JPH0225148B2 - - Google Patents
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- JPH0225148B2 JPH0225148B2 JP54092845A JP9284579A JPH0225148B2 JP H0225148 B2 JPH0225148 B2 JP H0225148B2 JP 54092845 A JP54092845 A JP 54092845A JP 9284579 A JP9284579 A JP 9284579A JP H0225148 B2 JPH0225148 B2 JP H0225148B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
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- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Description
本発明は、都市ガスを供給する地中導管などか
らの都市ガスが漏洩しているかどうかを自動車で
走行しながら、しかも天然の発酵メタンおよび自
動車の排気ガスによつて誤検出を生じることな
く、検出を行うことができるようにした新規な都
市ガスの漏洩検出装置に関する。 都市ガスを供給する地中導管からのガスの漏洩
の有無をボーリングをせずに検知器によつて地上
から検知する場合には、自動車の排気ガスや下水
道などからの天然発酵メタンなどが存在するため
にこれらとの区別をすることが必要である。 従来から、都市ガスを供給するための埋設管か
らガスが漏洩しているか否かを調べるために、道
路にボーリングして小穴をあけて匂いを検知した
り、可燃性ガス検知器を用いて検知している。し
かしながら近年、道路構造の高級化に伴ない、ボ
ーリングが困難になりつつあるため、これに代る
調査方法として、ボーリングしないで漏れを発見
する必要があり、水素炎イオン化ガス検出器を用
いた漏洩調査方法が利用されつつある。この方法
は、道路を走行することにより、路面のごくわず
かの隙間から漏れてくる微量の都市ガス中の炭化
水素を連続的に検知するものである。しかしなが
ら大気中には、排気ガスや天然発酵メタンといつ
た雑ガスが少なからず含まれているため、これら
を連続に識別できることが必要となるわけであ
る。 本発明の目的は、都市ガスの地中導管などから
の漏洩を、簡便な作業で、しかも天然の発酵メタ
ンおよび自動車の排気ガスなどによつて誤検出を
生じることなく、連続的に検出するための都市ガ
スの漏洩検出装置を提供することである。 本発明は、自動車3に前部に固定され、下向き
に開いた漏斗状のサンプルリングプローブ5と、 サンプルリングプローブ5から試料ガスを連続
吸引するポンプ8と、 ポンプ8からの試料ガスを2つに分岐して導く
一対の導管9,10と、 一方の導管9からの試料ガスの成分のうち、メ
タンの発火温度未満の炭化水素を、触媒を用いて
完全燃焼させる非メタン除去手段11と、 非メタン除去手段11からのガスが与えられる
第1の水素炎イオン化ガス検知器12と、 他方の導管10からの試料ガスを導き、前記一
方導管9からの非メタン除去手段11を経て第1
水素炎イオン化ガス検知器12に至る系路長と同
一の系路長を有する相似空筒14と、 前記相似空筒14からの試料ガスが与えられる
第2水素炎イオン化ガス検知器13と、 第1水素炎イオン化ガス検知器12からの第1
出力E1と、第2水素炎イオン化ガス検知器13
からの第2出力E2と比E2/E1を演算し、こ
の比E2/E1が都市ガスに対応した予め定める
値であるとき、都市ガスが漏洩しているものと判
断して表示する手段15,16とを含むことを特
徴とする都市ガスの漏洩検出装置である。 第1図は本発明の一実施例を説明するための簡
略化した断面図である。地面1には、都市ガスを
供給するための導管2が埋設されている。この導
管2から都市ガスの漏洩があるか否かを地上から
検知するために、自動車3に本発明によるガス識
別装置4が搭載される。自動車3の前部には、下
向きに開いた漏斗状のサンプリングプロープ5が
装着されており、このサンプリングプロープ5は
