JPH0224084Y2 - - Google Patents

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JPH0224084Y2
JPH0224084Y2 JP1983151817U JP15181783U JPH0224084Y2 JP H0224084 Y2 JPH0224084 Y2 JP H0224084Y2 JP 1983151817 U JP1983151817 U JP 1983151817U JP 15181783 U JP15181783 U JP 15181783U JP H0224084 Y2 JPH0224084 Y2 JP H0224084Y2
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【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 本考案は光デバイス等において光フアイバをレ
ンズ結合するために用いられる光レセプタクルに
関するものである。
(ロ) 技術の背景 第1図は光フアイバをレンズ結合する場合の基
本原理を説明するための図である。同図におい
て、符号11,12は光フアイバ、13,14は
コリメートレンズ(この場合は球レンズ)をそれ
ぞれ示す。このレンズ結合は、光フアイバ11か
ら拡開して出射された光P1がレンズ13に依つ
て平行ビームP2となり、レンズ14に入射し、
ここで平行ビームP2は集束され、集束光P3とな
つて光フアイバ12に入射する。このようなレン
ズ結合において、効率の良い光結合を得るために
は、光フアイバ11とレンズ13の間の距離、及
び光フアイバ12とレンズ14の間の距離が予め
定められた最適距離であり、かつこれら光フアイ
バとレンズの光軸が整合されて一致していること
が必要である。従つて、この種の光レセプタクル
としては、光フアイバとレンズ相互間の最適距離
の位置合せ、及びこれら相互の光軸を一致させる
調整が容易である構造のものが要望されている。
(ハ) 従来技術と問題点 第2図は従来の光レセプタクル20を示す図で
ある。この光レセプタクル20は、光フアイバ
(図示なし)を内設固定したフエルール26を整
列固定する挿着穴21aとコリメートレンズ23
を固定する挿着穴21bとが形成されたレセプタ
クル本体21と、該本体21に、フエルール26
を所定位置に停止させるために、ねじ止め固定又
は接着固定されたストツパー22と、レンズ固定
用の挿着穴21b内に、レンズ23を内設保持し
て接着剤25によつて接着固定されたレンズホル
ダ24とから構成されている。このような構造の
光レセプタクル20は、レンズ23の光軸を調整
する際に、レンズホルダ24をX,Y,Z,θ方
向に動かして光フアイバとの結合が最良のところ
で接着固定するため、その光軸調整(光学調整)
に長時間を要するという問題があり、また接着剤
(樹脂系接着剤)25の温度変化による光軸ずれ
が発生し易く品質上好ましくないという問題があ
る。
(ニ) 考案の目的 本考案の目的は、上記従来技術の問題点に鑑
み、光学調整を必要とせず、しかも短時間で組立
ができ、かつ信頼性を向上し得る光レセプタクル
を提供することにある。
(ホ) 考案の構成 そして、上記目的を達成するために、本考案に
依れば、光フアイバをレンズ結合するための光レ
セプタクルであつて、光フアイバを中心軸線部に
内設固定したフエルールとコリメートレンズとを
それぞれ挿入固定する各挿着穴が同一軸線上に段
差を介して形成されたレセプタクル本体と、前記
レンズ挿着穴の段差部に配設固定され、かつ前記
フエルールに固定された光フアイバとコリメート
レンズ間の最適距離を決めるリング状のスペーサ
とを具備して構成され、前記レンズ挿着穴の段差
部底面と該底面への前記スペーサの当接面との間
にリング状の溶接用突起部材を前記フエルール挿
着穴の内壁部より外側に離間した位置に介在さ
せ、上記スペーサの当接面はフエルールの軸線方
向位置を規制するフエルールの端面に対する当接
面を形成し、かつ前記スペーサの中心を前記フエ
ルール挿着穴の中心と一致させて、前記スペーサ
を前記段差部底面に溶接固定し、コリメートレン
ズをその球面が前記スペーサの穴に当接した状態
で前記レンズ挿着穴内に固定したこと特徴とする
