JPH0225706B2 - - Google Patents
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- JPH0225706B2 JPH0225706B2 JP8567785A JP8567785A JPH0225706B2 JP H0225706 B2 JPH0225706 B2 JP H0225706B2 JP 8567785 A JP8567785 A JP 8567785A JP 8567785 A JP8567785 A JP 8567785A JP H0225706 B2 JPH0225706 B2 JP H0225706B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶接トーチまたは溶接ワイヤを揺動さ
せながら溶接する開先線倣い溶接に関するもので
ある。 〔従来技術〕 溶接ワイヤを揺動させる溶接において、揺動の
中心が開先の中心からずれている場合には不完全
な溶接となるので、揺動両端部において溶接電流
を積分して、両積分値が合致する方向に揺動中心
をずらして揺動中心を実質上開先中心に自動位置
決めすることが提案されている(たとえば特公昭
53−11502号公報および特開昭54−26261号公報)。
従来のこの種の開先倣い溶接においては、揺動の
右端と左端のそれぞれにおける溶接電流の積分値
を比較して右端の積分値が左端のそれより大きい
と揺動の中心が右側にずれていると見なし、その
逆のときには左側にずれていると見なして、それ
ぞれ揺動中心を左および右に移す。 また、本出願人は、揺動幅および揺動位置より
揺動の一方の折り返しと他方の折り返しを識別し
て溶接電流を折り返し点でサンプリングし、これ
らの溶接電流を比較して中心ずれを検出し、これ
に基づいて中心位置を調整する振り幅中心制御を
提案した(特開昭58−151965号公報)。 これらは溶接電流を一定とした溶接法の場合で
あつて、全姿勢溶接では溶接電流を高、低に変化
させながら溶接することが最適であることが知ら
れている。しかしながら、溶接電流を高、低に大
きく変化させながら溶接を行なうことは、溶接の
安定性及び中心ずれ検出タイミングおよび調整制
御タイミングの関係と全姿勢に亘つて開先幅に対
応した中心位置を調整することは非常に難かしい
とされ、その対応として溶接アークをオペレータ
が目視で確認して手動操作によりトーチ位置を溶
接シームに合せしかも幅調整を行なつていた。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、溶接中常にアークを鑑視しなければな
らず、これか大変な疲労をもたらすという問題が
あつた。 本発明は溶接電流を高、低に大きく変化させ、
開先の中心に揺動中心を合せるとともに開先幅の
変化に対応させながら全姿勢において自動で高品
質の開先倣い溶接を行なうことを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の開先倣い溶接制御方法は、溶接の進行
方向に対して交叉する方向に溶接トーチ先端を揺
動させ、該揺動幅の両端停止時は高電流、揺動時
は低電流、と溶接電流を変化させる消耗電極式溶
接において: (A)前記揺動幅の両端停止時間内に、揺動時の低
電流と同じ低電流域、高電流域および前記低電流
域を順次設け、この両端停止位置への到達瞬時近
傍の設定時間内における前記低電流域の溶接電流
の最大値を左、右端につき記憶し、該両端最大値
を比較し、比較結果により揺動幅中心を両最大値
が合致するように左右に移動させ、かつ、 (B−1)前記左、右端の最大値と基準電流値
を比較し、両端とも基準電流値よりも大きい場合
は揺動幅を一定量狭くし、(B−2)両端とも設
定基準電流値と同等あるいは小さい場合は、その
ままの揺動幅で溶接を続行しあらかじめ設定した
揺動回数を経過した時点で一定量揺動幅を拡げる
ことを特徴とする。 〔作用〕 上記(A)により、トーチの振り幅中心が開先の中
心に自動的に合せられる。トーチ先端が移動中に
は低電流であるので、溶接線が立向から上向で溶
接姿勢が立向、上向姿勢の溶接でも、揺動の移動
中に溶融金属がたれ落ちることがない。また、開
先の両端でトーチが停止しているときに高電流域
があるので、開先両端での溶融金属の凝固速度が
遅く、アーク力が強くて溶込みが良好である。更
