JPH0223565B2 - - Google Patents
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- JPH0223565B2 JPH0223565B2 JP55065477A JP6547780A JPH0223565B2 JP H0223565 B2 JPH0223565 B2 JP H0223565B2 JP 55065477 A JP55065477 A JP 55065477A JP 6547780 A JP6547780 A JP 6547780A JP H0223565 B2 JPH0223565 B2 JP H0223565B2
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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- G03F7/038—Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable
- G03F7/0388—Macromolecular compounds which are rendered insoluble or differentially wettable with ethylenic or acetylenic bands in the side chains of the photopolymer
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Description
本発明は光架橋化可能な共重合体の製造本方
法、更に詳しくは、写真ポリマー像を作るための
感光性記録用材料に用いるのに有用な共重合体の
製造方法に関する。 ドイツ特許公開公報第2626769号より、側鎖に
光活性のマレインイミド基を含み、そして映像の
露光によつてポリマー像を形成するのに適した架
橋化可能なポリマー化合物が既に公知である。こ
の場合にその露光の後で架橋化されなかつた部分
は溶剤を用いて溶解除去し、そして得られた像を
溶剤中に溶解した染料を用いる引続いての処理に
よつて染色するのである。しかしながらこのよう
な何段階にもわたるポリマー像の形成方法には
種々の欠点がある。即ち、一般に水洗と染色との
間に架橋化された共重合物の膨潤度に変化が起
り、これが一方においてその写真像の品質の低下
を招き、また他方においてそのモノマー像の基材
上への接着力に著しい悪影響をもたらす場合があ
り、即ちポリマー像の部分的なまたは完全な脱落
をきたす場合がある。もう一つの欠点はこの段階
的なポリマー像形成方法が必要とする著しく長い
時間である。そこで本発明の目的は短かい処理時
間及び僅かな処理工程しか必要とせず、そしてそ
れにも拘らずこれを用いるものに写真像の色及び
光学密度の選択に関し、また従つてその写真材料
の応用面の選択に関して広い可能性をもたらすよ
うなポリマー像形成用感光記録材料に用いるのに
有用な光架橋性共重合体を製造できる方法を提供
することにある。 本発明者らは、前記ドイツ特許公開公報第
2626769号に記載の共重合体に関し、酸性基また
は塩基性基を含むエチレン性不飽和コモノマーを
特定(多量)使用して共重合して得た共重合体が
上記目的を達成できることを見出し、本発明を完
成した。 すなわち本発明は、 (イ) 下記式(1)、(2)または(3) (但し、式中R1は水素またはメチル基、R2
は1ないし12個の炭素原子を有する直鎖状また
は分枝鎖状のアルキレン基または5または6個
の炭素原子を有するシクロアルキレン基を表わ
し、R3は下記式(4)、(5)または(6) で表されるマレイミド基であり、R4は水素ま
たは1ないし6個の炭素原子を有するアルキル
基であり、そしてR5,R6及びR7はそれぞれ水
素、ハロゲン、シアノ基、または1ないし6個
の炭素原子を有するアルキル基である。] で表わされるコモノマー、10〜82重量%と、 (ロ) 酸性基または塩基性基を含むエチレン性不飽
和のコモノマー、18〜50重量%と、 (ハ) 上記(イ)および(ロ)のコモノマーとは異なる少な
くとも一種のエチレン性不飽和のコモノマー、
0〜72重量%と、 の合計100重量%を共重合させることを特徴とす
る、平均分子量が103ないし106であり側鎖に光活
性のマレイミド基を有する光架橋性共重合体の製
造方法である。 本発明の方法により得た共重合体は、耐膨潤
性、染着性、耐久性など、感光記録材料として適
した特性を有する。そして該共重合体を用いれ
ば、の現像に際して染料を含有するアルカリ性ま
たは酸性の、水性または水−有機性の溶液で処理
し、次いで洗滌し、乾燥するという像形成法を良
好に行なうことができ、この像形成法によれば工
程の簡易化、画像の高品質化、応用範囲の拡大が
図れる。 本発明の方法により得られる共重合体は1モル
当り平均してマレイミド基を2個よりも多く含ん
でおり、そして電磁波の作用のもとで架橋化可能
である。 本発明の方法において、コモノマー(イ)として
は、前記式(1)及び(2)のコモノマーを使用すること
が好ましく、その際式(1)のコモノマーが特に適し
ており、更には例えば次式(7) の化合物が特に好ましい。 モノマー(イ)の含有割合が光の作用のもとで生ず
る網状化構造の架橋度を決定する。もしこの割合
が小さ過ぎると、感光層の架橋化、また従つて機
械的な強度が不充分となる。 10乃至82重量%使用するコモノマー(イ)が有する
マレイミド基含有分子鎖員の外に、共重合体は酸
性又は塩基性の基並びに場合により他の、マレイ
ミド基の含まれていない分子鎖員を追加的に有す
る。その酸性分子鎖員はコモノマー(ロ)より誘導さ
れたものである。即ちコモノマー(ロ)は例えばアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸、クロトン酸のようなα,β―不
飽和カルボン酸、例えばビニルスルホン酸及びそ
の塩類(例えばナトリウム又はカリウム塩)、2
―スルホエチル―メタクリレート、スチロール―
スルホン酸の様なスルホン酸基含有モノマー類、
環状酸無水物(1mol)とヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート(1mol)との反応より得られ
るような例えばフタル酸―モノ―β―(メタ)ア
クリロキシ―エチルエステルのようなカルボキシ
ル基含有モノマー類である。 その他場合により用いられる追加的分子鎖員
は、コモノマー(ハ)から誘導されたものである。 コモノマー(ハ)は例えばオレフイン類、中でもア
ルケン類、例えば塩化ビニル、臭化ビニル、フツ
化ビニルのようなハロゲン化ビニル、例えば塩化
ビニリデンのようなビニリデン類、例えば(メ
タ)アクリロニトリルのようなα,β―不飽和酸
類のニトリル類、例えばメチルアクリレート、エ
チルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレート、オクチルアクリレート、2―エ
チル―ヘキシル―アクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、イソプロピルメ
タクリレート、ブチルメタクリレート、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート及び
クロロメチルメタクリレートのようなα,β―不
飽和酸類(アクリル酸及びメタクリル酸)のエス
テル類、例えばアクリルアミドやメタクリルアミ
ドのようなα,β―不飽和カルボン酸アミド類及
びそれらの誘導体、例えばスチロール、メチルス
チロール、ビニルトルオール及びα―クロロスチ
ロールのような芳香族ビニル化合物、例えばメチ
ルビニルケトンのようなビニルケトン類、例えば
ビニルアセテートのようなビニルエステル類、例
えばビニルピロリドンやビニルカルバゾール等の
ような複素環式ビニル化合物、及びビニルエーテ
ル類である。 以上例示したようなコモノマー(イ)を10〜82重量
%、コモノマー(ロ)を18〜50重量%、コモノマー(ハ)
0〜72重量%用い、共重合を行えばよい。なお、
コモノマー(イ)の製造に関してはドイツ特許公開公
報第2626795号中に記述されている。また、共重
合のプロセスに関しては、ドイツ特許公開公報第
2626769号に記載されているプロセスを行なうこ
とができるが、この点については、後に詳述す
る。 コモノマー(ロ)としては、例えばメタクリル酸、
アクリル酸、マレイン酸(マレイン酸無水物)及
びフタル酸―モノ―β―メタクリロキシ―エチル
エステルのような、中でもα,β―不飽和酸類等
の如き遊離のカルボキシル基が好ましい。得られ
た重合体はアルカリ性の水性溶媒中に可溶であ
る。この場合にその重合体中のこれらの酸の含有
割合は18〜50重量%までの間で、そして好ましく
は20〜40重量%までの間で変化することができ
る。カルボキシル基を有するコモノマー(ロ)の使用
割合を最適に調節するのはその所望の共重合体の
組成と分子量、並びに現像液の組成(PH値、染
料)によつて本質的に決定される。カルボキシ基
の数は、そのまだ架橋化していない重合体が現像
液中に溶解するか、または少なくとも膨潤する程
度の割合でなければならない。しかしながらこれ
がもし多すぎると、その浮き出した映像が現像工
程の間に強く膨潤しすぎてそれにより基材上への
接着力の低下がもたらされ、そして場合によつて
脱落をきたす場合がある。 しかもその上にこのカルボキシ基は化学光線に
よつてその映像通りに架橋化された像部分をカチ
オン性の染料で染着することを可能とする。写像
の到達可能な最高の染色密度は従つて中でもその
共重合体のカルボキシル基含有割合によつて左右
される。 塩基性基を有するコモノマー(ロ)としては、ジア
ルキルアミノ基を含有するα,β―不飽和カルボ
ン酸の誘導体又は窒素複素環ビニル化合物が特に
適している。例えばビニルピリジン化合物類より
なるコモノマーが挙げられ、これらは例えば2―
ビニルピリジン、4―ビニルピリジンである。ま
た例えばジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド又
はジエチルアミノプロピルメタクリルアミドのよ
うな塩基性置換(ジアルキルアミノ基含有)アク
リルエステル類又はアミド類等も望ましい。 本発明の方法において、コモノマー(ロ)として酸
性基を有するエチレン性不飽和のコモノマーを使
用した場合、得られる共重合体としては、平均分
子量103〜106の、反応性C=C二重結合を含有す
るモノマー類の共重合体であつて、下記式(8)また
は(9) の構造を有する共重合体が望ましい。 更に、コモノマー(ロ)として、マレイン酸無水物
を用い、その他のコモノマー(ロ)および(ハ)と組み合
わせて使用することも望ましい。 上記マレイン酸無水物は、化学反応によりマレ
イン酸無水物の無水物環が開環するものである。
すなわち本発明の方法のコモノマー(ロ)において、
酸性基および塩基性基とは、酸性、塩基性を共重
合後に示し得る基を意味し、すなわち酸性基は酸
の無水物基の意味をも含む。 本発明の方法において好ましい重合法には次の
ラジカル重合法が特に挙げられる。 (a) 溶液内重合法 (b) 析出重合法 (c) 乳化重合法 上記方法により得た重合体は通常の公知の方法
で精製することができ、例えばその重合体に対す
る非溶媒中での析出及び引続く洗滌並びに乾燥に
よつて精製することができる。 以上説明した本発明の方法により得た共重合体
は、先に述べたように感光記録材料に利用するの
に非常に有用である。以下感光記録材料について
述べる。 例えば、上記(a)及び(c)の方法によつて作られた
反応生成物[即ち(a)の場合にはポリマー溶液、(c)
の場合にはポリマーラテツクス]を好ましくは場
合によつて稀釈し、例えば増感剤等の助剤を添加
した後に直接画像用基材の上に被覆して感光材料
とすることができる。 本発明の方法により得た共重合体は、元来感光
性を有するが、その感光度は増感剤によつて極め
て著しく高められる。増感剤を適当に選ぶことに
よつてこの感光度を例えば金属ハロゲンランプの
ような広く市販されている複写用ランプの光に対
して最大に適合させることができる。 増感剤としては中でも三重線増感剤が適してお
り、これを用いた場合にその励起された増感剤か
らの励起されていないマレイミド基への三重線エ
ネルギー伝達(Triplettene rgietransfer)によ
つて架橋化が起る[これに関してはN.J.Turro著
“Mol.Photochemistry”,W.A.Benjamin INC.,
(1965),pp107を参照されたい)。効果的な増感
のための二つの条件は次の通りである。 1 三重線増感剤は300nmよりも長い波長範囲に
おいて実際上充分な光吸収を許容するような吸
収極大を有していなければならない。 2 三重線エネルギー伝達は発熱性でなければな
らない。 例えば下記の増感剤が挙げられる。 即ちベンゾール、フエノール、安息香酸、ベン
ゾニトリル、アニリン、キサントン、アセトフエ
ノン、ジイソプロピルケトン、ジフエニルスルフ
イド、ジフエニルアミン、ベンズアルデヒド、ジ
フエニルセレン、カルバゾール、トリフエニルア
ミン、ヘキサクロロベンゾール、4,4―ジフエ
ニルシクロロヘキサジエノン、1,2―ジベンゾ
イルベンゾール、チオフエン、ベンゾフエノン、
1,4―ジアセチルベンゾール、フルオレン、ト
リフエニレン、4―シアノベンゾフエノン、ジフ
