JPH0225910B2 - - Google Patents
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- JPH0225910B2 JPH0225910B2 JP10374383A JP10374383A JPH0225910B2 JP H0225910 B2 JPH0225910 B2 JP H0225910B2 JP 10374383 A JP10374383 A JP 10374383A JP 10374383 A JP10374383 A JP 10374383A JP H0225910 B2 JPH0225910 B2 JP H0225910B2
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- Japan
- Prior art keywords
- compound
- acid
- ether
- fumarate
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- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Pyrane Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明はジベンゾ〔b,e〕オキセピン誘導体
およびそれを含有してなる抗アレルギー剤に関す
る。 さらに詳しくは、本発明は一般式() (式中R1はアルキル基またはハロゲン原子を
表わし、R2およびR3は同一もしくは異なつてよ
くアルキル基を表わし、nは2または3を表わ
す。)で表わされるジベンゾ〔b,e〕オキセピ
ン誘導体またはその酸付加塩およびこれらを含有
してなる抗アレルギー剤に関する。 類似のジベンゾオキセピン化合物として、11−
(N,N−ジメチルアミノエチル)オキシ−6,
11−ジヒドロベンゾ〔b,e〕オキセピンが向神
経作用、向精神作用および抗レセルピン作用を有
することは知られている(C.A.68,29677γ,C.
A.70,68,199x)。 しかし、該文献には該化合物が抗アレルギー作
用を有することについての記載はない。 常に有用な抗アレルギー剤が求められている。 かかる作用を有する化合物を検索した結果、本
発明のジベンゾ〔b,e〕オキセピン誘導体また
はその酸付加塩が抗アレルギー作用を有すること
が見い出された。 以下に本発明を詳細に説明する。 一般式()のR1,R2およびR3の定義中、ア
ルキル基としては、炭素数1−5のアルキル基、
例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル基などが挙げられ、ハロゲン原子としてはフ
ツ素、塩素、臭素、ヨウ素原子が挙げられる。 一般式()で表わされる目的化合物は次の方
法によつて製造できる。 (式中R1,R2,R3およびnは前記と同意義を
有する。) 化合物と等モルから3倍モルの化合物をク
ロロホルム、塩化メチレン、トルエン、テトラヒ
ドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミドなど
の不活性溶媒中、0℃からその溶媒の沸点までの
間の任意の温度下に、必要ならば副生する塩化水
素を捕捉するためにトリエチルアミン、炭酸ナト
リウムなどの塩基を適宜加えて1時間から5時間
撹拌する。反応終了後、反応に使用した溶媒の性
質に応じて、そのまま水洗いをするか、一旦溶媒
を留去後エーテルなどの水と混和しにくい溶媒に
かえて水洗いをするか、または大量の水で希釈し
てからエーテルで抽出するか、などの方法により
得られた目的化合物を含む溶液から溶媒を減圧下
に留去し、残渣として目的化合物の遊離塩基を得
る。一般に、この遊離塩基は結晶性がよくないの
で、必要ならばカラムクロマトグラフイーなどに
よる精製の後、適宜な酸(塩酸、硫酸などの無機
酸、酢酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエ
ン酸、シユウ酸などの有機酸)を加えて酸付加塩
とし結晶化する。さらに必要であればこの酸付加
塩を再結晶操作によつてさらに高純度の精製品と
することもできる。 酸付加塩としては、塩酸塩、硫酸塩などの無機
酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石
酸塩、クエン酸塩、シユウ酸塩などの有機酸塩が
挙げられる。 なお目的化合物を製造する際の原料である上記
化合物は、特開昭56−150082および同56−
150083号公報に記載されている既知化合物であ
り、また化合物は市販されており容易に入手で
きるものである。 次に、本発明化合物の具体例を第1表に示す。
およびそれを含有してなる抗アレルギー剤に関す
る。 さらに詳しくは、本発明は一般式() (式中R1はアルキル基またはハロゲン原子を
表わし、R2およびR3は同一もしくは異なつてよ
くアルキル基を表わし、nは2または3を表わ
す。)で表わされるジベンゾ〔b,e〕オキセピ
ン誘導体またはその酸付加塩およびこれらを含有
してなる抗アレルギー剤に関する。 類似のジベンゾオキセピン化合物として、11−
(N,N−ジメチルアミノエチル)オキシ−6,
11−ジヒドロベンゾ〔b,e〕オキセピンが向神
経作用、向精神作用および抗レセルピン作用を有
することは知られている(C.A.68,29677γ,C.
