JPH02269199A - 油脂 - Google Patents
油脂Info
- Publication number
- JPH02269199A JPH02269199A JP2046726A JP4672690A JPH02269199A JP H02269199 A JPH02269199 A JP H02269199A JP 2046726 A JP2046726 A JP 2046726A JP 4672690 A JP4672690 A JP 4672690A JP H02269199 A JPH02269199 A JP H02269199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- fats
- oils
- fatty acid
- triglyceride
- Prior art date
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- Edible Oils And Fats (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は油脂特にハードバター、マーガリン、ショー
トニングなどの加工油脂原料に有用な油脂に関するもの
である。
トニングなどの加工油脂原料に有用な油脂に関するもの
である。
カカオ脂やハードバター並びにマーガリン又はショート
ニング用油脂は、常温付近において固状乃至可塑性を示
し、体温付近において融解する性質を有する。このよう
な固体脂はしばしばその結晶成長乃至多形が問題とされ
る。例えば、カカオ脂やハードバターはブルーミングの
防止が、マーガリン用油脂についてはグレーニングの防
止が問題になり、テンパリングの要否やグレーニングの
生じ易さが云々される。
ニング用油脂は、常温付近において固状乃至可塑性を示
し、体温付近において融解する性質を有する。このよう
な固体脂はしばしばその結晶成長乃至多形が問題とされ
る。例えば、カカオ脂やハードバターはブルーミングの
防止が、マーガリン用油脂についてはグレーニングの防
止が問題になり、テンパリングの要否やグレーニングの
生じ易さが云々される。
ハードバターの場合、チョコレート等を製造する際のテ
ンバリングの要否により、二大別される。
ンバリングの要否により、二大別される。
即ち、テンパリング不要なタイプのハードバターには、
トランス異性化させた硬化油脂又はラウリン系油脂があ
るが、前者については、異性化による特異臭がチョコレ
ートの風味を損ないやすい難点があり、後者は保存中の
取扱によっては、所謂ソービーな臭味を発生するという
難点がある。−方、テンパリングを必要とするタイプの
ハードバターは、1.3−飽和−2−不飽和型のトリグ
リセリドの多いのが特徴であり、このトリグリセリドと
は異性体である1、2−飽和−3−不飽和型のトリグリ
セリドは、含まれないのが好ましいとされるが、これら
両異性体を分離するには困難が伴う。
トランス異性化させた硬化油脂又はラウリン系油脂があ
るが、前者については、異性化による特異臭がチョコレ
ートの風味を損ないやすい難点があり、後者は保存中の
取扱によっては、所謂ソービーな臭味を発生するという
難点がある。−方、テンパリングを必要とするタイプの
ハードバターは、1.3−飽和−2−不飽和型のトリグ
リセリドの多いのが特徴であり、このトリグリセリドと
は異性体である1、2−飽和−3−不飽和型のトリグリ
セリドは、含まれないのが好ましいとされるが、これら
両異性体を分離するには困難が伴う。
マーガリン用の油脂の場合、ラードはグレーニングが起
こり易い油脂であるとされる。元々、1゜2〜飽和−3
−不飽和型トリグリセリドを多く含む油脂は、天然油脂
は豚脂を除いて殆どないが、天然のラードはその成分の
一つである2−パルミト−オレオ−ステアリンが大粒の
ザラザラした結晶を作り易いとしてランダムエステル交
換を施し、異性体に転換することが行われていて、1,
2−飽和一3−不飽和型トリグリセリドを積極的に利用
することは殆ど行われていない。
こり易い油脂であるとされる。元々、1゜2〜飽和−3
−不飽和型トリグリセリドを多く含む油脂は、天然油脂