エニル、チオキサントン(ハロゲン置換されたも
のを含む)、フエニルグリオキザール、アンスラ
キノン、キノリン、フエナンスレン、フラボン、
ミクラーのケトン、ナフタリン、4―アセチルジ
フエニル、ニトロベンゾール、2―アセトナフテ
ン、アクリジンイエロー、1―ナフチルフエニル
ケトン、クリセン、1―アセトナフトール、1―
ナフトアルデヒド、ジアセチル、コロネン、ベン
ジル、フルオロノン、フルオレシイン(酸)、p
―ニトロスチルベン、アンスロン、ベンズアンス
ロン、2―ニトロフルオレン、場合により置換さ
れたキノキサリン、4―ニトロジフエニル、5―
ニトロアセナフテン、4―ニトロアニリン、ナフ
トチアゾリン、1―アセチルアミノ―4―ニトロ
ナフタリン等である。 高い原子量を有する元素、例えばヨウ素または
臭素等を導入することによつてその三重線収率、
また従つて感度を著しく高めることができる。 400〜420nmの複写用光源(金属―ハロゲン)
に対しては例えば6―カルボキシ―2―メチル―
チオキサントンのアルキルエステルのような置換
されたチオキサントン類が特に良く適している。
これらの増感剤は好ましくは共重合体の重量に対
して0.1乃至10重量%の量で用いられる。多数の
異つた増感剤の組合せを用いることも可能であ
る。感光層を載せる基材としては通常の公知の基
材を用いることができ、またこれらを感光記録材
料の製造に用いることは公知である。好ましくは
ポリ(エチレンテレフタレート)、酢酸セルロー
ズ、セルローズアセテートプロピオネート、セル
ローズアセテートブチレート、ポリエチレン、ま
たはポリプロピレン、よりなるフイルムが用いら
れる。その他に繊維状の材料、例えば場合により
ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを被覆し
た紙等を用いることができ、更にまたガラス及び
例えばアルミニウム、銅、マグネシウム、または
亜鉛のような金属の基材をも挙げることができ
る。 感光記録材料は通常の公知の塗装方法によつて
作ることができる。 この場合に一般には上記共重合体は有機溶剤中
に溶解してこれを基材物質の上に被覆する。 個々の場合に最も好ましいその被覆された層の
厚さはそのように作られた材料の用途に依存す
る。好ましい層厚さは0.5〜15μmの範囲である。 本発明の方法により得た共重合体を含む感光記
録材料を露光するためには増感剤の吸収帯の範囲
内で有効量の照射光を発生するような光源が適し
ている。上述の増感剤の多くは300nmと450nmと
の間に吸収域をもつているので、この範囲におい
て高い割合の照射光を放出するような光源が好ま
しい。点光源のみならず平面状の照射源(カーペ
ツトランプ)も適している。このような光源の例
は、炭素アーク灯、キセノンアークランプ、水銀
蒸気ランプ及び場合により金属ハロゲン化物添加
された水銀ランプ(金属―ハロゲンランプ)、紫
外線を放射する発光体を有する蛍光ランプ、アル
ゴン白熱ランプ、電子閃光ランプ、及び写真用フ
ラツシユランプ等である。材料と光源との間の間
隔はその使用目的及び光源の型および強さによつ
て変化し、例えば2cmから150cmの間とすること
ができる。ある場合にはスペクトルの可視領域に
おいて感光性を示すフオトイニシエーターの使用
のもとに可視光で露光することも有利な場合があ
る。このような場合にはその照明光源は有効量の
可視光を放射する必要がある。 以上に述べた光源の多くは必要な量の可視光を
もたらす。本発明により得た重合体を増感剤を使
用することなく映像に従つて架橋化することも可
能である。これに対してはマレイミド基の吸収帯
の範囲内で、即ち約200〜350nmの間の光を放出
するような光源が必要である。例えば水銀低圧蒸
気ランプまたは水銀中圧蒸気ランプが適当であ
る。 露光された材料の完成像への処理は出来るだけ
簡単でしかも例えばある種の揮発性溶剤等のよう
に危険な化学的有害物質を放出することなく行な
われる必要がある。利用の可能性を出来るだけ広
くするためには同一の感光記録材料と同一の現像
液とによつて手作業による処理も機械による処理
(プロセツサー)をも可能とする必要がある。こ
の材料に大きな利用範囲(例えば印刷型を露光す
るためのコントラストマスクとして、及びマイク
ロフイルムとしての)を与えるためには、その浮
出し像の着色がその現像工程の間に起る必要があ
り、というのはそのようにした場合にこれを用い
る者がその像の色及び色の強さを同じ材料を用い
て非常に簡単にその現像液を対応的に選択するこ
とによつて決定することができ、即ち一つのフイ
ルム材料によつて任意の単色画像を作ることがで
きるからである。 上述した処理工程についての諸要求条件は下記
方法によつて満足される。 光架橋可能なポリマー物質は原画を通して化学
光線により露光され、その際その感光性の層が原
画の像の通りに架橋化される。現像に際してはこ
のものは染料が含まれているアルカリ性、中性、
または酸性の水性溶液で処理される。この溶液は
映像に従つて架橋化された感光性の層の中に浸透
し、その際このものはその現像時間に従つて全感
光層(下地基材に達するまで)またはこの層の一
部分にだけ進入する。その時までにその溶液と接
触するに至つた(即ち現像剤の最前線までの)範
囲内の未架橋の映像の部分が溶解除去され得る
が、しかしながらそうでない場合でも遅くともそ
れに後続する水洗の際に除去される。 更に、この溶液と接触するに達した像の部分に
染料で着色される。 次に水ですすいで過剰の染料及び未架橋の部分
を洗い落す。着色された浮出し像が残留し、その
際この浮出し像は下地基材までよく洗滌されてお
り、あるいはまた現像液の作用時間が短い場合に
は下地基材に達するまでは充分に水洗されていな
い。後者の場合には着色されていない光架橋性重
合体の薄い層の上に浮き出し像が載つている。こ
の後者の場合にはその結果、膨潤した状態にある
この浮出し像の基材物質への本質的に改善された
接着力が与えられており、このことはこの材料の
改善された機械的強度また従つてまたその取扱い
の改善されていることを表わしている。 溶剤(水性アルカリまたは水性酸)と染料とを
同じ溶液の中で組合せて使用することによつて処
理時間が著しく短縮され且つ処理が単純化され
る。しかも水洗と染色との間において膨潤度の変
化が全く起らず、これは従来の通常的な方法の場
合には像品質(像忠実性)の低下をもたらしてい
たものである。 以上に記述した感光記録材料(酸性または塩基
性基を有する重合体)に他に現像液の組成も上記
したように重要な役割を果たす。この現像液は本
質的に塩基または酸の水性液(又中性の水)より
なり、この中にカチオン性またはアニオン性の染
料が溶解されており、また場合によつては湿潤
剤、安定化剤、及び水溶性有機溶剤の如き助剤類
が加えられている。 適当な塩基類または酸類の選択はその光架橋化
可能な感光層の組成と、同じ溶液の中に存在して
いる染料とに従つて行われる。ある程度までは、
この溶液のPH値を適当に選ぶことによつてその像
の所望の光学密度の調節も可能である。これら塩
基あるいは酸の水性溶液における好ましい濃度は
0.01〜2.0重量%の範囲である。 同じ溶液の中にこれらの塩基または酸と一緒に
存在する染料としてはカチオン性またはアニオン
性の種々の染料が挙げられる。可能な極めて多数
の化合物の中で、上記塩基性または酸性の現像液
中に充分な濃度で溶解し、そしてこのような溶液
の中で充分長期間にわたつて安定であるようなも
のが適当である。単一の染料または混合染料を用
いることができる。好ましい濃度は現像液につい
て0.01〜10重量%の範囲である。この染料濃度を
変化させることによつてその染色された像の光学
密度を変えることができる。この染料濃度は現像
液中の光架橋性重合体層の溶解性に、この濃度が
あまり高過ぎる時は重合体が不溶性になつてしま
う場合があるというような形で影響をもたらす。
ある一定の濃度範囲を保つことは従つて重要であ
る。染料の吸収帯は300nmから800nmの範囲内で
あり得る。適当な染料の組合せを選ぶことによつ
てスペクトルの中の任意の範囲をカバーすること
ができる。 このような範囲の選択は感光記録材料の使用目
的に従う。捺染型を露光するための密着フイルム
としての用途に対しては例えば350〜450nmの範
囲内の高い光学密度が必要である。マイクロフイ
ルムコピーとしての用途に対しては例えば中間的
な光学密度が望ましい場合がある。 酸性基を有する重合体としては一般にカチオン
性染料が、また塩基性の基を有する重合体に対し
て一般にアニオン性染料が用いられる。これらの
染料は種々の化学的類別のものに属していること
ができる。 現像液はまた、水溶性または有機性の溶剤を含
むことができる。これらの有機溶剤は未架橋の感
光層部分の現像液中での溶解性を改善し及び/又
は染料の現像液中での良好な溶解度を貢献する。
このような溶剤の含有割合は0.1〜80重量%であ
ることができる。 感光記録材料及びその処理方法の種々の応用分
野は例えば捺染型を露光するための密着フイルム
(密着マスク)、例えばリソグラフイ用の印刷板ま
たは本の印刷板等、更に例えばステロ版の作製、
図形描写用並びに製図用機械のための製図用フイ
ルム、例えばエンジニヤリング作業、設計図、ま
たは配線図の複写、更にはマイクロフイルムコピ
ーの作製(記述した記録用材料の高い解像能)等
である。特に適当なものはハロゲン化銀フイルム
(マスター)の上に記録されたコンピユーターデ
ータ(COM)の複写用材料である。ハロゲン化
銀フイルムはこの場合に黒色の写真図形または文
字を透明な背景の上に有しているものであり、即
ちこのものは長時間継続して、且つ複雑な繰返し
現像操作で処理してはならないものである。本発
明の方法により得た共重合体を含む感光記録材料
の上の複写はこの場合に色した背景中の透明な図
型よりなつている。 更にこの材料は例えば広告の目的等において着
色した透明体を作るのに利用でき、或はまた染色
試験方法にも用いることができる。 以下に本発明を実施例によつて更に詳細に説明
するが以下の諸例において部及びパーセントの語
は特別に記載ななければ重量を規準としたもので
ある。 略記号の説明 AS:アクリル酸 MAS:メチルアクリル酸 MEK:メチルエチルケトン MCS:メチルセロソルブ(エチレングリコー
ルモノメチルエーテル) AIBN:α,α―アゾ―ビス―イソブチロニト
リル inh.V:MEK(1:1)中0.5%溶液の対数粘度
数(25℃) AeA:エチルアクリレート MMA:メチルメタクリレート DC:ドデシルメルカプタン BuMA:ブチルメタクリレート VC:塩化ビニリデン TX:チオキサントン MPS:メルカプトプロピオン酸 4VP:4―ビニルピリジン 実施例 1 機械的な撹拌装置、窒素ガス流入流出手段、及
び圧力的衡手段を有する滴下漏斗を備えた300ml
の反応容器中に下記の混合物を入れた。 ジメチルマレイミドエチルメタクリレート
(0.05%のジ―tert―ブチル―p―クリゾールで
安定化した) 300g メタクリル酸(新しく蒸留したもの) 75g メチルエチルケトン/メチルセロソルブ混合溶
剤(容積比1:1) 2080g 45gのメチルエチルケトン/メチルセロソルブ
(1:1)中に2.25gのアゾビス―イソブチロニ
トリル(AIBN)を溶解した溶液を滴下ロートに
送り込んだ。 窒素ガスを吹き込んで不活性雰囲気にした後に
上記滴下漏斗からその開始剤溶液の1/3を流し込
み、そしてその反応容器をサーモスタツトにより
65℃に保つた。撹拌しながら65℃において合計22
時間保ち、その際4時間後に開始剤の次の1/3を、
そして更に4時間後の残りの1/3を加えた。 得られた粘調で無色の重合物溶液をエーテルの
中で析出させ、得られた重合体を濾過し乾燥し
た。重合体収率95.2%、及び対数粘度数0.204
dl/g(1:1のMEK/MCS中0.5%溶液、25
℃)が得られた。 その約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装に用
いることができた。 実施例 2 DMI−MA+MAS(重量で70:30)よりなる共
重合体 上記例1に従う方法によつて49.0gのDMI−
MA、21.0gのMAS、385.0gのメチルエチルケ
トン/メチルセロソルブ(容積で5:1)及び10
gのMEK/MCS(容積で5:1)中に溶解した
0.420gのAIBNを用いて重合した。 65℃において22時間後の重合物収量は定量的で
あつた。対数粘度数=0.238dl/g(1:1の
MEK/MCS中0.5%、25℃)。 得られた約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装
に用いることができた。 実施例 3 DMI−MA+MAS+AeA(重量で60:20:20)
よりなる共重合体 前記例1に従う方法によつて52.5gのDMI−
MA、17.5gのMAS、17.5gのAeA(脱安定化し
た)、485.0gのメチルエチルケトン/メチルセロ
ソルブ(容積で20:1)及び10mlのMEK/MCS
(20:1)中に溶解した0.525gのAIBNを用いて
重合を行つた。65℃において22時間後の重合物収
量は88%であつた。対数粘度数=0.248dl/g
(1:1のMEK/MCS中0.5%、5℃)。 得られた約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装
に用いられた。 実施例 4 DMI−MA+MAS+MMA(重量で60:22:
15)の共重合体 前記例1に従う方法によつて40.0gのDMI−
MA、17.5gのMAS、10.5gのMMA(脱安定化
した)、385.0gのメチルエチルケトン/メチルセ
ロソルブ(容積で5:1)及び5:1のMEK/
MCS10g中に溶解した0.420gのAIBMを重合さ
せた。 65℃において22時間後の重合物収量は96%であ
り、対数粘度数=0.200dl/g(1:1のMEK/
MCS中0.5%、25℃) 得られた約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装
に用いることができた。 実施例 5 下記式の化合物の製造 142.5g(0.94モル)の△―1―テトラヒドロ
フタル酸無水物及び57.2g(0.94モル)のエタノ
ールアミンを一緒に130℃に加熱して生じた水を
僅かな減圧にかけることによつて蒸留除去した。
130℃において1時間加熱した後にその反応生成
物を真空のもとに蒸留した。169g(理論値の92
%)のN−β―ヒドロキシエチル―テトラヒドロ
フタル酸イミドが得られた。沸点135〜152℃/
0.001mm、融点48〜51℃。 97.60gのこのようにして得られたN−β―ヒ
ドロキシエチル―△―1―テトラヒドロフタル酸
イミド、125.15gのMMA、3.0gのヒドロキノ
ン、及び4.0mlに濃硫酸を用い、50cmの長さの密
封されたVigreuxカラムでこれを110ないし120℃
(ボトム温度)に加熱し、その際生じたメタノー
ル―メチルメタクリレート共沸混合物(沸点62〜
65℃)を連続的に分離した。メタノールの発生が
終つた後その反応生成物を若干の炭酸ナトリウム
(硫酸の中和のため)の添加のもとに真空におい
てフラクシヨン蒸留した。97g(理論値の66%)
の油状の△―1―テトラヒドロナフタルイミドエ
チル―メタクリレートが得られた。沸点145〜151
℃/0.2mmを有する。IR(CHCl3):1710cm-1。 実施例 6 下記式の化合物+MAS(重量で75:25)の共重
合体 5.63gの△―テトラ―ヒドロフタールイミドエ
チル―メタクリレート(脱安定化した)1.88gの
MAS、42.5gのメチルエチルケトン/メチルセ
ロソルブ(容積比で1:1)及び0.045gの
AIBMをアンブル中に入れて65℃において22時間
窒素気流のもとに重合させた。エーテル中で析出
させ、その際6.12g(理論値の82%)の無色の固
体の重合物が得られ、このものの対数粘度数は
0.042dl/g(1:1のMEK/MCS中0.5%、25
℃)を示した。 実施例 7 下記式の化合物の製造 504g(0.4モル)のジメチルマレイン酸無水物
及び408g(4.0モル)のネオペンタノールアミン
を1000mlのキシロール中で水の分離のもと加熱し
た(浴温140℃)。2.5時間の後に約70mlの水が分
離された。キシロールを回転蒸発器で除去し、そ
して残渣を真空のもとに蒸留した。810g(理論
値96%)のネオペンタノールイミドが得られ、こ
のものの沸点は105〜107℃/0.001mm、融点は54
〜55℃であつた。 211.3gのネオペンタノールイミド、250.0gの
メチルメタクリレート、6.0gのヒドロキノン、
及び8.0mlの濃硫酸を前記実施例5に従う方法に
よつて加熱し、そして生じたメタノール―メチル
メタクリレート共沸混合物を連続的に分離した。
残渣を真空のもとにフラクシヨン蒸留した。228
g(理論値82%)のネオペンタノールイミドエス
テルが得られた。沸点130〜143℃/0.001mm、融
点64〜74℃)。 実施例 8 下記式の化合物+MAS(重量で80:20)の共重
合体 前記実施例1に従う方法によつて、300gの上
記実施例7によるネオペンタノールエステルイミ
ド(脱安定化した)、75gのMAS、2080gのメチ
ルエチルケトン/メチルセロソルブ(容積比で
1:1)及び1:1のMEK/MCS45g中に溶解
した2.25gのAIBMを用いて重合を行つた。65℃
において22時間後の重合物収量は定量的であつ
た。対数粘度数は0.205dl/g(1:1のMEK/
MCS中0.5%、25℃)を示した。 実施例 9 下記式の化合物+MAS(重量で75:25)の共重
合体 前記実施例1に従う方法によつて、9.4gのシ
クロヘキノールイミドエステル、3.1gのMAS、
60.6gのメチルエチルケトン/メチルセロソル
ブ、及び容積比1:1のMEK/MCS10.5g中に
溶解した0.075gのAIBMを用いて重合を行つた。
65℃において29時間後の重合物収量は94%であつ
た。対数粘度数は0.205dl/g(1:1のMEK/
MCS中0.5%、25℃)。得られた約15%濃度のポ
リマー溶液は塗装に直接用いられた。 実施例 10 下記式の化合物+DMI−MA(重量で5:10)
の共重合体 10.0gのDMI−MA、5.0gのジメチルアミノプ
ロピルメタクリルアミド、及び100mlのトリオー
ル中に溶解した0.075gのAIBNをアンプル中で
65℃において24時間窒素雰囲気のもとで重合し
た。エーテル中で析出させ、その際14.0gの無色
の固体重合物が得られ、収率は理論値の93%であ
つた。 実施例 11 9.6gのDMI−MA、2.4gのMAS、120mgの
DC、及び60mgのAIBNを48gの乾燥トルオール
中に溶解してこれを窒素導入手段、撹拌器、還流
冷却器、及び温度計を備えた内容250mlのフラス
コ中で60℃において41時間重合した。生じた重合
物をこれが臨界的な分子量に達した後で微細な粉
末として析出した。この沈澱を濾過して真空のも
とに100℃以下の温度において乾燥した。重合物
収量98%。 inh.V.=0.24dl/g(1:1のMEK/MCS
中)、重合物中のDMI−MAの割合=71.1%。 実施例 12 次式の化合物(NPDMIMA)4.8g、MAS1.2
g、DC60mg、及びAIBN30mgを24gの乾燥トル
オール中に溶解し、そして上記実施例11に記載し
たと同様にして重合した。ポリマー収量69%、
inh.V.=0.22dl/g、ポリマー中DMI含有率=
67.7%。 実施例 13 4.0gのDMI−MA、4.0gのMPDMIMA、2.0
gのMAS、100mgのDC、及び50mgのAIBNを40
gの乾燥トルオール中で60℃において24時間前記
実施例11に記載したと同様にして重合した。重合
物収量=77.0%、inh.V.=0.25dl/g、ポリマー
中DMI含有率=57.31%。 実施例 14 135.0gのDMI−MA、45.0gのブチルメタクリ
レート(BuMA)、2.25gのDC、及び1.7gの
AIBNを900gの乾燥トルオール中で44時間60℃
において前記実施例11に記載したと同じようにし
て重合した。 重合物収量=80.0%、inh.V.=0.29dl/g、ポ
リマー中DMI−MA含有率=55.8%。 実施例 15 90.0gのDMI−MA、45.0gのBuMA、45.0g
の塩化ビニリデン(VC)、45.0gのMAS、1.01g
のAIBN、及び1.35gのDCを900gの乾燥トルオ
ール中で60℃において16時間、そして次に70℃に
おいて24時間前記実施例11に記載したと同様にし
て重合した。 重合物収量=73%、inh.V.=0.33dl/g、ポリ
マー中DMI−MA含有率=40.6%、ポリマー中の
VCの含有率=10.3%。 実施例 16 37.5gのDMI−MA、18.8gのBuMA、18.8g
のMAS、750mgのAIBN、及び1.13gのDCを乾燥
トルオール中で80℃において6時間、前記実施例
11に記載したと同様にして重合した。 重合物収量=74.4%、inh.v.=0.20dl/g、ポ
リマー中のDMI−MAの含有率=44.0%。 実施例 17 45.0gのDMI−MA、15.0gのBuMA、15.0g
のMAS、750mgのAIBN、及び1.13gのDCを
212.5gのトリオール中で80℃において次のよう
に、即ち5.5時間の反応時間の後で次の750mgの
AIBN及び1.13gのDCの部分を加えるようにし
て重合を行つた(例11参照)。 反応収率=65.0%、inh.v.=0.19dl/g、ポリ
マー中DMI−MA含有率=57.5%。 実施例 18 7.5gの下記式の化合物 及び2.5gのMAS、並びに60mgのAIBNを40gの
乾燥トルオール中で80℃において24時間実施例11
に記載したと同じように重合した。重合物収量:
76.5%。 実施例 19 6.0gのDMI−MA、2.0gの2―ヒドロキシエ
チルアクリレート、2.0gのMAS、70mgの
AIBN、及び100mgのDCを40gの乾燥トルオール
中で80℃に24時間前記実施例11に記載したと同様
にして重合した。重合物収量:69.2%。 実施例 20 10.0gのDMI−MA、2.5gのアクリル酸
(AS)、及び62.5mgのAIBNを1:1のMEK/
MCSの112.5gを中に溶解した。高真空装置への
接続手段と窒素導入手段とを備えた壷状の容器の
中にこの重合溶液を満たした。この容器から酸素
を除去し、次いで重合を60℃において24時間真空
のもとで行つた。得られた重合物をエーテルの中
で析出させ、そして真空乾燥した。重合物収量:
68.8%、inh.v.=0.14dl/g、ポリマー中DMI−
MAの含有率=81.8%。 実施例 21 重合開始:DMI−MA8.75g、AS3.75g、
AIBN62.5mg、1:1のMEK/MCS50g。 重合の進行:前記実施例11と同様。 重合物収量:75.2%、inh.v.=0.21dl/g、ポ
リマー中DMI−MAの含有率=76.1%。 実施例 22 窒素導入管、撹拌器及び温度計を備えた内容
250mlのフラスコ中に28.3mlの水及び68.3mgの過
硫酸カリを入れた。この溶液を30分間窒素ガスで
すすぎ出し、次いで25℃において下記の溶液を2
時間にわたつて一様に添加した。 (a) DMI−MA21.2g、AS6.7g、及びエタクリ
レート(EA)11.9g。 (b) 46.7mlのH2O、3.95%濃度のアスコルビン酸
溶液1ml、及び0.14%濃度の硫酸鉄溶液2.4ml。 (c) 28.3mlのH2O、26.7%の濃度のノニルフエノ
ール―ポリエチレングリコールアンモニウムサ
ルフエートの溶液6.5ml。 この反応溶液をその注入添加の終つた後で更に
2時間窒素ガス雰囲気のもとで後反応させた。生
じたラテツクスは安定であり、その粒径は0.04±
0.02μmであつた。このラテツクスは直接ポリエ
ステルフイルムの上に塗布するのに適していた。 実施例 23 18.4gのDMI−MA、17.0gのDMIA、1.4gの
AS、2.7gのMMA、及び0.8gのチオキサントン
(TX)から前記実施例11に従う方法によつて重
合体を作つた。 実施例 24 18.4gのDMI−MA、17.0gのDMIA、1.4gの
AS、2.7gのMMA、及び0.40gの3―メルカプ
トプロピオン酸(MPS)から実施例11に従う方
法で重合体を作つた。 実施例 25 5.0gのDMI−MA、5.0gの4―ビニルピリジ
ン(4VP)及び50mgのAIBNを1:1の混合溶剤
MEK/MCSの40gの中で60℃において24時間窒
素雰囲気のもとで重合した。得られた溶液は直接
塗装するのに用いられた。 重合物収量:89%(石油エーテルの中で析出)。 実施例 26 5.0gのDMI−MA、5.0gの4VP、及び50mgの
AIBNを40gの乾燥トルオール中で80℃において
窒素雰囲気のもとに24時間重合した。析出した重
合体を濾過分離し、そして真空乾燥した。重合物
収量=95%。 実施例 27 共重合体のラテツクス重合 撹拌器、温度計、及び2個の滴下漏斗を備えて
恒温に保つた密封反応容器中に400mlの水、2g
のK2S2O8、0.5gのドデシルメルカプタン、3g
のノニルフエノールポリエチレングリコールアン
モニウムサルフエート(エタノール中の60%溶
液)及び8mlのFeSO4の溶液(0.15%)を入れ
た。このチヤージした液に別々の滴下漏斗からモ
ノマー混合物及び活性化剤を3時間の間に加え
た。このモノマー混合物は100gのDMI−MAと
200gのフタノール酸モノ―β―メタクリロキシ
エチルエステルとを酢酸エチルエステル中の50%
溶液にしたものよりなる。活性化剤として300ml
の水に溶解した2gのNa2S2O5の溶液を用いた。
この装置を3回真空にして窒素ガスで満たす。上
記した両成分の添加の後、短時間でその溶液は青
味がかつてきた。温度は20℃に保つた。添加が終
つた後(3時間)その溶液を更に1時間撹拌し、
そして次にゼラチンフイルターによつて僅かな量
の液底体を分離した。 このラテツクスはNaCl溶液の添加によつて分
離させることができ、その重合物は濾過してエー
テルで洗滌し乾燥した。収量95%。対数粘度数=
0.145dl/g。 実施例 28 溶液重合。 温度計及び滴下漏斗を備えて一定温度に保つた
1の密封反応容器中に75gのDMI−MA75gの
フタール酸―モノ―β−メタクリロキシエチルエ
ステル及び1:1の混合溶剤メチルエチルケト
ン/メチルセロソルブ700mlを入れて溶解した。
この装置を4回真空に吸引して窒素ガスで満たし
た。重合は60℃において僅かな窒素ガスの過圧の
もとで行つた。 最初及び各5時間の後にAIBN−溶液(10mlの
混合溶剤中に溶解した0.9gのAIBN)の各1/3を
滴下漏斗から添加した。24時間の反応時間の後に
重合が終了した。収量:98%、対数粘度数:
0.187dl/g。 実施例 29 8.7gの下記式の化合物、 及び6.3gの低分子量のエチレン―無水マレイン
酸交互共重合物(EMA1103)を40mlのテトラヒ
ドロフランの中に溶解し、そして湿分を排除して
還流しながら48時間加熱した。生じた重合物をエ
ーテル中で析出させることにより分離して真空の
もとで乾燥した。元素分析(C=55.01%、H=
6.36%、N=1.84%)からその無水物基の反応収
率は38%と結論することができる。 実施例 30 45gのDMI−MA、15gのBuMA、25gの
MAS、15gの2―エチルヘキシルメタクリレー
ト(A¨HMA)、1gのAIBN、及び0.5gのDCを
500gの乾燥トルオール中で前記実施例11に記述
したと同様にして重合した。重合物収量=63%、
対数粘度数=0.27dl/g、ポリマー中DMI含有率
=42.3%。 実施例 31 13.3gの2―ジメチルマレインイミジル―エチ
ルビニルエーテル(DMI−VA)、6.7gの無水マ
レイン酸、100mgのAIBN、及び1gのMPSを
113.3gの乾燥ベンゾール中で前記実施例11に記
載したと同じようにして重合した。生じたポリマ
ーを1000mlのエーテル中で析出させた。 この析出物を濾過分離して真空中で100℃以下
の温度で乾燥した。重合物収量=75.5%、対数粘
度数=0.21dl/g、ポリマー中DMI−VAの含有
率=63.7%。 実施例 32 5.7gのDMI−VA、9.3gのN,N―ジメチル
アミノ―2―エチルメタクリレート
(DMAEMA)及び30mgのAIBNを85gの乾燥ベ
ンゾール中で前記実施例11に記載したと同様にし
て60℃において100時間重合した。生じた重合物
を700mlのエーテル中で析出させた。この析出物
を濾過分離して真空のもとで乾燥した。重合物収
量92%。対数粘度数=0.27dl/g。 実施例 33 10gのDMI−MA、10gのDMAEMA、12g
のジメチルサルフエート、及び80mgのDCよりな
り、内容積250mlのフラスコ中で75gのイソプロ
パノールに溶解されている混合物に対して20gの
MCS中に溶解した300mgのAIBNを加えた。重合
は80℃において窒素ガスの導入のもとに2時間行
つた。更に20mlのMCS中に溶解した200mgの
AIBNを添加した後この混合物を更に2時間重合
させた。析出した重合物を濾過して真空のもとに
乾燥した。 重合物収量=95%、対数粘度数=1.1dl/g。 実施例 34 N―5―メチル―3―オキサ―4―オキソ―ヘ
キセン―5―イル―ジメチルマレイミド
…55.6重量% アクリル酸 …18重量% ビニルピロリドン …26.4重量% 上記コモノマーと、上記全コモノマー100重量
部に対し1重量部のアゾイソブチロニトリルと
を、恒温に調整しうる反応容器中で、窒素下に、
テトラヒドロフラン(上記全コモノマー100g当
り530ml)に溶かし、引き続き80℃に加熱した。
この条件で8時間撹拌し(撹拌速度:250回転/
分)、生じた重合体溶液を冷却後、ヘキサン中で
沈殿させた。濾過後、沈殿を真空で40℃で乾燥し
た。 比較例 1 N―5―メチル―3―オキサ―4―オキソ―ヘ
キセン―5―イル―ジメチルマレイミド
…56.43重量% アクリル酸 …17.17重量% ビニルピロリドン …26.4重量% 上記比率でコモノマーを使用した以外は実施例
34と同様にして共重合体を得た。 以上の実施例および比較例で得た共重合体を感
光記録材料に応用した具体的応用例を記載する。 感光記録材料用基材への手作業による塗装法 (a) 実施例1により得た約15%濃度のポリマー溶液
に固形ポリマーの重量に関して5%の次式 の増感剤を黄色光のもとで添加し、そして僅かに
加温することによつて溶解させる。この溶液を湿
潤厚さ25μmまで塗装を許容するようなヘラを用
いて100μmの厚さのポリエステルフイルムの上
に塗装し、100℃において3分間乾燥する。均質
で透明且つ僅かに黄色味がかつた塗装ポリエステ
ルが得られ、その際塗装されたポリマーの層の厚
さは約2〜3μmである。 感光記録材料用基材への機械的塗装法 (b) 本発明により得た重合体を溶液中で製造する際
に生ずるような15%濃度のポリマー溶液を対応す
る混合溶剤メチルエチルケトン/メチルセロソル
ブ9%濃度まで稀釈し、そしてこれに重合物の重
量について5%の、塗装法(a)において挙げた増感
剤並びに弗素された湿潤剤(3M Company社の
FC430)を黄色光のもとで加える。 この溶液を部分浸漬法によつて研究用塗装機で
黄色光のもとにポリエステルフイルム(厚さ
100μm幅22cm)の上に塗装する。乾燥装置(長
さ4m)は入口側の温度が60℃、出口側温度100
℃である。注入速度(2m/mm−5m/mm)を変
えることによつて塗膜厚さも1.5から5μmの間で
調節することができる。黄色に着色した粘着性の
ない一様な感光性フイルムが得られる。 ラテツクスの塗装法 (c) 例えば前記実施例22または27に従つて作られた
ラテツクス(固形分含有25.9%)の10mlを7.3ml
の水で固形分含量15%に稀釈し、これに更に下記
式の化合物 の130mgを加え、そして25μm用へらでポリエス
テル基材の上に塗装する。室温で3分間の予備乾
燥の後100℃において3分間乾燥する。乾燥塗膜
の厚さは3.5μmである。 この塗装はまた前記(b)に記述したと同様に機械
的にも行うことができる。 応用例 1 実施例3に従つて作られたポリマー溶液を前記
(b)に従う方法によつて機械的にポリエステル基剤
の上に塗装した。そのようにして作られたフイル
ムを試験用光学楔と密着してコピー装置
(OceHelioprint36,1000wの金属―ハロゲンラン
プ、光源距離53cm)の上に載せ、これを通して30
秒間露光した。この露光されたフイルムを下記の
組成の現像液中に一定時間浸漬した。
法、更に詳しくは、写真ポリマー像を作るための
感光性記録用材料に用いるのに有用な共重合体の
製造方法に関する。 ドイツ特許公開公報第2626769号より、側鎖に
光活性のマレインイミド基を含み、そして映像の
露光によつてポリマー像を形成するのに適した架
橋化可能なポリマー化合物が既に公知である。こ
の場合にその露光の後で架橋化されなかつた部分
は溶剤を用いて溶解除去し、そして得られた像を
溶剤中に溶解した染料を用いる引続いての処理に
よつて染色するのである。しかしながらこのよう
な何段階にもわたるポリマー像の形成方法には
種々の欠点がある。即ち、一般に水洗と染色との
間に架橋化された共重合物の膨潤度に変化が起
り、これが一方においてその写真像の品質の低下
を招き、また他方においてそのモノマー像の基材
上への接着力に著しい悪影響をもたらす場合があ
り、即ちポリマー像の部分的なまたは完全な脱落
をきたす場合がある。もう一つの欠点はこの段階
的なポリマー像形成方法が必要とする著しく長い
時間である。そこで本発明の目的は短かい処理時
間及び僅かな処理工程しか必要とせず、そしてそ
れにも拘らずこれを用いるものに写真像の色及び
光学密度の選択に関し、また従つてその写真材料
の応用面の選択に関して広い可能性をもたらすよ
うなポリマー像形成用感光記録材料に用いるのに
有用な光架橋性共重合体を製造できる方法を提供
することにある。 本発明者らは、前記ドイツ特許公開公報第
2626769号に記載の共重合体に関し、酸性基また
は塩基性基を含むエチレン性不飽和コモノマーを
特定(多量)使用して共重合して得た共重合体が
上記目的を達成できることを見出し、本発明を完
成した。 すなわち本発明は、 (イ) 下記式(1)、(2)または(3) (但し、式中R1は水素またはメチル基、R2
は1ないし12個の炭素原子を有する直鎖状また
は分枝鎖状のアルキレン基または5または6個
の炭素原子を有するシクロアルキレン基を表わ
し、R3は下記式(4)、(5)または(6) で表されるマレイミド基であり、R4は水素ま
たは1ないし6個の炭素原子を有するアルキル
基であり、そしてR5,R6及びR7はそれぞれ水
素、ハロゲン、シアノ基、または1ないし6個
の炭素原子を有するアルキル基である。] で表わされるコモノマー、10〜82重量%と、 (ロ) 酸性基または塩基性基を含むエチレン性不飽
和のコモノマー、18〜50重量%と、 (ハ) 上記(イ)および(ロ)のコモノマーとは異なる少な
くとも一種のエチレン性不飽和のコモノマー、
0〜72重量%と、 の合計100重量%を共重合させることを特徴とす
る、平均分子量が103ないし106であり側鎖に光活
性のマレイミド基を有する光架橋性共重合体の製
造方法である。 本発明の方法により得た共重合体は、耐膨潤
性、染着性、耐久性など、感光記録材料として適
した特性を有する。そして該共重合体を用いれ
ば、の現像に際して染料を含有するアルカリ性ま
たは酸性の、水性または水−有機性の溶液で処理
し、次いで洗滌し、乾燥するという像形成法を良
好に行なうことができ、この像形成法によれば工
程の簡易化、画像の高品質化、応用範囲の拡大が
図れる。 本発明の方法により得られる共重合体は1モル
当り平均してマレイミド基を2個よりも多く含ん
でおり、そして電磁波の作用のもとで架橋化可能
である。 本発明の方法において、コモノマー(イ)として
は、前記式(1)及び(2)のコモノマーを使用すること
が好ましく、その際式(1)のコモノマーが特に適し
ており、更には例えば次式(7) の化合物が特に好ましい。 モノマー(イ)の含有割合が光の作用のもとで生ず
る網状化構造の架橋度を決定する。もしこの割合
が小さ過ぎると、感光層の架橋化、また従つて機
械的な強度が不充分となる。 10乃至82重量%使用するコモノマー(イ)が有する
マレイミド基含有分子鎖員の外に、共重合体は酸
性又は塩基性の基並びに場合により他の、マレイ
ミド基の含まれていない分子鎖員を追加的に有す
る。その酸性分子鎖員はコモノマー(ロ)より誘導さ
れたものである。即ちコモノマー(ロ)は例えばアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマール
酸、イタコン酸、クロトン酸のようなα,β―不
飽和カルボン酸、例えばビニルスルホン酸及びそ
の塩類(例えばナトリウム又はカリウム塩)、2
―スルホエチル―メタクリレート、スチロール―
スルホン酸の様なスルホン酸基含有モノマー類、
環状酸無水物(1mol)とヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート(1mol)との反応より得られ
るような例えばフタル酸―モノ―β―(メタ)ア
クリロキシ―エチルエステルのようなカルボキシ
ル基含有モノマー類である。 その他場合により用いられる追加的分子鎖員
は、コモノマー(ハ)から誘導されたものである。 コモノマー(ハ)は例えばオレフイン類、中でもア
ルケン類、例えば塩化ビニル、臭化ビニル、フツ
化ビニルのようなハロゲン化ビニル、例えば塩化
ビニリデンのようなビニリデン類、例えば(メ
タ)アクリロニトリルのようなα,β―不飽和酸
類のニトリル類、例えばメチルアクリレート、エ
チルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチ
ルアクリレート、オクチルアクリレート、2―エ
チル―ヘキシル―アクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルメタクリレート、イソプロピルメ
タクリレート、ブチルメタクリレート、グリシジ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート及び
クロロメチルメタクリレートのようなα,β―不
飽和酸類(アクリル酸及びメタクリル酸)のエス
テル類、例えばアクリルアミドやメタクリルアミ
ドのようなα,β―不飽和カルボン酸アミド類及
びそれらの誘導体、例えばスチロール、メチルス
チロール、ビニルトルオール及びα―クロロスチ
ロールのような芳香族ビニル化合物、例えばメチ
ルビニルケトンのようなビニルケトン類、例えば
ビニルアセテートのようなビニルエステル類、例
えばビニルピロリドンやビニルカルバゾール等の
ような複素環式ビニル化合物、及びビニルエーテ
ル類である。 以上例示したようなコモノマー(イ)を10〜82重量
%、コモノマー(ロ)を18〜50重量%、コモノマー(ハ)
0〜72重量%用い、共重合を行えばよい。なお、
コモノマー(イ)の製造に関してはドイツ特許公開公
報第2626795号中に記述されている。また、共重
合のプロセスに関しては、ドイツ特許公開公報第
2626769号に記載されているプロセスを行なうこ
とができるが、この点については、後に詳述す
る。 コモノマー(ロ)としては、例えばメタクリル酸、
アクリル酸、マレイン酸(マレイン酸無水物)及
びフタル酸―モノ―β―メタクリロキシ―エチル
エステルのような、中でもα,β―不飽和酸類等
の如き遊離のカルボキシル基が好ましい。得られ
た重合体はアルカリ性の水性溶媒中に可溶であ
る。この場合にその重合体中のこれらの酸の含有
割合は18〜50重量%までの間で、そして好ましく
は20〜40重量%までの間で変化することができ
る。カルボキシル基を有するコモノマー(ロ)の使用
割合を最適に調節するのはその所望の共重合体の
組成と分子量、並びに現像液の組成(PH値、染
料)によつて本質的に決定される。カルボキシ基
の数は、そのまだ架橋化していない重合体が現像
液中に溶解するか、または少なくとも膨潤する程
