JPH02258799A - 新規ジヒドロ葉酸還元酵素一成長ホルモン放出因子誘導体融合タンパク質 - Google Patents

新規ジヒドロ葉酸還元酵素一成長ホルモン放出因子誘導体融合タンパク質

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JPH02258799A
JPH02258799A JP1079462A JP7946289A JPH02258799A JP H02258799 A JPH02258799 A JP H02258799A JP 1079462 A JP1079462 A JP 1079462A JP 7946289 A JP7946289 A JP 7946289A JP H02258799 A JPH02258799 A JP H02258799A
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fusion protein
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正寛 巖倉
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国分 友邦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、成長ホルモン分泌調節活性を有することが知
られている中成長ホルモン放出因子(以下、GRFと略
す)の27番目のアミノ酸であるメチオニンがイソロイ
シンに変換し、かつ44番目のアミノ酸であるロイシン
のカルボキシルアミド化されていない誘導体(以下,G
RFMと略す)及びその1番目から29番目までの配列
を有する誘導体く以下,GRFM29と略す)さらに、
GRFの1番目から29番目までの配列を有する誘導体
(以下,GRF29と略す)を、それぞれ酵素タンパク
質のカルボキシ末端側に有するジヒドロ葉酸還元酵素(
以下,それぞれDHFR−GRFM,DHPR−GRF
M29,及びDHPR−GRF29と略す)、DHFR
−GRFM。
DHFR−GRFM29,およびDHPR−GRF29
の分離精製方法,及びGRFM及びGRFM29の製造
方法に関するものである。本発明の利用分野としては,
発酵工業,医薬品工業,畜産等に好適である。
[従来の技術および問題点コ GRFは成長ホルモンの分泌を促すペプチドである。牛
のGRFは44個のアミノ酸からなり。
その配列はアミノ末端側からチロシン−アラニン−アス
パラギン酸−アラニンーイソロイシンーフェニルアラニ
ンートレオニンーアスバラギンーセリンーチロシンーア
ルギニンーリジンーバリンーロイシンーグリシンーグル
タミンーロイシンーセリンーアラニンーアルギニンーリ
ジンーロイシンーロイシンーグルタミンーアスパラギン
酸−イソロイシン−メチオニン−アスパラギン酸−アル
ギニン−グルタミン−グルタミン−グリシン−グルタミ
ン酸−アルギニン−アスパラギン−グルタミン−グルタ
ミン酸−グルタミン−グリシン−アラニン−リジン−バ
リン−アルギニン−ロイシンであり,カルボキシ末端が
アミド化されている。
GRFは,視床下部に存在するが,その含量は少なく,
牛500頭からせいぜい数ミリグラム程度分離精製でき
ればよい方であり,効率のよい生産方法の開発が期待さ
れている。
GRFのアミノ酸配列とその生理活性との関係に関して
は種々の研究成果が報告されている(N.Ling, 
et at. Annu.Rev.Biochem.、
vol.54,p.403(1985))。GRFの2
7番目のアミノ酸であるメチすニンは生理活性発現には
重要な役割を果しておらず、このアミノ酸をイソロイシ
ンとかロイシンに変換しても問題がないことが明らかに
されている(G、M、CIore、 et al、、 
J、Mo1.8io1.、vo!、191.p、553
(1986))。従って5本発明で取り扱う、GRFM
及びGRFM29は、成長ホルモン分泌活性を有するこ
とが十分予想されるポリペプチドである。
本発明の技術的背景としては、いわ(φる遺伝子操作技
術がある。最近、遺伝子操作技術の進歩に伴って興味深
いポリペプチドを微生物をもちいて生産することが可能
になった。ポリペプチドに対応する遺伝子であるDNA
を9例えば生体よりクローニングと呼ばれる方法で分離
するなどし、その後、これを発現ベクターと呼ばれる適
当なプラスミドなどに組み込み、その結果得られる組換
えプラスミドを大腸菌などの微生物細胞中とこ導入し。
目的遺伝子を微生物中で発現させ、微生物から目的ポリ
ペプチドを分離精製することが行われている。
一般に2分子量1万以下のポリペプチドは、大腸菌など
の宿主中で生産させても菌体中のプロテアーゼなどによ
って分解されるため安定に細胞内に蓄積されない。これ
は2分子として小さいため安定なコンホメーションをと
れないためであると考えられている。従って、遺伝子操
作を利用してGRFなどの短いポリペプチドを生産しよ
うとした場合、融合遺伝子を作成し、融合タンパク質と
して発現させることが必要であると考えられる。
既に2本発明者らは、GRF誘導体を安定に発現生産す
ることを目的に、DHFRとの融合タンパク質として発
現・生産することを試み、DHPRのカルボキシ末端側
に種々のGRF誘導体を結合させた融合タンパク質を暗
号化する遺伝子を発現する組換えプラスミドを構築して
いる。そのような組換えプラスミドとして、GRFの1
番目から29番目までのアミノ酸配列を有するGRF誘
導体を暗号化するDNAを組み込んだpGRF2−15
(特願昭82−302156)およびpSGl−12(
特願昭63−293389)を、また、44個のアミノ
酸よりなるGRFの誘導体を組み込んだpGRF44−
22 (特願昭63−294203)およびpGRFM
44−6 (特願昭63−294204)がある。しか
しながら、このような絽換えプラスミドを有する大腸菌
が作るGRF誘導体を含んだ組換えタンパク質の分離精
製に関しては、その分離精製方法が確立されておらず、
GRF誘導体の組換えDNA技術を用いた生産を試みる
場合大きな障害であった。
[発明の目的] このような背景に鑑み2本発明者らは、GRF誘導体を
カルボキシ末端側に有するDHFR融合タンパク質の分
離精製方法を確立することを目的に、鋭意研究を行い、
融合タンパク質が有するDHFR酵素活性を目安に高度
精製を試みた。その結果、DHFRとGRF誘導体との
融合タンパク質が大腸菌菌体中に不溶性タンパク質とし
て大量に蓄積する場合があることをことを見いだした。
可溶性で蓄積した融合タンパク質及び不溶化した融合タ
ンパク質それぞれに関して分離精製方法を開発し、この
知見に従い本発明を完成させた。
[発明の構成] 本発明に係わるDHFRとGRF誘導体との融合タンパ
ク質を発現生産する大腸菌は9本発明者らが既に発明し
ている組換え菌体な用いた。それらは、すべて微工研に
寄託されている。組換えプラスミドpGRF2−15を
含有する大腸菌はFERMBPl 578 (以下、大
腸菌1と称する)。
pSG1−12を含有する大腸菌はF E RMB P
2149(以下、大腸菌2と称する)、pGRF44−
22を含有する大腸菌はFERMBP2152(以下、
大腸菌3と称する)およびpGRFM44−6を含有す
る大腸菌はFERMBP2151(以下、大腸菌4と称
する)であり2本発明では、これらの菌株を用いた。
本発明は、(I)大腸菌1,2,3.及び4がそれぞれ
生産するDHFR−成長ホルモン放出因子誘導体融合タ
ンパク質(以下、それぞれ融合タンパク質1,2,3.
