JPH02261927A - 湿式多板クラッチ部材 - Google Patents
湿式多板クラッチ部材Info
- Publication number
- JPH02261927A JPH02261927A JP8072989A JP8072989A JPH02261927A JP H02261927 A JPH02261927 A JP H02261927A JP 8072989 A JP8072989 A JP 8072989A JP 8072989 A JP8072989 A JP 8072989A JP H02261927 A JPH02261927 A JP H02261927A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- carbon steel
- annular
- friction
- clutch member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は油中で使用される湿式多板クラッチ部材に関す
るものである。特に高温時での摩擦特性を安定化する湿
式多板クラッチ部材に関するものである。
るものである。特に高温時での摩擦特性を安定化する湿
式多板クラッチ部材に関するものである。
〈従来の技術〉
従来、この種の湿式多板クラッチ部材は、通常金属製の
基板の表面に摩擦材を接着した複数の環状環状ディスク
プレートと金属板などの1枚板からなる環状セパレート
プレートを交互に配し、環状セパレートプレートを駆!
!I@側にスプライン歯を介して取り付け、かつ環状デ
ィスクプレートを被動軸側にスプライン歯を介して取り
付け、これらを潤滑油で圧接させ、環状ディスクプレー
トと環状セパレートプレートとの間に生じる摩擦力によ
り係合させる機構であり、例えば自動車におけるオート
マチックトラスミッションなどに多用されている。
基板の表面に摩擦材を接着した複数の環状環状ディスク
プレートと金属板などの1枚板からなる環状セパレート
プレートを交互に配し、環状セパレートプレートを駆!
!I@側にスプライン歯を介して取り付け、かつ環状デ
ィスクプレートを被動軸側にスプライン歯を介して取り
付け、これらを潤滑油で圧接させ、環状ディスクプレー
トと環状セパレートプレートとの間に生じる摩擦力によ
り係合させる機構であり、例えば自動車におけるオート
マチックトラスミッションなどに多用されている。
近年、自動車はエンジンの高出力・高回転化にともなっ
て、オートマチックトランスミッションに使用されてい
る湿式多板クラッチ部材の高温条件下の摩擦特性の安定
化の要求が高まっている。
て、オートマチックトランスミッションに使用されてい
る湿式多板クラッチ部材の高温条件下の摩擦特性の安定
化の要求が高まっている。
これらの要求を満足させるために、−殻内に、環状ディ
スクプレートについては摩擦材に耐熱性にすぐれた材料
を使用したり、気孔率の調整により回転中の潤滑油の保
持力を向上させたり、また油溝により冷却効果を向上さ
せたりすることが提案されている。一方環状セバレート
プレートについては、油溝(実開昭63−68532号
公報)、油孔(特開昭59−54825号公報、実願昭
62−129424号)や板厚を厚くするなど冷却効果
を向上させることが提案されている。
スクプレートについては摩擦材に耐熱性にすぐれた材料
を使用したり、気孔率の調整により回転中の潤滑油の保
持力を向上させたり、また油溝により冷却効果を向上さ
せたりすることが提案されている。一方環状セバレート
プレートについては、油溝(実開昭63−68532号
公報)、油孔(特開昭59−54825号公報、実願昭
62−129424号)や板厚を厚くするなど冷却効果
を向上させることが提案されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし上記従来の環状セパレートプレートに油溝や油孔
を設ける方法は、相手材である環状ディスクプレートの
摩擦材表面に対して攻撃性があり、摩擦材の異常摩耗や
表面ハクリという問題点がある。また加工工数がかかる
ことおよび、環状セパレートプレート自体の強度の低下
という問題点がある。板厚を厚くする方法はオートマチ
ックトランスミッションの容量や重量の点から制限があ
り、既存のトランスミッションへの適用は困難である。
を設ける方法は、相手材である環状ディスクプレートの
摩擦材表面に対して攻撃性があり、摩擦材の異常摩耗や
表面ハクリという問題点がある。また加工工数がかかる
ことおよび、環状セパレートプレート自体の強度の低下
という問題点がある。板厚を厚くする方法はオートマチ
ックトランスミッションの容量や重量の点から制限があ
り、既存のトランスミッションへの適用は困難である。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明の目的は、上記の問題点を解決し、既存の寸法、
形状のままで強度的に優れ、かつ高温時での摩擦特性を
安定化させる湿式多板クラッチ部材を提供するものであ
る。
形状のままで強度的に優れ、かつ高温時での摩擦特性を
安定化させる湿式多板クラッチ部材を提供するものであ
る。
すなわち、本発明は、摩擦材を表面に持つ複数の環状デ
ィスクプレートとそれらの間に配される環状セパレート
プレートからなる湿式多板クラッチ部材において、該環
状セパレートプレー1・が脱炭率30〜60%の脱炭層
をもつ炭素鋼からなることを特徴とするものである。
ィスクプレートとそれらの間に配される環状セパレート
プレートからなる湿式多板クラッチ部材において、該環
状セパレートプレー1・が脱炭率30〜60%の脱炭層
をもつ炭素鋼からなることを特徴とするものである。
本発明で用いる炭素鋼としては、530CM −S85
CMが使用されるが、好ましくは530CM NS6
0CMである。
CMが使用されるが、好ましくは530CM NS6
0CMである。
脱炭層を形成するための脱炭法は従来行われている方法
が用いられ、たとえば鋼を高温中で酸素を反応させ炭素
を減少させる方法などがある。
が用いられ、たとえば鋼を高温中で酸素を反応させ炭素
を減少させる方法などがある。
脱炭層の厚さは11001i以上が好ましい。
