JPH0224829A - 磁気記録媒体およびその製造法ならびにその表面処理剤 - Google Patents

磁気記録媒体およびその製造法ならびにその表面処理剤

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JPH0224829A
JPH0224829A JP63173935A JP17393588A JPH0224829A JP H0224829 A JPH0224829 A JP H0224829A JP 63173935 A JP63173935 A JP 63173935A JP 17393588 A JP17393588 A JP 17393588A JP H0224829 A JPH0224829 A JP H0224829A
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magnetic
amine
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Takanori Kudo
隆範 工藤
Heigo Ishihara
石原 平吾
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク、磁気テープ、磁気カード、磁
気ドラムなどの磁気記録媒体に関し、特に磁気記録膜上
に、化学的に強固に結合した表面処理層を形成した優れ
た耐摺動特性を有する信頼性の高い磁気記録媒体および
その製造法ならびにその表面処理剤に関する。
〔従来の技術〕
通常、磁気記録媒体の表面は、記録再生時に磁気記録ヘ
ッドなどにより摩擦される。この摩擦による磁気記録媒
体の性能低下を防止するためには。
例えば磁気記録膜上に強固に接着した潤滑層を必要とす
る。磁気記録膜上に設ける潤滑剤として。
ペルフルオロポリエーテルは、比較的優れた性能を有す
るものとして一般的によく知られており。
中でも末端極性基をもつペルフルオロポリエーテルは、
イソプロピルアルコールによる清掃が可能で、磁気記録
媒体への付着性の強い潤滑剤として提案されている(米
国特許第4268556号)。
また、磁気記録膜上に表面処理層を設けて潤滑層との被
着性の向上をはかることについては、特開昭57−16
4430号公報において開示されている。
そして、磁性粒子とバインダを含む磁性塗料によって形
成された塗布型の磁気記録媒体においては、磁性粒子と
結合する官能基をもつ表面処理剤と、バインダと結合す
る官能基をもつ表面処理剤とを併用して表面処理層を形
成する方法が提案されている(特開昭63−69020
号公報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
磁性粒子とバインダなど含む磁性塗料によって形成され
た塗布型の磁気記録媒体においては、磁性塗膜表面に磁
性粒子とバインダなどからなる複合的組成表面が形成さ
れている。このような複合的組成表面において、磁性粒
子とバインダの双方に強固に化学結合した表面処理層を
形成させることは、従来技術における単一組成の表面処
理剤では困難であった。
このため、磁性粒子と結合する表面処理剤と。
バインダと結合する表面処理剤とを、それぞれ併用する
方法・が提案されているが、複数の処理剤を用いて順次
表面処理を行った場合には、処理工程が増え繁雑になる
という問題があった。また、複数の表面処理剤を混合し
て適用した場合には。
部の磁性粒子がバインダ結合性の表面処理剤で被覆され
、バインダが磁性粒子結合性の表面処理剤で被覆される
ことによるものと思われるが、−様性に優れた表面処理
層の形成が困難であった。
本発明の目的は、単一組成の表面処理剤で、磁性粒子お
よびバインダの双方に化学結合し、−様性の優れた表面
処理層を有する磁気記録媒体およびその製造方法、なら
びにその表面処理剤を提供すること−にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、バインダ中に磁性粒子を含有する
塗布型の磁性塗膜を磁性膜とする磁気記録媒体において
、磁性塗膜のバインダと結合する官能基をもつアミンの
含フッ素カルボン酸塩を表面処理剤として用い、磁性粒
子に対しては、上記アミンの含フッ素カルボン酸塩のア