及び4と称する)、  (II)大腸菌1,2,3.及
び4からの融合タンパク質1 v 2+ :3+ 4の
分離精製方法、(■)融合タンバク質2を用いたGRF
M29の製造方法、および(TV)融合タンパク質4を
用いたGRFMの製造方法より成り立っている。以下、
順に構成内容を説明する。
(1−1)大腸菌1が生産する融合タンパク質1融合タ
ンパク質1を暗号化する遺伝子は2組換えプラスミドp
GRF2−15中にあり、また。
pGRF2−15の全塩基配列は既に本発明者らにより
明らかにされている(特願昭62−302156)。組
換えプラスミドpGRF2−15の塩基配列を検討する
ことにより融合タンパク質1のアミノ酸配列を決定する
ことができた。
第1図は、 組換えプラスミドpGRF2−15中の融
合タンパク質1を暗号化する部分のDNA配列とそれが
暗号化するアミノ酸配列を示している。図中番号は1番
目のアミノ酸であるメチオニンを暗号化するATGコド
ンの”A Itを1番として数えた番号を示している。
融合タンパク質1は。
393アミノ酸よりなるタンパク質であり2分子量が2
1,741ダルトンである。アミノ末端側から数えて、
1から159番目までの配列が、大腸菌の野生型DHF
Rに1箇所アミノ酸置換置換が起こフた(Cys−15
2(1,1ild type) →Glu−152)配
列であり、165@目から193番目までがGRF29
の配列である。161から16・4番目のイソロイシン
−グルタミン酸−グリシン−アルギニンの配列は、牛血
液凝固因子Xaの認識切断配列であり、最終的に牛血液
凝固因子Xaて処理することにより、GRF29を切り
出すことを可能としている。160番目の配列は、DH
FR遺伝子とGRF29遺伝子との結合の際に生じた配
列である。
融合タンパク質1は、新規なタンパク質である。
融合タンパク質はDHPRのカルボキシ末端側に。
GRF29が融合した構造をしているにもかかわらず、
DHFRB素活性を有する。
(I−2)大腸菌2が生産する融合タンパク質2融合タ
ンパク質2を暗号化する遺伝子は、絹換えプラスミドp
sG1−12中にあり、また、pSGI−12の全塩基
配列は既に本発明者らにより明らかにされている(特願
昭63〜293389)。■換えプラスミドpsG1−
12の塩基配列を検討することにより融合タンパク質2
のアミノ酸配列を決定することができた。
第2図は、 組換えプラスミドpsG1−12中の融合
タンパク質2を暗号化する部分のDNA配列とそれが暗
号化するアミノ酸配列を示している。
図中番号は1番目のアミノ酸であるメチオニンを暗号化
するATGコドンの”A”を1番として数えた番号を示
している。融合タンパク質2は、191アミノ酸よりな
るタンパク質であり2分子量が2L  732である。
アミノ末端側から数えて。
1から160番目までの配列は、融合タンパク質1の1
60番目までの配列と同一であり、163番目から19
1番目までがGRFM29の配列である。162番目の
アミノ酸がメチオニンであり。
融合タンパク質2をブロムシアンで処理することにより
、このところで特異的に切断を行い、Tli、合タンパ
ク質2からGRFM29を切り出すことが可能にしてい
る。
融合タンパク質2は、新規なタンパク質である。
融合タンパク質はDHFRのカルボキシ末端側に。
GRFM29が融合した構造をしているにもかかわらず
、DHFR酵素活性を有する。
<r−3)大腸菌3が生産する融合タンパク質3融合タ
ンパク質3を暗号化する遺伝子は、■換えプラスミドp
GRF44−22中にあり、また。
pGRF44−22の全塩基配列は既に本発明者らによ
り明らかにされている(特願昭63−294203)。
組換えプラスミドpGRF44−22の塩基配列を検討
することにより融合タンパク質3のアミノ酸配列を決定
することができた。
第3図は、 組換えプラスミドpGRF44−22中の
融合タンパク質3を暗号化する部分のDNA配列とそれ
が暗号化するアミノ酸配列を示している。図中番号は1
番目のアミノ酸であるメチオニンを暗号化するATGコ
ドンの!lAl1を1番として数えた番号を示している
。融合タンパク質3は、208アミノ酸よりなるタンパ
ク質であり。
分子量が23,625ダルトンである。アミノ末端側か
ら数えて、1から160番目までの配列は。
融合タンパク質1の160番目までの配列と同一であり
、165番目から208番目までがGRFMの配列であ
る。161から164番目のイソロイシン−グルタミン
酸−グリシン−アルギニンの配列は、牛血液凝固因子X
aの認識切断配列であり、最終的に牛血液凝固因子Xa
で処理することにより、GRFMを切り出すことを可能
としている。
融合タンパク質3は、新規なタンパク質である。
融合タンパク質はDHFRのカルボキシ末端側に。
GRFMが融合した構造をしているにもかかわらず、D
HFR酵素活性を有する。