サンプルガス吸入管7から自動車3に搭載されて
いるガス識別装置4に接続される。自動車3が導
管2に沿つて地上を走行することによつて、漏洩
している都市ガス6を、自動車の排気ガスや天然
の発酵メタンに拘らず連続的に識別することがで
きる。 第2図は本発明による一実施例の全体系統図で
ある。サンプルリングプローブ5からの試料ガス
は、導管7の途中に設けられたポンプ8によつて
吸引され、導管9および10に分岐される。導管
9に非メタン除去手段11が設けられ、これに後
続して水素炎イオン化ガス検知器12が接続され
る。非メタン除去手段11は、導管9からの試料
ガスの成分のうち、メタンの発火温度が他の炭化
水素に比べて比較的高いことに注目し、メタン以
外の発火温度が低い炭化水素を、触媒を用いて完
全燃焼させる構成を有する。発火温度はメタンが
537℃、エタンが472℃、プロパンが432℃および
ブタンが287℃である。都市ガスの組成の大部分
を占めるメタンと、残余のわずかな成分であるエ
タンなどとの各発火温度には、比較的大きい温度
差がある。したがつて発火温度の違いによつて、
都市ガスに含まれているメタン以外の炭化水素を
正確に除去することが可能である。非メタン除去
手段11からのガスは、炭化水素としてはメタン
だけを含み、このガスは水素炎イオン化ガス検知
器12に供給される。 ここで、サンプルリングプローブ5から同時に
捕集された同一試料ガスの濃度検出出力が2つの
水素炎イオン化ガス検知器12,13から同位相
で出力されるように導管10の途中には非メタン
除去手段11の流路の分だけ長くなつて同一系路
長が得れるようにするための相似空筒14が介在
される。水素炎イオン化ガス検知器12,13か
らの出力は、演算手段15に入力されて後述のよ
うに比較演算され、その演算出力は表示器16に
おいて表示される。 第1表は、液化天然ガスを気化した都市ガスの
組成を示し、第2表には自動車排気ガス中の炭化
水素の組成を示す。水素炎イオン化ガス検知器1
2からの出力は、導管9からの試料ガス中に含ま
れるメタンの濃度を表わし、これに対してもう一
つの水素炎イオン化ガス検知器13の出力はその
試料ガス中のメタンを含む全炭化水素の濃度を表
わす。
らの都市ガスが漏洩しているかどうかを自動車で
走行しながら、しかも天然の発酵メタンおよび自
動車の排気ガスによつて誤検出を生じることな
く、検出を行うことができるようにした新規な都
市ガスの漏洩検出装置に関する。 都市ガスを供給する地中導管からのガスの漏洩
の有無をボーリングをせずに検知器によつて地上
から検知する場合には、自動車の排気ガスや下水
道などからの天然発酵メタンなどが存在するため
にこれらとの区別をすることが必要である。 従来から、都市ガスを供給するための埋設管か
らガスが漏洩しているか否かを調べるために、道
路にボーリングして小穴をあけて匂いを検知した
り、可燃性ガス検知器を用いて検知している。し
かしながら近年、道路構造の高級化に伴ない、ボ
ーリングが困難になりつつあるため、これに代る
調査方法として、ボーリングしないで漏れを発見
する必要があり、水素炎イオン化ガス検出器を用
いた漏洩調査方法が利用されつつある。この方法
は、道路を走行することにより、路面のごくわず
かの隙間から漏れてくる微量の都市ガス中の炭化
水素を連続的に検知するものである。しかしなが
ら大気中には、排気ガスや天然発酵メタンといつ
た雑ガスが少なからず含まれているため、これら
を連続に識別できることが必要となるわけであ
る。 本発明の目的は、都市ガスの地中導管などから
の漏洩を、簡便な作業で、しかも天然の発酵メタ
ンおよび自動車の排気ガスなどによつて誤検出を
生じることなく、連続的に検出するための都市ガ
スの漏洩検出装置を提供することである。 本発明は、自動車3に前部に固定され、下向き
に開いた漏斗状のサンプルリングプローブ5と、 サンプルリングプローブ5から試料ガスを連続
吸引するポンプ8と、 ポンプ8からの試料ガスを2つに分岐して導く
一対の導管9,10と、 一方の導管9からの試料ガスの成分のうち、メ
タンの発火温度未満の炭化水素を、触媒を用いて
完全燃焼させる非メタン除去手段11と、 非メタン除去手段11からのガスが与えられる