ミンカルボキシレート結合の開裂により生成するカルボ
キシル基で結合させることにより、達成される。
本発明の表面処理剤としては2次に示す一般式(1)お
よび([r)で示される化合物が挙げられる。
Rf−CO2−”N(R1)(R2)−A−X   ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)X−
A−N(R,)(R,)”’O□C−Rf’−C○2−
”N(R,)(R,)−A−X・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(II)上記の一般式(1)およ
び(II)において。
R工、R2は水素原子あるいは炭素数1から4までのア
ルキル基を表わし、具体的には、メチル基。
エチル基、プロピル基、ブチル基などである。
Aは、アルキレン基、アリレン基などから選ばげられる
又はバインダと結合する官能基であり、具体的には、−
N、、−CH=CH,、−I、−Brなどが挙げられる
R,およびRf/はペルフルオロポリエーテル基。
ペルフルオロアルキル基などの含フッ素炭素基を表わし
、具体的には。
CF、     CF。
−((CF、0)P(CF、CF、○)q〕−(式中P
y qt rは、3〜100の整数を表わす、)などが
挙げられる。
本発明の磁気記録媒体に適用する表面処理剤として、具
体的には2次の化合物が挙げられる。
CF 3     CF 。
N、■NH,”(Jz C((CF、0)p (CF2
 CF20) q)■、−”Nl(、@ N、 。
H,C=α部2闇□。へC((σ20)バσ、α20)
q)ωi喘、汎CI(=ω。
CF、     CF。
8r◎NI(a”zc((CFzO)p(σ2α−0)
q)CA−増、■Brなど。
上記表面処理剤は、バインダと結合する官能基をもつア
ミンと含フッ素カルボン酸より合成可能である。上記両
化合物を混合し反応させることにより2本発明の表面処
理剤であるアミンの含フッ素カルボン酸塩を生成する。
上記反応における反応溶媒として、フッ素系溶媒および
炭化水素系溶媒の混合溶媒を使用してもかまわない。フ
ッ素系溶媒としては、フルオロカーボン類、フルオロク
ロロカーボン類などが挙げられ、具体的には、トリクロ
ロトリフルオロエタン、ペルフルオロ−2−ブチルテト
ラヒドロフラン、ペルフルオロへブタンなどがある。
炭化水素系溶媒としては、エーテル、炭化水素などが挙
げられ、具体的には、ジエチルエーテル。
ジエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロ
フラン、ベンゼン、トルエンなどがある。
反応に際しては、上記溶媒を単独あるいは混合溶媒とし
て使用する他に9反応物をそれぞれフッ素系、炭化水素
系溶媒に別々に溶解し、溶液のかたちで反応させる方法
などもある。
上記のアミンと含フッ素カルボン酸は、はぼ化学量論的
に反応する。したがって、各化合物の仕込み比は、当量
比で0.5〜2倍の範囲にあるのが未反応物の除去の点
から考えて好適である0反応生成物の精製法としては、
抽出、蒸留、液体クロマトグラフィなどの周知の方法を
適用することができる。
以上の方法で合成した本発明の表面処理剤を。
浸漬法、スプレ法2回転塗布法などを用い、磁性塗膜の
表面に塗布した後、必要に応じて熱処理。
紫外線処理などにより、バインダ結合性の官能基とバイ
ンダとを化学結合させ、アミンの含フッ素カルボン酸塩
のアミンカルボキシレート結合の開裂によって生成する
カルボキシル基と磁性粒子とを結合させる。そして2本
発明の表面処理剤と磁性塗膜との反応条件は、磁性塗膜
に表面処理剤を塗布した後、紫外線を照射するか、もし
くは50〜200℃の温度に加熱することが好ましい。
上記の方法で作製した磁気記録媒体をそのままの形態で
使用してもよいが、磁性塗膜表面と化学結合していない
過剰量の表面処理剤を溶媒洗浄。
ワイプなどの方法で除去してもかまわない。
また、必要に応じて上記磁気記録媒体にフッ素系潤滑剤
を浸漬法、スプレ法1回転塗布法などの方法で塗布して
潤滑層を形成させてもよい。
上記のフッ素系潤滑剤として、具体的には、ポリオキシ
ペルフルオロアルキレン(モンテジソン社商品名 フオ
ンプリン)、ポリへキサフルオロプロピレンオキシド(
