JPH0224548B2 - - Google Patents
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- JPH0224548B2 JPH0224548B2 JP58114198A JP11419883A JPH0224548B2 JP H0224548 B2 JPH0224548 B2 JP H0224548B2 JP 58114198 A JP58114198 A JP 58114198A JP 11419883 A JP11419883 A JP 11419883A JP H0224548 B2 JPH0224548 B2 JP H0224548B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner core
- guide wire
- main body
- distal end
- distal
- Prior art date
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- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はカテーテルを案内可能とするカテーテ
ル用ガイドワイヤに関する。
ル用ガイドワイヤに関する。
第1図、第2図は従来例に係るカテーテル用ガ
イドワイヤ1を示す断面図である。ガイドワイヤ
1は、本体側内芯部2Aと先端側内芯部2Bとを
一体化して内芯2を形成し、内芯2の全長を第2
図に示すように合成樹脂コーテイング部3によつ
て包まれたスプリング4によつて被覆している。
ここで、内芯2はステンレス線、ピアノ線等の弾
性金属体によつて形成されている。なお、第1図
に示すように内芯2の両端には、スプリング4を
保持するとともに、血管内を進行するガイドワイ
ヤ1の先端位置をX線によつて検出可能とする膨
出部2Cを備えている。
イドワイヤ1を示す断面図である。ガイドワイヤ
1は、本体側内芯部2Aと先端側内芯部2Bとを
一体化して内芯2を形成し、内芯2の全長を第2
図に示すように合成樹脂コーテイング部3によつ
て包まれたスプリング4によつて被覆している。
ここで、内芯2はステンレス線、ピアノ線等の弾
性金属体によつて形成されている。なお、第1図
に示すように内芯2の両端には、スプリング4を
保持するとともに、血管内を進行するガイドワイ
ヤ1の先端位置をX線によつて検出可能とする膨
出部2Cを備えている。
上記ガイドワイヤ1は、本体側内芯部2Aの例
えば断面積を比較的大とし、先端側内芯部2Bの
例えば断面積を比較的小とすることによつて、本
体側内芯部2Aを有してなる本体部1Aを比較的
剛性の高いものとし、先端側内芯部2Bを有して
なる先端部1Bを比較的柔軟なものとしている。
したがつて、上記ガイドワイヤ1によれば、(1)カ
テーテルの血管目的部位への導入を容易とすべ
く、カテーテルの先端部に形成されている各種形
状の屈曲部を、ガイドワイヤ1の比較的剛性の高
い本体部1Aの挿入下で真直状として、血管内を
円滑に進行し、(2)ガイドワイヤ1の先端部1Bを
カテーテルの先端部より先行させて血管内を進行
させることにより、カテーテルの先端部による血
管内壁の損傷防止を図つている。
えば断面積を比較的大とし、先端側内芯部2Bの
例えば断面積を比較的小とすることによつて、本
体側内芯部2Aを有してなる本体部1Aを比較的
剛性の高いものとし、先端側内芯部2Bを有して
なる先端部1Bを比較的柔軟なものとしている。
したがつて、上記ガイドワイヤ1によれば、(1)カ
テーテルの血管目的部位への導入を容易とすべ
く、カテーテルの先端部に形成されている各種形
状の屈曲部を、ガイドワイヤ1の比較的剛性の高
い本体部1Aの挿入下で真直状として、血管内を
円滑に進行し、(2)ガイドワイヤ1の先端部1Bを
カテーテルの先端部より先行させて血管内を進行
させることにより、カテーテルの先端部による血
管内壁の損傷防止を図つている。
この時、従来のガイドワイヤ1の手元操作され
る本体部はその本体側内芯部2Aを前述の如くの
一般弾性金属体により形成されている。このた
め、手元操作で本体部が座屈或いはねじり変形し
易く、その座屈或いはねじり変形後の復元性も乏
しく、円滑な導入操作に困難を伴う。
る本体部はその本体側内芯部2Aを前述の如くの
一般弾性金属体により形成されている。このた
め、手元操作で本体部が座屈或いはねじり変形し
易く、その座屈或いはねじり変形後の復元性も乏