環状セパレートプレートの製造方法は、炭素鋼平板から
プレスカッターにより環状に打ち抜いたり、円弧状に打
ち抜いたのち複数枚組合わせ環状にしてもよく、また帯
状の炭素鋼板を帯巾方向に周回湾曲させて環状とするこ
ともできる。
プレスカッターにより環状に打ち抜いたり、円弧状に打
ち抜いたのち複数枚組合わせ環状にしてもよく、また帯
状の炭素鋼板を帯巾方向に周回湾曲させて環状とするこ
ともできる。
〈発明の作用および効果〉
本発明の湿式多板クラッチ部材は、炭素鋼を使用するの
で、機械的強度が強い。また摩擦材と摺動するプレート
表面は元の炭素鋼から30〜60%脱炭されているので
、表面硬度は柔らかくなっており、高回転時(高温時)
の摩擦係数の低下が少なく摩擦特性が安定している。脱
炭率が30%に満たない場合は、安定化する効果が小さ
く、60%を超える場合は、硬度が低くなりすぎ摩耗、
キズ等の問題がある。
で、機械的強度が強い。また摩擦材と摺動するプレート
表面は元の炭素鋼から30〜60%脱炭されているので
、表面硬度は柔らかくなっており、高回転時(高温時)
の摩擦係数の低下が少なく摩擦特性が安定している。脱
炭率が30%に満たない場合は、安定化する効果が小さ
く、60%を超える場合は、硬度が低くなりすぎ摩耗、
キズ等の問題がある。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例を示すが、本発明は、これに限定
されるものではない。
されるものではない。
(実施例)
脱炭率50%の脱炭深さがiao〜200mの炭素fi
555CMの平板をプレスカッティングで外径126
mm、内径106mm、厚さ1.8mmの環状環状セパ
レートプレートを作製した。
555CMの平板をプレスカッティングで外径126
mm、内径106mm、厚さ1.8mmの環状環状セパ
レートプレートを作製した。
このときのプレート表面の硬さは126HVであった。
実施例の環状セパレートプレートと従来より一般に使用
されている環状ディスクプレートとを用いて摩擦特性の
試験をし、その結果を図に示した。
されている環状ディスクプレートとを用いて摩擦特性の
試験をし、その結果を図に示した。
(比較例)
脱炭処理していない炭素鋼555CMを用いた以外は実
施例と同様の方法にて環状セパレートプレートを作製し
た。
施例と同様の方法にて環状セパレートプレートを作製し
た。
このプレートの表面の硬さは、180HVであった。
比較例の環状セパレートプレートと実施例で用いたのと
同様の環状ディスクプレートとを用いて摩擦特性の試験
をし、その結果を図に示した。
同様の環状ディスクプレートとを用いて摩擦特性の試験
をし、その結果を図に示した。
実流例、比較例で用いた環状ディスクプレー1・は、環
状の金属基板の両面に摩擦材を接着したものである。こ
の摩擦材はリンターパルプ、バルブ状芳香族ポリアミド
などの繊維類とカシューダスト、硫酸バリウムなどの充
填材を湿式抄造した紙質基材にフェノール樹脂などの熱
硬化性樹脂を含浸させたのち、加熱加圧成形して得られ
た。このときの摩擦材の組成構成はia ia類40重
量部、充填材30重量部、熱硬化性樹脂30重量部であ
った。
状の金属基板の両面に摩擦材を接着したものである。こ
の摩擦材はリンターパルプ、バルブ状芳香族ポリアミド
などの繊維類とカシューダスト、硫酸バリウムなどの充
填材を湿式抄造した紙質基材にフェノール樹脂などの熱
硬化性樹脂を含浸させたのち、加熱加圧成形して得られ
た。このときの摩擦材の組成構成はia ia類40重
量部、充填材30重量部、熱硬化性樹脂30重量部であ
った。
(試験方法)
試験機:高回転式のSAE#2
試験条件:回転数; 5600rpm
面 圧: 9.6kg/cm2
給油量; 1.2cc/min−cm2(軸芯給油)給
油温度−80℃ 供試品の組み方i PDPDPDPDP(P:環状セパ
レートプレート、 D:環状ディスクプレート) 図示した試験結果から、実施例の脱炭層を持つ環状セパ
レートプレートを用いることにより3000サイクル以
上で比較例に比べ動摩擦係数の低下が少なく、摩擦特性
は安定していることがわかる。
油温度−80℃ 供試品の組み方i PDPDPDPDP(P:環状セパ
レートプレート、 D:環状ディスクプレート) 図示した試験結果から、実施例の脱炭層を持つ環状セパ
レートプレートを用いることにより3000サイクル以
上で比較例に比べ動摩擦係数の低下が少なく、摩擦特性
は安定していることがわかる。
図は動摩擦係数の試験結果をサイクル数との関係で表し
た図である。 特許出願人 アイシン化工株式会社 代表者宮地治夫 サイクル数(へ )
た図である。 特許出願人 アイシン化工株式会社 代表者宮地治夫 サイクル数(へ )
Claims (1)
- (1)摩擦材を表面に持つ複数の環状ディスクプレート
とそれらの間に配される環状セパレートプレートからな
る湿式多板クラッチ部材において、該環状セパレートプ
レートが脱炭率30〜60%の脱炭層をもつ炭素鋼から
なることを特徴とする湿式多板クラッチ部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080729A JPH0672618B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 湿式多板クラッチ部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1080729A JPH0672618B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 湿式多板クラッチ部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02261927A true JPH02261927A (ja) | 1990-10-24 |
| JPH0672618B2 JPH0672618B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=13726464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1080729A Expired - Fee Related JPH0672618B2 (ja) | 1989-03-30 | 1989-03-30 | 湿式多板クラッチ部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0672618B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018105088A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | 日新製鋼株式会社 | セパレートプレート用冷延鋼板 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57110615A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Kawasaki Steel Corp | Production of refined steel having superior ammonia cracking resistance |
| JPS6111287A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-18 | Ricoh Co Ltd | 多色画像感熱記録媒体 |
| JPS63277704A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-15 | Mitsubishi Metal Corp | 多板式クラッチ板の平面化処理方法 |
-
1989
- 1989-03-30 JP JP1080729A patent/JPH0672618B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57110615A (en) * | 1980-12-26 | 1982-07-09 | Kawasaki Steel Corp | Production of refined steel having superior ammonia cracking resistance |
| JPS6111287A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-18 | Ricoh Co Ltd | 多色画像感熱記録媒体 |
| JPS63277704A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-15 | Mitsubishi Metal Corp | 多板式クラッチ板の平面化処理方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018105088A1 (ja) * | 2016-12-08 | 2018-06-14 | 日新製鋼株式会社 | セパレートプレート用冷延鋼板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0672618B2 (ja) | 1994-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100255094B1 (ko) | 세라믹 클러치 분리판 | |
| US5176236A (en) | Facing material for wet clutch plate and methods for fabricating and applying same | |
| US5143192A (en) | Friction clutch or friction brake | |
| JP5647705B2 (ja) | 油を局所的に供給するスロットを有する摩擦材料 | |
| US5454454A (en) | Polygonal friction disk and method | |
| EP0267027B1 (en) | Segment-type friction plate | |
| US5478642A (en) | Resin-based friction material comprising aramid, acrylic and carbon fibers in a phenolic resin binder | |
| JPH11117962A (ja) | 共軸ディスクを備えた油中摩擦装置 | |
| JPH09221553A (ja) | シンクロナイザーリング用摩擦材 | |
| JPH04320481A (ja) | 油中使用摩擦材 | |
| JPH08233004A (ja) | 湿式摩擦板の製造方法 | |
| US7473727B2 (en) | Friction material for transmission | |
| JP3717271B2 (ja) | 可変速プーリの偏心リング | |
| US8757342B2 (en) | Sliding friction material | |
| JP2003035325A (ja) | 湿式多板クラッチ | |
| JP2717706B2 (ja) | 油中使用の摩擦材 | |
| JP4593032B2 (ja) | 湿式摩擦部材 | |
| JPH02261927A (ja) | 湿式多板クラッチ部材 | |
| JP3054716B2 (ja) | 摩擦係合装置 | |
| US5810644A (en) | Method of shaping a friction facing for friction plate assemblies | |
| JPH0989016A (ja) | ディスクブレーキパッド | |
| JPH05231443A (ja) | 湿式多板クラッチ | |
| CN214036585U (zh) | 一种新型湿式摩擦片 | |
| US5958608A (en) | Friction system | |
| JP3665684B2 (ja) | 可変速プーリの偏心リング |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |