JPH02255827A - エポキシ樹脂用硬化促進剤及びその硬化剤組成物ならびにエポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂用硬化促進剤及びその硬化剤組成物ならびにエポキシ樹脂組成物

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JPH02255827A
JPH02255827A JP1275367A JP27536789A JPH02255827A JP H02255827 A JPH02255827 A JP H02255827A JP 1275367 A JP1275367 A JP 1275367A JP 27536789 A JP27536789 A JP 27536789A JP H02255827 A JPH02255827 A JP H02255827A
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野辺 富夫
Masahiko Yamanaka
正彦 山中
Shigeo Takatsuji
高辻 重雄
Shoji Tani
谷 昭二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は酸無水物系硬化剤やエポキシ樹脂等との溶解性
に優れた有機カルボン酸亜鉛系硬化促進剤に関し、さら
には該硬化促進剤を含有し、光学的用途、例えば光学レ
ンズ、プリズム、透明平板等の光学機材、発光ダイオー
ド封止材等の発光素子、光デイスク基板等に適したエポ
キシ樹脂用酸無水物系硬化剤組成物ならびにエポキシ樹
脂組成物に関する。
(従来の技術) エポキシ樹脂は機械的、電気的、熱的ならびに化学的性
質が優れているので、注型材料、封止材等の多方面に使
用されている。エポキシ樹脂の使用方法としては、−液
型が作業性の面で優れているが、エポキシ樹脂に酸無水
物等の硬化剤、硬化促進剤を配合したー液型は、貯蔵期
間が短いため、一般にはエポキシ樹脂等からなる主剤(
1)と。
酸無水物、硬化促進剤等からなる硬化剤(n)を別々に
し、硬化時に(1)と(II)を混合する二液型配合が
使用されている。
近年では、光学レンズ、プリズム、発光ダイオード、光
デイスク基板等の光学用途に、酸無水物系硬化剤で硬化
したエポキシ樹脂硬化物が使用されるようになった。
このような光学用途に対するエポキシ樹脂硬化物は、無
色で透明性が強く要求されることがら、この用途で使用
される硬化促進剤についても厳しい性能が課されている
酸無水物系の硬化促進剤としては、■第三級アミン類若
しくはイミダゾール類等及び/又はそれらの有機カルボ
ン酸塩、■第三級アミン類若しくはイミダゾール類等及
び/又はそれらの有機カルボン酸塩と、有機カルボン酸
亜鉛等の有機カルボン酸金属塩併用系が一般的に使用さ
れているが、その硬化物は第三級アミン等にその硬化物
は第三級アミン等に起因して透明ではあるが着色してお
り、光学的用途を十分に満たすものではない。
(本発明が解決しようとする課題) 硬化促進剤として有機カルボン酸亜鉛を用いたエポキシ
樹脂硬化物は、無色透明であることは既に知られている
(27th  NationalSAMPE  Sym
posium、MAY、4−6.1982)。し、かじ
、有機カルボン酸亜鉛は硬化剤である酸無水物及びエポ
キシ樹脂への溶解性が悪いという欠点がある。このなめ
酸無水物と混合した硬化剤組成物は均一液状とならず、
有機カルボン酸亜鉛の相分離やそれに基づく白濁が生じ
る。さらに、エポキシ樹脂及び酸無水物などに有機カル
ボン酸亜鉛を配合したエポキシ樹脂組成物においても、
有機カルボン酸亜鉛のエポキシ樹脂及び酸無水物への溶
解性が悪いため、硬化むらができたり5作業性に劣るな
どの問題があった。
本研究者らの予備検討においても、有機カルボン酸亜鉛
を用いたエポキシ樹脂硬化物は、無色透明で、特に12
0℃以上での高温速硬化粂件下においても、優れた無色
透明性を有することを確認しているが、同時に酸無水物
又はエポキシ樹脂への溶解性が悪いこと、硬化むらがあ
ることも認めている。
従って、硬化促進剤として有機カルボン酸亜釦を単独で
用いることは実用上困難であり、第三級アミン類やイミ
ダゾール類等を使用するか、又はこれらに有機カルボン
酸亜鉛を少量併用17、有機カルボン酸亜鉛が酸無水物
やエポキシ樹脂等に溶解し、うる少量の範囲でのみ使用
しているのが実情である。
本発明者らはこのような問題点に鑑み、120℃以上、
好ましくは130℃以上の速硬化染件においても無色透
明の均一な硬化物を与え、かつ酸無水物系硬化剤及び/
又はエポキシ樹脂組成物への溶解性、さらに保存安定性
に優れた硬化促進剤を開発すべく、鋭意検討を加え、本
発明を完成した。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは酸無水物の一種又は二種以上と下記(B)
の一般式で表されるフェノール類の一=一種又は二種以
上の存在下、有機カルボン酸亜鉛を一定条件で加熱変性
すれば、有機カルボン酸亜鉛の硬化促進機能を損なわず
に、エポキシ樹脂や酸無水物等に容易に溶解しうろこと
を見い出した。
カルボニル基、メトキシカルボニルメチル基を示す) 有機カルボン酸亜鉛の変性に用いられる(B)式で示さ
れるフェノール類と有機カルボンM亜鉛との比率(以下
、フェノール亜鉛比という)は、(C)式で示され、該
比は2〜9、好ましくは3〜7である。2以下であると
、有機カルボン亜鉛のフェノール亜鉛比−Y/X・・・
(C)(Xは有機カルボン酸亜鉛のモル数、Yはフェノ
ール類のモル数をフェノール類中の水酸基の数で掛けた
値である。) (R,は水素原子又はメチル基、cl〜c1の直鎖若し
くは分岐のアルキル基、R4は水素原子又は水酸基、メ
チル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシエチル基、
メトキシ酸無水物やエポキシ樹脂への溶解性が乏しく、
9以上の場合は溶解性は良好であるが、エポキシ樹脂硬
化物の透明性以外の諸特性、例えば、ガラス転移温度、
耐湿性などが低下し、実際上使用することが困難となる
また、有機カルボン酸亜鉛の変性に用いらiる酸無水物
と有機カルボン酸亜鉛との比率〈以下。
酸無水物亜鉛比という)は、(D)式で示され、その範
囲は2〜9、好ましくは3〜7である。
酸無水物亜鉛比−Z/X・・・(D) (Xは(C)式で示すフェノール亜鉛比の場合と同じく
有機カルボン酸亜鉛のモル数、Zは酸無水物のダラム当
量数) 該比が2以下であると、有機カルボン酸亜鉛の溶解性が
乏しく、実際上使用することが困難となり、逆に9以上
の場合は酸無水物が未反応で残存する結果となる。
但し、後述するように一段で酸無水物系硬化前組成物を
製造する場合は、酸無水物亜鉛比は、9以上で行う。
本発明で用いられる有機カルボン酸亜鉛としては、下記
一般式(A)で例示されるものが有効で(Rl、R2は
同−又は異なって、フェニル基、C1〜C1゜のアルキ
ル基を有する核置換フェニル基、ナフテン酸残基、CI
−C21の直鎖若しくは分岐のアルキル基又はアルケニ
ル基、水酸基を有する直鎖又は分岐のC1〜C□のアル
キル基又はアルケニル基を示す)具体的には、W#酸亜
鉛、ヘキサン酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸亜鉛、ラウ
リン酸亜鉛、バルミチン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、リ
シノール酸亜鉛、安息香酸亜鉛、炭素数6〜20の単環
又は二環、二環のナフテン酸残基等が例示される。これ
らは1独又は2種以上併用することができる。
本発明に用いられるフェノール類どしては、(B)式に
相当するフェノールの一種又は二種以−Eが用いられる
。具体的には、フェノール、pクレゾール又はm−クレ
ゾール、0−クレゾール、p−エチルフェノール、m−
エチルフェノール、0−エチルフェノール、p−イソブ
ロビルフェノール、m−イソプロピルフェノール、O−
イソプロピルフェノール、p−tert−ブチルフェノ
ール、p−ブチルフェノール、m−ブチルフェノール、
0−ブチルフェノール、p−オクチルフェノール、p−
ラウリルフェノール等のアルキルフェノ−・ル類、p−
メトキシフェノール、m−メトキシフ丁、ノール2グア
ヤコ・−ル、p−エトキシフェノール、グエトール等の
アルコキシフェノール類、p−メI・キシエチルフェノ
ール、ヒドロキノン、p〜・オキシ安息香酸メチル、p
−ヒドロキシフェニル酢酸メチルエステルなどである。