A.70,68,199x)。 しかし、該文献には該化合物が抗アレルギー作
用を有することについての記載はない。 常に有用な抗アレルギー剤が求められている。 かかる作用を有する化合物を検索した結果、本
発明のジベンゾ〔b,e〕オキセピン誘導体また
はその酸付加塩が抗アレルギー作用を有すること
が見い出された。 以下に本発明を詳細に説明する。 一般式()のR1,R2およびR3の定義中、ア
ルキル基としては、炭素数1−5のアルキル基、
例えばメチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル基などが挙げられ、ハロゲン原子としてはフ
ツ素、塩素、臭素、ヨウ素原子が挙げられる。 一般式()で表わされる目的化合物は次の方
法によつて製造できる。 (式中R1,R2,R3およびnは前記と同意義を
有する。) 化合物と等モルから3倍モルの化合物をク
ロロホルム、塩化メチレン、トルエン、テトラヒ
ドロフラン、N,N−ジメチルホルムアミドなど
の不活性溶媒中、0℃からその溶媒の沸点までの
間の任意の温度下に、必要ならば副生する塩化水
素を捕捉するためにトリエチルアミン、炭酸ナト
リウムなどの塩基を適宜加えて1時間から5時間
撹拌する。反応終了後、反応に使用した溶媒の性
質に応じて、そのまま水洗いをするか、一旦溶媒
を留去後エーテルなどの水と混和しにくい溶媒に
かえて水洗いをするか、または大量の水で希釈し
てからエーテルで抽出するか、などの方法により
得られた目的化合物を含む溶液から溶媒を減圧下
に留去し、残渣として目的化合物の遊離塩基を得
る。一般に、この遊離塩基は結晶性がよくないの
で、必要ならばカラムクロマトグラフイーなどに
よる精製の後、適宜な酸(塩酸、硫酸などの無機
酸、酢酸、マレイン酸、フマル酸、酒石酸、クエ
ン酸、シユウ酸などの有機酸)を加えて酸付加塩
とし結晶化する。さらに必要であればこの酸付加
塩を再結晶操作によつてさらに高純度の精製品と
することもできる。 酸付加塩としては、塩酸塩、硫酸塩などの無機
酸塩、酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、酒石
酸塩、クエン酸塩、シユウ酸塩などの有機酸塩が
挙げられる。 なお目的化合物を製造する際の原料である上記
化合物は、特開昭56−150082および同56−
150083号公報に記載されている既知化合物であ
り、また化合物は市販されており容易に入手で
きるものである。 次に、本発明化合物の具体例を第1表に示す。
【表】
次に本発明にかかわる目的化合物の代表例の急
性毒性と抗アレルギー作用試験を示す。 急性毒性試験 体重20±1gのdd系雄マウスを1群5匹用い、
本発明にかかわる化合物を経口(po:300mg/
Kg)または腹腔内(ip:100mg/Kg)で投与した。
投与7日後までの死亡状況を観察し、死亡例があ
つた場合は死亡例がなくなるまで投与量を順次
poでは200,100,50mg/Kgまたipでは50,25mg/
Kgと下げていき、死亡例のある最小投与量を
MLD(最小死亡量)値とした。その結果を第2表
に示す。
性毒性と抗アレルギー作用試験を示す。 急性毒性試験 体重20±1gのdd系雄マウスを1群5匹用い、
本発明にかかわる化合物を経口(po:300mg/
Kg)または腹腔内(ip:100mg/Kg)で投与した。
投与7日後までの死亡状況を観察し、死亡例があ
つた場合は死亡例がなくなるまで投与量を順次
poでは200,100,50mg/Kgまたipでは50,25mg/
Kgと下げていき、死亡例のある最小投与量を
MLD(最小死亡量)値とした。その結果を第2表
に示す。
【表】
抗アレルギー作用試験
実験方法
抗アレルギー作用はラツトのPCA反応
(Passive Cutaneous Anaphylaxis Response)
によつて検討した。抗血清の採取には体重200〜
250gのWister系雄性ラツトを、PCA反応には
100〜120gのWister系雄性ラツトを用いた。 A 抗血清の作成 抗原として卵白アルブミン1mgを百日咳ジフテ
リア混合ワクチン0.5mlに溶解し、Incomplete
Adjuvant0.5mlと混合したエマルジヨンを用い
た。ラツトに混合エマルジヨンを足蹠皮下投与
後、12日目に断頭採血して抗血清を作成した。抗
アレルギー作用の検定時には青染部の直径が8〜
10mm程度の大きさになる様な濃度に抗血清を調製
して使用した。 B PCA反応(抗アレルギー作用の検定) ラツト1群6匹を用いた。背部を除毛し0.05ml
の抗血清を皮内投与して感作を行なつたのち、17
時間後に本発明にかかわる目的化合物またはその
溶液(生理食塩液またはCMC溶液)を経口投与
し、60分後に抗原混合液(0.2%卵白アルブミン
を含む1%エバンスブルー生理食塩水)を0.5
ml/100g静注してPCA反応を誘発させ、さらに
30分後に絞殺して皮膚を切り取り青染部の直径を
測定した。判定はその青染部を点数で表現し、さ