デュポン社商品名 クライトックス)、ポリオキシヘキ
サフルオロトリメチレン(ダイキン商品名 デムナム)
などが挙げられる。
〔作用〕
本発明における重要なポイントは、塗布型の磁気記録媒
体の磁性膜である磁性塗膜に対して磁性粒子およびバイ
ンダの双方とに強固に化学結合する表面処理剤を選択す
ることである。
本発明の磁気記録媒体に適用する表面処理剤は。
バインダ結合性の官能基と含フッ素セグメントが−Co
g−”N(R1)(R2)−結合(Rt、Rzは水素原
子または炭素数1から4までのアルキル基を表わす)を
介在して接合された構造を有するものである。この表面
処理剤は9例えば第1図に示すごとく、バインダ6に対
してはバインダ結合性の官能基で化学結合7し、@性粒
子5に対しては−c o、’″+N(R工)(R,)−
結合の開裂により生成するカルボキシル基によって化学
結合8される。
したがって、第1図に示す磁性塗膜2のような複合的組
成表面に対して、緻密なフッ素系の表面処理層の形成が
可能となる。このため、上記表面処理層は単独であって
もある程度の耐摩耗性の向上が認められるが、さらに上
記表面処理層上にフッ素系の潤滑剤を塗布した場合には
9表面処理剤の分子構造が潤滑剤と類似の構造を有する
ため。
表面処理層が潤滑剤の親和層として働き耐摩耗性が著し
く向上することになる。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を挙げ、さらに詳細に説明する
まず2本発明の表面処理剤であるアミンの含フッ素カル
ボン酸塩の合成例を実施例1〜3において示す。
(実施例1) 次式で示されるポリへキサフルオロプロピレンオキシド
酸(デュポン社商品名 Krytox 157FS/M
;平均分子量 4500) 45gを。
1.1.2−トリクロロトリフルオロエタン(以下フレ
オンと略称)100mI2に溶解した。
上記溶液に、P−アジドアニリン1.4gを含むメタノ
ール溶液100鵬Ωを滴下し、常温で攪伴し反応させた
反応終了後、溶媒を留去し9次の式(1)で示される化
合物を得た。
収量は45g(収率98%)であった。
この式(1)で示される化合物は、赤外スペクトルでは
、 33()0−2400cm−”にNH,CHによる
吸収、 2110cm−’に−N、による吸収、 16
60cm−’に)C=Oによる吸収、 1400−10
00cm−’にCFによる吸収がll!測された。紫外
スペクトルでは。
λ□8.メタノール中= 259nmであった。
(実施例2) 実施例1におけるポリへキサフルオロプロピレンオキシ
ド酸の代りに2次式で示されるペルフルオロポリエーテ
ル−α、ω−ジ酸(モンテフロース社商品名 Fomb
lin Z−DIAC;平均分子量4000) zog
を用い。
HOzC((CFaO)P(CFzCF*O)Q〕C0
xH実施例1と同様の手順にしたがい2次の式(2)で
示される化合物を得た。
N、■N)13+−へC((鳴0)p(CF、咀0)q
)(A−鴬◎N。
・・・・・・・・・・・・(2) 収量は20g(収率95%)であった、この式(2)で
示される化合物は、赤外スペクトルでは、 3300−
2400cs−”にNH,CHによる吸収、 2110
cm−1に−N、による吸収、 1660cm−1に〉
C=0による吸収、 1400−1000cm−”にC
Fによる吸収がwA測された。紫外スペクトルでは、λ
1laXpメタノール中= 259r++sであった。
(実施例3) 次式で示されるポリへキサフルオロプロピレンオキシド
酸(デュポン社商品名 Krytox 157FS/L
;平均分子量2500) 25 gを。
CF、     CF。
フレオン50履Ωに溶解した。
上記溶液にアリルアミン1gを徐々に加えて攪拌しなが
ら反応させた。
反応終了後、溶媒および未反応のアリルアミンを留去し
1次の式(3)で示される化合物を得た。
以下余白 収量は23g(収率92%)であった、この(3)式で
示される化合物は、赤外スペクトルでは。
3300−2400c+s−’にNH,CHによる吸収
、 1680811−’に>C=Oによる吸収がIlt
測された。また。
″H−NMRスペクトルでは、3゜ippmに=CH。
プロトン、 4.lppmに=CH2プロトン、 4.
