JPH0224090Y2 - - Google Patents

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JPH0224090Y2
JPH0224090Y2 JP19694784U JP19694784U JPH0224090Y2 JP H0224090 Y2 JPH0224090 Y2 JP H0224090Y2 JP 19694784 U JP19694784 U JP 19694784U JP 19694784 U JP19694784 U JP 19694784U JP H0224090 Y2 JPH0224090 Y2 JP H0224090Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、双眼鏡の焦点調節機構に関し、特
に、左右一対の鏡体を結合腕の両側に一定範囲内
で旋回自在に支持する2軸式双眼鏡における焦点
調節機構に関する。
従来の技術 従来における2軸式双眼鏡の通常の焦点調節機
構は、第7図aに示したように、結合腕(図示せ
ず)に操作部材たる転輪1と螺合する駆動部材た
る駆動ねじ2を移動自在に配置し、駆動ねじ2の
一端に羽根3を固定して羽根3の両端には溝4
a,4bを設ける一方、鏡体(図示せず)内に嵌
合された対物レンズ枠もしくは接眼レンズ枠のい
ずれか一対(図示せず)の側面にピン(図示せ
ず)を植設するとともに、このピンの頭を前記鏡
体外へ露出させて前記溝4a,4b内に突入させ
て前記羽根3と前記レンズ枠とを連繋し、前記転
輪1を回転することにより前記駆動ねじ2を介し
て前記羽根3を移動するよう構成していた。
また、第7図bに示したように、焦点調節操作
を迅速化するため、リードを大きくした駆動ねじ
5を用いる一方、これに螺合する操作部材として
は螺形レバー6を用いた、いわゆるクイツクフオ
ーカスと称される機構も知られている。
考案が解決しようとする問題点 上述した従来例はいずれも駆動部材としてねじ
2,5を用いる一方、操作部材としてはこれらに
螺合する転輪1あるいは螺形レバー6を用いてい
る。したがつて、駆動部材と操作部材との螺合状
態が正確でないと、操作部材に回転ムラを生じた
り、回転トルクが重すぎたりあるいは軽すぎたり
するという欠点が生ずる。この欠点を解消するに
は精度の高い加工技術を必要とするが、このよう
な加工技術の高精度化は、安価な供給が要求され
るこの種技術分野においては極めて困難である。
また、第7図aに示した従来例においては、操作
の迅速性に欠けるという欠点もある。
本考案はこのような欠点を解消するために開発
されたもので、高度な加工精度を必要とせず、し
かも操作性に勝れた2軸式双眼鏡の焦点調節機構
を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 羽根が一端に固定される駆動部材は板状に形成
する一方、前記駆動部材を移動させるための操作
部材は結合腕に回動軸線が前記移動部材の移動方
向とは直角に伸びるよう回動自在に支持し、前記
駆動部材と前記操作部材の連繋は、これら両部材
に、前記操作部材の回動軸線と偏心した位置に相
対的に設けた一対の凹凸部材、例えば駆動部材に
設けた透孔と操作部材に設けた前記透孔内に突入
係合する突ピンとによつて行うよう構成し、前記
両部材間の連繋関係を簡単な構成で行うものであ
る。
作 用 操作部材を回動操作することにより、駆動部材
を所望方向に所望距離だけ移動させて、レンズ枠
に連繋された羽根を移動し、正確且つ迅速な焦点
調節動作を行うことが可能となる。
実施例 以下、本考案の好適な実施例を添付図面の第1
図から第6図に基づいて詳細に説明する。
第1図は操作部材たる操作レバーと駆動部材た
る駆動板との連繋状態を示す部分断面正面図、第
2図は操作レバーと駆動板を結合腕に支持した状
態を示す部分断面側面図、第3図は同状態の平面
図、第4図は同状態の底面図、第5図は操作レバ
ーの底面図、第6図は駆動板の平面図であり、第
1図、第2図及び第5図で明らかなように、操作
レバー10は、円盤状の基盤11を備え、この基
盤11には把持部12が固定されている。前記操
作レバー10の下面には、円盤状の第1段部13
が形成され、この第1段部13にはその周側にお
ける前記把持部12の直下に、回動止め14が水
平方向に突設されている。前記第1段部13に
は、これより小径な円盤状の第2段部15が形成
され、この第2段部15の底面には第5図で明ら
かなように、後記する板ばね31をねじ止めする
ための一対のねじ穴16a,16bが設けられて
いる。前記第2段部15には、前記各ねじ穴16
a,16bの間に位置して、さらに小径な円盤状
の第3段部17が形成され、この第3段部17の
底面には、各段部13,15,17の中心軸線か
ら偏心した位置に、凸部材たる突ピン18が突設
されている。
第1図、第2図及び第6図で明らかなように、
駆動板19はほぼ四角盤状に形成され、その一端
には羽根20が互いに直角に位置するよう一体的
に固定されている。また、特に第6図で明らかな
ように、前記駆動板19の上面における反羽根固
定端部には、小判状の凹部21が穿設され、この
凹部21の底面には、その一側から前記駆動板1
9の長手方向に伸びる対称軸線に向かう凹部材た
る透孔22が透設されている。前記羽根20の両
端には後記する羽根駒32を支持するための溝3
5a,35bが設けられている。
第2図乃至第4図に示したように、前記操作レ
バー10及び前記駆動板19を支持する結合腕2
3は、平面形状がほぼ四角状に形成され、その底
面一端部には羽根20が位置するための凹部24
が形成される一方、他端部には厚み方向に円形の
透孔25が透設されている。前記透孔25には縮
径段部26が形成されるとともに、凹部端方向の
上縁部には弧状の拡大部27が形成されている。
また、第3図で明らかなように、結合腕23には
両側に沿つて各2個のねじ孔28a,28b,2
8c,28dが透設されている。
そして、前記結合腕23の底面側には、凹部2
4に羽根20が位置するようにして、駆動板19
が一対の案内突部29a,29bに両側を挟まれ
た状態で配置されている。前記駆動板19は、第
4図に仮想線で示した一対の押さえ板30a,3
0bが対応する前記各ねじ孔28a,28b,2
8c,28dにねじ止めされることによつて、前
記結合腕23に支持される。また、前記結合腕2
3の透孔25には、上方から操作レバー10が挿
入され、その第1段部13が縮径段部26上に位
置する一方、回動止め14が拡大部27内に位置
する。さらに、第2段部15は前記縮径段部26
の内周面に嵌合し、第3段部17は凹部21内に
位置して突ピン18が透孔22内に突入係合す
る。したがつて、操作レバー10は拡大部27に
よつて規制される範囲内で、各段部13,15,
17の中心軸線を回動軸線として回動自在に結合
腕23に支持される。なお、この回動運動に適宜
な摩擦力を付与するため、第2段部15の底面に
は環状の板ばね31がねじ止めされている(第1
図及び第2図参照)。一方駆動板19は、その透
孔22に操作レバー10の回動軸線から偏心位置
した突ピン18が突入係合することにより、前記
操作レバー10の回動にともなう前記突ピン18
の円弧運動によつて、案内突部29a,29b及
び第3段部17に案内されつつ、その長手方向に
羽根20をともなつて移動するものである。
なお、第2図に示したように、羽根20の両端
には各溝35a,35bにそれぞれ羽根駒32が
支持されている(一方のみ図示)。そして、各羽
根駒32の下端は、押さえ板30a,30bと結
合腕23の各側部に形成した湾曲凹部において図
示していない軸体を介して旋回自在に支持された
鏡体33(一方のみ図示)内に摺動自在に嵌合さ
れた、対物レンズ枠34の係合穴(図示せず)に
突入している。したがつて、前述した羽根20の
移動により、前記対物レンズ枠34も同一方向に
移動し、鏡体33内における対物レンズの位置が
変化して焦点調節が行われるのである。
本実施例は以上のように構成したので、操作レ
バー10の把持部12を把持してこれを回動すれ
ば、その回動量及び方向に応じて駆動板19とと
もに羽根20を所望距離だけ所望方向に移動し、
焦点調節を行うことができる。
本実施例においては、駆動板19と羽根20と
を一体的に構成したので、従来のねじ状の駆動部
材と羽根との固定においては困難であつた両部材
の直角度保持を容易に行うことが可能である。こ
の一体的構成は合成樹脂による一体成型により、
容易かつ高精度に実現することができる。
なお、上述した実施例では、操作レバー10に
突ピン18を設け、駆動板19に透孔22を設け
たが、これを反対に設けてもよく、また、凹凸部
材は突ピン18と透孔22とに限定されない。さ
らに、駆動板19と羽根20とは必ずしも一体成
型する必要はない。
考案の効果 以上説明したところで明らかなように、本考案
によれば、駆動部材にはねじを設ける必要がない
ため、操作部材との連繋を凹凸部材という簡単な
構成によつて行うことができ、操作部材の動作に
常に一定のトルクを容易に与えることができるほ
か、操作性に勝れ、迅速且つ確実な焦点調節がで
きるという多くの実用上有益な効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例における操作レ
バーと駆動板との連繋状態を示す部分断面正面
図、第2図は同じく操作レバーと駆動板とを結合
腕に支持した状態を示す部分断面側面図、第3図
は同じく同状態の平面図、第4図は同じく同状態
の底面図、第5図は同じく操作レバーの底面図、
第6図は同じく駆動板の平面図、第7図a,bは
従来例の要部を示す斜視図である。 10……操作レバー、12……把持部、18…
…突ピン、19……駆動板、20……羽根、22
……透孔、23……結合腕、30a,30b……
押さえ板、31……板ばね、32……羽根駒、3
3……鏡体、34……対物レンズ枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学系を内蔵する左右一対の鏡体を、結合腕の
    両側に、それぞれ前記光学系の各光軸と平行な軸
    線を中心に一定範囲内で旋回しうるように支持す
    る一方、前記結合腕には前記光学系の光軸方向に
    移動自在に駆動部材を支持し、この駆動部材の一
    端には、前記各鏡体にそれぞれ摺動自在に嵌合し
    た一対の対物レンズ枠もしくは一対の接眼レンズ
    枠のいずれか一対に連繋した羽根を固定し、この
    羽根を操作部材により前記駆動部材を介して移動
    することによつて焦点調節を行う2軸式双眼鏡に
    おいて、前記駆動部材は板状に形成する一方、前
    記操作部材は結合腕に回動自在に支持し、前記駆
    動部材と前記操作部材とには、互いを連繋すべく
    前記操作部材の回動軸線と偏心した位置に一対の
    凹凸部材を相対的に設けたことを特徴とする2軸
    式双眼鏡における焦点調節機構。
JP19694784U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0224090Y2 (ja)

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