に、揺動が左、右端に到達し所要の電流検出を行
なう間は溶接電流が低電流域であつて低期間では
電流の変動が小さいので、電流検出誤差が小さく
開先の中心に対するトーチの揺動中心合せが正確
となる。 開先の幅に対してトーチの揺動幅が大きいとア
ークが開先両端部の壁をかじり電流値が大きくな
つて電流検出値が高くなる。このときには上記(A)
でトーチの揺動中心が開先の中心に合つているの
で、左、右端の最大値と基準電流値を比較した結
果が両端とも基準電流値よりも大きくなるので、
上記(B−1)により、トーチの揺動幅が一定量
狭くされる。すなわち、トーチの揺動幅に対して
開先の幅が狭いとこれに連動して自動的にトーチ
の揺動幅が狭く修正される。 逆に、開先幅に対し揺動幅が狭くなつた場合
は、開先両端の壁がないためトーチが揺動端に行
つても電流変化が起らないので、トーチ揺動の
左、右端の最大値と基準電流値を比較した結果が
両端とも基準電流値以下となるので、上記(B−
2)により、あらかじめ設定した揺動回数毎に、
揺動量が一定量づつ拡げられる。この拡げが開先
の幅を越えると、上記(B−1)により自動的に
トーチの揺動幅が狭く修正される。すなわち、上
記上記(B−1)および(B−2)により、開先
幅のサーチと開先幅に対応する揺動幅の設定が自
動的に行なわれる。 このような揺動幅の自動調整により、トーチの
揺動幅は、開先の幅に追従したものとなつて、揺
動幅が狭すぎることによる突形状のビートや両端
での溶込み不良が発生せず、安定した積層溶接を
実現しうる。また、開先の両端をかじることがな
く、溶接金属の垂れ落ちや溶け込み不良が発生し
ない。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 〔実施例〕 第1図に本発明を一態様で実施する装置構成の
主要部を示す。第1図において、溶接トーチ28
と被溶接物42の間に流れる電流、すなわち溶接
電流は、電流検知器2で検出され、増幅器3で増
幅されて波形補正回路4でなめらかに整形されて
アナログスイツチ5,6に印加される。アナログ
スイツチ5,6は、それぞれタイミング信号A,
Bでオン(ON)、オフ(OFF)制御される。 溶接電流H、L切換タイミング発生回路24が
溶接電流1とオシレート制御回路30に低(L)と高
(H)をそれぞれ所定の幅で交互に定周期で指示する
タイミングパルスを与える。 第2図に第1図各部の電気信号を示す。以下こ
の第2図をも参照して説明すると、溶接電源1
は、タイミングパルスに同期して第2図最上段に
示すように溶接電流を高(H)、低(L)に切換える。一
方、オシレート制御回路30は、タイミングパル
スに同期して高(H)から低(L)に切換つた後に左右の
一方から他方への移動を開始し、オシレート端設
定値で定まる所で移動を停止し次にタイミングパ
ルスが高(H)から低(L)になるまで停止状態を維持す
る信号を発生して増幅器27に与える。 すなわち、高(H)、低(L)タイミング信号とオシレ
ート位置のフイードバツク用ポテンシヨメータ2
9の信号そしてオシレート端設定器47からの信
号を、オシレート制御回路30が受けてそれらの
信号に対応したモータ付勢信号を発生し、増幅器
27に与えてオシレートモータ26を正、逆転付
勢する。これにより溶接トーチ28に開先を横切
る、第2図の2段目のようなオシレート動作をも
たらす。 分周回路34は、オシレートのオン−オフをカ
ウントする。第2図の7段目の信号が分周回路3
4の入力信号である。分周回路34は、第3番目
のパルスの立下り時に時限回路T1にトリガー信
号を与え、また、第1番目ののパルスの立上り時
に時限回路T2にトリガー信号を与える。回路T
1はトリガーされてからT1の間HのパルスEを
発生してアナログスイツチ12〜14を閉としか
つカウンタ40にカウントパルスを与え、回路T
2は、トリガーされてからT2の間HのパルスF
を発生して記憶回路7,8をリセツトする。これ
らの信号発生は定周期で行なわれる。 溶接トーチ28が左端又は右端に移動し、ポテ
シヨメータ29の信号がサンプリング端設定器4
6の設定で定まる値を越えたときにHの信号をサ
ンプリング制御回路31が発生する。この信号は
アンドゲート45に与えられる。アンドゲート4
5にはインバータ44の出力(分周回路34入力
の第3番目のパルスと時限回路T1の出力パルス
の両方にまたがつてLで他の区間でH)が与えら