本発明に用いられる酸無水物は、多塩基酸カルボン酸無
水物の一種又二種以上で、具体的には無水フタル酸、無
水テトラヒドロフタル酸、無水ヘキサしドロフタル酸、
無水メチルテトラヒドロフタル酸、無水メチルへキサヒ
ドロフタル酸、J−イソプロピル−4−メチル−ビシク
ロ[2,2,1オクタン−5−エン−2,3−ジカルボ
ン酸無水物及びその水素化物、無水3.6−エンドメチ
1/ンテトラヒドロフタル酸、マレイン化アロオシメン
及びその水素化物、マレイン化ミルセン及びその水素化
物、メチルナジック!!!無水物及びその水素化物、無
水ビロメリッl−酸、無水ドデセニルコハク酸及びその
水素化物、無水ポリ(エチルオクタデカンニ酸)、無水
ポリ(フェニルヘキサデカンニ酸)、無水ペンゾフェノ
ンテl−ラカルボン酸、エチレングリコールビス(アン
ヒドロトリメリゾート)、グリセロールトリストリメリ
テ−1・無水物、無水ヘット酸、無水デト、ラブロモフ
タル酸などが例示される。
変性有機カルボン酸亜鉛からなる硬化促進剤の製造方法
は、有機カルボン酸亜鉛に酸無水物とフェノール類を所
定量加え、好まシ、<はチッソガス等の不活性ガス存在
r460〜200℃で、好ま1−・くけ70〜150℃
で、0.5時間〜10時間かけて撹拌する。このような
操作で、変性有機カルボン酸亜鉛からなる硬化促進剤を
容易に得ることができる8本発明C:より得られた変性
有機カルボン酸亜鉛の硬化促進剤としての機能は良好で
、かつ該硬化促進剤の40″Cの保存安定性試験では3
ケ月以上経過しても、相分離などの現1は認められず、
また硬化促進機能の低下も見へれない9変性有機カルボ
ン酸亜鉛からなる硬化促進剤の構造は明確ではないが、
酸無水物やエボギシ樹脂に容易に溶解すること、例えば
、オクチル酸亜鉛、メチルヘキサしドロフタル酸、p−
エチルフェノールを用い、(C)式に示すフェノール亜
鉛比を3、(D)式に示す酸無水物亜鉛比を3の比率に
し、て、チッソガス中、100℃で1時間撹拌して変性
した場合、そのIRスペクトルは変性前と比較しで、フ
ェノールの水酸基に基づ<3340cm″′’の吸収の
減少、メチルヘキサしドロフタル酸無水物の酸無水物基
に基づ<1.790cm−’の吸収の減少、遊離カルボ
キシル基に基づ<1708crn”の吸収の出現、オク
チル酸亜鉛に基づ< 1554 c mlと1632c
m−’の吸収強度の逆転などから判断し°C1有aカル
ボン酸亜鉛と酸無水物及び/又はフェノール類が、゛7
ンアレツクスヌはオリゴマーのようなものを形成してい
るものと推定される。
次に、本発明により生成した変性有機カルボン酸亜鉛か
らなる硬化促進剤を酸無水物に配8・することにより、
酸無水物系硬化剤組成−を得ることができる。酸無水物
とL2ては、前述の酸無水物の一種又は二種以上が使用
できる。配合方法は室温へ、150℃程度の任意の温度
で行゛)ことができ、変性有機カルボン酸亜鉛と酸無水
物を、(E>式に示す配合比率が12.5−250程度
になるように撹拌しながら混合する。
配合比率−(T+tJ)/S・・・(E>(Sは変性す
るために用いた有機カルボン酸亜鉛のモル数、Tは変性
有機カルボン酸亜鉛硬化促進剤4ご用いた酸無水物のダ
ラム当量数、Uは硬化剤組成物を製造するために変性有
機カルボン酸亜鉛硬化促進剤に加えた酸無水物のダラム
当量数) 該配合比率が12.5以rの場合は、硬化物の機械的特
性、耐湿性などが低]−′シ、250以上の場合は、丁
ボキシ樹脂の硬化反応速度が遅く、不適当である。
さらに変性有機カルボン酸亜鉛を含む酸無水物硬化剤組
成物を得る他の方法として、前述の変性有機カルボン酸
亜鉛硬化促進剤を製造する際に、多量の酸無水物を用い
ることにより、即ち(D)式で示される酸無水物亜鉛比
が12.5〜250程度になるように用いることによっ
て、−段で酸無水物系硬化剤組成物を得ることができる
0本方法によれば、−段の操作で硬化剤組成物を得るこ
とができるので、工程が簡略化されるという利点を有す
る。
該比率が12.5以下の場合、及び250以」二のとき
は、前述の場合と同様なエポキシ樹脂硬化物の特性劣化
をもたらす。
変性有機カルボン酸亜鉛硬化促進剤を酸無水物に配合し
た硬化剤組成物、酸無水物を多量に用いて一段で生成せ
しめた硬化剤組成物のいずれも、硬化剤としての機能、
保存安定性は良好であり、40℃での保存安定性試験に