らに溶媒(生理食塩水またはCMC)投与群に対
する比を求めて、次式より抑制率50%以上の場合
を抗アレルギー剤作用ありとした。また各用量で
の抗アレルギー作用の有無から最小有効量
(MED)を求め、抗アレルギー作用の強さを比較
した。結果を第3表に示す。
(Passive Cutaneous Anaphylaxis Response)
によつて検討した。抗血清の採取には体重200〜
250gのWister系雄性ラツトを、PCA反応には
100〜120gのWister系雄性ラツトを用いた。 A 抗血清の作成 抗原として卵白アルブミン1mgを百日咳ジフテ
リア混合ワクチン0.5mlに溶解し、Incomplete
Adjuvant0.5mlと混合したエマルジヨンを用い
た。ラツトに混合エマルジヨンを足蹠皮下投与
後、12日目に断頭採血して抗血清を作成した。抗
アレルギー作用の検定時には青染部の直径が8〜
10mm程度の大きさになる様な濃度に抗血清を調製
して使用した。 B PCA反応(抗アレルギー作用の検定) ラツト1群6匹を用いた。背部を除毛し0.05ml
の抗血清を皮内投与して感作を行なつたのち、17
時間後に本発明にかかわる目的化合物またはその
溶液(生理食塩液またはCMC溶液)を経口投与
し、60分後に抗原混合液(0.2%卵白アルブミン
を含む1%エバンスブルー生理食塩水)を0.5
ml/100g静注してPCA反応を誘発させ、さらに
30分後に絞殺して皮膚を切り取り青染部の直径を
測定した。判定はその青染部を点数で表現し、さ
らに溶媒(生理食塩水またはCMC)投与群に対
する比を求めて、次式より抑制率50%以上の場合
を抗アレルギー剤作用ありとした。また各用量で
の抗アレルギー作用の有無から最小有効量
(MED)を求め、抗アレルギー作用の強さを比較
した。結果を第3表に示す。
【表】
【表】
第3表から明らかな如く、一般式()で表わ
される化合物は抗アレルギー作用を有し、抗アレ
ルギー剤としてぜん息などの治療に有用である。 一般式()で表わされる化合物はその薬理作
用にかんがみて、投与目的に対する各種の製薬形
態で使用可能である。本発明の製薬組成物は活性
成分としての遊離または酸付加塩の形態にある有
効な量の特定化合物を、薬理的に受容しうる担体
と均一に混合して製造できる。この担体は投与に
対して望ましい製剤の形態に応じて、広い範囲の
形態をとることができる。これらの製薬組成物は
経口的または注射による投与に対して適する単位
服用形態にあることが望ましい。経口服用形態に
ある組成物の調製においては、何らかの有用な薬
理的に受容しうる担体が使用できる。例えば懸濁
剤およびシロツプ剤の如き経口液体調製物は、
水、シユークロース、ソルビトール、フラクトー
スなどの糖類、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコールなどのグリコール類、ゴマ油、オ
リーブ油、大豆油などの油類、アルキルパラヒド
ロキシベンゾエ−トなどの防腐剤、ストロベリー
フレーバー、ペパーミントなどのフレーバー類な
どを使用して製造できる。粉剤、丸剤、カプセル
および錠剤は、ラクトース、グリコール、シユー
クロース、マニトールなどの賦形剤、でん粉、ア
ルギン酸ソーダなどの崩壊剤、マグネシウムステ
アレート、タルクなどの滑沢剤、ポリビニルアル
コール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチ
ンなどの結合剤、脂肪酸エステルなどの表面活性
剤、グリセリンなどの可塑剤などを用いて製造で
きる。錠剤およびカプセルは投与が容易であると
いう理由で最も有用な単位経口投与剤である。錠
剤やカプセルを製造する際には固体の製薬担体が
用いられる。また注射用の溶液は、塩溶液グルコ
ース溶液または塩水とグルコース溶液の混合物か
ら成る担体を用いて調製することができる。一般
式()で表わされる化合物の有効用量は1〜20
mg/Kg/dayであり、その投与回数は1日3〜4
回が好ましい。 以下に実施例を示す。 実施例 1 N,N−ジメチルアミノプロパノール5.13gと
2−メチル−11−クロロ−6,11−ジヒドロジベ
ンゾ〔b,e〕オキセピン4.04gをトルエン40ml
中で室温下に5時間撹拌する。反応液に水30mlを
加えおだやかに撹拌しながら2N塩酸を加えて水
層のPHを1.7にする。トルエン層を分液除去し水
層をさらにエーテル20mlで2回洗浄する。水層に
2N苛性ソーダ水を加えてPHを10.7にして、エー
テル30mlで2回抽出する。エーテル抽出液を脱水
後減圧でエーテルを留去し、残渣を酢酸エチル−
ノルマルヘキサン−トリエチルアミン(4:6:
1v/v)を溶出溶媒とするシリカゲルカラムク
ロマトグラフイーにかけ、その主分画を減圧濃縮
して2−メチル−11−(N,N−ジメチルアミノ
プロピル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピンの油状遊離塩基3.64g(収
率70.8%)を得る。 IRスペクトル(NaClセルcm-1)2930,1500,
1460,1260,1225,1015 NMRスペクトル(CCl4+CDCl3δ値ppm)2.06
(s,6H)2.20(s,3H)1.2〜2.9(m,6H)
4.38(s,1H)4.67(d,1H)6.21(d,1H)
6.5〜7.4(m,7H) これをエーテル50mlに溶解し氷冷下に塩化水素
ガスを充分に吹込み、濃縮乾固残渣をエーテルで
トリチユレーシヨンして塩酸粉末を得る。このも
のは明確な融点を示さなかつた。 IRスペクトル(KBr錠剤cm-1)2950,2710,
1510,1465,1215,1020 元素分析値(塩酸塩C20H25NO2・HClとして) 理論値(%) C:69.05 H:7.53 N:4.03 実測値(%) C:68.81 H:7.55 N:4.24 実施例 2 N,N−ジメチルアミノエタノール13.4gと2
−メチル−11−クロロ−6,11−ジヒドロジベン
ゾ〔b,e〕オキセピン12.2gを、塩化メチレン
540ml中で室温下に3時間撹拌する。反応液から
減圧下に塩化メチレンを留去し、残渣に水100ml
を加えエーテル100ml、50mlついで30mlで3回抽
出する。抽出エーテル溶液を脱水後減圧濃縮し、
残渣をシクロヘキサン−トリエチルアミン
(100:3v/v)を溶出溶媒とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーにかけ、その主分画を減
圧濃縮して2−メチル−11−(N,N−ジメチル
アミノエチル)オキシ−6,11−ジヒドロジベン
ゾ〔b,e〕オキセピンの油状遊離塩基13.2g
(収率88.9%)を得る。 IRスペクトル(NaClセル,cm-1)2940,1500,
1260,1230,1015,755 NMRスペクトル(CDCl3δ値ppm)2.13(s,
6H)2.22(s,3H)2.46(t,2H)3.50(dt,
2H)4.77(d,1H)5.06(s,1H)6.00(d,
1H)6.5〜7.5(m,7H) これをフマル酸5.14gと共にアセトン200mlに
溶解し一晩冷置する。析出結晶を取しフマル酸
塩(1:1)16.64gを得る。融点151−151.5℃
このものは充分に純品であり、テトラヒドロフラ
ンから再結晶したが融点に変化はなかつた。 IRスペクトル(KBr錠剤cm-1)1680,1500,
1225,1090,985,760 元素分析値(フマル酸塩C19H23NO2・C4H4O4と
して) 理論値(%) C:66.81 H:6.58 N:3.39 実測値(%) C:66.53 H:6.88 N:3.56 実施例 3−9 実施例2において、第4表に示す原料およびシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーの溶出溶媒を
用いる以外は実施例2と同様にして第5表に示す
目的物を得る。
される化合物は抗アレルギー作用を有し、抗アレ
ルギー剤としてぜん息などの治療に有用である。 一般式()で表わされる化合物はその薬理作
用にかんがみて、投与目的に対する各種の製薬形
態で使用可能である。本発明の製薬組成物は活性
成分としての遊離または酸付加塩の形態にある有
効な量の特定化合物を、薬理的に受容しうる担体
と均一に混合して製造できる。この担体は投与に
対して望ましい製剤の形態に応じて、広い範囲の
形態をとることができる。これらの製薬組成物は
経口的または注射による投与に対して適する単位
服用形態にあることが望ましい。経口服用形態に
ある組成物の調製においては、何らかの有用な薬
理的に受容しうる担体が使用できる。例えば懸濁
剤およびシロツプ剤の如き経口液体調製物は、
水、シユークロース、ソルビトール、フラクトー
スなどの糖類、ポリエチレングリコール、プロピ
レングリコールなどのグリコール類、ゴマ油、オ
リーブ油、大豆油などの油類、アルキルパラヒド
ロキシベンゾエ−トなどの防腐剤、ストロベリー
フレーバー、ペパーミントなどのフレーバー類な
どを使用して製造できる。粉剤、丸剤、カプセル
および錠剤は、ラクトース、グリコール、シユー
クロース、マニトールなどの賦形剤、でん粉、ア
ルギン酸ソーダなどの崩壊剤、マグネシウムステ
アレート、タルクなどの滑沢剤、ポリビニルアル
コール、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチ
ンなどの結合剤、脂肪酸エステルなどの表面活性
剤、グリセリンなどの可塑剤などを用いて製造で
きる。錠剤およびカプセルは投与が容易であると
いう理由で最も有用な単位経口投与剤である。錠
剤やカプセルを製造する際には固体の製薬担体が
用いられる。また注射用の溶液は、塩溶液グルコ
ース溶液または塩水とグルコース溶液の混合物か
ら成る担体を用いて調製することができる。一般
式()で表わされる化合物の有効用量は1〜20
mg/Kg/dayであり、その投与回数は1日3〜4