れるので、アンドゲート45は、分周回路34入
力の内の第1番のパルスと第2番のパルスに対応
する端部検出パルスのみを右端検出回路32およ
び左端検出回路33に与える。これにより、右端
検出回路32は分周回路34入力の内の第1番の
パルス対応の端部検出パルスを発生し、左端検出
回路33は分周回路34入力の内の第2番のパル
ス対応の端部検出パルスを発生する。これらのパ
ルスで時限回路T3がトリガーされてT3の間H
のパルスを発生する。このパルスがアンドゲート
37bおよび38に印加され、アンドゲート37
bおよび38がそれぞれ右サンプリングパルスA
および左サンプリングパルスBを発生する。 アナログスイツチ5が右サンプリングパルスA
で閉とされて、閉の間の溶接電流値の最大値が記
憶回路7に記憶される。アナログスイツチ6は左
サンプリングパルスBで閉とされ、閉の間の溶接
電流値の最大値が記憶回路8に記憶される。 記憶回路7,8に記憶された値は、比較器9で
比較されると共に、比較器10,11で幅設定器
23で設定された基準値と比較される。比較器9
の出力(左、右端電流のいずれが大きいかを示
す)、比較器10の出力(右端電流が基準値より
も大か否かを示す)および比較器11の出力(左
端電流が基準値よりも大か否かを示す)は、タイ
ミング信号E(T1)に同期してスイツチ12〜
13が閉となることにより、比較器16,17お
よびアンドゲート18に与えられる。比較器1
6,17において、左右端電流差値が、設定器1
5で設定された基準値範囲内にあるか否かを判定
し、外れていると、溶接トーチ揺動中心をずらす
(開先中心に合わせる)ための信号をモータドラ
イバ19に与える。これにより信号E(T1)の
間に揺動中心補正が行なわれる。 また、比較器10,11の出力がいずれもHで
ある(左右端電流が基準値より大)であるとアン
ドゲート18の出力がHとなり、モータドライバ
21に揺動振幅を狭める指示を与えると共に、カ
ウンタ40をクリアする。これにより信号E(T
1)の間に揺動幅補正が行なわれる。 カウンタ40は、アンドゲート18の出力がL
(左右端電流の少なくとも一方が基準値以下)の
間パルスE(T1の間H)を、プリセツトスイツ
チ41で設定された数よりダウンカウントし、設
定数をダウンカウントし終つたときにQ=Hの、
揺動振幅を広げる指示をモータドライバ21に与
える。 以上に説明した要素の動作により、右端(1)から
左端(2)に溶接トーチが移動し次に右端(3)に戻つた
ときに、右端(1)のときの溶接電流値と左端(2)の溶
接電流値の差(比較器9の出力)が設定器15で
設定した基準値を越えていると、差が小さくなる
方向(左又は右方向)に溶接トーチ28がずらさ
れる。また、右端(1)のときの溶接電流値と左端(2)
の溶接電流値が、それぞれ設定器23の設定値と
比較され、両者共に設定値を越えると振幅を小さ
くする方向にモータ22が駆動されると共にカウ
ンタ40がクリアされる。 次に、左端(1)から右端(2)に溶接トーチが移動し
次に左端(3)に戻つたときに、左端(1)のときの溶接
電流値と右端(2)の溶接電流値の差(比較器9の出
力)が設定器15で設定した基準値を越えている
と、差が小さくなる方向(左又は右方向)に溶接
トーチ28がずらされる。また、左端(1)のときの
溶接電流値と右端(2)の溶接電流値が、それぞれ設
定器23の設定値と比較され、両者共に設定値を
越えると振幅を小さくする方向にモータ22が駆
動されると共にカウンタ40がクリアされる。 以下、揺動の1往復+半行程毎にこの動作が繰
り返され、右端のときの溶接電流値と左端の溶接
電流値の少なくとも一方が23の設定値以下であ
る状態が、パルスEがn回生じる間継続すると、
カウンタ40より揺動幅を広げる指示がモータド
ライバ21に与えられ、揺動幅が広げられる。 なお、揺動中心を右又は左にずらすモータ20
付勢はパルスE(T1)の間のみであり、また、
揺動幅を狭める又は広げるモータ22付勢もパル
スE(T1)の間のみであり、1回の中心ずらし
量および揺動幅変更量は小さい値で、その幅は
0.3〜0.7mmである。 実験例 開先角度:30゜±2゜、板厚:20mm 開先突合せ先端間ギヤツプ:2〜6mm
せながら溶接する開先線倣い溶接に関するもので
ある。 〔従来技術〕 溶接ワイヤを揺動させる溶接において、揺動の
中心が開先の中心からずれている場合には不完全
な溶接となるので、揺動両端部において溶接電流