(1−4)大腸菌4が生産する融合タンパク質4融合タ
ンパク質4を暗号化する遺伝子は2組換えプラスミドp
GRFM44−6中にあり、また。
pGRFM44−6の全塩基配列は既に本発明者らによ
り明らかにされている(特願昭63−294204)。
組換えプラスミドpGRFM44−6の塩基配列を検討
することにより融合タンパク質4のアミノ酸配列を決定
することができた。
第4図は、 組換えプラスミドpGRFM44−6中の
融合タンパク質4を暗号化する部分のD NA配列とそ
れが暗号化するアミノ酸配列を示している。図中番号は
1番目のアミノ酸であるメチオニンを暗号化するATG
コドンのjt A ltを1番として数えた番号を示し
ている。融合タンパク質4は、206アミノ酸よりなる
タンパク質であり。
分子量が23,414である。アミノ末端側から数えて
、1から160番目までの配列は、融合タンパク質1の
160番目までの配列と同一であり。
163@目から206番目までがGRFMの配列である
。162番目のアミノ酸がメチオニンであり、融合タン
パク質4をブロムシアンで処理することにより、このと
ころで特異的に切断を行い。
融合タンパク質4からGRFMを切り出すことが可能に
している。
融合タンパク質4は、新規なタンパク質である。
融合タンパク質はDHFHのカルボキシ末端側に。
GRFM29が融合した構造をしているにもかかねらず
、DHFR酵素活性を有する。
(II)大腸菌1.2.3.及び4からの融合タンパク
質1.2.3.4の分離精製方法 大腸菌1,2,3.及び4は、それぞれ融合タンパク質
’1.2,3.及び4を菌体内に大量に発現・蓄積する
が、その存在状態(可溶性タンパク質で蓄積するのか、
また不溶性タンパク質となるのかなど)培養温度により
異なる。各タンパク質の菌体内での存在状態に依存して
、以下の分離精製方法を適用する。
融合タンパク質1は、不溶性タンパク質として蓄積する
割合が少なく、大半が可溶性タンパク質として蓄積する
。が融合タンパク質2,3.及び4は、培養温度を高温
にすると2発現する各融合タンパク質のほとんどが、不
溶性タンパク質として、菌体内に蓄積する。融合タンパ
ク質1の分離精製は、大腸菌面体の破砕液の可溶性タン
パク質画分を出発材料として、また、融合タンパク質2
゜3、及び4は大腸菌菌体の破砕液の不溶性タンパク質
画分を出発材料として行うことが好都合であり、以下に
その分離精製方法を記す。
(If−1)大腸菌1からの融合タンパク質1の分離精
製方法 大腸菌1の培養は、YT+Ap培地く培地ll中に、5
gのNaC1,8gのトリ゛ブトン、  5gのイース
トエキスおよび50mgのアンピシリンナトリウムを含
む液体培地。)で培養することができる。培地としては
、この他にST+Ap培地(培地11中に+2gのグル
コース、1gのリン酸2カリウム、5gのポリペプトン
、5gのイーストエキスおよび50mgのアンピシリン
ナトリウムを含む液体培地。)など2面体が成長する培
地であれば、どの様な培地でも用いることができるが、
調べた限りでは、YT+Ap培地を用いた場合融合タン
パク質1の菌体内蓄積量が最大であった。また、YT+
Ap培地を用いて培養した場合、培養温度を37℃にす
ると発現する融合タンパク質1の一部(20〜50%)
が不溶性タンパク質として蓄積するが、30℃以下で培
養した場合、はとんど全てが可溶性タンパク質として回
収できる。従って、培養温度としては、30℃もしくは
、それ以下が望ましい。
大腸菌1を、培地に接種し、30℃で対数成長期の後期
もしくは定常期まで培養する。培養した菌体は、5,0
00回転/分の遠心分離により集める。培地11より湿
重量2から5gの面体が得られる。
集菌およびこれ以後の操作は、特に断わらない限り低温
(0から10℃の間、4℃が望ましい)で行う。なお、
融合タンパク質1の回収は、各処理をして得られる融合
タンパク質1溶液中のDHFR酵素活性を測定すること
により求めることができる。
培養して得られた菌体を、湿重量の3倍の緩衝ffl 
(0,1mM  エチレンジアミン4酢酸ナトリウム(
EDTA)を含む10mMリン酸カリウム緩衝W、pH
7,0)に懸濁し、フレンチプレスを用いて菌体を破砕
する。面体破砕液を、15゜000回転、20分間遠心
分離し、上清を得る(無細胞抽出液)。 無細胞抽出液
に、最終濃度1゜9%になるように硫酸ストレプトマイ
シンを加え。
20分攪はんする。その後、15,000回転。
20分間遠心分離することにより生じた沈澱を除き上清
を得る(ストレプトマイシン処理上清)。
この処理は、混在する核酸成分を除去することが目的で
あり、用いられるストレプトマイシン硫酸の濃度は、融
合タンパク質1の回収率が減少しない限り増減しても以
下の操作には問題がない(例えば、2.5%を越えると
回収率は極端に減少する)。
ストレプトマイシン処理上清1容に、飽和硫安溶液0.
