JPH02237101A - 超電導磁場利用装置 - Google Patents
超電導磁場利用装置Info
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- JPH02237101A JPH02237101A JP1058410A JP5841089A JPH02237101A JP H02237101 A JPH02237101 A JP H02237101A JP 1058410 A JP1058410 A JP 1058410A JP 5841089 A JP5841089 A JP 5841089A JP H02237101 A JPH02237101 A JP H02237101A
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は超電導磁場利用装置に関し、特に極低温に維持
した超電導コイルを極低温に保ったまま、磁極間の磁場
利用空間を画定する容器を外部に取り出すことのできる
超電導磁場利用装置に関する.以下、主として放射光を
発生させる電子蓄積リングを例として説明する. [従来の技術] 電子蓄積リング(SOR)は加速した電子を強磁場中に
閉じ込め、回転運動をさせることによって放射光を発生
させる.この加速電子を閉じこめるための強磁場形成に
超電導マグネットが用いられる.超電導マグネットは、
極低温に冷却された超電導コイルを含む. 第2図に従来の電子蓄積リングの代表的構造を概略的に
示す.上超電導コイル51と下超電導コイル52とはへ
ルムホルツコイル型に同軸に向い合って配置されている
.上超電導コイル51に囲まれな領域内に環状の上磁極
53か配置され、対称的に下超電導コイル52に囲まれ
た領域内に環状の下磁極54が配置されている.両磁極
53、54間に磁場によって周回軌道を描く電子を蓄積
するための環状の真空容器55が配置されている.ヨー
ク57が上超電導コイル51と下超電導コイル52とを
外側から取り囲み、さらに上下から上磁極53、下磁極
54を挾むように延在して磁気回路を形成している. 上超電導コイル51、下超電導コイル52に電流を流す
と両超電導コイル間に強い吸引力が助<,そこで、両超
電導コイルと対抗する物理的な支持構造が必要である. 一方、真空容器55は必要に応じて外部に取り出し、整
備、設定変更等を行う必要がある.まず、上下超電導コ
イル51、52間に働く力を支持するには、両超電導コ
イル51、52間に物理的支持部材を配置するのが好ま
しい.そこで、第3図(A)、(B)、に示すように内
部支持ロッド58a、58bを用いて、上下超電導コイ
ル51、52を少なくとも数箇所で直接連結することが
望ましい.しかし、この構造では真空容器55を外部に
取り出すことができない.真空容器55を外に取り出せ
るようにするには、第4図に示すように、ヨーク57を
水平中立面56で分割することが望ましい.上側の超電
導コイル51とヨーク57aを持上げることにより真空
容器55を取り出すことができる.しかし、この方法で
は超電導コイル51、52の外部支持ロツド59からの
熱の侵入が大きく、ヘリウムの消費量が大きくなる. このような事情は、電子蓄積装置に瀬らず、超電導磁場
利用装置に広く存在する. [発明が解決しようとする課題] 以上説明したように、従来技術によれば、1対の超電導
コイル51、52間を物理的に支持すると、磁極53、
54間の真空容器55が容易に取り出せず、真空容器5
5が取り出し易いようにヨーク57を2分し、外部支持
部材59によって各ヨーク57a、57bに超電導コイ
ル51、52を支持すると、外部支持部材59からの熱
侵入が大きくなり、液体ヘリウムの消費が増大する間U
があった。
した超電導コイルを極低温に保ったまま、磁極間の磁場
利用空間を画定する容器を外部に取り出すことのできる
超電導磁場利用装置に関する.以下、主として放射光を
発生させる電子蓄積リングを例として説明する. [従来の技術] 電子蓄積リング(SOR)は加速した電子を強磁場中に
閉じ込め、回転運動をさせることによって放射光を発生
させる.この加速電子を閉じこめるための強磁場形成に