おいても、3力月以上経過しても、相分離などの現象は
認められない。
エポキシ樹脂と、上記の両方法のいずれがで得られた酸
無水物系硬化剤組成物、その他の添加剤を適宜混合して
、エポキシ樹脂組成物を得ることができる。また、場合
によっては、エポキシ樹脂及び酸無水物硬化剤、変性有
機カルボン酸亜鉛硬化促進剤、その他の添加剤を適宜、
同時に混合してエポキシ樹脂組成物を得ることもできる
このようにして得たエポキシ樹脂組成物を1゜O〜17
0℃程度の温度下に加熱硬化することで、透明性は良好
で、かつ硬化むらのない硬化物が得られる。またこの硬
化物は、125℃程度の長時間加熱エージングテストを
行っても、透明性の劣化は非常に少ない。
本発明に使用されるエポキシ樹脂は、本発明の所定の効
果を有する限り、いずれのタイプのものでも使用できる
。具体的にはビスフェノールAやビスフェノールFとエ
ビハロヒドリンより得られるビスフェノールタイプのエ
ポキシ樹脂、3,4エポキシシクロヘキシルメチル−3
°、4゛−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートな
どの脂環型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、
ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、ブチ
ルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテルな
どのグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、Versat
ie  5やVersat、ie  10(シェル化学
(株)製)等のカルボン酸のグリシジルエステルである
ネオ敢グリシジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸やテ
トラヒドロフタル酸のジグリシジルエステルなどのグリ
シジルエステル型エポキシ樹脂などが例示される。これ
らは、−種又は二種以上を併用して使用することができ
る。
エポキシ樹脂に、本発明の変性有機カルボン酸亜鉛を含
んだ酸無水物系硬化剤組成物、さらに必要に応じて亜鉛
以外の有機カルボン酸金属塩、金属アセチルアセトナー
ト、第三級アミン、イミダゾールなどの硬化促進剤、可
撓性付与剤、変性剤、染料、顔料、ブルーイング剤、光
拡散剤などの無機及び/又は有機充填剤、消泡剤、カッ
プリング剤、酸化防止剤や還元剤などの着色防止剤、難
燃剤、離型剤等の添加剤を含ませることができる、本発
明により得られたエポキシ樹脂用硬化促進剤、エポキシ
樹脂硬化剤及びエポキシ樹脂組成物は、光学的用途、例
えば光学レンズ、プリズム、透明平板等の光字機材、発
光ダイオ・−ド封止材算の発光素子、光デイスク基板、
光変調素子や光ファイバー等の接着剤、フォ1−ダイオ
ードやフォト1〜ランシスター等の受光素子封止剤5紫
外線消去型El”−ROM等のLSIやICの封止、タ
ッチパネルや太陽電池表面等に用いる光学用被覆材、フ
ォトカプラー等の発光・受光素子の封止などに使用する
ことができる。
次に実施例により、本発明の詳細な説明する。
(実施例) 実施例1 撹拌装置、冷却管、チッソガス導入管、温度計を備えた
10100Oの四ツロフラスコに、2−エチルヘキサン
酸亜鉛(商品名:オフトープ亜鉛、ホープ製薬(株)製
)107g、無水メチルへキサヒドロフタル酸(商品名
:リカシッドHM−700、新日本理化(株)製、以下
M e−HHP Aと略記する) 164g + (D
)式で示す酸無水物亜鉛比は3.3+、P−ノニルフェ
ノール264g((C)式で示すフェノール亜鉛比は4
)を加え、i00℃で1時間、チッソガス流通下に撹拌
した後、N温まで冷却し無色で透明均一な変性有機カル
ボン酸亜鉛硬化促進剤を得た。該硬化促進剤10重量部
は、Me−HHPA50重量部及びビスフェノールAジ
グリシジルエーテル(商品名:エビコート828、油化
シェルエポキシ(株)製、以下DGEBAと略記する)
100重1部のいずれにも容易に溶解した。また、該硬
化促進剤をガラスビンに密封して、40℃、40日保存
した後の性状を観察したが、無色で均一透明な液状であ
った。
該硬化促進剤10重量部、Me−HHPA90重1部、