9容を攪はんしながら静かに加え、更に20分攪はんす
る。その後、15,000回転。
20分間遠心分離し、沈澱を除き上清を得る(硫安処理
上清)。この操作は、40〜50%程度の飽和硫安で沈
澱するタンパク質及び核酸等を除去することが目的であ
り、加える飽和硫安の量は。
融合タンパク質1の回収率が減少しない限り増減しても
問題がない(例えば、加える飽和硫安の量が1,5容を
越えると回収率が極端に減少する)。
硫安処理上清を、あらかじめ緩衝液1で平衡化したMT
X結合アガロースーアフィニティ力ラムに吸着させる。
吸着後、IMのKCIを含む緩衝t&2 (0,1mM
  EDTAを含む10mMリン酸カリウム緩衝液、p
H8,5)で洗う。洗いは。
カラムからの溶出液の280nmの吸光度を測定し、吸
光度が0.1以下になるまで同瑳衝液を流し続ける。酵
素の溶出は、IMのKCIと3mMの葉酸を含む緩衝液
2を用いて行い、溶出液を一定量ずつフラクションコレ
クターを用いて分画する。分画した溶出液についてDH
FR活性を測定し、酵素活性が含まれる画分を集める。
得られた酵素液を、緩衝液1に対して、3回透析する。
この段階で、高純度の融合タンパク質1が得られる。
用いられるMTX−を結合したアガロースゲル担体は、
市販品(例えば、シグマ社で販売)を利用することがで
きる。
(II−2)大腸菌2からの融合タンパク質2の分離精
製方法 大腸菌2を37℃で培養することにより、融合タンパク
質2のほとんどが菌体内に不溶性タンパク質として発現
蓄積し、また、培養温度を42℃に上げると菌体の成長
は停止するが、融合タンパク質の含量が増大する。この
ことを利用して、大腸菌2の培養は、YT+Ap培地(
培地ll中に。
5gのNaC1,5gの酵母エキス、8gのトリプトン
、及び50mgのアンピシリンナトリウムを含む液体培
地)を用いておこなう。培地としては、この他にST+
Ap培地(培地ll中に、2gのグルコースt  1g
のリン酸2カリウム、5gのポリペプトン、5gのイー
ストエキスおよび50mgのアンピシリンナトリウムを
含む液体培地。
)など、面体が成長する培地であれば、どの様な培地で
も用いることができるが、調べた限りでは。
DHFR融合タ融合タンパ土質にはYT+Ap培地が最
適であった。
大腸菌2を培地に接種し2通常37℃で対数成長期の後
期もしくは定常期まで培養する。培養した菌体は、50
00回転/回転速心分離により集める。培地11より湿
重量2から5gの菌体が得られる。
集菌およびこれ以後の操作は、特に断わらない限り低温
(0から10℃の間、4℃が望ましい)で行う。
培養して得られた菌体を、湿重量の2倍の緩衝11 (
0,1mM  エチレンジアミン4酢酸ナトリウムを含
む10mMリン酸カリウム緩衝液、pH7,0)に懸濁
し、フレンチプレスを用いて菌体を破砕する。菌体破砕
液を、5,000から1o、ooo回転で10分間遠心
分離し沈澱を得る。
得られた沈澱を洗浄する目的で、緩衝液1に懸濁し、5
,000から10,000回転回転下10分間遠心分離
し沈澱を得る(沈澱の洗浄)。この洗浄の操作を2ない
し3回繰り返す。得られたタンパク質画分を不溶化画分
と称する。この操作により、不溶化融合タンパク質の純
度が約50から90%程度になる。
得られた不溶化画分を用いた菌体の湿重量のグラム数と
同量の尿素水溶液に溶解する。尿素に不溶の物質を遠心
分離により取り除く。得られた上清を尿素可溶化画分と
称する。用いる尿素の濃度は4M以上が効果的である。
この操作により、目的融合タンパク質の純度が、約80
%以上に高まる。
尿素可溶化画分に、10倍容の緩衝液1f2加え尿素を
希釈することにより、変性状態で可溶化した融合タンパ
ク質2を再活性化することができる。
希釈により再活性化された融合タンパク質2の高度精製
は、DHFR活性を目安に、メソトリキセート(以下、
MTXと略す)を結合したアフィニティクロマトグフィ
を用いて達成される。
再活性化された融合タンパク質1溶液を、あらかじめ緩
衝液1で平衡化したMTX−アガロースアフィニティ力
ラムに吸着させる。吸着後、IMのKCIを含む緩衝液
1で洗う。洗いは、カラムからの溶出液の280nmの
吸光度を測定し、吸光度が0.1以下になるまで同緩衝
液を流し続ける。酵素の溶出は、IMのKCIと3mM
の葉酸を含む10mMリン酸カリウム緩衝液、pH9゜
0を用いて行い、溶出液を一定量ずつフラクションコレ
クターを用いて分画する。分画した溶出液についてDH
FR活性を測定し、酵素活性が含まれる画分を集める。
得られた酵素液を、緩衝液1に対して、3回透析する。
この操作により、目的融合タンパク質は、完全に純化す
ることができる。
なお、透析して得られる酵素液中には、透析が不完全な
場合には8葉酸が含まれており、このため、280nm
の吸光度を利用したタンパク質量の検定等の障害となる
ことが考えられる。そのために、ここでは、DEAE−
)ヨバール力ラムクロマトグラフィーの利用方法を記載
するが2本方法の使用は、融合タンパク質の分離及び高
度精製方法を限定しない。
透析した酵素液を、あらかじめ緩衝液1で平衡化したD
EAE−)ヨバール力ラムに吸着させる。
吸着後、O,IMのKCIを含む緩衝液1て洗う。
洗いは、カラムからの溶出液の280nmの吸光度を測
定し、吸光度が0.01以下になるまで同緩衝液を流し
続ける。酵素の溶出は、緩衝液1を用いて0.1Mから
0.3MのKCiの直線濃度勾配を用いて行い、溶出液
を一定量ずつフラクションコレクターを用いて分画する
。分画した溶出液について280nmの吸光度とDHF
