JPH02268200A - 新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤 - Google Patents

新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤

Info

Publication number
JPH02268200A
JPH02268200A JP1089623A JP8962389A JPH02268200A JP H02268200 A JPH02268200 A JP H02268200A JP 1089623 A JP1089623 A JP 1089623A JP 8962389 A JP8962389 A JP 8962389A JP H02268200 A JPH02268200 A JP H02268200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell proliferation
cells
effect
cell proliferative
trc
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1089623A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Sato
裕 佐藤
Junji Kobayashi
準次 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Jozo KK
Original Assignee
Toyo Jozo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Jozo KK filed Critical Toyo Jozo KK
Priority to JP1089623A priority Critical patent/JPH02268200A/ja
Publication of JPH02268200A publication Critical patent/JPH02268200A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皮呈上皇剋朋分互 本発明は新規な蛋白質因子(SK−Gと仮称)およびそ
れを有効成分とする細胞増殖剤に関する。
この蛋白質因子は細胞増殖作用を有するので、無血清細
胞培養のための血清代替物質として無血清培地成分に利
用でき、また、細胞増殖による組織機能の回復が期待で
きることから、治療薬としての利用が考えられる。
l米q返止 従来、DNA合成促進作用及び細胞増殖促進作用を有す
る物質としてE G F (Epiders+al G
rowthFactor) 、I G F I (In
sulin−1ike Gro@thFactor I
 )、I G F II (Insulin−1ike
 GrowthFactor U ) 、P D G 
F (Platelet Derived Growt
hFactor) 、acidicF G F (Fi
broblast GlowthFactor) 、b
asic F G F (Fibroblast Gr
owthFactor) 、P D −E CG F 
(Platelet DerivedEndother
ial Ce1l Growth Factor) 、
T G F −a(Transforv+ing   
Growth  Factor)  、 TG  F 
−β(Transforming Growth Fa
ctor)  、GH(GrowthHormone)
、N G F (Nerve Growth Fact
or)、レノトロピン(Renotropin )など
が知られている。
一方、付着依存性細胞を用いて有用物質の生産を行なわ
せるための大量培養法において、例えば動物血清を培地
に添加した血清培地を用いているが、血清のロフト間の
品質の同一性、血清からの混入成分の、除去等の問題が
あり、無血清培養に適する適切な細胞株の樹立を必要と
した。
この目的のために、ヒト腎癌組織から血液細胞の分化増
殖因子であるC3Fの産生機能を持つ付着依存性細胞を
分離してTRC−29R細胞(F ERM−91−23
75) ’firtlil立t、、更ニコノTRC−2
9R細胞を、例えばI PEG−培地(馴化用無血清培
地〕を用いて継代を繰り返して無血清馴化株TRC−2
9SF細胞が得られることが知られている。(財団法人
日本産業技術振興協会及びバイオテクノロジー開発技術
研究組合主催「第2回次世代産業基盤技術シンポジウム
−バイオテクノロジー」予稿集P2O5〜217、同「
第3回次世代産業基盤技術シンポジウム−バイオテクノ
ロジー」予稿集P171〜182参照)が ° しよう
とする  占 これらのいずれの樹立株においても、例えば動物血清を
添加する代わりに増殖因子を添加したRPMI−164
0培地が用いられているもので、EGF、インシュリン
、トランスフェリンなどが増殖因子として十分量添加さ
れているが、増殖速度は満足のいくものでなく、また、