4ppmにCH=Cプロトンによる吸収が観測された。
次に1本発明の表面処理剤を磁気記録媒体に適用した場
合の実施例について説明する。
磁性塗膜は、エポキシ、フェノール、およびポリビニル
ブチラールよりなるバインダと適当量の溶剤を用いて磁
性粒子(γ−Fe、03)と補強剤(α−M、O,粉)
を分散させて作製した磁性塗料を、 14インチ径のア
ルミニウム合金の基体上に塗布し、その後熱硬化および
表面研摩処理を行い作製した磁性塗膜を、以下の実施例
および比較例において用いた。なお、磁性粒子の体積含
率は約25%であった。
(実施例4) 上記磁性塗膜に、下記の式(1)で示される表面処理剤
を0.5重量%含むフレオン溶液をスプレし、ディスク
を回転させながらガーゼテープで摺り付けて塗布した。
ついで、紫外線照射により化学結合させ、磁性塗膜をフ
レオン中で超音波洗浄を約10分間行い遊離した表面処
理剤を除去した。
上記磁性塗膜表面の接触角(n−ヘキサデカン使用)測
定結果を第1表に示す。
(実施例5) 実施例4における表面処理剤として、下記の式(2)で
示される化合物を用い、実施例4と同様の方法で試料を
作製した。
N、■闇、”Ox c ((CFz O)p (CF、
CF、0)q)四−”NH,@ N□ ・・・(2)(
p/q=0.1.平均分子量4200)(実施例6) 実施例4における表面処理剤として、下記の式(3)で
示される化合物を用い、実施例4と同様の方法で試料を
作製した。
05  0F′(平均分子量2500)(比較例1) 表面処理剤として下記の式(4)および式(5)で示さ
れる試料を用いた。
磁性塗膜の表面処理は、まず磁性粉と結合する表面処理
剤として、上記の式(4)で示される化合物を、実施例
4と同様の方法で塗布し、トリフルオロトリクロロエタ
ンで洗浄後2.さらに上記の式(5)で示される表面処
理剤を塗布し、紫外線を30分間照射してバインダと結
合させた。その後。
トリフルオロトリクロロエタンで10分間超音波洗浄し
試料を作製した。
(比較例2) 比較例1における式(4)で示される表面処理剤を下記
の式(6)の化合物に、上記の式(5)の化合物を、下
記の式(7)の化合物に代えて。
比較例1と同様の方法で試料を作製した。
HOzC((CFtO)p(CF*CF*0)JCOi
H”四・・・(6)(p/q=■、1.平均分子量40
00)(p/q=0.1.平均分子量4200)(比較
例3) 比較例1における表面処理剤である式(4)の化合物を
下記の式(8)の化合物に2式(5)の化合物を下記の
式(9)の化合物に代えて、比較例1と同様の方法で試
料を作製した。
(8)の化合物を、比較例1と同様の方法で塗布し、フ
レオンで10分間超音波洗浄を行い試料とした。
(比較例5) バインダと結合する表面処理剤である上記の式(9)で
示される化合物を比較例1と同様の方法で塗布し2M外
線を30分間照射してバインダと結合させた。その後、
フレオンで10分間超音波洗浄し試料とした。
上記実施例4〜6.比較例1〜5における磁性塗膜表面
の接触角(n−ヘキサデカン使用)測定結果を第1表に
示す。
(比較例4) 磁性粒子を結合する表面処理剤である上記の大筒1表に
おいて、実施例4と比較M4および5から2本発明によ
る磁性塗膜表面の表面処理層は。
磁性粒子と結合する表面処理剤(式(8)の化合物)、
およびバインダと結合する表面処理剤(式(9)の化合
物)を、それぞれ単独に用いた表面処理層よりも接触角
が大きく、低エネルギ表面になっていることが分かる。
また実施例4〜6と比較例1〜3がら1本発明による表
面処理剤は、at磁性粒子バインダの双方に結合するた
め、磁性粒子結合性の表面処理剤とバインダ結合性の表
面処理剤をそれぞれ併用した時と同様の低エネルギ表面
が1回の表面処理で得られることが分かる。
次に本発明による磁気記録媒体が優れた耐摩耗性を示す
実施例を挙げる。
上記実施例4〜6において作製した塗布型の磁気ディス
クに対して、潤滑処理は2表面処理剤あるいは潤滑剤の
トリクロロトリフルオロエタンの0.5重量%溶液を用
いてスプレにより塗布し、そのディスクを回転させなが
らガーゼテープで摺り付けるという方法で行った。at