R活性を測定する。酵素活性/ 280 n mの吸光
度の値が。
一定な両分を集める。この操作により、再現性良く2葉
酸を取り除くことができる。
DHFR酵素活性は2反応液 (0,05mMのジヒド
ロ葉酸、0.06mMのNADPH,12mLiの2−
メルカプトエタノール、50mMのリン酸緩衝液(pH
7,0))を、1m、1のキュベツトとり、これに酵素
液を加え、340nmの吸光度の時間変化を30℃で測
定することにより行う。酵素1ユニツトは、上記反応条
件において。
1分間に1マイクロモルのジヒドロ葉酸を還元するのに
必要な酵素量として定義する。この測定は。
分光光度計を用いて容易に行うことができる。
(II−3)大腸菌3からの融合タンパク質3の分離精
製方法 融合タンパク質3は、菌体として大腸菌3を用いる以外
は、融合タンパク質2の分離精製方法と全く同様に行う
(II−4)大腸菌4からの融合タンパク質4の分離精
製方法 融合タンパク質4は、菌体として大腸菌4を用いる以外
は、融合タンパク質2の分離精製方法と全く同様に行う
(m)融合タンパク質2を用いたGRFM29の製造方
法 精製して得られた融合タンパク質2を凍結乾燥し、これ
に1から10mgタンパク質/mlとなるように70%
蟻酸を加え、溶かした後、タンパクM量の約20倍量の
結晶ブロムシアンを加え密栓し、窒素雰囲気下、10〜
室温で攪拌しながら24時間反応させる。反応液を10
倍の水で希釈した後、凍結乾燥し過剰の試薬を除く。乾
燥試料を1から10mgタンパク質/mlとなるように
30%酢酸に溶かす。溶かした試料をHPLC装置(高
滓L C−4A、 1nertsil−ODSカラム)
を用いて、0.1%トリフルオロ酢酸中、27.5%か
ら42.5%のアセトニトリルの直線濃度勾配を用いて
溶出・分離することができる。溶出物は、220nmに
おける吸光度を測定することにより検出することができ
る。第5図は、ブロムシアン処理したタンパク質2試料
の高速液体クロマトグラムを示している。試利注人後約
47分のピークがGRFM29である。このピーク画分
を分離する。
分離した溶出液をエバボレーターで乾燥後、少量の水を
加え凍結乾燥し溶媒を除き、GRFM29を得ることが
できる。また、得られたペプチドを酸加水分解後、アミ
ノ酸分析することによりアミノ酸組成を確かめることが
できる。
(■)融合タンパク質4を用いたGRFMの製造方法 精製して得られた融合タンパク質4を凍結乾燥し、これ
に1からl0mgタンパク!/mlとなるように70%
蟻酸を加え、溶かした後、タンパクM量の約20倍量の
結晶ブロムシアンを加え密栓し、窒素雰囲気下、10〜
室温で攪拌しながら24時間反応させる。反応液を10
倍の水で希釈した後、凍結乾燥し過剰の試薬を除く。乾
燥試料を1から10mgタンパク質/mlとなるように
30%酢酸に溶かす。溶かした試料をHPLC装置(高
滓LC−4A、  1nertsiiOD5カラム)を
用いて、0.1%トリフルオロ酢酸中、27.5%から
42.5%のアセトニトリルの直線濃度勾配を用いて溶
出・分離することができる。溶出物は、220nmにお
ける吸光度を測定することにより検出することができる
。第6図は、ブロムシアン処理したタンパク質2試料の
高速液体クロマトグラムを示している。試料注入後約2
1分のピークがGRFMである。このピーク画分を分離
する。分離した溶出液をエバボレーターで乾燥後、少量
の水を加え凍結乾燥し溶媒を除き、GRFMを得ること
ができる。また、得られたペプチドを酸加水分解後、ア
ミノ酸分析することによりアミノ酸組成を確かめること
ができる。
本発明に用いられる試薬、装置等は、特に限定して記載
した以外は2通常の市販品を利用することができる。ま
た、ここに記載した種々の操作は。
この分野の当業者であれば、なんの問題もなく再現よく
行うことができる。なお、用いられる市販の試薬品は、
特級以上の品質が要求される。
次に本発明の実施例を示す。
実施例1 融合タンパク質1の分離精製 融合タンパク質1は2Mi換えプラスミドpGRF2−
15上に暗号化されており、微工研寄託番号FERMB
P’−1578の大腸菌(以下、 BP−1578株と
略す)が生産する融合タンパク質である。
BP−1578株は、YT+Ap培地を用いた場合、3
7°Cでは融合タンパク質」の40%が不溶性タンパク
質として蓄積するが、30℃ではほとんど100%が可
溶性タンパク質として菌体内に蓄積する。従って、YT
+Ap培地31を用いて、:30℃で18時間培養した
。培養後、15゜000回転/分、10分間の遠心分離
により菌体な集め、菌体を300m1の緩衝液1に懸濁
し。
再び5,000回転/分、10分間の遠心分離を行い菌
体な集めた。その結果、湿重量約13gの菌体が得られ
た。得られた菌体を約26m1の緩衝液1に懸濁し、フ
レンチプレスを用いて菌体を破砕し、得られた菌体破砕
液を、15,000回転/分、20分間の遠心分離し、
上清を集めた(約30 m l 、回収活性 1693
ユニツト(100%))。上清に、0.57gのストレ
ブ)・マイトン碩酸を加え、20分間攪拌し、15,0
00回転/分、20分間の遠心分離し、上清を集めた(
約28m1.回収活性 1608ユニツト(95%))
。これに、25m・1の飽和硫安溶液を攪拌しながら徐
々に加え、20分間攪拌し、15゜000回転/分、2
0分間の遠心分離し、上清を集めた(約50mIy回収
活性 1448ユニツト(86%))。これに約10g
のあらかじめ緩衝液1で平衡化したMTX−アガロース