は豚脂を除いて殆どないが、天然のラードはその成分の
一つである2−パルミト−オレオ−ステアリンが大粒の
ザラザラした結晶を作り易いとしてランダムエステル交
換を施し、異性体に転換することが行われていて、1,
2−飽和一3−不飽和型トリグリセリドを積極的に利用
することは殆ど行われていない。
本発明者は、結晶成長乃至多形に起因する問題が少なく
取扱い易い食用加工油脂の製造を目的として種々探求を
行う中で、β位に、遊離脂肪酸としての融点が40℃以
上、の脂肪酸の残基(以下Gと略す)が結合し、α位に
、G又は遊離脂肪酸としての融点が20℃以下の脂肪酸
の残基(以下Uと略す)が結合するトリグリセリド((
:、GC,/GGU/UGU)を実質的な成分とし、該
トリグリセリド中、GGUの成分が高い油脂は、融解し
た状態から徐冷、急冷するいずれの場合においても固化
した表面の状態が極めてスムーズであり、長期保存して
もヒビワレが生じない、ザラザラしてこない等といった
外観の状態変化がない等、結晶成長乃至多形の問題が少
ないことを見い出した。これは、対称型グリセリド(G
UG)が固化する場合は収縮がおこり、表面が隆起乃至
陥没したような状態になり、或いは長期保存中にヒビワ
レが生じたり、大粒のザラザラした結晶が出やすいこと
と対比して、極めて特異的である。
取扱い易い食用加工油脂の製造を目的として種々探求を
行う中で、β位に、遊離脂肪酸としての融点が40℃以
上、の脂肪酸の残基(以下Gと略す)が結合し、α位に
、G又は遊離脂肪酸としての融点が20℃以下の脂肪酸
の残基(以下Uと略す)が結合するトリグリセリド((
:、GC,/GGU/UGU)を実質的な成分とし、該
トリグリセリド中、GGUの成分が高い油脂は、融解し
た状態から徐冷、急冷するいずれの場合においても固化
した表面の状態が極めてスムーズであり、長期保存して
もヒビワレが生じない、ザラザラしてこない等といった
外観の状態変化がない等、結晶成長乃至多形の問題が少
ないことを見い出した。これは、対称型グリセリド(G
UG)が固化する場合は収縮がおこり、表面が隆起乃至
陥没したような状態になり、或いは長期保存中にヒビワ
レが生じたり、大粒のザラザラした結晶が出やすいこと
と対比して、極めて特異的である。
上記知見を得るなかで、本発明者は、効率的にG G
G/G G U/U G Uを実質的な成分とし、該ト
リグリセリド中、GGUの成分が高い油脂を得ることを
目的として種々研究を行った。
G/G G U/U G Uを実質的な成分とし、該ト
リグリセリド中、GGUの成分が高い油脂を得ることを
目的として種々研究を行った。
この発明は、G G G/G G U/U G Uを実
質的な成分とし、該トリグリセリド中、GGUの成分が
30〜50%である油脂であり、該油脂は、ハードバタ
ー、マーガリン、ショートニングなどの加工油脂原料に
有用な油脂である。
質的な成分とし、該トリグリセリド中、GGUの成分が
30〜50%である油脂であり、該油脂は、ハードバタ
ー、マーガリン、ショートニングなどの加工油脂原料に
有用な油脂である。
上記「実質的」は、β位に、遊離脂肪酸とじての融点が
40℃未満の脂肪酸の残基が結合するトリグリセリドを
も含めた全トリグリセリド中に占めるG G G/G
G U/U CUの比率が70%以上より好ましくは8
0%以上占めるのがよい。
40℃未満の脂肪酸の残基が結合するトリグリセリドを
も含めた全トリグリセリド中に占めるG G G/G
G U/U CUの比率が70%以上より好ましくは8
0%以上占めるのがよい。
G又はUの脂肪酸は、飽和酸、モノエン酸、多エン酸な
どの別を問わず、またGまたはUが各々単一種類の脂肪
酸である必要もない。例えば、オクタデカン酸やヘキサ
デカン酸等の直鎖脂肪酸はGの典型例であるけれども、
ヘキサン酸はUの例として挙げることができる。又、シ
ス−9−オクタデセン酸、シス−9,シス−12−オク
タデカジエン酸、シス−9,シス−12,シス−15−
オクタデカトリエン酸はUの典型例であるけれども、ト
ランス−9−オクタデセン酸はGの例として挙げること
ができる。
どの別を問わず、またGまたはUが各々単一種類の脂肪
酸である必要もない。例えば、オクタデカン酸やヘキサ