培養基質のロフト変動などによって細胞増殖が著しく影
響を受けやすい、この様にTRC−29R細胞、TRC
−29SF細胞などの種々の細胞の安定した培養成績を
得るために有効な増殖因子の発見が望まれていた。
。 占を ゛するための 本発明者等はTRC−29R細胞に対する、少なくとも
EGF及びインシュリンを含をする無血清培地を用いて
、この培地に0.1%程度の微量の動物血清を添加する
と更に増殖が促進することを見い出し、該血清中に新た
な増殖因子の存在するものと推定した。この様な知見に
基き、少なくともTRC−29R細胞の増殖促進を指標
に動物血清から活性物質の分離を行い本発明の蛋白質因
子SK−Gを得た。SK−Gと従来の細胞増殖促進作用
を有する物質とをTRC−29R細胞に対する作用と物
性の両面から比較すると、3に−Gは従来の細胞増殖促
進物質のいずれにも該当しない増殖因子であると推定さ
れる。
本発明のSK−Gは分子量22.000±2000(S
DS−P、+6C;E) 、等電点p15±o、 iの
蛋白質で、pH4〜9(37℃、15時間)で90%以
上活性維持するpH安定性を示し、また、GIH7,0
,60℃、30分間の熱処理に対して安定で、純水また
は1%SDS水溶液に実質的に不溶性の特徴を有する。
TRC−29R細胞増殖に対して約1100n/mlの
濃度で単独でも増殖効果はあるが、EGFとの共存に於
て著しく促進することが特徴である。
詳しくは、本発明の蛋白質因子SK−Gの性状は下記の
如くである。
■ 分子量S 20000±2000 (GPC)。
22000±2200 (SOS PAGEり  。
■ 等電点;p15±0.1゜ ■ 紫外部吸収スペクトル;λwax 2 B 0ns
+、λmax 33 Qnm。
■ 呈色反応;6N  I(CI、105℃で一昼夜酸
加水分解処理物のニンヒド リン反応は陽性。
■ 溶解性;純水および1%SDS水溶液に実質的に不
溶性(不溶性ないし難溶 性)、少なくとも10〜20mM トリス−塩酸緩衝液、リン酸緩衝 液に可溶性である。
■ 細胞増殖作用;少なぐともTRC−29R細胞の細
胞増殖を促進する。
■ p11安定性;pH4〜9(37°C115時間)
にて90%以上の細胞増殖作用 を保持する。
■ 熱安定性;60℃(pH7,0,30分間)で10
0%の細胞増殖作用を保持 する。
■ 酵素阻害作用;トリプシン阻害作用はない。
1隻■ 本発明の蛋白質因子SK−Gの精製例、及び細胞増殖活
性測定に使用した測定法に関して以下に詳細に述べるが
、本発明は実施例に限定されるものではない。
1〕細胞増殖活性測定法 lO%血清含有RPMI−1640培地で継代維持して
いるTRC−29R細胞(FERM−9P−237ダ)
を使用した。該細胞をI PEG−85培地を用いて2
代継代し、血清による増殖への影響を低減させた後、I
PEG−85培地に懸濁させて均一な細胞浮遊液を調整
した。この細胞浮遊液を終濃度10 ’Ce1ls/d
/ wellになるように24穴のマルチプレートに播
種し、被験サンプル50μlを添加した後、37℃、5
%CO鵞のインキユベーターで6日間培養した。培養後
の細胞は0.3”/dのナガーゼ溶液を用いて剥離分散
させた後コールタ−カウンター(商品名:米国コールタ
−社製)を用いて、細胞数を測定し、増殖細胞数を算定
した。コントロールとしてPBS溶液および終濃度が0
.1%になるように調整したFC3溶液を使用した。
2〕増殖活性測定に使用したTRC−29R細胞の性質
、細胞増殖活性評価に使用したTRC−29R細胞は以
下のような特性を持つ細胞である。
■ ヒト腎細胞癌組織から樹立した細胞株である。
■ 上皮様の増殖形態をとる付着依存性細胞で、ヒトC
3F (M−、G−、CM−、C3F)を生産する。
■ 継代用培地:lO%FC3含有RPMI−1640
培地 ■ 染色体モード274本 ■ 倍加時間:29±6時間 〔培地の説明〕 尚、I PEG−85培地はRPMI−1640を基本
として、インシュリン、EGF、)ランスフェリン、葉
酸を補填した培地(第1表参照)であり、TRC−29
R細胞の増殖に対して10%牛脂児血清(Fe2)添加
RPMI−1640培地と同等の増殖性をもたらす無血
清培地である。
第1表 * RPMI−1640培地としては、米国GIBCO社製
の市販の培地を用いた。
3)SK−Gの精製 動物血清、例えばヒト、牛などの血清を用いれば良く、
牛胎児血清を精製原料として行なったSK−Gの精製方
法は第1図に示した精製工程に基いて行なった。
(1)  硫安分画 牛胎児血清1 j! (Biocell (USA) 
、Lot#2014020)に等量の飽和硫安水を加え
、3時間撹拌した後、生じた沈澱を遠心除去した。氷冷
した上清に結晶硫安(396g)を加えて80%飽和に
し、15時間撹拌後に遠心分離して50−80%飽和硫
安画分を得た。
(2)クロマトグラフによる精製 10mMトリス塩酸緩衝液(pH7,0)に平衡化した
DEAE−セファロースCL6Bカラム(φ30X15
3ms)に、同じ緩衝液に透析した血清硫安画分(トー
タルAt8゜=17.394)を吸着させた後、カラム
ボリュームの5倍の同じ緩衝液で洗浄した。吸着蛋白質
