JPH07253525A - 光半導体モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
光半導体モジュールおよびその製造方法Info
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- JPH07253525A JPH07253525A JP21568194A JP21568194A JPH07253525A JP H07253525 A JPH07253525 A JP H07253525A JP 21568194 A JP21568194 A JP 21568194A JP 21568194 A JP21568194 A JP 21568194A JP H07253525 A JPH07253525 A JP H07253525A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い光結合効率を維持しつつ構成部品の点数
またはコストの低減を図るとともに、モジュールの全長
のばらつきを低く抑える。 【構成】 半導体発光素子4と、筒状ホルダ8と、レセ
プタクル10とを備える。筒状ホルダ8内に挿入された
光半導体素子4と、筒状ホルダ8内に固定されたレンズ
6との間隔を筒状ホルダ8内で調整する。光ファイバ2
4の一端縁を挿入固定したフェルール26がレセプタク
ル10の凹入部28に挿通され、レセプタクル10と筒
状ホルダ8とは、突き合わせ位置35で半径方向に摺動
して軸合わせされ、かつ、溶接される。
またはコストの低減を図るとともに、モジュールの全長
のばらつきを低く抑える。 【構成】 半導体発光素子4と、筒状ホルダ8と、レセ
プタクル10とを備える。筒状ホルダ8内に挿入された
光半導体素子4と、筒状ホルダ8内に固定されたレンズ
6との間隔を筒状ホルダ8内で調整する。光ファイバ2
4の一端縁を挿入固定したフェルール26がレセプタク
ル10の凹入部28に挿通され、レセプタクル10と筒
状ホルダ8とは、突き合わせ位置35で半径方向に摺動
して軸合わせされ、かつ、溶接される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体発光素子から発
せられた光を集束して光ファイバに導く光ファイバ通信
用の光半導体モジュールおよびその製造方法に関するも
のである。
せられた光を集束して光ファイバに導く光ファイバ通信
用の光半導体モジュールおよびその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体発光素子から発せられた光を集束
して光ファイバに導く光ファイバ通信用の光半導体モジ
ュールにおいては、半導体発光素子と光ファイバとの二
者間における光結合効率の向上および構成の簡素化のほ
かに、軸方向長の均一化が重要な課題となっている。
して光ファイバに導く光ファイバ通信用の光半導体モジ
ュールにおいては、半導体発光素子と光ファイバとの二
者間における光結合効率の向上および構成の簡素化のほ
かに、軸方向長の均一化が重要な課題となっている。
【0003】従来の光半導体モジュールは、半導体発光
素子およびロッド型のレンズを組み込んだキャップ状の
ホルダ上に、連結用リングを介してレセプタクルを同軸
的に設けている。そして、光ファィバの一端縁を挿通し
て固定したフェルールが、前記レセプタクルの外端面の
凹入部に挿入される構成となっている。
素子およびロッド型のレンズを組み込んだキャップ状の
ホルダ上に、連結用リングを介してレセプタクルを同軸
的に設けている。そして、光ファィバの一端縁を挿通し
て固定したフェルールが、前記レセプタクルの外端面の
凹入部に挿入される構成となっている。
【0004】かかる光半導体モジュールは以下の方法に
よって製造される。すなわち、半導体発光素子およびレ
ンズをキャップ状のホルダ内に組み込んだのち、このホ
ルダの先端部を連結用リングの一端部に挿入する。そし
て、光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェル−ル
を、レセプタクルの外端面の凹入部に挿入したのち、前
記ホルダと前記リングとを軸方向に相対的に移動させて
位置決めしたのち、両者をその接合部でレ−ザ溶接す
る。また、前記リングと前記レセプタクルとをその接合
面で相対的に移動させて位置決めしたのち、両者をその
接合面でレーザ溶接する。なお、かかる構成の光半導体
モジュールは特開平3−233415号公報等に開示さ
れている。
よって製造される。すなわち、半導体発光素子およびレ
ンズをキャップ状のホルダ内に組み込んだのち、このホ
ルダの先端部を連結用リングの一端部に挿入する。そし
て、光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェル−ル
を、レセプタクルの外端面の凹入部に挿入したのち、前
記ホルダと前記リングとを軸方向に相対的に移動させて
位置決めしたのち、両者をその接合部でレ−ザ溶接す
る。また、前記リングと前記レセプタクルとをその接合
面で相対的に移動させて位置決めしたのち、両者をその
接合面でレーザ溶接する。なお、かかる構成の光半導体
モジュールは特開平3−233415号公報等に開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように構成された従来の光半導体モジュールでは、半導
体発光素子、レンズおよび光ファイバを所定の関係位置
に保持するのに、キャップ状のホルダ、リングおよびレ
セプタクルの3部品を必要とする。また、半導体発光素
子とレンズとの相対位置が、両者をホルダ内に組み込ん
だ時点で一義的に決まってしまう。このため、半導体発
光素子から放射された光を光ファイバの受光面に効率よ
く入射させるのに、ホルダと連結用リングとの固定位置
を軸方向に移動調整して、ホルダからレセプタクルに至
る距離を調節する必要があった。このことは、光半導体
モジュールの軸方向長を変化させることになるので、光
半導体モジュールの外形にばらつきを生じる結果を招
く。
ように構成された従来の光半導体モジュールでは、半導
体発光素子、レンズおよび光ファイバを所定の関係位置
に保持するのに、キャップ状のホルダ、リングおよびレ
セプタクルの3部品を必要とする。また、半導体発光素
子とレンズとの相対位置が、両者をホルダ内に組み込ん
だ時点で一義的に決まってしまう。このため、半導体発
光素子から放射された光を光ファイバの受光面に効率よ
く入射させるのに、ホルダと連結用リングとの固定位置
を軸方向に移動調整して、ホルダからレセプタクルに至
る距離を調節する必要があった。このことは、光半導体
モジュールの軸方向長を変化させることになるので、光
半導体モジュールの外形にばらつきを生じる結果を招
く。
【0006】本発明の目的は、光半導体モジュールの軸
方向長のばらつきを解消させるとともに、半導体発光素
子と光ファイバとの光結合効率を高めることのできる光
半導体モジュールを提供することにある。
方向長のばらつきを解消させるとともに、半導体発光素
子と光ファイバとの光結合効率を高めることのできる光
半導体モジュールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上述し
た目的を達成するために、半導体発光素子と、この半導
体発光素子から発せられた光を集束するレンズと、前記
半導体発光素子および前記レンズの二者間における間隔
を所定値に保持するために、前記二者を同軸的に挿通し
た筒状ホルダと、光ファイバの一端縁を挿通して固定し
たフェルールを支承するための凹入部を外端面に有する
レセプタクルとを備え、前記レセプタクルの内端面が、
前記筒状ホルダのレンズ側の端面に同軸的に突き合わさ
れて固定されていることを特徴とする光半導体モジュー
ルが提供される。
た目的を達成するために、半導体発光素子と、この半導
体発光素子から発せられた光を集束するレンズと、前記
半導体発光素子および前記レンズの二者間における間隔
を所定値に保持するために、前記二者を同軸的に挿通し
た筒状ホルダと、光ファイバの一端縁を挿通して固定し
たフェルールを支承するための凹入部を外端面に有する
レセプタクルとを備え、前記レセプタクルの内端面が、
前記筒状ホルダのレンズ側の端面に同軸的に突き合わさ
れて固定されていることを特徴とする光半導体モジュー
ルが提供される。
【0008】ここで、筒状ホルダが、半導体発光素子を
挿通して固定した第1の筒体と、レンズを挿通して固定
した第2の筒体と、第1および第2の筒体間に一端縁を
介入して、他端縁に軸方向に突出した突起部を有する第
3の筒体とからなり、レセプタクルの内端面が、前記突
起部を受け入れる凹部を有している構成となすことがで
きる。また、レンズの周縁にレンズと一体形成された筒
状部が、半導体発光素子に当接した構成となすことがで
きる。また、レセプタクルの外周面が、内端面の近傍に
楔状のくびれ部を有する構成となすことができる。ま
た、筒状ホルダおよびレセプタクルの少なくとも一方
が、0.05重量%以下の硫黄を含有したフェライト系
ステンレス鋼からなる構成となすことができる。また、
レセプタクルの少なくとも内面が、セラミックスで形成
された構成となすことができる。また、レンズによって
集束された光の光軸が、レセプタクルの中心軸に対し交
差した構成となすことができる。また、筒状ホルダの第
3の筒体の突起部が、レセプタクルの凹部の底面に当接
した構成となすことができる。
挿通して固定した第1の筒体と、レンズを挿通して固定
した第2の筒体と、第1および第2の筒体間に一端縁を
介入して、他端縁に軸方向に突出した突起部を有する第
3の筒体とからなり、レセプタクルの内端面が、前記突
起部を受け入れる凹部を有している構成となすことがで
きる。また、レンズの周縁にレンズと一体形成された筒
状部が、半導体発光素子に当接した構成となすことがで
きる。また、レセプタクルの外周面が、内端面の近傍に
楔状のくびれ部を有する構成となすことができる。ま
た、筒状ホルダおよびレセプタクルの少なくとも一方
が、0.05重量%以下の硫黄を含有したフェライト系
ステンレス鋼からなる構成となすことができる。また、
レセプタクルの少なくとも内面が、セラミックスで形成
された構成となすことができる。また、レンズによって
集束された光の光軸が、レセプタクルの中心軸に対し交
差した構成となすことができる。また、筒状ホルダの第
3の筒体の突起部が、レセプタクルの凹部の底面に当接
した構成となすことができる。
【0009】さらに、光半導体チップおよびその発光面
側に設けられた導光体を内蔵してなる半導体発光素子
と、この半導体発光素子から発せられた光を集束するレ
ンズと、前記レンズを挿通して固定した筒状ホルダと、
光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェルールを支
承するための凹入部を外端面に有するレセプタクルとを
備え、前記レセプタクルの内端面が前記筒状ホルダの一
端面に同軸的に突き合わされて固定されていることを特
徴とする光半導体モジュールが提供される。
側に設けられた導光体を内蔵してなる半導体発光素子
と、この半導体発光素子から発せられた光を集束するレ
ンズと、前記レンズを挿通して固定した筒状ホルダと、
光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェルールを支
承するための凹入部を外端面に有するレセプタクルとを
備え、前記レセプタクルの内端面が前記筒状ホルダの一
端面に同軸的に突き合わされて固定されていることを特
徴とする光半導体モジュールが提供される。
【0010】ここで、導光体が円板を含み、この円板の
2つの主面が反射防止膜で覆われ、側周面が反射膜で覆
われた構成となすことができる。
2つの主面が反射防止膜で覆われ、側周面が反射膜で覆
われた構成となすことができる。
【0011】さらにまた、筒状ホルダ内に光集束用レン
ズを固定する工程と、前記筒状ホルダ内に半導体発光素
子を挿入する工程と、光ファイバの一端縁を挿通して固
定したフェールールをレセプタクルの外端面の凹入部に
挿入する工程と、前記レセプタクルの内端面を前記筒状
ホルダの一端面上に同軸的に突き合わせる工程と、前記
半導体発光素子から放射された光が前記レンズによって
前記光ファイバの受光面に集光されるように、前記半導
体発光素子から前記レンズに至る距離を調整して前記半
導体発光素子を前記筒状ホルダ内に固定する工程と、前
記筒状ホルダおよび前記レセプタクルを相対的に軸合わ
せして、前記ホルダに前記レセプタクルを固定する工程
とを備えることを特徴とする光半導体モジュールの製造
方法が提供される。
ズを固定する工程と、前記筒状ホルダ内に半導体発光素
子を挿入する工程と、光ファイバの一端縁を挿通して固
定したフェールールをレセプタクルの外端面の凹入部に
挿入する工程と、前記レセプタクルの内端面を前記筒状
ホルダの一端面上に同軸的に突き合わせる工程と、前記
半導体発光素子から放射された光が前記レンズによって
前記光ファイバの受光面に集光されるように、前記半導
体発光素子から前記レンズに至る距離を調整して前記半
導体発光素子を前記筒状ホルダ内に固定する工程と、前
記筒状ホルダおよび前記レセプタクルを相対的に軸合わ
せして、前記ホルダに前記レセプタクルを固定する工程
とを備えることを特徴とする光半導体モジュールの製造
方法が提供される。
【0012】ここで、レンズの周縁にこのレンズと一体
形成された筒状部を半導体発光素子に当接させて、半導
体発光素子からレンズに至る距離を所定値に設定する構
成となすことができる。
形成された筒状部を半導体発光素子に当接させて、半導
体発光素子からレンズに至る距離を所定値に設定する構
成となすことができる。
【0013】
【作用】本発明においては、半導体発光素子とレンズと
の間隔が筒状ホルダ内で調整されるとともに、レンズで
集束された光の光軸と光ファイバの光軸とのずれが、筒
状ホルダとレセプタクルとの突き合わせ面で調整される
ので、これらの調整によって光半導体モジュールの全長
にばらつきを生じることが解消される。また、ハウジン
グ構成部品としては基本的に、筒状ホルダおよびレセプ
タクルの2点で足りるので、構成の簡素化およびコスト
の低減を図ることができる。なお、光的結合度を最大な
らしめるための間隔調整は、レンズから光ファイバの先
端に至る距離を調整するよりも、半導体発光素子からレ
ンズに至る距離を調整した方が、少ない調整量ですむ。
の間隔が筒状ホルダ内で調整されるとともに、レンズで
集束された光の光軸と光ファイバの光軸とのずれが、筒
状ホルダとレセプタクルとの突き合わせ面で調整される
ので、これらの調整によって光半導体モジュールの全長
にばらつきを生じることが解消される。また、ハウジン
グ構成部品としては基本的に、筒状ホルダおよびレセプ
タクルの2点で足りるので、構成の簡素化およびコスト
の低減を図ることができる。なお、光的結合度を最大な
らしめるための間隔調整は、レンズから光ファイバの先
端に至る距離を調整するよりも、半導体発光素子からレ
ンズに至る距離を調整した方が、少ない調整量ですむ。
【0014】また、筒状ホルダのレセプタクル側の端面
に軸方向に突出した突起部を設け、レセプタクルの内端
面に前記突起部を受け入れる凹部を設ける構成となすこ
とによって、溶接等で発生したダストのレンズへの付着
を防ぐことができる。
に軸方向に突出した突起部を設け、レセプタクルの内端
面に前記突起部を受け入れる凹部を設ける構成となすこ
とによって、溶接等で発生したダストのレンズへの付着
を防ぐことができる。
【0015】また、レセプタクルの外周面に楔状のくび
れ部を設けることによって、筒状ホルダとレセプタクル
との突き合わせ面での溶接を短時間に確実に達成でき
る。
れ部を設けることによって、筒状ホルダとレセプタクル
との突き合わせ面での溶接を短時間に確実に達成でき
る。
【0016】また、筒状ホルダおよびレセプタクルの少
なくとも一方を0.05重量%以下の硫黄を含有したフ
ェライト系ステンレス鋼を用いることによって、加工性
を良好ならしめ得るのみならず、溶接時におけるクラッ
クの発生を防止することができる。
なくとも一方を0.05重量%以下の硫黄を含有したフ
ェライト系ステンレス鋼を用いることによって、加工性
を良好ならしめ得るのみならず、溶接時におけるクラッ
クの発生を防止することができる。
【0017】また、レンズによって集束された光の光軸
が、レセプタクルの中心軸に対して交差するように構成
することによって、光ファイバの先端で反射した光が光
半導体素子へ入射するのを防ぐことができる。
が、レセプタクルの中心軸に対して交差するように構成
することによって、光ファイバの先端で反射した光が光
半導体素子へ入射するのを防ぐことができる。
【0018】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
【0019】(実施例1)図1に示す光半導体モジュー
ル2は、半導体発光素子4と、集束用レンズ6と、半導
体発光素子4およびレンズ6を同軸的に挿入した筒状ホ
ルダ8と、レセプタクル10とを有している。半導体発
光素子4は、レーザダイオードからなる光半導体チップ
12と、これを覆う保護キャップ14と、円盤状のステ
ム16とを有し、ステム16上にマウント18を介して
光半導体チップ12が固定されている。保護キャップ1
4もステム16に固定されている。光半導体チップ12
から発せられた光は、保護キャップ14に設けられたガ
ラス窓20を通じてとり出される。ステム16およびマ
ウント18は鉄系の金属からなり、金めっき層を表面に
有している。光半導体チップ12には端子ピン22が接
続されている。光半導体チップ12とマウント18との
間に、シリコン等からなるサブマウント(図示せず)が
介在していてもよい。レンズ6は、非球面に形成された
NA=0.5のガラス製のもので、表面に反射防止膜を
有している。
ル2は、半導体発光素子4と、集束用レンズ6と、半導
体発光素子4およびレンズ6を同軸的に挿入した筒状ホ
ルダ8と、レセプタクル10とを有している。半導体発
光素子4は、レーザダイオードからなる光半導体チップ
12と、これを覆う保護キャップ14と、円盤状のステ
ム16とを有し、ステム16上にマウント18を介して
光半導体チップ12が固定されている。保護キャップ1
4もステム16に固定されている。光半導体チップ12
から発せられた光は、保護キャップ14に設けられたガ
ラス窓20を通じてとり出される。ステム16およびマ
ウント18は鉄系の金属からなり、金めっき層を表面に
有している。光半導体チップ12には端子ピン22が接
続されている。光半導体チップ12とマウント18との
間に、シリコン等からなるサブマウント(図示せず)が
介在していてもよい。レンズ6は、非球面に形成された
NA=0.5のガラス製のもので、表面に反射防止膜を
有している。
【0020】レセプタクル10は、光ファイバ24の一
端縁を挿入してなるフェルール26を支承するための凹
入部28を有している。筒状ホルダ8は、半導体発光素
子4の保護キャップ14とステム16とを収納した径大
部30と、径大部30に一体に連なる径小部32とを有
し、径小部32内にレンズ6が挿入されて固定されてい
る。径大部30はステム16の外径よりもわずかに大き
い内径を有しているので、組み立て時には、ステム16
を径大部30内で軸方向に移動させることができ、この
移動によってレンズ6と半導体発光素子4との間隔が調
整される。間隔調整後のステム16と径大部30とは、
位置34においてレーザ溶接される。また、筒状ホルダ
8の径小部32は約2mmの肉厚を有しており、その平
滑な外端面とレセプタクル10の内端面とが、位置35
で突き合わされてレーザ溶接される。
端縁を挿入してなるフェルール26を支承するための凹
入部28を有している。筒状ホルダ8は、半導体発光素
子4の保護キャップ14とステム16とを収納した径大
部30と、径大部30に一体に連なる径小部32とを有
し、径小部32内にレンズ6が挿入されて固定されてい
る。径大部30はステム16の外径よりもわずかに大き
い内径を有しているので、組み立て時には、ステム16
を径大部30内で軸方向に移動させることができ、この
移動によってレンズ6と半導体発光素子4との間隔が調
整される。間隔調整後のステム16と径大部30とは、
位置34においてレーザ溶接される。また、筒状ホルダ
8の径小部32は約2mmの肉厚を有しており、その平
滑な外端面とレセプタクル10の内端面とが、位置35
で突き合わされてレーザ溶接される。
【0021】半導体発光素子4の光半導体チップ12か
ら放射された光をレンズ6で光ファイバ24の一端面3
6に効率よく入射させるためには、光半導体チップ1
2、レンズ6および光ファイバ24の一端面36の位置
合わせ調整が重要となる。図2に示すように、光半導体
チップ12とレンズ6との間隔をL1、レンズ6と光フ
ァイバ24との間隔をL2とし、レンズ6の光軸と光半
導体チップ12の光軸とのずれ量をL3、レンズ6の光
軸と光ファイバ24の光軸とのずれ量をL4とすると、
光半導体チップ12と光ファイバ24との光結合効率は
図3〜図6に示すような特性で表される。なお、この特
性を測定するのに用いた光ファイバ24は、コア径50
μmのマルチモード型ファイバであった。
ら放射された光をレンズ6で光ファイバ24の一端面3
6に効率よく入射させるためには、光半導体チップ1
2、レンズ6および光ファイバ24の一端面36の位置
合わせ調整が重要となる。図2に示すように、光半導体
チップ12とレンズ6との間隔をL1、レンズ6と光フ
ァイバ24との間隔をL2とし、レンズ6の光軸と光半
導体チップ12の光軸とのずれ量をL3、レンズ6の光
軸と光ファイバ24の光軸とのずれ量をL4とすると、
光半導体チップ12と光ファイバ24との光結合効率は
図3〜図6に示すような特性で表される。なお、この特
性を測定するのに用いた光ファイバ24は、コア径50
μmのマルチモード型ファイバであった。
【0022】図3および図4からわかるように、80%
以上の光結合効率を得るのに、L2では約200μm
(約5.64mm〜約5.84mm)の許容範囲があ
る。これに対してL1では、約60μm(±約30μ
m)の許容範囲しかない。このことは、80%以上の光
結合効率が得られるようにL2を調整して光半導体モジ
ュールを作製する場合は、光半導体モジュールの全長が
約±100μmの範囲でばらつくことを意味する。これ
に対して、80%以上の光結合効率が得られるようにL
1を調整して光半導体モジュールを作製する場合は、そ
の全長のばらつきが約±30μmの範囲内に納まること
になる。
以上の光結合効率を得るのに、L2では約200μm
(約5.64mm〜約5.84mm)の許容範囲があ
る。これに対してL1では、約60μm(±約30μ
m)の許容範囲しかない。このことは、80%以上の光
結合効率が得られるようにL2を調整して光半導体モジ
ュールを作製する場合は、光半導体モジュールの全長が
約±100μmの範囲でばらつくことを意味する。これ
に対して、80%以上の光結合効率が得られるようにL
1を調整して光半導体モジュールを作製する場合は、そ
の全長のばらつきが約±30μmの範囲内に納まること
になる。
【0023】したがって、L1を調整して光半導体モジ
ュールを作製すると、図1に示す全長M1のばらつきを
少なく抑えることができる。L1を調整したのちに、Y
AGレーザを用いた溶接によって各部品を相互に固定し
なければならないが、溶接時に±5μm程度の位置ずれ
が生じる。溶接時の位置ずれは、上述したL1の許容範
囲よりも十分に小さいので、溶接によってL1の調整位
置にずれが生じても許容範囲内に納まり、80%以上の
光結合効率を得ることができる。一方、半導体発光素子
4側においても、そのステム16およびキャップ14は
筒状ホルダ8の径大部30内に完全に挿入されているの
で、端子ピン22を除く光半導体モジュールの長さM2
は、上述の調整に左右されることなく一定の値となる。
ュールを作製すると、図1に示す全長M1のばらつきを
少なく抑えることができる。L1を調整したのちに、Y
AGレーザを用いた溶接によって各部品を相互に固定し
なければならないが、溶接時に±5μm程度の位置ずれ
が生じる。溶接時の位置ずれは、上述したL1の許容範
囲よりも十分に小さいので、溶接によってL1の調整位
置にずれが生じても許容範囲内に納まり、80%以上の
光結合効率を得ることができる。一方、半導体発光素子
4側においても、そのステム16およびキャップ14は
筒状ホルダ8の径大部30内に完全に挿入されているの
で、端子ピン22を除く光半導体モジュールの長さM2
は、上述の調整に左右されることなく一定の値となる。
【0024】つぎに、レンズの光軸に直角な方向への位
置ずれ(軸ずれ)と光結合効率との関係を考察すると以
下のようになる。すなわち、80%以上の光結合効率を
得るためのL3およびL4はそれぞれ、図5および図6
に示すように約12μm(±6μm)および約34μm
(±17μm)の各許容範囲となる。上述したように溶
接時に±5μm程度の位置ずれが生じることを考慮する
と、L3の許容範囲は溶接時の位置ずれに較べて十分に
大きいとはいえない。したがって、L4を調整して光半
導体モジュールを作製した方が有利である。
置ずれ(軸ずれ)と光結合効率との関係を考察すると以
下のようになる。すなわち、80%以上の光結合効率を
得るためのL3およびL4はそれぞれ、図5および図6
に示すように約12μm(±6μm)および約34μm
(±17μm)の各許容範囲となる。上述したように溶
接時に±5μm程度の位置ずれが生じることを考慮する
と、L3の許容範囲は溶接時の位置ずれに較べて十分に
大きいとはいえない。したがって、L4を調整して光半
導体モジュールを作製した方が有利である。
【0025】上述した光路調整を図1に示した光半導体
モジュール2において行う場合、半導体発光素子4とレ
ンズ6とを筒状ホルダ8内で相対的に移動させる間隔調
整によってL1が調整される。また、筒状ホルダ8とレ
セプタクル10とをそれらの突き合わせ面で相対的に移
動させる軸ずれ調整によってL4が調整される。
モジュール2において行う場合、半導体発光素子4とレ
ンズ6とを筒状ホルダ8内で相対的に移動させる間隔調
整によってL1が調整される。また、筒状ホルダ8とレ
セプタクル10とをそれらの突き合わせ面で相対的に移
動させる軸ずれ調整によってL4が調整される。
【0026】つぎに、光半導体モジュール2の製造方法
を具体的に説明すると、まず、筒状ホルダ8の径小部3
2内にレンズ6を挿入して固定する。次いで、半導体発
光素子4を筒状ホルダ8の径大部30内に挿入する。ま
た、光ファイバ24の一端縁を挿入してなるフェルール
26をレセプタクル10の凹入部28内に挿入してお
く。次いで、径小部32の外端面とレセプタクル10の
内端面とを突き合わせた状態を保持して、半導体発光素
子4の光半導体チップ12を発光させる。光ファイバ2
4に入射した光の強度を測定しながら、半導体発光素子
4のステム16を径大部30内で位置決めし、位置34
における溶接をYAGレーザで行う。次いで、筒状ホル
ダ8とレセプタクル10とをそれらの突き合わせ面で光
軸に直角な方向に移動させて位置決めしたのち、位置3
5における溶接をYAGレーザで行う。
を具体的に説明すると、まず、筒状ホルダ8の径小部3
2内にレンズ6を挿入して固定する。次いで、半導体発
光素子4を筒状ホルダ8の径大部30内に挿入する。ま
た、光ファイバ24の一端縁を挿入してなるフェルール
26をレセプタクル10の凹入部28内に挿入してお
く。次いで、径小部32の外端面とレセプタクル10の
内端面とを突き合わせた状態を保持して、半導体発光素
子4の光半導体チップ12を発光させる。光ファイバ2
4に入射した光の強度を測定しながら、半導体発光素子
4のステム16を径大部30内で位置決めし、位置34
における溶接をYAGレーザで行う。次いで、筒状ホル
ダ8とレセプタクル10とをそれらの突き合わせ面で光
軸に直角な方向に移動させて位置決めしたのち、位置3
5における溶接をYAGレーザで行う。
【0027】本実施例の光半導体モジュール2において
は、製造歩留まりを低下させることなく、光半導体モジ
ュール2の全長のばらつきを小さく抑えることができ
る。また、2個のハウジング構成部品で足りるので、製
造工程を簡略化でき、光路の調整が容易となり、高光結
合効率の光半導体モジュールを得ることができる。
は、製造歩留まりを低下させることなく、光半導体モジ
ュール2の全長のばらつきを小さく抑えることができ
る。また、2個のハウジング構成部品で足りるので、製
造工程を簡略化でき、光路の調整が容易となり、高光結
合効率の光半導体モジュールを得ることができる。
【0028】(実施例2)図7に示す実施例での光半導
体モジュール42は、実施例1における光半導体モジュ
ール2と一部分で共通しており、共通する構成要素には
同一の符号が付してある。光半導体モジュール42は、
半導体発光素子4、集束用レンズ44、筒状ホルダ46
およびレセプタクル48からなり、プラスチックからな
るレンズ44は、その周縁に一体形成された筒状部50
を有している。筒状部50は、筒状ホルダ46の天板部
の下面に設けられた凹部52と半導体発光素子4の保護
キャップ14との間に挟まれて保持されている。筒状部
50は、レンズ44と半導体発光素子4との間隔を規定
するスペーサとして機能し、半導体発光素子4から放射
された光がレンズ44によって光ファイバ24の受光面
に集光するように、その高さが調整されている。
体モジュール42は、実施例1における光半導体モジュ
ール2と一部分で共通しており、共通する構成要素には
同一の符号が付してある。光半導体モジュール42は、
半導体発光素子4、集束用レンズ44、筒状ホルダ46
およびレセプタクル48からなり、プラスチックからな
るレンズ44は、その周縁に一体形成された筒状部50
を有している。筒状部50は、筒状ホルダ46の天板部
の下面に設けられた凹部52と半導体発光素子4の保護
キャップ14との間に挟まれて保持されている。筒状部
50は、レンズ44と半導体発光素子4との間隔を規定
するスペーサとして機能し、半導体発光素子4から放射
された光がレンズ44によって光ファイバ24の受光面
に集光するように、その高さが調整されている。
【0029】具体的には、所定高さの筒状部50を有す
るレンズ44を形成したのち、筒状部50の高さを少し
づつ削りながら、半導体発光素子4とレンズ44との間
隔を適切な値に調整する。その後、半導体発光素子4を
筒状部50に押し当てながら位置54でステム16と筒
状ホルダ46とを溶接する。この方法によると、溶接時
の半導体発光素子4は筒状部50を介して筒状ホルダ4
6に固定されるので、溶接時における位置ずれが軽微と
なる。
るレンズ44を形成したのち、筒状部50の高さを少し
づつ削りながら、半導体発光素子4とレンズ44との間
隔を適切な値に調整する。その後、半導体発光素子4を
筒状部50に押し当てながら位置54でステム16と筒
状ホルダ46とを溶接する。この方法によると、溶接時
の半導体発光素子4は筒状部50を介して筒状ホルダ4
6に固定されるので、溶接時における位置ずれが軽微と
なる。
【0030】また、筒状ホルダ46の天板部の下面に設
けられた凹部52が筒状部50の上端縁を支承するの
で、レンズ44と筒状ホルダ46との同軸性が良好とな
る。そのうえ、レンズ44を固定しやすく、しかも、レ
ンズ44自体に直接ストレスがかからないという利点が
ある。
けられた凹部52が筒状部50の上端縁を支承するの
で、レンズ44と筒状ホルダ46との同軸性が良好とな
る。そのうえ、レンズ44を固定しやすく、しかも、レ
ンズ44自体に直接ストレスがかからないという利点が
ある。
【0031】レセプタクル48と筒状ホルダ46との接
合は、実施例1におけると同様の要領で行われる。レセ
プタクル48の外周面には、筒状ホルダ46との突き合
わせ面56を底面とする円錐が形成されるように、楔状
のくびれ部58が形成されている。したがって、位置6
0において斜めからレーザ溶接を施すと、機械的強度を
ほとんど低下させることなく短時間でかつ良好にレセプ
タクル48と筒状ホルダ46とを接合することができ
る。
合は、実施例1におけると同様の要領で行われる。レセ
プタクル48の外周面には、筒状ホルダ46との突き合
わせ面56を底面とする円錐が形成されるように、楔状
のくびれ部58が形成されている。したがって、位置6
0において斜めからレーザ溶接を施すと、機械的強度を
ほとんど低下させることなく短時間でかつ良好にレセプ
タクル48と筒状ホルダ46とを接合することができ
る。
【0032】(実施例3)図8に示す実施例での光半導
体モジュール62は、実施例2における光半導体モジュ
ール42と一部分で共通しており、共通する構成要素に
は同一符号が付してある。この光半導体モジュール62
は、レンズ64の形状において実施例2の光半導体モジ
ュール42と相違している。プラスチックからなるレン
ズ64は、その周縁に一体形成された円筒状のスカート
部66および軸方向に突出した突起部68を有してお
り、突起部68が筒状ホルダ46の凹部52に入り込ん
でいる。レンズ64は、筒状ホルダ46の天板部と半導
体発光素子4のステム16とに挟まれて保持される。ス
カート部66は、半導体発光素子4とレンズ64との間
隔を規定するスペーサとして機能する。半導体発光素子
4とレンズ64との間隔は、スカート部66の高さを少
しずつ削ることによって調整され、ステム16と筒状ホ
ルダ46とが位置72で溶接される。このような構造の
レンズ64を用いることによって、半導体発光素子4の
キャップ14の高さとは無関係に、光半導体チップ12
とレンズ64との間隔を最適値に調節することができ
る。レセプタクル70とホルダ46とは実施例2におけ
ると同様に、軸ずれを調整したのちに位置74で相互に
溶接される。
体モジュール62は、実施例2における光半導体モジュ
ール42と一部分で共通しており、共通する構成要素に
は同一符号が付してある。この光半導体モジュール62
は、レンズ64の形状において実施例2の光半導体モジ
ュール42と相違している。プラスチックからなるレン
ズ64は、その周縁に一体形成された円筒状のスカート
部66および軸方向に突出した突起部68を有してお
り、突起部68が筒状ホルダ46の凹部52に入り込ん
でいる。レンズ64は、筒状ホルダ46の天板部と半導
体発光素子4のステム16とに挟まれて保持される。ス
カート部66は、半導体発光素子4とレンズ64との間
隔を規定するスペーサとして機能する。半導体発光素子
4とレンズ64との間隔は、スカート部66の高さを少
しずつ削ることによって調整され、ステム16と筒状ホ
ルダ46とが位置72で溶接される。このような構造の
レンズ64を用いることによって、半導体発光素子4の
キャップ14の高さとは無関係に、光半導体チップ12
とレンズ64との間隔を最適値に調節することができ
る。レセプタクル70とホルダ46とは実施例2におけ
ると同様に、軸ずれを調整したのちに位置74で相互に
溶接される。
【0033】(実施例4)図9に示す実施例での光半導
体モジュール82は、半導体発光素子4を挿通して固定
した第1の筒体84と、非球面のレンズ6を挿通して固
定した鉄系金属製の第2の筒体94と、第1および第2
の筒体84、94間に下端縁を介入させた第3の筒体8
6とで筒状ホルダを構成し、これにレセプタクル88を
接合している。半導体発光素子4のステム16と第1の
筒体84とは、位置90においてYAGレ−ザでスポッ
ト溶接されている。第1の筒体84の上端縁92は幅約
1mmにわたって厚さ約0.2mmの薄肉に形成されて
いる。一方、第2の筒体94は、第3の筒体86の穴9
6の下端部に挿通されていて、第3の筒体86とは、位
置95において溶接されている。穴96の上端部には筒
状の突起部97が軸方向に突出している。また、第3の
筒体86の下端面は約0.5mmの幅で面とりされてお
り、これによるテーパ部85が第3の筒体86を第1の
筒体84内に挿入しやすくしている。そして、第1の筒
体84と第3の筒体86とがスムーズに摺動できるよう
に、第3の筒体86は滑らかな外周面を有し、第1の筒
体84の上端縁92が第3の筒体86に、位置92にお
ける溶接で固定されている。
体モジュール82は、半導体発光素子4を挿通して固定
した第1の筒体84と、非球面のレンズ6を挿通して固
定した鉄系金属製の第2の筒体94と、第1および第2
の筒体84、94間に下端縁を介入させた第3の筒体8
6とで筒状ホルダを構成し、これにレセプタクル88を
接合している。半導体発光素子4のステム16と第1の
筒体84とは、位置90においてYAGレ−ザでスポッ
ト溶接されている。第1の筒体84の上端縁92は幅約
1mmにわたって厚さ約0.2mmの薄肉に形成されて
いる。一方、第2の筒体94は、第3の筒体86の穴9
6の下端部に挿通されていて、第3の筒体86とは、位
置95において溶接されている。穴96の上端部には筒
状の突起部97が軸方向に突出している。また、第3の
筒体86の下端面は約0.5mmの幅で面とりされてお
り、これによるテーパ部85が第3の筒体86を第1の
筒体84内に挿入しやすくしている。そして、第1の筒
体84と第3の筒体86とがスムーズに摺動できるよう
に、第3の筒体86は滑らかな外周面を有し、第1の筒
体84の上端縁92が第3の筒体86に、位置92にお
ける溶接で固定されている。
【0034】第1の筒体84の上端縁92が残余の部分
と異なる外形状を有しているので、溶接時にYAGレー
ザの照射位置を定めやすい。また、第1の筒体84の上
端縁が薄肉に形成されているので、照射されたレ−ザ光
による熱が第3の筒体86に伝わりやすく、そのため
に、第1の筒体84と第3の筒体86とを確実に溶接す
ることができる。
と異なる外形状を有しているので、溶接時にYAGレー
ザの照射位置を定めやすい。また、第1の筒体84の上
端縁が薄肉に形成されているので、照射されたレ−ザ光
による熱が第3の筒体86に伝わりやすく、そのため
に、第1の筒体84と第3の筒体86とを確実に溶接す
ることができる。
【0035】第3の筒体86の上端面98およびレセプ
タクル88の下端面100はいずれも高い精度で平滑に
仕上げられているので、第3の筒体86とレセプタクル
88とを当接させながら半径方向に相対的に摺動させる
ことができる。レセプタクル88の下端面100の外径
は、第3の筒体86の上端面98の外径よりも若干大き
く形成されている。また、レセプタクル88の下端面1
00の中央部に、突起部97を受け入れるための凹部1
01が設けられている。第3の筒体86の上端面98と
レセプタクル88の下端面100とが当接する位置10
2でYAGレ−ザを用いた溶接が行われ、これによっ
て、レセプタクル88が第3の筒体86に接合される。
タクル88の下端面100はいずれも高い精度で平滑に
仕上げられているので、第3の筒体86とレセプタクル
88とを当接させながら半径方向に相対的に摺動させる
ことができる。レセプタクル88の下端面100の外径
は、第3の筒体86の上端面98の外径よりも若干大き
く形成されている。また、レセプタクル88の下端面1
00の中央部に、突起部97を受け入れるための凹部1
01が設けられている。第3の筒体86の上端面98と
レセプタクル88の下端面100とが当接する位置10
2でYAGレ−ザを用いた溶接が行われ、これによっ
て、レセプタクル88が第3の筒体86に接合される。
【0036】レセプタクル88はその外端面に、フェル
ール26を支承するための凹入部104を有している。
フェルール26を凹入部104に挿入しやすくするため
に、フェル−ル26の先端面の周縁が面とりされてお
り、これによるテーパ部106のために、フェル−ル2
6の最小直径は1.75mmとなっている。凹入部10
4の底部における形状は、フェルール26の先端部の形
状に合わせて形成されており、凹入部104の最小口径
は約1.75mmとなっている。
ール26を支承するための凹入部104を有している。
フェルール26を凹入部104に挿入しやすくするため
に、フェル−ル26の先端面の周縁が面とりされてお
り、これによるテーパ部106のために、フェル−ル2
6の最小直径は1.75mmとなっている。凹入部10
4の底部における形状は、フェルール26の先端部の形
状に合わせて形成されており、凹入部104の最小口径
は約1.75mmとなっている。
【0037】このため、フェル−ル26をレセプタクル
88の凹入部104に挿入すると、フェル−ル26の先
端部が凹入部104の底部付近で止まり、フェル−ル2
6と凹入部104とが同軸となる。フェル−ル26はそ
の中心軸部に光ファイバ24の一端縁を挿入しているの
で、光ファイバ24と凹入部104とが同軸となる。
88の凹入部104に挿入すると、フェル−ル26の先
端部が凹入部104の底部付近で止まり、フェル−ル2
6と凹入部104とが同軸となる。フェル−ル26はそ
の中心軸部に光ファイバ24の一端縁を挿入しているの
で、光ファイバ24と凹入部104とが同軸となる。
【0038】凹入部104の口径の精度が10μm程度
であっても、凹入部104とフェル−ル26とはテ−パ
部106で位置決めされるので、凹入部104の形成に
高い加工精度が要求されない。
であっても、凹入部104とフェル−ル26とはテ−パ
部106で位置決めされるので、凹入部104の形成に
高い加工精度が要求されない。
【0039】かかる構成の光半導体モジュール82は以
下の手順で製造することができる。
下の手順で製造することができる。
【0040】まず、半導体発光素子4を第1の筒体84
内に挿入し、半導体発光素子4と第1の筒体84とを位
置90で溶接する。次に、レンズ6を第2の筒体94内
に挿入したのち、第2の筒体94と第3の筒体86とを
位置95で溶接する。レセプタクル88にはフェルール
26を挿入しておく。
内に挿入し、半導体発光素子4と第1の筒体84とを位
置90で溶接する。次に、レンズ6を第2の筒体94内
に挿入したのち、第2の筒体94と第3の筒体86とを
位置95で溶接する。レセプタクル88にはフェルール
26を挿入しておく。
【0041】第1の筒体84、第3の筒体86およびレ
セプタクル88を図9に示す関係位置に保持して、半導
体発光素子4の光半導体チップ12から光を放射させ
る。そして、光ファイバ24に入射する光の強度を測定
しながら、最大の光強度が得られるように摺動調整を行
う。この摺動調整では、第3の筒体86に対して第1の
筒体84を軸方向に摺動させて位置決めし(位置ずれの
許容幅は約80μm)、位置決め後に第1の筒体84の
上端部を第3の筒体86に位置92で溶接する。
セプタクル88を図9に示す関係位置に保持して、半導
体発光素子4の光半導体チップ12から光を放射させ
る。そして、光ファイバ24に入射する光の強度を測定
しながら、最大の光強度が得られるように摺動調整を行
う。この摺動調整では、第3の筒体86に対して第1の
筒体84を軸方向に摺動させて位置決めし(位置ずれの
許容幅は約80μm)、位置決め後に第1の筒体84の
上端部を第3の筒体86に位置92で溶接する。
【0042】一方、軸ずれの調整は第3の筒体86とレ
セプタクル88との突き合わせ面で行う(位置ずれ許容
幅は約34μm)。この調整後に第3の筒体86の縁部
の位置102でYAGレ−ザによる溶接を行い、第3の
筒体86の上端面98をレセプタクル88の下端面10
0に固定する。YAGレ−ザ光を突き合わせ面に傾けて
照射すると、接合強度を高めることができる。溶接時に
±5μm程度の位置ずれが発生するが、いずれにおける
位置ずれも許容範囲内に納まるので、高い光結合効率を
有する光半導体モジュールを歩留まりよく製造すること
ができる。また、光半導体モジュール82の全長のばら
つきを小さく抑えることができる。
セプタクル88との突き合わせ面で行う(位置ずれ許容
幅は約34μm)。この調整後に第3の筒体86の縁部
の位置102でYAGレ−ザによる溶接を行い、第3の
筒体86の上端面98をレセプタクル88の下端面10
0に固定する。YAGレ−ザ光を突き合わせ面に傾けて
照射すると、接合強度を高めることができる。溶接時に
±5μm程度の位置ずれが発生するが、いずれにおける
位置ずれも許容範囲内に納まるので、高い光結合効率を
有する光半導体モジュールを歩留まりよく製造すること
ができる。また、光半導体モジュール82の全長のばら
つきを小さく抑えることができる。
【0043】さらに、レセプタクル88に対するフェル
ール26の光軸合わせは、前者の凹入部104の底面付
近と後者のテ−パ部106とで行われるので、凹入部1
04に高い加工精度が要求されない。このために加工が
容易となり、コストを低減させることができる。また、
光半導体チップ12とレンズ6の中心軸とが僅かにずれ
ていても、第3の筒体86とレセプタクル88との軸ず
れ調整時に光学的に補正することができる。レセプタク
ル88の下端面100の外径を第3の筒体86の上端面
98の外径よりも若干大きく形成しているので、軸ずれ
の補正量が増えても、第3の筒体86の一部分がレセプ
タクル88の外径からはみ出すことがなく、光半導体モ
ジュール82の外径Wを常に一定値に揃えることができ
る。
ール26の光軸合わせは、前者の凹入部104の底面付
近と後者のテ−パ部106とで行われるので、凹入部1
04に高い加工精度が要求されない。このために加工が
容易となり、コストを低減させることができる。また、
光半導体チップ12とレンズ6の中心軸とが僅かにずれ
ていても、第3の筒体86とレセプタクル88との軸ず
れ調整時に光学的に補正することができる。レセプタク
ル88の下端面100の外径を第3の筒体86の上端面
98の外径よりも若干大きく形成しているので、軸ずれ
の補正量が増えても、第3の筒体86の一部分がレセプ
タクル88の外径からはみ出すことがなく、光半導体モ
ジュール82の外径Wを常に一定値に揃えることができ
る。
【0044】また、第3の筒体86とレセプタクル88
とを溶接によって接合するとき、前者の上端面98と後
者の下端面100との境界に、YAGレ−ザ光で溶けた
高温のダストが発生するが、このダストはYAGレ−ザ
光の進行方向に吹き飛ばされて突起部97に付着するの
で、ダストが穴96内に侵入することが防止される。
とを溶接によって接合するとき、前者の上端面98と後
者の下端面100との境界に、YAGレ−ザ光で溶けた
高温のダストが発生するが、このダストはYAGレ−ザ
光の進行方向に吹き飛ばされて突起部97に付着するの
で、ダストが穴96内に侵入することが防止される。
【0045】このため、レンズ6の表面を常に清浄に保
つことができる。
つことができる。
【0046】(実施例5)図10に示す実施例での光半
導体モジュール112は、実施例4における光半導体モ
ジュール82と一部分において共通し、共通する構成要
素には同一符号が付してある。この光半導体モジュール
112は、半導体発光素子4を挿通して固定した第1の
筒体84と、レンズ6を挿通して固定した第2の筒体9
4と、第1および第2の筒体84、94間に下端縁を介
入させた第3の筒体114とで筒状ホルダを構成し、こ
れにレセプタクル116を接合している。第2の筒体9
4が第3の筒体114の穴118の下端部に挿通されて
おり、穴118の上端部をとり囲む筒状の突起部120
が、その先端面122に開口124を有している。
導体モジュール112は、実施例4における光半導体モ
ジュール82と一部分において共通し、共通する構成要
素には同一符号が付してある。この光半導体モジュール
112は、半導体発光素子4を挿通して固定した第1の
筒体84と、レンズ6を挿通して固定した第2の筒体9
4と、第1および第2の筒体84、94間に下端縁を介
入させた第3の筒体114とで筒状ホルダを構成し、こ
れにレセプタクル116を接合している。第2の筒体9
4が第3の筒体114の穴118の下端部に挿通されて
おり、穴118の上端部をとり囲む筒状の突起部120
が、その先端面122に開口124を有している。
【0047】レセプタクル116の凹入部126はスト
レートの穴になっており、この穴に挿入されたフェル−
ル26の先端面128が、第3の筒体114の突起部1
2の先端面122に当接している。レセプタクル116
はその下端面130に、第3の筒体114の突起部12
0を受け入れるための凹部131を有している。レセプ
タクル116の下端面130が第3の筒体114の上端
面132に突き合わされており、第3の筒体114はそ
の縁部の位置134でレセプタクル116に溶接されて
いる。
レートの穴になっており、この穴に挿入されたフェル−
ル26の先端面128が、第3の筒体114の突起部1
2の先端面122に当接している。レセプタクル116
はその下端面130に、第3の筒体114の突起部12
0を受け入れるための凹部131を有している。レセプ
タクル116の下端面130が第3の筒体114の上端
面132に突き合わされており、第3の筒体114はそ
の縁部の位置134でレセプタクル116に溶接されて
いる。
【0048】レセプタクル116の凹入部126はスト
レートの穴になっているので、一端部に窪みのある穴に
比べて高い精度でかつ安価に加工できる。このために本
例では3μm以下の公差で加工している。第3の筒体1
14の開口124は、レンズ6で集束された光を損失な
く光ファイバ24に入力させるので、その直径は約1m
mとなされている。第3の筒体114の穴118はレン
ズ6と同様に約1.7mmの直径を有している。開口1
24を有する端面122がフェルール26の先端面12
8に安定に接するように、開口124の直径はフェルー
ル26の先端面128よりも小さく形成している。
レートの穴になっているので、一端部に窪みのある穴に
比べて高い精度でかつ安価に加工できる。このために本
例では3μm以下の公差で加工している。第3の筒体1
14の開口124は、レンズ6で集束された光を損失な
く光ファイバ24に入力させるので、その直径は約1m
mとなされている。第3の筒体114の穴118はレン
ズ6と同様に約1.7mmの直径を有している。開口1
24を有する端面122がフェルール26の先端面12
8に安定に接するように、開口124の直径はフェルー
ル26の先端面128よりも小さく形成している。
【0049】第1の筒体84、第3の筒体114および
レセプタクル116の各部品は、ある程度精密な加工を
必要とする。とくにレセプタクル116の穴126は3
μm以下の穴径公差を必要とする。一般に、光半導体モ
ジュールには、切削性および耐食性にすぐれたオ−ステ
ナイト系ステンレス鋼が使用されているが、オ−ステナ
イト系ステンレス鋼はニッケルを含有するので、溶接に
伴う溶解で硫黄とニッケルとが反応し、硫化物を生成し
て溶接部に亀裂を生じることがある。
レセプタクル116の各部品は、ある程度精密な加工を
必要とする。とくにレセプタクル116の穴126は3
μm以下の穴径公差を必要とする。一般に、光半導体モ
ジュールには、切削性および耐食性にすぐれたオ−ステ
ナイト系ステンレス鋼が使用されているが、オ−ステナ
イト系ステンレス鋼はニッケルを含有するので、溶接に
伴う溶解で硫黄とニッケルとが反応し、硫化物を生成し
て溶接部に亀裂を生じることがある。
【0050】本実施例では、第1の筒体84、第3の筒
体114およびレセプタクル116にフェライト系ステ
ンレス鋼を使用している。フェライト系ステンレス鋼は
ニッケルを含まないので、溶接に伴う溶解でニッケル系
硫化物が生成されず、溶接部に亀裂を生じない。とく
に、0.05重量%以下の硫黄を含有するフェライト系
ステンレス鋼を用いると切削性が改善される。硫黄の含
有量が多いほど切削性は良好となるが、硫化物が発生し
やすくなるので硫黄の含有量は0.05重量%以下とす
るのが好ましい。
体114およびレセプタクル116にフェライト系ステ
ンレス鋼を使用している。フェライト系ステンレス鋼は
ニッケルを含まないので、溶接に伴う溶解でニッケル系
硫化物が生成されず、溶接部に亀裂を生じない。とく
に、0.05重量%以下の硫黄を含有するフェライト系
ステンレス鋼を用いると切削性が改善される。硫黄の含
有量が多いほど切削性は良好となるが、硫化物が発生し
やすくなるので硫黄の含有量は0.05重量%以下とす
るのが好ましい。
【0051】上述した構成では、レンズ6から光ファイ
バ24の先端面(フェルール26の先端面128)に至
る距離が、第3の筒体114の外形によって一義的に決
まるので、レセプタクル116の形状に依存しない。し
たがって、部品の加工精度に由来するばらつきの範囲が
狭められ、製造歩留まりを向上させ得るのみならず、光
軸の調整がより容易となる。
バ24の先端面(フェルール26の先端面128)に至
る距離が、第3の筒体114の外形によって一義的に決
まるので、レセプタクル116の形状に依存しない。し
たがって、部品の加工精度に由来するばらつきの範囲が
狭められ、製造歩留まりを向上させ得るのみならず、光
軸の調整がより容易となる。
【0052】また、レセプタクル116の下端面130
と第3の筒体114の上端面132とを突き合わせて両
者を溶接する際に生じたダストは、突起部120による
遮蔽作用のために、光路となる穴118内に侵入せず、
ダストがレンズ6の表面に付着しない。さらに、精密加
工を必要とする部品の穴形状が単純化されるので、その
加工が容易となり、部品製造のコストを低減させること
ができる。
と第3の筒体114の上端面132とを突き合わせて両
者を溶接する際に生じたダストは、突起部120による
遮蔽作用のために、光路となる穴118内に侵入せず、
ダストがレンズ6の表面に付着しない。さらに、精密加
工を必要とする部品の穴形状が単純化されるので、その
加工が容易となり、部品製造のコストを低減させること
ができる。
【0053】以下に図10および図11を参照しながら
光半導体モジュール112の製造方法を説明する。ま
ず、半導体発光素子4を第1の筒体84内に挿入して、
半導体発光素子4と第1の筒体84とを位置90で溶接
し固定する。次いで、レンズ6を第2の筒体94内に挿
入し、両者を位置95で溶接して固定する。レセプタク
ル116にはフェルール26を挿入しておく。
光半導体モジュール112の製造方法を説明する。ま
ず、半導体発光素子4を第1の筒体84内に挿入して、
半導体発光素子4と第1の筒体84とを位置90で溶接
し固定する。次いで、レンズ6を第2の筒体94内に挿
入し、両者を位置95で溶接して固定する。レセプタク
ル116にはフェルール26を挿入しておく。
【0054】図11の(a)は光半導体モジュール11
2の組立および軸調整のための調整装置142を示すも
ので、その要部が図11の(b)に拡大して示されてい
る。
2の組立および軸調整のための調整装置142を示すも
ので、その要部が図11の(b)に拡大して示されてい
る。
【0055】第1の筒体84およびレセプタクル116
はそれぞれ金属製の支柱144およびステージ146に
保持されている。ステ−ジ146はX、Y、Zの3軸方
向に移動できるようになっており、ホルダ114がレセ
プタクル116から離れないように、ホルダ114は板
ばね148でレセプタクル116に押さえつけられてい
る。板ばね148にはホルダ114の外径よりも広い幅
の溝149が設けられており、ホルダ114は溝149
内でX軸方向およびY軸方向に移動できる。板ばね14
8はステージ146に固定されているが、ステージ14
6に固定されたレセプタクル116はホルダ114から
独立してX軸方向およびY軸方向に移動できる。レセプ
タクル116に挿入されたフェルール26は、弦巻ばね
150によってホルダ114に突き当てられている。弦
巻ばね150はストッパ152で片端が固定されてい
る。
はそれぞれ金属製の支柱144およびステージ146に
保持されている。ステ−ジ146はX、Y、Zの3軸方
向に移動できるようになっており、ホルダ114がレセ
プタクル116から離れないように、ホルダ114は板
ばね148でレセプタクル116に押さえつけられてい
る。板ばね148にはホルダ114の外径よりも広い幅
の溝149が設けられており、ホルダ114は溝149
内でX軸方向およびY軸方向に移動できる。板ばね14
8はステージ146に固定されているが、ステージ14
6に固定されたレセプタクル116はホルダ114から
独立してX軸方向およびY軸方向に移動できる。レセプ
タクル116に挿入されたフェルール26は、弦巻ばね
150によってホルダ114に突き当てられている。弦
巻ばね150はストッパ152で片端が固定されてい
る。
【0056】ステージ146をZ軸方向に移動させる
と、ホルダ114の上端面の外周縁には0.5mmの面
とり加工が施されているので、第1の筒体84内に容易
に挿入できる。第1の筒体84はX軸、Y軸およびZ軸
方向に固定されているので、第1の筒体84内に挿入さ
れた第3の筒体114はZ軸方向にのみ移動することが
できる。第3の筒体114は板ばね148でZ軸方向に
押さえつけられており、一方、レセプタクル116はX
軸、Y軸およびZ軸方向に移動できるので、第1の筒体
84に第3の筒体114を挿入した状態でレセプタクル
116をX軸方向およびY軸方向に軸調整できる。フェ
ル−ル26の先端面128は第3の筒体114の先端面
122に常に当接して軸調整される。軸調整の終了後
に、第1の筒体84と第3の筒体114とをYAGレ−
ザで溶接し、その後に第3の筒体114とレセプタクル
116との軸ずれを調整して溶接する。
と、ホルダ114の上端面の外周縁には0.5mmの面
とり加工が施されているので、第1の筒体84内に容易
に挿入できる。第1の筒体84はX軸、Y軸およびZ軸
方向に固定されているので、第1の筒体84内に挿入さ
れた第3の筒体114はZ軸方向にのみ移動することが
できる。第3の筒体114は板ばね148でZ軸方向に
押さえつけられており、一方、レセプタクル116はX
軸、Y軸およびZ軸方向に移動できるので、第1の筒体
84に第3の筒体114を挿入した状態でレセプタクル
116をX軸方向およびY軸方向に軸調整できる。フェ
ル−ル26の先端面128は第3の筒体114の先端面
122に常に当接して軸調整される。軸調整の終了後
に、第1の筒体84と第3の筒体114とをYAGレ−
ザで溶接し、その後に第3の筒体114とレセプタクル
116との軸ずれを調整して溶接する。
【0057】上述した方法によると、半導体発光素子4
を発光させて光軸を調整する間、半導体発光素子4から
発せられた熱は金属製の支柱144を通じて放散され
る。また、フェル−ル26を下方からばね150で加圧
しているので、光ファイバ24の受光面の位置を常に一
定にしたまま(第3の筒体114の突起部120に当接
させたまま)組み立てることができる。さらに、第3の
筒体114を板ばね148でZ軸方向にのみ押圧してい
るので、レセプタクル116をZ軸方向に移動させても
第3の筒体114とレセプタクル116とが離れず、し
かも、第3の筒体114を第1の筒体84に挿入したま
まZ軸方向に移動させることができる。したがって、す
べての溶接部分は常に接触状態を保ち、軸調整の直後に
溶接して固定することができる。これによって、組立の
簡素化と組立時間の短縮の効果を得ることができる。
を発光させて光軸を調整する間、半導体発光素子4から
発せられた熱は金属製の支柱144を通じて放散され
る。また、フェル−ル26を下方からばね150で加圧
しているので、光ファイバ24の受光面の位置を常に一
定にしたまま(第3の筒体114の突起部120に当接
させたまま)組み立てることができる。さらに、第3の
筒体114を板ばね148でZ軸方向にのみ押圧してい
るので、レセプタクル116をZ軸方向に移動させても
第3の筒体114とレセプタクル116とが離れず、し
かも、第3の筒体114を第1の筒体84に挿入したま
まZ軸方向に移動させることができる。したがって、す
べての溶接部分は常に接触状態を保ち、軸調整の直後に
溶接して固定することができる。これによって、組立の
簡素化と組立時間の短縮の効果を得ることができる。
【0058】(実施例6)図12に示す実施例の光半導
体モジュール162は、実施例5における光半導体モジ
ュール112と一部分において共通しており、共通する
構成要素には同一符号が付してある。この光半導体モジ
ュール162は、レセプタクル164内にセラミックス
製のスリーブ166を有している点で実施例5の光半導
体モジュール112と相違している。セラミックス製の
部品は高い精度で加工できるので、スリーブ166の穴
168も高い精度で加工されている。スリーブ166を
挿入するための穴170に対しては、穴168に対する
ほど高い加工精度を要しないので、レセプタクル164
に高い加工精度が要求されず、製造コストの低減を図る
ことができる。第1の筒体84および第3の筒体114
にも高い加工精度が要求されないので、第1の筒体8
4、第3の筒体114およびレセプタクル164を金属
粉末を成形して焼結させる焼結工法を適用して形成し、
部品の低コスト化を図っている。本実施例によると、構
成部品の点数は増えるが、トータル的に部品価格を低減
させることができる。なお、スリ−ブ166の材質はセ
ラミックスに限定されず、精密加工が可能であれば金属
であってもよい。
体モジュール162は、実施例5における光半導体モジ
ュール112と一部分において共通しており、共通する
構成要素には同一符号が付してある。この光半導体モジ
ュール162は、レセプタクル164内にセラミックス
製のスリーブ166を有している点で実施例5の光半導
体モジュール112と相違している。セラミックス製の
部品は高い精度で加工できるので、スリーブ166の穴
168も高い精度で加工されている。スリーブ166を
挿入するための穴170に対しては、穴168に対する
ほど高い加工精度を要しないので、レセプタクル164
に高い加工精度が要求されず、製造コストの低減を図る
ことができる。第1の筒体84および第3の筒体114
にも高い加工精度が要求されないので、第1の筒体8
4、第3の筒体114およびレセプタクル164を金属
粉末を成形して焼結させる焼結工法を適用して形成し、