しく、円滑な導入操作に困難を伴う。
又、従来のガイドワイヤ1の血管等の所定部位
に導入、留置される先端部もその先端側内芯部2
Bを前述の如くの一般弾性金属体により形成され
ている。このため、蛇行血管等を傷付けることな
く形状順応して血管等の所定部位に挿入できる十
分な柔軟性及び変形に対する復元性を先端部に確
保するのに困難がある。又、血管等の所定部位に
留置するのに必要な適度な反発弾性を先端部に確
保するのにも困難がある。
に導入、留置される先端部もその先端側内芯部2
Bを前述の如くの一般弾性金属体により形成され
ている。このため、蛇行血管等を傷付けることな
く形状順応して血管等の所定部位に挿入できる十
分な柔軟性及び変形に対する復元性を先端部に確
保するのに困難がある。又、血管等の所定部位に
留置するのに必要な適度な反発弾性を先端部に確
保するのにも困難がある。
本発明は、下記(A)、(B)を目的とする。
(A) 本体部が手元操作で座屈或いはねじり変形し
にくく、万一座屈或いはねじり変形しても容易
に復元し、導入操作を円滑化できるガイドワイ
ヤを提供すること。
にくく、万一座屈或いはねじり変形しても容易
に復元し、導入操作を円滑化できるガイドワイ
ヤを提供すること。
(B) 先端部が蛇行血管等を傷付けることなく形状
順応して血管等の所定部位に挿入できるように
十分な柔軟性及び変形に対する復元性を備え、
かつ血管等の所定部位に留置するのに必要な適
度な反発弾性を備えたガイドワイヤを提供する
こと。
順応して血管等の所定部位に挿入できるように
十分な柔軟性及び変形に対する復元性を備え、
かつ血管等の所定部位に留置するのに必要な適
度な反発弾性を備えたガイドワイヤを提供する
こと。
本発明は、本体側内芯部と先端側内芯部とによ
つて内芯を形成するとともに、該内芯の略全体を
被覆部によつて被覆してなるカテーテル用ガイド
ワイヤにおいて、本体側内芯部と先端側内芯部の
少なくともいずれかを超弾性金属体によつて形成
するとともに、被覆部の外径を長手方向に同一と
するようにしたものである。
つて内芯を形成するとともに、該内芯の略全体を
被覆部によつて被覆してなるカテーテル用ガイド
ワイヤにおいて、本体側内芯部と先端側内芯部の
少なくともいずれかを超弾性金属体によつて形成
するとともに、被覆部の外径を長手方向に同一と
するようにしたものである。
本発明によれば、内芯の略全体を被覆する被覆
部の外径を長手方向に同一としたガイドワイヤで
あつて、「本体側内芯部と先端側内芯部の少なく
ともいずれかを超弾性金属体によつて形成したこ
と」により、下記、の作用効果がある。
部の外径を長手方向に同一としたガイドワイヤで
あつて、「本体側内芯部と先端側内芯部の少なく
ともいずれかを超弾性金属体によつて形成したこ
と」により、下記、の作用効果がある。
本体側内芯部を超弾性金属体によつて形成す
る場合には、本体部に座屈強度が比較的大きな
弾性歪特性を備えることができる。このこと
は、本発明の上述した(A)の目的を達成できるこ
とを意味する。
る場合には、本体部に座屈強度が比較的大きな
弾性歪特性を備えることができる。このこと
は、本発明の上述した(A)の目的を達成できるこ
とを意味する。
先端側内芯部を超弾性金属体によつて形成す
る場合には、先端部に一定応力のもとで比較的
大きく変位し、かつ復元可能な弾性歪特性を備
えることができる。このことは、本発明の上述
した(B)の目的を達成できることを意味する。
る場合には、先端部に一定応力のもとで比較的
大きく変位し、かつ復元可能な弾性歪特性を備
えることができる。このことは、本発明の上述
した(B)の目的を達成できることを意味する。
第3図は本発明の一実施例に係るカテーテル用
ガイドワイヤ10を示す断面図、第4図A〜Dは
第3図のA〜A線〜D−D線に沿う断面
図である。
ガイドワイヤ10を示す断面図、第4図A〜Dは
第3図のA〜A線〜D−D線に沿う断面
図である。
ガイドワイヤ10は、本体側内芯部11Aと先
端側内芯部11Bとからなる内芯11を有してお
り、内芯11は、被覆部12により被覆され、本
体部10Aと先端部10Bとを形成している。
端側内芯部11Bとからなる内芯11を有してお
り、内芯11は、被覆部12により被覆され、本
体部10Aと先端部10Bとを形成している。
上記内芯11の少なくとも先端側内芯部11B
は超弾性金属体によつて形成されており、具体的
に説明すると、内芯11は円形状断面の本体側内
芯部11Aと板状断面の先端側内芯部11Bとを
テーパ部11Cを介して一体化してなり、その全
体を49〜58原子%NiのTiNi合金、38.5〜41.5重
量%ZnのCu−Zn合金、数重量%XのCu−Zn−
X合金(X=Be,Si,Sn,Al,Ga)、36〜38原
子%AlのNi−Al合金等の超弾性(擬弾性)金属
体によつて形成している。
は超弾性金属体によつて形成されており、具体的
に説明すると、内芯11は円形状断面の本体側内
芯部11Aと板状断面の先端側内芯部11Bとを
テーパ部11Cを介して一体化してなり、その全
体を49〜58原子%NiのTiNi合金、38.5〜41.5重
量%ZnのCu−Zn合金、数重量%XのCu−Zn−
X合金(X=Be,Si,Sn,Al,Ga)、36〜38原
子%AlのNi−Al合金等の超弾性(擬弾性)金属
体によつて形成している。
さらに、ガイドワイヤ10は、本体側内芯部1
1Aの断面積を比較的大とし、先端側内芯部11
Bの断面積を比較的小とすることによつて、本体
側内芯部11Aを有してなる本体部10Aを比較
的剛性の高いものとし、先端側内芯部11Bを有
してなる先端部10Bを比較的柔軟なものとして
いる。ここで、テーパ部11Cは、本体側内芯部
11Aと先端側内芯部11Bとの接続部における
剛性の変化をゆるやかなものとし、その接続部に
おけるガイドワイヤ10の折れ曲がりの発生を防
止可能としている。また、先端側内芯部11Bの
最先端部は膨出部11Dが一体化され、血管内を
進行するガイドワイヤ10の先端位置をX線によ
つて確実に検出可能としている。なお、先端側内
芯部11Bの断面形状は板状に限らず、円形状、
三角形状、多角形状等であつても良いが、板状と
する場合には、同一断面積条件下で屈曲時におけ
る表裏各面の伸縮長の差が最小となり、先端部1
0Bのより柔軟な変形を可能とする。
1Aの断面積を比較的大とし、先端側内芯部11
Bの断面積を比較的小とすることによつて、本体
側内芯部11Aを有してなる本体部10Aを比較
的剛性の高いものとし、先端側内芯部11Bを有
してなる先端部10Bを比較的柔軟なものとして
いる。ここで、テーパ部11Cは、本体側内芯部
11Aと先端側内芯部11Bとの接続部における
剛性の変化をゆるやかなものとし、その接続部に
おけるガイドワイヤ10の折れ曲がりの発生を防
止可能としている。また、先端側内芯部11Bの
最先端部は膨出部11Dが一体化され、血管内を
進行するガイドワイヤ10の先端位置をX線によ
つて確実に検出可能としている。なお、先端側内
芯部11Bの断面形状は板状に限らず、円形状、
三角形状、多角形状等であつても良いが、板状と
する場合には、同一断面積条件下で屈曲時におけ
る表裏各面の伸縮長の差が最小となり、先端部1
0Bのより柔軟な変形を可能とする。
上記被覆部12は、ポリエチレン、シリコン、
ナイロン、ウレタン、テフロン等の合成樹脂製か
らなり、長手方向に凹凸を生ずることのない同一
外径を形成している。被覆部12は、ガイドワイ
ヤ10の反先端側すなわち基端部において、内芯
11と接着されている。例えば被覆部12を中空
管で形成したときは、上記基端部を除く略全長に
わたつて、内芯11と接着されず、ガイドワイヤ
10の屈曲時に内芯11との接着によつて拘束さ
れることなく、内芯11に対して自由に相対移動
し、とくにガイドワイヤ10の先端部10Bの柔
軟な変形を可能としている。
ナイロン、ウレタン、テフロン等の合成樹脂製か
らなり、長手方向に凹凸を生ずることのない同一
外径を形成している。被覆部12は、ガイドワイ
ヤ10の反先端側すなわち基端部において、内芯
11と接着されている。例えば被覆部12を中空
管で形成したときは、上記基端部を除く略全長に
わたつて、内芯11と接着されず、ガイドワイヤ
10の屈曲時に内芯11との接着によつて拘束さ
れることなく、内芯11に対して自由に相対移動
し、とくにガイドワイヤ10の先端部10Bの柔
軟な変形を可能としている。
なお、本発明における被覆部は、第4図A〜D
に相当する第5図A〜Dに被覆部12Aとして示
すように、ポリエチレン、シリコン、ナイロン、
ウレタン等の重合物を内芯11の表面にコーテイ
ングされてなるものであつても良い。この場合に
も、好ましくは被覆部12Aは少なくとも先端側
内芯部11Bとは接着されず、ガイドワイヤ10
の先端部10Bのより柔軟な変形を可能とするの
が良いが、本発明のガイドワイヤは、内芯と被覆
部の接着形態は特に限定されず、ガイドワイヤの
一端もしくは両端、あるいは全体が接着されてい
てもよい。
に相当する第5図A〜Dに被覆部12Aとして示