ゲルを加え、緩やかに攪はんしながら1時間放置し、融
合タンパク質をMTXアガロースゲルに吸着させた。
この操作をしたゲルをカラムにつめ、上澄み液を。
カラムに通した後、IMのKCIを含む緩衝液1で洗っ
た。洗いは、カラムからの溶出液の280%mの吸光度
を測定し、吸光度が0.1以下になるまで同緩衝液を流
し続けた(約150m1)。
酵素の溶出は、1MのKCIと3mMの葉酸な含む10
mMリン酸カリウム緩衝液、pH9,0を用いて行い、
溶出液を一定m<約5m1)をフラクションコレクター
を用いて分画した。分画した溶出液についてDHFR活
性を測定し、酵素活性が含まれる両分を集めた(約25
m1)。得られた酵素液を、緩衝液1に対して、3回透
析した。
透析した標品を、5DS−PAGEで調べたとこ・ろ、
均一なタンパク質標品であることが示された。
この標品は、869ユニツトのDHFR活性(回収率5
1%)、また約22 m gの融合タンパク質を含んで
いた。
実施例2 融合タンパク質2の分離精製 DHFR−中成長ホルモン放出因子フラグメント融合タ
ンパク質は1組換えプラスミドpscl−12上に暗号
化されており、微工研寄託番号FERMBP−2149
の大腸菌(以下、BP−2149株と略す)が生産する
融合タンパク質である。
BP−2149株は、YT+Ap培地を用いた場合、3
7℃では90%が、また30℃では約50%の融合タン
パク質2が不溶化するが、20℃ではほとんど100%
が可溶性タンパク質として菌体内に蓄積する。従って、
YT+Ap培地31を用いて、37℃で16時間培養し
た後、42℃で更に1時間培養を行った。培養後、5,
000回転/分、10分間の遠心分離により菌体を集め
菌体な300 m lの緩衝液1に懸濁し、再び5゜0
00回転/分、10分間の遠心分離を行い菌体を集めた
。その結果、湿重量約11. gの菌体が得られた。得
られた面体を約22m1の緩衝液1に懸濁し、フレンチ
プレスを用いて菌体を破砕し。
得られた菌体破砕液を、5,000回転/分、10分間
の遠心分離し、沈澱を集めた。沈澱は、白色をしており
、これを30m1の緩衝液1に懸濁し、再び5,000
回転/分、10分間の遠心分離を行い沈澱を集めた。得
られた沈澱を、11m1の4M尿素を含む緩衝液1に溶
解し、不溶性部分を、15,000回転/分、15分間
の遠心分離により沈澱として取り除き、上清を得た(約
11 m l ) o上清に、10倍量(110ml)
の緩衝液1を加え希釈した。希釈した溶液中には、32
22ユニツトのDHPR活性が含まれていた。
これに約10gのあらかじめ緩衝液1で平衡化したMT
X−アガロースゲルを加え、緩やかに攪はんしながら一
晩放置し、融合タンパク質をMTXアガロースゲルに吸
着させた。この操作をしたゲルをカラムにつめ、上澄み
?夜をカラムに通した後。
INlのKCIを含む緩衝液1て洗った。洗いは。
カラムからの溶出液の280nmの吸光度を測定し、吸
光度が0.1以下になるまで同緩衝液を流し続けた(約
150m1)。#素の溶出は、1MのKCIと3mMの
葉酸を含む10mMリン酸力、リウム援衝液、pH9,
0を用いて行い、溶出液を一定量(約5m1)をフラク
ションコレクターを用いて分画した。分画した溶出液に
ついてDHFR活性を測定し、酵素活性が含まれる画分
を集めたく約25 m l )。得られた酵素液を、緩
衝液1に対して、3回透析した。透析した標品を、5D
S−PAGEで調べたところ、均一なタンパク質標品で
あることが示された。この標品は、1579ユニツトの
DHFR活性(回収率49%)。
また約40 m gの融合タンパク質を含んでいた。
実施例3 融合タンパク質3 融合タンパク質3は4組換えプラスミドpGRF44−
22上に暗号化されており、微工研寄託番号FERMB
P−2152の大腸菌(以下、BP−2152株と略す
)が生産する融合タンパク質である。
培地としてYT+Ap培地を用いた場合、37℃では約
90%が、30℃では約40%が不溶性タンパク質とし
て蓄積するが、20℃ではほとんど100%が可溶性タ
ンパク質として菌体内に蓄積する。従って、YT+A、
p培地31を用いて。
37℃で16時間培養を行った後、42℃で更に2時間
培養を行った。培養後、5,000回転/分、10分間
の遠心分離により菌体を集め、菌体を300m1の緩衝
液】に懸濁し、再び5,000回転/分、10分間の遠
心分離を行い菌体を集めた。その結果、湿重量13gの
菌体が得られた。
得られた菌体な26m1の緩衝液1に懸濁し、フレンチ
プレスを用いて面体を破砕し、得られた菌体破砕液を、
5,000回転/分、10分間の遠心分離し、沈澱を集
めた。沈澱は、白色をしており、これを30m1の緩衝
液1に懸濁し、再び5゜000回転/分、10分間の遠
心分離を行い沈澱を集めた。この操作を、3回繰り返し
た。得られた沈澱を、13m1の4M尿素を含む緩衝液
1に溶解し、不溶性部分を、15,000回転/分。
15分間の遠心分離により沈澱として取り除き。
上清を得た(約13m1)。上清に、10倍量(130
ml)の緩衝液1を加え希釈した。希釈した溶液中には
、927ユニツトのD HF R活性が含まれていた。
これに10gのあらかじめ緩衝液1て平衡化したMTX
−アガロースゲルを加え。
緩やかに攪はんしながら一晩放置し、融合タンパク質を
MTXアガロースゲルに吸着させた。この操作をしたゲ
ルをカラムにつめ、1澄み液をカラムに通した後、IM
のMCIを含む緩衝液1で洗った。洗いは、カラムから
の溶出液の280nmの吸光度を測定し、吸光度が0.