デカン酸等の直鎖脂肪酸はGの典型例であるけれども、
ヘキサン酸はUの例として挙げることができる。又、シ
ス−9−オクタデセン酸、シス−9,シス−12−オク
タデカジエン酸、シス−9,シス−12,シス−15−
オクタデカトリエン酸はUの典型例であるけれども、ト
ランス−9−オクタデセン酸はGの例として挙げること
ができる。
G G G/G CU/U G Uを実質的な成分とし
、該トリグリセリド中、GGUの成分が30〜50%で
ある油脂の製造例は、β位がGに富むグリセリドのα位
に選択的にUを導入する方法である。即ち、具体的には
実質的にGGGからなるトリグリセリド(油脂の水素添
加により可及的IVを低(した油脂、或いは、油脂を分
別して得る高融点部、いずれも好ましいIVは、通常1
0以下。他に、米国特許第3856831号に教示の方
法も例示される。)をグリセリド原料とし、自体公知の
、グリセリドのα位に選択的にUを導入する方法(例え
ば、特開昭52−104506号、特開昭55−717
97号、特開昭55−84397号、特開昭56−12
7094号、特開昭56−163196号、特開昭57
−78496号、特表昭58−500638号、特表昭
59−500649号、特開昭60−19495号の明
細中に開示されている)を用い(より具体的にはα−位
に選択的に作用する脂質分解酵素を用い)、脂肪酸Uま
たは、脂肪酸Uの低級アルコールエステルを脂肪酸導入
源として、グリセリドのα−位脂肪酸(本発明の場合G
)と導入源の脂肪酸(本発明の場合U)をランダムに再
配列する方法がよい。場合によっては、β位にGが結合
するグリセリドのα位を選択的に加水分解し、次いで、
α位に所望の脂肪酸を導入してエステル化する2段の工
程を経るものであってもよい。
、該トリグリセリド中、GGUの成分が30〜50%で
ある油脂の製造例は、β位がGに富むグリセリドのα位
に選択的にUを導入する方法である。即ち、具体的には
実質的にGGGからなるトリグリセリド(油脂の水素添
加により可及的IVを低(した油脂、或いは、油脂を分
別して得る高融点部、いずれも好ましいIVは、通常1
0以下。他に、米国特許第3856831号に教示の方
法も例示される。)をグリセリド原料とし、自体公知の
、グリセリドのα位に選択的にUを導入する方法(例え
ば、特開昭52−104506号、特開昭55−717
97号、特開昭55−84397号、特開昭56−12
7094号、特開昭56−163196号、特開昭57
−78496号、特表昭58−500638号、特表昭
59−500649号、特開昭60−19495号の明
細中に開示されている)を用い(より具体的にはα−位
に選択的に作用する脂質分解酵素を用い)、脂肪酸Uま
たは、脂肪酸Uの低級アルコールエステルを脂肪酸導入
源として、グリセリドのα−位脂肪酸(本発明の場合G
)と導入源の脂肪酸(本発明の場合U)をランダムに再
配列する方法がよい。場合によっては、β位にGが結合
するグリセリドのα位を選択的に加水分解し、次いで、
α位に所望の脂肪酸を導入してエステル化する2段の工
程を経るものであってもよい。
又、GGG/C,GU/UGUを実質的な成分とし、該
トリグリセリド中、GGUの成分が30〜50%である
油脂は、ハードバター、マーガリン、ショートニングな
どの加工油脂原料に有用であり、そのまま、または該油
脂から高融点部又は高融点部と低融点部を除去すること
によりGGUの成分をより高めて使用することができる
。
トリグリセリド中、GGUの成分が30〜50%である
油脂は、ハードバター、マーガリン、ショートニングな
どの加工油脂原料に有用であり、そのまま、または該油
脂から高融点部又は高融点部と低融点部を除去すること
によりGGUの成分をより高めて使用することができる
。
咳高融点部又は低融点部を除去する方法自体は、ハード
バター製造における公知の技術を採用することができる
。即ち、ヘキサン又はアセトンのような有機溶媒を用い
て行う方法、洗浄剤水溶液を用いて行う方法、または、
乾式分画法があげられる。この分画により、トリグリセ
リド中、GGGが6%以下好ましくは3%以下である油
脂を得ることができる。目的物がハードバターである場