度の割合でなければならない。しかしながらこれ
がもし多すぎると、その浮き出した映像が現像工
程の間に強く膨潤しすぎてそれにより基材上への
接着力の低下がもたらされ、そして場合によつて
脱落をきたす場合がある。 しかもその上にこのカルボキシ基は化学光線に
よつてその映像通りに架橋化された像部分をカチ
オン性の染料で染着することを可能とする。写像
の到達可能な最高の染色密度は従つて中でもその
共重合体のカルボキシル基含有割合によつて左右
される。 塩基性基を有するコモノマー(ロ)としては、ジア
ルキルアミノ基を含有するα,β―不飽和カルボ
ン酸の誘導体又は窒素複素環ビニル化合物が特に
適している。例えばビニルピリジン化合物類より
なるコモノマーが挙げられ、これらは例えば2―
ビニルピリジン、4―ビニルピリジンである。ま
た例えばジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、ジメチルアミノプロピルメタクリルアミド又
はジエチルアミノプロピルメタクリルアミドのよ
うな塩基性置換(ジアルキルアミノ基含有)アク
リルエステル類又はアミド類等も望ましい。 本発明の方法において、コモノマー(ロ)として酸
性基を有するエチレン性不飽和のコモノマーを使
用した場合、得られる共重合体としては、平均分
子量103〜106の、反応性C=C二重結合を含有す
るモノマー類の共重合体であつて、下記式(8)また
は(9) の構造を有する共重合体が望ましい。 更に、コモノマー(ロ)として、マレイン酸無水物
を用い、その他のコモノマー(ロ)および(ハ)と組み合
わせて使用することも望ましい。 上記マレイン酸無水物は、化学反応によりマレ
イン酸無水物の無水物環が開環するものである。
すなわち本発明の方法のコモノマー(ロ)において、
酸性基および塩基性基とは、酸性、塩基性を共重
合後に示し得る基を意味し、すなわち酸性基は酸
の無水物基の意味をも含む。 本発明の方法において好ましい重合法には次の
ラジカル重合法が特に挙げられる。 (a) 溶液内重合法 (b) 析出重合法 (c) 乳化重合法 上記方法により得た重合体は通常の公知の方法
で精製することができ、例えばその重合体に対す
る非溶媒中での析出及び引続く洗滌並びに乾燥に
よつて精製することができる。 以上説明した本発明の方法により得た共重合体
は、先に述べたように感光記録材料に利用するの
に非常に有用である。以下感光記録材料について
述べる。 例えば、上記(a)及び(c)の方法によつて作られた
反応生成物[即ち(a)の場合にはポリマー溶液、(c)
の場合にはポリマーラテツクス]を好ましくは場
合によつて稀釈し、例えば増感剤等の助剤を添加
した後に直接画像用基材の上に被覆して感光材料
とすることができる。 本発明の方法により得た共重合体は、元来感光
性を有するが、その感光度は増感剤によつて極め
て著しく高められる。増感剤を適当に選ぶことに
よつてこの感光度を例えば金属ハロゲンランプの
ような広く市販されている複写用ランプの光に対
して最大に適合させることができる。 増感剤としては中でも三重線増感剤が適してお
り、これを用いた場合にその励起された増感剤か
らの励起されていないマレイミド基への三重線エ
ネルギー伝達(Triplettene rgietransfer)によ
つて架橋化が起る[これに関してはN.J.Turro著
“Mol.Photochemistry”,W.A.Benjamin INC.,
(1965),pp107を参照されたい)。効果的な増感
のための二つの条件は次の通りである。 1 三重線増感剤は300nmよりも長い波長範囲に
おいて実際上充分な光吸収を許容するような吸
収極大を有していなければならない。 2 三重線エネルギー伝達は発熱性でなければな
らない。 例えば下記の増感剤が挙げられる。 即ちベンゾール、フエノール、安息香酸、ベン
ゾニトリル、アニリン、キサントン、アセトフエ
ノン、ジイソプロピルケトン、ジフエニルスルフ
イド、ジフエニルアミン、ベンズアルデヒド、ジ
フエニルセレン、カルバゾール、トリフエニルア
ミン、ヘキサクロロベンゾール、4,4―ジフエ
ニルシクロロヘキサジエノン、1,2―ジベンゾ
イルベンゾール、チオフエン、ベンゾフエノン、
1,4―ジアセチルベンゾール、フルオレン、ト
リフエニレン、4―シアノベンゾフエノン、ジフ
エニル、チオキサントン(ハロゲン置換されたも
のを含む)、フエニルグリオキザール、アンスラ
キノン、キノリン、フエナンスレン、フラボン、
ミクラーのケトン、ナフタリン、4―アセチルジ
フエニル、ニトロベンゾール、2―アセトナフテ
ン、アクリジンイエロー、1―ナフチルフエニル
ケトン、クリセン、1―アセトナフトール、1―
ナフトアルデヒド、ジアセチル、コロネン、ベン
ジル、フルオロノン、フルオレシイン(酸)、p
―ニトロスチルベン、アンスロン、ベンズアンス
ロン、2―ニトロフルオレン、場合により置換さ
れたキノキサリン、4―ニトロジフエニル、5―
ニトロアセナフテン、4―ニトロアニリン、ナフ
トチアゾリン、1―アセチルアミノ―4―ニトロ
ナフタリン等である。 高い原子量を有する元素、例えばヨウ素または
臭素等を導入することによつてその三重線収率、
また従つて感度を著しく高めることができる。 400〜420nmの複写用光源(金属―ハロゲン)
に対しては例えば6―カルボキシ―2―メチル―
チオキサントンのアルキルエステルのような置換
されたチオキサントン類が特に良く適している。
これらの増感剤は好ましくは共重合体の重量に対
して0.1乃至10重量%の量で用いられる。多数の
異つた増感剤の組合せを用いることも可能であ
る。感光層を載せる基材としては通常の公知の基
材を用いることができ、またこれらを感光記録材
料の製造に用いることは公知である。好ましくは
ポリ(エチレンテレフタレート)、酢酸セルロー
ズ、セルローズアセテートプロピオネート、セル
ローズアセテートブチレート、ポリエチレン、ま
たはポリプロピレン、よりなるフイルムが用いら
れる。その他に繊維状の材料、例えば場合により
ポリエチレン及び/又はポリプロピレンを被覆し
た紙等を用いることができ、更にまたガラス及び
例えばアルミニウム、銅、マグネシウム、または
亜鉛のような金属の基材をも挙げることができ
る。 感光記録材料は通常の公知の塗装方法によつて
作ることができる。 この場合に一般には上記共重合体は有機溶剤中
に溶解してこれを基材物質の上に被覆する。 個々の場合に最も好ましいその被覆された層の
厚さはそのように作られた材料の用途に依存す
る。好ましい層厚さは0.5〜15μmの範囲である。 本発明の方法により得た共重合体を含む感光記
録材料を露光するためには増感剤の吸収帯の範囲
内で有効量の照射光を発生するような光源が適し
ている。上述の増感剤の多くは300nmと450nmと
の間に吸収域をもつているので、この範囲におい
て高い割合の照射光を放出するような光源が好ま
しい。点光源のみならず平面状の照射源(カーペ
ツトランプ)も適している。このような光源の例
は、炭素アーク灯、キセノンアークランプ、水銀
蒸気ランプ及び場合により金属ハロゲン化物添加
された水銀ランプ(金属―ハロゲンランプ)、紫
外線を放射する発光体を有する蛍光ランプ、アル
ゴン白熱ランプ、電子閃光ランプ、及び写真用フ
ラツシユランプ等である。材料と光源との間の間
隔はその使用目的及び光源の型および強さによつ
て変化し、例えば2cmから150cmの間とすること
ができる。ある場合にはスペクトルの可視領域に
おいて感光性を示すフオトイニシエーターの使用
のもとに可視光で露光することも有利な場合があ
る。このような場合にはその照明光源は有効量の
可視光を放射する必要がある。 以上に述べた光源の多くは必要な量の可視光を
もたらす。本発明により得た重合体を増感剤を使
用することなく映像に従つて架橋化することも可
能である。これに対してはマレイミド基の吸収帯
の範囲内で、即ち約200〜350nmの間の光を放出
するような光源が必要である。例えば水銀低圧蒸
気ランプまたは水銀中圧蒸気ランプが適当であ
る。 露光された材料の完成像への処理は出来るだけ
簡単でしかも例えばある種の揮発性溶剤等のよう
に危険な化学的有害物質を放出することなく行な
われる必要がある。利用の可能性を出来るだけ広
くするためには同一の感光記録材料と同一の現像
液とによつて手作業による処理も機械による処理
(プロセツサー)をも可能とする必要がある。こ
の材料に大きな利用範囲(例えば印刷型を露光す
るためのコントラストマスクとして、及びマイク
ロフイルムとしての)を与えるためには、その浮
出し像の着色がその現像工程の間に起る必要があ
り、というのはそのようにした場合にこれを用い
る者がその像の色及び色の強さを同じ材料を用い
て非常に簡単にその現像液を対応的に選択するこ
とによつて決定することができ、即ち一つのフイ
ルム材料によつて任意の単色画像を作ることがで
きるからである。 上述した処理工程についての諸要求条件は下記
方法によつて満足される。 光架橋可能なポリマー物質は原画を通して化学
光線により露光され、その際その感光性の層が原
画の像の通りに架橋化される。現像に際してはこ
のものは染料が含まれているアルカリ性、中性、
または酸性の水性溶液で処理される。この溶液は
映像に従つて架橋化された感光性の層の中に浸透
し、その際このものはその現像時間に従つて全感
光層(下地基材に達するまで)またはこの層の一
部分にだけ進入する。その時までにその溶液と接
触するに至つた(即ち現像剤の最前線までの)範
囲内の未架橋の映像の部分が溶解除去され得る
が、しかしながらそうでない場合でも遅くともそ
れに後続する水洗の際に除去される。 更に、この溶液と接触するに達した像の部分に
染料で着色される。 次に水ですすいで過剰の染料及び未架橋の部分
を洗い落す。着色された浮出し像が残留し、その
際この浮出し像は下地基材までよく洗滌されてお
り、あるいはまた現像液の作用時間が短い場合に
は下地基材に達するまでは充分に水洗されていな
い。後者の場合には着色されていない光架橋性重
合体の薄い層の上に浮き出し像が載つている。こ
の後者の場合にはその結果、膨潤した状態にある
この浮出し像の基材物質への本質的に改善された
接着力が与えられており、このことはこの材料の
改善された機械的強度また従つてまたその取扱い
の改善されていることを表わしている。 溶剤(水性アルカリまたは水性酸)と染料とを
同じ溶液の中で組合せて使用することによつて処
理時間が著しく短縮され且つ処理が単純化され
る。しかも水洗と染色との間において膨潤度の変
化が全く起らず、これは従来の通常的な方法の場
合には像品質(像忠実性)の低下をもたらしてい
たものである。 以上に記述した感光記録材料(酸性または塩基
性基を有する重合体)に他に現像液の組成も上記
したように重要な役割を果たす。この現像液は本
質的に塩基または酸の水性液(又中性の水)より
なり、この中にカチオン性またはアニオン性の染
料が溶解されており、また場合によつては湿潤
剤、安定化剤、及び水溶性有機溶剤の如き助剤類
が加えられている。 適当な塩基類または酸類の選択はその光架橋化
可能な感光層の組成と、同じ溶液の中に存在して
いる染料とに従つて行われる。ある程度までは、
この溶液のPH値を適当に選ぶことによつてその像
の所望の光学密度の調節も可能である。これら塩
基あるいは酸の水性溶液における好ましい濃度は
0.01〜2.0重量%の範囲である。 同じ溶液の中にこれらの塩基または酸と一緒に
存在する染料としてはカチオン性またはアニオン
性の種々の染料が挙げられる。可能な極めて多数
の化合物の中で、上記塩基性または酸性の現像液
中に充分な濃度で溶解し、そしてこのような溶液
の中で充分長期間にわたつて安定であるようなも
のが適当である。単一の染料または混合染料を用
いることができる。好ましい濃度は現像液につい
て0.01〜10重量%の範囲である。この染料濃度を
変化させることによつてその染色された像の光学
密度を変えることができる。この染料濃度は現像
液中の光架橋性重合体層の溶解性に、この濃度が
あまり高過ぎる時は重合体が不溶性になつてしま
う場合があるというような形で影響をもたらす。
ある一定の濃度範囲を保つことは従つて重要であ
る。染料の吸収帯は300nmから800nmの範囲内で
あり得る。適当な染料の組合せを選ぶことによつ
てスペクトルの中の任意の範囲をカバーすること
ができる。 このような範囲の選択は感光記録材料の使用目
的に従う。捺染型を露光するための密着フイルム
としての用途に対しては例えば350〜450nmの範
囲内の高い光学密度が必要である。マイクロフイ
ルムコピーとしての用途に対しては例えば中間的
な光学密度が望ましい場合がある。 酸性基を有する重合体としては一般にカチオン
性染料が、また塩基性の基を有する重合体に対し
て一般にアニオン性染料が用いられる。これらの
染料は種々の化学的類別のものに属していること
ができる。 現像液はまた、水溶性または有機性の溶剤を含
むことができる。これらの有機溶剤は未架橋の感
光層部分の現像液中での溶解性を改善し及び/又
は染料の現像液中での良好な溶解度を貢献する。
このような溶剤の含有割合は0.1〜80重量%であ
ることができる。 感光記録材料及びその処理方法の種々の応用分
野は例えば捺染型を露光するための密着フイルム
(密着マスク)、例えばリソグラフイ用の印刷板ま
たは本の印刷板等、更に例えばステロ版の作製、
図形描写用並びに製図用機械のための製図用フイ
ルム、例えばエンジニヤリング作業、設計図、ま