の溶出には同一の緩衝液を用い、0から400mMの塩
化ナトリウムの直線的濃度勾配で溶出させ、5miのフ
ラクションで分画した結果、フラクションNa75−1
05に活性が検出された。
DEAE−セファロースのクロマトで得られた活性画分
を集め、アミコン(A+@1con) YM −10メ
ンプランを用いて濃縮(限外濾過)したのち120mM
の塩化ナトリウムを含む10mM)リス塩酸緩衝液(p
H7,0)に対して透析した。透析液を同一緩衝液に平
衡化したQ−セファロース(Pharmacia )カ
ラム(φ30X120+u+)を通過させ活性のない不
純蛋白質を除去した。
Q−セファロース処理後の活性画分(素通り画分)をア
ミコン(Amicon) YM −10メンフ゛ランで
濃縮した後、その溶液5ml!、(トータルA!、。
−304)を150mM塩化ナトリウム含有の10mM
)リス塩酸緩衝液(pH7,0)で平衡化したウルトロ
ゲル(Ultrogel) A c A 44 (L 
K B )カラム(φ25X880iw*)に負荷し、
同一緩衝液を用いてゲル濾過のクロマトグラフを行った
細胞増殖活性は3つのピークに分かれたが、初めの2つ
のピークは活性が低くかつ多量の蛋白質部分と重なるた
め精製対象から外し、3番目の主要な活性ピーク画分(
フラクションNα65−78.1フラクション5ml1
)を分離の対象とした。このクロマトグラフを繰り返し
行って活性画分を集め、アミコン(Asicon) Y
M −10メンプランで濃縮したのち同一条件で再クロ
マトグラフを行った。フラクションN110付近及びフ
ラクシジンNα70付近に蛋白質部分のピークが認めら
れるが、フラクシリンNa70付近(フラクションNo
s、 65−73)の小さな蛋白質ピークと活性の主要
ピークが一致しており、フラクションN1150付近の
蛋白質ピークとは分離されることが判明した。
分子量既知のマーカー蛋白質との相対溶出位置から分子
量を計算した結果、活性ピークは分子量的20.000
であることが推定された。
Llltrogel  A c A 44の再クロマト
グラフで得た活性フラクション(Na65〜73)を集
め、Amicon  YM  10メンプランで濃縮し
たのち10mM)リス塩酸緩衝液(p)17.0)に対
して透析した。透析した濃縮液の500 u 1 (t
otalA!、。−0,402)を同一の緩衝液で平衡
化した第4級アミンのイオン交換体カラム(Mono 
Q llR10/10、Phara+acia  10
φX100m)に負荷し、カラムに吸着した蛋白質はN
aC12の直線的濃縮勾配(0〜200mM)で溶出速
度4ml!/分にて溶出させた。溶出開始後12分付近
に小さなピークが現れ、15分から18分にかけて2つ
の蛋白質ピーク(PiおよびP2)が現れるが、ピーク
部分の溶出液を分取して活性を調べた結果、16分付近
のピーク(PI)にのみ細胞増殖活性のあることが確認
された。 Mono Qカラムによるクロマトグラフを
繰り返し行ってP1両分を集め、濃縮および透析を行っ
たのち同一条件で再クロマトグラフを行った結果、全(
同じ溶出位置にシングルピークに近い形で溶出されるこ
とが判明した。
Mono Qカラムのクロマトグラフで得た活性ピーク
画分の純度を調べるために、Aspholine P 
A Gプレート(LKB)を用いた等電点電気泳動にお
ける挙動を検討した。 2nd Mono Qで得たシ
ングルピーク(Pl)のp14.0〜6.5の泳動では
2本のバンドが確認されたことから、少なくとも2種類
の蛋白質が含まれることが判明した。したがって、この
2本のバンドのどちらに活性があるかを決定するために
、p14.0〜6.5のAa+pholine P A
Gプレートを用いて電気泳動したのち、pH勾配に垂直
方向に2.5111m幅にゲルをスライスし、PBS(
リン酸緩衝生理食塩水)を加えてホモジナイズして抽出
し、抽出液の細胞増殖活性を測定した。
その結果、p115付近の蛍白質バンドに高い活性が確
認され、単離すべき蛋白質と染色バンドとの関係が明ら
かになった。
(3)等電点電気泳動による精製 2nd Mono Qクロマトグラ、フで得た標品には
2種類の蛋白質が含まれ、等電点電気泳動でのみ確認し
得ることから、多量のサンプル負荷が可能なインモビラ
イン(Iav+obiline)プレート(p14.5
〜5.5、LKB)を用いて等電点電気泳動による分離
を試みた。インモビライン(Ia+mobiline)
プレート(12c+a幅)に2 nd Mono Q標
品(トークルA露・・−0,735)を負荷し、10℃
、5.000V、3.0Wのコントロールのもとに15
 時間り動を行った。泳動後のゲルの一部を切り取って
蛋白質バンドを染色したのち、残りのゲルについて活性
バンド部分を切断し、ゲルに含まれる蛋白質を電気的抽
出法で抽出した。その結果、A1.。値を指標にした蛋
白質として0.134(A、。。)が回収され、電気泳
動を行なった結果、単一のバンドであることが確認され
、はぼ純粋なSK−G標品として取得することができた
。また、SK−Gのバンドが検出されるゲル表面のpH
を測定した結果、5.06であったことからSK−Gの