第1の水素炎イオン化ガス検知器12と、 他方の導管10からの試料ガスを導き、前記一
方導管9からの非メタン除去手段11を経て第1
水素炎イオン化ガス検知器12に至る系路長と同
一の系路長を有する相似空筒14と、 前記相似空筒14からの試料ガスが与えられる
第2水素炎イオン化ガス検知器13と、 第1水素炎イオン化ガス検知器12からの第1
出力E1と、第2水素炎イオン化ガス検知器13
からの第2出力E2と比E2/E1を演算し、こ
の比E2/E1が都市ガスに対応した予め定める
値であるとき、都市ガスが漏洩しているものと判
断して表示する手段15,16とを含むことを特
徴とする都市ガスの漏洩検出装置である。 第1図は本発明の一実施例を説明するための簡
略化した断面図である。地面1には、都市ガスを
供給するための導管2が埋設されている。この導
管2から都市ガスの漏洩があるか否かを地上から
検知するために、自動車3に本発明によるガス識
別装置4が搭載される。自動車3の前部には、下
向きに開いた漏斗状のサンプリングプロープ5が
装着されており、このサンプリングプロープ5は
サンプルガス吸入管7から自動車3に搭載されて
いるガス識別装置4に接続される。自動車3が導
管2に沿つて地上を走行することによつて、漏洩
している都市ガス6を、自動車の排気ガスや天然
の発酵メタンに拘らず連続的に識別することがで
きる。 第2図は本発明による一実施例の全体系統図で
ある。サンプルリングプローブ5からの試料ガス
は、導管7の途中に設けられたポンプ8によつて
吸引され、導管9および10に分岐される。導管
9に非メタン除去手段11が設けられ、これに後
続して水素炎イオン化ガス検知器12が接続され
る。非メタン除去手段11は、導管9からの試料
ガスの成分のうち、メタンの発火温度が他の炭化
水素に比べて比較的高いことに注目し、メタン以
外の発火温度が低い炭化水素を、触媒を用いて完
全燃焼させる構成を有する。発火温度はメタンが
537℃、エタンが472℃、プロパンが432℃および
ブタンが287℃である。都市ガスの組成の大部分
を占めるメタンと、残余のわずかな成分であるエ
タンなどとの各発火温度には、比較的大きい温度
差がある。したがつて発火温度の違いによつて、
都市ガスに含まれているメタン以外の炭化水素を
正確に除去することが可能である。非メタン除去
手段11からのガスは、炭化水素としてはメタン
だけを含み、このガスは水素炎イオン化ガス検知
器12に供給される。 ここで、サンプルリングプローブ5から同時に
捕集された同一試料ガスの濃度検出出力が2つの
水素炎イオン化ガス検知器12,13から同位相
で出力されるように導管10の途中には非メタン
除去手段11の流路の分だけ長くなつて同一系路
長が得れるようにするための相似空筒14が介在
される。水素炎イオン化ガス検知器12,13か
らの出力は、演算手段15に入力されて後述のよ
うに比較演算され、その演算出力は表示器16に
おいて表示される。 第1表は、液化天然ガスを気化した都市ガスの
組成を示し、第2表には自動車排気ガス中の炭化
水素の組成を示す。水素炎イオン化ガス検知器1
2からの出力は、導管9からの試料ガス中に含ま
れるメタンの濃度を表わし、これに対してもう一
つの水素炎イオン化ガス検知器13の出力はその
試料ガス中のメタンを含む全炭化水素の濃度を表
わす。
【表】
【表】
水素炎イオン化ガス検知器12,13の出力レ
ベルE1,E2について述べる。サンプルリング
プローブ5に、空気に混入した識別されるべきガ
スとしての天然発酵メタンが吸入された場合に
は、一方の水素炎イオン化ガス検知器12からの
出力レベルE1を100とすれば、他方の水素炎イ
オン化ガス検知器からの出力レベルE2も同じく
100であり、かつピーク位置も同一位相である。
識別されるべきガスとしての都市ガスが空気に混
入している場合には、水素炎イオン化ガス検知器
12からの出力レベルE1を88とすれば、他方の
水素炎イオン化ガス検知器13からの出力レベル
E2は、目安として第1式から明らかなとおり
120である。 1×88+2×6+3×4+4×2=120 …(1) 水素炎イオン化ガス検知器13の出力は、第1
式において、各成分の炭化水素の炭素数とその組
成比率との積を各成分ごとに加算した値を目安に
することができる。また、空気に、識別されるべ
きガスとして自動車排気ガスが混入している場合
には、一方の水素炎イオン化ガス検知器12から
の出力のレベルE1を6.8とすれば、他方の水素
炎イオン化ガス検知器13からの出力レベルE2
は第2式で示されるごとく186.9である。 1×6.8+2×26.9+2×8.1+3×11.5 +7×10.8=186.9 …(2) 演算手段15は水素炎イオン化ガス検知器1
2,13からの各出力レベルE1およびE2の比
(E2/E1)を算出する。 第3図は、水素炎イオン化ガス検知器12,1
3からの出力レベルE1,E2を示す波形図であ
り、サンプリングプローブ5に試料ガスが吸入さ
れた場合において時間経過を横軸にとり、水素炎
イオン化ガス検知器12,13からの出力レベル
E1,E2を縦軸にとつて表わしてある。第3図
1においては、サンプルリングプローブ5に天然
発酵メタンが空気に混入して吸入された場合であ
り、このときに水素炎イオン化ガス検知器12,
13からの出力レベルE1,E2は同一波形とな
る。第3図2は、第1表に示す組成を有する都市
ガスがサンプルリングプローブ5へ空気に混入し
て吸入された場合における波形を示し、この場合
演算手段15からの出力は、E2/E1=120/
88=13.6である。第3図3は試料ガスとして、空
気に自動車排気ガスが混入したものである場合で
あり、演算手段15からの出力はE2/E1=
186.9/6.8=27.49である。 表示器16は、演算手段15からの出力E2/
E1が1であるとき識別されるべきガスが天然発
酵メタンであることを表示し、演算手段15から
の出力が1.36であるときに都市ガスであることを
表示し、演算手段15からの出力が27.49である
とき自動車排気ガスであることを表示する。表示
器16の検出レベルに或る幅を持たせ、演算結果
を判断させることによつて検知ガスを迅速に判別
できる。水素炎イオン化ガス検知器12,13か
らの出力レベルE1,E2は、試料ガス中におけ
るメタン濃度、ならびにその試料ガス中における
メタンおよびその他の炭化水素の濃度に依存して
変化するが、その比E2/E1は、天然発酵メタ
ン、都市ガスおよび自動車排気ガスなどを含む各
試料ガス毎に濃度が変化した場合においても特定
的であり、したがつてこの比E2/E1によつて
試料ガス中のガス識別が可能になる。 前述の水素炎イオン化ガス検知器12,13の
構成については、従来から当業者において知られ
ており、炭化水素が炎中で熱分解し、炭素原子と
水素原子に分解し、水素原子は燃焼し、炭素原子
は熱エネルギを吸収して熱電子を放出し、イオン
化され、イオン電流が流れるという原料を利用
し、炭素水素の濃度に対応した出力E1,E2を
導出する。 本発明によれば、次のような効果が達成され
る。 (a) 自動車の前部にサンプルリングプローブ5を
固定し、このサンプルリングプローブ5からポ
ンプ8によつて試料ガスを吸引して都市ガスの
漏洩を検出するようにしたので、その自動車で
路面などの地上を、たとえば40m/hの速度で
走行して都市ガスの漏洩を検出することがで
き、作業性がきわめて簡便であるという優れた
効果が達成される。 (b) また本発明では、第1水素炎イオン化ガス検
知器12の出力E1は、メタンのみの濃度に対
応しており、第2水素炎イオン化ガス検知器1
3の出力E2はメタンおよびそのほかの炭化水
素の濃度に対応しており、これらの出力E1,
E2の比E2/E1が都市ガスに対応した予め
定める値、たとえば約1.36であるときに、都市
ガスの漏洩と判断して表示を行うようにしたの
で、都市ガスの漏洩を、天然の発酵メタンおよ
び自動車の排気ガスによつて誤検出することを
防ぐことができる。 特に道路などでは、自動車の排気ガスが多
く、このような自動車の排気ガスでは、比E
2/E1は約27.49であり、都市ガスの比E
2/E1である予め定めた値、たとえば約1.36
に比べて充分に大きな値である。したがつて自
動車の排気ガスによつて誤検出を防ぐことが確
実である。 また天然の発酵メタンの量は一般には、少な
いので、天然の発酵メタンによる誤検出が一層
確実に防がれる。 (c) また本発明では、サンプルリングプローブ5
は自動車の前部に固定されており、そのサンプ
ルリングプローブ5は、下向きに開いた漏斗
状、すなわち下方になるにつれて拡つて開口し
ているので、自動車の走行中に、地上から上昇
する漏洩した都市ガスを確実に捕えることがで
きる。この地上からの都市ガスは、地上から上
昇するにつれて拡散し、このような拡散た都市
ガスを、下方に向けて拡つたサンプリングプロ
ーブ5によつて確実に捕らえることができる。 しかもまたこのサンプルリングプローブ5
は、上述のように自動車の前部に固定されてい
るので、そのサンプルリングプローブ5が固定
されている自動車からの排気ガスが、サンプル
リングプローブ5に吸引されることが防がれ
る。 さらにまたこのサンプルリングプローブ5
は、前述のように下方に向けて開口しているの
で、サンプルリングプローブ5が固定されてい
る自動車よりも前方を走行している他の自動車
からの排気ガスの混入量をわずかに抑えること
ができる。このことによつてもまた、都市ガス
の漏洩の検出が確実となる。
ベルE1,E2について述べる。サンプルリング
プローブ5に、空気に混入した識別されるべきガ
スとしての天然発酵メタンが吸入された場合に
は、一方の水素炎イオン化ガス検知器12からの
出力レベルE1を100とすれば、他方の水素炎イ
オン化ガス検知器からの出力レベルE2も同じく
100であり、かつピーク位置も同一位相である。
識別されるべきガスとしての都市ガスが空気に混
入している場合には、水素炎イオン化ガス検知器
12からの出力レベルE1を88とすれば、他方の
水素炎イオン化ガス検知器13からの出力レベル
E2は、目安として第1式から明らかなとおり
120である。 1×88+2×6+3×4+4×2=120 …(1) 水素炎イオン化ガス検知器13の出力は、第1
式において、各成分の炭化水素の炭素数とその組
成比率との積を各成分ごとに加算した値を目安に
することができる。また、空気に、識別されるべ
きガスとして自動車排気ガスが混入している場合
には、一方の水素炎イオン化ガス検知器12から
の出力のレベルE1を6.8とすれば、他方の水素
炎イオン化ガス検知器13からの出力レベルE2
は第2式で示されるごとく186.9である。 1×6.8+2×26.9+2×8.1+3×11.5 +7×10.8=186.9 …(2) 演算手段15は水素炎イオン化ガス検知器1
2,13からの各出力レベルE1およびE2の比
(E2/E1)を算出する。 第3図は、水素炎イオン化ガス検知器12,1
3からの出力レベルE1,E2を示す波形図であ
り、サンプリングプローブ5に試料ガスが吸入さ
れた場合において時間経過を横軸にとり、水素炎
イオン化ガス検知器12,13からの出力レベル
E1,E2を縦軸にとつて表わしてある。第3図
1においては、サンプルリングプローブ5に天然
発酵メタンが空気に混入して吸入された場合であ
り、このときに水素炎イオン化ガス検知器12,
13からの出力レベルE1,E2は同一波形とな
る。第3図2は、第1表に示す組成を有する都市
ガスがサンプルリングプローブ5へ空気に混入し
て吸入された場合における波形を示し、この場合
演算手段15からの出力は、E2/E1=120/
88=13.6である。第3図3は試料ガスとして、空
気に自動車排気ガスが混入したものである場合で
あり、演算手段15からの出力はE2/E1=
186.9/6.8=27.49である。 表示器16は、演算手段15からの出力E2/
E1が1であるとき識別されるべきガスが天然発
酵メタンであることを表示し、演算手段15から
の出力が1.36であるときに都市ガスであることを
表示し、演算手段15からの出力が27.49である
とき自動車排気ガスであることを表示する。表示
器16の検出レベルに或る幅を持たせ、演算結果
を判断させることによつて検知ガスを迅速に判別
できる。水素炎イオン化ガス検知器12,13か
らの出力レベルE1,E2は、試料ガス中におけ
るメタン濃度、ならびにその試料ガス中における
メタンおよびその他の炭化水素の濃度に依存して
変化するが、その比E2/E1は、天然発酵メタ
ン、都市ガスおよび自動車排気ガスなどを含む各
試料ガス毎に濃度が変化した場合においても特定
的であり、したがつてこの比E2/E1によつて
試料ガス中のガス識別が可能になる。 前述の水素炎イオン化ガス検知器12,13の
構成については、従来から当業者において知られ
ており、炭化水素が炎中で熱分解し、炭素原子と
水素原子に分解し、水素原子は燃焼し、炭素原子
は熱エネルギを吸収して熱電子を放出し、イオン
化され、イオン電流が流れるという原料を利用
し、炭素水素の濃度に対応した出力E1,E2を
導出する。 本発明によれば、次のような効果が達成され
る。 (a) 自動車の前部にサンプルリングプローブ5を
固定し、このサンプルリングプローブ5からポ
ンプ8によつて試料ガスを吸引して都市ガスの
漏洩を検出するようにしたので、その自動車で
路面などの地上を、たとえば40m/hの速度で
走行して都市ガスの漏洩を検出することがで
き、作業性がきわめて簡便であるという優れた
効果が達成される。 (b) また本発明では、第1水素炎イオン化ガス検
知器12の出力E1は、メタンのみの濃度に対
応しており、第2水素炎イオン化ガス検知器1
3の出力E2はメタンおよびそのほかの炭化水
素の濃度に対応しており、これらの出力E1,
E2の比E2/E1が都市ガスに対応した予め
定める値、たとえば約1.36であるときに、都市
ガスの漏洩と判断して表示を行うようにしたの
で、都市ガスの漏洩を、天然の発酵メタンおよ
び自動車の排気ガスによつて誤検出することを
防ぐことができる。 特に道路などでは、自動車の排気ガスが多
く、このような自動車の排気ガスでは、比E
2/E1は約27.49であり、都市ガスの比E
2/E1である予め定めた値、たとえば約1.36
に比べて充分に大きな値である。したがつて自
動車の排気ガスによつて誤検出を防ぐことが確
実である。 また天然の発酵メタンの量は一般には、少な
いので、天然の発酵メタンによる誤検出が一層
確実に防がれる。 (c) また本発明では、サンプルリングプローブ5
は自動車の前部に固定されており、そのサンプ
ルリングプローブ5は、下向きに開いた漏斗
状、すなわち下方になるにつれて拡つて開口し
ているので、自動車の走行中に、地上から上昇
する漏洩した都市ガスを確実に捕えることがで
きる。この地上からの都市ガスは、地上から上
昇するにつれて拡散し、このような拡散た都市
ガスを、下方に向けて拡つたサンプリングプロ
ーブ5によつて確実に捕らえることができる。 しかもまたこのサンプルリングプローブ5
は、上述のように自動車の前部に固定されてい
るので、そのサンプルリングプローブ5が固定
されている自動車からの排気ガスが、サンプル
リングプローブ5に吸引されることが防がれ
る。 さらにまたこのサンプルリングプローブ5
は、前述のように下方に向けて開口しているの
で、サンプルリングプローブ5が固定されてい
る自動車よりも前方を走行している他の自動車
からの排気ガスの混入量をわずかに抑えること
ができる。このことによつてもまた、都市ガス
の漏洩の検出が確実となる。
第1図は本発明に従う漏洩の調査状況を示す簡
略化した断面図、第2図は本発明の一実施例の全
体系統図、第3図は第2図の水素炎イオン化ガス
検知器12,13からの出力波形を示す図であ
る。 5……サンプリングプローブ、8……ポンプ、
11……非メタン除去手段、12,13……水素
炎イオン化ガス検知器、14……相似空筒、15
……演算手段、16……表示器。
略化した断面図、第2図は本発明の一実施例の全
体系統図、第3図は第2図の水素炎イオン化ガス
検知器12,13からの出力波形を示す図であ
る。 5……サンプリングプローブ、8……ポンプ、
11……非メタン除去手段、12,13……水素
炎イオン化ガス検知器、14……相似空筒、15
……演算手段、16……表示器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 自動車3に前部に固定され、下向きに開いた
漏斗状のサンプリングプローブ5と、 サンプリングプローブ5から試料ガスを連続吸
引するポンプ8と、 ポンプ8からの試料ガスを2つに分岐して導く
一対の導管9,10と、 一方の導管9からの試料ガスの成分のうち、メ
タンの発火温度未満の炭化水素を、触媒を用いて
完全燃焼させる非メタン除去手段11と、 非メタン除去手段11からのガスが与えられる