DGEBA100重1部を混合し、激!7く1分間撹拌
した後、減圧上脱泡して、そのときの溶解性を評価した
。その後、所定温度で5時間硬化して、5X20X40
mmの硬化物を作成し、外観の硬化むらど、400 n
 rn、800nmの光線透過率測定(JIS−に71
05に準拠して行う、島津製作所(株)製紫外線可視分
光光度計UV−2100使用、本発明において以下同様
)による着色性を評価した。硬化物は125℃、300
時間加熱して、再度、光線透過率を測定した。
その結果を表2に示す3 実施例2 実施例】のp−ノニルフェノール264gの代わりに、
p−クレゾール124g ((C)式で示すフェノール
亜鉛比は4)を用いた以外は実施例1と同様に行い、無
色で透明均一な変性有機カルボン酸亜鉛硬化促進剤を得
た。該硬化促進剤10重量部は、Me−HHPA50重
量部、又はDGEBA100重量部のいずれにも容易に
溶解した。
該硬化促進剤組成物をガラスビンに密封して、40℃、
40日保存した後の性状をIll察したが、無色で均一
透明な液状であった。
実施例3 実施例1のMe−HHPA164gの代わりに、Me−
HHPA328g ((D)式で示す酸無水物亜鉛比は
6.61.p−一ノニルフェノール264gの代わりに
396g ((C)式で示すフェノール亜鉛比は6)を
用いた以外は、実施例1と同様に行い、無色で透明均一
な変性有機カルボン酸、亜鉛硬化促進剤を得た。該硬化
促進剤】0重量部は、Me−HHPA50重1部、又は
DGEBA100重量部のいずれにも容易に溶解した。
該硬化促進剤組成物をガラスビンに密封して、40℃、
40日保存した後の性状を観察し1.たが、無色で均一
透明な液状であった。
実施例4 撹拌装置、冷却管、チッソガス導入管、温度計を備えた
300m1の四ツ目フラスコに、2−エチルヘキサン酸
亜鉛10.7g、Me−HHPA16.4g I (D
>式で示す!!!無水物亜鉛比は3゜3)、p−ノニル
フェノール26.4g ((C)式で示すフェノール亜
鉛比は4)を加え、100℃で1時間、チッソガス流通
下に撹拌し1.変性有機カルボン#i亜鉛硬化促進剤を
得た。この硬化促進剤を60°Cまで冷却してM e 
 HHP A 147.6g ((E)式で示す配合比
率は33.3)加え、無色で透明均一な硬化剤組成物を
得た。該硬化剤組成物100重坂部は、DGEBAiO
O重量部に容易6ご溶解した。
該硬化剤組成物をガラスビンに密封して、40℃、40
日保存した後の溶解性を観察したが、無色て′均一透明
な液状であった。
実施例5 実施例4と同じ装πに、M(シーHHP A 164g
 ((D)式で示ず酸無水物亜鉛比は333)、2−エ
チルヘキサン酸亜#10.7g、P−ノニルフェノール
26.4g + (C)式で示すフェノール亜鉛比は4
)を加え、100℃、1時間チッソガス流通下に撹拌し
た後、室温まで冷却し、無色で透明均一な硬化剤組成物
を得た。該硬化剤組成物100重量部は、DGEBA1
00重量部に容易に溶解した。
該硬化剤組成物をガラスビンに密封して、40℃、40
日保存した後の溶解性を観察したが、無色で均一透明な
液状であった。その結果を表1に示す。
実施例6〜・13 有機カルボン酸亜鉛、フェノール類又は酸無水物の種類
、フェノール亜鉛比、酸無水物亜鉛比、撹拌温度を変え
たほかは、実施例5と同様に行った。但し、酸無水物に
テトラヒドロフタル酸無水物(以下、T HP Aと略
記する)を使用したときは、融点が102℃と高いため
、溶解性の試験は105℃で評価した。その結果を表1
に示す。
実施例14へ−23 実施例1〜13で得た硬化剤組成物100重量部とDG
EBA100重1部を、激しく1分間撹拌した後、減圧
上脱泡して、そのときの溶解性を評価した。その後、所
定温度で5時間硬化して、5X20X40rnrnの硬
化物を作成し、外観の硬化むらと、400nm、800
nrnの光線透過率測定による着色性を評価した。硬化
物は、125℃、300時間加熱エージングして、再度
、光線透過率を測定した。
但し酸無水物にT HP Aを使用した実施例22の硬
化剤組成物については、室温で固体であるため、105
℃で1分間DGEBAと混合して、以下、同様に評価し
た。その結果を表2に示す。
比較例1〜3 有機カルボン酸亜鉛を酸無水物の存在下、加熱した以外