たは配線図の複写、更にはマイクロフイルムコピ
ーの作製(記述した記録用材料の高い解像能)等
である。特に適当なものはハロゲン化銀フイルム
(マスター)の上に記録されたコンピユーターデ
ータ(COM)の複写用材料である。ハロゲン化
銀フイルムはこの場合に黒色の写真図形または文
字を透明な背景の上に有しているものであり、即
ちこのものは長時間継続して、且つ複雑な繰返し
現像操作で処理してはならないものである。本発
明の方法により得た共重合体を含む感光記録材料
の上の複写はこの場合に色した背景中の透明な図
型よりなつている。 更にこの材料は例えば広告の目的等において着
色した透明体を作るのに利用でき、或はまた染色
試験方法にも用いることができる。 以下に本発明を実施例によつて更に詳細に説明
するが以下の諸例において部及びパーセントの語
は特別に記載ななければ重量を規準としたもので
ある。 略記号の説明 AS:アクリル酸 MAS:メチルアクリル酸 MEK:メチルエチルケトン MCS:メチルセロソルブ(エチレングリコー
ルモノメチルエーテル) AIBN:α,α―アゾ―ビス―イソブチロニト
リル inh.V:MEK(1:1)中0.5%溶液の対数粘度
数(25℃) AeA:エチルアクリレート MMA:メチルメタクリレート DC:ドデシルメルカプタン BuMA:ブチルメタクリレート VC:塩化ビニリデン TX:チオキサントン MPS:メルカプトプロピオン酸 4VP:4―ビニルピリジン 実施例 1 機械的な撹拌装置、窒素ガス流入流出手段、及
び圧力的衡手段を有する滴下漏斗を備えた300ml
の反応容器中に下記の混合物を入れた。 ジメチルマレイミドエチルメタクリレート
(0.05%のジ―tert―ブチル―p―クリゾールで
安定化した) 300g メタクリル酸(新しく蒸留したもの) 75g メチルエチルケトン/メチルセロソルブ混合溶
剤(容積比1:1) 2080g 45gのメチルエチルケトン/メチルセロソルブ
(1:1)中に2.25gのアゾビス―イソブチロニ
トリル(AIBN)を溶解した溶液を滴下ロートに
送り込んだ。 窒素ガスを吹き込んで不活性雰囲気にした後に
上記滴下漏斗からその開始剤溶液の1/3を流し込
み、そしてその反応容器をサーモスタツトにより
65℃に保つた。撹拌しながら65℃において合計22
時間保ち、その際4時間後に開始剤の次の1/3を、
そして更に4時間後の残りの1/3を加えた。 得られた粘調で無色の重合物溶液をエーテルの
中で析出させ、得られた重合体を濾過し乾燥し
た。重合体収率95.2%、及び対数粘度数0.204
dl/g(1:1のMEK/MCS中0.5%溶液、25
℃)が得られた。 その約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装に用
いることができた。 実施例 2 DMI−MA+MAS(重量で70:30)よりなる共
重合体 上記例1に従う方法によつて49.0gのDMI−
MA、21.0gのMAS、385.0gのメチルエチルケ
トン/メチルセロソルブ(容積で5:1)及び10
gのMEK/MCS(容積で5:1)中に溶解した
0.420gのAIBNを用いて重合した。 65℃において22時間後の重合物収量は定量的で
あつた。対数粘度数=0.238dl/g(1:1の
MEK/MCS中0.5%、25℃)。 得られた約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装
に用いることができた。 実施例 3 DMI−MA+MAS+AeA(重量で60:20:20)
よりなる共重合体 前記例1に従う方法によつて52.5gのDMI−
MA、17.5gのMAS、17.5gのAeA(脱安定化し
た)、485.0gのメチルエチルケトン/メチルセロ
ソルブ(容積で20:1)及び10mlのMEK/MCS
(20:1)中に溶解した0.525gのAIBNを用いて
重合を行つた。65℃において22時間後の重合物収
量は88%であつた。対数粘度数=0.248dl/g
(1:1のMEK/MCS中0.5%、5℃)。 得られた約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装
に用いられた。 実施例 4 DMI−MA+MAS+MMA(重量で60:22:
15)の共重合体 前記例1に従う方法によつて40.0gのDMI−
MA、17.5gのMAS、10.5gのMMA(脱安定化
した)、385.0gのメチルエチルケトン/メチルセ
ロソルブ(容積で5:1)及び5:1のMEK/
MCS10g中に溶解した0.420gのAIBMを重合さ
せた。 65℃において22時間後の重合物収量は96%であ
り、対数粘度数=0.200dl/g(1:1のMEK/
MCS中0.5%、25℃) 得られた約15%濃度のポリマー溶液は直接塗装
に用いることができた。 実施例 5 下記式の化合物の製造 142.5g(0.94モル)の△―1―テトラヒドロ
フタル酸無水物及び57.2g(0.94モル)のエタノ
ールアミンを一緒に130℃に加熱して生じた水を
僅かな減圧にかけることによつて蒸留除去した。
130℃において1時間加熱した後にその反応生成
物を真空のもとに蒸留した。169g(理論値の92
%)のN−β―ヒドロキシエチル―テトラヒドロ
フタル酸イミドが得られた。沸点135〜152℃/
0.001mm、融点48〜51℃。 97.60gのこのようにして得られたN−β―ヒ
ドロキシエチル―△―1―テトラヒドロフタル酸
イミド、125.15gのMMA、3.0gのヒドロキノ
ン、及び4.0mlに濃硫酸を用い、50cmの長さの密
封されたVigreuxカラムでこれを110ないし120℃
(ボトム温度)に加熱し、その際生じたメタノー
ル―メチルメタクリレート共沸混合物(沸点62〜
65℃)を連続的に分離した。メタノールの発生が
終つた後その反応生成物を若干の炭酸ナトリウム
(硫酸の中和のため)の添加のもとに真空におい
てフラクシヨン蒸留した。97g(理論値の66%)
の油状の△―1―テトラヒドロナフタルイミドエ
チル―メタクリレートが得られた。沸点145〜151
℃/0.2mmを有する。IR(CHCl3):1710cm-1。 実施例 6 下記式の化合物+MAS(重量で75:25)の共重
合体 5.63gの△―テトラ―ヒドロフタールイミドエ
チル―メタクリレート(脱安定化した)1.88gの
MAS、42.5gのメチルエチルケトン/メチルセ
ロソルブ(容積比で1:1)及び0.045gの
AIBMをアンブル中に入れて65℃において22時間
窒素気流のもとに重合させた。エーテル中で析出
させ、その際6.12g(理論値の82%)の無色の固
体の重合物が得られ、このものの対数粘度数は
0.042dl/g(1:1のMEK/MCS中0.5%、25
℃)を示した。 実施例 7 下記式の化合物の製造 504g(0.4モル)のジメチルマレイン酸無水物
及び408g(4.0モル)のネオペンタノールアミン
を1000mlのキシロール中で水の分離のもと加熱し
た(浴温140℃)。2.5時間の後に約70mlの水が分
離された。キシロールを回転蒸発器で除去し、そ
して残渣を真空のもとに蒸留した。810g(理論
値96%)のネオペンタノールイミドが得られ、こ
のものの沸点は105〜107℃/0.001mm、融点は54
〜55℃であつた。 211.3gのネオペンタノールイミド、250.0gの
メチルメタクリレート、6.0gのヒドロキノン、
及び8.0mlの濃硫酸を前記実施例5に従う方法に
よつて加熱し、そして生じたメタノール―メチル
メタクリレート共沸混合物を連続的に分離した。
残渣を真空のもとにフラクシヨン蒸留した。228
g(理論値82%)のネオペンタノールイミドエス
テルが得られた。沸点130〜143℃/0.001mm、融
点64〜74℃)。 実施例 8 下記式の化合物+MAS(重量で80:20)の共重
合体 前記実施例1に従う方法によつて、300gの上
記実施例7によるネオペンタノールエステルイミ
ド(脱安定化した)、75gのMAS、2080gのメチ
ルエチルケトン/メチルセロソルブ(容積比で
1:1)及び1:1のMEK/MCS45g中に溶解
した2.25gのAIBMを用いて重合を行つた。65℃
において22時間後の重合物収量は定量的であつ
た。対数粘度数は0.205dl/g(1:1のMEK/
MCS中0.5%、25℃)を示した。 実施例 9 下記式の化合物+MAS(重量で75:25)の共重
合体 前記実施例1に従う方法によつて、9.4gのシ
クロヘキノールイミドエステル、3.1gのMAS、
60.6gのメチルエチルケトン/メチルセロソル
ブ、及び容積比1:1のMEK/MCS10.5g中に
溶解した0.075gのAIBMを用いて重合を行つた。
65℃において29時間後の重合物収量は94%であつ
た。対数粘度数は0.205dl/g(1:1のMEK/
MCS中0.5%、25℃)。得られた約15%濃度のポ
リマー溶液は塗装に直接用いられた。 実施例 10 下記式の化合物+DMI−MA(重量で5:10)
の共重合体 10.0gのDMI−MA、5.0gのジメチルアミノプ
ロピルメタクリルアミド、及び100mlのトリオー
ル中に溶解した0.075gのAIBNをアンプル中で
65℃において24時間窒素雰囲気のもとで重合し
た。エーテル中で析出させ、その際14.0gの無色
の固体重合物が得られ、収率は理論値の93%であ
つた。 実施例 11 9.6gのDMI−MA、2.4gのMAS、120mgの
DC、及び60mgのAIBNを48gの乾燥トルオール
中に溶解してこれを窒素導入手段、撹拌器、還流
冷却器、及び温度計を備えた内容250mlのフラス
コ中で60℃において41時間重合した。生じた重合
物をこれが臨界的な分子量に達した後で微細な粉
末として析出した。この沈澱を濾過して真空のも
とに100℃以下の温度において乾燥した。重合物
収量98%。 inh.V.=0.24dl/g(1:1のMEK/MCS
中)、重合物中のDMI−MAの割合=71.1%。 実施例 12 次式の化合物(NPDMIMA)4.8g、MAS1.2
g、DC60mg、及びAIBN30mgを24gの乾燥トル
オール中に溶解し、そして上記実施例11に記載し
たと同様にして重合した。ポリマー収量69%、
inh.V.=0.22dl/g、ポリマー中DMI含有率=
67.7%。 実施例 13 4.0gのDMI−MA、4.0gのMPDMIMA、2.0
gのMAS、100mgのDC、及び50mgのAIBNを40
gの乾燥トルオール中で60℃において24時間前記
実施例11に記載したと同様にして重合した。重合
物収量=77.0%、inh.V.=0.25dl/g、ポリマー
中DMI含有率=57.31%。 実施例 14 135.0gのDMI−MA、45.0gのブチルメタクリ
レート(BuMA)、2.25gのDC、及び1.7gの
AIBNを900gの乾燥トルオール中で44時間60℃
において前記実施例11に記載したと同じようにし
て重合した。 重合物収量=80.0%、inh.V.=0.29dl/g、ポ
リマー中DMI−MA含有率=55.8%。 実施例 15 90.0gのDMI−MA、45.0gのBuMA、45.0g
の塩化ビニリデン(VC)、45.0gのMAS、1.01g
のAIBN、及び1.35gのDCを900gの乾燥トルオ
ール中で60℃において16時間、そして次に70℃に
おいて24時間前記実施例11に記載したと同様にし
て重合した。 重合物収量=73%、inh.V.=0.33dl/g、ポリ
マー中DMI−MA含有率=40.6%、ポリマー中の
VCの含有率=10.3%。 実施例 16 37.5gのDMI−MA、18.8gのBuMA、18.8g
のMAS、750mgのAIBN、及び1.13gのDCを乾燥
トルオール中で80℃において6時間、前記実施例
11に記載したと同様にして重合した。 重合物収量=74.4%、inh.v.=0.20dl/g、ポ
リマー中のDMI−MAの含有率=44.0%。 実施例 17 45.0gのDMI−MA、15.0gのBuMA、15.0g
のMAS、750mgのAIBN、及び1.13gのDCを
212.5gのトリオール中で80℃において次のよう
に、即ち5.5時間の反応時間の後で次の750mgの
AIBN及び1.13gのDCの部分を加えるようにし
て重合を行つた(例11参照)。 反応収率=65.0%、inh.v.=0.19dl/g、ポリ
マー中DMI−MA含有率=57.5%。 実施例 18 7.5gの下記式の化合物 及び2.5gのMAS、並びに60mgのAIBNを40gの
乾燥トルオール中で80℃において24時間実施例11
に記載したと同じように重合した。重合物収量:
76.5%。 実施例 19 6.0gのDMI−MA、2.0gの2―ヒドロキシエ
チルアクリレート、2.0gのMAS、70mgの
AIBN、及び100mgのDCを40gの乾燥トルオール
中で80℃に24時間前記実施例11に記載したと同様
にして重合した。重合物収量:69.2%。 実施例 20 10.0gのDMI−MA、2.5gのアクリル酸
(AS)、及び62.5mgのAIBNを1:1のMEK/
MCSの112.5gを中に溶解した。高真空装置への
接続手段と窒素導入手段とを備えた壷状の容器の
中にこの重合溶液を満たした。この容器から酸素
を除去し、次いで重合を60℃において24時間真空
のもとで行つた。得られた重合物をエーテルの中
で析出させ、そして真空乾燥した。重合物収量:
68.8%、inh.v.=0.14dl/g、ポリマー中DMI−
MAの含有率=81.8%。 実施例 21 重合開始:DMI−MA8.75g、AS3.75g、
AIBN62.5mg、1:1のMEK/MCS50g。 重合の進行:前記実施例11と同様。 重合物収量:75.2%、inh.v.=0.21dl/g、ポ
リマー中DMI−MAの含有率=76.1%。 実施例 22 窒素導入管、撹拌器及び温度計を備えた内容
250mlのフラスコ中に28.3mlの水及び68.3mgの過
硫酸カリを入れた。この溶液を30分間窒素ガスで
すすぎ出し、次いで25℃において下記の溶液を2
時間にわたつて一様に添加した。 (a) DMI−MA21.2g、AS6.7g、及びエタクリ
レート(EA)11.9g。 (b) 46.7mlのH2O、3.95%濃度のアスコルビン酸
溶液1ml、及び0.14%濃度の硫酸鉄溶液2.4ml。 (c) 28.3mlのH2O、26.7%の濃度のノニルフエノ
ール―ポリエチレングリコールアンモニウムサ
ルフエートの溶液6.5ml。 この反応溶液をその注入添加の終つた後で更に
2時間窒素ガス雰囲気のもとで後反応させた。生
じたラテツクスは安定であり、その粒径は0.04±
0.02μmであつた。このラテツクスは直接ポリエ
ステルフイルムの上に塗布するのに適していた。 実施例 23 18.4gのDMI−MA、17.0gのDMIA、1.4gの
AS、2.7gのMMA、及び0.8gのチオキサントン
(TX)から前記実施例11に従う方法によつて重
合体を作つた。 実施例 24 18.4gのDMI−MA、17.0gのDMIA、1.4gの
AS、2.7gのMMA、及び0.40gの3―メルカプ
トプロピオン酸(MPS)から実施例11に従う方
法で重合体を作つた。 実施例 25 5.0gのDMI−MA、5.0gの4―ビニルピリジ
ン(4VP)及び50mgのAIBNを1:1の混合溶剤
MEK/MCSの40gの中で60℃において24時間窒
素雰囲気のもとで重合した。得られた溶液は直接
塗装するのに用いられた。 重合物収量:89%(石油エーテルの中で析出)。 実施例 26 5.0gのDMI−MA、5.0gの4VP、及び50mgの
AIBNを40gの乾燥トルオール中で80℃において
窒素雰囲気のもとに24時間重合した。析出した重
合体を濾過分離し、そして真空乾燥した。重合物
収量=95%。 実施例 27 共重合体のラテツクス重合 撹拌器、温度計、及び2個の滴下漏斗を備えて
恒温に保つた密封反応容器中に400mlの水、2g
のK2S2O8、0.5gのドデシルメルカプタン、3g
のノニルフエノールポリエチレングリコールアン
モニウムサルフエート(エタノール中の60%溶
液)及び8mlのFeSO4の溶液(0.15%)を入れ
た。このチヤージした液に別々の滴下漏斗からモ
ノマー混合物及び活性化剤を3時間の間に加え
た。このモノマー混合物は100gのDMI−MAと
200gのフタノール酸モノ―β―メタクリロキシ
エチルエステルとを酢酸エチルエステル中の50%
溶液にしたものよりなる。活性化剤として300ml
の水に溶解した2gのNa2S2O5の溶液を用いた。
この装置を3回真空にして窒素ガスで満たす。上
記した両成分の添加の後、短時間でその溶液は青
味がかつてきた。温度は20℃に保つた。添加が終
つた後(3時間)その溶液を更に1時間撹拌し、
そして次にゼラチンフイルターによつて僅かな量
の液底体を分離した。 このラテツクスはNaCl溶液の添加によつて分
離させることができ、その重合物は濾過してエー
テルで洗滌し乾燥した。収量95%。対数粘度数=
0.145dl/g。 実施例 28 溶液重合。 温度計及び滴下漏斗を備えて一定温度に保つた
1の密封反応容器中に75gのDMI−MA75gの
フタール酸―モノ―β−メタクリロキシエチルエ
ステル及び1:1の混合溶剤メチルエチルケト
ン/メチルセロソルブ700mlを入れて溶解した。
この装置を4回真空に吸引して窒素ガスで満たし
た。重合は60℃において僅かな窒素ガスの過圧の
もとで行つた。 最初及び各5時間の後にAIBN−溶液(10mlの
混合溶剤中に溶解した0.9gのAIBN)の各1/3を
滴下漏斗から添加した。24時間の反応時間の後に
重合が終了した。収量:98%、対数粘度数:
0.187dl/g。 実施例 29 8.7gの下記式の化合物、 及び6.3gの低分子量のエチレン―無水マレイン
酸交互共重合物(EMA1103)を40mlのテトラヒ
ドロフランの中に溶解し、そして湿分を排除して
還流しながら48時間加熱した。生じた重合物をエ
ーテル中で析出させることにより分離して真空の
もとで乾燥した。元素分析(C=55.01%、H=
6.36%、N=1.84%)からその無水物基の反応収
率は38%と結論することができる。 実施例 30 45gのDMI−MA、15gのBuMA、25gの
MAS、15gの2―エチルヘキシルメタクリレー
ト(A¨HMA)、1gのAIBN、及び0.5gのDCを
500gの乾燥トルオール中で前記実施例11に記述
したと同様にして重合した。重合物収量=63%、
対数粘度数=0.27dl/g、ポリマー中DMI含有率
=42.3%。 実施例 31 13.3gの2―ジメチルマレインイミジル―エチ
ルビニルエーテル(DMI−VA)、6.7gの無水マ
レイン酸、100mgのAIBN、及び1gのMPSを
113.3gの乾燥ベンゾール中で前記実施例11に記
載したと同じようにして重合した。生じたポリマ
ーを1000mlのエーテル中で析出させた。 この析出物を濾過分離して真空中で100℃以下
の温度で乾燥した。重合物収量=75.5%、対数粘
度数=0.21dl/g、ポリマー中DMI−VAの含有
率=63.7%。 実施例 32 5.7gのDMI−VA、9.3gのN,N―ジメチル
アミノ―2―エチルメタクリレート
(DMAEMA)及び30mgのAIBNを85gの乾燥ベ
ンゾール中で前記実施例11に記載したと同様にし
て60℃において100時間重合した。生じた重合物
を700mlのエーテル中で析出させた。この析出物
を濾過分離して真空のもとで乾燥した。重合物収
量92%。対数粘度数=0.27dl/g。 実施例 33 10gのDMI−MA、10gのDMAEMA、12g
のジメチルサルフエート、及び80mgのDCよりな
り、内容積250mlのフラスコ中で75gのイソプロ
パノールに溶解されている混合物に対して20gの
MCS中に溶解した300mgのAIBNを加えた。重合
は80℃において窒素ガスの導入のもとに2時間行
つた。更に20mlのMCS中に溶解した200mgの
AIBNを添加した後この混合物を更に2時間重合
させた。析出した重合物を濾過して真空のもとに
乾燥した。 重合物収量=95%、対数粘度数=1.1dl/g。 実施例 34 N―5―メチル―3―オキサ―4―オキソ―ヘ
キセン―5―イル―ジメチルマレイミド
…55.6重量% アクリル酸 …18重量% ビニルピロリドン …26.4重量% 上記コモノマーと、上記全コモノマー100重量
部に対し1重量部のアゾイソブチロニトリルと
を、恒温に調整しうる反応容器中で、窒素下に、
テトラヒドロフラン(上記全コモノマー100g当
り530ml)に溶かし、引き続き80℃に加熱した。
この条件で8時間撹拌し(撹拌速度:250回転/
分)、生じた重合体溶液を冷却後、ヘキサン中で
沈殿させた。濾過後、沈殿を真空で40℃で乾燥し
た。 比較例 1 N―5―メチル―3―オキサ―4―オキソ―ヘ
キセン―5―イル―ジメチルマレイミド
…56.43重量% アクリル酸 …17.17重量% ビニルピロリドン …26.4重量% 上記比率でコモノマーを使用した以外は実施例
34と同様にして共重合体を得た。 以上の実施例および比較例で得た共重合体を感
光記録材料に応用した具体的応用例を記載する。 感光記録材料用基材への手作業による塗装法 (a) 実施例1により得た約15%濃度のポリマー溶液
に固形ポリマーの重量に関して5%の次式 の増感剤を黄色光のもとで添加し、そして僅かに
加温することによつて溶解させる。この溶液を湿
潤厚さ25μmまで塗装を許容するようなヘラを用
いて100μmの厚さのポリエステルフイルムの上
に塗装し、100℃において3分間乾燥する。均質
で透明且つ僅かに黄色味がかつた塗装ポリエステ
ルが得られ、その際塗装されたポリマーの層の厚
さは約2〜3μmである。 感光記録材料用基材への機械的塗装法 (b) 本発明により得た重合体を溶液中で製造する際
に生ずるような15%濃度のポリマー溶液を対応す
る混合溶剤メチルエチルケトン/メチルセロソル
ブ9%濃度まで稀釈し、そしてこれに重合物の重
量について5%の、塗装法(a)において挙げた増感
剤並びに弗素された湿潤剤(3M Company社の
FC430)を黄色光のもとで加える。 この溶液を部分浸漬法によつて研究用塗装機で
黄色光のもとにポリエステルフイルム(厚さ
100μm幅22cm)の上に塗装する。乾燥装置(長
さ4m)は入口側の温度が60℃、出口側温度100
℃である。注入速度(2m/mm−5m/mm)を変
えることによつて塗膜厚さも1.5から5μmの間で
調節することができる。黄色に着色した粘着性の
ない一様な感光性フイルムが得られる。 ラテツクスの塗装法 (c) 例えば前記実施例22または27に従つて作られた
ラテツクス(固形分含有25.9%)の10mlを7.3ml
の水で固形分含量15%に稀釈し、これに更に下記
式の化合物 の130mgを加え、そして25μm用へらでポリエス
テル基材の上に塗装する。室温で3分間の予備乾
燥の後100℃において3分間乾燥する。乾燥塗膜
の厚さは3.5μmである。 この塗装はまた前記(b)に記述したと同様に機械
的にも行うことができる。 応用例 1 実施例3に従つて作られたポリマー溶液を前記
(b)に従う方法によつて機械的にポリエステル基剤
の上に塗装した。そのようにして作られたフイル
ムを試験用光学楔と密着してコピー装置
(OceHelioprint36,1000wの金属―ハロゲンラン
プ、光源距離53cm)の上に載せ、これを通して30
秒間露光した。この露光されたフイルムを下記の
組成の現像液中に一定時間浸漬した。
【表】
次に流水(脱イオン水)中で15秒間洗滌して乾
燥した。得られた結果は第1表に総括して示す。
高い光学密度、1mm当り120本以上の解像度、及
び高品質のピクチヤーエレメントを有するオレン
ジ色に着色した写真像が得られる。従つてこの感
光記録材料は密着フイルムとして捺染板の露光に
用いることができる。
燥した。得られた結果は第1表に総括して示す。
高い光学密度、1mm当り120本以上の解像度、及
び高品質のピクチヤーエレメントを有するオレン
ジ色に着色した写真像が得られる。従つてこの感
光記録材料は密着フイルムとして捺染板の露光に
用いることができる。
【表】
同様にして実施例2及び塗装法(b)に従つて得ら
れたフイルムを用いて行つた。得られた結果は下
記第2表に挙げる。
れたフイルムを用いて行つた。得られた結果は下
記第2表に挙げる。
【表】
実施例29に従うポリマーを1:1のメチルエチ
ルケトン/メチルセロソルブ中に溶解して前記(a)
の増感剤5%を一緒に含む15%濃度のポリマー溶
液を(a)に詳細に記載したと同様にしてポリエステ
ルフイルムの上に塗装した。そのようにして得ら
れた感光性フイルムを前に記述したように120秒
間試験用光学楔に通して露光し現像した。10段階
のうち9つの楔段階を示すオレンジ色に着色した
写真像が得られた。 応用例 2 実施例1及び(b)の方法によつて作られた感光性
フイルムに、コンピユータ用の通常の陰極線写真
のハロゲン化銀ネガよりなるマイクロフイルムを
前置して応用例1に前述したように30秒間露光し
た。 この露光されたフイルムを下記組成の現像液中
に15秒間浸漬した。
ルケトン/メチルセロソルブ中に溶解して前記(a)
の増感剤5%を一緒に含む15%濃度のポリマー溶
液を(a)に詳細に記載したと同様にしてポリエステ
ルフイルムの上に塗装した。そのようにして得ら
れた感光性フイルムを前に記述したように120秒
間試験用光学楔に通して露光し現像した。10段階
のうち9つの楔段階を示すオレンジ色に着色した
写真像が得られた。 応用例 2 実施例1及び(b)の方法によつて作られた感光性
フイルムに、コンピユータ用の通常の陰極線写真
のハロゲン化銀ネガよりなるマイクロフイルムを
前置して応用例1に前述したように30秒間露光し
た。 この露光されたフイルムを下記組成の現像液中
に15秒間浸漬した。
【表】
次に流水中で15秒間洗滌して乾燥した。褐色の
背景の中に透明な図形を有して容易に読み取るこ
とができるマイクロフイルムマスターのコピーが
得られた。 応用例 3 塗装法(a)(重合体は実施例16に従う)に従う方
法によつて作られた感光性フイルムを応用例2に
記載したと同様にして処理した。このフイルムを
60秒間露光してその後で下記組成の現像液中に20
秒間浸漬した。 前記式(20)の染料 1.75g 前記式(21)の染料 1.25g 三燐酸ナトリウムの0.2モル水溶液 100ml イソオクチルフエノキシポリエトキシエタノー
ル 0.075g エチレングリコール 33g 次に流水中で15秒間洗滌して乾燥した。このフ
イルムは410ないし570nmの波長範囲において3
以上の光学密度で染着し、そしてこの写真は1mm
当り150本以上の解像力を有していた。 応用例 4 前記(b)に従う方法により作られた感光性フイル
ム(重合物は実施例16に従う)を用いて応用例2
に記述したと同様に行つた。このフイルムを60秒
間露光して次に下記組成の現像液中に20秒間浸漬
した。
背景の中に透明な図形を有して容易に読み取るこ
とができるマイクロフイルムマスターのコピーが
得られた。 応用例 3 塗装法(a)(重合体は実施例16に従う)に従う方
法によつて作られた感光性フイルムを応用例2に
記載したと同様にして処理した。このフイルムを
60秒間露光してその後で下記組成の現像液中に20
秒間浸漬した。 前記式(20)の染料 1.75g 前記式(21)の染料 1.25g 三燐酸ナトリウムの0.2モル水溶液 100ml イソオクチルフエノキシポリエトキシエタノー
ル 0.075g エチレングリコール 33g 次に流水中で15秒間洗滌して乾燥した。このフ
イルムは410ないし570nmの波長範囲において3
以上の光学密度で染着し、そしてこの写真は1mm
当り150本以上の解像力を有していた。 応用例 4 前記(b)に従う方法により作られた感光性フイル
ム(重合物は実施例16に従う)を用いて応用例2
に記述したと同様に行つた。このフイルムを60秒
間露光して次に下記組成の現像液中に20秒間浸漬
した。
【表】
次に流水中で15秒間洗滌して乾燥する。強く染
色した青色の背景を有するマイクロフイルムマス
ターのコピーが得られ、これは容易に読むことが
できた。このフイルムは1mm当り330本以上の解
像力を有していた。 応用例 5 (b)に従う方法によつて作られた感光性フイルム
(重合体は実施例16に従う)を用いて応用例2に
記載したと同様に操作した。このフイルムを60秒
間露光して次に下記組成の黒色の現像液中に20秒
間浸漬した。
色した青色の背景を有するマイクロフイルムマス
ターのコピーが得られ、これは容易に読むことが
できた。このフイルムは1mm当り330本以上の解
像力を有していた。 応用例 5 (b)に従う方法によつて作られた感光性フイルム
(重合体は実施例16に従う)を用いて応用例2に
記載したと同様に操作した。このフイルムを60秒
間露光して次に下記組成の黒色の現像液中に20秒
間浸漬した。
【表】
【表】
このフイルムを流水中で5分間洗滌して乾燥し
た。マイクロフイルムマスターを複写した黒色の
た。マイクロフイルムマスターを複写した黒色の
背景のコピーが得られた。このコピーは1mm当り
330本以上の高い解像力を有していた。 応用例 6 (a)に従う方法により作られた感光性フイルム
(重合体は実施例25に従う)を用いて応用例2に
記載したように操作した。このフイルムを30秒間
露光して下記組成の青色の現像液中に60秒間浸漬
した。
た。マイクロフイルムマスターを複写した黒色の
た。マイクロフイルムマスターを複写した黒色の
背景のコピーが得られた。このコピーは1mm当り
330本以上の高い解像力を有していた。 応用例 6 (a)に従う方法により作られた感光性フイルム
(重合体は実施例25に従う)を用いて応用例2に
記載したように操作した。このフイルムを30秒間
露光して下記組成の青色の現像液中に60秒間浸漬
した。
【表】
このフイルムを流水中で15秒間洗滌して乾燥し
た。このコピーは青色の背景の中に透明な図形を
示した。 応用例 7 実施例3に従い作られたポリマー溶液にポリマ
ーの重量について8%の前記(a)において挙げた増
感剤並びに0.3%の実施例31に挙げた塩素化した
湿潤剤を黄色光のもとで加え、固形分含量7%ま
で稀釈して(4:1のMEK/MCKを用いて)、
そして(b)に従う方法によりポリエステル基材の上
に機械的に塗装した(厚さ0.001μm)。注入速度
3m/mm(乾燥膜の厚さ約2μm)、試験用の厚画
を通して30秒間密着露光した後にこのフイルムを
2槽を備えたプロセツサ中で現像した。第1の槽
には下記組成の現像液が入つている。 前記式(20)の染料 1.50g 前記式(21)の染料 2.50g 三燐酸ナトリウムの0.25モル水溶液 100ml 10%イソオクチルフエノキシポリエトキシエタ
ノール 0.75g 第2の槽の中では水が循環している。これに後
続して熱風乾燥装置が設けられている。上記のフ
イルムをゴムローラによつてこれらの槽を通過さ
せた。この両方の槽の中での滞留時間はそれぞれ
約7秒間であつた。高い光学密度(3.0以上)を
有するオレンジ色に着色した写真が得られ、これ
はかぶりを示さず、また機械的に損われなかつ
た。 応用例 8 実施例33に従う重合体530mg及び下記式 の水溶性増感剤53mgを黄色光のもとで4.30gの水
に溶解した。この溶液を100μmの厚さのポリエ
ステルフイルムの上に25μm用へらを用いて塗装
し、100℃において3分間乾燥した。得られた均
一で透明に塗装された重合物膜は約2―3μmの
厚さを有していた。 このようにして作つたフイルムを応用例1に従
つて露光した。この露光されたフイルムを下記 式の化合物の5%濃度水溶液中に20秒間浸漬し
た。次いで流水中で15秒間洗滌して乾燥した。
λnaxが360mmのところにあり光学密度2.3を有する
写真が得られた。 応用例 9 前記方法(b)により作られた感光性フイルム(重
合体は実施例1に従う)を用いて原図を通して応
用例1に記述した如くに30秒間露光し、応用例1
に記述した如きアルカリ性染料溶液中で現像した
ところ、高い光学密度及び解像力を有する良好に
接着したオレンジ色の写真が得られた。 応用例 10 実施例34に共重合体を、テトラヒドロフランに
溶かし、前記塗装法(b)に従いポリエステルフイル
ム上に塗布した。塗布後のフイルムを、ガイド
(stouffer guide)を通して、応用例1と同様に
して30秒間露光し、露光後のフイルムを応用例1
で用いた現像液に30秒間浸漬し、その後、洗滌お
よび乾燥を行なつた。 共重合体が塗布されたフイルムの表面は、着色
され、未露光部分が現像液により除去され、十分
に鮮明な画像が得られた。 比較応用例 1 実施例34の重合体を用いる代りに、比較例1の
重合体を用いた以外は、応用例8と同様にして画
像を形成した。 共重合体が塗布されたフイルムの表面は、実質
上は着色されたものの、未露光部分の現像液によ
る除去が全体的に不充分であり、不鮮明な画像し
か得られなかつた。 この応用例10(実施例34の共重合体使用)と、
比較応用例1(比較例1の共重合体使用)とを比
較すると、アクリル酸等のコモノマー(ロ)の使用量
のわずかな差(0.8重量%)に起因して、現像性
が顕著に向上することが分る。
た。このコピーは青色の背景の中に透明な図形を
示した。 応用例 7 実施例3に従い作られたポリマー溶液にポリマ
ーの重量について8%の前記(a)において挙げた増
感剤並びに0.3%の実施例31に挙げた塩素化した
湿潤剤を黄色光のもとで加え、固形分含量7%ま
で稀釈して(4:1のMEK/MCKを用いて)、
そして(b)に従う方法によりポリエステル基材の上
に機械的に塗装した(厚さ0.001μm)。注入速度
3m/mm(乾燥膜の厚さ約2μm)、試験用の厚画
を通して30秒間密着露光した後にこのフイルムを
2槽を備えたプロセツサ中で現像した。第1の槽
には下記組成の現像液が入つている。 前記式(20)の染料 1.50g 前記式(21)の染料 2.50g 三燐酸ナトリウムの0.25モル水溶液 100ml 10%イソオクチルフエノキシポリエトキシエタ
ノール 0.75g 第2の槽の中では水が循環している。これに後
続して熱風乾燥装置が設けられている。上記のフ
イルムをゴムローラによつてこれらの槽を通過さ
せた。この両方の槽の中での滞留時間はそれぞれ
約7秒間であつた。高い光学密度(3.0以上)を
有するオレンジ色に着色した写真が得られ、これ
はかぶりを示さず、また機械的に損われなかつ
た。 応用例 8 実施例33に従う重合体530mg及び下記式 の水溶性増感剤53mgを黄色光のもとで4.30gの水
に溶解した。この溶液を100μmの厚さのポリエ
ステルフイルムの上に25μm用へらを用いて塗装
し、100℃において3分間乾燥した。得られた均
一で透明に塗装された重合物膜は約2―3μmの
厚さを有していた。 このようにして作つたフイルムを応用例1に従
つて露光した。この露光されたフイルムを下記 式の化合物の5%濃度水溶液中に20秒間浸漬し
た。次いで流水中で15秒間洗滌して乾燥した。
λnaxが360mmのところにあり光学密度2.3を有する
写真が得られた。 応用例 9 前記方法(b)により作られた感光性フイルム(重
合体は実施例1に従う)を用いて原図を通して応
用例1に記述した如くに30秒間露光し、応用例1
に記述した如きアルカリ性染料溶液中で現像した
ところ、高い光学密度及び解像力を有する良好に
接着したオレンジ色の写真が得られた。 応用例 10 実施例34に共重合体を、テトラヒドロフランに
溶かし、前記塗装法(b)に従いポリエステルフイル
ム上に塗布した。塗布後のフイルムを、ガイド
(stouffer guide)を通して、応用例1と同様に
して30秒間露光し、露光後のフイルムを応用例1
で用いた現像液に30秒間浸漬し、その後、洗滌お
よび乾燥を行なつた。 共重合体が塗布されたフイルムの表面は、着色
され、未露光部分が現像液により除去され、十分
に鮮明な画像が得られた。 比較応用例 1 実施例34の重合体を用いる代りに、比較例1の
重合体を用いた以外は、応用例8と同様にして画
像を形成した。 共重合体が塗布されたフイルムの表面は、実質
上は着色されたものの、未露光部分の現像液によ
る除去が全体的に不充分であり、不鮮明な画像し
か得られなかつた。 この応用例10(実施例34の共重合体使用)と、
比較応用例1(比較例1の共重合体使用)とを比
較すると、アクリル酸等のコモノマー(ロ)の使用量
のわずかな差(0.8重量%)に起因して、現像性
が顕著に向上することが分る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) 下記式(1)、(2)または(3) (但し、式中R1は水素またはメチル基、R2
は1ないし12個の炭素原子を有する直鎖状また
は分枝鎖状のアルキレン基または5または6個
の炭素原子を有するシクロアルキレン基を表わ
し、R3は下記式(4)、(5)または(6) で表されるマレイミド基であり、R4は水素ま
たは1ないし6個の炭素原子を有するアルキル
基であり、そしてR5,R6及びR7はそれぞれ水
素、ハロゲン、シアノ基、または1ないし6個
の炭素原子を有するアルキル基である。] で表わされるコモノマー、10〜82重量%と、 (ロ) 酸性基または塩基性基を含むエチレン性不飽
和のコモノマー、18〜50重量%と、 (ハ) 上記(イ)および(ロ)のコモノマーとは異なる少な
くとも一種のエチレン性不飽和のコモノマー、
0〜72重量%と、 の合計100重量%を共重合させることを特徴とす
る、平均分子量が103ないし106であり側鎖に光活
性のマレイミド基を有する光架橋性共重合体の製
造方法。 2 コモノマー(ロ)がアクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン
酸、ビニスルホン酸、スチロールスルホン酸、ま
たはフタール酸(メタ)アクリレート半エステル
である特許請求の範囲第1項記載の光架橋性共重
合体の製造方法。 3 コモノマー(ハ)がアルケン類、ハロゲン化ビニ
ルまたはハロゲン化ビニリデン、(メタ)アクリ
ロニトリル、α,β―不飽和酸のエステル類また
はアミド類、芳香族または複素環式ビニル化合
物、ビニルエステル、またはビニルエーテル、ま
たはビニルケトン類である特許請求の範囲第1項
記載の光架橋性共重合体の製造方法。 4 コモノマー(ハ)が(メタ)アクリル酸アルキル
エステルまたは(メタ)アクリル酸ヒドロキシア
ルキルエステルである特許請求の範囲第3項記載
の光架橋性共重合体の製造方法。
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|---|---|---|---|
| CH467379 | 1979-05-18 |
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|---|---|
| JPS55160010A JPS55160010A (en) | 1980-12-12 |
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|---|---|---|---|
| JP6547780A Granted JPS55160010A (en) | 1979-05-18 | 1980-05-19 | Photocurable copolymer* polymer image forming photosensitive recording material and method of forming colored photograph polymer image |
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| DE3485048D1 (de) * | 1983-11-01 | 1991-10-17 | Hoechst Celanese Corp | Tief uv-empfindliche positive photolackzusammensetzung, lichtempfindliches element und dasselbe enthaltendes gegen hitze widerstandsfaehiges photochemisches bild. |
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