部品の低コスト化を図っている。本実施例によると、構
成部品の点数は増えるが、トータル的に部品価格を低減
させることができる。なお、スリ−ブ166の材質はセ
ラミックスに限定されず、精密加工が可能であれば金属
であってもよい。
【0059】(実施例7)図13に示す実施例の光半導
体モジュール182は、実施例5における光半導体モジ
ュール112と一部分において共通しており、共通する
構成要素には同一符号を付している。この光半導体モジ
ュール182は、レセプタクル116の中心軸とレンズ
6の中心軸(光軸)とが同軸でなく、約5度傾いている
点で実施例5の光半導体モジュール142と相違してい
る。フェルール26の中心軸をレンズ6の中心軸に対し
約5度の角度で傾けるために、第3の筒体184の穴1
86の中心軸に直角な面に対し、面188および面19
0がともに約5度の角度で傾いている。
体モジュール182は、実施例5における光半導体モジ
ュール112と一部分において共通しており、共通する
構成要素には同一符号を付している。この光半導体モジ
ュール182は、レセプタクル116の中心軸とレンズ
6の中心軸(光軸)とが同軸でなく、約5度傾いている
点で実施例5の光半導体モジュール142と相違してい
る。フェルール26の中心軸をレンズ6の中心軸に対し
約5度の角度で傾けるために、第3の筒体184の穴1
86の中心軸に直角な面に対し、面188および面19
0がともに約5度の角度で傾いている。
【0060】フェル−ル26の中心軸がレンズの中心軸
と一致していると、光ファイバ24の先端面192で反
射した光が逆行し、レンズ6で集束されて光半導体チッ
プ12側に戻る。光半導体チップ12に反射光が入射す
ると、その発光状態が不安定になりやすい。これを防ぐ
ためにフェル−ル26を光軸に対して傾けると、反射光
は光軸と異なる方向に進むので光半導体チップ12側に
戻らず、光半導体チップ12の発光状態を安定化させる
ことができる。かかる構造はとくに、アナログ信号用の
光半導体モジュールに適しており、歪み特性を改善でき
る。
と一致していると、光ファイバ24の先端面192で反
射した光が逆行し、レンズ6で集束されて光半導体チッ
プ12側に戻る。光半導体チップ12に反射光が入射す
ると、その発光状態が不安定になりやすい。これを防ぐ
ためにフェル−ル26を光軸に対して傾けると、反射光
は光軸と異なる方向に進むので光半導体チップ12側に
戻らず、光半導体チップ12の発光状態を安定化させる
ことができる。かかる構造はとくに、アナログ信号用の
光半導体モジュールに適しており、歪み特性を改善でき
る。
【0061】なお、本実施例では傾斜角度を約5度とし
たが、光ファイバ24への光的結合を損なわずに前記反
射光の半導体発光素子側への戻りを抑制できれば、如何
なる角度であってもよい。しかし、傾斜角度が過大にな
ると光ファイバ24に対して高い光結合効率で光を入射
させることが困難になるので、3〜6度が好ましい。
たが、光ファイバ24への光的結合を損なわずに前記反
射光の半導体発光素子側への戻りを抑制できれば、如何
なる角度であってもよい。しかし、傾斜角度が過大にな
ると光ファイバ24に対して高い光結合効率で光を入射
させることが困難になるので、3〜6度が好ましい。
【0062】(実施例8)図14に示す実施例での光半
導体モジュール202は、半導体発光素子204と、筒
状ホルダ206と、レセプタクル208とを有してい
る。半導体発光素子204は、光半導体チップ12と保
護キャップ14とステム16とを有し、円盤状のステム
16上にマウント18を介して光半導体チップ12が固
定されている。光半導体チップ12を覆う保護キャップ
14もステム16に固定されている。
導体モジュール202は、半導体発光素子204と、筒
状ホルダ206と、レセプタクル208とを有してい
る。半導体発光素子204は、光半導体チップ12と保
護キャップ14とステム16とを有し、円盤状のステム
16上にマウント18を介して光半導体チップ12が固
定されている。光半導体チップ12を覆う保護キャップ
14もステム16に固定されている。
【0063】光半導体チップ12から発せられた光は、
保護キャップ14に設けられた導光体210を通じてと
り出される。ステム16およびマウント18は鉄系の金
属からなり、金めっき層を表面に有している。光半導体
チップ12には端子ピン22が接続されている。
保護キャップ14に設けられた導光体210を通じてと
り出される。ステム16およびマウント18は鉄系の金
属からなり、金めっき層を表面に有している。光半導体
チップ12には端子ピン22が接続されている。
【0064】導光体210は全反射膜としての金属めっ
き層を外周面に備えた直径2mm、長さ1mmのガラス
円板からなり、鏡面仕上げされた両端面に反射防止膜を
有している。導光体210の外端面は光半導体チップ1
2に0.5mmの距離で近接した位置を占めている。筒
状ホルダ206内に固定されているロッド型レンズ21
2の外周面は全反射膜としての金属めっき膜で覆われて
いる。筒状ホルダ206は、半導体発光素子204の保
護キャップ14に、位置214において溶接されてい
る。レセプタクル208は、フェルール26を支承する
凹入部216を有しており、筒状ホルダ206と突き合
わされて、位置218で溶接されている。
き層を外周面に備えた直径2mm、長さ1mmのガラス
円板からなり、鏡面仕上げされた両端面に反射防止膜を
有している。導光体210の外端面は光半導体チップ1
2に0.5mmの距離で近接した位置を占めている。筒
状ホルダ206内に固定されているロッド型レンズ21
2の外周面は全反射膜としての金属めっき膜で覆われて
いる。筒状ホルダ206は、半導体発光素子204の保
護キャップ14に、位置214において溶接されてい
る。レセプタクル208は、フェルール26を支承する
凹入部216を有しており、筒状ホルダ206と突き合
わされて、位置218で溶接されている。
【0065】光半導体チップ12から発せられた光の大
部分は導光体210に入射する。導光体210はレンズ
212に当接しており、入射光のうち広がり角の大きい
光は導光体210およびレンズ212の各外周面に設け
られた金属めっき膜で反射するので、光半導体チップ1
2から発せられた光は、レンズ212を通じて光ファイ
バ24に効率よく入射する。
部分は導光体210に入射する。導光体210はレンズ
212に当接しており、入射光のうち広がり角の大きい
光は導光体210およびレンズ212の各外周面に設け
られた金属めっき膜で反射するので、光半導体チップ1
2から発せられた光は、レンズ212を通じて光ファイ
バ24に効率よく入射する。
【0066】導光体210は光半導体チップ12から
0.5mmだけ離れて設けられているので、レンズ21
2で集束された光はレンズ212の外端面から1mmの
位置に集光する。レセプタクル208に挿入されたフェ
ルール26の先端面は、レンズ212の外端面から1m
mの位置で止まるので、ロッド型レンズ212と光ファ
イバ24の先端との間隔は、レセプタクル208で機械
的に決まる。このため、筒状ホルダ206をレセプタク
ル208に対し半径方向に摺動させて軸ずれ調整を行
う。
0.5mmだけ離れて設けられているので、レンズ21
2で集束された光はレンズ212の外端面から1mmの
位置に集光する。レセプタクル208に挿入されたフェ
ルール26の先端面は、レンズ212の外端面から1m
mの位置で止まるので、ロッド型レンズ212と光ファ
イバ24の先端との間隔は、レセプタクル208で機械
的に決まる。このため、筒状ホルダ206をレセプタク
ル208に対し半径方向に摺動させて軸ずれ調整を行
う。
【0067】このような構成では、ハウジング構成部品
が2個で足り、しかも、調整は半径方向への摺動調整だ
けでよいので、調整作業を容易ならしめることができ
る。
が2個で足り、しかも、調整は半径方向への摺動調整だ
けでよいので、調整作業を容易ならしめることができ
る。
【0068】上述した実施例では、光半導体チップにレ
ーザダイオードを用いたが、発光ダイオードなどを用い
てもよい。また、光半導体チップから放射された光を光
ファイバの先端面に集光するレンズは非球面のものに限
定されず、ボールレンズなどの集光特性を有するもので
あってもよい。さらに、第1の筒体、第3の筒体および
レセプタクルを溶接によって接合する代わりに、用途に
よっては接着剤による接合など、溶接以外の接合方法を
適用できる。
ーザダイオードを用いたが、発光ダイオードなどを用い
てもよい。また、光半導体チップから放射された光を光
ファイバの先端面に集光するレンズは非球面のものに限
定されず、ボールレンズなどの集光特性を有するもので
あってもよい。さらに、第1の筒体、第3の筒体および
レセプタクルを溶接によって接合する代わりに、用途に
よっては接着剤による接合など、溶接以外の接合方法を
適用できる。
【0069】実施例5において用いた0.05重量%以
下の硫黄を含有するフェライト系ステンレス鋼は、実施
例5に特有のものではないので、その他の実施例におけ
る第1および第3の筒体や、レセプタクル等にも同様に
使用できる。また、実施例6で用いたセラミックス製の
スリーブも、その他の実施例に同様に適用できる。さら
に、実施例7以外の光半導体モジュールにおいても、レ
ンズの光軸と光ファイバの光軸とを相対的に傾斜させる
ことができる。
下の硫黄を含有するフェライト系ステンレス鋼は、実施
例5に特有のものではないので、その他の実施例におけ
る第1および第3の筒体や、レセプタクル等にも同様に
使用できる。また、実施例6で用いたセラミックス製の
スリーブも、その他の実施例に同様に適用できる。さら
に、実施例7以外の光半導体モジュールにおいても、レ
ンズの光軸と光ファイバの光軸とを相対的に傾斜させる
ことができる。
【0070】
【発明の効果】以上のように本発明によると、光半導体
素子からレンズを通じて光ファイバの受光面にいたる光
学系で高い光結合効率を維持しながら、構成部品の数を
減少させたり、コストを低減させたりすることができ
る。また、光半導体モジュールの軸方向長のばらつきを
低減させることができる。
素子からレンズを通じて光ファイバの受光面にいたる光
学系で高い光結合効率を維持しながら、構成部品の数を
減少させたり、コストを低減させたりすることができ
る。また、光半導体モジュールの軸方向長のばらつきを
低減させることができる。