回が好ましい。 以下に実施例を示す。 実施例 1 N,N−ジメチルアミノプロパノール5.13gと
2−メチル−11−クロロ−6,11−ジヒドロジベ
ンゾ〔b,e〕オキセピン4.04gをトルエン40ml
中で室温下に5時間撹拌する。反応液に水30mlを
加えおだやかに撹拌しながら2N塩酸を加えて水
層のPHを1.7にする。トルエン層を分液除去し水
層をさらにエーテル20mlで2回洗浄する。水層に
2N苛性ソーダ水を加えてPHを10.7にして、エー
テル30mlで2回抽出する。エーテル抽出液を脱水
後減圧でエーテルを留去し、残渣を酢酸エチル−
ノルマルヘキサン−トリエチルアミン(4:6:
1v/v)を溶出溶媒とするシリカゲルカラムク
ロマトグラフイーにかけ、その主分画を減圧濃縮
して2−メチル−11−(N,N−ジメチルアミノ
プロピル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピンの油状遊離塩基3.64g(収
率70.8%)を得る。 IRスペクトル(NaClセルcm-1)2930,1500,
1460,1260,1225,1015 NMRスペクトル(CCl4+CDCl3δ値ppm)2.06
(s,6H)2.20(s,3H)1.2〜2.9(m,6H)
4.38(s,1H)4.67(d,1H)6.21(d,1H)
6.5〜7.4(m,7H) これをエーテル50mlに溶解し氷冷下に塩化水素
ガスを充分に吹込み、濃縮乾固残渣をエーテルで
トリチユレーシヨンして塩酸粉末を得る。このも
のは明確な融点を示さなかつた。 IRスペクトル(KBr錠剤cm-1)2950,2710,
1510,1465,1215,1020 元素分析値(塩酸塩C20H25NO2・HClとして) 理論値(%) C:69.05 H:7.53 N:4.03 実測値(%) C:68.81 H:7.55 N:4.24 実施例 2 N,N−ジメチルアミノエタノール13.4gと2
−メチル−11−クロロ−6,11−ジヒドロジベン
ゾ〔b,e〕オキセピン12.2gを、塩化メチレン
540ml中で室温下に3時間撹拌する。反応液から
減圧下に塩化メチレンを留去し、残渣に水100ml
を加えエーテル100ml、50mlついで30mlで3回抽
出する。抽出エーテル溶液を脱水後減圧濃縮し、
残渣をシクロヘキサン−トリエチルアミン
(100:3v/v)を溶出溶媒とするシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーにかけ、その主分画を減
圧濃縮して2−メチル−11−(N,N−ジメチル
アミノエチル)オキシ−6,11−ジヒドロジベン
ゾ〔b,e〕オキセピンの油状遊離塩基13.2g
(収率88.9%)を得る。 IRスペクトル(NaClセル,cm-1)2940,1500,
1260,1230,1015,755 NMRスペクトル(CDCl3δ値ppm)2.13(s,
6H)2.22(s,3H)2.46(t,2H)3.50(dt,
2H)4.77(d,1H)5.06(s,1H)6.00(d,
1H)6.5〜7.5(m,7H) これをフマル酸5.14gと共にアセトン200mlに
溶解し一晩冷置する。析出結晶を取しフマル酸
塩(1:1)16.64gを得る。融点151−151.5℃
このものは充分に純品であり、テトラヒドロフラ
ンから再結晶したが融点に変化はなかつた。 IRスペクトル(KBr錠剤cm-1)1680,1500,
1225,1090,985,760 元素分析値(フマル酸塩C19H23NO2・C4H4O4と
して) 理論値(%) C:66.81 H:6.58 N:3.39 実測値(%) C:66.53 H:6.88 N:3.56 実施例 3−9 実施例2において、第4表に示す原料およびシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーの溶出溶媒を
用いる以外は実施例2と同様にして第5表に示す
目的物を得る。
【表】
【表】
【表】
実施例10 錠剤
常法により次の組成からなる錠剤を作成した。
2−メチル−11−(N,N−ジメチルアミノエ
チル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピン・フマル酸塩(化合物番
号2のフマル酸塩) 30mg 乳 糖 60mg 馬鈴薯でんぷん 30mg ポリビニルアルココール 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mg タール色素 微量 実施例11 散剤 常法により次の組成からなる散剤を作成した。 2−メチル−11−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピン・フマル酸塩(化合物番
号3のフマル酸塩) 30mg 乳 糖 270mg 実施例12 シロツプ剤 常法により次の組成からなるシロツプ剤を作成
した。 2−メチル−11−(N,N−ジメチルアミノエ
チル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピン・フマル酸塩(化合物番
号4のフマル酸塩) 300mg 精製白糖 40g パラオキシ安息香酸メチル 40mg パラオキシ安息香酸プロピル 10mg ストロベリー・フレーバー 0.1c.c. これに水を加えて全量100c.c.とする。
チル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピン・フマル酸塩(化合物番
号2のフマル酸塩) 30mg 乳 糖 60mg 馬鈴薯でんぷん 30mg ポリビニルアルココール 2mg ステアリン酸マグネシウム 1mg タール色素 微量 実施例11 散剤 常法により次の組成からなる散剤を作成した。 2−メチル−11−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピン・フマル酸塩(化合物番
号3のフマル酸塩) 30mg 乳 糖 270mg 実施例12 シロツプ剤 常法により次の組成からなるシロツプ剤を作成
した。 2−メチル−11−(N,N−ジメチルアミノエ
チル)オキシ−6,11−ジヒドロジベンゾ
〔b,e〕オキセピン・フマル酸塩(化合物番
号4のフマル酸塩) 300mg 精製白糖 40g パラオキシ安息香酸メチル 40mg パラオキシ安息香酸プロピル 10mg ストロベリー・フレーバー 0.1c.c. これに水を加えて全量100c.c.とする。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中R1はアルキル基またはハロゲン原子を
表わし、R2およびR3は同一もしくは異なつてよ
くアルキル基を表わし、nは2または3を表わ
す。)で表わされるジベンゾ〔b,e〕オキセピ
ン誘導体またはその酸付加塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10374383A JPS59227879A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | ジベンゾ[b,e]オキセピン誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10374383A JPS59227879A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | ジベンゾ[b,e]オキセピン誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59227879A JPS59227879A (ja) | 1984-12-21 |
| JPH0225910B2 true JPH0225910B2 (ja) | 1990-06-06 |
Family
ID=14362085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10374383A Granted JPS59227879A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | ジベンゾ[b,e]オキセピン誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59227879A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6310784A (ja) * | 1986-03-03 | 1988-01-18 | Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd | 抗アレルギー剤 |
| US4882351A (en) * | 1987-10-14 | 1989-11-21 | Roussel Uclaf | Tricyclic compounds |
| US4999363A (en) * | 1988-06-09 | 1991-03-12 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | Tricyclic compounds |
| JP2005272417A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Kuraray Co Ltd | 2−クロロ−4−アミノメチルピリジン類の製造方法 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10374383A patent/JPS59227879A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59227879A (ja) | 1984-12-21 |
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