は、実施例5と同様にして硬化剤組成物を製造した。但
し、THPAを使用した比較PA4の溶解性評価のみ、
105℃で行った。配合及び溶解性結果を表1に示す。
比較例4 有機カルボン酸亜鉛をフェノール類の存在下、加熱した
以外は、実施例5と同様にして硬化剤組成物を製造した
。配合及び溶解性結果を表1に示す。
比較例5 室温でかきまぜた以外は、実施例5ど同様にして硬化剤
組成物を製造した。配合及び溶解性結果を表1に示す。
比較例6〜9 実施例5と同様の装置を用いて、Me−HHPA164
gに対し52−エチル−4−メチルイミダゾール(以下
、2E4MZと略記する)1.0g、又は1.8−ジア
ザビシクロ[5,4,0]ウンデセン−7(以下、DB
Uと略記する)1゜0gを添加し、80℃、1時間混合
溶解し2て得た硬化剤100重1部とDGEBA100
重量部を室温上混合し、実施M14〜23の項に示した
と同様に硬化させて、透明性を評価した。その結果を表
3に示す。
比較例10 実施例5と同様の装置を用いて、THPA152gに、
DBUl、Ogを添加し、110’C21時間混合溶解
して得た硬化剤1oo重量部とDGEBA100重1部
を1.05℃、1分子WJ激しく混合し、減圧脱泡後、
実施例14〜23の項で記載したと同様の方法で硬化し
、透明性を評価した。
その結果を表3に示す。
比較例11〜】5 比較例1〜・5で得た硬化剤組成物1oo重量部とDG
EBA100重量部を室温混合し、実施例14〜23の
項で示したと同様の方法で硬化物を作成し、溶解性、硬
化物の均−性及び透明性を評価した。但し、THPAを
使用した比較例14については、105℃で混合しな、
その結果を表3に示す。
(発明の効果) 本発明で得られた変性有機カルボン酸亜鉛硬化促進剤は
、酸無水物及びエポキシ樹脂に容易に溶解し、長期保存
においても相分離等の変質を生ぜず、また変性有機カル
ボン酸亜鉛硬化促進剤を含む酸無水物系硬化剤組成物は
、長期保存においても相分離等の変質を生ぜず、さらに
該酸無水物系硬化剤で、120℃以上の高温速硬化条件
で硬化したエポキシ樹脂硬化物は、硬化むらなく無色透
明である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式(A)で示される有機カルボン酸亜鉛に、
    酸無水物類の一種又は二種以上及び一般式(B)で示さ
    れるフェノール類の一種又は二種以上を混合して加熱変
    性して得られる変性有機カルボン酸亜鉛からなるエポキ
    シ樹脂用の硬化促進剤。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(A) (R_1、R_2は同一又は異なって、フェニル基、C
    _1〜C_1_0のアルキル基を有する核置換フェニル
    基、ナフテン酸残基、C_1〜C_2_1の直鎖若しく
    は分岐のアルキル基又はアルケニル 基、水酸基を有する直鎖又は分岐のC_1〜C_2_1
    のアルキル基又はアルケニル基を示す)▲数式、化学式
    、表等があります▼・・・(B) (R_3は水素原子又はメチル基、C_1〜C_1_6
    の直鎖若しくは分岐のアルキル基、R_4は水素原子又
    は水酸基、メチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキ
    シエチル基、メトキシ カルボニル基、メトキシカルボニルメチル 基を示す)
  2. (2)請求項第一項の(A)式で示される有機カルボン
    酸亜鉛に、酸無水物類の一種又は二種以上及び請求項第
    一項の(B)式で示されるフェノール類の一種又は二種
    以上を混合して加熱変性して得られる変性有機カルボン
    酸亜鉛を、必須成分として含む酸無水物系エポキシ樹脂
    用硬化剤組成物。
  3. (3)請求項第一項の(A)式で示される有機カルボン
    酸亜鉛に、酸無水物類の一種又は二種以上及び請求項第
    一項の(B)式の示されるフェノール類の一種又は二種
    以上を混合して加熱変性して得られる変性有機カルボン
    酸亜鉛を必須成分として含むエポキシ樹脂組成物。
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