ月前、鼻中隔に血塊が認めら
れ、血塊除去すると鼻中隔に穿孔が見られ、次第
に痂疲形成が著明となり穿孔は漸次拡大し、2カ
月後には鞍鼻になつた。 現 症:両側上腕、両側肘関節、両側膝関節部
に皮疼、紫斑、処々に潰瘍形成を認める。顔面や
や浮腫状、軽度鞍鼻で鼻腔は両側下甲介粘膜萎
縮、両側中甲介粘膜は膿性血性痂疲で覆はれ、痂
疲除去により少量の出血を認める。 治 療:発熱、膿性悪臭、鼻漏、鼻出血などの
主訴、病歴及び副鼻腔肺レ線陰影、血沈値、r−
グロブリン値上昇、鼻腔内所見より上記病名と診
断し、ステロイドホルモン(リンデロン2mg/日
投与、2カ月間持続した結果、鼻腔内所見は入院
時とほぼ同程度で小康を保つたが、ステロイド副
作用症状として満月様顔貎、腹部膨隆、皮膚線
条、腺窩部の帯状包疹も認められ、腎機能はやや
障害された。このままでは予後は最悪で死亡する
と診断し、ステロイドは中止したところ、再び発
熱、膿性悪臭が増悪し鼻漏、時々鼻出血が認めら
れた。 ここで、中性プロテアーゼ錠を1日6錠内服し
て経過を観察した。 1カ月後、発熱、膿性悪臭はやや改善され、2
カ月後、鼻漏も減少、鼻出血も消失、4カ月後、
ほぼ治瘉したが、猶2カ月内服した。 (臨床例 2) 男性 51才 診断名:進行性鼻壊疽 現病歴:4年前に高熱を訴え内科医を訪ねたが
解熱せず、外来を訪れた。 現 症:悪臭を放つ鼻炎と鼻根部の腫張を認
め、鼻中隔は小穿孔あり血塊に覆われていた。X
線検査、バイオプシー検査により上記疾患と診断
した。一般血液検査の他、蛋白分画、コレステロ
ール、免疫グロブリン値を検査したところ、甚だ
しく障害されていた。 本症例は他の大病院にて副腎皮質ホルモン療法
を受け一時快方へ向かつたが、その後再発し今回
は同ホルモン療法によつても効果少なく、そのた
め投与量が著しく多量になり、しかも血漿蛋白分
画も障害が激しく予後不良と診断した。 中性プロテアーゼによる治療: 中性プロテアーゼを1日6錠、毎食後2錠づつ
内服せしめ経過を観察した。 1カ月後、蛋白分画、免疫グロブリン、赤血球
数、白血球数も次第に改善され、2カ月後、全身
状態も次第に回復し、鼻漏も減少、鼻出血も消
失、5カ月後ほぼ治瘉したが、猶6カ月内服し
た。 (臨床例 3、4) 全身性エリテマトーデス症 2例 女子 45才 女子 26才 中性プロテアーゼ錠を1日6錠投与し6カ月後、
軽快、再発せず。 (臨床例 5、6) 強皮症 2例 女子 56才 男子 48才 中性プロテアーゼ錠を1日6錠投与し6カ月にて
軽快した。 本発明者は、先に、こう原病悪液質の1例にエ
ンピナースPを使用し、1日6錠内服せしめ、病
巣から分泌される物質に好影響を与えると述べた
が、今回は膠原病である(1)進行性鼻壊疽、(2)全身
性エリテマトーデス、(3)強皮症、に中性プロテア
ーゼを内服し、この症患の改善する治療法を開発
し、成功した。 (臨床例 7) 女性 64才 診断名:慢性関節リウマチ、変形性関節症 主 訴:右膝関節痛。 現病歴:約20年前より慢性関節リウマチと診断
されて治療を受けている。6年前変形性脊椎管狭
窄症による馬尾神経性間歇跛行が現れた。1年前
から右膝関節内側に歩行痛が出現した。次いで
徐々に右膝関節の腫張が始まり日常生活の動作に
困難を来すようになつた。 現 症:体格は肥満、右膝関節は腫張、右膝関
節内側の関節裂隙に圧痛を認めた。右膝の運動或
いは最大伸展位がとれず、伸展−15度、屈曲135
度であつた。 X線所見:右膝関節の内側に骨棘形成があり、
関節腔は狭小であつた。 中性プロテアーゼによる治療: 中性プロテアーゼ錠1日6錠、毎食後2錠づつ
内服した。 2カ月後、右関節痛が消失し、関節腫張も、骨
棘形成も軽快し、関節腔もやや拡大した。 〔動物試験例〕 酵素の抗炎症作用を検討した。平均体重170g
のラツトの胸腔内に2%カラゲニンを0.1ml/ラ
ツト投与して胸膜炎を惹起し、5時間後に胸膜炎
の指標となる胸腔内の滲出液量、総蛋白質量、総
細胞数を測定した。尚、酵素はカラゲニン投与の
2分前にそれぞれの投与量を静脈内に投与した。
この結果は第1表の通りである。酵素投与により
胸膜炎が用量依存的に改善された。また、0.3
mg/Kgの酵素は1mg/Kgのプロナーゼより更に強