1以下になるまで同緩衝液を流し続けた(約150m1
)。酵素の溶出は、IMのKCIと3mMの葉酸を含む
10mMリン酸カリウム緩衝液、pH9,0を用いて行
い、溶出液を一定fl(約5m1)をフラクションコレ
クターを用いて分画した。分画した溶出液についてDH
FR活性を測定い酵素活性が含まれる両分を集めた(約
25m1)。得られた酵素液を、緩衝液1に対して、3
回透析した。透析した標品を、5DS−PAGEで調べ
たところ。
均一なタンパク質標品であることが示された。この標品
は、445ユニットのDHFR活性(回収率48%)、
また約12mgの融合タンパク費を含んでいた。
実施例4 融合タンパク質4 融合タンパク質4は9組換えプラスミドpGRFM44
−8上に暗号化されており、微工研寄託番号FERMB
P−2151の大腸菌(以下、BP−2151株と略す
)が生産する融合タンパク質である。
BP−2151株は、¥T+Ap培地を用いた場合、3
7℃でほとんど全ての融合タンパク質が不溶化するが、
30°Cでは約65%が不溶化し。
20℃ではほとんど100%が可溶性タンパク質として
菌体内に蓄積する。従って、YT+Ap培地31を用い
て、37℃で16時間培養を行った。
培養後、5,000回転/分、10分間の遠心分難によ
り菌体を集め、菌体を300m1の緩衝液1に懸濁し、
再び5,000回転/分、10分間の遠心分離を行い面
体を集めた。その結果、湿重量13gの菌体が得られた
。得られた菌体を26m1の緩衝液1に懸濁し、フレン
チプレスを用いて菌体を破砕し、得られた菌体破砕液を
、5,000回転/分、10分間の遠心分難し、沈澱を
集めた。沈澱は、白色をしており、これを30m1の緩
衝液1に懸濁し、再び5,000回転/分。
10分間の遠心分離を行い沈澱を集めた。この操作を、
3回繰り返した。得られた沈澱を、13m1の4M尿素
を含む緩衝液1に溶解し、不溶性部分を、15,000
回転/分、15分間の遠心分離により沈澱として取り除
き、上清を得た(約14m1)。上清に、10倍量(1
40ml)の緩衝液1を加え希釈した。希釈した溶液中
には、937ユニツトのDHFR活性が含まれていた。
これに10gのあらかじめ緩衝液1で平衡化したMTX
−アガロースゲルを加え、緩やかに攪はんしながら一晩
放置し、1合タンパク質をMTXアガロースゲルに吸着
させた。この操作をしたゲルをカラムにつめ、・上澄み
液をカラムに通した後、IMのKCIを含む緩衝液1で
洗った。洗いは、カラムからの溶出液の280nrnの
吸光度を測定し。
吸光度が帆 1以下になるまで同緩衝液を流し続けた(
約150rnl)。酵素の溶出は、IMのKClと3m
Mの葉酸を含む10mMリン酸カリウム緩衝液、pH9
,0を用いて行い、溶出液を一定量(約5m1)をフラ
クションコレクターを用いて分画した。分画した溶出液
についてDHFR活性を測定し、酵素活性が含まれる画
分を集めた(約25m1)。得られた酵素液を、緩衝液
1に対して、3回透析した。透析した標品を、5DS−
PAGEで調べたところ、均一なタンパク質標品である
ことが示された。この標品は、473ユニツトのDHF
R活性(回収率51%)、また約20mgの融合タンパ
ク質を含んでいた。
実施例5 融合タンパク質2からのGFRM29の分離上記実施例
2で得られた高度精製融合タンパク質2 (5mg)を
、凍結乾燥し、これを約2mlの70%蟻酸に溶かし、
これに約100mgのブロムシアンを加え溶かした後、
窒素雰囲気下に密栓し、10℃で24時間反応させた。
反応後、20m1の水を加え、その後凍結乾燥した。凍
結乾燥して得られた標品を、1mlの30%酢酸に溶か
した。そのうちの、0.5mlをとり、高速液体クロマ
ドグフィー装置(高滓LC−6A)を用いInerts
il−ODS 5μm(7,6x250mm)カラムで
分離した。溶出は、流速2ml/mi nで0.1%ト
リフルオロ酢酸中、アセトニトリルの濃度勾配(27,
5%から42.5%)をかけることにより行った。0か
ら5分までは、27.5%のアセニトリルを用い、5分
から80分までは、27.5%から42.5%のアセト
ニトリルの直線濃度勾配をかけた。80分から100分
の間は、50%の濃度を用い、その後は27.5%のア
セトニトリル濃度を用いた。溶出物は、220nmの吸
光度を測定することにより行った。その結果、第5図に
示すような溶出曲線が得られた。試料注入後約47分後
のピーク画分を分離し1分離した溶出液をエバホレータ
ーで乾燥後、少量の水を加え凍結乾燥し溶媒を除き、ペ
プチドを得た。得られたペプチドを酸加水分解後、その
4分の1をアミノ酸分析に用いた。
その結果、得られたアミノ酸組成は、GRFM29の配
列から予想される組成と一致することが示された。また
、アミノ酸分析に用いた試料中には19%moleのG
RFM(66μg、0.41mgの融合タンパク質2に
相当)が含まれていることが明かとなった。この結果か
ら、精製均一化した融合タンパク質2用いて、ブロムシ
アン処理した標品をHPLCを用いて分離することによ
り収率的66%でGRFM29を回収できた。
実施例6 融合タンパク質4からのGFRMの分離上記実施例2で
得られた高度精製融合タンパク質2(10mg)を、凍
結乾燥し、これを約2mlの70%蟻酸に溶かし、これ
に約200mgのブロムシアンを加え溶かした後、窒素
雰囲気下に密栓し、10℃で24時間反応させた。反応
後。
20m1の水を加え、その後凍結乾燥した。凍結乾燥し
て得られた標品を、1mlの30%酢酸に溶かした。そ
のうちの、0.1mlをとり、高速液体クロマドグフィ
ー装置(高滓LC−8A)を用い!nertsi I 
−0D55μm(4,6x150n++n)カラムで分
離した。溶出は、流速1 m l / m i nで0
・ 1%トリフルオロ酢酸中、アセトニトリルの濃度勾
配(27,5%から42.5%)をかけることにより行
った。0から2分までは、27.5%のアセニトリルを
用い、2分から32分までは、27.5%から42.5
%のアセトニトリルの直線濃度勾配をかけた。32分か
ら35分の間は、50%の濃度を用い、その後は27.
5%のアセトニトリル濃度を用いた。溶出物は、220
nmの吸光度を測定することにより行った。その結果、
第6図に示すような溶出曲線が得られた。試料注入後約
21分後のピーク画分を分離し9分離した溶出液をエバ
ホレーターで乾燥後、少量の水を加え凍結乾燥し溶媒を
除き、ペプチドを得た。得られたペプチドを酸加水分解
後、その8分の1をアミノ酸分析に用いた。
その結果、得られたアミノ酸組成は、GRFM29の配
列から予想される組成と一致することが示された。また
、アミノ酸分析に用いた試料中には2.2%mO1eの
GRFM (11ttg、 51μgの融合タンパク質
2に相当)が含まれていることが明かとなった。この結
果から、精製均一化した融合タンパク質2用いて、ブロ
ムシアン処理した標品をHPLCを用いて分離すること
により収率的41%でGRFMを回収できた。
[発明の効果] 本発明に従えば、GRF誘導体の生産が容易になり、生
産されたGRF誘導体利用の道が開けることになる。ま
た、GRF誘導体をカルボキシ末端側に有するDHFR
融合タンパク質が酵素活性を保ったまま単離できること
が示され、一つで2つの機能を発現することが可能な部
分を有するタンパク質、いわゆる多機能タンパク質とし
ての利用の可能性があり、その利用が期待される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、pGRF2−15中に存在する融合タンパク
質1を暗号化する部分の塩基配列およびタンパク質のア
ミノ酸配列を示す図である。図中符号は、核酸塩基およ
びアミノ酸を表し、Aはアデニンを、Cはシトシンを、
Gはグアニンを、Tはチミンを、Alaはアラニンを、
Argはアルギニンを、Asnはアスパラギンを、As
pはアスパラギン酸を、CySはシスティンを、Gir
tはグルタミンを、Gluはグルタミン酸を、Glyは
グリシンを、Hisはヒスチジンを、lieはイソロイ
シンを、Leuはロイシンを、Lysはリジンを、Me
tはメチオニンを、Ptteはフェニルアラニンを、P
roはプロリンを、Serはセリンを、Thrはトレオ
ニンを、Trpはトリプトファンを、Tyrはチロシン
を+  V a 1はバリンを示している。図中番号は
、1番目のアミノ酸であるメチオニンを暗号化するAT
Gコドンの”A”を1番として数えた番号を示している
。 第2図は、pSG1−12中に存在する融合タンパク質
2を暗号化する部分の塩基配列およびタンパク質のアミ
ノ酸配列を示す図である。図中符号は、第1図と同様で
ある。 第3図は、pGRF44−22中に存在する融合タンパ
ク質3を暗号化する部分の塩基配列およびタンパク質の
アミノ酸配列を示す図である。図中符号は、第1図と同
様である。 第4図は、pGRFM44−6中に存在する融合タンパ
ク質4を暗号化する部分の塩基配列およびタンパク質の
アミノ酸配列を示す図である。図中符号は、第1図と同
様である。 第5図は、ブロムシアン処理した融合タンパク質2試料
の高速液体クロマトグラムを示している。 横軸は試料注入後の時間を分単位で、縦軸は、220 
n mの吸光度を任意単位で表現している。矢印で示し
たピークがG RF M 29の溶出ピークである。 第6図は、ブロムシアン処理した融合タンパク質4試料
の高速液体クロマトダラムを示している。 横軸は試料注入後の時間を分単位で、縦軸は、220 
n rnの吸光度を任意単位で表現している。矢印で示
1ノたビークがGRFMの溶出ビークである。 第 図 手 続 補 正 !(方式) 1、事件の表示 2、発明の名称 平成1年特許園第79462号 成長ホルモン放出因子誘導体 肌 4゜ 補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都千代田区霞が関1丁目3番1号 (114)工業技術院長 杉 浦  賢指定代理人 5、補正命令の日付 6、補正の対象 7、補正の内容 平成1年7月4日 (発送口) 平成元年3月30日付は提出の図面 図面が剥離していたため、第1図〜第 6図を別紙のとおり全図訂正しまず。 第 ! 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、pGRF2−15を含有する大腸菌が生産するジヒ
    ドロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タ
    ンパク質。 2、pSG1−12を含有する大腸菌が生産するジヒド
    ロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タン
    パク質。 3、pGRF44−22を含有する大腸菌が生産するジ
    ヒドロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合
    タンパク質。 4、pGRFM44−6を含有する大腸菌が生産するジ
    ヒドロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合
    タンパク質。 5、ジヒドロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導
    体融合タンパク質のジヒドロ葉酸還元酵素酵素活性を目
    安に、pGRF2−15を含有する大腸菌の菌体破砕液
    を遠心分離して得られる上清画分にストレプトマイシン
    硫酸処理、硫安処理をして得られる酵素液をメソトリキ
    セート結合アフィニティカラムクロマトグラフィーを用
    いて高度に精製することを特徴とするジヒドロ葉酸還元
    酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タンパク質の分
    離精製方法。 6、pSG1−12を含有する大腸菌の菌体破砕液を遠
    心分離して得られる沈澱画分を尿素で可溶化し、緩衝液
    で希釈することにより、ジヒドロ葉酸還元酵素−成長ホ
    ルモン放出因子誘導体融合タンパク質のジヒドロ葉酸還
    元酵素酵素活性を活性化し、該酵素活性を目安に、メソ
    トリキセート結合アフィニティカラムクロマトグラフィ
    ーを用いて高度に精製することを特徴とするジヒドロ葉
    酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タンパク
    質の分離精製方法。 7、pGRF44−22を含有する大腸菌の菌体破砕液
    を遠心分離して得られる沈澱画分を尿素で可溶化し、緩
    衝液で希釈することにより、ジヒドロ葉酸還元酵素−成
    長ホルモン放出因子誘導体融合タンパク質のジヒドロ葉
    酸還元酵素酵素活性を活性化し、該酵素活性を目安に、
    メソトリキセート結合アフィニティカラムクロマトグラ
    フィーを用いて高度に精製することを特徴とするジヒド
    ロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タン
    パク質の分離精製方法。 8、pGRFM44−6を含有する大腸菌の菌体破砕液
    を遠心分離して得られる沈澱画分を尿素で可溶化し、緩
    衝液で希釈することにより、ジヒドロ葉酸還元酵素−成
    長ホルモン放出因子誘導体融合タンパク質のジヒドロ葉
    酸還元酵素酵素活性を活性化し、該酵素活性を目安に、
    メソトリキセート結合アフィニティカラムクロマトグラ
    フィーを用いて高度に精製することを特徴とするジヒド
    ロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タン
    パク質の分離精製方法。 9、pSG1−12を含有する大腸菌が生産するジヒド
    ロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融合タン
    パク質を分離精製し、単離したジヒドロ葉酸還元酵素−
    成長ホルモン誘導体融合タンパク質をブロムシアン処理
    した後、逆相高速液体クロマトグラフィにより成長ホル
    モン放出因子誘導体を分離精製することを特徴とする成
    長ホルモン放出因子誘導体の製造方法。 10、pGRFM44−6を含有する大腸菌が生産する
    ジヒドロ葉酸還元酵素−成長ホルモン放出因子誘導体融
    合タンパク質を分離精製し、単離したジヒドロ葉酸還元
    酵素−成長ホルモン誘導体融合タンパク質をブロムシア
    ン処理した後、逆相高速液体クロマトグラフィにより成
    長ホルモン放出因子誘導体を分離精製することを特徴と
    する成長ホルモン放出因子誘導体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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