JPH0226612B2 - - Google Patents
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- JPH0226612B2 JPH0226612B2 JP18103381A JP18103381A JPH0226612B2 JP H0226612 B2 JPH0226612 B2 JP H0226612B2 JP 18103381 A JP18103381 A JP 18103381A JP 18103381 A JP18103381 A JP 18103381A JP H0226612 B2 JPH0226612 B2 JP H0226612B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloride
- hydroxyneofyl
- group
- acid
- formula
- Prior art date
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- Expired
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
本発明はヒドロキシネオフイルクロリド類及び
式() {式()中、Rは低級アシル基を示す} で示されるアシルオキシネオフイルクロリド類を
不活性溶媒の存在または不存在下で、酸で加水分
解して、 式() で示されるヒドロキシネオフイルクロリド類の製
造方法に関する。 式()で示されるヒドロキシネオフイルクロ
リド類は新規化合物であり、またピレスロイド系
殺虫剤の中間体として有用な化合物である。 近年、殺虫剤としては合成ピレスロイド系殺虫
剤が脚光をあびてきた。これはその優れた殺虫力
とともに有機リンあるいはカーバメート剤抵抗性
の害虫に対して卓効を示し、人畜に対して比較的
低毒性のある点に特徴があるためである。しか
し、この合成ピレスロイド系殺虫剤の欠点は極め
て魚毒性が高く、その使用範囲が限定されること
である。 最近、出願人は一般式() {式()においてR1は水素原子、ハロゲン
原子、シアノ基、ニトロ基、または置換されてい
てもよい低級アルキル基、低級アルケニル基、低
級アルコキシ基、アシルオキシ基、低級アルキル
チオ基、低級アシル基、メチレンジオキシ基を表
わす。R2およびR3は同一または異なる水素原子、
ハロゲン原子、低級アルキル基または低級アルコ
キシ基を表わす} で示される2―フエニルプロピルエーテル誘導体
が極めて高い殺虫、殺ダニ活性を有し、速効性お
よび残効性においてもすぐれた特徴を有し、人畜
に対してはもちろん、魚類に対しても毒性が低い
ことを見出し出願した。(特願昭55―148279=特
開昭57―72928号参照) 上記一般式()において、R1がアルコキシ
基でP位に置換された2―フエニルプロピルエー
テル誘導体は特にすぐれた効果を示す殺虫剤であ
る。 ヒドロキシネオフイルクロリド類は上記()
式で示される2―フエニルプロピルエーテル誘導
体の中間原料として有用なものであるが、これま
で全く合成されたことのない新規化合物である。
その理由は、ヒドロキシネオフイルクロリド類の
合成法として例えばt―ブチルフエノールを側鎖
塩素化することが考えられるが、この場合、実際
にはベンゼン環に対する核塩素化が起つてしまい
目的のヒドロキシネオフイルクロリド類は得られ
ないためだと推定される。 本発明者らはヒドロキシネオフイルクロリド類
の製造方法について種々検討した結果、アシルオ
キシt―ブチルベンゼン類を紫外線の照射下でま
たはラジカル開始剤の存在下塩素と反応させるこ
とにより式()で示される新規化合物のアシル
オキシネオフイルクロリド類を高純度で単離取得
できることを見出し先に出願した。さらにこれを
加水分解することにより対応するヒドロキシネオ
フイルクロリド類が高純度で容易に得られること
を見出し鋭意検討した結果、本発明を完成させ
た。 本発明によつて製造できるヒドロキシネオフイ
ルクロリド類は 一般式() で示され、具体的にはp―ヒドロキシネオフイル
クロリド、またはm―ヒドロキシネオフイルクロ
リドおよびo―ヒドロキシネオフイルクロリドの
異性体があげられる。 また、本発明方法において原料として用いられ
るアシルオキシネオフイルクロリド類は 一般式() で示されるアセチル基、プロピオニル基、ブチリ
ル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリ
ル基、ピバリル基などを有するアシルオキシネオ
フイルクロリド類であり具体的には次のような化
合物があげられる。 即ち、p―アセトキシネオフイルクロリド、m
―アセトキシネオフイルクロリド、o―アセトキ
シネオフイルクロリド、p―プロピオニルオキシ
ネオフイルクロリド、p―ブチリルオキシネオフ
イルクロリド、p―ピバリルオキシネオフイルク
ロリドなどがあげられ、これらのアシルオキシネ
オフイルクロリド類はアシルオキシt―ブチルベ
ンゼン類を紫外線の照射下またはラジカル開始剤
の存在下で塩素と反応させることにより良好な選
択率で得ることができる。 本発明方法において使用される酸としては、鉱
酸、有機酸、固体酸もしくは酸性高分子化合物な
どがあげられ、具体的には塩酸、硫酸、硝酸、リ
ン酸、過塩素酸、スルフアミン酸、ホウ酸、酢
酸、p―トルエンスルホン酸、モノクロル酢酸、
トリフルオルメタンスルホン酸、トリクロルメタ
ンスルホン酸、陽イオン交換樹脂、パーフルオル
スルホン酸などであり、アシルオキシネオフイル
クロリド類1モルに対して0.001〜100モル好まし
くは0.01〜50モルが使用される。使用量がこれよ
り少ない場合には反応速度が非常に小さくなり収
率が悪い。また、これより多い場合には副生物が
多くなるか、あるいは反応が不均一となり場合に
よつてはかきまぜが困難となる。 本発明方法において溶媒の使用は必ずしも不可
欠のものではないが、収率向上のためには溶媒を
使用したほうが望ましい。 溶媒としては例えば、メタノール、エタノー
ル、i―プロパノール、n―ブタノールなどのア
ルコール類、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル
類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類、酢酸エチルなどのエステル類、トルエン、キ
シレン、ベンゼン、n―ヘキサンなどの炭化水素
類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、
クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、ス
ルホラン、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメチ
ルスルホキシド、N,N―ジメチルホルムアミ
ド、N―メチル―2―ピロリドンなどの非プロト
ン性極性有機溶媒、水などが挙げられ、これらの
一種もしくは二種以上を組合せて使用することが
できる。溶媒を使用する場合にはアシルオキシネ
オフイルクロリド類1部に対して0.1〜50部、好
ましくは1.0〜20部を使用する。使用量がこれよ
り多い場合には反応速度が小さくなりかえつて生
産性が低くなる。 本発明方法において一般的な実施態様は次の通
りである。 アシルオキシネオフイルクロリド類および不活
性溶媒をフラスコに入れ、0℃ないし沸点、好ま
しくは10℃ないし沸点に加熱、(ただし沸点が200
℃をこえる場合は10〜200℃の加熱が好ましい)
酸を滴下する。上記の所定温度で所定時間通常
0.1〜50時間かきまぜたのち反応混合物を水に排
出し、中和した後、ベンゼン、もしくは四塩素化
炭素などの有機溶媒で抽出する。有機層を水洗、
脱水・乾燥後、溶媒を減圧下に蒸発させて粗生成
物を得る。このものは純度が高く、このままで前
記一般式()の殺虫・殺ダニ剤などの農薬の原
料として使用可能であり特に一般式()中の
R1をアルコキシ基にする場合、必ずしも単離す
ることなくアルキル化剤で容易にアルコキシ基を
導入できる。まらに必要あらばカラムクロマトグ
ラフイーもしくは蒸留によつて高純度に単離精製
することも可能である。 本方法においてアシルオキシネオフイルクロリ
ド類、または酸の添加順序が逆になつても実施可
能である。 次に本発明の詳細を実施例によつて説明する。 実施例 1 p―アセトキシt―ブチルベンゼン254g、四
塩化炭素500gおよび過酸化ベンゾイル2.5gをフ
ラスコに入れ、窒素で系内を置換しながら60℃ま
で加熱。高圧水銀灯照射下にかきまぜながら塩素
170gを60〜83℃7時間かかつて吹き込んだ。室
温まで冷却後、水に排出、分液した。有機層は1
%亜硫酸ナトリウム水溶液で中性になるまで洗
浄、ついで水洗した。硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧下に蒸発させて油状の粗生成物289g
を得た。このものはガスクロマトグラフイーによ
る分析の結果、未反応のp―アセトキシt―ブチ
ルベンゼンを44.7%、目的のp―アセトキシネオ
フイルクロリドを49.3%、側鎖がさらに塩素化さ
れたジクロル体を3.5%、および核塩素化物を0.7
%含んでいた。 反応した原料に対する目的のp―アセトキシネ
オフイルクロリドの選択率は89.1%であつた。 ここで得られた粗生成物を減圧蒸留して精製p
―アセトキシネオフイルクロリド105.0gを得た。
(bp127゜〜131℃/1.7〜1.8mmHg。) 上記の精製p―アセトキシネオフイルクロリド
4.0gおよびメタノール40mlをフラスコに入れ、
45℃に加熱。同温度でかきまぜながら濃塩酸0.4
gを滴下。さらに2時間かきまぜた後、水に排出
し、ベンゼンで抽出し、抽出した有機層を水洗、
硫酸ナトリウムで脱水・乾燥した後溶媒を減圧下
に蒸発させて油状物3.2gを得た。このものは放
冷すると結晶化した。n―ヘキサンから再結晶し
て無色針状結晶を得た。mp65.5〜67.5℃。 元素分析値(%):C64.84、H7.24、Cl19.43 C10H13OClとしての 計算値(%):C65.04 H7.10、 Cl19.20 IR:νmax 3200,2960,1605,1450,1370,
1240,1185,830,750,730cm-1 NMR:δCDCl3 1.4(S,6H,CH3),3.56(S,
2H,CH2),6.7〜7.2(4H,φのH)
ppm このことから針状結晶はp―ヒドロキシネオフ
イルクロリドであることが確認された。 以下に本発明化合物類の有用性を示すため、本
発明化合物類を原料として製造される2―(アル
コキシフエニル)プロピルエーテル誘導体の合成
例及び殺虫効果の試験例を参考実施例及び参考試
験例として示す。 参考実施例 p―ヒドロキシネオフイルクロリド7g、硫酸
ジエチル40g、炭酸カリウム20gおよびN,N―
ジメチルホルムアミド200mlをフラスコに入れ、
窒素気流中かきまぜながら50℃に加熱した。同温
度で2時間かきまぜた後、炭酸カリウム4.0gを
加えた。さらに同温度で1.5時間かきまぜた後、
硫酸ジエチル20gを追加して2.5時間かきまぜた。
室温まで冷却した後水に排出した。塩酸で酸性に
した後、ベンゼンで抽出した。抽出層を水洗後、
有機層を硫酸ナトリウムで脱水・乾燥した後、溶
媒を減圧下に蒸留除去して粗生成物9gを得た。
このものはガスクロマトグラフイーによる分析の
結果、p―エトキシネオフイルクロリドを74.2%
含んでいた。収率82.7%。 このものをシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(展開剤:ベンゼン)によつて精製し、p―エ
トキシネオフイルクロリドの純品を得た。 次に以上の様にして得たp―エトキシネオフイ
ルクロリド8.93g(0.042mol)、3―フエノキシ
ベンジルアルコール8.0g(0.04mol)、45%
NaOH3.9gおよびジメチルスルホキシド50mlを
140℃で3時間加熱撹拌した。45%NaOH1.8gを
追加しさらに4時間同温度で反応した。 反応液を500mlの水中に排出し、ベンゼンにて
抽出し、ベンゼン抽出液を水洗したのち芒硝で乾
燥した。減圧下にベンゼンを留出し、得られた粗
エーテルをシリカゲル250gのカラムクロマトグ
ラフイー(展開溶媒:トルエン/n―ヘキサン)
により分離精製し3―フエノキシベンジル2―
(4―エトキシフエニル)―2―メチルプロピル
エーテル7.5g(収率50%)を得た。 mp35.4〜36.2℃ NMR δ CDCl3 1.25(6H,s) 1.30(3H,
t) 3.35(2H,s) 3.92(2H,q) 4.20(2H,s) 6.6〜7.4(13H,m)ppm 参考試験例 参考実施例の化合物{3―フエノキシベンジル
2―(4―エトキシフエニル)―2―メチルプロ
ピルエーテル}20部、ソルポールSM―100(東邦
化学登録商品名)20部、キシロール60部を撹拌混
合して乳剤とする。調製した乳剤を水で稀釈して
100および200ppm濃度に調製する。各薬液にサツ
マイモ葉を10秒間浸漬し、風乾後、径10cmのプラ
スチツクカツプに入れ、ハスモンヨトウの2令幼
虫を放ち、25℃の恒温室に静置した。処理48時間
後、生死虫数を調査し死虫率を算出した。結果は
3連制の平均値で示した。 対照化合物として(A)を同様供試した。
式() {式()中、Rは低級アシル基を示す} で示されるアシルオキシネオフイルクロリド類を
不活性溶媒の存在または不存在下で、酸で加水分
解して、 式() で示されるヒドロキシネオフイルクロリド類の製
造方法に関する。 式()で示されるヒドロキシネオフイルクロ
リド類は新規化合物であり、またピレスロイド系
殺虫剤の中間体として有用な化合物である。 近年、殺虫剤としては合成ピレスロイド系殺虫
剤が脚光をあびてきた。これはその優れた殺虫力
とともに有機リンあるいはカーバメート剤抵抗性
の害虫に対して卓効を示し、人畜に対して比較的
低毒性のある点に特徴があるためである。しか
し、この合成ピレスロイド系殺虫剤の欠点は極め
て魚毒性が高く、その使用範囲が限定されること
である。 最近、出願人は一般式() {式()においてR1は水素原子、ハロゲン
原子、シアノ基、ニトロ基、または置換されてい
てもよい低級アルキル基、低級アルケニル基、低
級アルコキシ基、アシルオキシ基、低級アルキル
チオ基、低級アシル基、メチレンジオキシ基を表
わす。R2およびR3は同一または異なる水素原子、
ハロゲン原子、低級アルキル基または低級アルコ
キシ基を表わす} で示される2―フエニルプロピルエーテル誘導体
が極めて高い殺虫、殺ダニ活性を有し、速効性お
よび残効性においてもすぐれた特徴を有し、人畜
に対してはもちろん、魚類に対しても毒性が低い
ことを見出し出願した。(特願昭55―148279=特
開昭57―72928号参照) 上記一般式()において、R1がアルコキシ
基でP位に置換された2―フエニルプロピルエー
テル誘導体は特にすぐれた効果を示す殺虫剤であ
る。 ヒドロキシネオフイルクロリド類は上記()
式で示される2―フエニルプロピルエーテル誘導
体の中間原料として有用なものであるが、これま
で全く合成されたことのない新規化合物である。
その理由は、ヒドロキシネオフイルクロリド類の
合成法として例えばt―ブチルフエノールを側鎖
塩素化することが考えられるが、この場合、実際
にはベンゼン環に対する核塩素化が起つてしまい
目的のヒドロキシネオフイルクロリド類は得られ
ないためだと推定される。 本発明者らはヒドロキシネオフイルクロリド類
の製造方法について種々検討した結果、アシルオ
キシt―ブチルベンゼン類を紫外線の照射下でま
たはラジカル開始剤の存在下塩素と反応させるこ
とにより式()で示される新規化合物のアシル
オキシネオフイルクロリド類を高純度で単離取得
できることを見出し先に出願した。さらにこれを
加水分解することにより対応するヒドロキシネオ
フイルクロリド類が高純度で容易に得られること
を見出し鋭意検討した結果、本発明を完成させ
た。 本発明によつて製造できるヒドロキシネオフイ
ルクロリド類は 一般式() で示され、具体的にはp―ヒドロキシネオフイル
クロリド、またはm―ヒドロキシネオフイルクロ
リドおよびo―ヒドロキシネオフイルクロリドの
異性体があげられる。 また、本発明方法において原料として用いられ
るアシルオキシネオフイルクロリド類は 一般式() で示されるアセチル基、プロピオニル基、ブチリ
ル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリ
ル基、ピバリル基などを有するアシルオキシネオ
フイルクロリド類であり具体的には次のような化
合物があげられる。 即ち、p―アセトキシネオフイルクロリド、m
―アセトキシネオフイルクロリド、o―アセトキ
シネオフイルクロリド、p―プロピオニルオキシ
ネオフイルクロリド、p―ブチリルオキシネオフ
イルクロリド、p―ピバリルオキシネオフイルク
ロリドなどがあげられ、これらのアシルオキシネ
オフイルクロリド類はアシルオキシt―ブチルベ
ンゼン類を紫外線の照射下またはラジカル開始剤
の存在下で塩素と反応させることにより良好な選
択率で得ることができる。 本発明方法において使用される酸としては、鉱
酸、有機酸、固体酸もしくは酸性高分子化合物な
どがあげられ、具体的には塩酸、硫酸、硝酸、リ
ン酸、過塩素酸、スルフアミン酸、ホウ酸、酢
酸、p―トルエンスルホン酸、モノクロル酢酸、
トリフルオルメタンスルホン酸、トリクロルメタ
ンスルホン酸、陽イオン交換樹脂、パーフルオル
スルホン酸などであり、アシルオキシネオフイル
クロリド類1モルに対して0.001〜100モル好まし
くは0.01〜50モルが使用される。使用量がこれよ
り少ない場合には反応速度が非常に小さくなり収
率が悪い。また、これより多い場合には副生物が
多くなるか、あるいは反応が不均一となり場合に
よつてはかきまぜが困難となる。 本発明方法において溶媒の使用は必ずしも不可
欠のものではないが、収率向上のためには溶媒を
使用したほうが望ましい。 溶媒としては例えば、メタノール、エタノー
ル、i―プロパノール、n―ブタノールなどのア
ルコール類、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールジメチルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル
類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン
類、酢酸エチルなどのエステル類、トルエン、キ
シレン、ベンゼン、n―ヘキサンなどの炭化水素
類、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化炭素、
クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、ス
ルホラン、ヘキサメチルホスホルアミド、ジメチ
ルスルホキシド、N,N―ジメチルホルムアミ
ド、N―メチル―2―ピロリドンなどの非プロト
ン性極性有機溶媒、水などが挙げられ、これらの
一種もしくは二種以上を組合せて使用することが
できる。溶媒を使用する場合にはアシルオキシネ
オフイルクロリド類1部に対して0.1〜50部、好
ましくは1.0〜20部を使用する。使用量がこれよ
り多い場合には反応速度が小さくなりかえつて生
産性が低くなる。 本発明方法において一般的な実施態様は次の通
りである。 アシルオキシネオフイルクロリド類および不活
性溶媒をフラスコに入れ、0℃ないし沸点、好ま
しくは10℃ないし沸点に加熱、(ただし沸点が200
℃をこえる場合は10〜200℃の加熱が好ましい)
酸を滴下する。上記の所定温度で所定時間通常
0.1〜50時間かきまぜたのち反応混合物を水に排
出し、中和した後、ベンゼン、もしくは四塩素化
炭素などの有機溶媒で抽出する。有機層を水洗、
脱水・乾燥後、溶媒を減圧下に蒸発させて粗生成
物を得る。このものは純度が高く、このままで前
記一般式()の殺虫・殺ダニ剤などの農薬の原
料として使用可能であり特に一般式()中の
R1をアルコキシ基にする場合、必ずしも単離す
ることなくアルキル化剤で容易にアルコキシ基を
導入できる。まらに必要あらばカラムクロマトグ
ラフイーもしくは蒸留によつて高純度に単離精製
することも可能である。 本方法においてアシルオキシネオフイルクロリ
ド類、または酸の添加順序が逆になつても実施可
能である。 次に本発明の詳細を実施例によつて説明する。 実施例 1 p―アセトキシt―ブチルベンゼン254g、四
塩化炭素500gおよび過酸化ベンゾイル2.5gをフ
ラスコに入れ、窒素で系内を置換しながら60℃ま
で加熱。高圧水銀灯照射下にかきまぜながら塩素
170gを60〜83℃7時間かかつて吹き込んだ。室
温まで冷却後、水に排出、分液した。有機層は1
%亜硫酸ナトリウム水溶液で中性になるまで洗
浄、ついで水洗した。硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧下に蒸発させて油状の粗生成物289g
を得た。このものはガスクロマトグラフイーによ
る分析の結果、未反応のp―アセトキシt―ブチ
ルベンゼンを44.7%、目的のp―アセトキシネオ
フイルクロリドを49.3%、側鎖がさらに塩素化さ
れたジクロル体を3.5%、および核塩素化物を0.7
%含んでいた。 反応した原料に対する目的のp―アセトキシネ
オフイルクロリドの選択率は89.1%であつた。 ここで得られた粗生成物を減圧蒸留して精製p
―アセトキシネオフイルクロリド105.0gを得た。
(bp127゜〜131℃/1.7〜1.8mmHg。) 上記の精製p―アセトキシネオフイルクロリド
4.0gおよびメタノール40mlをフラスコに入れ、
45℃に加熱。同温度でかきまぜながら濃塩酸0.4
gを滴下。さらに2時間かきまぜた後、水に排出
し、ベンゼンで抽出し、抽出した有機層を水洗、
硫酸ナトリウムで脱水・乾燥した後溶媒を減圧下
に蒸発させて油状物3.2gを得た。このものは放
冷すると結晶化した。n―ヘキサンから再結晶し
て無色針状結晶を得た。mp65.5〜67.5℃。 元素分析値(%):C64.84、H7.24、Cl19.43 C10H13OClとしての 計算値(%):C65.04 H7.10、 Cl19.20 IR:νmax 3200,2960,1605,1450,1370,
1240,1185,830,750,730cm-1 NMR:δCDCl3 1.4(S,6H,CH3),3.56(S,
2H,CH2),6.7〜7.2(4H,φのH)
ppm このことから針状結晶はp―ヒドロキシネオフ
イルクロリドであることが確認された。 以下に本発明化合物類の有用性を示すため、本
発明化合物類を原料として製造される2―(アル
コキシフエニル)プロピルエーテル誘導体の合成
例及び殺虫効果の試験例を参考実施例及び参考試
験例として示す。 参考実施例 p―ヒドロキシネオフイルクロリド7g、硫酸
ジエチル40g、炭酸カリウム20gおよびN,N―
ジメチルホルムアミド200mlをフラスコに入れ、
窒素気流中かきまぜながら50℃に加熱した。同温
度で2時間かきまぜた後、炭酸カリウム4.0gを
加えた。さらに同温度で1.5時間かきまぜた後、
硫酸ジエチル20gを追加して2.5時間かきまぜた。
室温まで冷却した後水に排出した。塩酸で酸性に
した後、ベンゼンで抽出した。抽出層を水洗後、
有機層を硫酸ナトリウムで脱水・乾燥した後、溶
媒を減圧下に蒸留除去して粗生成物9gを得た。
このものはガスクロマトグラフイーによる分析の
結果、p―エトキシネオフイルクロリドを74.2%
含んでいた。収率82.7%。 このものをシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー(展開剤:ベンゼン)によつて精製し、p―エ
トキシネオフイルクロリドの純品を得た。 次に以上の様にして得たp―エトキシネオフイ
ルクロリド8.93g(0.042mol)、3―フエノキシ
ベンジルアルコール8.0g(0.04mol)、45%
NaOH3.9gおよびジメチルスルホキシド50mlを
140℃で3時間加熱撹拌した。45%NaOH1.8gを
追加しさらに4時間同温度で反応した。 反応液を500mlの水中に排出し、ベンゼンにて
抽出し、ベンゼン抽出液を水洗したのち芒硝で乾
燥した。減圧下にベンゼンを留出し、得られた粗
エーテルをシリカゲル250gのカラムクロマトグ
ラフイー(展開溶媒:トルエン/n―ヘキサン)
により分離精製し3―フエノキシベンジル2―
(4―エトキシフエニル)―2―メチルプロピル
エーテル7.5g(収率50%)を得た。 mp35.4〜36.2℃ NMR δ CDCl3 1.25(6H,s) 1.30(3H,
t) 3.35(2H,s) 3.92(2H,q) 4.20(2H,s) 6.6〜7.4(13H,m)ppm 参考試験例 参考実施例の化合物{3―フエノキシベンジル
2―(4―エトキシフエニル)―2―メチルプロ
ピルエーテル}20部、ソルポールSM―100(東邦
化学登録商品名)20部、キシロール60部を撹拌混
合して乳剤とする。調製した乳剤を水で稀釈して
100および200ppm濃度に調製する。各薬液にサツ
マイモ葉を10秒間浸漬し、風乾後、径10cmのプラ
スチツクカツプに入れ、ハスモンヨトウの2令幼
虫を放ち、25℃の恒温室に静置した。処理48時間
後、生死虫数を調査し死虫率を算出した。結果は
3連制の平均値で示した。 対照化合物として(A)を同様供試した。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式() で示されるヒドロキシネオフイルクロリド類。 2 式()の化合物がp―ヒドロキシネオフイ
ルクロリドである特許請求の範囲第1項記載の化
合物。 3 式() {式()中、Rは低級アシル基を示す}で示
されるアシルオキシネオフイルクロリド類を不活
性溶媒の存在下または不存在下で、酸で加水分解
することを特徴とする で示されるヒドロキシネオフイルクロリド類の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18103381A JPS5883646A (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | ヒドロキシネオフイルクロリド類およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18103381A JPS5883646A (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | ヒドロキシネオフイルクロリド類およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5883646A JPS5883646A (ja) | 1983-05-19 |
| JPH0226612B2 true JPH0226612B2 (ja) | 1990-06-12 |
Family
ID=16093587
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18103381A Granted JPS5883646A (ja) | 1981-11-13 | 1981-11-13 | ヒドロキシネオフイルクロリド類およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5883646A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63310839A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-19 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ヒドロキシナフタレンの製造方法 |
-
1981
- 1981-11-13 JP JP18103381A patent/JPS5883646A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5883646A (ja) | 1983-05-19 |
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