すように、ポリエチレン、シリコン、ナイロン、
ウレタン等の重合物を内芯11の表面にコーテイ
ングされてなるものであつても良い。この場合に
も、好ましくは被覆部12Aは少なくとも先端側
内芯部11Bとは接着されず、ガイドワイヤ10
の先端部10Bのより柔軟な変形を可能とするの
が良いが、本発明のガイドワイヤは、内芯と被覆
部の接着形態は特に限定されず、ガイドワイヤの
一端もしくは両端、あるいは全体が接着されてい
てもよい。
第6図は、超弾性金属の応力−ひずみ特性を実
線によつて示し、一般的弾性金属の応力−ひずみ
特性を破線によつて示す線図である。すなわち、
超弾性金属は、(1)回復可能な弾性ひずみが大き
く、数%〜+数%にも達し、(2)ひずみが増加して
も荷重の大きさが変わらないという特性を有して
いる。したがつて、上記ガイドワイヤ10は、そ
の本体側内芯部11Aを超弾性金属体によつて形
成していることから、本体部10Aに座屈強度が
比較的大なる弾性ひずみ特性を備えることとな
る。また、上記ガイドワイヤ10はその先端側内
芯部11Bを超弾性金属体によつて形成している
ことから、先端部10Bに一定応力の下で比較的
大きく変化し、かつ復元可能な弾性ひずみ特性を
備えることとなる。
線によつて示し、一般的弾性金属の応力−ひずみ
特性を破線によつて示す線図である。すなわち、
超弾性金属は、(1)回復可能な弾性ひずみが大き
く、数%〜+数%にも達し、(2)ひずみが増加して
も荷重の大きさが変わらないという特性を有して
いる。したがつて、上記ガイドワイヤ10は、そ
の本体側内芯部11Aを超弾性金属体によつて形
成していることから、本体部10Aに座屈強度が
比較的大なる弾性ひずみ特性を備えることとな
る。また、上記ガイドワイヤ10はその先端側内
芯部11Bを超弾性金属体によつて形成している
ことから、先端部10Bに一定応力の下で比較的
大きく変化し、かつ復元可能な弾性ひずみ特性を
備えることとなる。
次に、上記実施例の作用について説明する。
ガイドワイヤ10は、カテーテルの先端部に形
成されている各種形状の屈曲部を、その比較的剛
性の高い本体部10Aの挿入下で真直状として、
カテーテルの血管内における進行を円滑に行なう
ことを可能とする。また、ガイドワイヤ10はそ
の先端部10Bを、カテーテルの先端部より先行
させて、血管内を進行させることにより、カテー
テルの先端による血管内壁の損傷を防止可能とす
る。
成されている各種形状の屈曲部を、その比較的剛
性の高い本体部10Aの挿入下で真直状として、
カテーテルの血管内における進行を円滑に行なう
ことを可能とする。また、ガイドワイヤ10はそ
の先端部10Bを、カテーテルの先端部より先行
させて、血管内を進行させることにより、カテー
テルの先端による血管内壁の損傷を防止可能とす
る。
ここで、上記ガイドワイヤ10は、その本体部
10Aに座屈強度が比較的大なる弾性ひずみ特性
を備えている。したがつて、ガイドワイヤ10を
カテーテル、血管内へ挿入する際に、本体部10
Aが手元操作で座屈或いはねじり変形しにくく、
万一座屈或いはねじり変形しても容易に復元し、
導入操作を円滑化できる。
10Aに座屈強度が比較的大なる弾性ひずみ特性
を備えている。したがつて、ガイドワイヤ10を
カテーテル、血管内へ挿入する際に、本体部10
Aが手元操作で座屈或いはねじり変形しにくく、
万一座屈或いはねじり変形しても容易に復元し、
導入操作を円滑化できる。
また、上記ガイドワイヤ10は、先端側内芯部
11Bを超弾性金属体により形成したので先端部
10Bに一定応力の下で比較的大きく変位し、か
つ復元可能な弾性ひずみ特性を備えている。した
がつて、先端部10Bが蛇行血管等を傷付けるこ
となく形状順応して血管等の所定部位に挿入でき
るように十分な柔軟性および変形に対する復元性
を備え、かつ血管等の所定部位に留意するのに必
要な適度な反発弾性を備える。
11Bを超弾性金属体により形成したので先端部
10Bに一定応力の下で比較的大きく変位し、か
つ復元可能な弾性ひずみ特性を備えている。した
がつて、先端部10Bが蛇行血管等を傷付けるこ
となく形状順応して血管等の所定部位に挿入でき
るように十分な柔軟性および変形に対する復元性
を備え、かつ血管等の所定部位に留意するのに必
要な適度な反発弾性を備える。
また、上記ガイドワイヤ10において、被覆部
12を合成樹脂のコーテイングによつて形成する
ものとすれば、被覆部12の一部に剥離を生じた
り、被覆部12の表面内に血栓等の異物の挾着を
生ずることがない。したがつて、上記の合成樹脂
をコーテイングしたガイドワイヤ10によれば、
血管閉塞等の血流障害をひき起すことなく、高い
安全性を確保することが可能となる。
12を合成樹脂のコーテイングによつて形成する
ものとすれば、被覆部12の一部に剥離を生じた
り、被覆部12の表面内に血栓等の異物の挾着を
生ずることがない。したがつて、上記の合成樹脂
をコーテイングしたガイドワイヤ10によれば、
血管閉塞等の血流障害をひき起すことなく、高い
安全性を確保することが可能となる。
なお、上記ガイドワイヤ10の好ましい態様に
おいては、被覆部12が、その基端部を除く略全
長にわたつて、内芯11と接着されず、したがつ
て、前述のように、ガイドワイヤ10の屈曲時に
内芯11との接着によつて拘束されることなく、
内芯11に対して自由に相対移動し、とくにガイ
ドワイヤ10の先端部10Bの柔軟性を向上させ
ることが可能となる。また、上記ガイドワイヤ1
0が、中空管からなる被覆部12を有する場合に
は、ガイドワイヤ10の屈曲時における被覆部1
2の変形能を良好とし、とくにガイドワイヤ10
の先端部10Bの柔軟性を向上させることが可能
となる。
おいては、被覆部12が、その基端部を除く略全
長にわたつて、内芯11と接着されず、したがつ
て、前述のように、ガイドワイヤ10の屈曲時に
内芯11との接着によつて拘束されることなく、
内芯11に対して自由に相対移動し、とくにガイ
ドワイヤ10の先端部10Bの柔軟性を向上させ
ることが可能となる。また、上記ガイドワイヤ1
0が、中空管からなる被覆部12を有する場合に
は、ガイドワイヤ10の屈曲時における被覆部1
2の変形能を良好とし、とくにガイドワイヤ10
の先端部10Bの柔軟性を向上させることが可能
となる。
第7図は、上記ガイドワイヤ10の変形例に係
るカテーテル用ガイドワイヤ20を示す断面図で
ある。このガイドワイヤ20は、内芯21と被覆
部22とからなつている。このガイドワイヤ20
が前記ガイドワイヤ10と異なる点は、内芯21
を形成する本体側内芯部21Aと先端側内芯部2
1Bが、長手方向における断面積、断面形状を相
互に同一としている点にある。したがつて、この
ガイドワイヤ20にあつては、例えば本体側内芯
部21Aと先端側内芯部21Bとに加える熱処理
条件の変更等により、その先端側と本体側の機械
的性質を相互に異ならしめ、比較的剛性の高い本
体部と比較的柔軟な先端部を得ることが可能とな
る。
るカテーテル用ガイドワイヤ20を示す断面図で
ある。このガイドワイヤ20は、内芯21と被覆
部22とからなつている。このガイドワイヤ20
が前記ガイドワイヤ10と異なる点は、内芯21
を形成する本体側内芯部21Aと先端側内芯部2
1Bが、長手方向における断面積、断面形状を相
互に同一としている点にある。したがつて、この
ガイドワイヤ20にあつては、例えば本体側内芯
部21Aと先端側内芯部21Bとに加える熱処理
条件の変更等により、その先端側と本体側の機械
的性質を相互に異ならしめ、比較的剛性の高い本
体部と比較的柔軟な先端部を得ることが可能とな
る。
なお、上記各実施例は内芯11,12の全体を
超弾性金属体によつて形成する場合について説明
した。しかしながら、本発明においては、超弾性
金属体からなる先端側内芯部を、他の一般的弾性
金属体からなる本体側内芯部に圧入、かしめ等に
よつて一体化するものであつても良い。また、超
弾性金属体からなる本体側内芯部を、他の一般的
弾性金属体からなる先端側内芯部に圧入、かしめ
等によつて一体化するものであつても良い。
超弾性金属体によつて形成する場合について説明
した。しかしながら、本発明においては、超弾性
金属体からなる先端側内芯部を、他の一般的弾性
金属体からなる本体側内芯部に圧入、かしめ等に
よつて一体化するものであつても良い。また、超
弾性金属体からなる本体側内芯部を、他の一般的
弾性金属体からなる先端側内芯部に圧入、かしめ
等によつて一体化するものであつても良い。
また、本発明の実施にあつては、被覆部とし
て、合成樹脂体に限らず、コイル状体を採用する
ものであつても良い。
て、合成樹脂体に限らず、コイル状体を採用する
ものであつても良い。
以上のように本発明によれば、本体部が手元操
作で座屈或いはねじり変形しにくく、万一座屈或
いはねじり変形しても容易に復元し、導入操作を
円滑化できるガイドワイヤを得ることができる。
作で座屈或いはねじり変形しにくく、万一座屈或
いはねじり変形しても容易に復元し、導入操作を