超電導マグネットが用いられる.超電導マグネットは、
極低温に冷却された超電導コイルを含む. 第2図に従来の電子蓄積リングの代表的構造を概略的に
示す.上超電導コイル51と下超電導コイル52とはへ
ルムホルツコイル型に同軸に向い合って配置されている
.上超電導コイル51に囲まれな領域内に環状の上磁極
53か配置され、対称的に下超電導コイル52に囲まれ
た領域内に環状の下磁極54が配置されている.両磁極
53、54間に磁場によって周回軌道を描く電子を蓄積
するための環状の真空容器55が配置されている.ヨー
ク57が上超電導コイル51と下超電導コイル52とを
外側から取り囲み、さらに上下から上磁極53、下磁極
54を挾むように延在して磁気回路を形成している. 上超電導コイル51、下超電導コイル52に電流を流す
と両超電導コイル間に強い吸引力が助<,そこで、両超
電導コイルと対抗する物理的な支持構造が必要である. 一方、真空容器55は必要に応じて外部に取り出し、整
備、設定変更等を行う必要がある.まず、上下超電導コ
イル51、52間に働く力を支持するには、両超電導コ
イル51、52間に物理的支持部材を配置するのが好ま
しい.そこで、第3図(A)、(B)、に示すように内
部支持ロッド58a、58bを用いて、上下超電導コイ
ル51、52を少なくとも数箇所で直接連結することが
望ましい.しかし、この構造では真空容器55を外部に
取り出すことができない.真空容器55を外に取り出せ
るようにするには、第4図に示すように、ヨーク57を
水平中立面56で分割することが望ましい.上側の超電
導コイル51とヨーク57aを持上げることにより真空
容器55を取り出すことができる.しかし、この方法で
は超電導コイル51、52の外部支持ロツド59からの
熱の侵入が大きく、ヘリウムの消費量が大きくなる. このような事情は、電子蓄積装置に瀬らず、超電導磁場
利用装置に広く存在する. [発明が解決しようとする課題] 以上説明したように、従来技術によれば、1対の超電導
コイル51、52間を物理的に支持すると、磁極53、
54間の真空容器55が容易に取り出せず、真空容器5
5が取り出し易いようにヨーク57を2分し、外部支持
部材59によって各ヨーク57a、57bに超電導コイ
ル51、52を支持すると、外部支持部材59からの熱
侵入が大きくなり、液体ヘリウムの消費が増大する間U
があった。
本発明の目的は、真空容器の取出しが容易でかつ外部か
ら超電導コイルへの支持部材を熱侵入の小さいものにす
ることができる超電導磁場利用装置を提供することであ
る. [課題を解決するための手段〕 1対の超電導コイル間に内部支持部材を設け、この内部
支持部材を分割可能な構成とし、さらに各超電導コイル
に対して気密容器を形成できる気密部材を備える. さらに、内部支持部材を超電導コイルからも分割可能な
構成としてもよい. 第1図(A)、(B)を参照して本発明の基本概念を説
明する.(A》が全体の断面図、(B)が超電導コイル
切離し時の部分断面図である.1対の超電導コイル1、
2が1対の磁極3、4を取り巻き、磁極3、4間に磁場
を発生させる.真空容器5がこの磁場中に置かれ、この
内部で電子を蓄積すること等に磁場を利用する.超電導
コイル1、2は液体ヘリウムを用いて極低温に冷却され
る.但し、極低温冷却用の液体ヘリウム、液体窒素のシ
ステム系統は図示していない.上ヨーク7、下ヨーク8
はそれぞれ上磁極3、下磁極4に連続し、水平中立面6
で互いに接触して磁気回路を横成する.上超電導コイル
1、下超電導コイル2の間には上、下内部支持部材9、
10が設けられ、両超電導コイル1、2に電流を流し、
吸引力が働いた時に、その吸引力に対向して両超電導コ
イル1、2を支持する.この内部支持部材9、106使
用時には極低温になる.これら極低温になる部分を囲ん
でクライオスタットゲース14、15が設けられている
.このクライオスタットケースは両超電導コイル1、2
に対応して上クライオスタットケース部14と下クライ
オスタットゲース部15に分離できる.超電導コイル1
、2はまた位置決め部材16、17によってヨーク7、
8に支持され、その位置を定めている. クライオスタットケースを分離した時に、内部支持部材