い改善効果が観察され、本酵素がプロナーゼに比
較し強い抗炎症作用を有することが確認された。
一般症状:4000mg/Kg及び2000mg/Kg群では、
投与5〜15分後より自発運動の抑制及び捻髪性呼
吸音を示す動物がみられ、1時間後には水様便も
観察され、投与3〜5時間後に4000mg/Kg群の雌
雄全例、2000mg/Kg群の雄全例と雌3例、翌日に
2000mg/Kg群の雌1例が死亡した。生存例では投
与翌日以降において特記すべき症状は認められな
かつた。1000mg/Kg群では、投与1時間後より自
発運動の抑制、水様便が観察され、5時間後に雌
1例の死亡がみられたが、生存例では3時間以降
における症状の軽減化がみられ、翌日には消失し
ていた。以上の死亡状況から、LD50値は、1000
〜2000mg/Kgの間と推定された。 体重:体重に対する影響は全く認められなかつ
た。 病理検査:死亡例では肉眼的には腎臓髄質、消
化管全域、肺の出血がみられ、組織学的には肉眼
的所見を裏付ける形態像並びに腸管粘膜上皮の壊
死・脱落と4000mg/Kg群の雄に脳脈絡叢の出血が
認められた。生存例には異常所見が認められなか
つた。 〔試験例2−静脈内投与〕 一般症状:20mg/Kg群では投与後5〜15分の間
に自発運動の抑制、腹臥位、呼吸緩徐〜困難、流
涙、流涎、耳介・四股のチアノーゼ及び尾部のう
つ血などの症状が観察され、全例が死亡した。10
mg/Kg群では20mg/Kg群とほぼ同様の症状が徐々
に発現し、投与15分〜5時間後に全例が死亡し
た。5mg/Kg群では、投与5〜15分後に尾部のう
つ血がみられたのみであつた。 体重:体重に対する影響は全く認められなかつ
た。 病理検査:死亡例では、肉眼的に腎臓髄質、消
化管全域、及び肺の出血がみられ、組織学的には
肉眼的所見を裏付ける形態像並びに腸管粘膜上皮
の壊死・脱落と脳脈絡叢の出血が認められた。生
存例には異常所見が認められなかつた。(別表2、
3、別図の通り)。
投与5〜15分後より自発運動の抑制及び捻髪性呼
吸音を示す動物がみられ、1時間後には水様便も
観察され、投与3〜5時間後に4000mg/Kg群の雌
雄全例、2000mg/Kg群の雄全例と雌3例、翌日に
2000mg/Kg群の雌1例が死亡した。生存例では投
与翌日以降において特記すべき症状は認められな
かつた。1000mg/Kg群では、投与1時間後より自
発運動の抑制、水様便が観察され、5時間後に雌
1例の死亡がみられたが、生存例では3時間以降
における症状の軽減化がみられ、翌日には消失し
ていた。以上の死亡状況から、LD50値は、1000
〜2000mg/Kgの間と推定された。 体重:体重に対する影響は全く認められなかつ
た。 病理検査:死亡例では肉眼的には腎臓髄質、消
化管全域、肺の出血がみられ、組織学的には肉眼
的所見を裏付ける形態像並びに腸管粘膜上皮の壊
死・脱落と4000mg/Kg群の雄に脳脈絡叢の出血が
認められた。生存例には異常所見が認められなか
つた。 〔試験例2−静脈内投与〕 一般症状:20mg/Kg群では投与後5〜15分の間
に自発運動の抑制、腹臥位、呼吸緩徐〜困難、流
涙、流涎、耳介・四股のチアノーゼ及び尾部のう
つ血などの症状が観察され、全例が死亡した。10
mg/Kg群では20mg/Kg群とほぼ同様の症状が徐々
に発現し、投与15分〜5時間後に全例が死亡し
た。5mg/Kg群では、投与5〜15分後に尾部のう
つ血がみられたのみであつた。 体重:体重に対する影響は全く認められなかつ
た。 病理検査:死亡例では、肉眼的に腎臓髄質、消
化管全域、及び肺の出血がみられ、組織学的には
肉眼的所見を裏付ける形態像並びに腸管粘膜上皮
の壊死・脱落と脳脈絡叢の出血が認められた。生
存例には異常所見が認められなかつた。(別表2、
3、別図の通り)。
【表】
【表】
本発明の膠原病又は関節リウマチの予防治療剤
は、ストレプトミセス属の産生する中性プロテア
ーゼ、セラチア属の産生するセラチオペプチター
ゼ、バチルス属の産生するサーモライシンから選
ばれた中性プロテアーゼのみ、又は該中性プロテ
アーゼとその他のプロテアーゼが、障害部位に極
めて多量に移行し、かつ障害部位の組織には浮腫
の消失、円形細胞の浸潤、血管の新生、線繊素の
溶解が認められ、膠原病及び慢性関節炎の慢性炎
症像が改善される効果がある。
は、ストレプトミセス属の産生する中性プロテア
ーゼ、セラチア属の産生するセラチオペプチター
ゼ、バチルス属の産生するサーモライシンから選
ばれた中性プロテアーゼのみ、又は該中性プロテ
アーゼとその他のプロテアーゼが、障害部位に極
めて多量に移行し、かつ障害部位の組織には浮腫
の消失、円形細胞の浸潤、血管の新生、線繊素の
溶解が認められ、膠原病及び慢性関節炎の慢性炎
症像が改善される効果がある。
Claims (1)
- 1 ストレプトミセス属の産生する中性プロテア
ーゼ、セラチア属の産生するセラチオペプチター
ゼ、バチルス属の産生するサーモライシンから選
ばれた中性プロテアーゼを、有効成分とする膠原
病又は関節リウマチの予防治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61058678A JPS62215533A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 膠原病又は関節リウマチの予防治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61058678A JPS62215533A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 膠原病又は関節リウマチの予防治療剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62215533A JPS62215533A (ja) | 1987-09-22 |
| JPH0223532B2 true JPH0223532B2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=13091227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61058678A Granted JPS62215533A (ja) | 1986-03-17 | 1986-03-17 | 膠原病又は関節リウマチの予防治療剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62215533A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02292226A (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-03 | Shigemi Fujisaki | 障害された神経細胞賦活予防治療剤 |
| JP2673417B2 (ja) * | 1994-08-03 | 1997-11-05 | 茂巳 藤崎 | B型肝炎又はc型肝炎のウイルス性疾患の予防治療剤 |
| ES2421538T3 (es) * | 2003-10-29 | 2013-09-03 | Cystic Fibrosis Foundation Therapeutics Inc | Proteasas no pancreáticas para controlar la concentración de colecistocinina (CCK) en plasma y para tratar el dolor |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826822A (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-17 | Kaken Pharmaceut Co Ltd | 慢性腎炎治療剤 |
-
1986
- 1986-03-17 JP JP61058678A patent/JPS62215533A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62215533A (ja) | 1987-09-22 |
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