合には、特にGGUが60%以上好ましくは70%以上
、UGUが、40%以下好ましくは30%以下であるの
がよい。グリセリド中、部分グリセリドの影響はテンパ
リフグ型ハードバター中に含まれている場合より少なく
、一般に10%程度含まれていても許容できるが、所望
により、アセトン分別若しくはシリカゲル、アルミナ等
の吸着剤を用いて除去してもよい。
バター製造における公知の技術を採用することができる
。即ち、ヘキサン又はアセトンのような有機溶媒を用い
て行う方法、洗浄剤水溶液を用いて行う方法、または、
乾式分画法があげられる。この分画により、トリグリセ
リド中、GGGが6%以下好ましくは3%以下である油
脂を得ることができる。目的物がハードバターである場
合には、特にGGUが60%以上好ましくは70%以上
、UGUが、40%以下好ましくは30%以下であるの
がよい。グリセリド中、部分グリセリドの影響はテンパ
リフグ型ハードバター中に含まれている場合より少なく
、一般に10%程度含まれていても許容できるが、所望
により、アセトン分別若しくはシリカゲル、アルミナ等
の吸着剤を用いて除去してもよい。
[作用〕
トリグリセリド中に占めるGGG/GGU/UGUの比
率が低いと、GGUと分離し難いGUG成分が多く含ま
れ、プルーミングやグレーニング等°の多形現象乃至結
晶成長の問題を解決できる加工油脂を得難い。
率が低いと、GGUと分離し難いGUG成分が多く含ま
れ、プルーミングやグレーニング等°の多形現象乃至結
晶成長の問題を解決できる加工油脂を得難い。
また遊離脂肪酸としてのG及びUの融点が40℃以上及
び20℃以下であることにより、グリセリド中に異なる
脂肪酸が導入されて「三重鎖長」構造のβ−型結晶形態
をとりにくくさせ、上記GGG/GGtJ/UCUの比
率が高いことと相撲って安定な結晶形態を速やかにとる
ことができる。
び20℃以下であることにより、グリセリド中に異なる
脂肪酸が導入されて「三重鎖長」構造のβ−型結晶形態
をとりにくくさせ、上記GGG/GGtJ/UCUの比
率が高いことと相撲って安定な結晶形態を速やかにとる
ことができる。
GGG/GGU/UGU l−リグリセリド中、GGU
の成分が30〜50%であることにより、収率よ< C
CUに富んだ区分を得ることができる。30%未満では
、収率が悪(,50%は、脂肪酸の再配列上の技術的上
限である。
の成分が30〜50%であることにより、収率よ< C
CUに富んだ区分を得ることができる。30%未満では
、収率が悪(,50%は、脂肪酸の再配列上の技術的上
限である。
本発明油脂の利用に際しての高融点区分の除去は、GG
G含量を低下させ口溶けを改善し、低融点部の除去はU
GUの含量を低下させ、常温での硬さを増す。従って、
高融点区分及び低融点部の除去は、融解性状の優れた(
常温付近の温度領域で硬く、体温付近の温度領域で急に
融解する)ハードバターを得ることができる。このハー
ドバターは、テンパリング不要の油脂として使用するこ
とができ、Gとして、トランス−9−オクタデセン酸や
ドデカン酸を殆ど含まない油脂を調製できるので、特異
臭やソービー臭のない或いは生じないテンパリング不要
油脂としても極めて有用である。
G含量を低下させ口溶けを改善し、低融点部の除去はU
GUの含量を低下させ、常温での硬さを増す。従って、
高融点区分及び低融点部の除去は、融解性状の優れた(
常温付近の温度領域で硬く、体温付近の温度領域で急に
融解する)ハードバターを得ることができる。このハー
ドバターは、テンパリング不要の油脂として使用するこ
とができ、Gとして、トランス−9−オクタデセン酸や
ドデカン酸を殆ど含まない油脂を調製できるので、特異
臭やソービー臭のない或いは生じないテンパリング不要
油脂としても極めて有用である。
マーガリン用油脂を目的とする場合は低融点部の除去は
必要ではない。
必要ではない。
以下この発明を実施例及び参考例で説明する。
実施例1
下表の組成(特にことわらないものは重量比率で示す、
以下同じ)(表中例えばCl8F1は、炭素数18、不
飽和結合数1の脂肪酸残基であることを示す)を有する
菜種油の掻度硬化油(IV O,48)及び、脂肪酸
のエチルエステルを、4:6の重量比率で混合し、ヘキ