第1の水素炎イオン化ガス検知器12と、 他方の導管10からの試料ガスを導き、前記一
方導管9からの非メタン除去手段11を経て第1
水素炎イオン化ガス検知器12に至る系路長と同
一の系路長を有する相似空筒14と、 前記相似空筒14からの試料ガスが与えられる
第2水素炎イオン化ガス検知器13と、 第1水素炎イオン化ガス検知器12からの第1
出力E1と、第2水素炎イオン化ガス検知器13
からの第2出力E2との比E2/E1を演算し、
この比E2/E1が都市ガスに対応した予め定め
る値であるとき、都市ガスが漏洩しているものと
判断して表示する手段15,16とを含むことを
特徴とする都市ガスの漏洩検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9284579A JPS5616870A (en) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | Gas discriminating unit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9284579A JPS5616870A (en) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | Gas discriminating unit |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5616870A JPS5616870A (en) | 1981-02-18 |
| JPH0225148B2 true JPH0225148B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=14065760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9284579A Granted JPS5616870A (en) | 1979-07-20 | 1979-07-20 | Gas discriminating unit |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5616870A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58168889A (ja) * | 1982-03-29 | 1983-10-05 | Hitachi Ltd | 復水器輸送時保護法 |
| FR2820505B1 (fr) * | 2001-02-06 | 2003-08-29 | Air Liquide | Procede et dispositif de detection d'hydrocarbures dans un gaz |
| JP3907543B2 (ja) * | 2002-07-19 | 2007-04-18 | 新コスモス電機株式会社 | 都市ガス検知装置 |
| JP6316008B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2018-04-25 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスサンプリング装置 |
| JP6388477B2 (ja) * | 2014-01-29 | 2018-09-12 | 大阪瓦斯株式会社 | ガスサンプリング装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52116286U (ja) * | 1976-02-28 | 1977-09-03 | ||
| JPS5310228U (ja) * | 1976-07-09 | 1978-01-27 |
-
1979
- 1979-07-20 JP JP9284579A patent/JPS5616870A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5616870A (en) | 1981-02-18 |
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