9、10も分離し、さらに上下内部支持部材9、10か
ら張り出した第2シール部材20、21が上、下クライ
オスタットゲース部14、15から張り出しな第1シー
ル部材18、19とそれぞれ係合し、上下別個に気密真
空容器を形成できる. 第1図(B)に上側を示すように、さらに超電導コイル
1を引上げることにより、超電導コイル1と内部支持部
材9も切り離され、内部支持部材9は極低温から分離さ
れる.なお、下側も同様である. [作用] まず装置を組立てた使用時は、超電導コイル1、2間に
内部支持部材9、10が挿入されて超電導コイル1、2
間の吸引力に対して物理的支持を与えている.このなめ
超電導コイル1、2とヨークとの間の位置決め部材(外
部支持部材)16、17は熱伝導の小さい断面積の小さ
なもので足りる.このため、外部より極低温部への熱の
流入を低減できる. 上、下ヨーク7、8が分離でき、ヨーク分離と共に上下
超電導コイル1、2も分離できるので真空容器5の取り
出しが容易である. さらに、内部支持部材9、10が超電導コイル1、2と
の係合を解除できる構成を持つときは、分^【時の極低
温部への熱の流入をさらに低減できる. [実施例コ 第5、6、7図を参照して、本発明の実施例を説明する
. 第5図は、第1図に示すような超電導磁場利用装置の部
分断面図である. 上磁極3と下磁極4どの間に真空容器5が配置されてい
る.上磁極3、4間を、水平中立面6で接続した上ヨー
ク7と下ヨーク8が磁気回路的に接続している.上、下
ヨーク7、8及び真空容器5を貫いて上、下超電導コイ
ルユニット29、30が配置されている. 上超電導コイル1はコイルゲース23内に密封され、液
体ヘリウムで冷却されている.上下のコイルユニット2
9、30はほぼ対称的な構成を有する.ここでは上側の
コイルユニット29について説明する.コイルケース2
3の上には位置決め部材である外部支持ロッド16aが
収り付けられ上端で上ヨーク7に固定される.コイルケ
ース23の下には内部支持部材である内部支持ロッド9
aが取り付けられ、装置の水平中立面6で下コイルユニ
ット30の内部支持ロッドlOa(図示せず)と接触し
ている.通電時に上下コイル1、2に働く吸引力は内部
支持ロツド9a、10aで受け持ち、外部支持ロヅドi
6aは上コイルユニット29を上ヨーク7に固定するた
めのもので支持力は小さい. 内部支持ロッド9aとコイルケース23との間の係合部
には、コンタクトフィンガ31が設けられている.完全
な係合を達成する前にコンタクトフィンガを介して部分
的な熱的、ないし機械的係合を行う. コイルゲース23の周囲には熱シールド板25が取り付
けられ、その外側の上クライオスタットケース14から
の熱侵入を小さくする作用をする.1層で図示するが、
温度の異なる複数の層で楕成するのが好ましい. 外部支持ロッド16aの上端には調整機構が取り付けら
れ、コイルケース23を上クライオスタットゲース14
に対し、相対的に上下できる,内部支持ロツド9aには
、第6図の部分拡大図に示すようにシール部材であるバ
ルブプレート20aが取り付けられバネ33でコイルケ
ース23に引き付けられている.上クライオスタットケ
ース14には対応する位置にシール部材であるバルブシ
一ト18aが取り付けられている.バルブグレート20
aとバルブシ一ト18aとが係合すると気密状態を保つ
バルブが構成される.同様に、下側には、バルブプレー
ト40とバルブシ一ト38が設けられ、バルブを構成す
る.上クライオスタットゲース14の下面当接部にはフ
ランジ37が形成され、下クライオスタットケースのフ
ランジとの間でOリングを利用して真空を保つ梢成を有
しているや 図示の場合、内部支持ロツド9aを取り囲むクライオス
タットゲース14は真空容器5に設けた連結用の孔39
に入っている.真空容器に設ける孔39は、例えば第7
図の平面図に示すように均等に分布した6箇所に設ける
.電子は矢印で示す方向から入射し、破線で示す軌道を
回る.この軌道経路上のハッチングで示す領域に各種機
器が設置される.前述の孔39はこのハッチング領域を
避けて決定される.この孔は外縁に対し切欠かれた孔で
もよい.また真空容器の外径を小さくすることが可能な
ら切欠きも孔も不要である.第6図に示すように、支持
ロッド9aの下端面に近い所にヒータと温度センサ27
が取り付けられている.極低温であった内部支持ロッド
9aを外気に露出するとき結露防止のため加熱するため
である. 第5〜7図に示す構成は、磁気回路が上下対称的な構造
で構成され、中央部で上下に分離できる.分離時にも超
電導コイルを極低温に維持できるので、ヘリウムの消費
を節約すると共に真空容器取り付け後の操作開始までの
時間を短縮できる.以下に真空容器5の取出し、組込み
の手順を簡単に説明する. 真空容器5を外部に取出す場合の手順は以下のようであ
る. 1,外部支持ロッド16を上部のn整機構を用いて上側
に引上げる.この操作により内部支持ロッド9aに取り
付けられたバルプグレート20a《第6図》はバルブシ
一ト18aに押し付けられる.これで上クライオスタッ
トゲース14fflに気密真空容器が形成される. 2.外部支持ロッド16aをさらに引上げるとコイルゲ
ース23と内部支持ロツド9aとが分離し、バネ33で
互いに引合う状態になる.すなわち内部支持ロッド9a
が極低温から分講tされる.3.ヒータ27で内部支持
ロッド9a下部を加熱し、室温に戻す.これで外気が触
れても結露しない状態になる. 4,上記操作を下側コイルユニットにも同様の手順で行
う.両バルブグレート20a、40はバルブシ一ト18
a、38と係合し、中間にバッファ空間43を作る. 5.リーク弁35を開き、バッファ空間43を大気圧に
する. 6.上ヨーク7を持上げ真空容器5を取出す.真空容器
を取込む場合の手段は以下のようである. l.真空容器5を組込む。
ら超電導コイルへの支持部材を熱侵入の小さいものにす
ることができる超電導磁場利用装置を提供することであ
る. [課題を解決するための手段〕 1対の超電導コイル間に内部支持部材を設け、この内部
支持部材を分割可能な構成とし、さらに各超電導コイル
に対して気密容器を形成できる気密部材を備える. さらに、内部支持部材を超電導コイルからも分割可能な
構成としてもよい. 第1図(A)、(B)を参照して本発明の基本概念を説
明する.(A》が全体の断面図、(B)が超電導コイル
切離し時の部分断面図である.1対の超電導コイル1、
2が1対の磁極3、4を取り巻き、磁極3、4間に磁場
を発生させる.真空容器5がこの磁場中に置かれ、この
内部で電子を蓄積すること等に磁場を利用する.超電導
コイル1、2は液体ヘリウムを用いて極低温に冷却され
る.但し、極低温冷却用の液体ヘリウム、液体窒素のシ
ステム系統は図示していない.上ヨーク7、下ヨーク8
はそれぞれ上磁極3、下磁極4に連続し、水平中立面6
で互いに接触して磁気回路を横成する.上超電導コイル
1、下超電導コイル2の間には上、下内部支持部材9、
10が設けられ、両超電導コイル1、2に電流を流し、
吸引力が働いた時に、その吸引力に対向して両超電導コ
イル1、2を支持する.この内部支持部材9、106使
用時には極低温になる.これら極低温になる部分を囲ん
でクライオスタットゲース14、15が設けられている
.このクライオスタットケースは両超電導コイル1、2
に対応して上クライオスタットケース部14と下クライ
オスタットゲース部15に分離できる.超電導コイル1
、2はまた位置決め部材16、17によってヨーク7、
8に支持され、その位置を定めている. クライオスタットケースを分離した時に、内部支持部材
9、10も分離し、さらに上下内部支持部材9、10か
ら張り出した第2シール部材20、21が上、下クライ
オスタットゲース部14、15から張り出しな第1シー
ル部材18、19とそれぞれ係合し、上下別個に気密真
空容器を形成できる. 第1図(B)に上側を示すように、さらに超電導コイル
1を引上げることにより、超電導コイル1と内部支持部
材9も切り離され、内部支持部材9は極低温から分離さ
れる.なお、下側も同様である. [作用] まず装置を組立てた使用時は、超電導コイル1、2間に
内部支持部材9、10が挿入されて超電導コイル1、2
間の吸引力に対して物理的支持を与えている.このなめ
超電導コイル1、2とヨークとの間の位置決め部材(外
部支持部材)16、17は熱伝導の小さい断面積の小さ
なもので足りる.このため、外部より極低温部への熱の
流入を低減できる. 上、下ヨーク7、8が分離でき、ヨーク分離と共に上下
超電導コイル1、2も分離できるので真空容器5の取り
出しが容易である. さらに、内部支持部材9、10が超電導コイル1、2と
の係合を解除できる構成を持つときは、分^【時の極低
温部への熱の流入をさらに低減できる. [実施例コ 第5、6、7図を参照して、本発明の実施例を説明する
. 第5図は、第1図に示すような超電導磁場利用装置の部
分断面図である. 上磁極3と下磁極4どの間に真空容器5が配置されてい
る.上磁極3、4間を、水平中立面6で接続した上ヨー
ク7と下ヨーク8が磁気回路的に接続している.上、下
ヨーク7、8及び真空容器5を貫いて上、下超電導コイ
ルユニット29、30が配置されている. 上超電導コイル1はコイルゲース23内に密封され、液
体ヘリウムで冷却されている.上下のコイルユニット2
9、30はほぼ対称的な構成を有する.ここでは上側の
コイルユニット29について説明する.コイルケース2
3の上には位置決め部材である外部支持ロッド16aが
収り付けられ上端で上ヨーク7に固定される.コイルケ
ース23の下には内部支持部材である内部支持ロッド9
aが取り付けられ、装置の水平中立面6で下コイルユニ
ット30の内部支持ロッドlOa(図示せず)と接触し
ている.通電時に上下コイル1、2に働く吸引力は内部
支持ロツド9a、10aで受け持ち、外部支持ロヅドi
6aは上コイルユニット29を上ヨーク7に固定するた
めのもので支持力は小さい. 内部支持ロッド9aとコイルケース23との間の係合部
には、コンタクトフィンガ31が設けられている.完全
な係合を達成する前にコンタクトフィンガを介して部分
的な熱的、ないし機械的係合を行う. コイルゲース23の周囲には熱シールド板25が取り付
けられ、その外側の上クライオスタットケース14から
の熱侵入を小さくする作用をする.1層で図示するが、
温度の異なる複数の層で楕成するのが好ましい. 外部支持ロッド16aの上端には調整機構が取り付けら
れ、コイルケース23を上クライオスタットゲース14
に対し、相対的に上下できる,内部支持ロツド9aには
、第6図の部分拡大図に示すようにシール部材であるバ
ルブプレート20aが取り付けられバネ33でコイルケ
ース23に引き付けられている.上クライオスタットケ
ース14には対応する位置にシール部材であるバルブシ
一ト18aが取り付けられている.バルブグレート20
aとバルブシ一ト18aとが係合すると気密状態を保つ
バルブが構成される.同様に、下側には、バルブプレー
ト40とバルブシ一ト38が設けられ、バルブを構成す
る.上クライオスタットゲース14の下面当接部にはフ
ランジ37が形成され、下クライオスタットケースのフ
ランジとの間でOリングを利用して真空を保つ梢成を有
しているや 図示の場合、内部支持ロツド9aを取り囲むクライオス
タットゲース14は真空容器5に設けた連結用の孔39
に入っている.真空容器に設ける孔39は、例えば第7
図の平面図に示すように均等に分布した6箇所に設ける
.電子は矢印で示す方向から入射し、破線で示す軌道を
回る.この軌道経路上のハッチングで示す領域に各種機
器が設置される.前述の孔39はこのハッチング領域を
避けて決定される.この孔は外縁に対し切欠かれた孔で
もよい.また真空容器の外径を小さくすることが可能な
ら切欠きも孔も不要である.第6図に示すように、支持
ロッド9aの下端面に近い所にヒータと温度センサ27
が取り付けられている.極低温であった内部支持ロッド
9aを外気に露出するとき結露防止のため加熱するため
である. 第5〜7図に示す構成は、磁気回路が上下対称的な構造
で構成され、中央部で上下に分離できる.分離時にも超
電導コイルを極低温に維持できるので、ヘリウムの消費
を節約すると共に真空容器取り付け後の操作開始までの
時間を短縮できる.以下に真空容器5の取出し、組込み
の手順を簡単に説明する. 真空容器5を外部に取出す場合の手順は以下のようであ
る. 1,外部支持ロッド16を上部のn整機構を用いて上側
に引上げる.この操作により内部支持ロッド9aに取り
付けられたバルプグレート20a《第6図》はバルブシ
一ト18aに押し付けられる.これで上クライオスタッ
トゲース14fflに気密真空容器が形成される. 2.外部支持ロッド16aをさらに引上げるとコイルゲ
ース23と内部支持ロツド9aとが分離し、バネ33で
互いに引合う状態になる.すなわち内部支持ロッド9a
が極低温から分講tされる.3.ヒータ27で内部支持
ロッド9a下部を加熱し、室温に戻す.これで外気が触
れても結露しない状態になる. 4,上記操作を下側コイルユニットにも同様の手順で行
う.両バルブグレート20a、40はバルブシ一ト18
a、38と係合し、中間にバッファ空間43を作る. 5.リーク弁35を開き、バッファ空間43を大気圧に
する. 6.上ヨーク7を持上げ真空容器5を取出す.真空容器
を取込む場合の手段は以下のようである. l.真空容器5を組込む。
2.上ヨーク7を下げ、上クライオスタットゲース14
の7ランジ部37を下クライオスタットゲースの7ラン
ジ部と突合わせる. 3.バッファ空間43を真空排気する.4.外部支持口
γド16aを下げ、内部支持ロツド9aに取り付けたコ
ンタクトフィンガ31をコイルゲース32に接触させる
.さらに外部支持ロッド16aを下げるとバルブプレー
ト20aがバルブシ一ト18aから離れる.この際、内
部支持ロツド9aとコイルゲース23はコンタクトフィ
ンガ31を介して部分的に機械的および熱的に接触して
いる. 5.ヒータ27を切ると内部支持ロッド9aはコンタク
トフィンガ31とバネ33を経由して冷却される.温度
センサで温度を検知する 6.内部支持ロッド9aの温度がコイルケース23の温
度に近付いた時点で外部支持ロッド16aを最終位置ま
で押し下げる. 以上説明したように本実施例によれば、低温部と連結し
ている外部支持ロッド16aの荷重は小さいので断面を
小さくでき、外部からの熱侵入の少ない超電導コイルが
できる.内部支持ロッドが上下分割可能で、超電導コイ
ルを上下別個の気密真空容器に収容できるので、磁場利
用のための真空容器を容易に取り出せる。
の7ランジ部37を下クライオスタットゲースの7ラン
ジ部と突合わせる. 3.バッファ空間43を真空排気する.4.外部支持口
γド16aを下げ、内部支持ロツド9aに取り付けたコ
ンタクトフィンガ31をコイルゲース32に接触させる
.さらに外部支持ロッド16aを下げるとバルブプレー
ト20aがバルブシ一ト18aから離れる.この際、内
部支持ロツド9aとコイルゲース23はコンタクトフィ
ンガ31を介して部分的に機械的および熱的に接触して
いる. 5.ヒータ27を切ると内部支持ロッド9aはコンタク
トフィンガ31とバネ33を経由して冷却される.温度
センサで温度を検知する 6.内部支持ロッド9aの温度がコイルケース23の温
度に近付いた時点で外部支持ロッド16aを最終位置ま
で押し下げる. 以上説明したように本実施例によれば、低温部と連結し
ている外部支持ロッド16aの荷重は小さいので断面を
小さくでき、外部からの熱侵入の少ない超電導コイルが
できる.内部支持ロッドが上下分割可能で、超電導コイ
ルを上下別個の気密真空容器に収容できるので、磁場利
用のための真空容器を容易に取り出せる。
さらに、コイルユニットの上下接合部を大気に露出する
場合、内部支持ロツド9aを極低温部と分離することに
より、内部支持ロッド9aからの熱侵入を小さくできる
. 内部支持ロツド9a端面にヒータを設け、加熱すること
により端面の結露、凍結を防止できる.以上、実施例に
沿って説明したが、本発明はこれらに制限されるもので
はない.たとえば、種々の変形、変更、組み合わせなど
が可能であることは当業者に自明であろう. [発明の効果] 以上説明したように、本発明によればヨークを分割して
真空容器を容易に外部に取出せる構造としつつ、超電導
コイル間に支持部材を設けて吸引力を支持できる. 真空容器取出し時には、上、下超電導コイルを極低温に
保ったまま、分離された真空気密容器内に上、下超電導
コイルを独立別個に収納できる.
場合、内部支持ロツド9aを極低温部と分離することに
より、内部支持ロッド9aからの熱侵入を小さくできる
. 内部支持ロツド9a端面にヒータを設け、加熱すること
により端面の結露、凍結を防止できる.以上、実施例に
沿って説明したが、本発明はこれらに制限されるもので
はない.たとえば、種々の変形、変更、組み合わせなど
が可能であることは当業者に自明であろう. [発明の効果] 以上説明したように、本発明によればヨークを分割して
真空容器を容易に外部に取出せる構造としつつ、超電導
コイル間に支持部材を設けて吸引力を支持できる. 真空容器取出し時には、上、下超電導コイルを極低温に
保ったまま、分離された真空気密容器内に上、下超電導
コイルを独立別個に収納できる.
第1図(A)、(B)は本発明の基本概念を示し、(A
)は使用時の超電導磁場利用装置の模式断面図、(B)
は切M時の模式部分断面図、第2図、第3図(A)、(
B)、第4図は従来技術を説明するための超電導磁場利
用装置の模式断面図、 第5図は本発明の1実施例による超電導磁場利用装置を
示す断面図、 第6図は第5図の部分拡大図、 第7図は第5図に示す真空容器5の平面構造例を示す平
面図である. 図において、 1、2 3、4 7、8 9、10 9a 14、15 16、17 超電導コイル 磁極 真空容器 中立面 ヨーク 支持部材 内部支持ロツド クライオスタットゲース 位置決め部材 16a 1 8、 19 20、21 29、 30 18a、 38 20a、40 外部支持ロツド 第1シール部材 第2シール部材 コイルケース 熱シールド板 ヒータ及び温度センサ コイルユニット コンタクトフィンガ バネ リーク弁 フランジ バルブシ一ト バルブプレート 孔 バッファ空間 上超電導コイル 下超電導コイル 上磁極 下磁極 真空容器 ヨーク 支持ロッド 復代理人
)は使用時の超電導磁場利用装置の模式断面図、(B)
は切M時の模式部分断面図、第2図、第3図(A)、(
B)、第4図は従来技術を説明するための超電導磁場利
用装置の模式断面図、 第5図は本発明の1実施例による超電導磁場利用装置を
示す断面図、 第6図は第5図の部分拡大図、 第7図は第5図に示す真空容器5の平面構造例を示す平
面図である. 図において、 1、2 3、4 7、8 9、10 9a 14、15 16、17 超電導コイル 磁極 真空容器 中立面 ヨーク 支持部材 内部支持ロツド クライオスタットゲース 位置決め部材 16a 1 8、 19 20、21 29、 30 18a、 38 20a、40 外部支持ロツド 第1シール部材 第2シール部材 コイルケース 熱シールド板 ヒータ及び温度センサ コイルユニット コンタクトフィンガ バネ リーク弁 フランジ バルブシ一ト バルブプレート 孔 バッファ空間 上超電導コイル 下超電導コイル 上磁極 下磁極 真空容器 ヨーク 支持ロッド 復代理人
Claims (2)
- (1).磁場を利用する空間を画定する容器(5)と容
器(5)内の少なくとも所定の領域に磁場を形成するた
めの1対の磁極(3、4)とこれら磁極間を磁気的に接
続するヨークとこれら磁極(3、4)を囲んで磁束を発
生するための1対の超電導コイル(1、2)とを有する
超電導磁場利用装置であって、 前記ヨークが各磁極(3、4)に接続する2つの部分(
7、8)に分離可能であり、 1端で前記1対の超電導コイル(1、2)に係合し、他
端で互いに係合して前記超電導コイル間に働く吸引力を
支持する1対の荷重支持部材(9、10)と、 前記1対の荷重支持部材(9、10)の各々とそれに隣
接する前記超電導コイル(1、2)の1方を取り囲む1
対のクライオスタットケース(14、15)であり、互
いに係合して1つの真空容器を作ると共に、別にそれぞ
れが気密シールを形成するための第1シール部材(18
、19)を有する1対のクライオスタットケース(14
、15)と、 前記1対の各荷重支持部材(9、10)の相互に係合す
る端部近傍から外に向かって形成され、前記第1シール
部材と係合して気密シールを形成するための第2シール
部材(20、21)と、 前記第1シール部材(18、19)間に形成され排気系
との接続及び外気のリークを行うための弁部材(35)
と を有する超電導磁場利用装置。 - (2).前記荷重支持部材(9,10)が、前記超電導
コイル(1,2)との係合を解除できる構成を有してい
る請求項1記載の超電動磁場利用装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1058410A JP2599988B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 超電導磁場利用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1058410A JP2599988B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 超電導磁場利用装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02237101A true JPH02237101A (ja) | 1990-09-19 |
| JP2599988B2 JP2599988B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13083601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1058410A Expired - Lifetime JP2599988B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 超電導磁場利用装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599988B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014007150A (ja) * | 2012-06-01 | 2014-01-16 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | サイクロトロン |
| EP2717276A3 (en) * | 2012-10-04 | 2014-09-24 | Tesla Engineering Limited | Magnet apparatus |
| WO2018180154A1 (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | 住友重機械工業株式会社 | 空芯型サイクロトロン |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1058410A patent/JP2599988B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014007150A (ja) * | 2012-06-01 | 2014-01-16 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | サイクロトロン |
| EP2717276A3 (en) * | 2012-10-04 | 2014-09-24 | Tesla Engineering Limited | Magnet apparatus |
| US9019054B2 (en) | 2012-10-04 | 2015-04-28 | Tesla Engineering Limited | Magnet apparatus |
| US9396856B2 (en) | 2012-10-04 | 2016-07-19 | Tesla Engineering Limited | Magnet apparatus |
| WO2018180154A1 (ja) * | 2017-03-28 | 2018-10-04 | 住友重機械工業株式会社 | 空芯型サイクロトロン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2599988B2 (ja) | 1997-04-16 |
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