円滑化できるガイドワイヤを得ることができる。
また、本発明によれば、先端部が蛇行血管等を
傷付けることなく形状順応して血管等の所定部位
に挿入できるように十分な柔軟性及び変形に対す
る復元性を備え、かつ血管等の所定部位に留置す
るのに必要な適度な反発弾性を備えたガイドワイ
ヤを得ることができる。
傷付けることなく形状順応して血管等の所定部位
に挿入できるように十分な柔軟性及び変形に対す
る復元性を備え、かつ血管等の所定部位に留置す
るのに必要な適度な反発弾性を備えたガイドワイ
ヤを得ることができる。
第1図は従来例に係るカテーテル用ガイドワイ
ヤを示す断面図、第2図は第1図の要部を拡大し
て示す断面図、第3図は本発明の一実施例に係る
カテーテル用ガイドワイヤを示す断面図、第4図
A〜Dは第3図のA−A線に沿う断面図〜
D−D線に沿う断面図、第5図A〜Dは本発明
の変形例における第4図A〜Dに相当する断面
図、第6図は超弾性金属体および一般の弾性金属
体の応力−ひずみ線図、第7図は本発明の変形例
に係るガイドワイヤを示す断面図である。 10,20……カテーテル用ガイドワイヤ、1
0A……本体部、10B……先端部、11,21
……内芯、11A,21A……本体側内芯部、1
1B,21B……先端側内芯部、12,12A,
22……被覆部。
ヤを示す断面図、第2図は第1図の要部を拡大し
て示す断面図、第3図は本発明の一実施例に係る
カテーテル用ガイドワイヤを示す断面図、第4図
A〜Dは第3図のA−A線に沿う断面図〜
D−D線に沿う断面図、第5図A〜Dは本発明
の変形例における第4図A〜Dに相当する断面
図、第6図は超弾性金属体および一般の弾性金属
体の応力−ひずみ線図、第7図は本発明の変形例
に係るガイドワイヤを示す断面図である。 10,20……カテーテル用ガイドワイヤ、1
0A……本体部、10B……先端部、11,21
……内芯、11A,21A……本体側内芯部、1
1B,21B……先端側内芯部、12,12A,
22……被覆部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 本体側内芯部と先端側内芯部とによつて内芯
を形成するとともに、該内芯の略全体を被覆部に
よつて被覆してなるカテーテル用ガイドワイヤに
おいて、本体側内芯部と先端側内芯部の少なくと
もいずれかを超弾性金属体によつて形成するとと
もに、被覆部の外径を長手方向に同一とすること
を特徴とするカテーテル用ガイドワイヤ。 2 先端側内芯部の少なくとも一部の断面積を本
体側内芯部の断面積に比して小とし、本体側内芯
部と先端側内芯部との間の断面積を本体側内芯部
から先端側内芯部に向けて連続的に縮小する特許
請求の範囲第1項に記載のカテーテル用ガイドワ
イヤ。 3 被覆部が中空管からなる特許請求の範囲第1
項又は第2項に記載のカテーテル用ガイドワイ
ヤ。 4 被覆部がコーテイング薄膜からなる特許請求
の範囲第1項又は第2項に記載のカテーテル用ガ
イドワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58114198A JPS607862A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | カテ−テル用ガイドワイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58114198A JPS607862A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | カテ−テル用ガイドワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS607862A JPS607862A (ja) | 1985-01-16 |
| JPH0224548B2 true JPH0224548B2 (ja) | 1990-05-29 |
Family
ID=14631654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58114198A Granted JPS607862A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | カテ−テル用ガイドワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607862A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3300764A1 (en) | 2016-09-30 | 2018-04-04 | FMD Co., Ltd. | Medical guide wire |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2610507B2 (ja) * | 1988-12-29 | 1997-05-14 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤー |
| JPH0294556U (ja) * | 1989-01-11 | 1990-07-27 | ||
| JP2540211B2 (ja) * | 1989-07-10 | 1996-10-02 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ― |
| JPH0751068Y2 (ja) * | 1989-07-18 | 1995-11-22 | 加藤発条株式会社 | カテーテル用ガイドワイヤー |
| JP2528011B2 (ja) * | 1989-12-20 | 1996-08-28 | テルモ株式会社 | カテ―テル |
| JPH0683726B2 (ja) * | 1990-10-12 | 1994-10-26 | 日本精線株式会社 | カテーテル用ガイドワイヤ |
| JP2630066B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1997-07-16 | 三菱電機株式会社 | 不揮発性半導体記憶装置の消去方法 |
| JP2623066B2 (ja) * | 1994-01-28 | 1997-06-25 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤー |
| JP4796534B2 (ja) * | 2007-04-18 | 2011-10-19 | 平河ヒューテック株式会社 | カテーテル用チューブの製造方法 |
| CN114796808A (zh) | 2017-09-30 | 2022-07-29 | 朝日英达科株式会社 | 导丝 |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3789841A (en) * | 1971-09-15 | 1974-02-05 | Becton Dickinson Co | Disposable guide wire |
| JPS55129068A (en) * | 1979-03-24 | 1980-10-06 | Toray Monofilament Co | Flow guide wire for medical treatment |
| JPS601547Y2 (ja) * | 1979-10-01 | 1985-01-17 | 株式会社クボタ | 田植機における苗載せ台の構造 |
| JPS6118908Y2 (ja) * | 1980-08-29 | 1986-06-07 | ||
| JPS617735Y2 (ja) * | 1980-10-09 | 1986-03-10 | ||
| JPS5832738A (ja) * | 1981-08-19 | 1983-02-25 | オリンパス光学工業株式会社 | 内視鏡 |
| JPS5848251U (ja) * | 1981-09-28 | 1983-04-01 | 株式会社 東京医材 | 硬度調整リ−ドワイヤ−の改良 |
| JPS5967968A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ− |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP58114198A patent/JPS607862A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3300764A1 (en) | 2016-09-30 | 2018-04-04 | FMD Co., Ltd. | Medical guide wire |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS607862A (ja) | 1985-01-16 |
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