等電点はplS±0.1であると判断した。
純粋なSK−G標品を得るまでの精製ステップにおける
蛋白質(Ao、値)の収量を第2表に示した。最終精製
標品の回収率は0.0052%であった。
(4)  紫外部吸収スペクトル 10mM)リス−塩酸緩衝液(pH7,0)のSK−G
溶液を用いて紫外部吸収スペクトルを測定した結果を第
6図に示す、2B0ns及び330ns+付近に極大吸
収を示した。
第2表 SK−G精製の要約 (5)  S K −Gの分子量およびアミノ酸組成S
K−Gのおおよその分子量はUltrogel AcA
44のクロマトグラフに於ける活性溶出位置から約20
.000であると推定されたが、等電点的に精製した標
品を用いて、常法に従い5DS−ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動による分子量測定を行った。SK−Gは還元
剤の存在下でシングルバンドになり、同時に泳動した分
子量既知のマーカー蛋白質との相対移動度から分子量を
推定した結果、22,000±2000であることが明
らかになった。これらの結果から、通常SK−0分子は
単量体で存在するものと思われる。
(6)  S K −Gの安定性試験 SK−GのpH安定性を調べるために、種々のpHの1
0mM緩衝液を用いて200 u g/pdのSK−G
溶液を調整し、37℃で15時間インキエベートしたの
ち100mMのリン酸緩衝液で100倍に希釈して中和
し、その50μ2を被検サンプルとして細胞増殖活性を
測定した。pH7,0の101トリス塩酸緩衝液で4°
C115時間放置したときの活性を100%として比較
した結果、第2図に示すようにpH4,0〜9.0の範
囲で安定であることがわかった。
熱に対する安定性は、SK−Gを2μg/111の10
mM)リス塩酸緩衝液(pH7,0)溶液に調整し、3
7℃15時間、60°C30分間および100℃5分間
の処理を行ったのちの残存活性を調べた。
その結果、第3表に示したように、60℃30分間で1
00%活性が保持され、100℃5分間の処理でも約5
0%の活性が保持されることがわかって、生理活性蛋白
質としてはかなり安定であることが明らかになった。
第3表 SK−Gの熱安定性 試料は10mMトリス塩酸緩衝液(pH7,0)で処理
された。
TRC−29R細胞の増殖に対する作用TRC−29R
細胞の増殖に対するSK−Gの濃度の影響を調べるため
に、SK−Gを含むIPEG−85培地1mに接種した
細胞(IXIO’)を5%CO□、95%空気中で37
℃、6日間培養した。トリプシンで分解させた後、増殖
した細胞をコールタ−カウンターで計測して細胞増殖促
進活性を測定した。TRC−29R細胞浮遊液の調整、
及び細胞播種濃度については前記の細胞増殖活性測定法
に従った。0.1%のFe2を添加したときの細胞増殖
を100%として表示すると、第3図に示すような容量
依存的な増殖促進作用が認められ、約1100n/id
“でほぼ100%の増殖に達することが明らかになった
。なお、この濃度はSK−Gの分子量を22.000と
して換算すると4.5nMになる。(注* : A 、
、、 tm lの溶液を1■/atとして概算した) TRC−29R細胞用の無血清壇地IPEG−85(第
1表)には、ペプチド性の増殖因子としてEGF及びイ
ンシュリンがそれぞれ10ng/all及び5ag/a
l添加されていることから、これらの増殖因子とSK−
Gとの相互作用について検討した。
EGF及びインシュリンを含まないIPEG−85培地
を調整し、増殖因子の組合せ添加に於ける細胞増殖をS
K−G (100ng/id)の存在下と非存在下で調
べた。24−ウェル培養皿にSK−G (100ng/
m)と共にEG F (10ng/adりインシュリン
(577g/jd)、トランスフェリン(1μg/−)
を加えた生長因子不含IPEG−85培地l−に細胞(
IXIO’)を接種した。
培養皿を5%CO,,95%空気中で6日間、37℃で
インキユベートした。トリプシン(0,1%)で分解し
た後、増殖した細胞をコールタ−カウンターで計測して
、結果を第4図に示した0図中の1はSK−G存在下で
の細胞増殖、口はSK−Gが存在しない時の細胞増殖を
示す。
EGFはこの細胞増殖に強く作用しており、さらにSK
−Gの存在下では増殖効果がより一層強められる傾向が
認められた。
またEGFとSK−Gとの相互作用を明確にするために
、EGFの濃度に対して増殖細胞数をプロットした結果
、第5図に示す通りSK−GはEGFが共存しなくても
増殖促進作用が認められるが、EGF濃度が5ng/d
以上になると共役的に作用してさらに増殖を促進させる
ことが明らかになった。なおEGFとSK−Gとの相互
作用の確認は、細胞(IXIO’)をEGFの種々の濃
度で37℃、6日間、IPEG−85培地14で培養し
、トリプシン(0,1%)で分解後、増殖した細胞をコ
ールタ−カウンターを用いて計測したもので、その第5
図中の+はSK−G存在下で、−〇−はSK−Gが存在
しない時の細胞増殖におけるEGFの効果を示す。
(7)本発明の蛋白質因子SK−Gの上記及びその他判
明した性状は下記の如く要約できる。
■ 分子量:20.OOO±2000 (GPC)。
22.000±2000 (SO3PAGE)■ 等電
点:  p15±0.1゜ ■ 紫外部吸収スペクトル:λaax 280ntss
λwax  3.3 0nai。
■ 呈色反応:6N  HCl、105℃で一昼夜酸加
水分解物のニンヒドリン 反応は陽性。
■ 溶解性:純水及び1%SDS水溶液に実質的に不溶
性(不溶性乃至難溶性)。
10〜20mMトリス−塩酸緩衝 液、およびリン酸緩衝液に可溶性。
■ SK−GはEGFと共役的に作用し、少なくともT
RC−29R細胞の増殖を促進する。
■ 911安定性:pH4−9,37°C115時間に
て90%以上の細胞増殖作用を 保持する。
pH7,0,60°C130分間にて 100%の細胞増殖作用を保持 する。
pH7,0,100°C,5分間にて 55.4%の細胞増殖作用を保持 する。
■ 熱安定性:pH1,0,60°C530分間にて1
00%の細胞増殖作用を保持 する。
■ 酵素阻害作用ニトリプシン阻害作用はない。
0 既知の細胞増殖因子とは性状が異なる。
■ 細胞障害性:SK−Gの高濃度においても培養細胞
に対する顕著な障害 は認められなかった。従って 本SK−Gの毒性はないもの と推定される。
また、第4表に示すように、SK−Gの性状は既知の細
胞増殖因子の性状と異なる。
第 表 又貝至勿l 上記から増殖細胞数はSK−G無添加の場合の1、5〜
2倍になる。既知の増殖因子を添加してもこの様な著し
い促進効果は認められない。
又、本SK−Gは細胞あるいは組織特異的に細胞増殖作
用を持つことも考えられ、そのために作用する組織が特
定されるため副作用が出にくく医薬品としての利用が期
待できる。
構造解析、遺伝子クローニングを行えば遺伝子操作によ
るSK−G大量生産も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はSK−Gの単離工程図、第2図はSK−Gのp
H安定性を示すグラフ、第3図はSK−G濃度によるT
RC−29R細胞の増殖パターンを示すグラフ、第4図
はTRC−29R細胞の増殖における生長因子の効果を
示すグラフ、第5図はTRC−29SFIB胞の増殖に
おけるEGFの効果を示すグラフ、第6図は紫外部吸収
スペクトルを示すグラフである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも下記の理化学的性状を有する蛋白質因
    子SK−G。 [1]分子量;20000±2000(GPC)220
    00±2200(SDS PAGE)。 [2]等電点;pI5±0.1。 [3]紫外部吸収スペクトル;λmax280nm、λ
    max330nm。 [4]呈色反応;6N HCl、105℃で一昼夜酸加
    水分解処理物のニンヒドリン反応は陽性。 [5]溶解性;純水および1%SDS水溶液に実質的に
    不溶性、少なくとも10〜20mMトリス−塩酸緩衝液
    、リン酸緩衝液に可溶性である。 [6]細胞増殖作用;少なくともTRC−29R細胞の
    細胞増殖を促進する。 [7]pH安定性;pH4〜9(37℃、15時間)に
    て90%以上の細胞増殖作用を保持する。 [8]熱安定性;60℃(pH7.0、30分間)で1
    00%の細胞増殖作用を保持する。 [9]酵素阻害作用;トリプシン阻害作用はない。
  2. (2)少なくとも下記の理化学的性状を有する蛋白質因
    子SK−Gを有効成分とする細胞増殖剤。 [1]分子量;20000±2000(GPC)。 22000±2200(SDS PAGE)。 [2]等電点;pI5±0.10 [3]紫外部吸収スペクトル;λmax280nm、λ
    max330nm。 [4]呈色反応;6N HCl、105℃で一昼夜酸加
    水分解処理物のニンヒドリン反応は陽性。 [5]溶解性;純水および1%SDS水溶液に実質的に
    不溶性、少なくとも10〜20mMトリス−塩酸緩衝液
    、リン酸緩衝液に可溶性である。 [6]細胞増殖作用;少なくともTRC−29R細胞の
    細胞増殖を促進する。 [7]pH安定性;pH4〜9(37℃、15時間)に
    て90%以上の細胞増殖作用を保持する。 [8]熱安定性;60℃(pH7.0、30分間)で1
    00%の細胞増殖作用を保持する。 [9]酵素阻害作用;トリプシン阻害作用はない。
JP1089623A 1989-04-11 1989-04-11 新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤 Pending JPH02268200A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1089623A JPH02268200A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1089623A JPH02268200A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02268200A true JPH02268200A (ja) 1990-11-01