光レセプタクルが提供される。
(ヘ) 考案の実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図から第8図は本考案の実施例を説明する
ための図である。尚、これら各図において、同一
部分又は相当する部分には同一符号が付されてい
る。
第3図は本考案に依る光レセプタクル30を示
す図である。この光レセプタクル30は、レセプ
タクル本体31と、該本体31に溶接されたリン
グ状のスペーサ32と、該スペーサ32の穴の縁
に球面が当接した状態で固定されたコリメートレ
ンズ(この場合は球レンズ)33とから構成され
る。第4図は、第3図の光レセプタクル30に、
光フアイバ36を中心軸線部に沿つて内設固定し
たフエルール35を挿着した状態を示す図であ
り、符号P1は光フアイバ36から出射される拡
開光、P2はレンズ33から出射される平行ビー
ムをそれぞれ示す。レセプタクル本体31は、第
5図に示すように、中心軸線α上に沿つて一方の
端部からフエルール挿着穴31aが形成され、他
方の端部にレンズ挿着穴31bが形成され、かつ
レンズ挿着穴31bは段差部底面31cを介して
フエルール挿着穴31aと接続されている。スペ
ーサ32は第6図に示すように、断面が角形のリ
ング状に形成され、図に向かつて左側の端面32
aにフエルール35の端面35aが当接され、右
側の端面32bにおける貫通穴32cの縁にレン
ズ33の球面が当接される。従つて、光フアイバ
36(第4図参照)の端面はフエルール35の端
面35aと一致しているので、スペーサ32の左
側端面32aを含む平面上に位置することにな
り、またレンズ33の光軸βはスペーサ32の貫
通穴32cの中心軸線と自動的に一致することに
なる。スペーサ32の貫通穴32cの内径d1と厚
さtとは、レンズ33から平行ビームP2(第4図
参照)を出射するための、光フアイバ36とレン
ズ33間の最適距離ΔZを設定できるように、予
め算出された寸法に形成されている。また、スペ
ーサ32の左側端面32aの外周部にリング状の
溶接用突起部材34が設けられる。この突起部材
34は、第7図に示すように、スペーサ32の左
側端面(当接面)32aと一体に形成された突起
部分34aとして配設してもよく、また、第8図
に示すように、スペーサ32と別体のリング状部
材34bとして配設してもよい。さて、このよう
に形成された溶接用突起部材34を介在させてス
ペーサ32をレセプタクル本体31のレンズ挿着
穴31b内に挿入し、段差部底面31cに所定の
押圧力で押圧しつつ電気溶接で固着する。この場
合、スペーサ32は、溶接用突起部材34が溶融
されて段差部底面31cに溶接され、また突起部
材34はスペーサ32の外周部に配設されている
ので溶接時における溶融物がフエルール挿着穴3
1aの縁まで流れ込むことはない。従つて、フエ
ルール35は何ら阻害されることなく円滑に挿着
穴31aからスペーサ32の左側端面(当接面)
32aに確実に密着して当接することができる。
尚、スペーサ32の溶接に際し、スペーサ32の
貫通穴32cの中心とフエルール挿着穴31aの
中心との位置合せは、スペーサ32の外径d2をレ
ンズ挿着穴31bの内径に密着嵌合するように形
成することにより正確に行なわれる。また、別の
方法としては、スペーサ32の外径d2をレンズ挿
着穴31bの内径よりも若干小さ目に形成してお
き、先端部が円錐形に形成され軸部がフエルール
挿着穴31aに密着嵌合する治具棒(図示なし)
をフエルール挿着穴31aから挿入してレンズ挿
着穴31bにその先端部を突出させ、この先端部
の円錐形部にスペーサ32の貫通穴32cを嵌合
させることにより、フエルール挿着穴31aの中
心とスペーサ32の貫通穴32cの中心とを一致
させることができる。この状態でスペーサ32を
段差部底面31c(第5図)に電気溶接を用いて
固定する。このようにして、スペーサ32を固定
した後に、レンズ33をレンズ挿着穴31bに挿
入してその球面をスペーサ32の貫通穴32cの
縁に当接させた状態で固定する。この場合におけ
るレンズ33の固定方法としては、レンズ挿着穴
31bの内径をレンズ33の外径よりもわずか小
さ目に形成しておき、レンズ33を圧入して固定
してもよく、又はレンズ挿着穴31bの内径をレ
ンズ33が密着嵌合するように形成しておき、レ
ンズ33を挿入後、若干の接着剤を用いて挿着穴
31bの内壁に固定してもよい。以上述べたよう
にして、本実施例の光レセプタクル30は、レン
ズ33の光学調整(X,Y,Z,θ方向の調整)
を必要とせず、無調整でしかも簡単に短時間で組
立てることができ、かつ組立構造を強固にできる
ものである。
(ト) 考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案に依る光
レセプタクルは、光フアイバ端面とコリメートレ
ンズ端面との距離を最適距離に設定し得るリング
状のスペーサを突起部材を介して溶接固定するこ
とにより、コリメートレンズの光学調整を必要と
せず、無調整でしかも簡単に短時間で組立てるこ
とができ、かつ組立構造を強固にできるといつた
効果大なるものがあり、作業性の向上及び信頼性
の向上に大いに寄与するものである。
また突起部材による溶接固定によりスペーサは
正確かつ確実にレセプタクル本体に固定されると
共に、この突起がフエルール挿着穴の内壁部より
外側に離間した位置にあるため、溶接時における
溶融物がフエルール挿着穴の縁まで流れ込むこと
がなく、フエルールは何ら阻害されることなく円
滑に挿着穴からスペーサの当接面に確実に密着し
て当接することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光フアイバをレンズ結合するときの原
理的説明図、第2図は従来の光レセプタクルを示
す図、第3図は本考案の光レセプタクルを示す
図、第4図は第3図の光レセプタクルに、光フア
イバ36を中心軸線部に内設固定したフエルール
35を挿着した状態を示す図、第5図は第3図の
レセプタク本体31の単体図、第6図は第3図の
リング状スペーサ32とレンズ33の位置関係を
示す図、第7図と第8図は第6図の溶接用突起部
材34の第1実施例34aと第2実施例34bを
それぞれ示す図である。 30……本発明の光レセプタクル、31……レ
セプタクル本体、31a……フエルール挿着穴、
31b……レンズ挿着穴、31c……段差部底
面、32……リング状スペーサ、32a……スペ
ーサ32の左側端面(フエルール当接面)、32
b……右側端面、32c……貫通穴、33……コ
リメートレンズ(球レンズ)、34,34a,3
4b……リング状の溶接用突起部材、35……フ
エルール、36……光フアイバ、P1……拡開出
射光、P2……平行ビーム、P3……集束光。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 光フアイバをレンズ結合するための光レセプ
    タクルであつて、光フアイバを中心軸線部に内
    設固定したフエルールと球状のコリメートレン
    ズとをそれぞれ挿入固定する各挿着穴が同一軸
    線上に段差を介して形成されたレセプタクル本
    体と、前記レンズ挿着穴の段差部に配設固定さ
    れかつ前記フエルールに固定された光フアイバ
    とコリメートレンズ間の最適距離を決めるリン
    グ状のスペーサとを具備して構成され、前記レ
    ンズ挿着穴の段差部底面と該底面に対向する前
    記スペーサの当接面との間にリング状の溶接用
    突起部材を前記フエルール挿着穴の内壁部より
    外側に離間した位置に介在させ、上記スペーサ
    の当接面はフエルールの軸線方向位置を規制す
    るフエルールの端面に対する当接面を形成し、
    かつ前記スペーサの中心を前記フエルール挿着
    穴の中心と一致させて、前記スペーサを前記段
    差部底面に溶接固定し、コリメートレンズをそ
    の球面が前記スペーサの穴に当接した状態で前
    記レンズ挿着穴内に固定したことを特徴とする
    光レセプタクル。 2 前記溶接用突起部材は前記スペーサの前記当
    接面と一体に形成されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の光レセプタクル。 3 前記溶接用突起部材は前記スペーサと別体の
    リング状部材である実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の光レセプタクル。
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