【図1】本発明の一実施例の光半導体モジュールの側断
面図。
面図。
【図2】光半導体モジュールの光路を概略的に示す説明
図。
図。
【図3】レンズと光ファイバとの間隔に対する光結合効
率の特性図。
率の特性図。
【図4】光半導体チップとレンズとの間隔に対する光結
合効率の特性図。
合効率の特性図。
【図5】光ファイバの軸ずれ量に対する光結合効率の特
性図。
性図。
【図6】光半導体チップの軸ずれ量に対する光結合効率
の特性図。
の特性図。
【図7】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの側
断面図。
断面図。
【図8】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの側
断面図。
断面図。
【図9】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの側
断面図。
断面図。
【図10】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの
側断面図。
側断面図。
【図11】光半導体モジュールの組立装置の側断面図お
よび同装置の要部の斜視図。
よび同装置の要部の斜視図。
【図12】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの
側断面図。
側断面図。
【図13】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの
側断面図。
側断面図。
【図14】本発明の他の実施例の光半導体モジュールの
側断面図。
側断面図。
4 半導体発光素子 6 レンズ 8 筒状ホルダ 10 レセプタクル 24 光ファイバ 26 フェルール
Claims (12)
- 【請求項1】 半導体発光素子と、 この半導体発光素子から発せられた光を集束するレンズ
と、 前記半導体発光素子および前記レンズの二者間における
間隔を所定値に保持するために、前記二者を同軸的に挿
通した筒状ホルダと、 光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェルールを支
承するための凹入部を外端面に有するレセプタクルとを
備え、 前記レセプタクルの内端面が、前記筒状ホルダのレンズ
側の端面に同軸的に突き合わされて固定されていること
を特徴とする光半導体モジュール。 - 【請求項2】 筒状ホルダが、半導体発光素子を挿通し
て固定した第1の筒体と、レンズを挿通して固定した第
2の筒体と、第1および第2の筒体間に一端縁を介入し
て、他端縁に軸方向に突出した突起部を有する第3の筒
体とからなり、レセプタクルの内端面が、前記突起部を
受け入れる凹部を有していることを特徴とする請求項1
記載の光半導体モジュール。 - 【請求項3】 レンズの周縁にレンズと一体形成された
筒状部が、半導体発光素子に当接していることを特徴と
する請求項1または2記載の光半導体モジュール。 - 【請求項4】 レセプタクルの外周面が、内端面の近傍
に楔状のくびれ部を有していることを特徴とする請求項
1または2記載の光半導体モジュール。 - 【請求項5】 筒状ホルダおよびレセプタクルの少なく
とも一方が、0.05重量%以下の硫黄を含有したフェ
ライト系ステンレス鋼からなることを特徴とする請求項
1または2記載の光半導体モジュール。 - 【請求項6】 レセプタクルの少なくとも内面が、セラ
ミックスで形成されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の光半導体モジュール。 - 【請求項7】 レンズによって集束された光の光軸が、
レセプタクルの中心軸に対し交差していることを特徴と
する請求項1または2記載の光半導体モジュール。 - 【請求項8】 筒状ホルダの第3の筒体の突起部が、レ
セプタクルの凹部の底面に当接していることを特徴とす
る請求項2記載の光半導体モジュール。 - 【請求項9】 光半導体チップおよびその発光面側に設
けられた導光体を内蔵してなる半導体発光素子と、 この半導体発光素子から発せられた光を集束するレンズ
と、 前記レンズを挿通して固定した筒状ホルダと、 光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェルールを支
承するための凹入部を外端面に有するレセプタクルとを
備え、 前記レセプタクルの内端面が前記筒状ホルダの一端面に
同軸的に突き合わされて固定されていることを特徴とす
る光半導体モジュール。 - 【請求項10】 導光体が円板を含み、この円板の2つ
の主面が反射防止膜で覆われ、側周面が反射膜で覆われ
ていることを特徴とする請求項9記載の光半導体モジュ
ール。 - 【請求項11】 筒状ホルダ内に光集束用レンズを固定
する工程と、 前記筒状ホルダ内に半導体発光素子を挿入する工程と、 光ファイバの一端縁を挿通して固定したフェルールをレ
セプタクルの外端面の凹入部に挿入する工程と、 前記レセプタクルの内端面を前記筒状ホルダの一端面上
に同軸的に突き合わせる工程と、 前記半導体発光素子から放射された光が前記レンズによ
って前記光ファイバの受光面に集光されるように、前記
半導体発光素子から前記レンズに至る距離を調整して前
記半導体発光素子を前記筒状ホルダ内に固定する工程
と、 前記筒状ホルダおよび前記レセプタクルを相対的に軸合
わせして、前記ホルダに前記レセプタクルを固定する工
程とを備えることを特徴とする光半導体モジュールの製
造方法。 - 【請求項12】 レンズの周縁にこのレンズと一体形成
された筒状部を半導体発光素子に当接させて、半導体発
光素子からレンズに至る距離を所定値に設定することを
特徴とする請求項11記載の光半導体モジュールの製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21568194A JPH07253525A (ja) | 1993-10-25 | 1994-09-09 | 光半導体モジュールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26631293 | 1993-10-25 | ||
| JP609294 | 1994-01-25 | ||
| JP6-6092 | 1994-01-25 | ||
| JP5-266312 | 1994-01-25 | ||
| JP21568194A JPH07253525A (ja) | 1993-10-25 | 1994-09-09 | 光半導体モジュールおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07253525A true JPH07253525A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=27277010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21568194A Pending JPH07253525A (ja) | 1993-10-25 | 1994-09-09 | 光半導体モジュールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07253525A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004021042A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Mitsui Chemicals Inc | 光電気混載配線板 |
| US6705770B2 (en) | 2002-01-30 | 2004-03-16 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing a receptacled opto-electronic module |
| JP2008129496A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール製造方法 |
| KR20170033730A (ko) * | 2015-09-17 | 2017-03-27 | 한국전자통신연구원 | 리셉터클-콜리메이터 어셈블리 및 이를 포함하는 다파장 광 수신 모듈 |
| JP2018169542A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 住友大阪セメント株式会社 | 光学素子モジュール |
| JP2019117258A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21568194A patent/JPH07253525A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6705770B2 (en) | 2002-01-30 | 2004-03-16 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing a receptacled opto-electronic module |
| JP2004021042A (ja) * | 2002-06-18 | 2004-01-22 | Mitsui Chemicals Inc | 光電気混載配線板 |
| JP2008129496A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール製造方法 |
| KR20170033730A (ko) * | 2015-09-17 | 2017-03-27 | 한국전자통신연구원 | 리셉터클-콜리메이터 어셈블리 및 이를 포함하는 다파장 광 수신 모듈 |
| JP2018169542A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 住友大阪セメント株式会社 | 光学素子モジュール |
| JP2019117258A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置 |
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