性塗膜の表面処理の場合には9表面処理剤を約500m
g /■3と過剰付与した後、必要に応じて熱処理ある
いは紫外線照射により化学結合させ、その後、トリクロ
ロトリフルオロエタン中で超音波洗浄を約10分間行い
遊離した表面処理剤を除去した。また潤滑剤塗布の場合
には、スプレ時間を調整して、潤滑剤の付着量を制御し
た。なお表面処理剤および潤滑剤の付着量は、フーリエ
変換型の赤外分光分析(FT−IR分光分析)により測
定した。
耐摩耗性の評価は、上記の方法で作製した磁気ディスク
にα−アルミナ摺動子(曲率半径30鵬鴎の球面摺動子
)を20g重の荷重で押し付け、スライディング速度2
0m/secでくり返し摩擦し、磁気記録媒体表面に疵
が発生ずまでの摩擦回数(摺動強度と呼ぶ)の測定によ
り行った。
なお、用いた表面処理剤および潤滑剤を第3表および第
4表に示す。
以下余白 第4表 (実施例7) 式(1)で示される表面処理剤を用い、実施例4と同様
の方法で塗布した後、紫外線を30分間照射しバインダ
と結合させた。その後、フレオン中で10分間超音波洗
浄を行い試料とした。摺動強度の測定結果を第2表に示
す。
(実施例8) 表面処理剤として2式(2)示される化合物を用い、実
施例7と同様の方法で試料を作製した。
(実施例9) 表面処理剤として2式(3)で示される化合物を用い、
実施例7と同様の方法で試料を作製した。
(実施例10) 実施例7と同様の方法で作製した試料の表面に。
下記の式(A)で示される潤滑剤を塗布して試料とした
F(CFCF2o)nCF20F、・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(A)0F′(平均分子量4400
) (実施例11) 実施例8と同様の方法で作製した試料の表面に。
下記の式(B)で示される潤滑剤を塗布して試料とした
CFa O((CF20)p (CFz CF、○)q
)CF3・・・・・・・・・・・・・・・(B)(p/
q=0.1.平均分子量10000)(比較例6) 表面処理剤として下記の式(4)および式(5)で示さ
れる化合物を用い。
CF。
CF3 (平均分子量4600) 磁性塗膜の表面処理は、まず磁性粉と結合する表面処理
剤である式(4)の化合物を比較例1の方法で塗布し、
トリフルオロトリクロロエタンで洗浄後、さらに表面処
理剤として式(5)の化合物を塗布し、紫外線を30分
間照射してバインダと結合させた。その後、トリフルオ
ロトリクロロエタンで10分間超音波洗浄して試料を作
製した。摺動強度の測定結果を第2表に示す。
(比較例7) 比較例6と同様の方法で作製した試料の表面に。
実施例10において用いた式(A)で示される潤滑剤を
塗布して試料とした。
(比較例8) 表面処理をしていない磁性塗膜表面に、比較例7と同様
に式(A)で示される潤滑剤を塗布して試料とした。
以上の実施例7〜11および比較例6〜8で作製した試
料の試験結果を、まとめて第2表に示す。
なお、上記の実施例および比較例において、試料の表面
処理剤の付着量および潤滑剤の付着量はFT−IR分光
分析により測定し、膜厚換算値として第2表に示した。
第2表 第2表に示されるように2本発明の表面処理剤を用いて
磁性塗膜の表面処理をした試料(実施例7〜11)によ
れば、単一組成の表面処理剤を用いながら、磁性粒子結
合型の表面処理剤とバインダ結合型の表面処理剤とをそ
れぞれ適用した磁性塗膜(比較例6,7)と同様に、摺
動特性に優れた磁気記録媒体が得られることが分かる。
また9本発明の表面処理剤を用いて形成した表面処理層
上に、さらに潤滑層を設けた磁気記録媒体(実施例10
.11)においても、磁性粒子結合型の表面処理剤とバ
インダ結合型の表面処理剤とをそれぞれ適用した比較例
7と同様の効果が得られていることが分かる。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したごとく9本発明によれば。
磁性塗膜のような複合的組成を有する表面に対し。
単一組成の表面処理剤で磁性塗膜に強固に結合した表面
処理層の形成が可能となるので、生産性が一段と向上す
るだけでなく、磁性粒子結合型の表面処理剤とバインダ