Family

ID=13975882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1089623A Pending JPH02268200A (ja) 1989-04-11 1989-04-11 新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02268200A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Burgess et al. Purification and properties of colony-stimulating factor from mouse lung-conditioned medium.
US4342828A (en) Method for producing substance capable of stimulating differentiation and proliferation of human granulopoietic stem cells
Den et al. Influence of Concanavalin A, wheat germ agglutinin, and soybean agglutinin on the fusion of myoblasts in vitro.
JPH01503355A (ja) 多能性造血細胞集団の誘導分化へのインターロイキン‐1の使用
FI72143C (fi) Foerfarande foer framstaellning av maenniskointerferon.
Hallberg et al. Co-ordinated synthesis of some ribosomal proteins and ribosomal RNA in embryos of Xenopus laevis
JPH03115297A (ja) アシル化された表皮成長因子
MC1847A1 (fr) Fragments d'interferons imnuns recombinants,homogenes et composition pharmaceutiques les contenant
US5011687A (en) Purified Mullerian inhibiting substance and process for treating human ovarian cancer cells
US5135856A (en) Production of autocrine growth factors
JPH02268200A (ja) 新規な蛋白質因子sk―gおよびそれを有効成分とする細胞増殖剤
McQuillan et al. Plasma-membrane-intercalated heparan sulphate proteoglycans in an osteogenic cell line (UMR 106-01 BSP)
Semba et al. Purification of S-100a0 protein from rat kidney
US4610815A (en) Process for producing and obtaining anaphylatoxin- and cocytotaxin-containing leucotaxine preparations and of anaphylatoxin and cocytotaxin proteins in molecularly homogeneous, biologically active form
OEHM et al. Purification and characterization of esterase 6A, a trimeric esterase of the house mouse (Mus musculus)
EP0118286B1 (en) Process for preparing an inhibiting agent
JPH04501666A (ja) 真正fgfの酵母における発現およびプロセシング
JPS59141519A (ja) 制ガン作用を有する蛋白質
EP0125892B1 (en) Islets-activating protein derivatives
EP0618811B1 (en) Proteolytic mixture containing escharase and method of isolating same
JP2799455B2 (ja) 肝実質細胞増殖因子の製造法
Akopyan et al. ON THE ISOLATION AND PURIFICATION OF STRUCTURE‐BOUND PROTEINS: Monoamine Oxidases of Mitochondrial Membranes
JPH0536027B2 (ja)
JP3133148B2 (ja) ヒト細胞性フィブロネクチン、その製造法及び細胞株
JP2551424B2 (ja) TGF−β制御糖タンパク質サブユニツト