を積分して、両積分値が合致する方向に揺動中心
をずらして揺動中心を実質上開先中心に自動位置
決めすることが提案されている(たとえば特公昭
53−11502号公報および特開昭54−26261号公報)。
従来のこの種の開先倣い溶接においては、揺動の
右端と左端のそれぞれにおける溶接電流の積分値
を比較して右端の積分値が左端のそれより大きい
と揺動の中心が右側にずれていると見なし、その
逆のときには左側にずれていると見なして、それ
ぞれ揺動中心を左および右に移す。 また、本出願人は、揺動幅および揺動位置より
揺動の一方の折り返しと他方の折り返しを識別し
て溶接電流を折り返し点でサンプリングし、これ
らの溶接電流を比較して中心ずれを検出し、これ
に基づいて中心位置を調整する振り幅中心制御を
提案した(特開昭58−151965号公報)。 これらは溶接電流を一定とした溶接法の場合で
あつて、全姿勢溶接では溶接電流を高、低に変化
させながら溶接することが最適であることが知ら
れている。しかしながら、溶接電流を高、低に大
きく変化させながら溶接を行なうことは、溶接の
安定性及び中心ずれ検出タイミングおよび調整制
御タイミングの関係と全姿勢に亘つて開先幅に対
応した中心位置を調整することは非常に難かしい
とされ、その対応として溶接アークをオペレータ
が目視で確認して手動操作によりトーチ位置を溶
接シームに合せしかも幅調整を行なつていた。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかし、溶接中常にアークを鑑視しなければな
らず、これか大変な疲労をもたらすという問題が
あつた。 本発明は溶接電流を高、低に大きく変化させ、
開先の中心に揺動中心を合せるとともに開先幅の
変化に対応させながら全姿勢において自動で高品
質の開先倣い溶接を行なうことを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の開先倣い溶接制御方法は、溶接の進行
方向に対して交叉する方向に溶接トーチ先端を揺
動させ、該揺動幅の両端停止時は高電流、揺動時
は低電流、と溶接電流を変化させる消耗電極式溶
接において: (A)前記揺動幅の両端停止時間内に、揺動時の低
電流と同じ低電流域、高電流域および前記低電流
域を順次設け、この両端停止位置への到達瞬時近
傍の設定時間内における前記低電流域の溶接電流
の最大値を左、右端につき記憶し、該両端最大値
を比較し、比較結果により揺動幅中心を両最大値
が合致するように左右に移動させ、かつ、 (B−1)前記左、右端の最大値と基準電流値
を比較し、両端とも基準電流値よりも大きい場合
は揺動幅を一定量狭くし、(B−2)両端とも設
定基準電流値と同等あるいは小さい場合は、その
ままの揺動幅で溶接を続行しあらかじめ設定した
揺動回数を経過した時点で一定量揺動幅を拡げる
ことを特徴とする。 〔作用〕 上記(A)により、トーチの振り幅中心が開先の中
心に自動的に合せられる。トーチ先端が移動中に
は低電流であるので、溶接線が立向から上向で溶
接姿勢が立向、上向姿勢の溶接でも、揺動の移動
中に溶融金属がたれ落ちることがない。また、開
先の両端でトーチが停止しているときに高電流域
があるので、開先両端での溶融金属の凝固速度が
遅く、アーク力が強くて溶込みが良好である。更
に、揺動が左、右端に到達し所要の電流検出を行
なう間は溶接電流が低電流域であつて低期間では
電流の変動が小さいので、電流検出誤差が小さく
開先の中心に対するトーチの揺動中心合せが正確
となる。 開先の幅に対してトーチの揺動幅が大きいとア
ークが開先両端部の壁をかじり電流値が大きくな
つて電流検出値が高くなる。このときには上記(A)
でトーチの揺動中心が開先の中心に合つているの
で、左、右端の最大値と基準電流値を比較した結
果が両端とも基準電流値よりも大きくなるので、
上記(B−1)により、トーチの揺動幅が一定量
狭くされる。すなわち、トーチの揺動幅に対して
開先の幅が狭いとこれに連動して自動的にトーチ
の揺動幅が狭く修正される。 逆に、開先幅に対し揺動幅が狭くなつた場合
は、開先両端の壁がないためトーチが揺動端に行
つても電流変化が起らないので、トーチ揺動の
左、右端の最大値と基準電流値を比較した結果が
両端とも基準電流値以下となるので、上記(B−
2)により、あらかじめ設定した揺動回数毎に、
揺動量が一定量づつ拡げられる。この拡げが開先
の幅を越えると、上記(B−1)により自動的に
トーチの揺動幅が狭く修正される。すなわち、上
記上記(B−1)および(B−2)により、開先
幅のサーチと開先幅に対応する揺動幅の設定が自
動的に行なわれる。 このような揺動幅の自動調整により、トーチの
揺動幅は、開先の幅に追従したものとなつて、揺
動幅が狭すぎることによる突形状のビートや両端
での溶込み不良が発生せず、安定した積層溶接を
実現しうる。また、開先の両端をかじることがな
く、溶接金属の垂れ落ちや溶け込み不良が発生し
ない。 本発明の他の目的および特徴は、図面を参照し
た以下の実施例の説明より明らかになろう。 〔実施例〕 第1図に本発明を一態様で実施する装置構成の
主要部を示す。第1図において、溶接トーチ28
と被溶接物42の間に流れる電流、すなわち溶接
電流は、電流検知器2で検出され、増幅器3で増
幅されて波形補正回路4でなめらかに整形されて
アナログスイツチ5,6に印加される。アナログ
スイツチ5,6は、それぞれタイミング信号A,
Bでオン(ON)、オフ(OFF)制御される。 溶接電流H、L切換タイミング発生回路24が
溶接電流1とオシレート制御回路30に低(L)と高
(H)をそれぞれ所定の幅で交互に定周期で指示する
タイミングパルスを与える。 第2図に第1図各部の電気信号を示す。以下こ
の第2図をも参照して説明すると、溶接電源1
は、タイミングパルスに同期して第2図最上段に
示すように溶接電流を高(H)、低(L)に切換える。一
方、オシレート制御回路30は、タイミングパル
スに同期して高(H)から低(L)に切換つた後に左右の
一方から他方への移動を開始し、オシレート端設
定値で定まる所で移動を停止し次にタイミングパ
ルスが高(H)から低(L)になるまで停止状態を維持す
る信号を発生して増幅器27に与える。 すなわち、高(H)、低(L)タイミング信号とオシレ
ート位置のフイードバツク用ポテンシヨメータ2
9の信号そしてオシレート端設定器47からの信
号を、オシレート制御回路30が受けてそれらの
信号に対応したモータ付勢信号を発生し、増幅器
27に与えてオシレートモータ26を正、逆転付
勢する。これにより溶接トーチ28に開先を横切
る、第2図の2段目のようなオシレート動作をも
たらす。 分周回路34は、オシレートのオン−オフをカ
ウントする。第2図の7段目の信号が分周回路3
4の入力信号である。分周回路34は、第3番目
のパルスの立下り時に時限回路T1にトリガー信
号を与え、また、第1番目ののパルスの立上り時
に時限回路T2にトリガー信号を与える。回路T
1はトリガーされてからT1の間HのパルスEを
発生してアナログスイツチ12〜14を閉としか
つカウンタ40にカウントパルスを与え、回路T
2は、トリガーされてからT2の間HのパルスF
を発生して記憶回路7,8をリセツトする。これ
らの信号発生は定周期で行なわれる。 溶接トーチ28が左端又は右端に移動し、ポテ
シヨメータ29の信号がサンプリング端設定器4
6の設定で定まる値を越えたときにHの信号をサ
ンプリング制御回路31が発生する。この信号は
アンドゲート45に与えられる。アンドゲート4
5にはインバータ44の出力(分周回路34入力
の第3番目のパルスと時限回路T1の出力パルス
の両方にまたがつてLで他の区間でH)が与えら
れるので、アンドゲート45は、分周回路34入
力の内の第1番のパルスと第2番のパルスに対応
する端部検出パルスのみを右端検出回路32およ
び左端検出回路33に与える。これにより、右端
検出回路32は分周回路34入力の内の第1番の
パルス対応の端部検出パルスを発生し、左端検出
回路33は分周回路34入力の内の第2番のパル
ス対応の端部検出パルスを発生する。これらのパ
ルスで時限回路T3がトリガーされてT3の間H
のパルスを発生する。このパルスがアンドゲート
37bおよび38に印加され、アンドゲート37
bおよび38がそれぞれ右サンプリングパルスA
および左サンプリングパルスBを発生する。 アナログスイツチ5が右サンプリングパルスA
で閉とされて、閉の間の溶接電流値の最大値が記
憶回路7に記憶される。アナログスイツチ6は左
サンプリングパルスBで閉とされ、閉の間の溶接
電流値の最大値が記憶回路8に記憶される。 記憶回路7,8に記憶された値は、比較器9で
比較されると共に、比較器10,11で幅設定器
23で設定された基準値と比較される。比較器9
の出力(左、右端電流のいずれが大きいかを示
す)、比較器10の出力(右端電流が基準値より
も大か否かを示す)および比較器11の出力(左
端電流が基準値よりも大か否かを示す)は、タイ
ミング信号E(T1)に同期してスイツチ12〜
13が閉となることにより、比較器16,17お
よびアンドゲート18に与えられる。比較器1
6,17において、左右端電流差値が、設定器1
5で設定された基準値範囲内にあるか否かを判定
し、外れていると、溶接トーチ揺動中心をずらす
(開先中心に合わせる)ための信号をモータドラ
イバ19に与える。これにより信号E(T1)の
間に揺動中心補正が行なわれる。 また、比較器10,11の出力がいずれもHで
ある(左右端電流が基準値より大)であるとアン
ドゲート18の出力がHとなり、モータドライバ
21に揺動振幅を狭める指示を与えると共に、カ
ウンタ40をクリアする。これにより信号E(T
1)の間に揺動幅補正が行なわれる。 カウンタ40は、アンドゲート18の出力がL
(左右端電流の少なくとも一方が基準値以下)の
間パルスE(T1の間H)を、プリセツトスイツ
チ41で設定された数よりダウンカウントし、設
定数をダウンカウントし終つたときにQ=Hの、
揺動振幅を広げる指示をモータドライバ21に与
える。 以上に説明した要素の動作により、右端(1)から
左端(2)に溶接トーチが移動し次に右端(3)に戻つた
ときに、右端(1)のときの溶接電流値と左端(2)の溶
接電流値の差(比較器9の出力)が設定器15で
設定した基準値を越えていると、差が小さくなる
方向(左又は右方向)に溶接トーチ28がずらさ
れる。また、右端(1)のときの溶接電流値と左端(2)
の溶接電流値が、それぞれ設定器23の設定値と
比較され、両者共に設定値を越えると振幅を小さ
くする方向にモータ22が駆動されると共にカウ
ンタ40がクリアされる。 次に、左端(1)から右端(2)に溶接トーチが移動し
次に左端(3)に戻つたときに、左端(1)のときの溶接
電流値と右端(2)の溶接電流値の差(比較器9の出
力)が設定器15で設定した基準値を越えている
と、差が小さくなる方向(左又は右方向)に溶接
トーチ28がずらされる。また、左端(1)のときの
溶接電流値と右端(2)の溶接電流値が、それぞれ設
定器23の設定値と比較され、両者共に設定値を
越えると振幅を小さくする方向にモータ22が駆
動されると共にカウンタ40がクリアされる。 以下、揺動の1往復+半行程毎にこの動作が繰
り返され、右端のときの溶接電流値と左端の溶接
電流値の少なくとも一方が23の設定値以下であ
る状態が、パルスEがn回生じる間継続すると、
カウンタ40より揺動幅を広げる指示がモータド
ライバ21に与えられ、揺動幅が広げられる。 なお、揺動中心を右又は左にずらすモータ20
付勢はパルスE(T1)の間のみであり、また、
揺動幅を狭める又は広げるモータ22付勢もパル
スE(T1)の間のみであり、1回の中心ずらし
量および揺動幅変更量は小さい値で、その幅は
0.3〜0.7mmである。 実験例 開先角度:30゜±2゜、板厚:20mm 開先突合せ先端間ギヤツプ:2〜6mm
全姿勢溶接を行なうことができる本発明によれ
ば、シーム倣いと揺動幅が最適値になるように自
動制御されるので、ビード形状が一定となつて欠
陥がなくなり、溶接機の設定が容易になる。一人
で複数台の溶接機が使用できる、等の利点がもた
らされる。
ば、シーム倣いと揺動幅が最適値になるように自
動制御されるので、ビード形状が一定となつて欠
陥がなくなり、溶接機の設定が容易になる。一人
で複数台の溶接機が使用できる、等の利点がもた
らされる。
第1図は本発明を一態様で実施する装置構成の
主要部を示すブロツク図、第2図は第1図の各部
の電気信号を示すタイムチヤートである。 1:溶接電源、2:電流検出器、3:増幅器、
4:波形補正回路、5〜6,12〜14:アナロ
グスイツチ、7,8:記憶回路、9:差動増幅
器、10,11,16〜17:比較器、15:基
準値設定器、18:アンドゲート、19,21,
27:モータドライバ、20:シーム倣いモー
タ、22:揺動幅用モータ、23:基準値設定
器、25:基準値設定器、26:オシレートモー
タ、28:溶接トーチ、29:ポテンシヨメー
タ、30:オシレート制御回路、31:サンプリ
ング制御回路、32:右端検出器、33:左端検
出器、34:分周回路、T1〜T3:時限回路、
40:プリセツトカウンタ、41:プリセツトス
イツチ。
主要部を示すブロツク図、第2図は第1図の各部
の電気信号を示すタイムチヤートである。 1:溶接電源、2:電流検出器、3:増幅器、
4:波形補正回路、5〜6,12〜14:アナロ
グスイツチ、7,8:記憶回路、9:差動増幅
器、10,11,16〜17:比較器、15:基
準値設定器、18:アンドゲート、19,21,
27:モータドライバ、20:シーム倣いモー
タ、22:揺動幅用モータ、23:基準値設定
器、25:基準値設定器、26:オシレートモー
タ、28:溶接トーチ、29:ポテンシヨメー
タ、30:オシレート制御回路、31:サンプリ
ング制御回路、32:右端検出器、33:左端検
出器、34:分周回路、T1〜T3:時限回路、
40:プリセツトカウンタ、41:プリセツトス
イツチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 溶接の進行方向に対して交叉する方向に溶接
トーチ先端を揺動させ、該揺動幅の両端停止時は
高電流、揺動時は低電流、と溶接電流を変化させ
る消耗電極式溶接において: 前記揺動幅の両端停止時間内に、揺動時の低電
流と同じ低電流域、高電流域および前記低電流域
を順次設け、この両端停止位置への到達瞬時近傍
の設定時間内における前記低電流域の溶接電流の
最大値を左、右端につき記憶し、該両端最大値を
比較し、比較結果により揺動幅中心を両最大値が
合致するように左右に移動させ、かつ、前記左、
右端の最大値と基準電流値を比較し、両端とも基
準電流値よりも大きい場合は揺動幅を一定量狭く
し、両端とも設定基準電流値と同等あるいは小さ
い場合は、そのままの揺動幅で溶接を続行しあら
かじめ設定した揺動回数を経過した時点で一定量
揺動幅を拡げることを特徴とする開先倣い溶接制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8567785A JPS61245972A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 開先倣い溶接制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8567785A JPS61245972A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 開先倣い溶接制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61245972A JPS61245972A (ja) | 1986-11-01 |
| JPH0225706B2 true JPH0225706B2 (ja) | 1990-06-05 |
Family
ID=13865462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8567785A Granted JPS61245972A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 開先倣い溶接制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61245972A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0545211U (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-18 | 大建プラスチツクス株式会社 | 表示用文字体 |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP8567785A patent/JPS61245972A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0545211U (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-18 | 大建プラスチツクス株式会社 | 表示用文字体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61245972A (ja) | 1986-11-01 |
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