結合型の表面処理剤とをそれぞれ適用した従来の磁気記
録媒体と同様に、耐摩耗性に優れた信頼性の高い磁気記
録媒体を実現させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体において表面処理層が磁
性塗膜と化学結合する状況を模式的に示した説明図、第
2図および第3図は本発明の実施例において例示した磁
気記録媒体の断面構造を示す模式図である。 1・・・基体 3・・・表面処理層 5・・・磁性粒子 7・・・化学結合 2・・・磁性塗膜 4・・・潤滑層 6・・・バインダ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基体上に直接もしくは下地層を介して、バインダ中
    に磁性粒子を含有する塗布型の磁性膜を形成した磁気記
    録媒体において、上記磁性膜の表面を、磁性膜中のバイ
    ンダと結合する官能基を有するアミンの含フッ素カルボ
    ン酸塩で処理し、上記磁性膜中の磁性粒子に対しては、
    上記アミンの含フッ素カルボン酸塩のアミンカルボキシ
    レート結合の開裂によって生成するカルボキシル基で結
    合させた、上記アミンの含フッ素カルボン酸塩の反応生
    成物よりなる表面処理層を設けたことを特徴とする磁気
    記録媒体。 2、特許請求の範囲第1項記載のアミンの含フッ素カル
    ボン酸塩は、その基本骨格がペルフルオロポリエーテル
    鎖であることを特徴とする磁気記録媒体。 3、特許請求の範囲第1項記載の磁気記録媒体において
    、アミンの含フッ素カルボン酸塩の反応生成物よりなる
    表面処理層上に、さらにフッ素系潤滑剤からなる潤滑層
    を設けたことを特徴とする磁気記録媒体。 4、特許請求の範囲第3項記載のフッ素系潤滑剤は、そ
    の基本骨格がペルフルオロポリエーテル鎖であることを
    特徴とする磁気記録媒体。 5、基体上に、直接もしくは下地層を介してバインダ中
    に磁性粒子を分散させた磁性塗料を塗布して形成させた
    塗布型の磁性膜を有する磁気記録媒体の製造法において
    、上記磁性膜の表面を、磁性膜中のバインダと結合する
    官能基を有するアミンの含フッ素カルボン酸塩で処理し
    、加熱もしくは紫外線の照射によって、上記磁性膜中の
    磁性粒子に対しては、上記アミンの含フッ素カルボン酸
    塩のアミンカルボキシレート結合の開裂により生成する
    カルボキシル基で結合させた、上記アミンの含フッ素カ
    ルボン酸塩の反応生成物よりなる表面処理層を形成する
    工程を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造法。 6、特許請求の範囲第5項記載の磁気記録媒体の製造法
    において、アミンの含フッ素カルボン酸塩の反応生成物
    よりなる表面処理層を形成する工程の後に、上記表面処
    理層上にフッ素系潤滑剤からなる潤滑層を形成する工程
    を含むことを特徴とする磁気記録媒体の製造法。 7、バインダ中に磁性粒子を含有する塗布型の磁性膜を
    有する磁気記録媒体において、上記磁性膜の表面処理剤
    が、 一般式 R_f−CO_2^−^+N(R_1)(R_2)−A
    −X…………………( I ) X−A−N(R_1)(R_2)^+^−O_2C−R
    _f′−CO_2^−^+N(R_1)(R_2)−A
    −X…………………(II) (式中、R_1、R_2は水素原子または炭素数1から
    4までのアルキル基、Aはアルキレン基、アリレン基か
    ら選ばれる2価の有機基、Xはアジド基、ビニル基、ヨ
    ード基、ブロモ基のうちから選ばれるバインダと結合す
    る官能基、R_f、R_f′はペルフルオロポリエーテ
    ル基、ペルフルオロアルキル基から選ばれる含フッ素炭
    素基を表わす。) で示されるアミンの含フッ素カルボン酸塩を主成分とす
    ることを特徴とする表面処理剤。
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