サンを溶媒とし、リゾープスデレマーの固定化リパーゼ
を用い、系中水分200乃至300ppm、温度43℃
で、グリセリドのα−位とエチルエステルの脂肪酸をラ
ンダム化する再配列をした(反応率93.1%)。
以下同じ)(表中例えばCl8F1は、炭素数18、不
飽和結合数1の脂肪酸残基であることを示す)を有する
菜種油の掻度硬化油(IV O,48)及び、脂肪酸
のエチルエステルを、4:6の重量比率で混合し、ヘキ
サンを溶媒とし、リゾープスデレマーの固定化リパーゼ
を用い、系中水分200乃至300ppm、温度43℃
で、グリセリドのα−位とエチルエステルの脂肪酸をラ
ンダム化する再配列をした(反応率93.1%)。
脱溶剤及び蒸溜による脱エチルエステルにより反応油脂
を回収し、これをヘキサンを用いて高融点部分(収率1
7.7%)及び、低融点部(収率43.3%)を除去し
、中融点部(収率38.9%)を得た。
を回収し、これをヘキサンを用いて高融点部分(収率1
7.7%)及び、低融点部(収率43.3%)を除去し
、中融点部(収率38.9%)を得た。
上記反応油及びそれから得た中融点画分の組成は次表の
通りであった。
通りであった。
表中S3.S2U、SO2等の記号及びその分析方法は
「油化学J 34(1)36−41 (1−985)に
準じた。S2O中のSO5とSSOの比率を、硝酸銀処
理TLCにより分離してデンシトメーターにより分析し
たところいずれの画分ち前者5%以下後者95%以上で
あった。
「油化学J 34(1)36−41 (1−985)に
準じた。S2O中のSO5とSSOの比率を、硝酸銀処
理TLCにより分離してデンシトメーターにより分析し
たところいずれの画分ち前者5%以下後者95%以上で
あった。
尚、HPLC分析(高速液体クロマト)では、550区
分63.7%、PSO、SLS 、 500区分22.
8%、SSS 、 ASO区分4.0%、ppo 、
poo区分3.1%、pps区分2.3%であり(但し
、S、O,P、L及びAは各々、ステアリン酸、オレイ
ン酸、バルミチン酸、リノール酸及びアラキシン酸の残
基を示す) 、GGU成分は全トリグリセリド中75%
を越えていた。
分63.7%、PSO、SLS 、 500区分22.
8%、SSS 、 ASO区分4.0%、ppo 、
poo区分3.1%、pps区分2.3%であり(但し
、S、O,P、L及びAは各々、ステアリン酸、オレイ
ン酸、バルミチン酸、リノール酸及びアラキシン酸の残
基を示す) 、GGU成分は全トリグリセリド中75%
を越えていた。
尚、反応油から高融点部を除去したもののS3.S20
.502以上の不飽和の比率は、各々0.73%、 4
2.4%、 56.9%であり、マーガリン原料として
使用できるものであった。また、中融点画分をシリカゲ
ルカラムに通して精製したものの5FI(固体脂指数)
曲線はハードバターとして好ましい融解性状であった。
.502以上の不飽和の比率は、各々0.73%、 4
2.4%、 56.9%であり、マーガリン原料として
使用できるものであった。また、中融点画分をシリカゲ
ルカラムに通して精製したものの5FI(固体脂指数)
曲線はハードバターとして好ましい融解性状であった。
実施例2
パーム油から溶剤分別して得た高融点画分(IVO,1
3)(組成は下表)及び実施例1と同じエチルエステル
を4対6の重量比率で混合し、実施例1と同様に脂肪酸
を再配列しく反応率92%)、反応油脂を回収し、高融
点部分及び低融点部を除去し、中融点部(組成は下表)
を得た。
3)(組成は下表)及び実施例1と同じエチルエステル
を4対6の重量比率で混合し、実施例1と同様に脂肪酸
を再配列しく反応率92%)、反応油脂を回収し、高融
点部分及び低融点部を除去し、中融点部(組成は下表)
を得た。
中融点画分をTLC−FID分析したところ、トリグリ
セリド中、S2U成分81.7%、S3成分2.0%、
502以上の不飽和成分18%で、HPLC分析では、
550区分0.2%、PSO,SSL、500区分9.
8%、ppo 、 po。
セリド中、S2U成分81.7%、S3成分2.0%、
502以上の不飽和成分18%で、HPLC分析では、
550区分0.2%、PSO,SSL、500区分9.
