JPH02245009A - ブロック共重合体およびその組成物 - Google Patents

ブロック共重合体およびその組成物

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JPH02245009A
JPH02245009A JP6487789A JP6487789A JPH02245009A JP H02245009 A JPH02245009 A JP H02245009A JP 6487789 A JP6487789 A JP 6487789A JP 6487789 A JP6487789 A JP 6487789A JP H02245009 A JPH02245009 A JP H02245009A
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今井 高照
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、自動車内・外装品などに有用な樹脂組成物に
関し、さらに詳細には、特殊なブロック共重合体および
該ブロック共重合体とポリプロピレン樹脂とエチレン−
プロピレン共重合ゴムとからなる加工性、機械的強度の
改良された樹脂組成物に関する。
b、従来の技術 自動車の内・外装品として、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合ゴムからなる組成物は広く使用され
ている。
該組成物を安定で加工性および機械的特性などの優れた
組成物とするために、加熱溶融下で加硫により製造する
方法(例えば、特開昭53−149240、特開昭53
−149241、特開昭56−125442など)が用
いられている。
しかしながら、かかる加硫法のみによる製造方法では、
例えば、ポリプロピレン含量の多い領域では過酸化物の
存在下でポリプロピレンの分解が進行するため、物性を
維持するためには混練終了前に新たにポリプロピレン樹
脂を添加しなければならないとか、あるいはエチレン−
プロピレン含量の多い領域では加硫のコントロールが非
常に難しく、良好な加工性を得ることが困難であるとい
った問題点がある。
C0発明が解決しようとする問題点 本発明は、これらの従来技術の問題点を解決するために
なされた特定なブロック共重合体であり、それを用いる
ことによりポリプロピレン樹脂とエチレン−プロピレン
共重合ゴムとからなる樹脂組成物が、その広い組成比に
わたって優れた加工性、機械的強度を示し、多様化する
要求物性に幅広く対応できる組成物を提供することを目
的とする。
d1問題を解決するための手段 本発明者らは、鋭意検討の結果、特定なブロック共重合
体をポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピレン共重合
ゴム組成物に添加した後、動的加硫法により処理するこ
とにより、本発明の目的が達成されることを見い出し、
本発明に到達した。
すなわち本発明は、ジメチル−1,3−ブタジエン30
〜100重量%と、1,3−ブタジエンおよび/または
イソプレン70〜0重量%とを重合してなる重合体ブロ
ック20〜80重量%、およびブタジェンおよび/また
はイソプレンを重合してなる重合体ブロック80〜20
重量%とを有し、数平均分子量が10,000〜500
・、000であるブロック共重合体であって、該ブロッ
ク共重合体のオレフィン性不飽和結合の少なくとも70
%が水素添加されているブロック共重合体、並びに該水
素添加されたブロック共重合体をポリオレフィン樹脂と
オレフィン系共重合ゴムと混練してなる組成物を提供す
るものである。
本発明に使用されるブロック共重合体は、ジメチル−1
,3−ブタジエン100〜30重量%と、1.3−ブタ
ジエンおよび/またはイソプレン0〜70重量%とから
なる単量体とを重合した重合体ブロックを1つ以−にと
、イソプレンを例えば有機リチウムなどの開始剤を用い
、溶媒中でアニオンリビング重合することにより得られ
る]つ以」二の重合体ブロックとを有するブロック共重
合体を水素添加することにより得られる。
これらの水素添加される前のブロック共重合体は、多官
能のカップリング剤を用いることにより分岐状ブロック
共重合体を得ることもできるが、好ましくは直鎖のブロ
ック共重合体である。
使用される単量体は、ジメチル−1,3−ブタジエン1
00〜30重量%、1,3−ブタジエンおよび/または
イソプレン0〜70重量%からなる単量体とブタジェン
、イソプレンである。
ジメチル−1,3−ブタジエンとしては、1゜1−ジメ
チル−1,3−ブタジエン、1,2−ジメチル−1,3
−ブタジエン、1,3−ジメチル−1,3−ブタジエン
、1,4−ジメチル−1゜3−ブタジエン、2,2−ジ
メチル−1,3−ブタジエン、2,3−ジメチル−1,
3−ブタジエンなどが挙げられるが、最も好ましいのは
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエンである。
ジメチル−1,3−ブタジエン系重合体ブロックにおけ
るジメチル−1,3−ブタジエンと、1゜3−ブタジエ
ンおよび/またはイソプレンとの比率は、好ましくは5
0〜100150〜0、さらに好ましくは80〜100
/20〜0(重合%)である。また、1.3−ブタジエ
ンとイソプレンとでは]、3−ブタジエンの方が好まし
い。
ブタジェンおよび/またはイソプレン系重合体ブロック
(以下、ポリイソプレン系ブロックという)は、ブタジ
ェン、イソプレンのほか、他の単量体を少量共重合して
もよいが、ブタジェンおよび/またはイソプレンのみを
使用することが望ましく、さらに好ましくはイソプレン
のみの使用である。
重合溶媒は種々のものが使用できるが、ジメチル−1,
3−ブタジエン系重合体ブロック部のビニル構造を低く
おさえるために芳香族炭化水素が好ましく、特にベンゼ
ンあるいはトルエンを使用することが望ましい。
また、ブロック共重合体中の各ブロック部、すなわちジ
メチル−1,3−ブタジエン系重合体ブロック部とポリ
イソプレン系ブロック部の含有比率は20〜80/80
〜20(重量%)であり、好ましくは30〜70/70
〜30、さらに好ましくは35〜65/65〜35であ
り、特に好ましくは両ブロックがほぼ同じ分子量である
方がよい。両ブロック部の分子量が大きく異なるブロッ
ク共重合体では、それを水添したブロック共重合体をポ
リオレフィンなどの重合体混合物に添加した際、重合体
混合物中の両相の界面に移行せず、該水素ブロック共重
合体のみで別の分散相を形成する傾向を示すため、相溶
性改質剤としての性能に劣り好ましくない。
ブロック共重合体の製造においては、通常、有機リチウ
ム系の開始剤が使用できる。
有機リチウム開始剤としては、n−ブチルリチウム、5
ec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウムなと
が用いられる。
重合は、バッチ方式でも連続方式でもよいし、カップリ
ング剤を使用してもよい。分子量分布が狭く、構造の明
確なブロック体を得るには、バッチ方式でカップリング
剤を使用せず、単量体を逐次添加する方法でブロック共
重合体を得る方法が好ましい。
重合は、重合温度が通常0〜120℃で、重合時間は1
0分〜12時間で行なわれる。
このようにして重合されたブロック共重合体を水素添加
することにより、本発明の水添ブロック共重合体が得ら
れる。
本発明の水添ブロック共重合体中のオレフィン性不飽和
結合の水素添加率(水添率)は70%以上であり、好ま
しくは90%以上、さらに好ましくは95%以上である
。水添率が70%未満であると重合体の相溶化剤として
の性能が劣り、かつ耐候性なども悪化するので好ましく
ない。
水素添加反応は、前記のブロック共重合体を、例えば炭
化水素溶媒中に溶解し、20〜150℃、1〜100k
g/cJの加圧水素下にて水素化触媒の存在下で行なわ
れる。
水素化触媒としては、パラジウム、ルテニウム、ロジウ
ム、白金などの貴金属をシリカ、カーボン、ケイソウ土
などに担持した触媒、ロジウム、ルテニウム、白金など
の錯体触媒、コバルト、ニッケルなどの有機カルボン酸
塩と有機アルミニウム、有機リチウムからなる触媒、ジ
シクロペンタジェニルチタンジクロリド、ジシクロペン
タジェニルジフェニルチタン、ジシクロペンタジェニル
チタンジトリル、ジシクロペンタジェニルチタンジベン
ジルなどのチタン化合物とリチウム、アルミニウムまた
はマグネシウムよりなる有機金属化合物からなる水素化
触媒などが用いられる。
上記のようにして得られた本発明の水添ブロック共重合
体は、実質的にポリプロピレンが主体のブロック部とエ
ヂレンープロピレン共重合体ブロック部とを有するブロ
ック共重合体である。従って、ポリプロピレンとエチレ
ン−プロピレン共重合体からなる重合体混合物に本発明
の水添ブロック共重合体を添加し、加熱溶融混合するこ
とにより、水添ブロック共重合体は両型合体の相溶性改
質剤として極めて優れた効果を有し、該重合体混合物の
物性を飛躍的に向上させることができる。
上記使用目的のためには、水素添加前のプロワり共重合
体としては、■低ビニル構造、■狭い分子量分布が好ま
しい。
すなわち、各ブロック中のビニル結合金有量は30%以
下が好ましく、さらに好ましくは20%以下である。
また、各ブロックの数平均分子量は、好ましくは5.0
00以上、さらに好ましくは10.000以上、特に好
ましくは20,000〜200゜000である。5,0
00以上にすることにより、相溶性改質剤としての性能
が優れる。分子量分布は狭い方が望ましく、重量平均分
子i (Mw)と数平均分子i(Mn)の比Mw/Mn
は、好ましくは1.4以下、さらに好ましくは1.3以
下、特に好ましくは1.25以下である。
また、ブロック共重合体全体の数平均分子nは、10.
000〜500,000、好ましくは20゜000〜3
00,000、さらに好ましくは30゜000〜200
,000である。
また、水素添加率も重要な因子となってくる。
ポリプロピレンとオレフィン系共重合ゴムとのブレンド
の相溶化剤として使用する場合、ブロック共重合体の水
添率は高いものほど好ましく、95%以」二の水素添加
が最も好ましい。このような高い水添率下では、ジメチ
ル−1,3−ブタジエン部がhead−to−tai 
l構造のポリプロピレン連鎖となるため、ポリプロピレ
ンとの相溶性が高く、ごく少量の添加で最大の効果を期
待できる。水素添加率が95%未満の場合には、添加量
を増加させることが望ましい。
前述のとおり、本発明の水素添加されたブロック共重合
体は、ポリプロピレンなどのポリオレフィンとオレフィ
ン系共重合ゴムとの混合物に添加することにより両者の
相溶性を極めて向上させ、各種の物性の優れた組成物が
得られる。
該組成物に使用されるポリオレフィンとしては、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどが挙げられるが、好ましい
のはポリプロピレンである。ポリプロピレン樹脂は特に
限定されないが、一般にチーグラー・ナツタ触媒と呼ば
れている触媒を用い、プロピレンを単独重合することに
よって得られるプロピレン単独重合体、またはプロピレ
ンと少量のエチレンもしくはプロピレンと炭素数4ない
し12のα−オレフィンとを共重合して得られるプロピ
レンとエチレンもしくはα−オレフィンとの共重合体が
用いられる。
上記ポリプロピレン樹脂が共重合体である場合は、該共
重合体中のエチレンもしくはα−オレフィンの共重合体
の割合は、通常3〜25重量%であり、ランダムまたは
ブロック共重合体のいずれであってもよい。
また、ポリプロピレン樹脂のメルトフローレートは、好
ましくは0.3〜100g/10分(230℃)、さら
に好ましくは1〜70 g / 10分(230℃)で
ある。
また、これらのポリプロピレン樹脂は単独または2種以
上を併用してもよいし、他のオレフィン系重合体、例え
ば、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンなどを物
性を損なわない程度、好ましくはポリプロピレン樹脂の
30重量%以下程度で添加、混合してもかまわない。
オレフィン系共重合ゴムとしては、エチレン−プロピレ
ンコポリマー(EPM)、エチレン−プロピン−非共役
ジエンコポリマー(EPDM)、エチレン−ブタジエン
コポリマーのようなオレフィンを主成分とする無定形ラ
ンダムな弾性共重合体である。これらのうちでは、EP
MSEPDMが好ましい。
共重合体ゴムのムーニー粘度は特に制限しないが、10
ないし120の範囲のものが好ましい。
オレフィン系共重合ゴムは、単独あるいは種類の異なる
ものを混合して用いてもよいし、他の弾性重合体、例え
ば、BR,5BRSNBRなどを物性を損なわない程度
、好ましくはオレフィン系共重合ゴムの40重量%以下
程度で添加混合してもかまわない。
本発明の樹脂組成物中のポリプロピレン樹脂とオレフィ
ン系共重合ゴムの構成比は、通常、ポリプロピレン樹脂
10〜90重量%、オレフィン系共重合ゴム90〜10
重量%である。本発明の水添ブロック共重合体を添加し
た場合には、水添ブ1.2 0ツク共重合体が相溶化剤として働くため、広い構成比
範囲で安定な相構造を与えるが、好ましくはポリプロピ
レン樹脂20〜80重量%、オレフィン系共重合ゴム8
0〜20重量%の範囲内であることが望ましい。
また、水素添加されたブロック共重合体の使用量は、ポ
リオレフィンとオレフィン系共重合ゴムとの合計量10
0重量部に対し、0.5〜40重量部、好ましくは1〜
30重量部、さらに好まし7くは1.5〜20重量部で
ある。
特に水添率が95%以上のブロック共重合体の場合には
、その使用量は、ジメチル−1,3−ブタジエン量が1
00〜90重量%含有されたブロック共重合体では0.
5〜6重量部、90〜60重量%含有ブロック共重合体
で5〜15重量部、60〜30重量%含有ブロック共重
合体では15〜30重量部が好ましい。
上記樹脂組成物は、」二記各成分をブラベンダーミキサ
ー、押出器、あるいは熱ロールなどで混練することによ
って製造することができる。これらの混練においては、
架橋剤および必要に応じて架橋助剤の存在下に加熱混練
しながら架橋することが好ましい。
組成物の各成分は同時に混練してよいが、オレフィン系
共重合ゴムと水素添加されたブロック共重合体をまず混
練し、次いでポリオレフィンを加え混練することもでき
る。
また、オイル、可塑剤、酸化防止剤、顔料、無機物充填
剤などの添加剤を適宜ブレンドして使用してもよいし、
物性を損なわない程度で他の重合体、例えば、ポリブタ
ジェンゴム、二l・リルゴム、アクリルゴムなどのゴム
質重合体、あるいはポリスチレン、ABS樹脂、AES
樹脂などの樹脂重合体などを添加して使用することがで
きる。これらの他の重合体添加割合は、本発明の樹脂組
成物100重量部に対して20重量%以下であることが
望ましい。
混練時に添加する架橋剤としては、硫黄および硫黄化合
物やアブ化合物なども使用できるが、有機過酸化物が特
に好ましい。有機過酸化物とじては、その1分間半減期
温度が180℃前後の高温分解型のものが好ましく、2
,5−ジメチル−25−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘ
キサン、1.。
3−ビス−(t−ブチルパーオキシ−イソプロピル)−
ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)−ヘキシン−3、ジ−t−ブチルパーオキ
サイドなどは好ましいものの例である。
使用する有機過酸化物の量は、通常、樹脂組成物100
重量部あたり、好ましくは0.001〜1.5重量部で
あるが、さらに好ましくは0.002〜1.0重量部、
特に好ましくは0.005〜0.8重量部である。有機
過酸化物の量が1゜5重量部を超えて使用すると、ゴム
部のゲル化が著しく進行し、加工性の悪化や外観不良な
どが起こる。
また架橋助剤としては、ラジカル重合性の多官能単量体
が好ましく、ジビニルベンゼン、ビスマレイミドなどは
好ましいものの例である。
架橋助剤の使用量は、通常、混合する樹脂組成物100
重量部あたり、好ましくは0.001〜10重量部であ
るが、さらに好ましくは0.005〜7重量部、特に好
ましくは0.01〜5重量部程度使用することが望まし
い。10重量部を超えて使用すると加工性が悪化するの
で好ましくない。
本発明の水添ブロック共重合体を添加したポリオレフィ
ンとオレフィン系共重合ゴムとの樹脂組成物では、水添
ブロック共重合体が相溶化剤として作用し、安定な相構
造を形成しているので、有機過酸化物、架橋助剤の使用
量は通常のポリオレフィンなどの加硫で用いられる量よ
りも少量で十分である。
混練温度は、組成物の構成にもよるが、180〜250
℃の範囲に入る。混練時間は、通常5〜20分であるが
、ブラベンダーミキサー、熱ロールを使用する場合には
、組成物が完全に溶融したのを確認後、10分以上混練
することが望ましい。
以下に本発明をさらに詳細に説明するために実施例を示
す。
実施例]、〜6、比較例1.2 水添ブロック共重合体(資料陽、1)の製造撹拌機、触
媒注入装置、モノマー注入装置、停止剤注入装置を持っ
た2ρオートクレーブに、精製、脱水したベンゼン80
0 cnt、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン1
00gを高純度窒素気流下、移送した後、t−ブチルリ
チウム0.2gを加えて、重合温度30℃で12時間重
合を行なった。転化率がほぼ100%となっていること
を確認した後、精製、脱水したイソプレン100gをモ
ノマー注入装置より、高純度窒素気流下で圧送し、第2
段目の重合を12時間行なった。転化率がほぼ100%
となった後、精製、脱水したメタノール4cntを停止
剤注入装置より、高純度窒素気流下で添加し、反応を停
止した。重合溶液を大量のメタノール中に投じ重合物を
沈殿回収し、室温下、真空乾燥機中で72時間乾燥して
重合体を得た。
得られた〔2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン〕−
イソプレンブロック共重合体は、GPC分析による数平
均分子量は80,000、M w /Mnは1.2であ
った。
このブロック共重合体40gと精製、脱水したシクロヘ
キサン2000gを31オートクレーブに高純度窒素気
流下で仕込み、あらかじめ別容器で調製したナフテン酸
ニッケル:n−ブチルリチウム:テトラヒドロフラン−
1:8:20(モル比)の触媒液をオレフィン部分20
00モルに対し、ニッケルとして1モルになるように仕
込んだ。
その後、反応系内に水素を導入し、70°Cで水素添加
反応を行なった。水素の吸収消費団より水添率をコント
ロールした後、窒素で系内の水素を置換し、老化防止剤
として2,6−シーtert−ブチルクレゾールをI 
P HR添加した。脱触、凝固を行なった後、乾燥して
水添ブロック共重合体を得た。
得られた水添ブロック共重合体の水添率は93%であっ
た(試料No、 1 )。
以下同様の方法により、種々の水添ブロック共重合体(
試料No、 2〜8)を合成した。その結果を1に示す
実施例7〜12、比較例3〜6 表−1に示した水添ブロック共重合体(試料No。
1〜8)を用いて、下記ポリプロピレン樹脂およびエチ
レン−プロピレン共重合ゴムとを加熱溶融混合を行ない
、物性を評価した。
(1)ポリプロピレン樹脂; 三菱油化社製ポリプロピレン、商品名EX−6(MFR
230℃−1,8) (2)  エヂレンープロピレン共重合ゴム;日本合成
ゴム社製EPDM、商品名EP−57P(ムーニー粘度
100℃=88、ヨウ素価i5.O) 混合は消費量のポリプロピレン樹脂、エチレン−プロピ
レン共重合ゴム、水添ブロック共重合体を11の加圧ニ
ーダ−に仕込み、200℃で10分間混練後、所定量の
過酸化物、架橋助剤を添加し、さらに同じ温度で10分
間混練した。得られた樹脂塊をロール通しし、シート状
に成形したものをプレス成形して、−辺10cmの正方
形の板とし、ダンベルカッターで切りぬいて力学物性測
定用試験片とした。
これらの配合比および力学物性測定結果を表=2に示す
配合の際、使用した過酸化物としては、化薬ヌーリイ社
製のカヤヘキサADを使用し、架橋助剤としては、ビス
マレイミドを使用した。
以下余白 表−2から、本発明のブロック共重合体を相溶化剤とし
て用いた組成物は、機械的強度に優れた材料であること
がわかる。
比較例として示した本発明以外のブロック共重合体を用
いた場合、およびブロック共重合体を全く使用しない場
合は機械的強度が劣っており、好まし5い工業材料とは
いえない。
[発明の効果] 本発明のブロック共重合体を用いた熱可塑性エラストマ
ー組成物は、機械的強度に優れた材料であり、工業的に
は高品質の要求される自動車の内・外装部材、および電
気・電子利料関連の各種パーツなどの成形品を提供する
ものであり、産業」二の利用価値は極めて大きい。
特許出願人  日本合成ゴム株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ジメチル−1,3−ブタジエン30〜100重量
    %と、1,3−ブタジエンおよび/またはイソプレン7
    0〜0重量%とを重合してなる重合体ブロック20〜8
    0重量%、およびブタジエンおよび/またはイソプレン
    を重合してなる重合体ブロック80〜20重量%とを有
    し、数平均分子量が10,000〜500,000であ
    るブロック共重合体であって、該ブロック共重合体のオ
    レフィン性不飽和結合の少なくとも70%が水素添加さ
    れているブロック共重合体。
  2. (2)ポリオレフィン樹脂10〜90重量%とオレフィ
    ン系共重合ゴム90〜10重量%との合計量100重量
    部、および請求項(1)の水素添加されたブロック共重
    合体0.5〜40重量部を、架橋剤の存在下に混練して
    なる組成物。
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