8%、ppo 、 po。
区分74.7%、pps区分0.7%であり、GGU成
分は全トリグリセリド中75%を越えていた。この両分
は、ハードバターとして良好な融解性状を示した。
分は全トリグリセリド中75%を越えていた。この両分
は、ハードバターとして良好な融解性状を示した。
実施例3
実施例1と同じ菜種油の極度硬化油及び、C6が99.
8%を占める脂肪酸のメチルエステルを、4対6の重量
比率で混合し、実施例1と同様に、選択的なエステル交
換を行い(反応率92%)、反応油脂を回収し、これか
ら、中融点部を得た。
8%を占める脂肪酸のメチルエステルを、4対6の重量
比率で混合し、実施例1と同様に、選択的なエステル交
換を行い(反応率92%)、反応油脂を回収し、これか
ら、中融点部を得た。
上記反応油及びそれから得た中融点画分のトリグリセリ
ド組成は下表の通りであった。
ド組成は下表の通りであった。
実施例4
硬化菜種油とリノール酸エチルを4=6で配合する他は
、実施例1と同様に、中融点画分を得た。
、実施例1と同様に、中融点画分を得た。
この両分の脂肪酸組成は、多い順にCl862.1%、
Cl8F234.1%、Cl8F11.3%、C161
,3%、C200,9%であり、TLC−FID分析値
は、トリグリセリド中、SO2成分81.6%、502
以上の不飽和成分15.9%、S3成分2.5%、HP
LC分析では、SSL、PSO。
Cl8F234.1%、Cl8F11.3%、C161
,3%、C200,9%であり、TLC−FID分析値
は、トリグリセリド中、SO2成分81.6%、502
以上の不飽和成分15.9%、S3成分2.5%、HP
LC分析では、SSL、PSO。
SOO区分7162%、LPO,LSL区分11.5%
: SSO区分8.1%、LSO,PSL区分4.9%
: SSS、ASU区分0.9%であり、GGU成分は
全トリグリセリド中75%を越えていた。
: SSO区分8.1%、LSO,PSL区分4.9%
: SSS、ASU区分0.9%であり、GGU成分は
全トリグリセリド中75%を越えていた。
実施例5
パーム油を溶剤分別して、第一段で高融点部を除去し、
第二段で液体側を除去した油脂について水素添加により
極度硬化をした(IVO,12)。この硬化油を使用す
る他は、実施例1と同様にして、中融点画分を得た。こ
の両分の分析値は以下の通りであった。
第二段で液体側を除去した油脂について水素添加により
極度硬化をした(IVO,12)。この硬化油を使用す
る他は、実施例1と同様にして、中融点画分を得た。こ
の両分の分析値は以下の通りであった。
参考例1
実施例1の中融点画分をカカオ脂と種々の割合で混合し
、これらの合計が4部に対して粉116部、色素若干量
を配合し、これを用いてブルームテストを行った。即ち
、60℃で融解後、テンパリングすることなく型流しし
、5℃で30分放置後型抜きし、20℃保存若しくは、
18℃と30℃の交互保存(1日4サイクル)を行った
。
、これらの合計が4部に対して粉116部、色素若干量
を配合し、これを用いてブルームテストを行った。即ち
、60℃で融解後、テンパリングすることなく型流しし
、5℃で30分放置後型抜きし、20℃保存若しくは、
18℃と30℃の交互保存(1日4サイクル)を行った
。
サフラワー油(ハイオレイック)とステアリン酸メチル
を4−6で用いる他は実施例1と同様にして、反応油を
得、その中融点部を分取して、GUGに冨む油脂を得た
。
を4−6で用いる他は実施例1と同様にして、反応油を
得、その中融点部を分取して、GUGに冨む油脂を得た
。
実施例1で得た中融点画分(以下SSO脂という)と本
参考例で得た中融点画分(以下SO3脂という)とを、
種々の割合で混合した油脂を調製し、−旦60″Cで融
解したものを20℃に4時間エージングしたものについ
て、DSC(示差走査熱量計)により、高温度(39〜
41℃)のピークに移行した比率を求めたところ、SS
Oの転移速度は著しく早いこと、SO5の含量が増える
につれて転移速度が遅くなることが明瞭に観察された。
参考例で得た中融点画分(以下SO3脂という)とを、
種々の割合で混合した油脂を調製し、−旦60″Cで融
解したものを20℃に4時間エージングしたものについ
て、DSC(示差走査熱量計)により、高温度(39〜
41℃)のピークに移行した比率を求めたところ、SS
Oの転移速度は著しく早いこと、SO5の含量が増える
につれて転移速度が遅くなることが明瞭に観察された。
また、阻1〜5の各油脂を、100 ml容のビーカー
に採り、60℃で融解後30℃で24時間保持した状態
を観察したところ、阻1及び2は表面がスムーズで透明
感があり、且つ平面であったのに対して、Nα3は粉末
状の粗大な結晶が観察され、U字型に湾曲した面であり
、Nα4及びNα5は表面がデコボコであった。又同じ
<60℃で融解後25℃で24時間保持した状態につい
て観察したところ、No、 1〜4は表面がスムーズで
、SO3の含量が増えるにつれて白っぽくなっていった
が、No5は表面がスムーズでなく中央付近で2段に陥
没した状況が観察された。
に採り、60℃で融解後30℃で24時間保持した状態
を観察したところ、阻1及び2は表面がスムーズで透明
感があり、且つ平面であったのに対して、Nα3は粉末
状の粗大な結晶が観察され、U字型に湾曲した面であり
、Nα4及びNα5は表面がデコボコであった。又同じ
<60℃で融解後25℃で24時間保持した状態につい
て観察したところ、No、 1〜4は表面がスムーズで
、SO3の含量が増えるにつれて白っぽくなっていった
が、No5は表面がスムーズでなく中央付近で2段に陥
没した状況が観察された。
参考例3
Claims (1)
- (1)β位に、遊離脂肪酸としての融点が40℃以上の
脂肪酸の残基(以下Gと略す)が結合し、α位に、G又
は遊離脂肪酸としての融点が20℃以下の脂肪酸の残基
(以下Uと略す)が結合するトリグリセリド(GGG/
GGU/UGU)を実質的な成分とし、該トリグリセリ
ド中、GGUの成分が30〜50%である油脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2046726A JPH0816234B2 (ja) | 1985-03-29 | 1990-02-26 | 食用油脂組成物 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60067250A JPS61224934A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 油脂の製造法 |
| JP2046726A JPH0816234B2 (ja) | 1985-03-29 | 1990-02-26 | 食用油脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60067250A Division JPS61224934A (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 油脂の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02269199A true JPH02269199A (ja) | 1990-11-02 |
| JPH0816234B2 JPH0816234B2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=26386841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2046726A Expired - Lifetime JPH0816234B2 (ja) | 1985-03-29 | 1990-02-26 | 食用油脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0816234B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05211837A (ja) * | 1991-10-03 | 1993-08-24 | Unilever Nv | 非テンパリング菓子用脂肪 |
| WO2005094598A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Fuji Oil Company, Limited | ハードバター及びその製造法 |
| JP2008516018A (ja) * | 2004-10-08 | 2008-05-15 | アールフスカールスハムン デンマーク アクティーゼルスカブ | 脂肪組成物 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3856831A (en) * | 1973-07-12 | 1974-12-24 | Fuji Oil Co Ltd | Process for preparing hard butter |
| JPS576480A (en) * | 1980-06-13 | 1982-01-13 | Nec Corp | Buffer memory control system |
-
1990
- 1990-02-26 JP JP2046726A patent/JPH0816234B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3856831A (en) * | 1973-07-12 | 1974-12-24 | Fuji Oil Co Ltd | Process for preparing hard butter |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2008516018A (ja) * | 2004-10-08 | 2008-05-15 | アールフスカールスハムン デンマーク アクティーゼルスカブ | 脂肪組成物 |
| US8133526B2 (en) | 2004-10-08 | 2012-03-13 | Aarhuskarlshamn Denmark | Fat compositions |
| JP2013018984A (ja) * | 2004-10-08 | 2013-01-31 | Aarhuskarlshamn Denmark As | 脂肪組成物 |
| JP2016020501A (ja) * | 2004-10-08 | 2016-02-04 | エーエーケー デンマーク エー/エス | 脂肪組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0816234B2 (ja) | 1996-02-21 |
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Legal Events
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |